JP3639184B2 - 通信システムにおける制御情報の符号化方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信システムにおける制御情報の符号化方法、特に、8B/10B符号を介在させるノード間の通信において、通信データ伝送中に誤りが発生した場合の制御情報の検出と訂正を行う、通信システムにおける制御情報の符号化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
通信データとその伝送及び処理のための制御情報の通信を行う、通信システムを例示して以下に簡単に説明する。
送信ノードは、複数個の8ビット長ブロックに区分された通信データについて、その各々のブロックを8B/10B符号化変換則にしたがって、通信データ符号に符号化し送信する。なお、ここで用いる8B/10B符号化変換則の詳細は、特開昭59−10056号公報などに記載されている。また、通信データ符号が送信されていない期間に、M個(Mは自然数)の個数の8ビット長ブロックに区分された制御情報についても、その各々のブロックを8B/10B符号化変換則に従って制御情報10B符号に符号化し送信する制御情報送信処理を行う。
送信ノードは、受信した通信データ符号を8B/10B符号化変換則に従って復号し、複数個の8ビット長ブロックに区分された通信データを得る。また、M個の制御情報10B符号を、8B/10B符号化変換則に従って復号する制御情報送信処理によって、制御情報を復元する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来技術を用いて実現される通信システムにおいて、伝送中の制御情報10B符号にビット誤りが発生した場合、受信ノードにおいて得た制御情報は、送信ノードから送信した制御情報と異なる値を持つ。これは、通信システムに対する誤った制御につながるため、極めて重大な問題を発生する原因にもなりうる。
8B/10B符号化変換則は、これまでに符号化した全符号中の“1”と“0”の数の差(ランニング・ディスパリティ値)に応じて符号を変えるランニング・ディスパリティと称する誤り検出機構を有する。しかしながら、ランニング・ディスパリティでは誤りが発生した符号を必ずしも特定することはできないので、制御情報符号に誤りが含まれていると判断することは困難であった。
また、伝送路上に8B/10B符号を発生する中継器が介在する場合、中継器においてランニング・ディスパリティが正常化されるため、受信ノードでのランニング・ディスパリティは、中継器と受信ノード間で生じた誤りしか検出できないため、誤り検出の能力も不十分であった。さらに、伝送路上に8B/10B符号とは異なる符号化形式で伝送される区間が存在した場合、ランニング・ディスパリティはその区間中に発生した誤りを検知することができなかった。
【0004】
本発明は、上述した問題点を解消するためになされたものであって、送信ノードでは、制御情報の全てもしくはその一部を、M個(Mは自然数)のNビット長(Nは1〜7の自然数)の制御情報ブロックに区分し、各々の制御情報ブロックi(iは1〜M)について、所定の(8−N)ビット長の制御情報パリティを付与し、所定の制御情報ビット配列に従った配列によって、M個の8ビット長の制御情報符号に符号化し、制御情報送信処理を施し、このとき、制御情報符号の各々の符号のハミング距離が少なくともd(dは2〜8の自然数)であり、かつ、制御情報10B符号各々の符号のハミング距離が少なくともD(Dは2〜10の自然数)であるような、制御情報パリティと制御情報ビット配列とすることにより、伝送中に誤りが発生した制御情報の検出と訂正を行うことのできる、通信システムにおける制御情報の符号化方法を提供することを目的とする。
また、受信ノードでは、制御情報受信処理によって得られた制御情報符号を、制御情報ブロックと制御情報パリティとに分離し、これらについてパリティ検査を行い、誤りを検出した場合に、誤り処理を行うことにより、伝送中に誤りが発生した制御情報の検出と訂正を行う、通信システムにおける制御情報の符号化方法を提供することも目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために請求項1に記載の発明は、通信データを送信するとともに、前記通信データの送信ならびに処理のために付加される制御情報の少なくとも一部を制御情報符号化ルールに従ってM個(Mは自然数)の制御情報に符号化し、この符号化された制御情報に対して制御情報送信処理を施して送信し、制御情報受信処理によって得られた前記M個の制御情報符号を制御情報符号化ルールに従って前記制御情報の少なくとも一部に復号することで、8B/10B符号または、8B符号もしくは8B符号の各ビットが1対1に対応する符号で前記通信データに付加される前記制御情報を伝送する通信システムにおける制御情報の符号化方法において、前記制御情報の少なくとも一部をM個のNビット長(Nは1〜7の自然数)の制御情報ブロックに区分する処理と、前記各々の制御情報ブロックについて、制御情報符号化ルールに従ってM個の8ビット長の制御情報符号に符号化する処理とを含み、前記制御情報符号化ルールは、前記8ビット長の制御情報符号の各々のハミング距離が少なくともd(dは2〜8の自然数)であり、かつ前記8ビット長の制御情報符号を8B/10B符号化変換則に従って10ビット長の制御情報符号に符号化した時に、該10ビット長の制御情報符号の各々のハミング距離が少なくともD(Dは2〜10の自然数)であるような制御情報符号を割り当てることを特徴とする。
【0006】
また、請求項2に記載の発明は、通信データを送信するとともに、前記通信データの送信ならびに処理のために付加される制御情報の少なくとも一部を制御情報符号化ルールに従ってM個(Mは自然数)の制御情報に符号化し、この符号化された制御情報に対して制御情報送信処理を施して送信し、制御情報受信処理によって得られた前記M個の制御情報符号を制御情報符号化ルールに従って前記制御情報の少なくとも一部に復号することで、8B/10B符号または、8B符号もしくは8B符号の各ビットが1対1に対応する符号で前記通信データに付加される前記制御情報を伝送する通信システムにおける制御情報の符号化方法において、前記制御情報の少なくとも一部をM個の4ビット長の制御情報ブロックに区分する処理と、区分された各々の制御情報ブロックi(iは1〜M)を構成する各ビットd1からd4に対し、数1(後述する実施の形態の数3)に示す式に従って、前記制御情報ブロックiに対応する制御情報パリティの各ビットp1からp4を算出する処理と、前記制御情報ブロックiのそれぞれに、対応する前記制御情報パリティを付加する処理と、前記制御情報ブロックi及び付加された前記制御情報パリティを、前記各ビットd1からd4及び前記各ビットp1からp4の位置についてビット位置AからHで表現した、表1から表14(後述する実施の形態の表22から表35)で構成される対応表に示すいずれかの制御情報種別ビット配列に従って配列し、M個の8ビット長の制御情報符号に符号化する処理とを含むことを特徴とする。
【0007】
また、請求項3に記載の発明は、通信データを送信するとともに、前記通信データの送信ならびに処理のために付加される制御情報の少なくとも一部を制御情報符号化ルールに従ってM個(Mは自然数)の制御情報に符号化し、この符号化された制御情報に対して制御情報送信処理を施して送信し、制御情報受信処理によって得られた前記M個の制御情報符号を制御情報符号化ルールに従って前記制御情報の少なくとも一部に復号することで、8B/10B符号または、8B符号もしくは8B符号の各ビットが1対1に対応する符号で前記通信データに付加される前記制御情報を伝送する通信システムにおける制御情報の符号化方法において、前記制御情報の少なくとも一部を、11シンボル以下のシンボルにより構成されたM個の4ビット長の制御情報ブロックに区分する処理と、区分された各々の制御情報ブロックi(iは1〜M)を、各々のハミング距離d=4となり、かつ8B/10B符号化変換則に従って10ビット長の制御情報符号に符号化した時に、該10ビット長の制御情報符号の各々のハミング距離D=4となる表15から表18(後述する実施の形態の表36から表39)で構成される対応表に示す8ビット長の制御情報符号のいずれか1組に符号化する処理とを含むことを特徴とする。
【0008】
請求項4に記載の発明は、通信データを送信するとともに、前記通信データの送信ならびに処理のために付加される制御情報の少なくとも一部を制御情報符号化ルールに従ってM個(Mは自然数)の制御情報に符号化し、この符号化された制御情報に対して制御情報送信処理を施して送信し、制御情報受信処理によって得られた前記M個の制御情報符号を制御情報符号化ルールに従って前記制御情報の少なくとも一部に復号することで、8B/10B符号または、8B符号もしくは8B符号の各ビットが1対1に対応する符号で前記通信データに付加される前記制御情報を伝送する通信システムにおける制御情報の符号化方法において、前記制御情報の少なくとも一部を、14シンボル以下のシンボルにより構成されたM個の4ビット長の制御情報ブロックに区分する処理と、区分された各々の制御情報ブロックi(iは1〜M)を、各々のハミング距離d=4となり、かつ8B/10B符号化変換則に従って10ビット長の制御情報符号に符号化した時に、該10ビット長の制御情報符号の各々のハミング距離D=3となる表19(後述する実施の形態の表40)で構成される対応表に示す8ビット長の制御情報符号のいずれか1組に符号化する処理とを含むことを特徴とする。
【0009】
請求項5に記載の発明は、通信データを送信するとともに、前記通信データの送信ならびに処理のために付加される制御情報の少なくとも一部を制御情報符号化ルールに従ってM個(Mは自然数)の制御情報に符号化し、この符号化された制御情報に対して制御情報送信処理を施して送信し、制御情報受信処理によって得られた前記M個の制御情報符号を制御情報符号化ルールに従って前記制御情報の少なくとも一部に復号することで、8B/10B符号または、8B符号もしくは8B符号の各ビットが1対1に対応する符号で前記通信データに付加される前記制御情報を伝送する通信システムにおける制御情報の符号化方法において、前記制御情報の少なくとも一部をM個の4ビット長の制御情報ブロックに区分する処理と、区分された各々の制御情報ブロックi(iは1〜M)を、各々のハミング距離d=4となり、かつ8B/10B符号化変換則に従って10ビット長の制御情報符号に符号化した時に、該10ビット長の制御情報符号の各々のハミング距離D=3となる下記の表20(後述する実施の形態の表40)、および各々のハミング距離d=3となり、かつ8B/10B符号化変換則に従って10ビット長の制御情報符号に符号化した時に、該10ビット長の制御情報符号の各々のハミング距離D=3となる下記の表21(後述する実施の形態の表41)で構成される対応表に示す8ビット長の制御情報符号のいずれか1組に符号化する処理とを含むことを特徴とする。
【0010】
請求項6に記載の発明は、請求項2に記載の通信システムにおける制御情報の符号化方法において、前記M個の制御情報符号の各々について、制御情報ブロックiと制御情報パリティに分離する処理と、前記各々の制御情報ブロックiについて、(2)式(後述する実施の形態の(2)式)に示す式に従ってパリティ検査値を算出し、パリティ検査値が零でない場合に、受信した制御情報種別符号と制御データ符号を廃棄する処理とを含むことを特徴とする。
【0011】
更に、請求項7に記載の発明は、請求項3に記載の通信システムにおける制御情報の符号化方法において、前記M個の制御情報符号の各々について、制御情報ブロックiと制御情報パリティに分離する処理と、前記各々の制御情報ブロックiについて、下記の(4)式(後述する実施の形態の(4)式)に従ってパリティ検査値を算出し、パリティ検査値が零でない場合に、受信した制御情報種別符号と制御データ符号を廃棄する処理とを含むことを特徴とする。
【0012】
更に、請求項8に記載の発明は、請求項4に記載の通信システムにおける制御情報の符号化方法において、前記M個の制御情報符号の各々について、制御情報ブロックiと制御 情報パリティに分離する処理と、前記各々の制御情報ブロックiについて、下記の(6)式(後述する実施の形態の(6)式)に従ってパリティ検査値を算出し、パリティ検査値が零でない場合に、受信した制御情報種別符号と制御データ符号を廃棄する処理とを含むことを特徴とする。
【0013】
更に、請求項9に記載の発明は、請求項5に記載の通信システムにおける制御情報の符号化方法において、前記M個の制御情報符号の各々について、制御情報ブロックiと制御情報パリティに分離する処理と、前記各々の制御情報ブロックiについて、下記の(6)式(後述する実施の形態の(6)式)に従ってパリティ検査値を算出し、パリティ検査値が零でない場合に、受信した制御情報種別符号と制御データ符号を廃棄する処理とを含むことを特徴とする。
【0014】
このことにより、制御情報符号のハミング距離が少なくともd(dは2〜8の自然数)であるため、8B符号、または8B符号の各ビットが1対1に対応する符号で伝送する区間で発生した、1つの符号中にr個(rは”d−1”以下の全ての自然数)の誤りを検出できる。また、制御情報10B符号のハミング距離が少なくともD(Dは2〜10の自然数)であるため、10B符号で伝送する区間で発生した、1つの符号中にR個(Rは”D−1”以下の全ての自然数)の誤りを検出できる。このため、ランニング・ディスパリティでは誤りを含む符号を必ずしも確実に特定できなかったが、制御情報符号が誤りを有するか否かを確実に検出できる。
【0015】
更に、中継器で信号を一旦復号して再度符号化する符号の再生を行った場合に、8B/10B符号化前に、制御情報にパリティを付与しているため、そのパリティは再生前後で保持され、どの中継区間で誤りが発生しても、受信ノードで、その誤りを検出することができる。また、10B符号による伝送区間と、10B符号とは異なる符号化形式での伝送区間の両方の伝送区間中に誤りが存在する場合に、どちらの区間での誤りについても検出が可能である。特に、制御情報パリティとして、(8,4)SEC−DED符号を用いた場合に、d=4かつD=2とすることが可能である。すなわち、8B符号、または8B符号の各ビットが1対1に対応する符号の区間では、1〜3個の誤りを検出することができ、10B符号の区間では、少なくとも1個の誤りを検出することができる。また、大多数の符号間距離を3以上にすることが可能な制御情報ビット配列が存在し、これを選択することによって、1つの符号の中に1個の誤りが発生したことを確実に検出できるとともに、2個の誤り発生の大部分を検出可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1乃至図4は本発明の実施形態の動作を説明するために引用したフローチャートである。図1は、送信ノードにおける送信処理、図2は受信ノードにおける受信処理、図3、図4は、それぞれのノードにおける制御情報符号化ルールがそれぞれフローチャートで示されている。
以下、通信データとその伝送及び処理のための制御情報の通信を行う通信システムを例示し、図1乃至図4に示すフローチャートを参照しながらその動作について詳細に説明する。
【0017】
まず、本発明の第1の実施形態として、8B符号のハミング距離d=4、10B符号のハミング距離D=2となる制御情報の符号化方法について述べる。
図1において、送信ノードは、複数個の8ビット長ブロックに区分された通信データについて、その各々のブロックを8B/10B符号化変換則に従って通信データ符号に符号化し送信する(ステップS11、S12)。また、送信ノードは、通信データ符号が送信されていない期間に、通信データの伝送及び処理のための、4ビット長の制御情報種別と制御データから構成される制御情報を、各々制御情報種別符号と制御データ符号に符号化し(ステップS13)、制御情報送信処理を施す(ステップS14)。このとき、制御情報種別を送信ノードの制御情報符号化ルールに従い制御情報種別符号に符号化する。
【0018】
送信ノードでの制御情報符号化ルールについて図3に示すフローチャートを参照しながら以下に示す。まず、d1〜d4の各ビットから構成される制御情報種別から、P1〜P4の各ビットから構成される制御情報種別パリティを、以下の式に従って求め付与する(ステップS131)。
なお、下記(1)式のパリティ算出式は、(8,4)SEC−DED(単一誤り訂正・二重誤り検出: Single Error Correction−Double Error Detection)符号として既知であり、オーム社発行「誤り訂正符号とその応用」(ISBN4−274−03486−0)のp72〜p74に記載されている。
【数6】
【0019】
次に、以下に示す制御詳報種別ビット配列に従って、制御情報種別の各ビットd1〜d4と、制御情報種別パリティの各ビットp1〜p4を配列し、制御情報種別符号を得る(ステップS132)。ただし、ビット位置A〜Hは、8B/10B符号におけるオクテッド・ビットの位置を意味する。
d1:ビット位置A d2:ビット位置B d3:ビット位置C
d4:ビット位置D p1:ビット位置E p2:ビット位置G
p3:ビット位置H p4:ビット位置F
なお、制御情報種別ビット配列は、この配列に限定されず、下記の表22乃至35に示す配列から選択した場合、10B符号に対して上記配列と同じ誤り検出能力を有する。
【表22】
【表23】
【表24】
【表25】
【表26】
【表27】
【表28】
【表29】
【表30】
【表31】
【表32】
【表33】
【表34】
【表35】
【0020】
図2において、受信ノードは、受信した通信データ符号を8B/10B符号化変換則に従って復号し、複数個の8ビット長ブロックに区分された通信データを得る(ステップS21)。また受信ノードは、通信データ符号が送信されていない期間に、制御情報受信処理(ステップS22、S23)によって制御情報種別符号と制御データ符号を得た後、制御情報種別符号を、受信ノードの制御情報符号化ルールに従って制御情報種別に復号化する(ステップS24)。
【0021】
受信ノードでの制御情報符号化ルールについて図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、まず、以下に示す制御情報種別ビット配列に従って制御情報種別符号から、制御情報種別の各ビットd1’〜d4’と、制御情報種別パリティの各ビットp1’〜p4’とを分離する(ステップS241)。但し、ビット位置A〜Hは、8B/10B符号におけるオクテッド・ビットの位置を意味する。
d1’:ビット位置A d2’:ビット位置B d3’:ビット位置C
d4’:ビット位置D p1’:ビット位置E p2’:ビット位置G
p3’:ビット位置H p4’:ビット位置F
なお、制御情報種別ビット配列は、送信ノードでの配列と一致すればよく、この配列に限定されない。
【0022】
次に、d1’〜d4’の各ビットから構成される制御情報種別と、p1’〜p4’の各ビットから構成される制御情報種別パリティ検査値を求める(ステップS243)。
【数7】
パリティ検査値が0でない場合は、以下に示す誤り処理を行う。誤り処理は、制御情報誤りカウンタをインクリメントするとともに、受信した制御情報種別符号と制御データ符号を破棄する(ステップS244、S245)。
【0023】
以上説明の制御情報符号化ルールにより、制御情報種別符号について、10B符号を用いた伝送区間での誤りに対して少なくとも1個の誤りを検出することができるとともに、8B符号、または8B符号の各ビットが1対1に対応する符号を用いた伝送区間での誤りに対して1〜3個の誤りを検出することができる。また、誤った制御情報を、通信データとその伝送及び処理のために利用することなく破棄するため、通信システムの信頼性の向上に大きく貢献する。更に、パリティ演算とその検査の処理は僅かであり、誤り検出の実現を容易化する。
【0024】
次に本発明の第2の実施形態として、8B符号のハミング距離d=4、10B符号のハミング距離D=4となる制御情報の符号化方法について述べる。送信ノードにおける操作は上述した第1の実施形態と制御情報符号化方法3が異なる点を除いては同様である。以下、この制御情報符号化ルールについて述べる。
8B符号のハミング距離d=4、10B符号のハミング距離D=4を満たす12個以上の8ビット長制御情報種別符号は、全探索の結果存在しない。したがって、この制御情報符号化方法3は、8B符号のハミング距離d=4、10B符号のハミング距離D=4を満たす11個の8ビット長の制御情報種別符号を全探索によりまず求め、その結果得られた42組の制御情報種別符号のいずれかに、11シンボル以下からなる4ビット長の制御情報種別を割り当てることを特徴とする。
以下、その割り当ての一例を示す。
まず、制御情報種別の各ビットd1〜d4から、p1〜p4の各ビットから構成される制御情報種別パリティの各ビットp1〜p4を、以下の(3)式にしたがって求め、付与する(ステップS131)。
【数8】
ただし、(d1,d2,d3,d4)=(1,0,0,0),(0,1,1,0),(1,0,0,1),(0,1,1,1),(1,1,1,1)となる5シンボルの制御情報種別は用いず、残りの11シンボルを用いる。
【0025】
次に、以下に示す制御情報種別ビット配列にしたがって、制御情報種別の各ビットd1〜d4と、制御情報種別パリティの各ビットp1〜p4を配列し、制御情報種別符号を得る(ステップS132)。ただし、ビット位置A〜Hは、8B/10B符号におけるオクテッド・ビットの位置を意味する。
d1:ビット位置A d2:ビット位置B d3:ビット位置C
d4:ビット位置D p1:ビット位置E p2:ビット位置F
p3:ビット位置G p4:ビット位置H
この制御情報符号化ルールによって下記の表36の太線で囲んだ欄に示す11個の制御情報種別符号を得る。ただし、ビット位置A〜Hは、8B/10B符号におけるオクテッド・ビットの位置を意味する。なお、制御情報種別パリティおよび制御情報種別ビット配列は、このパリティおよび配列に限定されず、11シンボルの制御情報種別が下記の表36乃至39に示す制御情報種別符号1乃至42に1対1対応するように選択した場合、10B符号に対して上記配列と同じ誤り検出能力を有する。
【表36】
【表37】
【表38】
【表39】
【0026】
受信ノードにおける操作は、第1の実施形態と制御情報符号化ルールが異なる点を除き、上述した第1の実施形態に準ずる。受信ノードでの制御情報符号化ルールを、以下に示す。
まず、以下に示す制御情報種別ビット配列にしたがって、制御情報種別符号から、制御情報種別の各ビットd1’〜d4’と、制御情報種別パリティの各ビットp1’〜p4’とを分離する(ステップS241)。ただし、ビット位置A〜Hは、8B/10B符号におけるオクテッド・ビットの位置を意味する。
d1’:ビット位置A d2’:ビット位置B d3’:ビット位置C
d4’:ビット位置D p1’:ビット位置E p2’:ビット位置F
p3’:ビット位置G p4’:ビット位置H
なお、制御情報種別ビット配列は、表36乃至39に示す送信ノードでの配列と一致すればよく、この配列に限定されない。
次に、d1’〜d4’の各ビットから構成される制御情報種別と、p1’〜p4’の各ビットから構成される制御情報種別パリティとを用いて、以下のパリティ検査値を求める(ステップS243)。
【数9】
【0027】
なお、送信側において本実施形態と異なるパリティ式を用いた場合は、このパリティ検査値は当然これと異なる。
パリティ検査値が0でない場合は、以下に示す誤り処理を行う。制御情報誤りカウンタをインクリメントするとともに、受信した制御情報種別符号と制御データ符号’を廃棄する。
【0028】
以上の制御情報符号化ルールにより、11個以下からなる制御情報種別符号について、10B符号を用いた伝送区間での誤りに対して少なくとも3個の誤りを検出することができるとともに、8B符号、または8B符号の各ビットが1対1に対応する符号を用いた伝送区間での誤りに対して1〜3個の誤りを検出することができる。また、誤った制御情報を、通信データとその伝送及び処理のために利用することなく廃棄するため、通信システムの信頼性の向上に大きく貢献する。
【0029】
次に本発明の第3の実施形態として、8B符号のハミング距離d=3、10B符号のハミング距離D=3となる制御情報の符号化方法について述べる。送信ノードにおける操作は、第1、第2の実施形態と制御情報符号化ルールが異なる点を除いては同様である。以下、制御情報符号化ルールについて述べる。
8B符号のハミング距離d=4、10B符号のハミング距離D=3を満たす15個以上の制御情報種別符号は、全探索の結果存在しない。したがって、この制御情報符号化ルールは、8B符号のハミング距離d=4、10B符号のハミング距離D=3を満たす14個の8ビット長の制御情報種別符号を全探索によりまず求め、その結果得られた34組の制御情報種別符号のうち、それに2つの制御情報種別符号を加えてd=3,D=3を満たす16個の制御情報種別符号を構成できる12組の中で、10B符号の符号間距離が3となる符号語の組み合わせが最も少ない4組に、制御情報種別を割り当てることを特徴とする。
下記表40と表41に、その4組を制御情報種別符号1乃至4として示す。表40と表41に示す、制御情報種別符号一組あたり16個からなる8ビットの制御情報種別符号は、少なくとも8B符号のハミング距離d=3、10B符号のハミング距離D=3であって、かつ表40に示した、制御情報種別符号一組あたり14個の符号だけを用いれば8B符号のハミング距離d=4、10B符号のハミング距離D=3が実現できる。
【表40】
【表41】
以下、その割り当ての一例を示す。
まず、制御情報種別の各ビットd1〜d4から、制御情報種別パリティの各ビットp1〜p4を、以下の(5)式にしたがって求める(ステップS131)。
【数10】
【0030】
次に、以下に示す制御情報種別ビット配列にしたがって、制御情報種別の各ビットd1〜d4と、制御情報種別パリティの各ビットp1〜p4を配列し、制御情報種別符号を得る(ステップ132)。ただし、ビット位置A〜Hは、8B/10B符号におけるオクテッド・ビットの位置を意味する。
d1:ビット位置A d2:ビット位置H d3:ビット位置C
d4:ビット位置D p1:ビット位置E p2:ビット位置F
p3:ビット位置G p4:ビット位置B
この情報符号化ルールによって得られた制御情報種別符号を表40と表41の制御情報種別符号1の欄に示す。なお、制御情報種別パリティおよび制御情報種別ビット配列は、このパリティおよび配列に限定されず、4ビットの制御情報種別が表40と表41に示す制御情報種別符号1乃至4に1対1対応するようにパリティおよび配列を選択した場合、10B符号に対して上記パリティおよび配列と同じ誤り検出能力を有する。
【0031】
受信ノードにおける操作は、第1、第2の実施形態と制御情報符号化ルールが異なる点を除いては同様である。受信ノードでの制御情報符号化ルールを、以下に示す。
以下に示す制御情報種別ビット配列にしたがって、制御情報種別符号から、制御情報種別の各ビットd1’〜d4’と、制御情報種別パリティの各ビットp1’〜p4’とを分離する(ステップS241)。ただし、ビット位置A〜Hは、8B/10B符号におけるオクテッド・ビットの位置を意味する。
d1’:ビット位置A d2’:ビット位置H d3’:ビット位置C
d4’:ビット位置D p1’:ビット位置E p2’:ビット位置F
p3’:ビット位置G p4’:ビット位置B
なお、制御情報種別ビット配列は、表40と表41に示す送信ノードでの配列と一致すればよく、この配列に限定されない。
d1’〜d4’の各ビットから構成される制御情報種別と、p1’〜p4’の各ビットから構成される制御情報種別パリティとを用いて、以下のパリティ検査値を求める(ステップS243)。
【数11】
【0032】
なお、送信側において本実施例と異なるパリティ式を用いた場合は、このパリティ検査値は当然これと異なる(ステップS244, S245)。
パリティ検査値が0でない場合は、以下に示す誤り処理を行う。制御情報誤りカウンタをインクリメントするとともに、受信した制御情報種別符号と制御データ符号’を廃棄する。
【0033】
以上の制御情報符号化ルールにより、制御情報種別符号について、10B符号を用いた伝送区間での誤りに対して少なくとも2個の誤りを検出することができるとともに、8B符号、または8B符号の各ビットが1対1に対応する符号を用いた伝送区間での誤りに対して1〜2個の誤りを検出することができる。また、制御情報種別が14シンボル以下の場合は、8B符号、または8B符号の各ビットが1対1に対応する符号を用いた伝送区間での誤りに対して3個以下の誤りを検出できるように符号を割り当てることができる。
更に、誤った制御情報を、通信データとその伝送及び処理のために利用することなく廃棄するため、通信システムの信頼性の向上に大きく貢献する。
【0034】
なお、上述した第1乃至第3の実施形態では、下記の3種類の方法を用いることで所望のハミング距離を持つ符号を得た。
(1)制御情報種別パリティとして(8,4)SEC−DED符号を利用し、8B符号のハミング距離d=4、10B符号のハミング距離D=2を実現する。
(2)11シンボル以下の制御情報種別を、表36乃至39に示す制御情報種別符号に対応するように、配列および制御情報種別パリティを決定することによって8B符号のハミング距離d=4、10B符号のハミング距離D=4を実現する。
(3)表40と表41の制御情報種別符号に対応するように、配列および制御情報種別パリティを決定することによって、少なくとも8B符号のハミング距離d=3、10B符号のハミング距離D=3を実現する。
しかし、本発明はこれに限らず、制御情報種別パリティの生成方法と制御情報ビット配列を変えることによって、dとDの値が異なる制御情報符号化ルールとすることが可能であり、伝送路の誤り特性に応じた所望の誤り検出能力を実現することができる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明のように本発明は、送信ノードでは、制御情報の全てもしくはその一部を、M個(Mは自然数)のNビット長(Nは1〜7の自然数)の制御情報ブロックに区分し、各々の制御情報ブロックi(iは1〜M)について、所定の(8−N)ビット長の制御情報パリティを付与し、所定の制御情報ビット配列に従った配列によって、M個の8ビット長の制御情報符号に符号化し、制御情報送信処理を施し、このとき、制御情報符号の各々の符号のハミング距離が少なくともd(dは2〜8の自然数)であり、かつ、制御情報10B符号各々の符号のハミング距離が少なくともD(Dは2〜10の自然数)であるような、制御情報パリティと制御情報ビット配列とすることにより、伝送中に誤りが発生した制御情報の検出と訂正を行うことができる。
また、受信ノードでは、制御情報受信処理によって得られた制御情報符号を、制御情報ブロックと制御情報パリティとに分離し、これらについてパリティ検査を行い、誤りを検出した場合に、誤り処理を行うことにより、伝送中に誤りが発生した制御情報の検出と訂正を行う。このことにより、通信システムにおいて伝送中に誤りが発生した場合に通信システムに重大な問題を引き起こす可能性のある送制御情報について、誤り検出を確実に行うための、符号化方法が提供できる。
【0036】
ランニング・ディスパリティでは誤りを含む符号を必ずしも特定できなかったが、本発明の適用により、符号化した制御情報が誤りを有するか否かを検出できる。また、どの中継区間で誤りが発生しても、誤りを検出することができる。更に、伝送路上に8B/10B符号とは異なる符号化形式で伝送される区間が存在した場合にも、誤り検出や誤り訂正が可能となる。このように、本発明は、多様な形態をとる通信システムにおいて、伝送中に誤りが発生した制御情報の検出と訂正を、確実に行うための、制御情報の符号化方法を提供する、優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 送信ノードにおける送信処理の手順をフローチャートで示した図である。
【図2】 受信ノードにおける受信処理の手順をフローチャートで示した図である。
【図3】 送信ノードにおける制御情報符号化ルールをフローチャートで示した図である。
【図4】 受信ノードにおける制御情報符号化ルールをフローチャートで示した図である。
Claims (9)
- 通信データを送信するとともに、前記通信データの送信ならびに処理のために付加される制御情報の少なくとも一部を制御情報符号化ルールに従ってM個(Mは自然数)の制御情報に符号化し、この符号化された制御情報に対して制御情報送信処理を施して送信し、制御情報受信処理によって得られた前記M個の制御情報符号を制御情報符号化ルールに従って前記制御情報の少なくとも一部に復号することで、8B/10B符号または、8B符号もしくは8B符号の各ビットが1対1に対応する符号で前記通信データに付加される前記制御情報を伝送する通信システムにおける制御情報の符号化方法において、
前記制御情報の少なくとも一部をM個のNビット長(Nは1〜7の自然数)の制御情報ブロックに区分する処理と、
前記各々の制御情報ブロックについて、制御情報符号化ルールに従ってM個の8ビット長の制御情報符号に符号化する処理とを含み、
前記制御情報符号化ルールは、前記8ビット長の制御情報符号の各々のハミング距離が少なくともd(dは2〜8の自然数)であり、かつ前記8ビット長の制御情報符号を8B/10B符号化変換則に従って10ビット長の制御情報符号に符号化した時に、該10ビット長の制御情報符号の各々のハミング距離が少なくともD(Dは2〜10の自然数)であるような制御情報符号を割り当てる
ことを特徴とする通信システムにおける制御情報の符号化方法。 - 通信データを送信するとともに、前記通信データの送信ならびに処理のために付加される制御情報の少なくとも一部を制御情報符号化ルールに従ってM個(Mは自然数)の制御情報に符号化し、この符号化された制御情報に対して制御情報送信処理を施して送信し、制御情報受信処理によって得られた前記M個の制御情報符号を制御情報符号化ルールに従って前記制御情報の少なくとも一部に復号することで、8B/10B符号または、8B符号もしくは8B符号の各ビットが1対1に対応する符号で前記通信データに付加される前記制御情報を伝送する通信システムにおける制御情報の符号化方法において、
前記制御情報の少なくとも一部をM個の4ビット長の制御情報ブロックに区分する処理と、
区分された各々の制御情報ブロックi(iは1〜M)を構成する各ビットd1からd4に対し、下記の(1)式に示す式に従って、前記制御情報ブロックiに対応する制御情報パリティの各ビットp1からp4を算出する処理と、
前記制御情報ブロックiのそれぞれに、対応する前記制御情報パリティを付加する処理と、
前記制御情報ブロックi及び付加された前記制御情報パリティを、前記各ビットd1からd4及び前記各ビットp1からp4の位置についてビット位置AからHで表現した、下記の表1から表14で構成される対応表に示すいずれかの制御情報種別ビット配列に従って配列し、M個の8ビット長の制御情報符号に符号化する処理と
を含むことを特徴とする通信システムにおける制御情報の符号化方法。
- 通信データを送信するとともに、前記通信データの送信ならびに処理のために付加される制御情報の少なくとも一部を制御情報符号化ルールに従ってM個(Mは自然数)の制御情報に符号化し、この符号化された制御情報に対して制御情報送信処理を施して送信し、制御情報受信処理によって得られた前記M個の制御情報符号を制御情報符号化ルールに従って前記制御情報の少なくとも一部に復号することで、8B/10B符号または、8B符号もしくは8B符号の各ビットが1対1に対応する符号で前記通信データに付加される前記制御情報を伝送する通信システムにおける制御情報の符号化方法において、
前記制御情報の少なくとも一部を、11シンボル以下のシンボルにより構成されたM個の4ビット長の制御情報ブロックに区分する処理と、
区分された各々の制御情報ブロックi(iは1〜M)を、各々のハミング距離d=4となり、かつ8B/10B符号化変換則に従って10ビット長の制御情報符号に符号化した時に、該10ビット長の制御情報符号の各々のハミング距離D=4となる下記の表15から表18で構成される対応表に示す8ビット長の制御情報符号のいずれか1組に符号化する処理と
を含むことを特徴とする通信システムにおける制御情報の符号化方法。
- 通信データを送信するとともに、前記通信データの送信ならびに処理のために付加される制御情報の少なくとも一部を制御情報符号化ルールに従ってM個(Mは自然数)の制御情報に符号化し、この符号化された制御情報に対して制御情報送信処理を施して送信し、制御情報受信処理によって得られた前記M個の制御情報符号を制御情報符号化ルールに従って前記制御情報の少なくとも一部に復号することで、8B/10B符号または、8B符号もしくは8B符号の各ビットが1対1に対応する符号で前記通信データに付加される前記制御情報を伝送する通信システムにおける制御情報の符号化方法において、
前記制御情報の少なくとも一部を、14シンボル以下のシンボルにより構成されたM個の4ビット長の制御情報ブロックに区分する処理と、
区分された各々の制御情報ブロックi(iは1〜M)を、各々のハミング距離d=4となり、かつ8B/10B符号化変換則に従って10ビット長の制御情報符号に符号化した時に、該10ビット長の制御情報符号の各々のハミング距離D=3となる下記の表19で構成される対応表に示す8ビット長の制御情報符号のいずれか1組に符号化する処理と
を含むことを特徴とする通信システムにおける制御情報の符号化方法。
- 通信データを送信するとともに、前記通信データの送信ならびに処理のために付加される制御情報の少なくとも一部を制御情報符号化ルールに従ってM個(Mは自然数)の制御情報に符号化し、この符号化された制御情報に対して制御情報送信処理を施して送信し、制御情報受信処理によって得られた前記M個の制御情報符号を制御情報符号化ルールに従って前記制御情報の少なくとも一部に復号することで、8B/10B符号または、8B符号もしくは8B符号の各ビットが1対1に対応する符号で前記通信データに付加される前記制御情報を伝送する通信システムにおける制御情報の符号化方法において、
前記制御情報の少なくとも一部をM個の4ビット長の制御情報ブロックに区分する処理と、
区分された各々の制御情報ブロックi(iは1〜M)を、各々のハミング距離d=4となり、かつ8B/10B符号化変換則に従って10ビット長の制御情報符号に符号化した時に、該10ビット長の制御情報符号の各々のハミング距離D=3となる下記の表20、および各々のハミング距離d=3となり、かつ8B/10B符号化変換則に従って10ビット長の制御情報符号に符号化した時に、該10ビット長の制御情報符号の各々のハミング距離D=3となる下記の表21で構成される対応表に示す8ビット長の制御情報符号のいずれか1組に符号化する処理と
を含むことを特徴とする通信システムにおける制御情報の符号化方法。
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