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JP3667494B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents

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JP3667494B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は磁気ディスク装置に係り、特に、再生信号をACGにより一定の振幅に増幅して出力する磁気ディスク装置に関する。
近年、磁気ディスク装置などの情報記録再生装置では、小型化、大容量化にともない、高感度で、小型化が可能なMR(Magneto-Resistive ;磁気抵抗)型磁気ヘッドが搭載されている。
【0002】
しかし、MR型磁気ヘッドでは、磁気ディスクとの接触により熱応答現象(Thermal Asperity現象)が発生する。熱応答現象が発生した場合、熱応答現象が発生した磁気ディスク上の位置の情報にDC(直流)不平衡が発生し、AGC(Automatic Gain Control)によりアンプのゲインが大きく変動して、熱応答現象が終了した位置の再生信号の増幅に影響を与え、熱応答現象発生部分以外の再生信号がエラーとなってしまう。熱応答現象は一時的なものであり、ギャップ部などで発生した場合には、データに対して何ら関係ないにもかかわらず、AGCによりデータ部分のエラーを誘発していた。AGCによるエラー発生を低減する必要があった。
【0003】
【従来の技術】
図7に従来の磁気ディスク装置の一例のブロック構成図を示す。
従来の磁気ディスク装置100は、磁気ディスク101に磁気的に情報を記録する。磁気ディスク101は、スピンドルモータ102により矢印A方向に回転される。
【0004】
磁気ディスク101の表面には、磁気ディスク101に磁気的に作用し、磁気ディスク101に情報を記録するとともに、磁気ディスク101に記録された情報を読み出すMR型磁気ヘッド103が対向して配置される。磁気ヘッド103は、アーム104に固定され、磁気ディスク101の回転により磁気ディスク101の表面からわずかに浮上した状態で、磁気ディスク101に情報の記録再生を行う。
【0005】
アーム104は、回転軸105を中心に回動自在に保持されており、先端に磁気ヘッド103が保持され、回転軸105を挟んで反対側にはボイスコイルモータ106とされている。アーム104は、ボイスコイルモータ106により回転軸105を中心に矢印B方向に回動して、磁気ヘッド103を磁気ディスク101の半径方向に移動させる。
【0006】
磁気ヘッド103は、接続線107を介してヘッドIC(Integrated Circuit)108に接続される。
ヘッドIC108は、磁気ディスク101から磁気ヘッド103により読み出されたリード信号を増幅する。ヘッドIC108で増幅されたリード信号は、R/W(Read/Write)制御回路109に供給される。
【0007】
R/W制御回路109は、ヘッドIC108から供給されたリード信号を波形整形して、復調する。R/W制御回路109で復調された信号は、HDC(Hard Disk Drive Controler )112に供給される。
図8に従来の磁気ディスク装置の一例の読み出し制御回路のブロック構成図を示す。
【0008】
R/W制御回路109は、読み出し制御回路(リードチャネル;Read Channel;RDC)120、及び、書き込み制御回路(図示せず)を有する。
読み出し制御回路120は、リード信号を増幅するアンプ121、アンプ121で増幅されたリード信号から不要成分を除去するフィルタ122、フィルタ122で不要成分が除去されたリード信号の歪みを除去するイコライザ123、イコライザ123で歪みが除去されたリード信号を所定のスライスレベルでスライスし、波形整形するレベル検出回路124、レベル検出回路124で波形整形された信号から元のデータを復調する復調器125、イコライザ123でイコライジングされたリード信号に同期したクロックを生成するPLL(Phase Locked Loop )回路126、フィルタ122の出力リード信号のレベルに応じてアンプ121の利得をフィルタ122の出力リード信号の振幅が一定になるよう制御するAGC(Automatic Gain Control)コントローラ127から構成される。
【0009】
読み出し制御回路120に供給されたヘッドIC108の出力再生信号は、まず、アンプ121に供給される。アンプ121は、AGCコントローラ127からのAGCコントロール信号に応じて利得が制御され、ヘッドIC108から供給される再生信号の振幅が一定になるように増幅を行う。アンプ121の出力再生信号は、フィルタ122に供給される。
【0010】
フィルタ122は、不要成分を除去するためのフィルタで、アンプ121から供給された再生信号から不要成分を除去する。フィルタ122には、MPU110からカットオフ周波数制御信号が供給される。
フィルタ122は、MPU110から供給されるカットオフ周波数制御信号によりカットオフ周波数fc が制御され、通過帯域が制御される。フィルタ122により不要成分が除去された再生信号は、イコライザ123、及び、AGCコントローラ127に供給される。
【0011】
AGCコントローラ127は、フィルタ122の出力再生信号の振幅を検出して、振幅が所定の振幅より大きければ、アンプ121の利得が小さなり、振幅が所定の振幅より小さければ、アンプ121の利得が大きくなるAGCコントロール信号を生成し、アンプ121に供給する。
アンプ121は、AGCコントローラ127から供給されるAGCコントロール信号により利得が制御され、ヘッドIC108から供給される再生信号の振幅が一定になるように増幅を行う。
【0012】
一方、イコライザ123は、フィルタ122から供給された再生信号から歪みを除去する。イコライザ123で歪みが除去された再生信号は、レベル検出回路124、及び、PLL回路126に供給される。
レベル検出回路124は、イコライザ123で歪みが除去された再生信号を所定のスライスレベルでスライスすることにより、再生信号をパルス状に波形整形する。イコライザ123には、MPU110からスライスレベル制御信号が供給されており、MPU110から供給されるスライスレベル制御信号に応じてスライスレベルが可変される。
【0013】
また、PLL回路126は、イコライザ123で歪みが除去された再生信号から、再生信号に同期したクロックを生成する。PLL回路126で生成されたクロックは、復調器125に供給されるとともに、復調器125で復調されたデータと共にHDC112に供給される。
レベル検出回路124でパルス状にされた再生信号は復調器125に供給される。復調器125は、レベル検出回路124からの再生パルス信号、及び、PLL回路126で生成されたクロックから元のデータの復調を行う。
【0014】
復調器125で復調されたデータは、PLL回路126のクロックとともに、HDC112に供給される。
MPU110は、R/W制御回路109、DSP(Digital Signal Processor)111、HDC(Hard disk Drive Contorler )112に接続される。MPU110は、磁気ディスク101に記録再生する情報の処理を行うとともに、磁気ヘッド103により磁気ディスク101から読み取られた情報に応じて磁気ディスク101の回転、及び、磁気ヘッド103の位置決めの制御を行う。
【0015】
DSP111は、MPU110から供給される磁気ディスク101の回転速度を決定するディジタルデータに応じてスピンドルモータ102の回転を制御するディジタルデータを生成する。また、DSP111は、MPU110から供給される磁気ヘッド103の位置を決定するディジタルデータに応じてボイスコイルモータ106を制御するディジタルデータを生成する。
【0016】
DSP111で生成されたスピンドルモータ102の回転を制御するディジタルデータ、及び、ボイスコイルモータ106の回動位置を制御するディジタルデータは、それぞれにDAC(Digital Analog Converter)114に供給される。DAC113は、DSP111から供給されたスピンドルモータ102の回転を制御するディジタルデータ、及び、ボイスコイルモータ106の回動位置を制御するディジタルデータをそれぞれにアナログ信号に変換する。
【0017】
DSP113からDAC113に供給されたスピンドルモータ102の回転を制御するディジタルデータは、DAC113でアナログ信号に変換された後、スピンドル駆動回路114に供給される。スピンドル駆動回路114は、DAC113から供給されたアナログ信号に応じてスピンドルモータ102を駆動する駆動信号を生成してスピンドルモータ102に供給する。スピンドルモータ102は、スピンドルモータ駆動回路114から供給される駆動信号により回転され、磁気ディスク101を矢印A方向に一定の回転速度で回転させる。
【0018】
DSP111からDAC113に供給されたボイスコイルモータ106の回動位置を制御するディジタルデータは、DAC113でアナログ信号に変換された後、ボイスコイルモータ駆動回路115に供給される。ボイスコイルモータ駆動回路115は、DAC113から供給されたアナログ信号に応じてボイスコイルモータ106を駆動する駆動信号を生成してボイスコイルモータ106に供給する。ボイスコイルモータ106は、ボイスコイルモータ駆動回路115から供給される駆動信号により矢印B方向にアーム104の回動位置を制御して、磁気ヘッド103の位置決めを行う。
【0019】
一方、HDC112には、リードライトデータを一時保持するメモリ116、及び、外部との接続を行うインターフェース(IF)117が接続される。HDC112は、磁気ディスク装置100と外部機器とのデータの送受信を制御する。
インターフェース117には、ホストコンピュータ130が接続される。ホストコンピュータ130は、磁気ディスク装置100にデータの書き込み、読み出しを行い、データの処理を行う。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、従来の磁気ディスク装置では、MR型磁気ヘッドと磁気ディスクの突起との衝突により生じる熱応答現象により、再生信号のDCレベルが一時的に増大し、AGC制御が係ると、AGC制御では、再生信号の振幅を抑制しようとして、アンプの利得を低減する制御を行う。
【0021】
図9に従来の磁気ディスク装置の一例のデータ領域再生時の動作波形図を示す。図9(A)は磁気ディスク101のデータ領域のデータフォーマット、図9(B)はリードゲート信号、図9(C)は再生信号、図9(D)はAGCコントロール信号、図9(E)はアンプの出力再生信号を示す。
磁気ディスク101のデータ領域は、ギャップ部GAP、プリアンブル部PREAMBLE、トレーニング部TR、シンクバイト部SB、データ部DATA、ECC(Error Checking and Correcting)部ECCから構成される。
【0022】
ここで、ギャップ部GAPに熱応答現象が起こったときに、図9(C)に示すようにアンプに供給される再生信号波形の出力直流レベルが一時的に増加する。再生信号が図9(C)に示すように増加すると、AGCコントローラがこれにより制御され、図9(D)に示すようにアンプに供給するAGCコントロール信号を増加させる。アンプは、AGCコントロール信号の増加により利得が低減される。AGCコントローラは、AGCコントロール信号が急激に変化すると、図9(D)に示すようにAGCコントロール信号は低下が遅延され、図9(B)に示すリードゲート信号がアサートされた後でも、図9(E)に示すように充分な振幅が得られない。
【0023】
図9(E)に示すように再生信号が十分な振幅が得られないままで、データ部DATAの前のシンクバイト部SBまで及び、シンクバイト検出に失敗すると、データ部DATAの読み取りが行えず、リードエラーが発生する等の問題点があった。
また、この現象がデータ領域の間に設けられた、サーボ領域のギャップ部で発生すると、データ領域と同様にサーボ部の前に設けられたサーボマーク部SMが読みとれず、シークエラーが発生する等の問題点があった。
【0024】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、再生信号の直流レベルに急激な増減が生じても、以降のデータの読みみを確実に行える磁気ディスク装置を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、情報が磁気的に記録される磁気ディスクと、該磁気ディスクから信号を再生する磁気ヘッドと、利得制御信号に基づいて利得が制御され、該利得に応じて、該磁気ヘッドにより該磁気ディスクから再生された再生信号を、その振幅が一定となるように増幅する自動利得制御増幅手段と、該自動利得制御増幅手段の出力再生信号により復調を行う復調手段とを具備する磁気ディスク装置において、
前記利得制御信号を保持する保持手段と、
前記復調手段の出力復調信号の読込エラーを検出するエラー検出手段と、
再読み込み回数毎に、前記保持手段による利得制御信号の保持機能のオン/オフを制御する自動利得制御ホールド設定情報が設定されたテーブルと、
前記エラー検出手段で読込エラーが検出されたときに、再読み込みを行うとともに、再読み込み回数をカウントし、該再読み込み回数に応じた前記自動利得制御ホールド設定情報を前記テーブルから読み出し、前記テーブルから読み出された前記自動利得制御ホールド設定情報に基づいて前記保持手段による前記利得制御信号を固定する制御手段を有することを特徴とする。
【0026】
請求項1によれば、再読み込み時には、自動利得制御増幅手段の利得を一定に保持し、再生を行うことにより、磁気ディスクと磁気ヘッドとの衝突により再生信号が急激に増減する、いわゆる、熱応答現象が発生した場合に、熱応答現象による再生信号の急激な増減により、自動利得制御増幅手段の利得が一時的に急激に制御され、この利得の変動が熱応答現象発生部分以外の再生信号が影響されることがないので、熱応答現象発生部分以外の再生信号を安定して得られる。また、テーブルに設定された自動利得制御ホールド設定情報により、再読み込み回数毎に利得制御信号を固定する。
【0027】
請求項2は、前記磁気ディスクには、データ領域の間に、ギャップ部を介してサーボ情報が記録されており、
前記制御手段は、前記サーボ情報にエラーが発生したとき、再読み込みを行うとともに、前記再生信号のうち前記サーボ情報の直前のギャップ部から前記保持手段を制御することを特徴とする。
【0028】
請求項2によれば、サーボ情報にエラーが発生したとき、再読み込みを行うとともに、再生信号のうちサーボ情報の直前のギャップ部から保持手段を制御することにより、サーボ情報の再読み込み時には、ギャップ部から自動利得制御増幅手段の利得を一定に保持することができ、サーボ情報再生に関係ないギャップ部で熱応答現象が発生した場合に、熱応答現象による再生信号の急激な増減により、自動利得制御増幅手段の利得が一時的に急激に制御され、この利得の変動が熱応答現象発生部分以外のサーボ情報が影響されることがないので、熱応答現象発生部分以外のサーボ情報を安定して得られる。
【0029】
請求項3は、 前記アンプの出力再生信号の直流レベルを検出するレベル検出手段を有し、
前記制御手段は、前記エラー検出手段で読込エラーが検出されたときに、再読み込みを行うとともに、前記レベル検出手段で検出された直流レベルが所定のレベル以上のときに、再読み込み回数をカウントし、該再読み込み回数に応じた保持情報を前記テーブルから読み出し、前記レベル検出手段で検出された直流レベルが所定のレベル以上のときに、前記テーブルから読み出された該保持情報に基づいて前記保持手段による前記利得制御信号の保持機能をオン/オフさせることを特徴とする。
【0030】
請求項3によれば、エラー検出手段で読込エラーが検出されたときに、再読み込みを行うとともに、レベル検出手段で検出された直流レベルが所定のレベル以上のときに、利得保持手段を制御して再生信号の直前の利得に保持することにより、熱応答現象による再生信号の急激な増減をレベル検出手段により検出し、熱応答現象発生部分だけを一定の利得で増幅することができるので、熱応答現象発生部分以外では自動利得制御増幅手段を動作されることができ、したがって、熱応答現象発生部分以外の再生信号の振幅を一定にでき、再生信号の復調を確実に行える。
【0031】
請求項4は、前記レベル検出手段は、前記磁気ヘッドと前記磁気ディスクとの衝突により生じる熱応答現象を検知可能にスライスレベルが設定されたことを特徴とする。
請求項4によれば、レベル検出手段のスライスレベルを磁気ヘッドと前記磁気ディスクとの衝突により生じる熱応答現象を検知可能なレベルに設定することにより熱応答現象を確実に検知でき、熱応答現象によるエラーを低減できる。
【0032】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の磁気ディスク装置の一実施例のブロック構成図を示す。同図中、図7と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例の磁気ディスク装置1は、図7に示す従来の磁気ディスク装置100とは、R/W制御回路10の読み出し制御回路20内に設けられたAGCコントローラ30の構成、及び、MPU40の動作が相違する。
【0033】
図2に本発明の磁気ディスク装置の一実施例の読み取り制御回路のブロック構成図を示す。同図中、図8と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例の読み出し制御回路20のAGCコントローラ30は、フィルタ122の出力再生信号を直流信号に変換する全波整流器31、全波整流器31で直流信号に変換された再生信号に応じたAGCコントロール信号を生成するAGCチャージポンプ32、アンプ121の出力再生信号のレベルを検出するコンパレータ33と、MPU40から供給され、AGCホールド制御信号とコンパレータ33の出力論理との論理和を出力するORゲート34、AGCチャージポンプ32とアンプ121との接続点に接続され、AGCチャージポンプ32の出力AGCコントロール信号を保持するコンデンサC1 、AGCチャージポンプ32とアンプ121との間に設けられ、ORゲート34の出力論理に応じてスイッチングされ、AGCコントロール信号のアンプ121への供給を制御するスイッチSW1 から構成される。
【0034】
コンパレータ33には、MPU40から一定のスライスレベルSL10が供給されており、アンプ121の出力再生信号レベルがスライスレベルSL10以上となったときに、ハイレベルを出力し、アンプ121の出力再生信号レベルがスライスレベルSL10以下のときにはローレベルを出力する。
コンパレータ33の出力論理は、ORゲート34に供給される。また、ORゲート34には、MPU40からAGCホールド制御信号が供給されており、コンパレータ11の出力論理とMPU40からのAGCホールド制御信号との論理和を取る。
【0035】
すなわち、ORゲート34の出力論理は、コンパレータ33の出力論理とMPU40からのAGCホールド制御信号とのうちいずれか一方がハイレベルのときには、ハイレベルとなり、コンパレータ33の出力論理、及び、MPU40からのAGCホールド制御信号の両方がローレベルであれば、ローレベルとなる。MPU40からのAGCホールド制御信号は、読込エラーが発生したときに、ギャップ部GAPから読込エラーが発生したデータ領域の間ハイレベルとなる。一方、コンパレータ33の出力論理は、熱応答現象などによりアンプ121の出力再生信号の直流レベルが増加し、予め設定されたスライスレベルSL10より大きくなると、ハイレベルとなる。すなわち、AGCコントロール信号が異常に増加したときに、ハイレベルとなる。
【0036】
したがって、読込エラーが発生したデータ領域のうち熱応答現象などで、直流レベルがスライスレベルSL10以上となった部分だけ、ハイレベルとなる。
ORゲート34の出力論理は、スイッチSW1 の制御端子に供給される。スイッチSW1 は、制御端子がハイレベルのときにオンし、制御端子がローレベルのときにはオフする。
【0037】
スイッチSW1 がオンのときには、AGCチャージポンプ32の出力信号によりアンプ121の利得が制御される。また、スイッチSW1 がオフのときには、コンデンサC1 に保持された直前の再生信号の状態に応じた利得に固定された状態でアンプ121により再生信号の増幅が行われる
【0038】
図3に本発明の磁気ディスク装置の一実施例のリトライテーブルのデータ構成図を示す。
リトライテーブル21は、リトライ回数を示すリトライ回数情報N、フィルタ122のカットオフ周波数fc を設定するためのカットオフ周波数設定情報Fc 、レベル検出回路124のスライスレベルslを設定するためのスライスレベル設定情報SL、AGCホールドのオン・オフを制御するAGCホールド情報Hから構成される。
【0039】
リトライ回数情報Nは、リトライ回数「1」〜「n」が格納される。このリトライ回数毎にフィルタ122のカットオフ周波数fc を設定するための情報、レベル検出回路124のスライスレベルsl、AGCホールドのオン・オフが設定される。なお、MPU40は、リトライをn回繰り返し、正常に情報を読み出せない場合には、リトライ処理エラーと認識する。
【0040】
カットオフ周波数設定情報Fc は、フィルタ122のカットオフ周波数fc を設定するための情報で、基準となるカットオフ周波数fc0に対する増減の情報が格納される。例えば、リトライ回数N=1のときは、カットオフ周波数設定情報Fc は、「+10%」で、基準となるカットオフ周波数fc0に対して「+10%」のカットオフ周波数fc1が設定される。また、リトライ回数N=2のときは、カットオフ周波数設定情報Fc は、「−10%」で、基準となるカットオフ周波数fc0に対して「−10%」のカットオフ周波数fc2が設定される。さらに、リトライ回数N=nのときは、カットオフ周波数設定情報Fc は、「−10%」で、基準となるカットオフ周波数fc0に対して「−10%」のカットオフ周波数fcnが設定される。
【0041】
スライスレベル設定情報SLは、レベル検出回路124のスライスレベルslを設定するための情報で、リトライ回数毎のスライスレベルsl1 〜sln が格納される。例えば、リトライ回数N=1のときは、スライスレベルsl1 が設定され、リトライ回数N=2のときには、スライスレベルsl2 が設定され、また、リトライ回数N=nのときには、スライスレベルsln が設定される。
【0042】
AGCホールド情報Hは、スイッチSW1 のオン・オフを設定するための情報で、リトライ回数毎にオン、又は、オフの状態が設定される。例えば、リトライ回数N=1のときは、「オン」、リトライ回数N=2のときは、「オフ」、リトライ回数「n」のときは、「オフ」が設定される。
図4に本発明の磁気ディスク装置の一実施例のリトライ処理の動作フローチャートを示す。
【0043】
MPU40は、所望のデータの読み込みを指示する(ステップS1)。
MPU40によるデータ読み込み指示によりR/W制御回路109の読み取り制御回路120によりデータが復調され、HDC112に供給される。HDC112は、復調されたデータに基づいて読込エラーの有無を検出する。HDC112は、読み取り制御回路120から供給されたデータに読込エラーが検出されると、MPU40に読込指示を行ったデータに読込エラーが発生した旨の通知を行う。
【0044】
MPU40は、HDC112から読み込み指示を行ったデータに読込エラーが発生した旨の通知を受けると、まず、リトライ回数を示すリトライカウントを「1」にセットする(ステップS2、S3)。
次に、MPU40は、内部に設定されたリトライテーブル21を参照し、リトライテーブル21からリトライカウントに応じたフィルタ122のカットオフ周波数設定情報を読み出し、フィルタ122に供給するカットオフ周波数設定データを生成し、フィルタ122に供給し、また、スライスレベル設定情報を読み出し、レベル検出回路124に供給するスライスレベル設定データを生成し、レベル検出回路124に供給し、さらに、AGCホールド設定情報Hを読み出し、ORゲート34に供給するAGCホールド制御信号を生成し、読み出そうとするデータのデータ領域のギャップ部を検出してから、データ領域が終了するまで、ORゲート34に供給する(ステップS4)。
【0045】
読み出し制御回路20のフィルタ122は、MPU40のステップS3で設定されたカットオフ周波数設定データによりカットオフ周波数が設定される。また、読み出し制御回路20のレベル検出回路124は、MPUのステップS3で設定されたスライスレベル設定データによりスライスレベルが設定される。さらに、読み出し制御回路20のORゲート34には、読み出そうとするデータのデータ領域のギャップ部からデータ領域が終了するまでの間、ハイレベル信号が供給される。
【0046】
ここで、MPU40は、データの再読み込を指示する(ステップS5)。
MPU40によるデータ読み込み指示によりR/W制御回路109の読み取り制御回路20によりデータが復調され、HDC112に供給される。HDC112は、復調されたデータから読込エラーの有無を検出する。HDC112は、読み取り制御回路120から供給されたデータに読込エラーを検出すると、MPU40に読み出し指示を行ったデータに読込エラーが発生した旨の通知を行う。
【0047】
MPU40は、HDC112から読み出し指示を行ったデータにエラーが発生した旨の通知を受けると、まず、リトライ回数を示すリトライカウントを「+1」する(ステップS6、S7)。
MPU40は、ステップS7で「+1」されたリトライカウントが「n+1」、すなわち、リトライオーバになったか否かの判定を行う(ステップS8)。 ステップS8で、リトライオーバになると、読み出し制御回路20の操作では、読み出し不可能な状態であると判断できるので、上位装置であるホストコンピュータ130に対してリトライ処理エラー報告を行う(ステップS9)。
【0048】
また、ステップS8でリトライカウントが「n」以下であれば、リトライテーブル21に設定すべき条件があると判断できるので、ステップS4に戻って、次にリトライカウント値に応じた条件でデータの再読み込みを行う。
熱応答現象により上記リトライ処理が行われる場合について、図5、図6とともに説明する。
【0049】
図5に本発明の一実施例のデータ領域再生時の動作波形図を示す。図5(A)はデータ領域のフォーマット、図5(B)はリードゲート制御信号、図5(C)はアンプ121の出力再生信号、図5(D)はAGCホールド制御信号、図5(E)はコンパレータ33の出力信号、図5(F)はアンプ121に供給されるAGCコントロール信号、図5(G)はフィルタ122の出力再生信号の動作波形図である。
【0050】
図5(A)に示すギャップ部GAPで図5(C)に示すように熱応答現象による再生信号の直流レベルの増加が生じたとすると、リトライテーブル21のAGCホールド設定情報がオンとなるリトライ時には時刻t0 でAGCホールド制御信号がハイレベルとされる。
図5(C)に示されるように、時刻t1 で熱応答現象により再生信号の直流レベルがコンパレータ33に設定されたスライスレベルSL10を越えると、コンパレータ33の出力論理がハイレベルになり、ORゲート34の出力論理がハイレベルとなる。
【0051】
ORゲート34の出力論理が時刻t1 で、ハイレベルとなると、スイッチSW1 がオフして、コンデンサC1 に充電された充電電圧に応じた利得にアンプ121の利得が固定される。すなわち、コンパレータ33の出力論理がハイレベルになる直前の時刻t0 での再生信号に応じたAGCコントロール信号にアンプ121の利得が設定される。
【0052】
図5(C)に示すように時刻t2 で、熱応答現象による再生信号の直流レベルの増加が治まり、コンパレータ33に設定されたスライスレベルSL10より小さくなると、図5(E)に示すようにコンパレータ33の出力論理はローレベルになる。このとき、AGCホールド信号Hがローレベルであると、スイッチSW1 がオンし、AGCチャージポンプ32から供給されるAGCコントロール信号に応じてアンプ121の利得が決定される。すなわち、再生信号にAGCがかけられ、振幅を一定にするような制御が行われる。
【0053】
また、本実施例では、サーボ領域においても、データ領域と同様なリトライ動作が行われる。
図6に本発明の一実施例のサーボ領域再生時の動作波形図を示す。図6(A)はサーボ領域のフォーマット、図6(B)はサーボゲート制御信号、図6(C)はアンプ121の出力再生信号、図6(D)はAGCホールド制御信号、図6(E)はコンパレータ33の出力信号、図6(F)はアンプ121に供給されるAGCコントロール信号、図6(G)はフィルタ122の出力再生信号の動作波形図である。
【0054】
図6(A)に示すギャップ部GAPで図6(C)に示すように熱応答現象による再生信号の直流レベルの増加が生じたとすると、リトライテーブル21のAGCホールド設定情報がオンとなるリトライ時には時刻t10でAGCホールド制御信号がハイレベルとされる。
図6(C)に示されるように、時刻t11で熱応答現象により再生信号の直流レベルがコンパレータ33に設定されたスライスレベルSL10を越えると、コンパレータ33の出力論理がハイレベルになり、ORゲート34の出力論理がハイレベルとなる。
【0055】
ORゲート34の出力論理が時刻t11で、ハイレベルとなると、スイッチSW1 がオフして、コンデンサC1 に充電された充電電圧に応じた利得にアンプ121の利得が固定される。すなわち、コンパレータ33の出力論理がハイレベルになる直前の時刻t10での再生信号に応じたAGCコントロール信号にアンプ121の利得が設定される。
【0056】
図6(C)に示すように時刻t12で、熱応答現象による再生信号の直流レベルの増加が治まり、コンパレータ33に設定されたスライスレベルSL10より小さくなると、図6(E)に示すようにコンパレータ33の出力論理はローレベルになる。コンパレータ33の出力論理がローレベルになると、スイッチSW1 がオンし、AGCチャージポンプから供給されるAGCコントロール信号に応じてアンプ121の利得が決定される。すなわち、再生信号にAGCがかけられ、振幅を一定にするような制御が行われる。
【0057】
以上のように、データ領域、及び、サーボ領域のギャップ部GAPで、熱応答現象が発生した場合には、熱応答現象が発生した時に、AGCコントロール信号を直前の状態に固定し、熱応答現象により増加した再生信号の直流レベルによりAGCコントロール信号が上昇することがないため、熱応答現象終了後、迅速にAGC状態に移行できる。すなわち、データ領域であれば、プリアンブル部PREAMBLE、トレーニング部TR、シンクバイト部SB、サーボ領域であれば、AGCフィールド部AGCFIELD、サーボマーク部SM、グレイコード部GLAYCODE等のギャップ部GAP直後のデータに熱応答現象の影響を与えることなく、再生が可能となる。
【0058】
また、このとき、本実施例では、熱応答現象発生部分以外の部分に対しては、、AGCをかけることができるので、確実にデータの再生を行うことができる。
【0059】
【発明の効果】
上述の如く、本発明の請求項1によれば、再読み込み時には、自動利得制御増幅手段の利得を一定に保持し、再生を行うことにより、磁気ディスクと磁気ヘッドとの衝突により再生信号が急激に増減する、いわゆる、熱応答現象が発生した場合に、熱応答現象による再生信号の急激な増減により、自動利得制御増幅手段の利得が一時的に急激に制御され、この利得の変動が熱応答現象発生部分以外の再生信号が影響されることがないので、熱応答現象発生部分以外の再生信号を安定して得られる等の特長を有する。
【0060】
請求項2によれば、サーボ情報にエラーが発生したとき、再読み込みを行うとともに、再生信号のうちサーボ情報の直前のギャップ部から利得を一定に保持することにより、サーボ情報の再読み込み時には、ギャップ部から自動利得制御増幅手段の利得が一定に保持され、再生が行われるため、サーボ情報再生に関係ないギャップ部で熱応答現象が発生した場合に、熱応答現象による再生信号の急激な増減により、自動利得制御増幅手段の利得が一時的に急激に制御され、この利得の変動が熱応答現象発生部分以外のサーボ情報が影響されることがないので、熱応答現象発生部分以外のサーボ情報を安定して得られる等の特長を有する。
【0061】
請求項3によれば、エラー検出手段でエラーが検出されたときに、再読み込みを行うとともに、レベル検出手段で検出された直流レベルが所定のレベル以上のときに、利得保持手段を制御して再生信号の直前の利得に保持することにより、熱応答現象による再生信号の急激な増減をレベル検出手段により検出し、熱応答現象発生部分だけを一定の利得で増幅することができるので、熱応答現象発生部分以外では自動利得制御増幅手段を動作されることができ、したがって、熱応答現象発生部分以外の再生信号の振幅を一定にでき、再生信号の復調を確実に行える等の特長を有する。
【0062】
請求項4によれば、レベル検出手段のスライスレベルを磁気ヘッドと前記磁気ディスクとの衝突により生じる熱応答現象を検知可能なレベルに設定することにより熱応答現象を確実に検知でき、熱応答現象によるエラーを低減できる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気ディスク装置の一実施例のブロック構成図である。
【図2】本発明の磁気ディスク装置の一実施例の読み取り制御回路のブロック構成図である。
【図3】本発明の磁気ディスク装置の一実施例のリトライテーブルのデータ構成図である。
【図4】本発明の磁気ディスク装置の一実施例のリトライ処理の動作フローチャートである。
【図5】本発明の磁気ディスク装置の一実施例のデータ領域再生時の動作波形図である。
【図6】本発明の磁気ディスク装置の一実施例のサーボ領域再生時の動作波形図である。
【図7】従来の磁気ディスク装置の一例のブロック構成図である。
【図8】従来の磁気ディスク装置の一例の読み取り制御回路のブロック構成図である。
【図9】従来の磁気ディスク装置の一例のデータ領域再生時の動作波形図である。
【符号の説明】
1 磁気ディスク装置
10 R/W制御回路
40 MPU
21 リトライテーブル
20 読み出し制御回路
30 AGCコントローラ
33 コンパレータ
34 ORゲート
101 磁気ディスク
102 スピンドルモータ
103 磁気ヘッド
106 ボイスコイルモータ
121 アンプ
122 フィルタ
123 イコライザ
124 レベル検出回路
125 復調器
126 PLL回路

Claims (4)

  1. 情報が磁気的に記録される磁気ディスクと、該磁気ディスクから信号を再生する磁気ヘッドと、利得制御信号に基づいて利得が制御され、該利得に応じて、該磁気ヘッドにより該磁気ディスクから再生された再生信号を、その振幅が一定となるように増幅する自動利得制御増幅手段と、該自動利得制御増幅手段の出力再生信号により復調を行う復調手段とを具備する磁気ディスク装置において、
    前記利得制御信号を保持する保持手段と、
    前記復調手段の出力復調信号の読込エラーを検出するエラー検出手段と、
    再読み込み回数毎に、前記保持手段による利得制御信号の保持機能のオン/オフを制御する自動利得制御ホールド設定情報が設定されたテーブルと、
    前記エラー検出手段で読込エラーが検出されたときに、再読み込みを行うとともに、再読み込み回数をカウントし、該再読み込み回数に応じた前記自動利得制御ホールド設定情報を前記テーブルから読み出し、前記テーブルから読み出された前記自動利得制御ホールド設定情報に基づいて前記保持手段による前記利得制御信号を固定する制御手段を有することを特徴とする情報再生装置。
  2. 前記磁気ディスクには、データ領域の間に、ギャップ部を介してサーボ情報が記録されており、
    前記制御手段は、前記サーボ情報にエラーが発生したとき、再読み込みを行うとともに、前記再生信号のうち前記サーボ情報の直前のギャップ部から前記保持手段を制御することを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  3. 前記アンプの出力再生信号の直流レベルを検出するレベル検出手段を有し、
    前記制御手段は、前記エラー検出手段で読込エラーが検出されたときに、再読み込みを行うとともに、前記レベル検出手段で検出された直流レベルが所定のレベル以上のときに、再読み込み回数をカウントし、該再読み込み回数に応じた保持情報を前記テーブルから読み出し、前記レベル検出手段で検出された直流レベルが所定のレベル以上のときに、前記テーブルから読み出された該保持情報に基づいて前記保持手段による前記利得制御信号の保持機能をオン/オフさせることを特徴とする請求項1又は2記載の磁気ディスク装置。
  4. 前記レベル検出手段は、前記磁気ヘッドと前記磁気ディスクとの衝突により生じる熱応答現象を検知可能にスライスレベルが設定されたことを特徴とする請求項3記載の磁気ディスク装置。
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