JP3640728B2 - 紐止め具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、テント、リュックサック、頭巾付きジャケットなどの紐の締め付け状態あるいは係止位置を調整するために使用する紐止め具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記した紐止め具は、水平な内側紐通し孔を有する嵌合子と、この嵌合子が嵌合する装着穴が設けられ、内側紐通し孔と対面して装着穴に連通する外側紐通し孔が設けられた外筒と、外筒の装着穴から突出するように嵌合子を付勢する付勢部材としてのコイルスプリングとで構成され、外側紐通し孔と内側紐通し孔とへ挿通した紐を、コイルスプリングの付勢力によって嵌合子と外筒とで挟み付けている。
そして、コイルスプリングの付勢力(ばね力)を大きく(強く)することにより、嵌合子と外筒とで紐を強く挟み付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の紐止め具は、両孔に紐を挿通する場合、嵌合子をコイルスプリングの付勢力に抗して外筒内へ押し込んで両孔を略一致させた状態を維持しながら紐を挿通しなければならないので、指で嵌合子を押し続ける必要がある。
したがって、紐を両孔へ挿通させる紐挿通作業の作業性は悪く、紐挿通作業時間の経過につれて疲労が蓄積することで嵌合子を外筒内へ押し込めなくなるため、紐挿通作業時間の経過につれて紐を両孔に上手く挿通できなくなるという不都合があった。
【0004】
この発明は、上記したような不都合を解消するためになされたもので、紐挿通作業時間の経過に関係なく紐挿通作業を作業性よく行うことのできる紐止め具を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明にかかる紐止め具は、水平な内側紐通し孔が設けられ、外側へ拡開する弾性を有する仮止め爪、この仮止め爪を係止させる係止部が下部に設けられた嵌合子と、この嵌合子が嵌合する装着穴が設けられ、内側紐通し孔と対面して装着穴に連通する外側紐通し孔が設けられ、両孔が略一致する第1状態で、仮止め爪の先端が係合する仮止め係止部が、外側紐通し孔よりも下側の装着穴の内周面に設けられるとともに、嵌合子が第1状態よりも装着穴内へ押し込まれた第2状態で、仮止め爪を仮止め係止部に衝合しないように内側へ押圧して係止部に係止させる押圧部が仮止め係止部よりも下側の装着穴の内周面に設けられた外筒と、装着穴から突出するように嵌合子を付勢する付勢部材とで構成したものである。
【0006】
また、他の発明にかかる紐止め具は、水平な内側紐通し孔が設けられ、下側から上側へ拡開する所定の弾性を有して塑性変形する仮止め爪が下部に設けられた嵌合子と、この嵌合子が嵌合する装着穴が設けられ、内側紐通し孔と対面して装着穴に連通する外側紐通し孔が設けられ、両孔が略一致する第1状態で、仮止め爪の先端が係合する仮止め係止部が、外側紐通し孔よりも下側の装着穴の内周面に設けられるとともに、嵌合子が第1状態よりも装着穴内へ押し込まれた第2状態で、仮止め爪を仮止め係止部に衝合しないように内側へ押圧して塑性変形させる押圧部が仮止め係止部よりも下側の装着穴の内周面に設けられた外筒と、装着穴から突出するように嵌合子を付勢する付勢部材とで構成したものである。
【0007】
そして、上記した2つの発明の紐止め具において、付勢部材の一端側が挿入され、外側紐通し孔から外筒内を見えなくする筒部を、嵌合子の下部に設けるのが望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図に基づいて説明する。
図1はこの発明の第1実施形態である紐止め具に使用する嵌合子を示す図で、(a)は平面図、(b)は左側半分を断面とした正面図、(c)は左側半分を断面とした右側面図、(d)は底面図である。
なお、(b)の正面図および(c)の右側面図の外観は左右対称となり、背面図は正面図と同一になるとともに、左側面図は右側面図と同一になる。
【0009】
図1において、1は合成樹脂で成形した嵌合子を示し、平面形状が小判形状のストッパとして機能する頭部2と、この頭部2から下側へ平面形状が頭部2よりも小さな小判形状で延びた軸部3と、この軸部3から下側へ軸部3の輪郭で、かつ左右方向の幅が軸部3よりも狭い状態で延びた筒部4と、この筒部4の左右外側の下端から上側へ延び、外側へ拡開する弾性を有する仮止め爪5と、筒部4の外周の左右上端から外側へ後述する外筒11の仮止め係止部15に衝合しない状態で延び、仮止め爪5を仮止め係止部15に衝合しないように係止させる係止部6とで構成されている。
【0010】
そして、軸部3には、水平な内側紐通し孔3hと、この内側紐通し孔3hの上側に後述する外筒11の係止突起14が入る溝3dと、筒部4内に位置する下面に後述するコイルスプリング21の一端を位置決めする周回した収容溝3gが設けられている。
【0011】
図2はこの発明の第1実施形態である紐止め具に使用する外筒を示す図で、(a)は平面図、(b)は左側半分を断面とした正面図、(c)は左側半分を断面とした右側面図、(d)は底面図である。
なお、(b)の正面図および(c)の右側面図の外観は左右対称となり、背面図は正面図と同一になるとともに、左側面図は右側面図と同一になる。
【0012】
図2において、11は合成樹脂で成形した外筒を示し、平面形状が頭部2の平面形状と同一な小判形状とされ、軸部3が嵌合する小判形状の装着穴12が設けられ、水平方向で対向し、内側紐通し孔3hに連通する外側紐通し孔13が内側から外側へ拡開するように設けられている。
そして、装着穴12の内周面上端には、装着穴12から嵌合子1が抜けないように係止させる係止突起14が溝3dに対応させて設けられている。
【0013】
また、外側紐通し孔13よりも下側の装着穴12の内周面には、仮止め爪5の先端が係合する仮止め係止部15が仮止め爪5に対応させて設けられている。
さらに、仮止め係止部15よりも下側の装着穴12の内周面には、仮止め爪5を仮止め係止部15に衝合しないように内側へ押圧する押圧部16が仮止め爪5に対応させて設けられている。
そして、外筒11の底には、中心にコイルスプリング21の他端を位置決めする位置決め突起17が内側に設けられ、仮止め爪5を成形する金型部分を抜いた型抜き孔18が押圧部15の対応する位置に形成されている。
【0014】
図3はこの発明の第1実施形態である紐止め具を組み立てて仮止めした状態の図、(a)は平面図、(b)は左側半分を断面とした正面図、(c)は左側半分を断面とした右側面図である。
なお、(b)の正面図および(c)の右側面図の外観は左右対称となり、背面図は正面図と同一になるとともに、左側面図は右側面図と同一になる。
【0015】
図3において、21は付勢部材としてのコイルスプリングを示し、嵌合子1と外筒11との間に装填され、装着穴12から突出するように嵌合子1を付勢するものである。
【0016】
図4(a),(b),(c),(d)は第1実施形態の動作説明図である。
図4において、Sは紐を示す。
【0017】
次に、組立および紐の挿通について説明する。
まず、図1(b)に示すように、仮止め爪5の先端が係止部6に係合せず、仮止め爪5が自身の弾性で外側へ拡開している状態にする。
次に、コイルスプリング21の他端である下端側を外筒11内へ挿入して位置決め突起17の周囲に位置させた状態で、コイルスプリング21の一端側である上側を嵌合子1の筒部4内へ挿入するように、筒部4側を下側にして装着穴12へ筒部4および軸部3を押圧すると、筒部4および軸部3が係止突起14を押圧し、外筒11が弾性変形することにより、筒部4および軸部3を装着穴12へ嵌合させることができる。
【0018】
そして、係止突起14が筒部4の外側および軸部3の外側を通過して内側紐通し孔3h内に入ると、図4(a)に示す状態となり、外筒11を左右から押圧して弾性変形させなければ、嵌合子1を装着穴12から抜き出せない状態となる。この状態で、コイルスプリング21の一端は、収容溝3g内に位置している。さらに、図4(a)に示す状態からコイルスプリング21の付勢力に抗して嵌合子1を装着穴12内へ押し込むと、仮止め爪5は、仮止め係止部15で押されて内側へ撓み、両孔3h,13が略一致する仮止め係止部15を通過した第1状態になると、自身の弾性で外側へ拡開して先端が仮止め係止部15に下側へ移動する。
【0019】
この状態で嵌合子1を押し込む力を解除すると、仮止め爪5の先端が仮止め係止部15に係合する仮止め状態になり、図4(b)に示すように、両孔3h,13が略一致した状態を維持するので、この状態で両孔3h,13に紐Sを挿通させることができる。
このように紐Sを両孔3h,13へ挿通させるとき、外側紐通し孔13は外側へ拡開しているので、すなわち内側へ窄んでいるので、紐Sが外側紐通し孔13の面で内側内側紐通し孔3hへ案内されるため、紐Sの挿通が容易にできる。
【0020】
そして、図4(b)に示す状態からコイルスプリング21の付勢力に抗して嵌合子1を装着穴12内へ頭部2が外筒11に衝合する図4(c)の第2状態まで押し込むと、仮止め爪5が押圧部16で押されて内側へ撓み、仮止め爪5の先端が係止部6に係合することにより、仮止め爪5は仮止め係止部15に衝合しない状態になる。
この状態で嵌合子1を押し込む力を解除すると、嵌合子1はコイルスプリング21の付勢力で上昇するので、図4(d)に示すように、紐Sを嵌合子1と外筒11とで挟み付ける。
【0021】
このように紐Sを嵌合子1と外筒11とで挟み付けるとき、外側紐通し孔13の上側の外筒11部分が下側へ尖ったエッジとなっているので、外側紐通し孔13の上側に位置する外筒11のエッジ部分にコイルスプリング21の付勢力が集中する。
そして、紐Sを嵌合子1と外筒11とで挟み付けている状態では、外側紐通し孔13から外筒11内が見えないように筒部4で覆っている。
【0022】
上述したように、この発明の第1実施形態によれば、嵌合子1、外筒11およびコイルスプリング21の3部品で紐止め具が構成できるので、部品点数が少なく安価になる。
そして、嵌合子1を外筒11に嵌合させることによって組み立てることができるので、組立が簡単にできる。
【0023】
次に、嵌合子1を外筒11に嵌合させた状態で係止突起14が嵌合子1に係合するため、紐Sを挿通しない状態でも嵌合子1と外筒11とがバラバラにならずに一体状態を維持する。
さらに、仮止め爪5を仮止め係止部15に係合させた第1状態で両孔3h,13が略一致するので、紐Sを両孔3h,13へ挿通させるために嵌合子1をコイルスプリング21の付勢力に抗して押し込み続ける必要がなくなるため、紐挿通作業時間の経過に関係なく紐挿通作業を作業性よく行うことができる。
【0024】
そして、外側紐通し孔13は外側へ拡開しているので、紐Sを両孔3h,13へ挿通するとき、紐Sが外側紐通し孔13の面で内側紐通し孔3hへ案内されるため、紐Sの挿通が容易にできる。
さらに、外側紐通し孔13から外筒11内が見えないように筒部4で覆っているので、使用中に外側紐通し孔13から外筒11内へ異物が入ることがなくなり、動作不良が発生しなくなる。
【0025】
図5はこの発明の第2実施形態である紐止め具を分解した分解図、図6(a),(b),(c),(d)は第2実施形態の動作説明図であり、図1〜図4と同一または相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
なお、図5における嵌合子および外筒は、左側半分を断面としてある。
【0026】
この第2実施形態における嵌合子1が第1実施形態における嵌合子1と異なる点は、仮止め爪5の方向を変えて軸部3から下側へ向けて設けた点と、仮止め爪5の先端を筒部4側へ折り曲げ、先端に係止部6に係合する係合部5aを設けた点と、係止部6を筒部4の下端部とした点である。
そして、第2実施形態における嵌合子1の他の部分は、第1実施形態における嵌合子1の他の部分と同じに構成されている。
【0027】
なお、組立および紐の挿通についての説明は、図6(a)〜(d)に示すように、第1実施形態と同じになるので、省略するが、この第2実施形態においても、第1実施形態と同じ効果を得ることができる。
【0028】
図7はこの発明の第3実施形態である紐止め具を分解した分解図、図8(a),(b),(c),(d)は第3実施形態の動作説明図であり、図1〜図6と同一または相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
なお、図7における嵌合子および外筒は、左側半分を断面としてある。
【0029】
この第3実施形態における嵌合子1が第1実施形態における嵌合子1と異なる点は、仮止め爪5に所定以上の応力を与えると、仮止め爪5が塑性変形する樹脂、例えばABS樹脂などで嵌合子1を成形した点と、係止部6を省略した点である。
そして、第3実施形態における嵌合子1の他の部分は、第1実施形態における嵌合子1の他の部分と同じに構成されている。
【0030】
次に、組立および紐の挿通について説明すると、図8(b)に示す第1状態からコイルスプリング21の付勢力に抗して嵌合子1を装着穴12内へ頭部2が外筒11に衝合する図8(c)の第2状態まで押し込むと、仮止め爪5が押圧部16で押されて内側へ塑性変形し、仮止め爪5が仮止め係止部15に衝合しない状態になる。
この点以外の組立および紐の挿通は、第1実施形態と同じになるので、省略する。
【0031】
したがって、この第3実施形態においても、第1実施形態と同じ効果を得ることができる。
そして、嵌合子1の形状が簡単になるので、嵌合子1を成形する金型の構造が簡単となって安価になるとともに、嵌合子1を成形する樹脂も少なくて済むことにより、安価に製造することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、嵌合子、外筒および付勢部材の3部品で紐止め具が構成できるので、部品点数が少なく安価になる。
そして、仮止め爪を仮止め係止部に係合させた第1状態で内側紐通し孔と外側紐通し孔とが略一致するので、紐を両孔へ挿通させるために嵌合子を付勢部材の付勢力に抗して押し込み続ける必要がなくなるため、紐挿通作業時間の経過に関係なく紐挿通作業を作業性よく行うことができる。
【0033】
また、第1状態から付勢部材の付勢力に抗して嵌合子を装着穴内へ第2状態まで押し込むと、仮止め爪が押圧部で押されて内側へ塑性変形し、仮止め爪が仮止め係止部に衝合しなくなるようにしたので、嵌合子に係止部を設けなくてよくなることにより、安価に製造することができる。
【0034】
さらに、外側紐通し孔から外筒内が見えないように筒部で覆っているので、使用中に外側紐通し孔から外筒内へ異物が入ることがなくなり、動作不良が発生しなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態である紐止め具に使用する嵌合子を示す図である。
【図2】この発明の第1実施形態である紐止め具に使用する外筒を示す図である。
【図3】この発明の第1実施形態である紐止め具を組み立てて仮止めした状態の図である。
【図4】(a),(b),(c),(d)は第1実施形態の動作説明図である。
【図5】この発明の第2実施形態である紐止め具を分解した分解図である。
【図6】(a),(b),(c),(d)は第2実施形態の動作説明図である。
【図7】この発明の第3実施形態である紐止め具を分解した分解図である。
【図8】(a),(b),(c),(d)は第3実施形態の動作説明図である。
【符号の説明】
1 嵌合子
2 頭部
3 軸部
3h 内側紐通し孔
3d 溝
3g 収容溝
4 筒部
5 仮止め爪
5a 係合部
6 係止部
11 外筒
12 装着穴
13 外側紐通し孔
14 係止突起
15 仮止め係止部
16 押圧部
17 位置決め突起
18 型抜き孔
21 コイルスプリング
S 紐
Claims (3)
- 水平な内側紐通し孔が設けられ、外側へ拡開する弾性を有する仮止め爪、この仮止め爪を係止させる係止部が下部に設けられた嵌合子と、
この嵌合子が嵌合する装着穴が設けられ、前記内側紐通し孔と対面して前記装着穴に連通する外側紐通し孔が設けられ、前記両孔が略一致する第1状態で、前記仮止め爪の先端が係合する仮止め係止部が、前記外側紐通し孔よりも下側の前記装着穴の内周面に設けられるとともに、前記嵌合子が第1状態よりも前記装着穴内へ押し込まれた第2状態で、前記仮止め爪を前記仮止め係止部に衝合しないように内側へ押圧して前記係止部に係止させる押圧部が前記仮止め係止部よりも下側の前記装着穴の内周面に設けられた外筒と、
前記装着穴から突出するように前記嵌合子を付勢する付勢部材と、
からなる紐止め具。 - 水平な内側紐通し孔が設けられ、下側から上側へ拡開する所定の弾性を有して塑性変形する仮止め爪が下部に設けられた嵌合子と、
この嵌合子が嵌合する装着穴が設けられ、前記内側紐通し孔と対面して前記装着穴に連通する外側紐通し孔が設けられ、前記両孔が略一致する第1状態で、前記仮止め爪の先端が係合する仮止め係止部が、前記外側紐通し孔よりも下側の前記装着穴の内周面に設けられるとともに、前記嵌合子が第1状態よりも前記装着穴内へ押し込まれた第2状態で、前記仮止め爪を前記仮止め係止部に衝合しないように内側へ押圧して塑性変形させる押圧部が前記仮止め係止部よりも下側の前記装着穴の内周面に設けられた外筒と、
前記装着穴から突出するように前記嵌合子を付勢する付勢部材と、
からなる紐止め具。 - 請求項1または請求項2に記載の紐止め具において、
前記付勢部材の一端側が挿入され、前記外側紐通し孔から前記外筒内を見えなくする筒部を、前記嵌合子の下部に設けた、
ことを特徴とする紐止め具。
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