JP3663075B2 - 情報処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、指紋認証機能を備える情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワーク社会の発展によって、情報処理装置とネットワークとの融合が進展し、個人認証などのセキュリティ機能の必要性が増してきている。個人認証としては、情報処理装置が他人に悪用されにくく、鍵やIC(集積回路)カードのように紛失の可能性のない、指紋などの生体情報による認証が注目されている。指紋の読取方式としてはプリズムなどの光学系を用いたものが主流であり、たとえば特開平8−315143号に開示されているが、液晶表示装置のTFT(薄膜トランジスタ)素子に隣接してフォトダイオードを配置してCCD(電荷結合素子)のようにして画像を読出す技術が特開平9−186312号に開示されている。また、指紋識別の手法に関する技術が特開平7−220075号や特開平10−154231号に開示されている。さらに、指紋認証結果に基づく情報処理装置の動作制御に関する技術が特開平10−69324号に開示されている。
【0003】
図24は、指紋認証機能を備える従来技術の情報処理装置1のブロック図である。また図25は、情報処理装置1の指紋読取部4と表示部7とを示す図である。情報処理装置1の中央処理部2には、指紋読取部4を制御する指紋データセンシング制御部3、キーボードなどのキー入力部5、液晶表示装置などの表示部7を制御する表示制御部6、不揮発性メモリで実現される記憶部8、ネットワークとの接続やプリンタなどの周辺機器との接続のための入出力部9および記憶部10が接続され、装置全体の動作を統括的に制御する。
【0004】
記憶部8にはユーザの登録データが記憶されており、必要に応じて中央処理部2によって読出され、記憶部10に転送され格納される。なお、アプリケーションプログラムも同様に記憶部8に記憶され、必要に応じて中央処理部2が読出し、記憶部10に転送し格納されるが、記憶部10に記憶しておいても構わない。
【0005】
指紋読取部4は、上述したような光学系を用いた特開平8−315143号の方式や特開平9−186312号の技術で実現される。指紋読取部4で読取られた指紋は、指紋データセンシング制御部3の指紋データ記憶部21に一時記憶された後、記憶部10に与えられる。
【0006】
記憶部10は、指紋データの特徴抽出部13と特徴データの照合部14とを有する指紋認証部12、データ読出部16とデータ格納部17とを有する登録ユーザの指紋読出し・格納部15およびアプリケーションプログラム格納部18で構成されるプログラム・ワークメモリ11を備える。
【0007】
従来技術の情報処理装置1においては、図25(A)に示されるように指紋読取部4と表示部7の表示面19とは独立して設けられる。またあるいは、図25(B)に示されるように指紋読取部4の指紋読取面20と表示部7の表示面19とは独立して設けられる。このため、指紋読取りに関する座標を用いた情報処理装置1の動作制御は行われていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、高いセキュリティ性および高い操作性を有する指紋認証機能を備える情報処理装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、指紋読取面から読取った指紋を予め記憶された指紋と照合し認証する指紋認証手段を備える情報処理装置において、
直交座標が設定された表示面を有する表示手段と、
表示面上の指紋読取りに関連した複数の座標を指定する座標指定手段と、
座標指定と指紋読取りを同一の操作で行い、
指定された座標毎に定義された情報と、座標指定時に取得された複数の指紋の認証結果との組合せに基づく動作制御を行う制御手段とを含むことを特徴とする情報処理装置である。
【0010】
本発明に従えば、指紋読取面から読取られた指紋は予め記憶された指紋と照合され、一致する指紋があるかどうかの認証がなされる。情報処理装置では、このようにして指紋認証機能が実現される。また、指紋認証時には、表示手段の表示面上の指紋読取りに関連した複数の座標が座標指定手段によって指定される。制御手段は、座標指定と指紋読取りを同一の操作で行い、指定された座標毎に定義された情報と、座標指定時に取得された複数の指紋の認証結果との組合せに基づいて情報処理装置の動作を制御する。このように、指紋認証時における座標指定という簡単な操作によって高度なセキュリティでの情報処理装置の動作制御を可能とする。
【0011】
また本発明は、前記情報処理装置は、
複数の指定された座標に定義された暗証番号を取得する暗証番号取得手段と、
取得された暗証番号を予め記憶された暗証番号と照合し認証する暗証番号認証手段と、をさらに含み、
前記制御手段は、暗証番号の認証結果と、前記指紋認証結果との組合せに基づき動作制御を行うことを特徴とする。
【0012】
本発明に従えば、複数の指定された座標に基づく暗証番号が暗証番号取得手段によって取得される。取得された暗証番号は予め記憶された暗証番号と照合され、一致しているかどうかの認証がなされる。情報処理装置では、このようにして暗証番号の認証機能が実現される。制御手段は、暗証番号の認証結果と指紋認証結果との組合せに基づいて情報処理装置の動作を制御する。これにより、さらに高度なセキュリティでの情報処理装置の動作制御を可能とする。
【0013】
また本発明は、前記制御手段は、前記暗証番号の認証結果が正しいときに指紋認証手段を起動させることを特徴とする。
【0014】
本発明に従えば、前記暗証番号の認証結果が正しいときに指紋認証手段を起動するよう情報処理装置の動作を制御することができる。したがって、特定の暗証番号以外の番号が取得されたときには指紋認証を行わないようにして、高いセキュリティ性を得ることができる。
【0015】
また本発明は、前記指紋認証手段は、複数指の指紋認証が可能であり、
前記制御手段は、前記指定された座標毎に定義された情報と、座標毎に対応づけられた指の指紋認証結果との組合せに基づき動作制御を行うことを特徴とする。
【0016】
本発明に従えば、指紋認証手段は、複数指の指紋認証が可能である。制御手段は、前記指定された座標毎に定義された情報と、座標毎に対応づけられた指の指紋認証結果との組合せに基づいて情報処理装置の動作を制御する。これにより、さらに高度なセキュリティでの情報処理装置の動作制御を可能とする。
【0017】
また本発明は、指紋読取面から読取った指紋を予め記憶された指紋と照合し認証する指紋認証手段を備える情報処理装置において、
前記指紋認証手段は複数指の指紋認証が可能であり、
直交座標が設定された表示面を有する表示手段と、
表示面上の指紋読取りに関連した座標を指定する座標指定手段と、
指定された座標での複数指の指紋認証結果の組合せに基づき動作制御を行う制御手段とを含むことを特徴とする情報処理装置である。
【0018】
本発明に従えば、指紋読取面から読取られた指紋は予め記憶された複数指の指紋と照合され、一致する指紋があるかどうかの認証がなされる。情報処理装置では、このようにして指紋認証機能が実現される。また、指紋認証時には、表示手段の表示面上の指紋読取りに関連した座標が座標指定手段によって指定される。制御手段は、指定された座標での複数指の指紋認証結果の組合せに基づいて情報処理装置の動作を制御する。これにより、高度なセキュリティでの情報処理装置の動作制御を可能とする。
【0019】
また本発明は、前記制御手段は、一致した指紋のユーザに対応するアプリケーションを起動することを特徴とする。
【0020】
本発明に従えば、制御手段は、指紋が一致したとき、ユーザ毎に予め設定されたアプリケーションの中の一致した指紋のユーザに対応するアプリケーションを起動する。このように、指紋認証時における座標指定という簡単な操作によって情報処理装置の動作を制御することができる。
【0021】
また本発明は、前記制御手段は、一致した指紋のユーザに対応するファイルのみを開くことを特徴とする。
【0022】
本発明に従えば、制御手段は、一致した指紋のユーザのファイルのみを開く。このように、指紋認証時における座標指定という簡単な操作によって情報処理装置の動作を制御することができる。
【0023】
また本発明は、前記情報処理装置は、
メニューの実行レベルに対応した領域を設定するメニュー実行レベル領域設定手段と、
指定された座標に基づいて設定されたメニュー実行レベル領域が指定されたか否かを判定するメニュー実行レベル領域指定判定手段と、をさらに含み、
前記制御手段は、メニュー実行レベル領域が指定されかつ指紋が一致したとき、ユーザ毎に予め設定された実行レベルの中の一致した指紋のユーザに対応する実行レベルであって、指定されたメニュー実行レベル領域の実行レベルでメニューを実行することを特徴とする。
【0024】
本発明に従えば、メニュー実行レベル領域指定判定手段は、指定された座標に基づいて、メニュー実行レベル領域設定手段によって設定されたメニュー実行レベル領域が指定されたか否かを判定する。制御手段は、この判定結果および指紋認証結果に基づいて情報処理装置の動作を制御する。すなわち、メニュー実行レベル領域が指定されかつ指紋が一致したとき、ユーザ毎に予め設定された実行レベルの中の一致した指紋のユーザに対応する実行レベルであって、指定されたメニュー実行レベル領域の実行レベルでメニューを実行する。このように、指紋認証時における座標指定という簡単な操作によって情報処理装置の動作を制御することができる。
【0025】
また本発明は、前記制御手段は、各指毎の指紋認証結果と指紋入力順に基づき動作制御を行うことを特徴とする。
【0026】
本発明に従えば、制御手段は、各指毎の指紋認証結果と指紋入力順に基づいて情報処理装置の動作を制御する。これにより、高いセキュリティ性を得ることができる。
【0027】
また本発明は、指紋読取面から読取った指紋を予め記憶された指紋と照合し認証する指紋認証手段を備える情報処理装置において、
直交座標が設定された表示面に捺印欄を有する書類が表示される表示手段と、
前記捺印欄に指紋読取りの座標を設けた座標指定手段とを含み、
指紋入力で検出された座標が捺印欄の座標の場合には、
指紋認証の結果に基づき前記書類の捺印欄に承認印を付加する制御手段とを含むことを特徴とする情報処理装置である。
【0028】
本発明に従えば、指紋読取面から読取られた指紋は予め記憶された指紋と照合され、一致する指紋があるかどうかの認証がなされる。情報処理装置では、このようにして指紋認証機能が実現される。また、捺印欄を有する書類に対して、指紋読取りに関連して指定された座標が捺印欄内の座標であったときには、承認印が付加される。これにより、書類に対する捺印の承認に対して高いセキュリティ性を得ることができる。
【0029】
また本発明は、前記情報処理装置は、さらに、
承認印が付加された書類を通信するための通信手段とを含むことを特徴とする。
【0030】
本発明に従えば、承認印が付加された書類を通信手段によって通信することができるので、報告書などの書類を次の人に転送して回覧することができる。
【0031】
また本発明は、前記情報処理装置は、さらに、
承認印が付加された書類に対して付帯処理をする付帯処理手段を含むことを特徴とする。
【0032】
本発明に従えば、承認印が付加された書類を付帯処理手段によって付帯処理することができるので、決済承認願などの書類に対して注文書の発行処理を行うことができる。
【0033】
また本発明は、前記表示面と指紋読取面とが同一であることを特徴とする。
また本発明は、前記座標指定手段に指紋読取面が形成されていることを特徴とする。
【0034】
本発明に従えば、指紋認証時には指紋読取面である表示面にユーザの指が接触され、このようにして指紋読取面から読取られた指紋が照合され認証される。また、表示面上の指紋読取りに関連した座標、すなわち指を接触した位置の座標は、指の接触時に指定される。制御手段は、このような簡単な操作によって指定された座標に基づいて情報処理装置の動作を制御する。表示面と指紋読取面とが同一なので、指紋入力と座標指定とを同一の操作で行うことができ、高い操作性が得られる。
本発明に従えば、指紋認証時には、座標指定手段に形成された指紋読取面にユーザの指が接触され、このようにして指紋読取面から読取られた指紋が照合され認証される。また、表示面上の指紋読取りに関連した座標は、座標指定手段によって指定される。制御手段は、このような簡単な操作によって指定された座標に基づいて情報処理装置の動作を制御する。座標指定手段に指紋読取面が形成されるので、座標指定と指紋入力とを同一の操作で行うことができ、高い操作性が得られる。
【0035】
また本発明は、前記制御手段は、特定座標が指定されたときに指紋認証手段を起動させることを特徴とする。
【0036】
本発明に従えば、指定された座標が特定の座標であったときに指紋認証手段を起動するよう情報処理装置の動作を制御することができる。したがって、特定座標以外の座標が指定されたときには指紋認証を行わないようにして、高いセキュリティ性を得ることができる。
【0037】
また本発明は、前記制御手段は、指紋が一致していたときに情報処理装置の電源の動作を制御することを特徴とする。
【0038】
本発明に従えば、実行された指紋認証の結果、読取られた指紋が予め記憶された指紋と一致していたときに、情報処理装置の電源のオン/オフ動作が制御される。たとえば、指紋が一致していたときに、電源をオフ状態からオン状態にする。このようにして高いセキュリティ性および操作性を得ることができ、また消費電力の低減を図ることができる。
【0039】
また本発明は、前記制御手段は、指紋が一致していたときにユーザ毎に予め設定された動作条件の中から一致した指紋のユーザに対応する動作条件を読出して設定することを特徴とする。
本発明に従えば、実行された指紋認証の結果、読取られた指紋が予め記憶された指紋と一致していたときに、ユーザ毎に予め設定された動作条件の中から一致した指紋のユーザに対応する動作条件が読出されて設定される。したがって、ユーザに適した操作環境や利用機能を設定することができ、高い操作性が得られる。
【0040】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の一形態である情報処理装置31のブロック図である。指紋認証機能を備える情報処理装置31の中央処理部32には、表示・指紋読取部34の指紋読取動作を制御する指紋データセンシング制御部33、指紋センシングエリア設定部35、表示・指紋読取部34の表示動作を制御する表示制御部36、キーボードなどのキー入力部37、不揮発性メモリで実現される記憶部38、ネットワークとの接続やプリンタなどの周辺機器との接続のための入出力部39および記憶部40が接続され、装置全体の動作を統括的に制御する。
【0041】
表示・指紋読取部34において、たとえば液晶表示装置で実現される表示部の直交座標が設定された表示面と、公知の技術によって実現される指紋読取部の指が接触される指紋読取面とは同一である。具体的には、液晶表示装置のすべての画素にデータ読取りのためのセンサが設けられる。該センサは液晶表示装置のすべての画素に設ける必要はなく、一部の画素だけに設けても構わない。このようにして、図2に示される表示・データ読取画面59を有する表示・指紋読取部34によって、画面59の上の座標データと指紋データとが取得される。中央処理部32は、取得された座標データに基づいて情報処理装置31の動作を制御し、また取得された指紋データに基づいて装置31の動作を制御する。
【0042】
なお、表示・指紋読取部34として、たとえば本願出願人による特願平11−12231号に記載した画像読取装置であって、液晶層内部に受光素子を埋込んで指紋データを読取る画像読取装置を採用しても構わない。情報処理装置31では、指紋読取手段、表示手段および座標指定手段が表示・指紋読取部34によって実現される。
【0043】
指紋データセンシング制御部33の座標位置・指紋データ記憶部58には、表示・指紋読取部34で取得された座標データと指紋データとが一時記憶される。これらの記憶データは記憶部40に転送される。表示・指紋読取部34には、表示制御部36から表示データが与えられる。また、表示・指紋読取部34の表示動作と指紋読取動作とのタイミングの制御は、中央処理部32によって行われる。
【0044】
指紋センシングエリア設定部35は、画面59中に指紋読取領域60を設定する。該領域60は、たとえば入力ペンなどの指示手段によって指定された2点の座標を向かい合った頂点とする矩形領域である。キー入力部37からは、必要に応じて指紋データに対する付加データなどが入力される。
【0045】
記憶部38には予め登録されたユーザ登録データが記憶されており、必要に応じて中央処理部32によって読出され、記憶部40に転送され格納される。なお、アプリケーションプログラムも同様に記憶部38に記憶され、必要に応じて中央処理部32が読出し、記憶部40に転送し格納されるが、記憶部40に記憶しておいても構わない。
【0046】
記憶部40は、指紋認証部42、ユーザの登録データの読出し・格納部45およびアプリケーションプログラム格納部48で構成されるプログラム・ワークメモリ41を備える。指紋認証部42は、指紋データの特徴データを抽出する特徴抽出部43と、抽出された特徴データを照合する照合部44とを有する。ユーザの登録データの読出し・格納部45は、ユーザ登録データを読出すデータ読出部46と、読出されたユーザ登録データを格納するデータ格納部47とを有する。
【0047】
図3は、記憶部38のユーザ登録データを示す図である。ユーザ登録データは、ユーザ毎の、基本データ部61と関連データ部62とで構成される。基本データ部61は、ユーザの氏名データ格納部63、指紋データの格納部64および役職・代理決済者データの格納部65で構成される。前記指紋データの格納部64には、左手各指の指紋データ64aと右手各指の指紋データ64bとがそれぞれ格納される。関連データ部62は、操作環境データの格納部66、利用機能の制限データの格納部67、各指のショートカットデータの格納部68、権限データの格納部69および起動アプリケーションの設定データの格納部70で構成される。前記権限データの格納部69には、機器設定変更レベル69a、ネットワーク接続変更レベル69bおよびその他のデータ69cがそれぞれ格納される。
【0048】
操作環境とは情報処理装置31の動作条件に相当し、たとえば操作案内を行うヘルプ情報などの特定情報の表示/非表示、スクリーンキーなどの特定キーのオン/オフ、表示される文字の大きさなどを規定するデータである。利用機能の制限データも動作条件に相当し、たとえば接続されるCD(コンパクトディスク)−ROM(リードオンリメモリ)からのデータ読出しの可/不可、SIO(ファイル転送プロトコル)の利用の可/不可などを規定するデータである。各指のショートカットデータはユーザの各指毎に予め設定されたコマンドに相当し、たとえばスケジュールの登録機能の実行を指定するコマンドである。権限データとは、機器設定変更レベルやネットワーク接続変更レベルなどを規定するデータである。起動アプリケーションとは、決済承認願に捺印されたときに実行される注文書発行のアプリケーションや報告書に捺印されたときに実行されるネットワーク接続のアプリケーションである。
【0049】
図4は、情報処理装置31の第1動作を示すフローチャートである。ステップa1では、指紋の読取りに必要な要素、すなわち中央処理部32、指紋データセンシング制御部33および表示・指紋読取部34を電源オン状態とし、指紋の読取りに必要でない要素は電源オフ状態として、比較的遅い指紋入力の検出周期で指紋入力を待つ。指紋の入力があるまでこの状態が維持され、このようにして消費電力の低減が図られる。
【0050】
次のステップa2では、表示・指紋読取部34の表示・データ読取画面59への指の接触による電源オンの操作があったか否かを中央処理部32が判断する。指が接触されて、電源オン操作があったと判断すると、次のステップa3に進む。指が接触されると、指紋データセンシング制御部33は中央処理部32に対して割込信号を発生する。この割込信号に基づいて中央処理部32は電源オンの操作ありの判断を行う。またあるいは、中央処理部32から指紋データセンシング処理部33へのポーリングによるステータスの読出しによって、中央処理部32は電源オンの操作ありの判断を行う。
【0051】
ステップa3では、情報処理装置31全体の電源状態をオンとし、指紋データセンシング制御部33は表示・指紋読取部34から指紋データと指が接触された位置の座標データとを読出し、記憶部58に一時記憶する。これらのデータは、中央処理部32を介して記憶部40に転送される。またあるいは、中央処理部32を介さずにDMA(ダイレクトメモリアクセス)によってそのまま記憶部40に転送される。
【0052】
次のステップa4では、取得された座標データによる位置が特定の位置であるか否かを中央処理部32が判断する。特定位置であったときにはステップa5に進み、特定位置でなかったときにはステップa2に戻る。
【0053】
ステップa5では、中央処理部32は、記憶部38に登録されているユーザ登録データの指紋データを読出し、記憶部40に格納する。次のステップa6では、中央処理部32は取得された指紋データと記憶部38から読出された指紋データとを、記憶部40に記憶された指紋認証プログラムによって照合し認証する。次のステップa7では、指紋が一致しているか否かを判断する。一致しているときには電源オン状態を維持して動作を終了する。一致していないときにはステップa8に進む。
【0054】
ステップa8では、記憶部38に登録されている指紋データがまだあるか否かを判断し、まだあるときにはステップa5に戻って登録されている指紋データがなくなるまで指紋認証動作を繰返す。登録されている指紋データがもうないときにはステップa9に進み、エラー表示を行ってステップa1に戻る。
【0055】
なお、記憶部40に記憶された指紋認証プログラムは、記憶部38から読出されて格納されたものである。該プログラムは指紋認証の度に読出して格納する必要はなく、最初に読出して格納したプログラムを繰返し使用しても構わない。
【0056】
また、ここでは、記憶部38に登録されている指紋データを認証の度に記憶部40に読出す例について説明したが、登録されているすべての指紋データを最初に読出すようにしても構わない。
【0057】
さらに、ステップa9のエラー表示は必要に応じて行えばよく、ステップa8で登録されている指紋データがもうないときには直ちにステップa1に進んでも構わない。
【0058】
図5は、情報処理装置を31の第2動作を示すフローチャートである。このフローチャートは図4のフローチャートにステップa10,a11を追加したものであり、同じステップの説明は省略する。ステップa7で指紋が一致しているか否かを判断し、一致していたときにはステップa10に進む。ステップa10では、記憶部38に登録されている関連データのうち、一致した指紋のユーザに対応した関連データがあるか否かを判断する。あるときにはステップa11に進んで該関連データを読出す。そして、該関連データに基づいた操作環境や利用機能を設定して、電源オン状態を維持して動作を終了する。関連データがないときにはそのままの電源オン状態を維持して動作を終了する。
【0059】
図6は、情報処理装置31の第3動作を示すフローチャートである。ステップa21では、表示・指紋読取部34の表示・データ読取画面59に図7に示されるような暗証番号の入力を促す画面71が設定され表示される。画面71には、0〜9までの数値を指定して暗証番号を入力するための暗証番号入力領域72が設定されている。なお、該領域72は指紋入力領域でもある。次のステップa22では、画面71の暗証番号入力領域72への指の接触による暗証番号の入力操作があったか否かを中央処理部32が判断する。領域72に指が接触されて、暗証番号の入力操作があったと判断すると、次のステップa23に進む。ここで、暗証番号の入力と同時に指紋も入力される。また、領域72以外の領域への指の接触は無視される。
【0060】
ステップa23では、指紋データセンシング制御部33は表示・指紋読取部34から指紋データと指が接触された位置の座標データとを読出し、記憶部58に一時記憶する。次のステップa24では、取得された座標データによる位置に基づいて、暗証番号を検知し取得する。次のステップa25では、取得された指紋データを記憶部40に格納する。次のステップa26では、暗証番号の入力が予め定められた桁数、たとえば4桁まで行われたか否かを判断する。入力されたときにはステップa27に進み、入力されていないときにはステップa22に戻る。
【0061】
ステップa27では、中央処理部32は、取得された暗証番号と予め登録された暗証番号とを照合し認証して、両者が一致しているか否かを判断する。一致しているときにはステップa28に進み、一致していないときにはステップa29に進む。暗証番号が一致していたステップa28では、中央処理部32は、取得された指紋データと予め記憶された指紋データとを照合し認証して、両者が一致しているか否かを判断する。一致しているときにはそのまま動作を終了し、一致していないときにはステップa30に進む。ステップa29,a30では、エラー表示を行って動作を終了する。
【0062】
なお、暗証番号の認証プログラムは前記指紋認証プログラムと同様に、記憶部38から読出されて記憶部40に格納される。該プログラムも暗証番号の認証の度に読出して格納する必要はなく、最初に読出して格納したプログラムを繰返し使用しても構わない。また、ステップa29,a30のエラー表示は必要に応じて行えばよく、ステップa27,28の動作終了後、直ちに動作を終了しても構わない。
【0063】
図8は、情報処理装置31の第4動作を示すフローチャートである。ステップa41では、表示・指紋読取部34の表示・データ読取画面59に図9に示されるような指紋の入力を促す画面73が設定され表示される。画面73には、複数の指紋入力枠74が設定されている。また、記憶部38に記憶された指紋データが読出され記憶部40に格納される。
【0064】
次のステップa42では、画面73の指紋入力枠74内への指の接触による指紋の入力操作があったか否かを中央処理部32が判断する。枠74内に指が接触されて、指紋の入力操作があったと判断すると、次のステップa43に進む。ここで、枠74外への指の接触は無視される。
【0065】
ステップa43では、指紋データセンシング制御部33は表示・指紋読取部34から指紋データと指が接触された位置の座標データとを読出し、記憶部58に一時記憶する。次のステップa44では、取得された座標データによる位置に基づいて、入力された枠74を検知して取得する。次のステップa45では、取得された指紋データを記憶部40に格納する。次のステップa46では、指紋入力があった枠順と、予め登録された枠順とを照合し認証して、両者が一致しているか否かを判断する。一致しているときにはステップa47に進み、一致していないときにはステップa48に進む。
【0066】
ステップa47では、中央処理部32は、予め登録された枠順をすべて照合し認証したか否かを判断する。すべて照合し認証したときにはそのまま動作を終了し、すべて照合し認証していないときにはステップa42に戻る。ステップa48では、エラー表示を行って動作を終了する。
【0067】
なお、枠順の認証プログラムは前記指紋認証プログラムと同様に、記憶部38から読出されて記憶部40に格納される。該プログラムも枠順の認証の度に読出して格納する必要はなく、最初に読出して格納したプログラムを繰返し使用しても構わない。また、ステップa48のエラー表示は必要に応じて行えばよく、ステップa46で枠順が一致していなかったときには直ちに動作を終了しても構わない。
【0068】
図10は、情報処理装置31の第5動作を示すフローチャートである。ステップa51では、表示・指紋読取部34の表示・データ読取画面59に図11に示されるような指紋の入力を促す画面75が設定され表示される。画面75には、各指毎の指紋入力枠76が設定されている。また、記憶部38に記憶された指紋データが読出され記憶部40に格納される。
【0069】
次のステップa52では、画面75の指紋入力枠76内への指の接触による指紋の入力操作があったか否かを中央処理部32が判断する。枠76内に指が接触されて、指紋の入力操作があったと判断すると、次のステップa53に進む。ここで、枠76外への指の接触は無視される。
【0070】
ステップa53では、指紋データセンシング制御部33は表示・指紋読取部34から指紋データと指が接触された位置の座標データとを読出し、記憶部58に一時記憶する。次のステップa54では、取得された座標データによる位置に基づいて、入力された枠76を検知して取得し、どの指の指紋データであるかのラベリングを行う。次のステップa55では、取得されたラベリングされた各指紋データを記憶部40に格納する。
【0071】
次のステップa56では、ラベリングされた各指紋データと、予め登録された指紋データとを照合し認証して、両者が一致しているか否かを判断する。また、指紋入力があった枠順と、予め登録された枠順とを照合し認証して、両者が一致しているか否かを判断する。ここで、指紋および枠順は、その両方を判断してもよいし、いずれか一方を判断しても構わない。指紋および/または枠順が一致しているときにはそのまま動作を終了し、一致していないときにはステップa57に進んでエラー表示を行って動作を終了する。
【0072】
なお、ステップa57のエラー表示は必要に応じて行えばよく、ステップa56で指紋および/または枠順が一致していないときには直ちに動作を終了しても構わない。
【0073】
図12は、情報処理装置31の第6動作を示すフローチャートである。このフローチャートは、図10のフローチャートのステップa54〜a57を削除し、ステップa58〜a61を追加したものであり、同じステップの説明は省略する。ステップa53で、指紋データセンシング制御部33は表示・指紋読取部34から指紋データと指が接触された位置の座標データとを読出し、記憶部58に一時記憶し、記憶部40に転送すると、次のステップa58では、指紋データを照合し認証して、一致しているか否かを判断する。一致しているときにはステップa59に進み、一致していないときにはステップa61に進む。
【0074】
ステップa59では、一致していた指紋データのユーザに対応する関連データが記憶されているか否かを判断する。記憶されているときにはステップa60に進み、関連データによる各指毎に予め設定されたコマンドを読出して実行して動作を終了する。関連データが記憶されていないときにはそのまま動作を終了する。ステップa61では、エラー表示を行って動作を終了する。
【0075】
なお、ステップa61のエラー表示は必要に応じて行えばよく、ステップa58で指紋データが一致していないときには直ちに動作を終了しても構わない。
【0076】
図13は、情報処理装置31の第7動作を示すフローチャートである。ステップa71では、表示・指紋読取部34の表示・データ読取画面59に図14に示されるようなアイコンの指定を促す画面77が設定され表示される。画面77には、複数のアイコン78a〜78fが設定されている。なお、該アイコン78a〜78fの領域は指紋入力領域でもある。また、記憶部38に記憶された指紋データが読出され記憶部40に格納される。
【0077】
次のステップa72では、画面77への指の接触による指紋の入力操作があったか否かを中央処理部32が判断する。指が接触されて、指紋の入力操作があったと判断すると、次のステップa73に進む。ここで、アイコン78a〜78f外への指の接触によって、次の処理に進まないよう制御することも可能である。
【0078】
ステップa73では、指紋データセンシング制御部33は表示・指紋読取部34から指紋データと指が接触された位置の座標データとを読出し、記憶部58に一時記憶し、記憶部40に転送する。次のステップa74では、指紋データを照合し認証して、一致しているか否かを判断する。一致しているときにはステップa75に進み、一致していないときにはステップa80に進んで、エラー表示を行って動作を終了する。
【0079】
ステップa75では、指紋入力がどのアイコン78a〜78f内になされたかを判断する。電話帳アイコン78aのときにはステップa76に、スケジュールアイコン78bのときにはステップa77に、ファイル管理アイコン78cのときにはステップa78に、アプリケーションアイコン78dのときにはステップa79にそれぞれ進む。このフローチャートにはないが、アイコン78eのときは手書きメモのアプリケーションを、アイコン78fのときには音声メモのアプリケーションを起動し、終了する。アイコン78a〜78f外のときにはそのまま動作を終了する。ステップa76〜a78では、指定された各アイコン78a〜78cに対応するアプリケーションの、一致した指紋のユーザのデータのみを読出して表示し、登録、変更および削除などのデータ編集を可能として、動作を終了する。また、ステップa79では、ユーザ毎に予め登録されたアプリケーションの中の、一致した指紋のユーザに対応するアプリケーションを起動して、動作を終了する。
【0080】
なお、ステップa80のエラー表示は必要に応じて行えばよく、ステップa74で指紋データが一致しないときには直ちに動作を終了しても構わない。
【0081】
図15は、情報処理装置31の第8動作を示すフローチャートである。ステップa81では、表示・指紋読取部34の表示・データ読取画面59に図16に示されるようなメニューの指定を促す画面79が設定され表示される。ここで、メニューはマシン設定およびネットワーク接続の2つであり、前記画面79には2つのメニュー指定領域80a,80bが設定されている。なお、該メニュー指定領域80a,80bは指紋入力領域でもある。また、記憶部38に記憶された指紋データが読出され記憶部40に格納される。
【0082】
メニュー指定を促す前記画面79のメニュー指定領域80a,80bは、具体的に図17に示されるように複数の領域A〜Jに区分されている。領域80a,80bの中のどの領域A〜Jに指紋入力がなされたかによって、メニュー実行時の権限レベルが指定される。
【0083】
次のステップa82では、画面79への指の接触による指紋の入力操作があったか否かを中央処理部32が判断する。指が接触されて、指紋の入力操作があったと判断すると、次のステップa83に進む。ここで、メニュー指定領域80a,80b外への指の接触によって、次の処理に進まないよう制御することも可能である。
【0084】
ステップa83では、指紋データセンシング制御部33は表示・指紋読取部34から指紋データと指が接触された位置の座標データとを読出し、記憶部58に一時記憶し、記憶部40に転送する。次のステップa84では、指紋データを照合し認証して、一致しているか否かを判断する。一致しているときにはステップa85に進み、一致していないときにはステップa90に進んで、エラー表示を行って動作を終了する。
【0085】
ステップa85では、一致した指紋のユーザに対応する権限データを記憶部38から読出し、記憶部40に格納する。次のステップa86では、指紋入力がどの領域A〜E内になされたかを判断する。領域Aのときにはステップa87に、領域BまたはDのときにはステップa88に、領域CまたはEのときにはステップa89にそれぞれ進み、読出され格納された権限データのレベルであって、各領域A〜Eで指定される権限レベルでマシン設定のメニューを実行するようにして動作を終了し、これ以外のときにはそのまま動作を終了する。
【0086】
なお、ステップa90のエラー表示は必要に応じて行えばよく、ステップa84で指紋データが一致しないときには直ちに動作を終了しても構わない。
【0087】
図18は、情報処理装置31の第9動作を示すフローチャートである。このフローチャートは図15のフローチャートのステップa87〜89を削除してステップa91〜a93を追加したものであり、同じステップの説明は省略する。ステップa86で、指紋入力がどの領域F〜J内になされたかを判断する。領域Fのときにはステップa91に、領域GまたはIのときにはステップa92に、領域HまたはJのときにはステップa93にそれぞれ進み、読出され格納された権限データのレベルであって、各領域F〜Jで指定される権限レベルでネットワーク接続のメニューを実行するようにして動作を終了し、これ以外のときにはそのまま動作を終了する。
【0088】
図19は、情報処理装置31の第10動作を示すフローチャートである。ステップa101では、表示・指紋読取部34の表示・データ読取画面59に図20に示されるような報告書83を有する画面81が設定され表示される。報告書83には捺印欄82が設定されている。なお、該捺印欄82は指紋入力領域でもある。また、記憶部38に記憶された指紋データが読出され記憶部40に格納される。
【0089】
次のステップa102では、報告書83への指の接触による指紋の入力操作があったか否かを中央処理部32が判断する。報告書83に指が接触されて、指紋の入力操作があったと判断すると、次のステップa103に進む。ここで、指の接触は画面81の全体であっても構わない。
【0090】
ステップa103では、指紋データセンシング制御部33は表示・指紋読取部34から指紋データと指が接触された位置の座標データとを読出し、記憶部58に一時記憶し、記憶部40に転送する。次のステップa104では、指紋の入力が捺印欄82内へなされたか否かを判断する。捺印欄82内であったときにはステップa105に進み、それ以外であったときにはステップa111に進んでエラー表示を行って動作を終了する。
【0091】
ステップa105では、指紋データを照合し認証して、一致しているか否かを判断する。一致しているときにはステップa106に進み、一致していないときにはステップa111に進んで、エラー表示を行って動作を終了する。
【0092】
ステップa106では、関連データに基づいて、一致した指紋データが報告書の捺印権限所有者か否かを判断する。判断結果が肯定であったときにはステップa107に進み、否定であったときにはステップa110に進んで承認権限がない旨の表示を行って動作を終了する。
【0093】
ステップa107では、報告書に次の捺印者が設定されているか否かを判断する。設定されているときにはステップa108に進み、設定されていないときにはステップa109に進む。ステップa108では、報告書に指紋入力者の承認印を付加し、承認印が付加された報告書を次の捺印者に回覧する。すなわち、ネットワークを介して次の捺印者にデータ送信する。そして動作を終了する。ステップa109では、報告書に指紋入力者の承認印を付加し、承認印が付加された報告書を報告書ファイルに設定されている保管場所に保管して、動作を終了する。
【0094】
なお、ステップa110の表示やステップa111のエラー表示は必要に応じて行えばよく、ステップa105で指紋データが一致しないときやステップa106で判断が否定であったときには直ちに動作を終了しても構わない。
【0095】
図21は、情報処理装置31の第11動作を示すフローチャートである。ステップa121では、表示・指紋読取部34の表示・データ読取画面59に図22に示されるような決済承認願86を有する画面84が設定され表示される。決済承認願86には捺印欄85が設定されている。なお、該捺印欄85は指紋入力領域でもある。また、記憶部38に記憶された指紋データが読出され記憶部40に格納される。
【0096】
次のステップa122では、決済承認願86への指の接触による指紋の入力操作があったか否かを中央処理部32が判断する。決済承認願86に指が接触されて、指紋の入力操作があったと判断すると、次のステップa123に進む。ここで、指の接触は画面84の全体であっても構わない。
【0097】
ステップa123では、指紋データセンシング制御部33は表示・指紋読取部34から指紋データと指が接触された位置の座標データとを読出し、記憶部58に一時記憶し、記憶部40に転送する。次のステップa124では、指紋の入力が捺印欄85内へなされたか否かを判断する。捺印欄85内であったときにはステップa125に進み、それ以外であったときにはステップa131に進んでエラー表示を行って動作を終了する。
【0098】
ステップa125では、指紋データを照合し認証して、一致しているか否かを判断する。一致しているときにはステップa126に進み、一致していないときにはステップa131に進んで、エラー表示を行って動作を終了する。
【0099】
ステップa126では、関連データに基づいて、一致した指紋データが決済承認願の捺印権限所有者か否かを判断する。判断結果が肯定であったときにはステップa127に進み、否定であったときにはステップa130に進んで承認権限がない旨の表示を行って動作を終了する。
【0100】
ステップa127では、決済承認願の合計金額が承認者の決裁権限内か否かを判断する。権限内であるときにはステップa129に進み、権限内でないときにはステップa128に進む。ステップa128では、決済承認願に指紋入力者の承認印を付加し、承認印が付加された決済承認願次の承認者に回覧する。すなわち、ネットワークを介して次の承認者にデータ送信する。そして動作を終了する。ステップa129では、決済承認願に指紋入力者の承認印を付加し、承認印が付加された決済承認願を決済承認願ファイルに設定されている保管場所に保管しさらに注文書の発行処理を行って、動作を終了する。
【0101】
なお、ステップa130の表示やステップa131のエラー表示は必要に応じて行えばよく、ステップa125で指紋データが一致しないときやステップa126で判断が否定であったときには直ちに動作を終了しても構わない。
【0102】
図23は、本発明の実施の他の形態である情報処理装置57のブロック図である。情報処理装置57は前記情報処理装置31とほぼ同様にして構成されるが、座標指定手段としてマウス52を有し、該マウス52に指紋読取部の読取面50を形成したことを特徴とする。前記装置31と同様の構成要素には同じ参照符号を付して示す。
【0103】
指紋認証機能を備える情報処理装置57の中央処理部32には、指紋読取動作を制御する指紋データセンシング制御部49、表示部51の表示動作を制御する表示制御部36、マウス52の動作を制御するポインタ制御部55、マウスによって指定される表示面上の指紋読取りに関連した座標位置を検出する指紋読取り位置検出部56、キー入力部37、記憶部38、入出力部39および記憶部40が接続され、装置全体の動作を統括的に制御する。
【0104】
表示部51は、たとえば液晶表示装置で実現され、直交座標が設定された表示面を有する。指紋読取部は、たとえば公知の技術によって実現され、指が接触される指紋読取面50を有する。該指紋読取面50はマウス52の表面に形成され、たとえばマウス52が有する左右ボタン53,54のうちの一方ボタン、ここでは左ボタン53に形成される。中央処理部32は、指紋読取り位置検出部56によって検出され取得された座標データに基づいて、前記情報処理装置31と同様に情報処理装置57の動作を制御し、また取得された指紋データに基づいて前記装置31と同様に装置57の動作を制御する。
【0105】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、指定された座標毎に定義された情報と、座標指定時に取得された複数の指紋の認証結果との組合せに基づいて情報処理装置の動作を制御するので、指紋認証時における座標指定という簡単な操作によって高度なセキュリティでの情報処理装置の動作制御を可能とする。
【0106】
また本発明によれば、暗証番号の認証結果と指紋認証結果との組合せに基づいて情報処理装置の動作を制御するので、さらに高度なセキュリティでの情報処理装置の動作制御を可能とする。
【0107】
また本発明によれば、特定の暗証番号以外の番号が取得されたときには指紋認証を行わないようにして、高いセキュリティ性を得ることができる。
【0108】
また本発明によれば、指定された座標毎に定義された情報と、座標毎に対応づけられた指の指紋認証結果との組合せに基づいて情報処理装置の動作を制御するので、さらに高度なセキュリティでの情報処理装置の動作制御を可能とする。
【0109】
また本発明によれば、指定された座標での複数指の指紋認証結果の組合せに基づいて情報処理装置の動作を制御するので、高度なセキュリティでの情報処理装置の動作制御を可能とする。
【0110】
また本発明によれば、指紋が一致したとき、ユーザ毎に予め設定されたアプリケーションの中の一致した指紋のユーザに対応するアプリケーションを起動するので、指紋認証時における座標指定という簡単な操作によって情報処理装置の動作を制御することができる。
【0111】
また本発明によれば、一致した指紋のユーザのファイルのみを開くので、指紋認証時における座標指定という簡単な操作によって情報処理装置の動作を制御することができる。
【0112】
また本発明によれば、メニュー実行レベル領域が指定されかつ指紋が一致したとき、ユーザ毎に予め設定された実行レベルの中の一致した指紋のユーザに対応する実行レベルであって、指定されたメニュー実行レベル領域の実行レベルでメニューを実行するので、指紋認証時における座標指定という簡単な操作によって情報処理装置の動作を制御することができる。
【0113】
また本発明によれば、各指毎の指紋認証結果と指紋入力順に基づいて情報処理装置の動作を制御するので、高いセキュリティ性を得ることができる。
【0114】
また本発明によれば、捺印欄を有する書類に対して、指紋読取りに関連して指定された座標が捺印欄内の座標であったときには、承認印が付加されるので、書類に対する捺印の承認に対して高いセキュリティ性を得ることができる。
【0115】
また本発明によれば、承認印が付加された書類を通信手段によって通信することができるので、報告書などの書類を次の人に転送して回覧することができる。
【0116】
また本発明によれば、承認印が付加された書類を付帯処理手段によって付帯処理することができるので、決済承認願などの書類に対して注文書の発行処理を行うことができる。
【0117】
また本発明によれば、表示面と指紋読取面とが同一なので、指紋入力と座標指定とを同一の操作で行うことができ、高い操作性が得られる。また、座標指定手段に指紋読取面が形成されるので、座標指定と指紋入力とを同一の操作で行うことができ、高い操作性が得られる。
【0118】
また本発明によれば、特定座標以外の座標が指定されたときには指紋認証を行わないようにして、高いセキュリティ性を得ることができる。
【0119】
また本発明によれば、読取られた指紋が予め記憶された指紋と一致していたときに、情報処理装置の電源のオン/オフ動作を制御するので、高いセキュリティ性および操作性を得ることができ、また消費電力の低減を図ることができる。
【0120】
また本発明によれば、読取られた指紋が予め記憶された指紋と一致していたときに、ユーザ毎に予め設定された動作条件の中から一致した指紋のユーザに対応する動作条件が読出されて設定されるので、ユーザに適した操作環境や利用機能を設定することができ、高い操作性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である情報処理装置31のブロック図である。
【図2】表示・指紋読取部34の表示・データ読取画面59を示す図である。
【図3】記憶部38のユーザ登録データを示す図である。
【図4】情報処理装置を31の第1動作を示すフローチャートである。
【図5】情報処理装置を31の第2動作を示すフローチャートである。
【図6】情報処理装置31の第3動作を示すフローチャートである。
【図7】暗証番号の入力を促す画面71を示す図である。
【図8】情報処理装置31の第4動作を示すフローチャートである。
【図9】指紋の入力を促す画面73を示す図である。
【図10】情報処理装置31の第5動作を示すフローチャートである。
【図11】指紋の入力を促す画面75を示す図である。
【図12】情報処理装置31の第6動作を示すフローチャートである。
【図13】情報処理装置31の第7動作を示すフローチャートである。
【図14】アイコンの指定を促す画面77を示す図である。
【図15】情報処理装置31の第8動作を示すフローチャートである。
【図16】メニューの指定を促す画面79を示す図である。
【図17】前記画面79のメニュー指定領域80a,80bの複数の領域A〜Jを示す図である。
【図18】情報処理装置31の第9動作を示すフローチャートである。
【図19】情報処理装置31の第10動作を示すフローチャートである。
【図20】報告書83を有する画面81を示す図である。
【図21】情報処理装置31の第11動作を示すフローチャートである。
【図22】決済承認願86を有する画面84を示す図である。
【図23】本発明の実施の他の形態である情報処理装置57のブロック図である。
【図24】従来技術の情報処理装置1のブロック図である。
【図25】情報処理装置1の指紋読取部4と表示部7とを示す図である。
【符号の説明】
31,57 情報処理装置
32 中央処理部
33,49 指紋データセンシング制御部
34 表示・指紋読取部
35 指紋センシングエリア設定部
36 表示制御部
38,40 記憶部
39 入出力部
41 プログラム・ワークメモリ
42 指紋認証部
43 特徴抽出部
44 照合部
45 指紋・関連データ読出し・格納部
46 読出部
47 格納部
48 アプリケーションプログラム格納部
50 指紋読取面
51 表示部
52 マウス
53 左ボタン
54 右ボタン
55 ポインタ制御部
56 指紋読取位置検出部
58 座標位置・指紋データ記憶部
59 表示・データ読取画面
60 指紋読取領域
Claims (17)
- 指紋読取面から読取った指紋を予め記憶された指紋と照合し認証する指紋認証手段を備える情報処理装置において、
直交座標が設定された表示面を有する表示手段と、
表示面上の指紋読取りに関連した複数の座標を指定する座標指定手段と、
座標指定と指紋読取りを同一の操作で行い、
指定された座標毎に定義された情報と、座標指定時に取得された複数の指紋の認証結果との組合せに基づく動作制御を行う制御手段とを含むことを特徴とする情報処理装置。 - 前記情報処理装置は、
複数の指定された座標に定義された暗証番号を取得する暗証番号取得手段と、
取得された暗証番号を予め記憶された暗証番号と照合し認証する暗証番号認証手段と、をさらに含み、
前記制御手段は、暗証番号の認証結果と、前記指紋認証結果との組合せに基づき動作制御を行うことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、前記暗証番号の認証結果が正しいときに指紋認証手段を起動させることを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
- 前記指紋認証手段は、複数指の指紋認証が可能であり、
前記制御手段は、前記指定された座標毎に定義された情報と、座標毎に対応づけられた指の指紋認証結果との組合せに基づき動作制御を行うことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 指紋読取面から読取った指紋を予め記憶された指紋と照合し認証する指紋認証手段を備える情報処理装置において、
前記指紋認証手段は複数指の指紋認証が可能であり、
直交座標が設定された表示面を有する表示手段と、
表示面上の指紋読取りに関連した座標を指定する座標指定手段と、
指定された座標での複数指の指紋認証結果の組合せに基づき動作制御を行う制御手段とを含むことを特徴とする情報処理装置。 - 前記制御手段は、一致した指紋のユーザに対応するアプリケーションを起動することを特徴とする請求項1または5記載の情報処理装置。
- 前記制御手段は、一致した指紋のユーザに対応するファイルのみを開くことを特徴とする請求項1または5記載の情報処理装置。
- 前記情報処理装置は、
メニューの実行レベルに対応した領域を設定するメニュー実行レベル領域設定手段と、
指定された座標に基づいて設定されたメニュー実行レベル領域が指定されたか否かを判定するメニュー実行レベル領域指定判定手段と、をさらに含み、
前記制御手段は、メニュー実行レベル領域が指定されかつ指紋が一致したとき、ユーザ毎に予め設定された実行レベルの中の一致した指紋のユーザに対応する実行レベルであって、指定されたメニュー実行レベル領域の実行レベルでメニューを実行することを特徴とする請求項1または5記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、各指毎の指紋認証結果と指紋入力順に基づき動作制御を行うことを特徴とする請求項1または5記載の情報処理装置。
- 指紋読取面から読取った指紋を予め記憶された指紋と照合し認証する指紋認証手段を備える情報処理装置において、
直交座標が設定された表示面に捺印欄を有する書類が表示される表示手段と、
前記捺印欄に指紋読取りの座標を設けた座標指定手段とを含み、
指紋入力で検出された座標が捺印欄の座標の場合には、
指紋認証の結果に基づき前記書類の捺印欄に承認印を付加する制御手段とを含むことを特徴とする情報処理装置。 - 前記情報処理装置は、さらに、
承認印が付加された書類を通信するための通信手段とを含むことを特徴とする請求項10記載の情報処理装置。 - 前記情報処理装置は、さらに、
承認印が付加された書類に対して付帯処理をする付帯処理手段を含むことを特徴とする請求項10記載の情報処理装置。 - 前記表示面と指紋読取面とが同一であることを特徴とする請求項1,5,10のいずれか1つに記載の情報処理装置。
- 前記座標指定手段に指紋読取面が形成されていることを特徴とする請求項1,5,10のいずれか1つに記載の情報処理装置。
- 前記制御手段は、特定座標が指定されたときに指紋認証手段を起動させることを特徴とする請求項1,5,10のいずれか1つに記載の情報処理装置。
- 前記制御手段は、指紋が一致していたときに情報処理装置の電源の動作を制御することを特徴とする請求項1,5,10のいずれか1つに記載の情報処理装置。
- 前記制御手段は、指紋が一致していたときにユーザ毎に予め設定された動作条件の中から一致した指紋のユーザに対応する動作条件を読出して設定することを特徴とする請求項1,5,10のいずれか1つに記載の情報処理装置。
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