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JP3662377B2 - 医療用針 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、その末端側の端が斜めに切られて鋭利な先端に形成されたカニューレ管と、前記カニューレ管内に同軸に配置された管状保護エレメントであって、末端側の前方位置から弾力に抗して後方位置へ移動可能であり、その末端側の端は透明な先端の丸くなったシールド面によって閉じられており、且つ前記シールド面は前方位置において前記カニューレ管の先端を越えて末端側へ突出し、また後方位置において前記カニューレ管の先端の後ろに後退する管状保護エレメントと、その末端側の対物レンズが内側から前記シールド面を観察するのに用いられる、前記保護エレメント内に組み込まれた光学装置とを備える医療用針に関する。
【0002】
【従来の技術】
内視鏡的外科において、穿刺のときに血管または内蔵を傷つける危険を少なくするために、所謂ヴェレス針(Veres-Nadel) が用いられる。このヴェレス針は中空の外側カニューレを有し、外側カニューレの末端側の端は鋭利な貫通する先端になるように斜めに研磨してとがらせてある。このカニューレ内に保護エレメントが軸方向に変位可能に且つばね付きで支承されている。保護エレメントの前方の末端側の端は閉じられた先端の丸くなった、多少湾曲したシールド面を有する。保護エレメントはガスを吹き込むために(Insufflieren)末端側の先端の後ろに配置された側方の開口を備え管状に形成されている。
【0003】
ヴェレス針は、特に内視鏡的腹部外科において、含気腹膜(Pneumoperitoneum)を形成するために最初の穿刺のときに挿入される。このために先ず小さな皮膚切開部(Hautinzision)が作られる。次にヴェレス針が皮下脂肪組織(Unterhautfettgewebe) を通して引き出される。その場合において保護エレメントは、皮下脂肪組織における抵抗がばね力よりも小さいので、ばね力によって末端側へ前方の方へ押しつけられる。保護エレメントの先端の丸くなったシールド面は中空カニューレの鋭利な先端を越えて末端側へ突き出て、皮下脂肪組織を丸く押しのけ、鋭利な貫通する先端による血管損傷(Gefassverletzungen) はおこらないように構成されている。筋膜に到達したとき、組織の抵抗は、高まり、保護エレメントを前方へ押しつけるばね力よりも大きくなる。保護エレメントのシールド面は鋭い先端の後ろへ下がり筋膜のみを貫通する。筋膜を貫通直後組織の反対圧力がまた低下し、ばね力が保護エレメントを前方へ押しやり、シールド面は前腹膜(Preaperitoneum)の領域において鋭利な先端を再び保護する。腹膜に到達するとすぐに、先端に対抗する圧力が再び高まり、保護エレメントは再びシールド面と共に後退し鋭利な先端は腹膜を開くことができる。先端が腹室(Bauchraum) 内に前方へ滑るとすぐに、空の腹腔は何ら抵抗しないので保護エレメントはばね力で再び前方へ動く。先端の丸くなったシールド面は空の腹腔内の血管および腸を鋭利な先端によって損傷せしめられることから保護する。
【0004】
ヴェレス針の場合、筋膜および腹膜の貫通については、保護エレメントが後方へ押しやられ、貫通後に再び前方へはじかれることが知られている。またこの既知のヴェレス針は著しい残留危険(Restrisko) を有する。例えば、保護エレメントが前方へ急進することなく鋭利な先端は腹膜の貫通直後腸係蹄または血管の中に押し入るので、腹膜の周囲にある(perietale)粘着性の腸係蹄および腹膜後方部(Retrope-ritoneum) の領域にある大きな血管があることに気付かないことがあり、危険である。
【0005】
この残留危険は、上記したような上位概念の範疇の医療用針の場合、DE9112976U1からおよび似た形態のUS4254762から知られるように、減少せしめられる。この医療用針の場合鋭利な先端を備えるカニュール管内にある変位可能な保護エレメントは、管状に形成されており、その末端側の前方の端に透明な先端の丸くなったシールド面を有する。この管状の保護エレメントの中に光学装置が組み込まれており、この光学装置によりシールド面を内側から観察することができる。この保護エレメントは従来のヴェレス針のように保護機能を果たすのみならず、手術者が穿刺した組織層の光学的観察およびそれによる腹壁を刺して穴をあけた後実際に空の腹腔に到達したかどうかの検査を行うことを可能にする。しかしこの既知の針の場合保護エレメントの末端側のシールド面は、カニューレの軸に対して垂直な平らな前面として形成されている。この平らなシールド面がばね力の圧力を受けて組織の上に乗ると、組織は平らに圧縮されるので、脂肪組織、筋膜および筋肉組織の光学的差異を付けることはもはや不可能である。これは、穿刺中平らなシールド面をカニュール管の鋭利な先端の後ろに後退させ、先端とシールド面の間の自由な空間を残すようにすることによって阻止される。しかし、結局この空間は穿刺のときに血で満たされるので、(光学的に)差異が生じるような観察状況については改善されない。
【0006】
さらに貫通する先端が透明な窓として形成されたトロカールが知られている(DE4035146C2)。トロカールのシャフトに組み込まれた光学装置は、トロカールの先端を押しこむとき、先端の直前に位置する組織のみならず、先端の横に位置する組織の観察を可能にする。それ故、手術者はこれを見ながら組織を貫通することができる。しかし、このトロカールは比較的大きな外径を有する。2乃至3mmの外径の細い針の場合、貫通に必要な機械的な特性を備える透明な先端の製造が困難である。
【0007】
EP0684016A2およびEP0642764A1からもトロカールは知られており、その場合において、末端側の先端は丸くなっており、且つ透明に形成されている。組織内への先端の入り込みはトロカール内に組み込まれた光学系によって観察することができる。トロカールの丸くなった先端は組織の貫通に適していないので、前記先端に、貫通すべき組織を切断するために丸く透明なトロカール先端を越えて前方へ末端側へ先の方へと移動させることができる鋭利な刃が設けられている。この場合には、末端側へ繰り出す刃による本来の貫通の過程が観察はできないという欠点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、鋭利な貫通する先端を有し、且つ鋭利な貫通する先端によって血管および臓器を傷付ける危険が極力少ない医療用針を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は本発明によって、「その端末側の端が斜めに切られて鋭利な先端(12)に形成されたカニューレ管(10)と、前記カニューレ管(10)内に同軸に配置された管状保護エレメント(14)とからなり、前記管状保護エレメント(14)は、末端側の前方位置から弾力に抗して後方位置へ移動可能であるとともに、その末端側の端は透明な、先端が丸くなったシールド面(16)によって閉じられており、且つ前記シールド面(16)は前方位置において前記カニューレ管の先端(12)を越えて末端側へ突出するように移動し、前記管状保護エレメントの内側には対物レンズ(20)を配置した、前記シールド面(16)を観察する光学装置(18)とを備える医療用針であって、前記シールド面(16)は、その末端側の端が前方へ湾曲しており、前記保護エレメント(14)は前記シールド面(16)の湾曲領域内まで中空となって、前記シールド面(16)の内側にはドーム状の内側中空空間(17)が形成されており、組み込まれた前記光学装置(18)の対物レンズ(20)は、前記保護エレメント(14)内の、前記シールド面(16)から離れて位置し、前記保護エレメント(14)が前記医療用針の前方に位置する場合は、前記カニューレ管(10)の先端(12)は、前記保護エレメント(14)の円筒状外周面の領域に位置することを特徴とする医療用針。」によって解決される。
【0010】
本発明において、前記光学装置(18)が交換可能に前記保護エレメント(14)の中に組み込み可能であることを特徴とする請求項1に記載の医療用針。前記光学装置(18)が交換可能に前記保護エレメント(14)の中に組み込み可能である。
【0011】
本発明において、好ましくは前記組み込まれた光学装置(18)の対物レンズ(20)がシールド面(16)の前記ドーム状内側空間(17)の底面位置に配置されている。
【0012】
本発明において、好ましくは光学装置(18)が保護エレメント(14)内で軸方向に調節可能であり、且つ保護エレメント(14)と共に移動可能である。
【0013】
本発明において、好ましくは光学装置(19)が保護エレメント(14)内で軸方向に変位可能に配置されており、且つカニューレ管(10)と共に頭部(24)に固定可能である。
【0014】
前記手術用針は、ばね付きの可動の保護エレメントを備える鋭利な貫通する先端を備える。保護エレメントの末端側の先端の丸くなったシールド面は丸く、且つ光学的に透明に形成されている。この保護エレメント内に光学装置が組み込まれており、光学装置によってシールド面を内側から観察することができる。
【0015】
前記光学装置は保護エレメント内に配置され、光学装置の末端側の対物レンズが透明なシールド面に対して間隔をおいており、シールド面に隣接する組織部分の光学的写像を得ることでできるように構成されている。光学装置は堅固に保護エレメント内に組み込まれているかまたは交換可能に保護エレメント内に配置されている。この交換可能な構造は、針が一回使用(使い捨て)器具として形成され、一方高価な光学系は複数回利用可能であるという利点を有する。複数回使用器具の場合においても、光学装置は針の滅菌時に取り出し、高い滅菌温度に曝さないようにしなければならないので、光学装置が交換可能であると有利である。
【0016】
鋭利な貫通する先端は保護エレメントの筒状スリーブ面に密接し、シールド面の丸みにもかかわらず先端は自由に突き出さないように構成されているので、先端の丸くなったシールド面は、保護エレメントの末端側に押しやられた位置において鋭利な先端を極力良好に遮蔽する。
【0017】
保護エレメントの先端の丸くなったシールド面の形はそのときどきの条件に従って形作ることができる。ゆるやかに少なくとも前方へ湾曲したシールド面は組織に広い面積で支えられることを意味し、ばね力に対抗するより大きな組織の反対圧力が保護エレメントにかかるように構成されている。
【0018】
従来のヴェレス針の場合、変化する組織の抵抗の利用される全ての効果はこの実施の形態においても同様に利用することができる。
【0019】
小さな曲率半径の前方へのシールド面の大きな湾曲は他の視点から有利である。シールド面の小さな曲率半径と大きな湾曲は貫通過程において組織のシールド面および保護エレメントに及ぼす反対圧力がより少ないことを意味する。組織に及ぼすシールド面の圧力がより小さいことは、組織が貧血状態になることはほとんどない、即ち、組織から血液が押し出されることがほとんどなく、それ故組織は淡青色の外観を保つことができるという結果をもたらす。さらに先端の丸くなった前方へ湾曲したシールド面を有する保護エレメントは、見ながら組織内で先端によって前方へ手探りをするように前方へ意識的に押し下げられ、且つ前方位置に保持される。また鋭利な貫通する先端は、そのときだけ保護エレメントが解除された状態で挿入され、危険のない貫通が保証される。
【0020】
穿刺時にまた針を前へ押し出すときに先ず皮下脂肪組織が黄色に見える。筋膜に達すると、筋膜が白く見える。筋膜を貫通後、筋肉組織が赤く見える。場合によっては針の先端より前に位置する血管は見つけ、迂回することができる。前腹膜の脂肪組織に到達したとき、場合によっては先端の丸くなったシールド面を有する保護エレメントは意識的に前方へ押され、先端の丸くなったシールド面はばね力に依存することなく鋭利な先端を越えて突出した状態に保持される。先端の丸くなったシールド面により、脂肪組織は、シールド面が腹膜の周囲(perietale) に隣接せしめられるまで押しのけられる。腹膜の周囲は先端の丸くなったシールド面によって押しつぶされ、緊張させられる(テンティング効果(Tenting-Effect))。これによって腹膜は半透明になり腹膜の周囲の粘着性の腸係蹄または血管を見つけることができる。
【0021】
この場合、腹膜の下に癒着(Adhasionen)が存在しないことが確実ならば、保護エレメントは解放され、保護エレメントは鋭利な貫通する先端の後ろへ後退する。次いで鋭利な先端は危険なしに腹膜を貫通する。
【0022】
【発明の実施の形態】
次に本発明について図面に示す実施例によって詳細に説明する。
【0023】
図面において、図1は、保護エレメントが後方位置にある医療用針を示し、図2は、保護エレメントが前方位置にある医療用針を示し、図3は、保護エレメントが後方位置にある医療用針の末端側の先端の拡大側面図で示し、図4は、図3の医療用針を90°回転して図示するものであり、図5は、図3に対応する、保護エレメントが前方位置にあるときの医療用針の末端側の先端の図であり、そして図6は、図5の医療用針を90°回転して図示するものである。
【0024】
図には、内視鏡的外科において含気腹膜を形成するための最初の穿刺に利用されるような実施例で医療用針が図示されている。
【0025】
医療用針は、例えば1.5乃至3mmの外径を有する鋼鉄製外側中空カニューレ管10を備える。カニューレ管10の末端側の前端は斜めに研磨されて、組織を貫通するのに用いられる、鋭利な先端12が形成されている。カニューレ管10は使用目的によってほぼ80mm乃至150mmの長さを有する。
【0026】
カニューレ管10の中に軸方向に移動可能に保護エレメント14が配置されている。保護エレメント14は同軸なカニューレ管10内に案内される管であり、その末端側の端は閉じられている。その閉じられた末端側の保護エレメント(保護部)14の端は保護エレメント14の前方の先端の丸くなったシールド面(シールド部材)16を形成しており、そのシールド面は保護エレメント14のスリーブ面から前方へ球状に先細りになっており、末端側の端において半球状の(kugelkalottenformig) 前面を形成している。
【0027】
シールド面16を備える末端側の保護エレメント14の端は光学的に透明であり、ガラス又は透明合成樹脂からなるものである。これに関しては総ての管状保護エレメント14をガラスまたは合成樹脂で構成することができ、或いは前方のガラスまたは合成樹脂からなる端を金属製管部分に付けることができる。透明な末端側の保護エレメント14の端は少なくとも5mmの長さを有する。このシールド面16を備える透明な保護エレメント14の端も中空であり、その場合において内側の中空空間17は球状に形成されており、即ち、前方へ向かって先細りになるか或いは丸くなっている。
【0028】
管状の保護エレメント14の中にその基部側の端から棒状光学装置18、例えば棒状レンズ装置(Stablinsensystem)が挿入される。光学装置18は、ゆったりと保護エレメント14の中に差し込まれるので、光学装置18の末端側の対物レンズ20はシールド面16の末端側の端とシールド面16の内側空間17の後ろに軸方向に距離をおいて位置している。この位置で光学装置18は保護装置14に係止され、軸方向に固定して保護装置14に保持され、保護エレメント14が軸方向に移動するとき保護エレメントと共に動かされる。
【0029】
保護エレメント14は外側のカニューレ管10の中に基部側の端に配置された圧縮ばねによって軸方向に付勢されている。この圧縮ばねは所与のばね力で保護エレメント14を、保護エレメント14のシールド面16がカニューレ管10の鋭利な先端12を越えて末端側へ突き出る図2,5および6に示す位置に前方へ押しやる。
【0030】
その場合、末端側への送りは制限され、図5,6に示すように末端側の最終位置で、先端12が、湾曲したシールド面16が保護エレメント14の筒状外側スリーブ面に移行する領域に位置するように構成されている。それによって鋭利な先端12は保護エレメント14のスリーブに密接し、スリーブによって覆われる。
【0031】
保護エレメント14は圧縮ばねの力に抗して軸方向に後方に、図1,3,4に示すシールド面16がカニューレ管10の鋭利な先端12の後ろへ下がる後方最終位置に変位可能である。この保護エレメント14の後方最終位置で鋭利な先端12は前方へ自由に突き出し、シールド面16によって妨げられることなく組織を貫通することができる。
【0032】
カニューレ管10はその基部側の端に掴み部(Griffansatz) 22を備える。保護エレメント14の後方の基部側の端は頭部24に取りつけることができる。頭部24はその基部側の端に接眼レンズを備え、接眼レンズを通してシールド面16を光学装置18によって観察することができる。さらに頭部24はわきの接続部28を備える。この接続部において光源および場合によってはカメラまたは画像処理装置(Bildwandler) が光学装置18に接続される。
【0033】
掴み部22にコック30が設けられ、コックを通して炭酸ガスが供給され、カニューレ管10またはカニューレ管10内に配置された管路を通して先端に導かれ、腹腔に吹き込まれる(insuffliert) 。
【0034】
医療用針を刺すとき、カニューレ管10は掴み部22によって案内される。頭部24は保護エレメント14と共にカニューレ管10に対して位置を変える。頭部24の先頭部にハンドル32が取付けられており、このハンドルによって保護装置14の中の光学装置18を調節することができる。
【0035】
組織を貫通するとき、貫通する組織の抵抗によってシールド面16に及ぼされる圧力が保護エレメント14に作用するばね力より小さいかまたは大きいによって、保護エレメント14は図5,6に示す前方位置にまたは図3,4に示す後方位置に押し戻される。光学装置18は保護エレメント14の中に軸方向に調節可能に位置しており、保護エレメント14が軸方向に移動するとき保護エレメント14と共に動く。対物レンズ20はシールド面16の末端側の端から所与の距離をおいて位置し、シールド面に接する組織の任意の光学的観察をシールド面16の内側空間を通して行うことができる。
【0036】
上記の実施の態様において、医療用針を刺すとき、カニューレ管104は掴み部22を掴んで案内される。頭部24は保護エレメント14と共にカニューレ管に対して動くので、医療用針を刺すとき比較的重い頭部24を手術者は保持することはできず、医療用針に医療用針の取扱の妨げとなる傾斜モーメントが発生する。
【0037】
それ故、他の実施の態様において、光学装置18は保護エレメント14の中に軸方向に変位可能に収容されている。それによって、カニューレ管10は頭部24に固定されている。医療用針を刺すとき、カニューレ管10およびカニューレ管に結合された頭部は手術者の手によって取り扱うことができ、頭部24の重さは妨げとならない。保護エレメント14はカニューレ管10に対してのみならず光学装置18に対しても組織の反対圧力に応じて位置を変える。それによってシールド面16と光学装置18の対物レンズ20の間の軸方向距離が変化する。光学装置、特に対物レンズ20を適当に形成することにより、前記距離の変化が光学装置18を通してシールド面16を観察することの本質的な妨げとならないことを確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 保護エレメントが後方位置にある医療用針を示す側面図である。
【図2】 保護エレメントが前方位置にある医療用針を示す側面図である。
【図3】 保護エレメントが後方位置にある医療用針の末端側の先端の拡大側面図である。
【図4】 図3の医療用針を90°回転して図示する拡大側面図である。
【図5】 図3に対応する、保護エレメントが前方位置にあるときの医療用針の末端側の先端の拡大側面図である。
【図6】 図5の医療用針を90°回転して図示する拡大側面図である。
【符号の説明】
10 カニューレ管
12 先端
14 保護エレメント
16 シールド面
17 内側空間
18 光学装置
20 対物レンズ
22 掴み部
24 頭部
26 接眼レンズ
28 接続部
30 コック
32 ハンドル

Claims (5)

  1. その端末側の端が斜めに切られて鋭利な先端(12)に形成されたカニューレ管(10)と、前記カニューレ管(10)内に同軸に配置された管状保護エレメント(14)とからなり、前記管状保護エレメント(14)は、末端側の前方位置から弾力に抗して後方位置へ移動可能であるとともに、その末端側の端は透明な、先端が丸くなったシールド面(16)によって閉じられており、且つ前記シールド面(16)は前方位置において前記カニューレ管の先端(12)を越えて末端側へ突出するように移動し、前記管状保護エレメントの内側には対物レンズ(20)を配置した、前記シールド面(16)を観察する光学装置(18)とを備える医療用針であって、
    前記シールド面(16)は、その末端側の端が前方へ湾曲しており、前記保護エレメント(14)は前記シールド面(16)の湾曲領域内まで中空となって、前記シールド面(16)の内側にはドーム状の内側中空空間(17)が形成されており、
    組み込まれた前記光学装置(18)の対物レンズ(20)は、前記保護エレメント(14)内の、前記シールド面(16)から離れて位置し、
    前記保護エレメント(14)が前記医療用針の前方に位置する場合は、前記カニューレ管(10)の先端(12)は、前記保護エレメント(14)の円筒状外周面の領域に位置することを特徴とする医療用針。
  2. 前記光学装置(18)が交換可能に前記保護エレメント(14)の中に組み込み可能であることを特徴とする請求項1に記載の医療用針。
  3. 前記組み込まれた光学装置(18)の対物レンズ(20)が前記シールド面(16)の前記ドーム状内側空間(17)の底面位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載の医療用針。
  4. 前記光学装置(18)が保護エレメント(14)内で軸方向に調節可能であり、且つ前記保護エレメント(14)と共に移動可能であることを特徴とする請求項2に記載の医療用針。
  5. 前記光学装置(19)が前記保護エレメント(14)内で軸方向に変位可能に配置されており、且つカニューレ管(10)と共に頭部(24)に固定可能であることを特徴とする請求項2に記載の医療用針。
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