JP3666150B2 - 容器起立装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はケーサ等に設けられ、コンベアによって転倒状態で搬送されてきた容器を起立させる容器起立装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
不安定な形状の容器は、コンベアによって起立した状態で搬送することが困難である。例えば、マヨネーズ等の容器は、合成樹脂等の柔らかい素材から形成されており、しかも、不安定な形状をしているため、起立した状態のままコンベアによって搬送することは困難である。そこで、コンベア上に転倒させた状態にして搬送し、箱詰めを行なう直前で容器起立装置によって容器を起立させた後、箱詰めを行なうようにしている。
【0003】
従来の容器起立装置は、図9に簡略化して示すように、バケットコンベア100の各バケット(図示を省略)内に容器102を転倒状態にして収容し、これら容器102を間欠的に横送りし、箱詰めを行なうケーサのグリッパ位置で停止させ、回転式のプレート(払い出し手段)104によって容器102の頭部を蹴り出し、バケットコンベア100の側部に設けた起立ポケット106内に投入することにより各容器102を起立させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の容器起立装置では、容器102が投入される起立ポケット106の形状を、容器102の外形よりも大きくしなければスムーズに投入することができない。特に、マヨネーズやケチャップ等の容器102の場合には、袋が被せられているため、この袋の状態、あるいは、移動の際の袋の抵抗により、容器102が引っ掛かってしまう場合があるため、ポケット106のサイズをさらに大きくしなければならないという問題があった。このようにポケット106のサイズを大きくすると、容器102をスムーズに投入することはできるが、ポケット106内での位置決めができず、容器102がポケット106の中心位置からずれたり、あるいは傾斜したり、または、異なる方向を向いてしまう等の種々の問題があった。このように正確に位置決めされずにポケット106内に収容された容器102は、グリッパによって掴むことができず、箱詰めが不可能になる場合があるという問題を生ずる。
【0005】
本発明は上記欠点を除くためになされたもので、簡単な構成で、バケットコンベアによって転倒状態で搬送されてきた容器を、確実に、しかも直立した正しい姿勢に起立させることができ、従って、グリッパによるグリップミスが発生するおそれのない容器起立装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る容器起立装置は、容器を転倒状態で搬送するコンベアと、このコンベアに隣接して配置され、容器を起立した状態で収容するポケットとを備え、コンベア上の容器をポケット内に投入して起立させるものであって、特に、前記ポケットを固定ポケット部材と、この固定ポケット部材に向かって進退動可能な可動ポケット部材とから構成し、コンベアからポケット内に容器を投入する際には、可動ポケット部材を固定ポケット部材から離隔させ、容器が投入された後、可動ポケット部材を固定ポケット部材に向かって前進させるようにしたものである。
【0007】
また、第2の発明に係る容器起立装置は、前記固定ポケット部材と可動ポケット部材とから成るポケットの上部両側に、一対のバーを互いに接近離隔可能に設け、これら一対のバーを離隔させた状態にしてポケット内に容器を投入した後、両バーを互いに接近させることにより容器上部の位置決めを行なうようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る容器起立装置を備えたロボットケーサの全体を示す平面図である。このロボットケーサは、転倒状態の容器2を、二列で縦方向に連続的に搬送する容器搬送コンベア4と、この容器搬送コンベア4の下流端に、直交して配設され、容器搬送コンベア4から受け取った容器2を、転倒状態のまま横方向に送るバケットコンベア6と、このバケットコンベア6の側部に平行して配置された複数個(この実施例では十個)の起立ポケット8と、前記バケットコンベア6から容器2を起立ポケット8内に投入する払い出し機構10(図1では図示を省略してあるので図2および図3参照)と、前記バケットコンベア6および起立ポケット8と平行に配設され、バケットコンベア6と逆方向に走行するケースコンベア12と、前記起立ポケット8内に整列している容器2を保持してケースコンベア12上のケース14内に箱詰めをするロボット16等を備えている。本発明に係る容器起立装置(全体として符号18で示す)は、前記バケットコンベア6、起立ポケット8および払い出し機構10等によって構成されている。
【0009】
前記バケットコンベア6は、その進行方向に対して横向きに容器2を受け入れるバケット20(容器起立装置18を示す図2および図3参照)が等間隔で設けられており、この例では、上流側の前記容器搬送コンベア4が二列で容器2を搬送してくるので、連続している多数のバケット20のうちの二個のバケット20内に容器2が同時に供給され、容器二本分の距離づつ間欠的に走行する。なお、搬送コンベア4からバケットコンベア6への容器受渡し部の前方側(図1の右側)には、ストッパ7が設けられており、供給される容器2の頭部2aの位置を規制する。バケットコンベア6の下流端(図1の上方)には、このバケットコンベア6によって搬送される先頭の容器2が下流端に到達したことを検出する検出手段が設けられており、この検出手段によって容器2が検出されると、前記払い出し機構10が作動する。
【0010】
間欠的に走行しているバケットコンベア6が一時停止している間に、払い出し機構10が作動して、このバケットコンベア6上の容器2が起立ポケット8内に投入されて起立する。この例では、起立ポケット8はバケットコンベア6に平行して十個設けられており、バケットコンベア6上の十本の容器2が同時に起立ポケット8内に投入されて起立し、ロボット16のグリッパに保持されてケース14内に収容される。
【0011】
図2および図3は、一時停止しているバケットコンベア6上の容器2を起立ポケット8内に投入する払い出し機構10を示す側面図および正面図であり、転倒状態でバケットコンベア6によって搬送されてきた容器2の頭部2a側に、この払い出し機構10が設けられ、容器2の底部2b側に起立ポケット8(図2および図3では図示を省略)が配置されている。払い出し機構10は、バケットコンベア6の進行方向と平行して、このバケットコンベア6によって搬送される容器2の頭部2a側の上方に配置された回転軸22と、この回転軸22に等間隔で取付けられて回転する十個のフック24と、各フック24の後方側(バケットコンベア6から遠い側)にそれぞれ取付けられてフック24と一体的に回転するバックプレート(規制部材)26とを備えている。前記回転軸22は、両側のフレーム28にベアリング30を介して回転自在に支持されており、フレーム28に固定されたモータ32によって回転される。
【0012】
各フック24は、U字状に湾曲させた丸棒から成っており、その先端部24aが後方側に向かって折曲げられている。後方へ曲げられた先端の細くなっている部分24aの内側に、容器2の頭部2aが引っ掛けられるようになっている。また、後方側に取付けられたバックプレート26は、各フック24の内側部分の面積とほぼ等しい大きさを有しており、フック24に引っ掛けられた容器2の頭部2aに干渉してその位置を規制するようになっている。
【0013】
次に、図4および図5により起立ポケット8の構成について説明する。図4はバケットコンベア6と平行に十個並んでいる起立ポケット8のうちの一個を示す平面図、図5はその横断面図(後に説明する図6のV−V線に沿う断面図)である。各起立ポケット8は、バケットコンベア6側に配置された固定ポケット部材34と、この固定ポケット部材34と向かい合わせに配置された可動ポケット部材36とを備えている。固定ポケット部材34は、図4に示すように、幅方向(図4の左右方向)の中央部34aが円弧状に凹陥しており、また、この固定ポケット部材34は、図5に示すように、上下方向には、中央部34bが円弧状に突出している。
【0014】
前記固定ポケット部材34に向かい合わせに配置された可動ポケット部材36は、幅方向の中央部に、固定ポケット部材34に正対する直立した平面部36aを、そして、この平面部36aの両側には、固定ポケット部材34側に向かってハの字状に開いた側部36bを有している。この可動ポケット部材36は、ブラケット38上に取付けられ、シリンダ40の作動により固定ポケット部材34側へ向かって進退動できるようになっている。さらに、可動ポケット部材36の底部には底板42が取付けられている。この底板42は、固定ポケット部材34側に設けられた立上り部42aの先端が斜め上方を向くように折曲げられており、ポケット8内に投入される容器2が固定ポケット部材34の下部側に入り込まないようになっている。
【0015】
各起立ポケット8の上方両側には、ポケット8内に投入された容器2の上部を両側から押さえて位置決めをする一対の水平なガイドバー44が配置されている。これらガイドバー44について図5ないし図7により説明する。これら一対のガイドバー44,45は、可動ポケット部材36の移動方向と直交する方向に移動して開閉(互いに接近または離隔)できるようになっており、ポケット8内に容器2を投入する際には、図7に実線で示すように、互いに離隔した位置に後退し、ポケット8内に容器2が投入された後、同図に二点鎖線で示すように、互いに接近して容器2の上部を両側から押さえることによりこの容器2の左右方向(図4の左右方向)の位置決めを行なう。
【0016】
各ガイドバー44,45は、それぞれ直立したアーム46,47の上端に水平に固定されており、また、これら各アーム46,47は、それぞれギア48,49の側面に取付けられている。一個のポケット8に対応する一対のガイドバー44,45の一方44は、全周に歯が形成された通常のピニオンギア48にアーム46を介して取付けられ、他方45は、一部にだけ歯が形成された部分ギア49に他方のアーム47を介して取付けられており、これら二個のギア48,49は、それぞれ隣接する他の組の別のギア49,48に噛合っている。例えば、図6の最も左の一対のガイドバー44,45が取付けられている二個のギア48,49のうち、図の右側に位置している部分ギア49は、その隣に位置する左から二番目の一対のガイドバー44,45が取付けられている二個のギア48,49のうち、図の左側に位置しているピニオンギア48に噛合っている。同様にして、各ピニオンギア48と、その隣に位置している部分ギア49とが互いに噛合っている。
【0017】
さらに、前記各ギア48,49の下方にラック50が進退動可能に配置されており、このラック50に各ピニオンギア48が噛合っている。なお、前記部分ギア49は、図7に拡大して示すように、ピニオンギア48に噛合う側部だけに歯が設けられており、ラック50には直接噛合わないようになっている。従って、ラック50がその長手方向に移動すると、このラック50に噛合っているピニオンギア48が回転し、さらに、このピニオンギア48を介して部分ギア49がピニオンギア48と逆方向に回転する。このようにピニオンギア48と部分ギア49とが逆回転することにより、両ギア48,49にそれぞれ取付けられている両ガイドバー44,45が逆方向に移動して、互いに接近しまたは離隔する。
【0018】
前記バケットコンベア6、複数個の直立した起立ポケット8および払い出し機構10から成る容器起立装置18が設けられている位置付近に、容器2をケース14内に挿入するロボット16が配設されている(図1および図8参照)。このロボット16は、従来周知の構成でありその詳細な説明は省略するが、ロボットハンド16aの先端に複数(この実施例では十個)のグリッパ52が設けられており、バケットコンベア6上から起立ポケット8内に投入された容器2をこれらグリッパ52によって把持して、バケットコンベア6と平行に、かつ逆方向に走行するケースコンベア12上のケース14内に挿入する。
【0019】
次に、前記容器起立装置18を備えたケーサの作動について説明する。容器搬送コンベア4によって、頭部2aを進行方向前方に向けて転倒状態となった容器2が二列で搬送される。二列の搬送面を有する容器搬送コンベア4の下流端(図1の右端)まで搬送された先頭の二個の容器2は、その前方に直交するように配置されたバケットコンベア6が一時停止している間に、二個のバケット20内にそれぞれ落下する。このバケットコンベア6の容器受渡し部の前方にはストッパ7が配置されており、容器搬送コンベア4から落下した容器2はこのストッパ7によって頭部2aを規制されバケット20内の所定の位置に収容される。
【0020】
バケットコンベア6は間欠的に走行するようになっており、停止している間に二個の容器2を受け取ると、この容器2二本分だけ前進し再び停止する。バケットコンベア6が走行して容器搬送コンベア4の前方に、前回容器2が供給された二個のバケット20の次の二個の空のバケット20が停止する。これらの二個のバケット20内に、二列で容器2を搬送する容器搬送コンベア4からそれぞれ次の容器2が引き渡される。この動作を繰り返してバケットコンベア6の各バケット20内に順次容器2が供給され、先頭の容器2が、このバケットコンベア6と平行に配置されている十個の起立ポケット8の端部(図1の上方側端部)に到達すると、光電スイッチ等の検出手段によって検出され、バケットコンベア6の走行が一時停止している間に払い出し機構10が作動する。
【0021】
バケットコンベア6が停止した位置における容器2の頭部2a側には、払い出し機構10が設けられており、モータ32によってU字状のフック24およびその後方のバックプレート(規制部材)26が回転する。U字状のフック24が回転すると、容器2の頭部2aがフック24の先端部24aの内側に係合し(図2のAの位置)、フック24の回転に伴って容器2の頭部2a側が引き上げられる(図2のBの状態)。フック24の先端24aは後方側へ向けて折曲げられているので、回転するにつれて先端部24aが真下を向くようになり、容器2がポケット8へ投入されるまで頭部2aを確実に保持している。また、フック24がU字状であるから、その先端24aの幅の狭い部分内に容器2の頭部2aが保持されるので、容器2の頭部2aは自動的にセンタリングが行なわれる。フック24の回転に伴って容器2は次第に立上がり、バケットコンベア6のバケット20から滑り落ちてポケット8内に投入される。
【0022】
前記フック24の後方にはガイドプレート26が取付けられて一体的に回転するようになっており、フック24の回転につれてこのガイドプレート26が容器2の頭部2aに当たり、容器2の頭部2aの位置が一定になるように規制する。なお、このガイドプレート26は回転軸22に対して移動可能になっており、処理する容器2のサイズ等に応じて取付け位置を変更することにより、フック24の容器頭部2aに対する係合位置を最適な位置に調整することができる。
【0023】
払い出し機構10のフック24によって容器2の頭部2aを引っ掛けてポケット8内に投入する際には、ポケット8の可動ポケット部材36を、シリンダ40によって固定ポケット部材34から離れた位置に移動させておくとともに、ラック50を移動させて、各ポケット8の上方に設けられているガイドバー44,45の間隔を図6に示すように開いておく。このように容器2のサイズよりも大きく開口したポケット8内に容器2が投入されるので、容器2が袋を被っている場合等でも引っ掛かったりすることなくスムーズにポケット8内に投入される。ポケット8の下部側には、固定ポケット部材34側の立上り部42aの上部が広がった底板42が設けられており、ポケット8の空間に余裕があっても、容器2の底部2bが固定ポケット部材34の下側に入り込んでしまうおそれはない。
【0024】
容器2がポケット8内に投入されると、先ず、可動ポケット部材36をシリンダ40によって固定ポケット部材34側に前進させる。固定ポケット部材34の前面側(可動ポケット部材36側)には、幅方向の中央部34aが凹陥した円弧状凹部が形成されており(図4参照)、一方、可動ポケット部材36にも、両側のハの字状に開いた側部36bによって凹部が形成されており、これら両ポケット部材34,36によって容器2を保持するので、容器2の前後方向(図4の上下方向)の傾きをなくすことができる。
【0025】
容器2の前後を固定ポケット部材34の凹部と可動ポケット部材36の凹部とによって挟んで、容器2の前後の傾きをなくした後、ラック50を図6および図7の左方向へ移動させる。このラック50の移動により各ピニオンギア48は時計周り方向に回転し、このピニオンギア48に噛合っている部分ギア49は半時計周り方向に回転する。すると、これら両ギア48,49にアーム46,47を介して取付けられている一対のガイドバー44,45は、互いに接近して両側から容器2の上部を押さえる。その結果、容器2の頭部2aが左右方向(図4の左右方向)に傾いていた場合でも、矯正されて直立した状態になる。このように、可動ポケット部材36と固定ポケット部材34とによって、ポケット8内に投入された容器2の前後の傾きを矯正するとともに、一対のガイドバー44,45によって容器2の左右の傾きを矯正するので、容器2はポケット8の中心位置に完全に直立した状態で起立する。
【0026】
各ポケット8内で正しい姿勢で起立状態になった容器2を、ロボット16のハンド16aに取付けられているグリッパ52によって把持してケース14内に挿入する。容器2はポケット8内に正確に位置決めされているので、グリップミスが起こることなく、確実に把持して箱詰めを行なうことができる。
【0027】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、容器を転倒させた状態で搬送するコンベアと、このコンベアに隣接して配置され、容器を起立した状態で収容するポケットとを備え、コンベア上の容器をポケット内に投入して起立させる容器起立装置において、前記ポケットを固定ポケット部材と、この固定ポケット部材に向かって進退動可能な可動ポケット部材とから構成し、コンベアからポケット内に容器を投入する際には、可動ポケット部材を固定ポケット部材から離隔させ、容器が投入された後、可動ポケット部材を固定ポケット部材に向かって前進させるようにしたことにより、容器をポケットに投入する際には、スムーズに投入することができ、その後、両ポケット部材によってその前後の姿勢を矯正することにより、ポケット内の容器を正しい姿勢で起立させることができる。
【0028】
また、第2の発明では、固定ポケット部材と可動ポケット部材とから成るポケットの上部両側に一対のバーを互いに接近離隔可能に設け、これらのバーを離隔させた状態でポケット内に容器を投入した後、両バーを接近させることにより容器上部の位置決めを行なうことにより、前述のように、ポケット自体によって容器の前後の姿勢を矯正することに加えて、容器の左右の姿勢も矯正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る容器起立装置を備えたケーサの全体を示す平面図である。
【図2】前記容器起立装置を構成するバケットコンベアおよび払い出し機構の横断面図である。
【図3】前記容器起立装置を構成するバケットコンベアおよび払い出し機構の一部を示す正面図である。
【図4】前記容器起立装置を構成するポケットの平面図である。
【図5】前記容器起立装置を構成するポケットの横断面図であり、図6のV−V線に沿う断面を示す。
【図6】前記容器起立装置を構成するポケットに設けられたガイドバーの駆動機構を示す正面図である。
【図7】図6の要部を拡大して示すもので、左側が図6のA方向矢視図、右側がC方向矢視図である。
【図8】前記ケーサの箱詰めを行なうロボットの概略を示す図である。
【図9】従来の容器起立装置の構成を簡略化して示す図である。
【符号の説明】
2 容器
6 コンベア(バケットコンベア)
8 ポケット
18 容器起立装置
34 固定ポケット部材
36 可動ポケット部材
44 バー(ガイドバー)
45 バー(ガイドバー)
Claims (2)
- 容器を転倒状態で搬送するコンベアと、このコンベアに隣接して配置され、容器を起立した状態で収容するポケットとを備え、コンベア上の容器をポケット内に投入して起立させる容器起立装置において、
前記ポケットを固定ポケット部材と、この固定ポケット部材に向かって進退動可能な可動ポケット部材とから構成し、コンベアからポケット内に容器を投入する際には、可動ポケット部材を固定ポケット部材から離隔させ、容器が投入された後、可動ポケット部材を固定ポケット部材に向かって前進させることを特徴とする容器起立装置。 - 請求項1に記載の容器起立装置において、
固定ポケット部材と可動ポケット部材とから成るポケットの上部両側に一対のバーを互いに接近離隔可能に設け、これらのバーを離隔させた状態でポケット内に容器を投入した後、両バーを接近させることにより容器上部の位置決めを行なうことを特徴とする容器起立装置。
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