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JP3645957B2 - 放電加工方法及び装置 - Google Patents

放電加工方法及び装置 Download PDF

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JP3645957B2
JP3645957B2 JP35217595A JP35217595A JP3645957B2 JP 3645957 B2 JP3645957 B2 JP 3645957B2 JP 35217595 A JP35217595 A JP 35217595A JP 35217595 A JP35217595 A JP 35217595A JP 3645957 B2 JP3645957 B2 JP 3645957B2
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23H1/00Electrical discharge machining, i.e. removing metal with a series of rapidly recurring electrical discharges between an electrode and a workpiece in the presence of a fluid dielectric
    • B23H1/02Electric circuits specially adapted therefor, e.g. power supply, control, preventing short circuits or other abnormal discharges
    • B23H1/022Electric circuits specially adapted therefor, e.g. power supply, control, preventing short circuits or other abnormal discharges for shaping the discharge pulse train

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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水又は水系加工液を用いて被加工物を放電加工するための放電加工方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ワイヤカット放電加工装置又は型彫放電加工装置において水又は水系加工液を用いて被加工物を放電加工する場合、被加工物と加工用電極との間に印加される直流電圧による電解作用が被加工物に作用し、孔食や錆の発生といった不具合を生じている。この不具合を解決するため、例えば特開平5−37766号公報には、加工間隙に交流高周波電圧を印加する第1の電源と加工用直流電流を供給するための第2の電源とを設け、交流高周波電圧を加工間隙に印加して放電を発生させ、この放電が検出された直後から第2の電源により加工用直流電流を加工間隙に供給するようにし、これにより放電待機期間中における加工液の電解を回避する構成が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術においては、交流高周波電圧を加工間隙に印加してからその印加を停止するまでの間における電位変化のトータルは必ずしも零にならず、いずれか一方の極性に偏ってしまい、電食作用を生じてしまうという問題を生じる。すなわち、放電休止時間の後に交流高周波電圧を加工間隙に与える場合、回路上必ず片側の極性から印加されることになってしまい、特に加工間隙が狭い加工の場合には放電待機時間が短いので、最初に与えられた極性で放電が開始してしまう傾向を生じる。このため加工間隙の平均電圧が交流電圧の最初に与える極性へ偏ってしまい、電解腐食が生じることになる。
【0004】
また、上記従来技術では、加工間隙に交流高周波電圧を印加するため第1の電源がトランス結合又はコンデンサ結合により加工間隙と電気的に接続される構成となっている。このため、第2の電源から供給される加工のための高ピークの直流パルス電流が加工間隙の他この結合回路を介して第1の電源にも流れ込んでしまい、加工間隙に供給される放電加工エネルギーが実質的に減少し、加工速度の低下を招くという別の問題も有している。すなわち、加工に主として寄与する直流パルス電流がその結合回路を通って加工間隙に並列に接続されている交流高周波電圧供給のための第1の電源へ流れ込んでしまうので、直流パルス電流のピーク値が低下してしまい、短時間に高ピーク電流を流す必要のある加工では、加工速度が低下してしまうのである。
【0005】
そして、これらの不具合はそれぞれ相反する。例えば第1の電源からの交流高周波電圧の周波数を高くすれば極性の偏りの問題を回避することができるが、加工用直流パルス電流の流れ込みの問題はより悪化してしまう。逆に、交流高周波電圧の周波数を低くすれば加工用直流パルス電流の流れ込みの問題は改善されるが、待機期間中における交流高周波電圧の極性の反転回数が減少してしまい極性の偏りの問題は悪化してしまう。
【0006】
本発明の目的は、従来技術における上述の問題点を解決することができる改善された放電加工方法及び装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明によれば、被加工物と加工用電極との間に形成された加工間隙に加工用直流パルス電流を間歇的に繰り返し供給して被加工物を放電加工するための放電加工方法において、所定の直流電源から半導体素子を用いたスイッチング回路を介して取り出された高周波両極性矩形波パルス電圧を前記加工間隙に印加し、該高周波両極性矩形波パルス電圧の印加後に生じる前記放電加工間隙の所定の電圧レベル変化タイミングで前記高周波両極性矩形波パルス電圧に代えて前記加工用直流パルス電流を所要期間だけ前記加工間隙に流すと共に、前記所定の電圧レベル変化が生じた場合の前記高周波両極性矩形波パルス電圧の印加極性に関する極性情報を記憶させ、前記加工用直流パルス電流の供給が停止された後の次の高周波両極性矩形波パルス電圧の印加時に前記極性情報によって示される極性とは反対の極性から始まる前記高周波両極性矩形波パルス電圧を前記放電加工間隙に印加することを繰り返し行うように放電加工することを特徴とする放電加工方法が提案される。
【0008】
請求項2の発明によれば、被加工物と加工用電極との間に形成される放電加工間隙に加工用直流パルス電流を間歇的に繰り返し供給して前記被加工物を放電加工するための放電加工装置において、前記加工用直流パルス電流を供給するための第1手段と、前記放電加工間隙に高周波両極性矩形波パルス電圧を印加するための第2手段と、前記高周波両極性矩形波パルス電圧が前記放電加工間隙に印加された後に前記放電加工間隙に生じる所定の電圧レベル変化の発生時点を示す電気的信号を出力する検出部と、前記電気的信号に応答し前記放電加工間隙に前記所定の電圧レベル変化が生じた場合の前記高周波両極性矩形波パルス電圧の印加極性に関する極性情報を電気的に記憶しておく記憶手段と、前記電気的信号及び該記憶手段に応答し、前記放電加工間隙に前記所定の電圧レベル変化が生じた場合には前記放電加工間隙に前記高周波両極性矩形波パルス電圧に代えて前記直流パルス電流を所定期間だけ供給させると共に、前記加工用直流パルス電流の供給が停止された後所要のタイミングで前記記憶手段に記憶された極性情報によって示される極性とは反対の極性から始まる前記高周波両極性矩形波パルス電圧を前記放電加工間隙に印加することを繰り返し行うように前記第1及び第2手段を制御する制御部とを備えて成ることを特徴とする放電加工装置が提案される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の一例につき図面を参照して詳細に説明する。
【0017】
図1は、本発明をワイヤカット放電加工装置に適用した場合の実施の形態の一例を示すものである。ワイヤカット放電加工装置1において、2は被加工物、3は加工用ワイヤ電極であり、加工用ワイヤ電極3はワイヤ電極駆動装置4により図示しないボビンより繰り出され、加工中常にその新しい部分が被加工物2に対向せしめられる公知の構成を有している。
【0018】
被加工物2と加工用ワイヤ電極3との間に形成される放電加工間隙5に放電加工エネルギーを供給しこれにより被加工物2を放電加工するため、ワイヤカット放電加工装置1は放電加工間隙5に加工用直流パルス電流を供給するための第1電源部10を備えている。第1電源部10は、直流電源11とスイッチングトランジスタ12とを有し、直流電源11の負極はワイヤ電極駆動装置4の通電素子4A、4Bを介して加工用ワイヤ電極3と電気的に接続され、直流電源11の正極はスイッチングトランジスタ12のドレイン−ソース回路を介して被加工物2と電気的に接続されている。
【0019】
スイッチングトランジスタ12を所要のタイミングで所定の時間TNだけオンさせこの時間TNだけ加工用直流パルス電流Iを放電加工間隙5に流すことができるようスイッチングトランジスタ12を導通制御するため、第1電源部10には第1ゲートパルス発生部13が設けられている。第1ゲートパルス発生部13には後で詳しく述べる電圧検出回路30からの検出出力信号Kが開始トリガ信号T1として入力されている。第1ゲートパルス発生部13は開始トリガ信号T1に応答し、開始トリガ信号T1のレベルが「0」から「1」に変化したときに予め設定されているデータに従う所定時間TNだけスイッチングトランジスタ12をオン状態とするよう第1ゲートパルス発生部13の出力線13Aのレベルが「1」となり、これにより第1ゲートパルス信号GP1を出力する構成である。所定時間TNの設定は第1ゲートパルス発生部13内でサムホイールスイッチ等により適宜に設定する構成でもよいし、又は外部からデジタル信号の形成でTNの設定データを与える構成でもよい。
【0020】
符号20で示されるのは、放電加工間隙5に放電を発生させるための高周波両極性矩形波パルス電圧を供給するための第2電源部である。第2電源部20は、直流電源21と、該直流電源21からの直流電圧を所望の極性で放電加工間隙5に供給するためのスイッチング回路22とを備えている。
【0021】
スイッチング回路22は4つのスイッチングトランジスタ22A〜22Dが図示の如くブリッジ接続されて成り、スイッチングトランジスタ22Bとスイッチングトランジスタ22Dとの接続点Aは直流電源21の負極に接続され、スイッチングトランジスタ22Aとスイッチングトランジスタ22Cとの接続点Bは抵抗器23及びダイオード24を介して直流電源21の正極と接続されている。そして、スイッチングトランジスタ22Aとスイッチングトランジスタ22Bとの接続点Cは通電素子4A、4Bを介して加工用ワイヤ電極3と電気的に接続され、スイッチングトランジスタ22Cとスイッチングトランジスタ22Dとの接続点Dは被加工物2と電気的に接続されている。
【0022】
スイッチング回路22は以上のように構成されているので、スイッチング回路22において、スイッチングトランジスタ22B、22Cがオンで、スイッチングトランジスタ22A、22Dがオフとされると、直流電源21からの直流電圧は、被加工物が正電位で加工用ワイヤ電極3が負電位となる極性で放電加工間隙5に印加される。一方、スイッチングトランジスタ22A、22Dがオンでスイッチングトランジスタ22B、22Cがオフとされると、直流電源21の直流電圧は、被加工物が負電位で加工用ワイヤ電極3が正電位となる極性で放電加工間隙5に印加される。
【0023】
したがって、スイッチングトランジスタ22A、22Dとスイッチングトランジスタ22B、22Cとをそれぞれ組として交互に高速でオン、オフ動作させると、放電加工間隙5に高周波両極性矩形波パルス電圧を印加することができ、放電加工間隙5に印加される電圧の極性の変化周期はそのオン、オフ動作の繰り返し周期により定められる。
【0024】
スイッチング回路22のスイッチングトランジスタ22A〜22Dを上述の如くオン、オフ制御して接続点C−D間から高周波両極性矩形波パルス電圧を得るため、スイッチング制御回路24が設けられている。スイッチング制御回路24は外部から所定の電気信号が印加されたことに応答して時間TNよりは長い所定の時間TMだけ全てのスイッチングトランジスタ22A〜22Dをオフにするほかは、短い時間間隔でスイッチングトランジスタ22A〜22Dを上述した如くオン、オフしてスイッチング回路22から高周波両極性矩形波パルス電圧を出力させるためのオン、オフ制御信号SA〜SDを出力する構成である。このようにしてスイッチング回路22から得られた高周波両極性矩形波パルス電圧は放電加工間隙5に印加される。
【0025】
放電加工間隙5に高周波両極性矩形波パルス電圧を印加したことにより放電加工間隙5において放電が発生したことを検出するため、接続点B−Aには抵抗器31、32が図示の如く接続されており、抵抗器31、32により接続点B−A間に生じる電圧を分圧して取り出している。このようにして分圧して取り出された電圧信号EGは電圧検出回路30に入力されている。
【0026】
電圧信号EGのレベルは、放電加工間隙5において未だ放電が開始されていない場合には直流電源21の端子電圧Eに略等しい。しかし、放電加工間隙5において放電が開始されるとそこに放電電流が流れるため抵抗器23において電圧降下が生じ、電圧信号EGのレベルは電圧Eのレベルよりも小さくなる。
【0027】
電圧検出回路30は電圧信号EGの上述のレベル変化を検出するための回路であり、その内部に設定された基準電圧レベルと電圧信号EGのレベルとを比較し、放電加工間隙5において放電が生じるまでは「1」レベルであるが放電加工間隙5において放電が生じた場合に「0」レベルとなる検出出力信号Kを出力する。このため、電圧検出回路30は公知の電圧比較回路を用いて構成することができる。
【0028】
図2には、スイッチング制御回路24の詳細回路図が示されている。図2において、第2ゲートパルス発生部41には時間TMを設定するための時間データDoffが外部から与えられると共に電圧検出回路30からの検出出力信号Kが停止トリガ信号T2として与えられており、第2ゲートパルス発生部41の出力線41Aのレベルは停止トリガ信号T2の入力に応答して「1」から「0」に変化し、レベル「0」の状態は時間データDoffに従う時間だけ経過し、その後は再び「1」レベルとなる。このようにして、第2ゲートパルス発生部41からは停止トリガ信号T2に応答して時間TMだけ「0」レベルとなる第2ゲートパルス信号GP2が出力される。
【0029】
第2ゲートパルス発生部41の出力線41Aはアンドゲート42、43の各一方の入力端子と接続されると共に、ワンショットマルチバイブレータ44の入力端子44Aにも接続されている。ワンショットマルチバイブレータ44は出力線41Aのレベルが「1」から「0」に変化することに応答しその出力線44Bのレベルが所定時間Wだけ「1」レベルとなる公知の構成の回路である。ワンショットマルチバイブレータ44の出力線44Bはオアゲート45を介してTフリップ・フロップ46のT入力端子46Aに接続されており、Tフリップ・フロップ46のQ出力端子はアンドゲート43の他方の入力端子に直接接続されるほか、インバータ47を介してアンドゲート42の他方の入力端子に接続されている。アンドゲート42の出力はオン、オフ制御信号SB、SCとして出力され、アンドゲート43の出力はオン、オフ制御信号SA、SDとして出力される。
【0030】
符号48で示されるのは2進カウンタであり、図示しないクロックパルス発生器からのクロックパルスCKを受け取り、その計数結果を示す2値計数データKDがそのQ出力端子から比較器49の入力端子Aに送られている。比較器49の入力端子Bには高周波両極性矩形波パルス電圧のパルス幅を定めるためのパルス幅時間データDrが2値データとして外部から与えられており、比較器49では入力端子Aに与えられたデータ値Aと入力端子Bに与えられたデータ値Bとが比較され、A=Bとなった場合にそのA=B端子のレベルが「1」とされる。
【0031】
A=B端子はオアゲート45の他方の入力端子に接続されると共に、インバータ50を介してアンドゲート51の一方の入力端子に接続されている。アンドゲート51の他方の入力端子には第2ゲートパルス発生部41の出力線41Aが接続されており、アンドゲート51の出力端子は2進カウンタ48のリセット端子CLRに接続されている。2進カウンタ48はリセット端子CLRに「0」レベルの信号が与えられた場合にその計数内容がクリアされる構成である。
【0032】
次に、図2に示した構成のスイッチング制御回路24の作動につき図3を参照しながら説明する。ここで、放電加工間隙5において放電が開始され検出出力信号Kのレベルが「1」から「0」に変化してから時間TMが経過した時刻がt0であるとする。したがって、時刻t0において第2ゲートパルス発生部41の出力線41Aのレベルが「0」から「1」に変化し、アンドゲート42、43の各一方の入力端子のレベルが「1」とされる。このときTフリップ・フロップ46のQ出力端子のレベルが「0」であったとすると、アンドゲート42の出力は「1」でありアンドゲート43の出力は「0」となる。したがって、スイッチングトランジスタ22B、22Cはオンとなり、スイッチングトランジスタ22A、22Dはオフとなるので、直流電源21の電圧は被加工物2が正で加工用ワイヤ電極3が負となる極性で放電加工間隙5に印加される。
【0033】
この状態にあっては、アンドゲート51の一方の入力端子に第2ゲートパルス発生部41から「1」レベルの信号が与えられることとなり、2進カウンタ48のリセット端子CLRに「1」レベルの信号が印加される。このため、2進カウンタ48の計数値はクロックパルスCKの立上がりで1つづつ大きくなる。この実施の形態ではデータ値Bは3に設定されているので、2進カウンタ48の計数値が3となった時刻t1で2進カウンタ48のA=B端子のレベルが「0」から「1」に変化する。A=B端子のレベル「1」の状態はインバータ50によってレベル反転され、アンドゲート51の対応する入力端子が「0」レベルとなるので、2進カウンタ48のリセット端子CLRに「0」レベルの信号が印加され、2進カウンタ48がクリアされてその計数内容が零とされる。この結果、比較器49のA=B端子のレベルが再び「0」となるので、結局、比較器49のA=B端子からは、データ値Aとデータ値Bとが等しくなったタイミングを示すパルスP1が時刻t1において出力されることになる。
【0034】
2進カウンタ48から上述の如くしてクロックパルスCKの3パルス毎に出力されるパルスP1、P2、・・・はオアゲート45を介してTフリップ・フロップ46のT入力端子46Aに入力されるので、そのQ出力端子のレベル状態はパルスP1、P2、・・・が入力される毎に反転する。このため、オン、オフ制御信号SB、SC及びオン、オフ制御信号SA、SDのレベルもTフリップ・フロップ46のQ出力端子のレベル変化に応じてt1、t2、t3、t4において変化する。
【0035】
すなわち、クロックパルスCKの3パルス毎に放電加工間隙5に直流電源21から印加される直流電圧の極性が反転し、これにより高周波両極性矩形波パルス信号が放電加工間隙5に印加されることになる。
【0036】
このようにして、高周波両極性矩形波パルス信号を放電加工間隙5に印加しつづけることにより時刻t5において放電加工間隙5に放電が生じると、検出出力信号Kのレベルが「1」から「0」に変化し、第2ゲートパルス発生部41は停止トリガ信号T2に応答して、その出力線41Aのレベルが「0」となる。このため、オン、オフ制御信号SA〜SDのレベルはいずれも「0」となり、スイッチングトランジスタ22A〜22Dはいずれもオフ状態となって、放電加工間隙5に高周波両極性矩形波パルス信号が印加されるのが停止される。
【0037】
時刻t5において生じる出力線41Aのレベルの「1」から「0」への変化により、ワンショットマルチバイブレータ44が応答して幅WのパルスをTフリップ・フロップ46のT入力端子に与えるので、Tフリップ・フロップ46のQ出力端子のレベルは「0」から「1」に変更される。このことの技術的意義は、次に出力線41Aのレベルが「1」となり再び高周波両極性矩形波パルス信号を放電加工間隙5に印加し始めるとき、時刻t5の直前における高周波両極性矩形波パルス信号の極性とは逆の極性から高周波両極性矩形波パルス信号が放電加工間隙5に印加され始めるということである。
【0038】
一方、時刻t5において検出出力信号Kのレベルが「1」から「0」になると、第1ゲートパルス発生部13からは第1ゲートパルス信号GP1が時間TNだけ出力され、この期間中のみ放電加工間隙5に加工用直流パルス電流Iが供給され、被加工物2が放電加工される。
【0039】
時刻t6において加工用直流パルス電流Iの放電加工間隙5への供給が停止してからTM−TN時間経過後の時刻t7において再び出力線41Aのレベルが「1」となると、先に説明したようにして再び高周波両極性矩形波パルス信号が放電加工間隙5に印加され始める。したがって、スイッチングトランジスタ22A〜22Dがいずれもオフとなる状態は時刻t5から時刻t7まで続くことになる。このときの第1番目のパルスの極性は前回の最終パルスのそれと反対となる。その理由は既に説明した通りである。したがって、このようにして高周波両極性矩形波パルス信号及び加工用直流パルス電流Iを繰り返し放電加工間隙5に付加して被加工物2を放電加工する場合、放電加工間隙5に印加される高周波両極性矩形波パルス信号による平均電圧は常に中性に保たれる。このことは、特に、放電待機時間が短い状態での放電加工が連続しても、放電加工間隙5において電解作用が生じるのを極めて効果的に防止することができるという利点を与えるものである。
【0040】
このことを図4を参照して詳しく説明する。図4は、高周波両極性矩形波パルス信号と加工用直流パルス電流Iと交互に放電加工間隙5に供給して被加工物2を放電加工した場合の各部の波形を示すものである。時刻taは高周波両極性矩形波パルス信号印加開始タイミング、時刻tbは放電開始タイミング、時刻tcは次の高周波両極性矩形波パルス信号印加開始タイミング、時刻tdはそれによる放電開始タイミング、時刻teはその次の高周波両極性矩形波パルス信号印加開始タイミング、時刻tfはそれによる放電開始タイミングである。ここで、時刻tb、tfで放電が開始されてもその検出遅れのためにオン、オフ制御信号SB、SCのレベルは直ちに「0」とはならず、若干の時間遅れをもって「0」レベルとなる。同様に、時刻tdで放電が開始されてもその検出遅れのためにオン、オフ制御信号SA、SDのレベルは直ちに「0」とはならず、若干の時間遅れをもって「0」レベルとなる。
【0041】
高周波両極性矩形波パルス信号の各パルスの幅は1〜100μsecでありデータDrによって適宜に定めることができる。図4には、オン、オフ制御信号SB、SC及びオン、オフ制御信号SA、SDの波形、第1ゲートパルス信号GP1の波形及び加工用直流パルス電流Iの波形も示されている。図4から判るように、オン、オフ制御信号SB、SCとオン、オフ制御信号SA、SDは必ず交互に出力されており、この結果、高周波両極性矩形波パルス信号の放電加工間隙5への印加極性もまた必ず交互に変化している。したがって、放電待機時間の極めて短い放電状態が続いても、従来のように、印加電圧の平均電圧が偏ってしまうという弊害を生じる虞がなく、放電加工間隙5における電解作用の発生を極めて有効に抑えることができる。
【0042】
また、放電が開始されると、スイッチングトランジスタ22A〜22Dが全てオフとされるので、第1電源部10から放電加工間隙5に供給される加工用直流パルス電流Iが第1電源部20の直流電源21に流れ込むのを確実に防止することができる。このため、加工用直流パルス電流Iのピーク値が低下したり、加工用直流パルス電流Iの波形が所要の波形と異なってしまうという不具合を生じるこがなく、放電加工を極めて能率よく予定通りに遂行することができる。
【0043】
なお、図1に示した実施の形態においては、放電加工間隙5に高周波両極性矩形波パルス信号を印加したことにより放電加工間隙5に放電が発生したか否かを直流電源21とスイッチング回路22との間の電圧レベルの変化を監視することにより判断する構成である。この構成によると、電圧信号EGの極性が変化しないので、電圧検出回路30の構成が簡単で済むという利点がある。しかしながら、放電の検出のための回路構成はこの実施の形態の構成に限定されることなく、公知の適宜の手段を用いてもよいことは勿論である。
【0044】
【発明の効果】
本発明によると、上述の如く、高周波両極性矩形波パルス電圧は直流電源から半導体素子を用いたスイッチング回路を介して加工間隙に供給されるため、放電開始時において加工用直流パルス電流を放電加工間隙に流す場合、加工用直流パルス電流がスイッチング回路を介して直流電源に逃げることがなく、加工用直流パルス電流は殆ど加工間隙に供給される。このため、放電加工能率が低下するのを有効に防止することができる。
【0045】
また、電気的信号に応答し放電加工間隙に所定の電圧レベル変化が生じた場合の高周波両極性矩形波パルス電圧の印加極性に関する極性情報を電気的に記憶しておく記憶手段をさらに設け、加工用直流パルス電流の供給が停止された後所要のタイミングで記憶手段に記憶された極性情報によって示される極性とは反対の極性から始まる高周波両極性矩形波パルス電圧を放電加工間隙に印加する構成によると、放電加工間隙に印加される高周波両極性矩形波パルス電圧の電位変化のトータルを略零にすることができ、放電加工間隙において生じる電解作用を極めて有効に抑えることができる。このことは、特に、放電待機時間が短くなる放電加工状態が連結して生じる場合に大きな利点となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による放電加工装置の実施の形態を示す回路図。
【図2】図1のスイッチング制御回路の詳細回路図。
【図3】図2に示したスイッチング制御回路の動作を説明するための各部の波形図。
【図4】図1に示した放電加工装置の動作を説明するための各部の波形図。
【符号の説明】
1 ワイヤカット放電加工装置
2 被加工物
3 加工用ワイヤ電極
5 放電加工間隙
10 第1電源部
11、21 直流電源
12、22A〜22D スイッチングトランジスタ
13 第1ゲートパルス発生部
20 第2電源部
22 スイッチング回路
24 スイッチング制御回路
30 電圧検出回路
23、31、32 抵抗器
I 加工用直流パルス電流
K 検出出力信号
SA〜SD オン、オフ制御信号
T1 開始トリガ信号
T2 停止トリガ信号

Claims (2)

  1. 被加工物と加工用電極との間に形成された加工間隙に加工用直流パルス電流を間歇的に繰り返し供給して被加工物を放電加工するための放電加工方法において、
    所定の直流電源から半導体素子を用いたスイッチング回路を介して取り出された高周波両極性矩形波パルス電圧を前記加工間隙に印加し、該高周波両極性矩形波パルス電圧の印加後に生じる前記放電加工間隙の所定の電圧レベル変化タイミングで前記高周波両極性矩形波パルス電圧に代えて前記加工用直流パルス電流を所要期間だけ前記加工間隙に流すと共に、前記所定の電圧レベル変化が生じた場合の前記高周波両極性矩形波パルス電圧の印加極性に関する極性情報を記憶させ、前記加工用直流パルス電流の供給が停止された後の次の高周波両極性矩形波パルス電圧の印加時に前記極性情報によって示される極性とは反対の極性から始まる前記高周波両極性矩形波パルス電圧を前記放電加工間隙に印加することを繰り返し行うように放電加工することを特徴とする放電加工方法。
  2. 被加工物と加工用電極との間に形成される放電加工間隙に加工用直流パルス電流を間歇的に繰り返し供給して前記被加工物を放電加工するための放電加工装置において、
    前記加工用直流パルス電流を供給するための第1手段と、
    前記放電加工間隙に高周波両極性矩形波パルス電圧を印加するための第2手段と、
    前記高周波両極性矩形波パルス電圧が前記放電加工間隙に印加された後に前記放電加工間隙に生じる所定の電圧レベル変化の発生時点を示す電気的信号を出力する検出部と、
    前記電気的信号に応答し前記放電加工間隙に前記所定の電圧レベル変化が生じた場合の前記高周波両極性矩形波パルス電圧の印加極性に関する極性情報を電気的に記憶しておく記憶手段と、
    前記電気的信号及び該記憶手段に応答し、前記放電加工間隙に前記所定の電圧レベル変化が生じた場合には前記放電加工間隙に前記高周波両極性矩形波パルス電圧に代えて前記直流パルス電流を所定期間だけ供給させると共に、前記加工用直流パルス電流の供給が停止された後所要のタイミングで前記記憶手段に記憶された極性情報によって示される極性とは反対の極性から始まる前記高周波両極性矩形波パルス電圧を前記放電加工間隙に印加することを繰り返し行うように前記第1及び第2手段を制御する制御部と
    を備えて成ることを特徴とする放電加工装置。
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