JP3658516B2 - 記録媒体用カートリッジ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
ケース本体内に記録媒体としての磁気テープを巻き取る単一のリールを収納した単リール型の磁気テープカートリッジがあり、コンピュータ・データのバックアップ用に供せられている。別に、ケース本体内に記録媒体としての磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどのディスクを回転自在に収納したディスクテープカートリッジがある。本発明は、ケース本体内に先の磁気テープ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどの記録媒体が収納される記録媒体用カートリッジに関する。とくに記録媒体との関係でケース本体に開口部を設けることになるが、この開口部を開閉するシャッタを閉じ姿勢に移動付勢するばね部材に改良を加えたものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、単リール型の磁気テープカートリッジでは、ケース本体の前面に磁気テープをケース外方に引き出すための開口部を有する。かかる単リール型の磁気テープカートリッジにおいて、前記開口部を開閉するシャッタを揺動自在に軸支し、このシャッタをねじりコイル形のばねで閉じ姿勢に揺動付勢することが、特開平8−63940号公報に公知である。これによれば、不使用時に塵埃等の異物がケース内部へ侵入するのを防ぐのに有利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように揺動式のシャッタで開口部を開閉する構造では、開放状態におけるシャッタがケース本体の前面で外方へ大きく突出する。そのため、テープドライブ側においてテープローディング機構やテープ搬送機構などのメカニズムの配置に関し、設計の自由度が低くなるのを避けられず、テープドライブの構造の簡素化やテープ送りの高速化を図るうえで限界がある。
【0004】
本発明者らは、テープドライブの構造の簡素化と機能向上の一助とするために、シャッタを建具の引き戸状に変更して、シャッタをケース本体の外郭線内でスライド開閉することを検討した。引き戸型のシャッタは、これを原理的にみると、スライド切り換えされる誤消去防止用のプロテクトノッチと同様の支持構造を採ることで、簡単に実現できることではある。しかし、単リール型の磁気テープカートリッジの場合には、テープ端に固定したテープ引出具を前記開口部の内側に待機保持しておく必要があるので、テープ引出具を捕捉するローディング機構の動作範囲に対応して、開口部を左右方向に大きく開口しなければならず、その分だけシャッタの開閉ストロークが大きくなる点に問題がある。
【0005】
このような問題は、先のディスクテープカートリッジにおいても生じる。そこではケース本体に信号読み書き用の開口部を設けているが、この開口部を開閉するためのシャッタがケース本体にスライド自在に装着される。その際に、不使用時の塵埃などの侵入防止のために、シャッタをねじりコイルばねの類で閉じ姿勢に移動付勢しようとすると、この場合もシャッタの開閉ストロークが大きくなるからである。
【0006】
もともと、スライド式シャッタの開閉ストロークが大きくなると、シャッタを閉じ姿勢に移動付勢するばねの配置や、開放時と閉止時のばねの張力変化幅を適正化するのが難しくなる。シャッタの開閉ストロークが小さい場合には、単一のコイル部の両端にばね腕を連出した通常形態のねじりコイルばねでシャッタを支障なく閉じ付勢でき、ばねの張力も線径や巻数等を適宜選択することで、設計者の意図通りに設定できる。しかし、開閉ストロークが大きくなるに従い、ねじりコイルばねの一対のばね腕の開きストロークが不足する傾向を生じる。とくに、先の単リール型磁気テープカートリッジにおいて、ねじりコイルばねをケース本体の内面に起立姿勢で配置する場合には、ばね腕の上下寸法をケース本体の内面の上下寸法より小さくせざるを得ないので、シャッタの開閉ストロークがケース本体の上下寸法を越えて大きくなると、一対のばね腕の開閉ストロークが不足する。
【0007】
また、シャッタの開閉ストロークが大きくなると、ばね腕の変位量も大きくなり、その分だけばねの張力変化幅が大きくなる。そのため、ばね腕の開閉ストロークに関して、通常形態のねじりコイルばねを用いることに問題がなかったとしても、シャッタの開放時と閉止時とで極端な張力差を生じ、長期使用時にばねが劣化しやすい。張力の変化幅は、コイル部の巻数を増加することで減少できる。しかし、巻数の増加に伴って、ねじりコイルばねの前後厚みが大きくなる。従って、ねじりコイルばねを収容するためだけに、ケース本体の内部に十分なスペースを確保しなければならず、その分だけケース本体の外形寸法が大きくなる。因みに、コイル径の小さな圧縮ばねや引張りばねを用いたとしても、その収容スペースを小さくすることは難しく、ケース本体の小形化には寄与できない。
【0008】
本発明の目的は、スライド式のシャッタを閉じ勝手に移動付勢するばね部材として、2個のコイル部を備えた特殊ねじりコイルばねを用いることにより、シャッタの開閉ストロークの増加に支障なく対応でき、しかもシャッタを必要かつ十分なばね力で適正に閉じておける記録媒体用カートリッジを得るにある。
【0009】
本発明の他の目的は、テープ引き出し用の開口部を左右方向にスライド自在な引き戸状のシャッタで開閉する単リール型の磁気テープカートリッジを得ることにある。本発明の更に他の目的は、薄い板状のシャッタを左右方向にスライド案内する前後幅が小スペースのガイド空間内においても、ばね部材をこれのコイル部が上方に位置する縦姿勢で容易に装着することができる単リール型の磁気テープカートリッジを得るにある。
【0010】
本発明の別の目的は、信号読み書き用の開口部をスライド自在なシャッタで開閉するディスクテープカートリッジにおいて、小スペース内においても、開閉ストロークの大きいシャッタを閉じ姿勢に移動付勢するためのばね部材が容易に装着できるようにすることにある。本発明の更に別の目的は、ケース本体内の上下高さ寸法が小さ過ぎてばね部材をコイル部が上方に位置する縦姿勢に組み込めない場合にも、ケース本体のひとつの角形コーナー部内に生じるデッド・スペースを有効利用して、ばね部材をこれのコイル部が略水平の横姿勢で容易に装着することができるディスクテープカートリッジを得るにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の記録媒体用カートリッジは、記録媒体を内蔵するケース本体1と、記録媒体に関連してケース本体1に設けられるべき開口部4と、ケース本体1にスライド自在に装着されて開口部4を開閉するシャッタ5と、ケース本体1内に装着されて、シャッタ5をこれが開口部4を閉じる姿勢に移動付勢するばね部材20とからなる。そのばね部材20は、図6に示すごとく隣接する2個のコイル部21・21と、両コイル部21・21を接続する橋絡部22と、各コイル部21・21から連出した2個のばね腕23・24とを一体に備えたねじりコイルばねであり、一方のばね腕23がケース本体1側に掛け止められ、他方のばね腕24がシャッタ5側に掛け止められるようにしたことを特徴とする。
【0012】
具体的には、図1ないし図6に示すごとく記録媒体が磁気テープ3であって、磁気テープ3を巻き取る単一のリール2がケース本体1内に配置されている単リール型の磁気テープカートリッジを対象とする。そのケース本体1の前面には、磁気テープ3をケース本体1の前方外側に引き出すための開口部4が設けられており、磁気テープ3の繰り出し端にテープ引出具7が連結されており、ケース本体1の開口部4には、該開口部4をシャッタ5で閉じた状態において、シャッタ5の内側にテープ引出具7を待機姿勢に保持する手段を備えている。
【0013】
ケース本体1の前壁6と、前壁6の内側に対向状に配置したガイド壁16とで、シャッタ5が左右方向にスライド自在に案内支持されており、ばね部材20は、前壁6とガイド壁16との間のガイド空間において、左右に隣接する両コイル部21・21が上方に位置して両ばね腕23・24が各コイル部21・21から左右両外側に垂れ下がるように起立姿勢で配置されている。
【0014】
シャッタ5には、ばね腕24が掛け止められる基端部12の上方部分に、開口部4を開放した状態において両コイル部21・21との接当干渉を避けるための切欠部14が設けられている。ケース本体1とシャッタ5とには、各ばね腕23・24の先端を掛け止めるばね掛け部15・17がそれぞれ設けられており、両ばね掛け部15・17の少なくとも一方が、上下方向に長い溝で形成されている。この場合、両ばね掛け部15・17が、ともに上下方向に長い溝で形成されていることがより好ましい。
【0015】
また、本発明は、図7ないし図11に示すごとく、記録媒体が片面ないし両面に情報信号を記録する円盤状のディスク30であって、ケース本体1内にディスク30が回転自在に配置されたディスクカートリッジを対象とする。そこでは、ケース本体1の主面壁31に、ディスク30に対する信号読み書き用の開口部4が設けられている。ケース本体1には、前記開口部4を開閉するシャッタ5がスライド自在に装着されており、ケース本体1内にシャッタ5をこれが開口部4を閉じる姿勢に移動付勢するばね部材20を備えている。そのばね部材20は、2個のコイル部21・21と一対のばね腕23・24とを有する前述の特殊ねじりコイルばねからなる。
【0016】
具体的には、ケース本体1の上下の主面壁31に、信号読み書き用の開口部4が設けられており、シャッタ5が、ケース本体1の上下の外表面に左右方向へスライド自在に装着されて上下の開口部4・4を開閉する本体部分33・33と、上下の本体部分33・33どうしをつなぐ縦連結壁34とからなり、ケース本体1の左右のひとつの角形コーナー部36内において、ばね部材20の一方のばね腕23がケース本体1側に掛け止められ、ばね部材20の他方のばね腕24がケース本体1内に臨む縦連結壁34のばね掛け部35に掛け止められている。そして、ばね部材20は、左右に隣接する両コイル部21・21が後方に位置して両ばね腕23・24が各コイル部21・21から左右両外側の前方に延びる略水平姿勢に配置されており、信号読み書き用の開口部4を開放した状態において、両ばね腕23・24が互いに接近するとともに、両コイル部21・21がケース本体1の左右の一側壁寄りに退避するようになっている。
【0017】
【作用】
ばね部材20として、2個のコイル部21・21と、一対のばね腕23・24とからなる特殊ねじりコイルばねを用いているので、コイル部がひとつの通常形態のねじりコイル形のばねに比べて、一対のばね腕23・24の拡縮変位ストロークを十分に稼ぐことができる。
【0018】
2個のコイル部21・21によって、必要かつ十分なコイル巻数を確保できるので、シャッタ5の開閉ストロークが大きい場合にも、シャッタ5の開放時と閉止時のばね張力の変動幅が小さくなり、その分だけ長期使用時のばねの劣化を防止できる。2個のコイル部21・21が左右に隣接して橋絡部22で連続されていると、十分なコイル巻数を備えているにもかかわらず、ばね部材20の前後厚みを小さくでき、薄板状のシャッタ5のガイド空間を利用してばね部材20を配置することができる。
【0019】
単リール型の磁気テープカートリッジの場合、一対のばね腕23・24は、シャッタ5が閉じられているとき左右横方向に最も離れているが、シャッタ5の開放時には相対的に接近して縦方向の寸法成分が増加する。そのため各コイル部21・21は、ばね腕23・24の変位に応じて上下動し、同時にシャッタ5に連結したばね腕24の変位方向に追従して横移動する。こうしたコイル部21・21の無駄な動きを抑止するために、ばね掛け部15・17の少なくとも一方が上下方向に長い溝で形成されている。各ばね掛け部15・17が上下方向の長溝に形成されていると、シャッタ5の開閉に伴い、ばね腕23・24が各ばね掛け部15・17に沿って上下動し、先の縦寸法成分を吸収するので、コイル部21・21の上下動をより確実に阻止できる。換言すれば、ケース本体1内の上下高さ寸法に制約があっても、支障なくばね部材20を組み込めることになる。
【0020】
ディスクカートリッジの場合、図10に示すごとくばね部材20を略水平姿勢に配置してあると、一対のばね腕23・24はシャッタ5が閉じられているとき左右方向に最も離れており、後方(ケース内方)に位置する両コイル部21・21がディスク30などに不用意に当たることがない。シャッタ5を開放して行くと、両ばね腕23・24が相対的に接近し、両コイル部21・21がディスク30側に近づく後方への移動成分が生じる。しかし、シャッタ5の開き移動に伴い、図11に示すごとく両コイル部21・21は左右の一側壁寄りに移動して行くので、ディスク30などに接当干渉することなく退避して行く。このことは、ケース本体1の左右のひとつの角形コーナー部36内において、ディスク30との間に生じた三角形のデッド・スペースDを有効利用できることを意味する。すなわち、ケース本体1内の上下高さ寸法に制約があって、ばね部材20を縦姿勢で組み込めない場合でも、ばね部材20を両コイル部21・21が上方に位置する略水平姿勢に置くことにより支障なく組み込めることになる。
【0021】
【実施例】
(第1実施例)
図1ないし図6は本発明に係る記録媒体用カートリッジの第1実施例として、単リール型の磁気テープカートリッジを示している。図2において磁気テープカートリッジは、上下ケース1a・1bを蓋合わせ状に接合してなる角箱状のケース本体1を有し、ケース本体1の内部に配置した単一のリール2に磁気テープ3が巻き取り巻装されている。ケース本体1はテープドライブに対して図2の矢印P方向に装填される。説明の都合上、図2においてケース本体1の右側壁を前壁6としてみると、この前壁6の一側端(図では右側端)には、テープ引き出し用の開口部4が設けられている。ケース本体1には、開口部4を開閉するためのシャッタ5が左右方向にスライド自在に装着されている。開口部4に臨むケース本体1の右横側壁の前端には、シャッタ5の受部13を受け入れる切欠18が設けられている。
【0022】
リール2に巻装した磁気テープ3をケース外へ引き出し操作するために、テープ3の繰り出し端にはテープ引出具7が連結されている。詳しくは、図3に示すようにピン状のテープ引出具7の上下中途部にテープ3の端部を輪奈状に巻き付けた後、輪奈部分に緩衝体と断面C字形のクリップ8とを順に外嵌装着して、磁気テープ3の端部にテープ引出具7が連結されている。
【0023】
前記開口部4には、該開口部4をシャッタ5で閉じた状態において、シャッタ5の内側にテープ引出具7を待機姿勢に保持する手段を備えている。すなわち、開口部4の横側壁寄りの内方には、上下ケース1a・1bと一体に弾性変形可能な保持部9が上下に設けてあり、これらの保持部9でテープ引出具7の上下両端の軸部を係合保持することにより、テープ引出具7を垂直姿勢に待機保持できる。つまり、開口部4の前面をシャッタ5で閉じた状態において、シャッタ5の内側にテープ引出具7を保持した状態にすることができる。テープドライブに設けたローディング部材は、シャッタ5を開き操作した状態下でクリップ8と上下の保持部9との間の軸部分を捕捉して、テープ引出具7をケース外へ抜き出し、あるいはテープ3の巻き戻しに並行してテープ引出具7を保持部9に圧嵌状に係合させてケース内へ戻す。こうしたローディング部材の出入りを許すために、開口部4が左右横長に大きく開口している。
【0024】
図6においてシャッタ5は、開口部4を開閉する主面壁11と、常にケース本体1の前壁6の内面に位置する左側の基端部12とを一体に形成した薄板状のプラスチック成形品からなり、主面壁11の閉じ始端(図に向かって右端)側の側縁外面に、テープドライブ側の操作突起で相対的にスライド操作される受部13が突設されている。シャッタ5の開放始端となる基端部12の上縁は主面壁11の上縁に対して段落ち状に凹ませて切欠部14としてある。この切欠部14の裏面側の壁面は主面壁11の裏面から僅かに段落ちするように設けてあって、段落面のほぼ中央に上下に長い溝で形成したばね掛け部15が貫通状に設けられている。段落面を設けるのは、後述するばね部材20の一方のばね腕24を受け入れるためである。シャッタ5の開放時に、ばね部材20のコイル部21とシャッタ5とが接当干渉するのを避けるために、切欠部14が設けられている。
【0025】
図5に示すようにシャッタ5は、ケース本体1の前壁6と、前壁6の内面に対向状に配置したガイド壁16とで左右方向にスライド自在に案内支持されて、開口部4を開閉する。前壁6およびガイド壁16は、それぞれ上下ケース1a・1bと一体に形成してあって、上下ケース1a・1bの接合面において上下に連続して基端部12と主面壁11とをスライド案内するが、開口部4に臨む部分においては主面壁11の上下端のみをガイドする。前壁6とガイド壁16との前後間隔は、シャッタ5の主面壁11の厚みよりも僅かに大きく寸法設定する。ばね部材20の一方のばね腕23を掛け止めるために、下ケース1b側のガイド壁16には、上下に長い溝からなるばね掛け部17を設ける。このばね掛け部17は上端がばね腕23の導入用に開口しているが、この開口は上ケース1a側のガイド壁16で塞がれる。
【0026】
シャッタ5を閉じ勝手に移動付勢するために、前壁6とガイド壁16とで区画した両者6・16間のガイド空間の内部にばね部材20を配置する。図6においてばね部材20は、左右に隣接する2個のコイル部21・21と、両コイル部21・21の前端どうしを接続する橋絡部22と、各コイル部21・21から連出した左右2個のばね腕23・24とを一体に形成した、ばね線材製のねじりコイルばねからなり、一対のばね腕23・24にはこれが左右横方向に拡開する向きのばね力を生じるようにくせ付けしてある。一対のばね腕23・24は、それぞれコイル部21の後端から下向きに垂れ下がるよう連出してあって、それぞれの先端には、前後逆向きの掛止片25・26がそれぞれ折り曲げ形成してある。一方の掛止片26はシャッタ5のばね掛け部15に掛け止め係合し、他方の掛止片25はガイド壁16のばね掛け部17に掛け止め係合する。コイル部21の前後厚み寸法は、前壁6とガイド壁16の前後間隔より僅かに小さい。
【0027】
不使用状態におけるシャッタ5は、図4に示すようにばね部材20のばね力を受けて閉じ側へ移動付勢され、開口部4を閉止している。この状態のばね部材20の両コイル部21・21は、ガイド空間の上壁で受け止められている。磁気テープカートリッジをテープドライブに装填すると、シャッタ5の右端に設けた受部13がテープドライブ側の操作突起に当たるので、シャッタ5がばね部材20の付勢力に抗して開放操作される。この間に、ばね部材20はばね腕23・24どうしが接近するように弾性変形し、縦方向の寸法成分が増えた分だけ、各掛止片25・26がばね掛け部15・17に沿って下方にスライドして、寸法変化を吸収する。シャッタ5を完全に開放した状態においては、図1に示すように一対のコイル部21・21はガイド空間の最奥部(左側)へ移動する。この状態においてシャッタ5がコイル部21・21と接当干渉するのを避けるために前述の切欠部14を設けてあり、基端部12がコイル部21・21より下側のガイド空間内へ入り込むことを許容する。この後にテープ引出具7をローディング部材で捕捉して磁気テープ3をケース外へ引き出す。
【0028】
磁気テープカートリッジの組み立て時には、ばね部材20の一方のばね腕24の掛止片26を、シャッタ5の基端部12の裏面側からばね掛け部15に係合した後、シャッタ5を前壁6とガイド壁16との間に差し込み装填し、他方のばね腕23の掛止片25を下ケース1b側のばね掛け部17に差し込むだけで、シャッタ5およびばね部材20を簡単に組むことができる。また、両ばね掛け部15・17に掛止したばね部材20は、シャッタ5を閉じ操作した状態において、安定しやすい拡開変形状態になるので、組立工程の終段で上ケース1aを下ケース1bに組み付ける際に、ばね部材20が下ケース1bから跳ね出ることもなく、組み立てを容易化できる。
【0029】
なお、第1実施例において、シャッタ5側のばね掛け部15は、基端部12の下縁側で開口していてもよい。シャッタ5とガイド壁16とに設けたばね掛け部15・17は、掛止片25・26を受け入れる丸穴で形成できる。但し、この場合のばね部材20は基端部12の上下寸法を小さくして、コイル部21との接当干渉を避けるようにするべきである。ガイド壁16は下ケース1bあるいは上ケース1aの一方から突設して形成することができる。いわゆるDAT(ディジタル・オーディオ・テープ)方式の磁気テープカートリッジにおいても、ケース本体1の前面にテープローディング用の開口部4を有し、ケース本体1の底壁の外側に該開口部4の開口下面を開閉するシャッタ5を前後スライド自在に装着し、ケース本体1とシャッタ5との間にシャッタ5をこれが前記開口部4を閉じる姿勢に移動付勢するばね部材20を掛け止め装着しており、このシャッタ5の前後スライドストロークも大きい。従って本発明は、かかるDAT方式の磁気テープカートリッジに適用しても有効である。
【0030】
(第2実施例)
図7ないし図11は本発明に係る記録媒体用カートリッジをディスクカートリッジに適用した第2実施例を示す。図7において、ディスクカートリッジは情報信号を記録する円盤状の光磁気ディスク(以下、単にディスクという))と、このディスク30を回転自在に収容するケース本体1とからなる。ディスク30はディスク本体の片面ないし両面に情報信号を記録でき、ディスク本体の下面中央に回転駆動用のハブが固定してある。
【0031】
図9においてケース本体1は、それぞれプラスチック成形された上ケース1aと下ケース1bとを接合した、平面視が四角形の偏平なケースからなる。ケース本体1はディスクドライブに対して図7の矢印P方向に装填される。説明の都合上、図7の前壁6を基準にして説明すると、ケース本体1の上下の主面壁31・31には、前側縁寄りの左右中央部位に信号読み書き用の開口部4が設けられており、ケース本体1に、該開口部4を開閉するプラスチック製のシャッタ5が左右方向にスライド自在に装着されている。このシャッタ5は、開口部4を閉じる中央位置と開口部4を開放する左右の一側方(図では左側方)とにわたってスライド移動でき、ケース本体1内に装着したばね部材20で閉じ姿勢に移動付勢されている。ケース本体1の上下の主面壁31・31には、外表面にシャッタ5の開閉領域に対応して、浅いスライド凹部32が凹み形成されている。なお、下ケース1bの中央にはハブ駆動口38を設けてあり、このハブ駆動口38を介してディスク30が回転駆動される。
【0032】
図9においてシャッタ5は、ケース本体1の上下の主面壁31・31に設けたスライド凹部32において該主面壁31・31の外表面を左右方向へスライドして上下の開口部4・4を開閉する本体部分33・33と、上下の本体部分33・33どうしを連結する縦連結壁34とからなる。縦連結壁34の左端部位にばね掛け部35が後方に向けて一体に突設されており、このばね掛け部35がケース本体1の内部に臨んでいる。ケース本体1の前方左側のコーナー部36は実質的に角形に形成されており、この角形コーナー部36の内側においてケース本体1の左側壁の前端別にばね掛け部37が設けられている。角形コーナー部36内には、ディスク30の円形外周縁との間に三角形のデッド・スペースDが生じており、ばね部材20はこのデッド・スペースDに装着される。
【0033】
ケース本体1の角形コーナー部36を含む前壁6の部分は、上下中央が開口しており、この開口を介してばね掛け部35がケース本体1内に入り込んでいる。ケース本体1内には、図9に示すごとく前壁6の内側に該前壁6と平行なガイド壁39・39が上下の主面壁31・31から上下対向状に突設されており、上下のガイド壁39・39間に隙間40を有する。ブロック状のばね掛け部35は、ケース本体1の前壁6とガイド壁39との間にあって、左右横方向にスライド案内される。また、図10に示すごとく、前述の角形コーナー部36を含めてディスク30の外側には円弧状の隔壁41を設けてあり、この隔壁41でディスク30の収容空間に外部から塵埃などが侵入するのを防止している。
【0034】
ばね部材20は、先の図6で説明したとおり、左右に隣接する2個のコイル部21・21と、両コイル部21・21の前端どうしを接続する橋絡部22と、各コイル部21・21から連出した左右2個のばね腕23・24とを一体に形成した、ばね線材製のねじりコイルばねからなり、一対のばね腕23・24にはこれが左右横方向に拡開する向きのばね力を生じるようにくせ付けしてある。
【0035】
角形コーナー部36内において、図10に示すごとくばね部材20は、左右に隣接する両コイル部21・21が後方(ケース内方)に位置して両ばね腕23・24が各コイル部21・21から左右両横外側の前方に延びる略水平の横姿勢に配置し、一方のばね腕23の先端をケース本体1側のばね掛け部37に掛け止め係合し、他方のばね腕24の先端は前記隙間40を介してシャッタ5側のばね掛け部35に掛け止め係合してある。
【0036】
不使用時には、図7に示すごとくシャッタ5をこれの本体部分33・33が上下の開口部4・4を閉じるようばね部材20で移動付勢している。必要に応じて、シャッタ5を閉じ姿勢に保持するロック手段が別に設けられる。このときのばね部材20は、図10に示すごとく左右のばね腕23・24が左右横方向へ最大限に開いており、両コイル部21・21のケース後方への突出は最も小さく、両コイル部21・21はディスク30の外周縁、正確には前記隔壁41と所定の間隔をおいて対向している。
【0037】
ディスクドライブに対してケース本体1を矢印P方向に装填すると、シャッタ5これ全体がばね部材20のばね力に抗して左側方へ開き移動して行く。これに伴い、ばね部材20は一方のばね腕23に対して他方のばね腕24が互いに接近する向きに移動し、最終的には図11に示すごとく角形コーナー部36の左横側壁に寄り添う状態になる。ばね部材20の左側方への移動に伴い、両コイル部21・21のケース後方への突出寸法成分が増加して行くが、コイル部21が単一の場合に比べて増加量が小さいうえに、左横側壁に近づくにつれてディスク30の外周の隔壁41と両コイル部21・21との距離は逆に離れて行くものとなっている。従って、シャッタ5が開口部4を完全に開放する全過程において、両コイル部21・21は角形コーナー部36内の三角形デッド・スペースDを有効に利用して隔壁41に干渉することなく自由に移動できる。
【0038】
なお、第2実施例において、ばね部材20はシャッタ5とケース本体1の右側壁との間に介在させてもよい。ディスク30が光ディスクや磁気ディスクであってもよい。ディスクドライブに対するケース本体1の装填方向は特に限定されない。内部にばね部材20が装着されるケース本体1の角形コーナー部36は、実質的に角形であればよく一部が丸く角落としされた形態も含む。
【0039】
上記の実施例では、ばね部材20を図6の縦姿勢に置いた状態において、一対のコイル部21・21の前端どうしを橋絡部22で接続したが、一方のコイル部21の後端と、他方のコイル部21の前端とを橋絡部22で接続してもよいし、橋絡部22を両コイル部21・21の下端側に設けてもよい。要は、一対のコイル部21・21と、一対のばね腕23・24とが一筆書き状に一体に折り曲げ形成してあればよい。
【0040】
【発明の効果】
本発明では、スライド式のシャッタ5で開口部4を開閉するようにしたので、開口部4を開放した状態において、シャッタ5がケース本体1の外面に大きく突出するのを解消できる。従って、ドライブ側の機器の設計の自由度を向上できることになる。
【0041】
シャッタ5を閉じ付勢するためのばね部材20は、2個のコイル部21・21を備えた特殊ねじりコイルばねとしたので、一対のばね腕23・24の拡縮ストロークを十分に確保しながら、コイル部21の巻数を必要かつ十分に確保できる。従って、シャッタ5の開閉ストロークが大きい場合にも、シャッタ5を確実に閉じておくことができるのはもちろんのこと、シャッタ5に作用するばね力の変化幅を小さくして、ばね部材20の耐久性を向上し、記録媒体用カートリッジの信頼性を高めることができる。
【0042】
とくに、単リール型の磁気テープカートリッジにおいては、ばね部材20の両コイル部21・21が左右に隣接して配置されているので、これにて十分なコイル巻数を備えているにもかかわらず、ばね部材20これ自体の前後厚みを小さくでき、従って薄板状のシャッタ5のガイド空間を利用して、その内部にばね部材20を両コイル部21・21が上方に位置する縦姿勢に配置できる。これによりケース本体1のコンパクト化を実現するに有利であり、前後スペースが極端に小さい場合にもばね部材20を支障なく容易に組み付けることができる。
【0043】
ディスクカートリッジにおいては、ケース本体1の角形コーナー部36内に三角形のデッドスペースDがディスク30との間に生じるところ、このデッドスペースDに先のばね部材20を両コイル部21・21がケース後方側に突出する略水平姿勢で装着するようにしたので、ケース本体1内の上下高さ寸法が小さい場合にも、前記デッドスペースDを有効利用してばね部材20を容易に組み込める利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャッタを開放した状態での磁気テープカートリッジの要部の一部破断正面図である。
【図2】磁気テープカートリッジの斜視図である。
【図3】磁気テープカートリッジのテープ引出具の保持構造を示す横断平面図である。
【図4】シャッタを閉じた状態での磁気テープカートリッジの一部破断正面図である。
【図5】図4におけるA−A線断面図である。
【図6】磁気テープカートリッジのシャッタ構造の分解斜視図である。
【図7】シャッタを閉じた状態でのディスクカートリッジの平面図である。
【図8】シャッタを開放した状態でのディスクカートリッジの平面図である。
【図9】ディスクカートリッジの要部の縦断側面図である。
【図10】シャッタを閉じた状態でのディスクカートリッジ内の要部の拡大平面図である。
【図11】シャッタを開放した状態でのディスクカートリッジ内の要部の拡大平面図である。
【符号の説明】
1 ケース本体
2 リール
3 テープ
4 開口部
5 シャッタ
7 テープ引出具
15・17 ばね掛け部
20 ばね部材
21 コイル部
22 橋絡部
23・24 ばね腕
30 ディスク
31 ケース本体の主面壁
33 シャッタの本体部分
34 シャッタの縦連結壁
35・37 ばね掛け部
36 角形コーナー部
Claims (2)
- 磁気テープ3を巻き取る単一のリール2を内蔵するケース本体1と、
ケース本体1の前面に、磁気テープ3をケース本体1の前方外側に引き出すための開口部4と、
ケース本体1の前壁6と、前壁6の内側に対向状に配置したガイド壁16とで、左右方向にスライド自在に案内支持されて開口部4を開閉するシャッタ5と、
ケース本体1内に装着されて、シャッタ5をこれが開口部4を閉じる姿勢に移動付勢するばね部材20とを含み、
磁気テープ3の繰り出し端にテープ引出具7が連結されており、
前記開口部4には、該開口部4をシャッタ5で閉じた状態において、シャッタ5の内側にテープ引出具7を待機姿勢に保持する手段が備えられており、
ばね部材20が、隣接する2個のコイル部21・21と、両コイル部21・21を接続する橋絡部22と、各コイル部21・21から連出した2個のばね腕23・24とを一体に備えたねじりコイルばねであり、
ばね部材20は、前壁6とガイド壁16との間のガイド空間において、左右に隣接する両コイル部21・21が上方に位置して両ばね腕23・24が各コイル部21・21から左右両外側に垂れ下がる起立姿勢で配置されており、
ガイド壁16とシャッタ5とには、各ばね腕23・24の先端を掛け止めるためのばね掛け部15・17がそれぞれ設けられており、
両ばね掛け部15・17の少なくとも一方が、上下方向に長い溝で形成されていて、
一方のばね腕23がガイド壁16のばね掛け部17に掛け止められ、他方のばね腕24がシャッタ5のばね掛け部15に掛け止められている記録媒体用カートリッジ。 - シャッタ5には、ばね腕24が掛け止められる基端部12の上方部分に、開口部4を開放した状態において両コイル部21・21との接当干渉を避けるための切欠部14が設けられている請求項1記載の記録媒体用カートリッジ。
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