JP3654103B2 - スイッチ制御回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイッチを制御する回路に係わり、特にPWM方式でスイッチを制御する回路に係わる。
【0002】
【従来の技術】
従来より、直列に接続された1組のスイッチ(例えば、トランジスタ)を含む回路は数多く知られている。例えば、図10(a) に示すプッシュ・プル回路や、図10(b) に示すHブリッジ回路は代表的なものである。Hブリッジ回路は、2つのプッシュ・プル回路を互いに並列に接続することにより構成される。これらの回路では、通常、1組のスイッチを交互に駆動することにより、所定の動作を得ている。
【0003】
図10(a) に示すプッシュ・プル回路において、トランジスタ1Aをオン状態に制御すると共にトランジスタ1Bをオフ状態に制御すると、矢印Aにより表される方向に電流が流れる。反対に、トランジスタ1Aをオフ状態に制御すると共にトランジスタ1Bをオン状態に制御すると、矢印Bにより表される方向に電流が流れる。
【0004】
また、図10(b) に示すHブリッジ回路において、トランジスタ11Aおよび11Dをオン状態に制御すると共にトランジスタ11Bおよび11Cをオフ状態に制御すると、矢印Aにより表される方向に電流が流れる。反対に、トランジスタ11Aおよび11Dをオフ状態に制御すると共にトランジスタ11Bおよび11Cをオン状態に制御すると、矢印Bにより表される方向に電流が流れる。
【0005】
上述の回路は、一般に、各トランジスタに与えられるパルス信号により制御される。したがって、プッシュ・プル回路またはHブリッジ回路の動作は、このパルス信号のHレベルの時間(Ton)とLレベルの時間(Toff )との比率(デューティD)に基づいて決定されることになる。デューティDの定義を図11に示す。
【0006】
互いに直列に接続された1組のスイッチ(トランジスタ)を交互に駆動する場合、基本的には、生成したパルス信号を一方のスイッチに与え、そのパルス信号の論理を反転させた信号を他方のスイッチには与える。ところが、もし、回路遅延などにより、これら1組のスイッチが同時にオン状態に制御されてしまうと、電源短絡が発生してしまう。たとえば、図10(b) に示すHブリッジ回路において、トランジスタ11Aおよび11Bが同時にオン状態になったとすると、点Xと点Yとが実質的に短絡状態となり、これらのトランジスタが破壊されてしまうおそれがある。
【0007】
このため、従来より、上記1組のスイッチが同時にオン状態となることを回避するために、「デッドタイム」が設けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来は、スイッチ制御回路にデッドタイムを生成する機能を設けようとした場合、そのための専用回路を追加する必要があった。このため、製造コストが高くなるという問題があった。また、デッドタイム生成回路は、アナログ回路で構成することができるが、この場合、構成部品の温度特性により、デッドタイムの長さが変化してしまうという問題があった。
【0009】
本発明の課題は、デッドタイムを生成するための専用回路を設けることなく、安定したデッドタイムを得ることができるスイッチ制御回路を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の制御回路は、互いに直列に接続された第1および第2のスイッチ、および互いに直列に接続された第3および第4のスイッチを含むHブリッジ回路を制御するものであり、三角波に基づいてパルス信号を生成するパルス信号生成回路と、上記三角波に同期する同期信号に基づいて第1の状態または第2の状態を保持する保持回路と、上記保持回路により第1の状態が保持されているときに上記パルス信号を通過させる第1のゲート回路と、上記保持回路により第2の状態が保持されているときに上記パルス信号を通過させる第2のゲート回路と、上記同期信号に従って上記第1のゲート回路の出力の論理を反転させた信号を通過させる第3のゲート回路と、上記同期信号に従って上記第2のゲート回路の出力の論理を反転させた信号を通過させる第4のゲート回路を有し、上記第1および第3のゲート回路の出力を用いて上記第1および第2のスイッチを制御すると共に上記第2および第4のゲート回路の出力を用いて上記第3および第4のスイッチを制御する。
【0011】
上記構成において、第1のスイッチがオフ状態からオン状態に変化するのは、第1のゲート回路の出力が変化したときである。この第1のゲート回路の出力が変化するのは、上記パルス信号のレベルが変化したときである。そして、このパルス信号が変化するのは、三角波のレベルが上昇している期間内(または、下降している期間内)のいずれか一方である。従って、第1のスイッチがオフ状態からオン状態に変化するのは、三角波のレベルが下降している期間内(または、上昇している期間内)である。
【0012】
一方、第2のスイッチは、第3のゲート回路の出力により制御される。この第3のゲート回路の出力は、上記三角波に同期する同期信号に従って制御される。そして、その同期信号を用いて、三角波のレベルが上昇している期間(または、下降している期間)に第3のゲート回路の出力を一定の状態に制御することにより、三角波のレベルが上昇している期間(または、下降している期間)、常に、第2のスイッチをオフ状態にする。これにより、第1のスイッチがオフ状態からオン状態に変化するときには、第2のスイッチは常にオフ状態に制御されていることになる。
【0013】
ここで、一般的に、三角波は、ある信号(通常、矩形波)に同期して生成される。すなわち、三角波が生成される際、その三角波に同期する信号(本発明の同期信号)は、必然的に生成される。そして、本発明の制御回路は、この同期信号を用いて上記第1〜第4のスイッチに与えるべき制御信号を生成する。したがって、本発明の制御回路は、特別な回路を追加することなく、デッドタイムを生成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
始めに、本発明の実施形態のスイッチ制御回路について説明する前に、デッドタイムを生成する機能が設けられていない基本的なスイッチ制御回路を図1を参照しながら説明する。なお、この制御回路は、図10(b) に示したHブリッジ回路の各スイッチを制御するための信号を生成する。すなわち、この制御回路により生成される制御信号A、b、C、dは、それぞれ図10(b) に示すHブリッジ回路のトランジスタ11A〜11Dに与えられる。
【0015】
発振回路21は、一定周期の三角波およびその三角波に同期した矩形波を生成する。フリップフロップ22は、発振回路21により生成される矩形波の反転信号が入力され、その入力信号の立上りエッジによりH状態またはL状態を保持する。そして、フリップフロップ22は、H状態を保持しているときは、Q端子からHレベルを出力すると共に、/Q端子からLレベルを出力する。また、L状態を保持しているときは、Q端子からLレベルを出力すると共に、/Q端子からHレベルを出力する。
【0016】
コンパレータ23は、発振回路21により生成された三角波と参照信号とを比較し、三角波の方が大きかったときにLレベルを出力し、参照信号の方が大きかったときにはHレベルを出力する。以下では、このコンパレータ23の出力信号を「デューティ信号」と呼ぶことにする。
【0017】
AND回路24は、フリップフロップ22のQ端子からHレベルが出力されているときは、制御信号Aとしてコンパレータ23により生成されたデューティ信号をそのまま出力し、Lレベルが出力されているときは、制御信号AとしてLレベル出力する。一方、AND回路25は、フリップフロップ22の/Q端子からHレベルが出力されているときは、制御信号Cとしてコンパレータ23により生成されたデューティ信号をそのまま出力し、Lレベルが出力されているときは、制御信号CとしてLレベル出力する。さらに、制御信号b、dは、それぞれ、反転回路26、27を用いて制御信号A、Cの論理を反転することにより生成される。なお、図10(b) に示すトランジスタ11A〜11Dは、制御信号としてHレベルが与えられたときにオン状態に駆動されるものとする。
【0018】
図2は、図1に示すスイッチ制御回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。
上述したように、発振回路21により生成される三角波および矩形波は、互いに同期している。ここでは、矩形波がHレベルのときに三角波のレベルが上昇してゆき、矩形波がLレベルのときに三角波のレベルが下降している。また、デューティ信号は、コンパレータ23による三角波と参照信号との比較結果に従って生成されている。さらに、フリップフロップ22により保持される状態は、矩形波の立下りエッジを検出するごとに変化し、これにより、Q端子および/Q端子からの出力も交互に変化している。
【0019】
制御信号A、b、C、dは、フリップフロップ22の状態(すなわち、Q端子および/Q端子からの出力)、およびデューティ信号に従って生成される。すなわち、制御信号Aは、フリップフロップ22のQ端子からの出力がHレベルであり、且つ三角波が参照信号よりも小さいときにのみHレベルとなり、他の期間はLレベルとなる。一方、制御信号Cは、フリップフロップ22の/Q端子からの出力がHレベルであり、且つ三角波が参照信号よりも小さいときにのみHレベルとなり、他の期間はLレベルとなる。さらに、制御信号bは、制御信号Aの論理を反転することにより得られ、制御信号dは、制御信号Cの論理を反転することにより得られている。
【0020】
ところが、このスイッチ制御回路は、デッドタイムを生成する機能を備えていない。このため、たとえば、時刻T1 においては、制御信号dがHレベルからLレベルに変化し、同時に、制御信号CがLレベルからHレベルに変化している。この場合、図10(b) に示すHブリッジ回路においては、トランジスタ11Dのターンオフとトランジスタ11Cのターンオンとが論理上は同時に発生することになる。したがって、回路の動作遅延などを考慮すると、トランジスタ11Cおよび11Dが同時にオン状態になってしまうことが起こり得る。同様のことは、たとえば、時刻T2 において、トランジスタ11Aと11Bとの間でも起こり得る。
【0021】
図3は、本発明の実施形態のスイッチ制御回路の構成図である。このスイッチ制御回路は、図1を参照しながら説明した制御回路と同様に、図10(b) に示したHブリッジ回路の各スイッチを制御するための信号を生成する。すなわち、この制御回路により生成される制御信号A〜Dは、それぞれ図10(b) に示すHブリッジ回路のトランジスタ11A〜11Dに与えられる。
【0022】
このスイッチ制御回路は、図1に示したスイッチ制御回路にデッドタイムを生成する機能を付加するために、AND回路31、32を設け、さらに、発振回路21により生成される矩形波を用いてそれらのAND回路の開閉を制御することにより実現される。具体的には、AND回路31は、反転回路26の出力(図1に示す制御信号b)と発振回路21により生成される矩形波との論理積を出力する。また、AND回路32は、反転回路27の出力(図1に示す制御信号d)と上記矩形波との論理積を出力する。なお、AND回路31および32の出力は、それぞれ制御信号BおよびDであり、図10(b) に示すHブリッジ回路のトランジスタ11B、11Dに与えられる。
【0023】
図4は、図3に示す本実施形態のスイッチ制御回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。図4において、参照信号、三角波、矩形波は、図2に示した例と同じである。このため、フリップフロップ22の状態(すなわち、Q端子および/Q端子からの出力)、および制御信号AおよびCも、図2に示す例と同じである。
【0024】
制御信号Bは、発振回路21により生成される矩形波と制御信号Aの論理を反転させた信号との論理積により得られる。したがって、矩形波がLレベルの期間は、制御信号Bは常にLレベルとなる。図4に示す例では、時刻T13〜時刻T14において矩形波がLレベルとなっているので、制御信号Bは、この期間は、常にLレベルとなる。この結果、時刻T13において制御信号BがHレベルからLレベルに変化してから、時刻T2 において制御信号AがLレベルからHレベルに変化するまでの間、それらの制御信号は共にLレベルとなる。すなわち、デッドタイムが得られる。
【0025】
同様に、矩形波がLレベルの期間は、制御信号Dも常にLレベルとなる。図4に示す例では、時刻T11〜時刻T12において矩形波がLレベルとなっており、この期間、制御信号Dは常にLレベルとなる。この結果、時刻T11において制御信号DがHレベルからLレベルに変化してから、時刻T1 において制御信号CがLレベルからHレベルに変化するまでの間、それらの制御信号は共にLレベルとなる。すなわち、この場合においてもデッドタイムが得られる。
【0026】
ところで、デッドタイムを生成する機能を備えていない制御回路を使用した場合には、図2に示したように、デューティ信号の立上りエッジにおいて、1組のトランジスタが同時にオン状態に駆動されてしまうおそれがあった。ここで、このデューティ信号の立上りエッジは、三角波が参照信号よりも小さくなったタイミングで発生する。すなわち、この立上りエッジは、常に、三角波がレベルが下降している過程で発生する。また、上述したように、三角波と矩形波とは同期しており、矩形波がLレベルのときに三角波のレベルが低下する。このため、このデューティ信号の立上りエッジは、上記矩形波がLレベルの期間に発生するはずである。
【0027】
本実施形態は、このことに着目してデッドタイムを生成する機能を実現している。即ち、本実施形態の制御回路では、制御信号A、Cは、デューティ信号の立上りエッジのタイミングにおいてLレベルからHレベルに変化する。そして、そのデューティ信号の立上りエッジのタイミングでは、上述のように、上記矩形波が常にLレベルとなっている。そして、制御信号B、Dを出力するAND回路31、32の状態は、この矩形波に従って制御される。このため、制御信号A、CがLレベルからHレベルに変化するときは、常に、制御信号B、DはLレベルになっている。即ち、制御信号AおよびBが同時にHレベルになることはなく、同様に、制御信号CおよびDが同時にHレベルになることもない。この結果、トランジスタ11Aおよび11Bが同時にオン状態に駆動されることはなく、また、トランジスタ11Cおよび11Dが同時にオン状態に駆動されることもない。
【0028】
上述のように、本実施形態では、デッドタイムは、発振回路21により生成される矩形波がLレベルとなる期間を利用して生成される。このため、矩形波がLレベルとなる期間は、必要なデッドタイム(あるいは、必要最小限のデッドタイム)を得ることができる程度の長さとする。
【0029】
また、上記構成において、デッドタイムを生成する機能は、生成する際に必然的に生成される矩形波を利用するので、特別な回路を必要としない。
図5は、発振回路21の回路図である。この回路は、三角波を生成するための一般的な回路なので、詳しい説明を省略するが、各抵抗の抵抗値およびコンデンサの容量を調整することにより、所望の発振周波数および矩形波がHレベルである期間とLレベルである期間との比率を得ることができる。なお、発振回路は、通常、発振周波数等が温度などによって変動しないように設計されているので、矩形波がHレベルまたはLレベルである期間の変動は小さい。よって、この矩形波を利用して生成されるデッドタイムは安定する。
【0030】
なお、図3に示したスイッチ制御回路では、矩形波がLレベルである期間を利用してデッドタイムを生成しているが、矩形波がHレベルである期間を利用してデッドタイムを生成することも可能である。この場合、図6に示すように、発振回路21により生成される矩形波は、その論理が反転されることなくそのままフリップフロップ22に与えられ、また、その矩形波は、その論理が反転された後にAND回路31、32に与えられる。このスイッチ制御回路の動作は、基本的に図3に示したそれと同じであるが、参考までにタイミングチャートを図7に示しておく。
【0031】
また、上述の実施例では、図10(b) に示すHブリッジ回路を制御するための制御回路を示したが、本発明は、図10(a) に示したプッシュ・プル回路を制御するためにも使用できる。この場合のスイッチ制御回路を図8に示す。なお、プッシュ・プル回路は、例えばDC/DCコンバータ等、様々な電気機器に利用されている。
【0032】
このスイッチ制御回路は、図8に示した制御回路において使用されている発振回路21、フリップフロップ22、コンパレータ23、AND回路24および25により実現できる。ただし、この制御回路では、発振回路21により生成される矩形波は、AND回路24および25に与えられる。そして、AND回路24は、フリップフロップ22のQ端子がHレベルであり、且つ矩形波がHレベルであるときに、デューティ信号を出力する。また、AND回路25は、フリップフロップ22の/Q端子がHレベルであり、且つ矩形波がHレベルであるときに、デューティ信号を出力する。
【0033】
図9は、図8に示すスイッチ制御回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。このタイミングチャートにおいても、矩形波がLレベルの期間内にデッドタイムが生成される。
【0034】
なお、上記実施例においては、プッシュ・プル回路またはHブリッジ回路が制御されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、互いに直列に接続されたスイッチを制御するためのスイッチ制御回路に広く適用可能である。
【0035】
【発明の効果】
互いに直列に接続されたスイッチを制御するための制御回路において、特別な回路を設けることなくデッドタイムを生成することが可能になった。また、これにより生成されるデッドタイムは安定しているので、上記スイッチを含む回路の動作も安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】デッドタイムを生成する機能が設けられていないスイッチ制御回路の構成図である。
【図2】図1に示すスイッチ制御回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図3】本発明の実施形態のスイッチ制御回路の構成図である。
【図4】図3に示す本実施形態のスイッチ制御回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図5】発振回路の回路図である。
【図6】本発明の他の実施形態のスイッチ制御回路の構成図である。
【図7】図6に示すスイッチ制御回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図8】本発明のさらに他の実施形態のスイッチ制御回路の構成図である。
【図9】図8に示すスイッチ制御回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図10】 (a) は、既存のプッシュ・プル回路、(b) は、既存のHブリッジ回路を示す図である。
【図11】デューティの定義を示す図である。
【符号の説明】
1A、1B トランジスタ
11A〜11D トランジスタ
21 発振回路
22 フリップフロップ
23 コンパレータ
24、25 AND回路
26、27 反転回路
31、32 AND回路
Claims (4)
- 互いに直列に接続された第1および第2のスイッチ、および互いに直列に接続された第3および第4のスイッチを含むHブリッジ回路を制御する制御回路であって、
三角波に基づいてパルス信号を生成するパルス信号生成回路と、
上記三角波に同期する同期信号に基づいて第1の状態または第2の状態を保持する保持回路と、
上記保持回路により第1の状態が保持されているときに上記パルス信号を通過させる第1のゲート回路と、
上記保持回路により第2の状態が保持されているときに上記パルス信号を通過させる第2のゲート回路と、
上記同期信号に従って上記第1のゲート回路の出力の論理を反転させた信号を通過させる第3のゲート回路と、
上記同期信号に従って上記第2のゲート回路の出力の論理を反転させた信号を通過させる第4のゲート回路を有し、
上記第1および第3のゲート回路の出力を用いて上記第1および第2のスイッチを制御し、上記第2および第4のゲート回路の出力を用いて上記第3および第4のスイッチを制御する制御回路。 - 互いに直列に接続された第1および第2のスイッチを制御するスイッチ制御回路であって、
三角波に基づいてパルス信号を生成するパルス信号生成回路と、
上記三角波に同期する同期信号に基づいて第1の状態または第2の状態を保持する保持回路と、
上記保持回路により第1の状態が保持されているときに上記パルス信号を通過させる第1のゲート回路と、
上記同期信号に従って上記第1のゲート回路の出力の論理を反転させた信号を通過させる第2のゲート回路を有し、
上記第1のゲート回路の出力を用いて上記第1のスイッチを制御すると共に、上記第2のゲート回路の出力を用いて上記第2のスイッチを制御するスイッチ制御回路。 - 互いに直列に接続された第1および第2のスイッチを制御するスイッチ制御回路であって、
三角波を出力する共に、この三角波に同期して前記三角波の上昇期間に第1のレベルとなり上記三角波の下降期間に第2のレベルとなる矩形波を出力する発振回路と、
上記三角波に基づいてパルス信号を生成するパルス信号生成回路と、
上記矩形波に基づいて第1の状態または第2の状態を保持する保持回路と、
上記保持回路により第1の状態が保持され且つ上記矩形波が第1のレベルであるときに上記パルス信号を通過させる第1のゲート回路と、
上記保持回路により第2の状態が保持され且つ上記矩形波が第1のレベルであるときに上記パルス信号を通過させる第2のゲート回路を有し、
上記第1のゲート回路の出力を用いて上記第1のスイッチを制御すると共に、上記第2のゲート回路の出力を用いて上記第2のスイッチを制御するスイッチ制御回路。 - 互いに直列に接続された第1および第2のスイッチを制御するスイッチ制御回路であって、
三角波を出力する共に、この三角波に同期して前記三角波の下降期間に第1のレベルとなり上記三角波の上昇期間に第2のレベルとなる矩形波を出力する発振回路と、
上記三角波に基づいてパルス信号を生成するパルス信号生成回路と、
上記矩形波に基づいて第1の状態または第2の状態を保持する保持回路と、
上記保持回路により第1の状態が保持され且つ上記矩形波が第1のレベルであるときに上記パルス信号を通過させる第1のゲート回路と、
上記保持回路により第2の状態が保持され且つ上記矩形波が第1のレベルであるときに 上記パルス信号を通過させる第2のゲート回路を有し、
上記第1のゲート回路の出力を用いて上記第1のスイッチを制御すると共に、上記第2のゲート回路の出力を用いて上記第2のスイッチを制御するスイッチ制御回路。
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