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JP3638768B2 - 通帳伝票プリンタ - Google Patents

通帳伝票プリンタ Download PDF

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JP3638768B2
JP3638768B2 JP32666097A JP32666097A JP3638768B2 JP 3638768 B2 JP3638768 B2 JP 3638768B2 JP 32666097 A JP32666097 A JP 32666097A JP 32666097 A JP32666097 A JP 32666097A JP 3638768 B2 JP3638768 B2 JP 3638768B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に、銀行等の金融機関において使用される通帳伝票プリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、銀行等の金融機関においては、オンラインの端末に通帳伝票プリンタが接続され、該通帳伝票プリンタによって通帳、伝票等の媒体に対して印字を行うようになっている。
図2は従来の通帳伝票プリンタの斜視図、図3は従来の通帳伝票プリンタの内部の構造を示す図、図4は従来の通帳伝票プリンタの印字ヘッドの周辺を示す図である。
【0003】
図において、101は通帳伝票プリンタの本体、102は図示されない通帳を挿入するための挿入口、103は図示されない伝票を挿入するための挿入口、104は前記通帳、伝票等の媒体109を搬送するための複数の搬送ローラ対、105は前記媒体109の搬送路a1〜a3の合流点に配設され、搬送路a1、a3間及び搬送路a2、a3間を選択的に接続するためのブレード、106は前記媒体109に文字、数字、記号等を印字する印字ヘッド、107は前記媒体109を印字ヘッド106の先端部分に押し付けるためのプラテン、108は前記印字ヘッド106に固定され、該印字ヘッド106の先端部分を保護するとともに媒体109を案内するためのプロテクタ、110a、110bは前記媒体109を案内するガイドである。
【0004】
前記構成の通帳伝票プリンタにおいて、挿入口102、103に媒体109が挿入されると、通帳伝票プリンタの一連の処理が自動的に開始される。前記媒体109は、搬送ローラ対104によって搬送され、媒体109上の印字が行われる部分、すなわち、印字位置が印字ヘッド106の先端部分と対向する位置に送られると、図4に示される状態になる。
【0005】
図に示されるように、前記プロテクタ108の媒体109を案内する案内面S1は、ガイド110a、110bよりわずかに搬送路a3内に突出させられるとともに、前記印字ヘッド106の先端部分よりわずかに搬送路a3側に位置させられるので、通過する媒体109の表面と印字ヘッド106の先端部分との間にわずかな隙(すき)間が形成されるようになっている。
【0006】
この状態において、印字を行う場合は、プラテン107が前進 (図4における上方に移動)させられ、前記媒体109を印字ヘッド106の先端部分に押し付ける。なお、搬送ローラ対104は、印字が行われている間は停止しているが、前記媒体109に対して複数行分の印字を行う場合は、前記印字ヘッド106の動作に連動して間欠的に回転させられ、媒体109を一行分ずつ搬送する。
【0007】
そして、印字が終了すると、プラテン107が後退 (図4における下方に移動)させられ、搬送ローラ対104が回転を再開して、媒体109は、図3における右方向に搬送され、排出口41から本体101外に排出される。
ここで、前記印字ヘッド106としては、ドットインパクト方式、サーマルプリント方式、電子写真方式等の印字ヘッドを使用することができる。
【0008】
なお、プラテンを固定し、印字ヘッドを前進させることによって、媒体109を印字ヘッドの先端部分に押し付けることもできる。また、プラテンの搬送路a3に臨む面を、平坦(たん)にしたり、凸曲面状にしたりすることもできる。さらに、前記プラテンをローラ状にし、該プラテンによって媒体109を一行分ずつ搬送することもできる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の通帳伝票プリンタにおいては、プロテクタ108は、ガイド110a、110bとは別の部材であり、かつ、印字ヘッド106に固定されているので、媒体109の搬送方向におけるプロテクタ108とガイド110aとの間に間隙(げき)が存在する。また、前述されたように、前記案内面S1はガイド110a、110bよりわずかに搬送路a3内に突出させられる。
【0010】
したがって、前記間隙を媒体109が通過する時に、媒体109の前端がプロテクタ108の側端面S2に係止されやすく、媒体109の前端が前記側端面S2に係止されると、媒体109にしわがよったり、媒体109の搬送量が変化して印字位置が変化したり、最悪の場合、媒体109が前記間隙に係止されたまま外れなくなって紙詰まり、すなわち、ジャムを起こしたりしてしまう。
【0011】
また、印字ヘッド106を通過した媒体109がガイド110bにおける印字ヘッド106側の端部P1と当たった場合にも、媒体109にしわがよったり、媒体109の搬送量が変化して印字位置が変化したり、ジャムを起こしたりしてしまう。
本発明は、前記従来の通帳伝票プリンタの問題点を解決して、媒体にしわがよったり、媒体の搬送量が変化して印字位置が変化したり、ジャムを起こしたりすることがない通帳伝票プリンタを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の通帳伝票プリンタにおいては、媒体を搬送する搬送手段と、前記媒体の搬送路に配設され、媒体に対して印字を行う印字ヘッドと、前記搬送路において、少なくとも前記印字ヘッド側に配設され、かつ、該印字ヘッドの近傍において前記媒体を案内するガイドと、前記印字ヘッドの略先端部分を蓋い、印字ヘッドの先端部分の所定の箇所に設定された支点を中心にして揺動自在に支持され、前記印字ヘッドの先端部分を保護し、媒体を案内する案内面を備えたプロテクタと、該プロテクタを回動させ、前記案内面を、前記搬送路に対して傾斜させて、前記ガイドと印字ヘッドとの間隙を通過する媒体の端部に向けるプロテクタ回動手段とを有する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における印字ヘッドの周辺を示す第1の図、図5は本発明の第1の実施の形態における通帳伝票プリンタの斜視図、図6は本発明の第1の実施の形態における通帳伝票プリンタの内部の構造を示す図、図7は本発明の第1の実施の形態における印字ヘッドの周辺を示す第2の図である。
【0014】
図において、11は通帳伝票プリンタの本体、12は図示されない通帳を挿入するための挿入口、13は図示されない伝票を挿入するための挿入口、14は前記通帳、伝票等の媒体22を搬送する搬送手段としての複数の搬送ローラ対であり、該搬送ローラ対14は、図示されないパルスモータ等を駆動することによって回転させられる。また、15は前記媒体22の搬送路a1〜a3の合流点に配設され、搬送路a1、a3間及び搬送路a2、a3間を選択的に接続するためのブレードであり、該ブレード15は図示されないソレノイド等を駆動することによって切り換えられる。なお、前記媒体22には、データの読取り及び書込みを行うための磁気ストライプが形成される。
【0015】
そして、16は前記媒体22に文字、数字、記号等を印字する印字ヘッドであり、該印字ヘッド16としては、ドットインパクト方式、サーマルプリント方式、電子写真方式等の印字ヘッドを使用することができる。
また、17は前記媒体22を印字ヘッド16の先端部分に押し付けるためのプラテンであり、該プラテン17は、印字を行う場合に前進 (図1における上方に移動)させられ、前記媒体22を印字ヘッド16の先端部分に押し付ける。
【0016】
なお、プラテンを固定し、前記印字ヘッドを前進させることによって、媒体22を印字ヘッドの先端部分に押し付けることもできる。また、プラテンの搬送路a3に臨む面を、平坦にしたり、凸曲面状にしたりすることもできる。さらに、前記プラテンをローラ状にし、該プラテンによって媒体22を一行分ずつ搬送することもできる。
【0017】
また、18は、印字ヘッド16の先端部分を保護し、媒体22を案内するためのプロテクタであり、印字ヘッド16の先端部分の所定の箇所に設定された支点19を中心にして揺動自在に支持され、媒体22を案内する案内面S1を有する。そして、前記プロテクタ18は、スプリング等の図示されない付勢手段によって図1における時計回り方向に付勢され、通常は図1に示されるような状態にされる。なお、前記付勢手段は、プロテクタ回動手段を構成する。
【0018】
また、図7に示されるように、前記案内面S1を搬送路a3に対して平行に置いた場合、案内面S1はガイド23よりわずかに搬送路a3内に突出させられるとともに、前記印字ヘッド16の先端部分よりわずかに搬送路a3側に位置させられるので、通過する媒体22の表面と印字ヘッド16の先端部分との間にわずかな隙間が形成されるようになっている。
【0019】
また、前記搬送路a3における前記印字ヘッド16及びプラテン17より挿入口12、13側には、センサ20が配設され、該センサ20によって媒体22を検出することができる。前記センサ20としては、光学式、接触式等のものを使用することができる。
そして、23aはガイド23における印字ヘッド16側の端部、41は排出口、S2はプロテクタ18の側端面である。
【0020】
次に、前記構成の通帳伝票プリンタの動作について説明する。
図8は本発明の第1の実施の形態における通帳伝票プリンタの制御ブロック図、図9は本発明の第1の実施の形態における通帳伝票プリンタの動作を示すフローチャートである。
【0021】
図において、16は印字ヘッド、20はセンサ、30は主制御部、31は媒体搬送制御部、32はパルスモータ、34は印刷制御部、35、45は磁気ヘッド制御部、36、46は磁気ヘッドである。
前記構成の通帳伝票プリンタにおいては、挿入口12(図5)、13のいずれかに媒体22(図1)が挿入されると、通帳伝票プリンタの一連の処理が主制御部30によって自動的に開始される。そして、該主制御部30の指令を受けて、媒体搬送制御部31はパルスモータ32を駆動する。
【0022】
なお、この時点で、プロテクタ18は、前記付勢手段の付勢力によって回動させられ、搬送路a3に対して案内面S1が所定の傾斜角度で傾斜させられている。本実施の形態において、前記傾斜角度は、前記搬送路a3に対して5〔°〕程度にされる。
そして、前記媒体22は、パルスモータ32によって駆動される搬送ローラ対14によって、搬送路a1、a2を搬送された後、搬送路a3に搬送される。
【0023】
次に、前記媒体22が、印字ヘッド16の手前に配設された磁気ヘッド36を通過する時に、媒体22に形成された磁気ストライプに書き込まれているデータが、磁気ヘッド36によって読み取られる。読み取られたデータは、磁気ヘッド制御部35を介して主制御部30に送られる。
次に、前記媒体22の端部、すなわち、前端(図1における右端)がセンサ20の位置に到達すると、該センサ20は媒体22を検出し、検出信号を媒体搬送制御部31を介して主制御部30に送る。そして、該主制御部30は、検出信号を受けると、印字処理のための制御を開始する。
【0024】
そのために、前記主制御部30は、検出信号を受けた時点から、搬送ローラ対14を駆動するためのパルスモータ32に送られるパルスの数をカウントし始め、カウント値が設定された値になって、媒体22上の印字位置が印字ヘッド16の先端部分と対向する位置に送られると、前記パルスモータ32が停止させられる。このようにして、前記媒体22の印字位置出しが行われる。
【0025】
該印字位置出しが終了すると、プラテン17が前進させられ、前記媒体22を印字ヘッド16の先端部分に押し付ける。その結果、プロテクタ18は、前記プラテン17によって押されることになり、図7における反時計回りに回転させられて、搬送路a3に対して平行にされる。
そして、この状態で、前記印字ヘッド16によって、文字、数字、記号等が前記媒体22に印字され、印字処理が行われる。
【0026】
なお、前記搬送ローラ対14は、印字が行われている間は停止させられるが、前記媒体22に複数行の印字を行う場合には、前記印字ヘッド16の動作に連動して間欠的に回転させられ、前記媒体22を一行分ずつ搬送する。
続いて、印字処理が終了すると、プラテン17が後退させられる。このとき、前記プロテクタ18は、前記付勢手段の付勢力によって図7における時計回りに回転させられて、図1に示される状態に置かれる。
【0027】
次に、搬送ローラ対14が回転を再開し、媒体22は、搬送路a3を更に搬送され、排出口41(図6)から本体11外に排出される。
この排出の途中で、前記媒体22が、印字ヘッド16より排出口41側に配設された磁気ヘッド46を通過する時に、該磁気ヘッド46によって媒体22の磁気ストライプにデータが書き込まれる。
【0028】
なお、挿入口12、13から媒体22を排出することができるようにした通帳伝票プリンタの場合においては、搬送ローラ対14は逆方向に回転させられ、媒体22は、搬送路a3から搬送路a1、a2を搬送され、挿入口12、13から排出される。この種の通帳伝票プリンタの場合は、前記媒体22の磁気ストライプへのデータの書込みは、前記磁気ヘッド36によって行われる。この場合、一般に、印字が終了した媒体22は、一旦(いったん)、印字ヘッド16を完全に通過して、媒体22の後端が印字ヘッド16から離れた後、搬送ローラ対14が逆方向に回転させられる。
【0029】
このように、本実施の形態においては、付勢手段によってプロテクタ18が付勢され、案内面S1が、搬送路a3に対して傾斜させられ、前記媒体22の前端に向けられているので、媒体22の前端がガイド23とプロテクタ18との間隙を通過する時に、媒体22の前端がプロテクタ18の側端面S2に係止されることがない。したがって、媒体22にしわがよったり、媒体22の搬送量が変化して実際の印字位置が変化したり、ジャムを起こしたりすることがない。
【0030】
また、媒体22は、印字ヘッド16を通過する際に前記案内面S1に沿ってプラテン17側に向けて湾曲させられるので、媒体22が前記ガイド23の端部23aと当たることがなくなる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 媒体22を挿入する。
ステップS2 媒体22の磁気ストライプのデータを読み取る。
ステップS3 印字位置出しを行う。
ステップS4 印字処理を行う。
ステップS5 前記磁気ストライプにデータを書き込む。
ステップS6 媒体22を排出する。
【0031】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図10は本発明の第2の実施の形態における通帳伝票プリンタの制御ブロック図である。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
この場合、プロテクタ18(図1)は、プロテクタ回動手段としてのプロテクタ回動用ソレノイド33を駆動することによって回動させられる。
【0032】
そして、挿入口12(図5)、13のいずれかに媒体22が挿入されると、通帳伝票プリンタの一連の処理が主制御部30によって自動的に開始される。次に、該主制御部30の指令を受けて、媒体搬送制御部31はパルスモータ32及びプロテクタ回動用ソレノイド33を駆動する。
前記主制御部30による一連の処理の開始により、図1に示されるように、プロテクタ18はプロテクタ回動用ソレノイド33によって時計回りに回動させられ、案内面S1が搬送路a3に対して所定の傾斜角度で傾斜させられる。
【0033】
前記媒体22は、パルスモータ32によって駆動される搬送手段としての搬送ローラ対14によって、搬送路a1、a2に搬送される。そして、前記媒体22が、印字ヘッド16の手前に配設された磁気ヘッド36を通過する時に、媒体22の磁気ストライプに書き込まれているデータが、磁気ヘッド36によって読み取られる。読み取られたデータは、磁気ヘッド制御部35を介して主制御部30に送られる。
【0034】
また、前記媒体22の前端(図1における右端)がセンサ20の位置に到達すると、該センサ20は、媒体22を検出し、検出信号を媒体搬送制御部31を介して主制御部30に送る。そして、該主制御部30は、検出信号を受けると、印字処理のための制御を開始する。すなわち、前記主制御部30は、検出信号を受けた時点から、搬送ローラ対14を駆動するためのパルスモータ32に送られるパルスの数をカウントし始め、カウント値が設定された値になって、媒体22上の印字位置が印字ヘッド16の先端部分と対向する位置に送られると、前記パルスモータ32が停止させられ、前記媒体22の印字位置出しが行われる。
【0035】
そして、媒体22の印字位置出しが行われると、前記主制御部30は、プロテクタ回動用ソレノイド33を駆動し、図7に示されるように、前記プロテクタ18を搬送路a3に対して平行な状態に置く。本実施の形態においては、プロテクタ回動用ソレノイド33を駆動して、前記プロテクタ18を搬送路a3に対して平行な状態に置くようになっているが、復帰用のスプリング等の付勢力によって前記プロテクタ18を搬送路a3に対して平行な状態に置くこともできる。
【0036】
そして、プラテン17が前進(図7における上方に移動)させられ、前記媒体22が印字ヘッド16の先端部分に押し付けられ、この状態で、前記印字ヘッド16によって、文字、数字、記号等が前記媒体22に印字され、印字処理が行われる。
なお、前記搬送ローラ対14は、印字が行われている間は停止させられるが、前記媒体22に複数行の印字を行う場合には、前記印字ヘッド16の動作に連動して間欠的に回転させられ、前記媒体22を一行分ずつ搬送する。
【0037】
続いて、印字処理が終了すると、プラテン17が後退させられ、搬送ローラ対14が回転を再開し、媒体22は、搬送路a3を更に搬送され、排出口41(図6)から本体11外に排出される。
この排出の途中で、前記媒体22が、印字ヘッド16より排出口41側に配設された磁気ヘッド46を通過する時に、該磁気ヘッド46によって媒体22の磁気ストライプにデータが書き込まれる。
【0038】
このように、本実施の形態においては、媒体22の前端がガイド23とプロテクタ18との間隙を通過する時に、プロテクタ回動用ソレノイド33が駆動されてプロテクタ18が回動させられ、案内面S1が搬送路a3に対して傾斜させられ、前記媒体22の前端に向けられるので、媒体22の前端がプロテクタ18の側端面S2に係止されることがない。したがって、媒体22にしわがよったり、媒体22の搬送量が変化して実際の印字位置が変化したり、ジャムを起こしたりすることがない。
【0039】
また、媒体22は、印字ヘッド16を通過する際に前記案内面S1に沿ってプラテン17側に向けて湾曲させられるので、媒体22がガイド23の端部23aと当たることがなくなる。
ところで、通帳伝票プリンタは、通帳を取り扱うようになっているので、改ページを行うためのページめくり装置を備えていることが多い。
【0040】
次に、ページめくり装置を備えた本発明の第3の実施の形態について説明する。
図11は本発明の第3の実施の形態における通帳伝票プリンタの制御ブロック図である。なお、第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
【0041】
この場合、ページめくり装置40は、前記搬送路a3(図1)において、印字ヘッド16より挿入口12(図5)、13側、又は排出口41(図6)側に配設され、主制御部30の指示によって媒体22としての通帳のページをめくる。
そして、前記ページめくり装置40が印字ヘッド16より排出口41側に配設されている場合、あるページの印字が終了した通帳は、前記搬送路a3において、印字ヘッド16を完全に通過し、ページめくり装置40に送られ、該ページめくり装置40において改ページが行われた後、搬送路a3を挿入口12、13側に向けて搬送される。そして、前記通帳は、印字ヘッド16を完全に通過して通帳の前端(図1における右端)が印字ヘッド16から離れると、停止させられ、続いて、再び搬送路a3を排出口41側に向けて搬送され、次のページの印字が開始される。
【0042】
このとき、前記プロテクタ18が回動させられ、案内面S1は搬送路a3に対して所定の傾斜角度で傾斜させられる。
このように、本実施の形態においては、通帳の前端がガイド23とプロテクタ18との間隙を通過する時に、プロテクタ回動手段としてのプロテクタ回動用ソレノイド33が駆動されてプロテクタ18が回動させられ、案内面S1が搬送路a3に対して傾斜させられ、前記通帳の前端に向けられるので、通帳の前端がプロテクタ18の側端面S2に係止されることがない。したがって、通帳にしわがよったり、通帳の搬送量が変化して実際の印字位置が変化したり、ジャムを起こしたりすることがない。
【0043】
また、通帳は、印字ヘッド16を通過する際に前記案内面S1に沿ってプラテン17側に向けて湾曲させられるので、通帳がガイド23の端部23aと当たることがなくなる。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
図12は本発明の第4の実施の形態におけるプロテクタの第1の状態を示す図、図13は本発明の第4の実施の形態におけるプロテクタの第2の状態を示す図、図14は本発明の第4の実施の形態におけるプロテクタの第3の状態を示す図、図15は本発明の第4の実施の形態における通帳伝票プリンタの制御ブロック図、図16は本発明の第4の実施の形態における通帳伝票プリンタの動作を示すフローチャートである。なお、第3の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
【0044】
この場合、搬送路a3における印字ヘッド16より挿入口12(図5)、13側に第1のセンサ51が、排出口41(図6)側に第2のセンサ52がそれぞれ配設され、第1、第2のセンサ51、52によって媒体22としての通帳が検出される。なお、前記第1、第2のセンサ51、52として光学式、接触式等のものを使用することができる。
【0045】
次に、前記構成の通帳伝票プリンタの動作について説明する。
そして、挿入口12、13のいずれかに通帳が挿入されると、通帳伝票プリンタの一連の処理が主制御部30によって自動的に開始される。そして、該主制御部30の指令を受けて、媒体搬送制御部31はパルスモータ32及びプロテクタ回動手段としてのプロテクタ回動用ソレノイド33を駆動する。
【0046】
前記主制御部30による一連の処理の開始により、図12に示されるように、プロテクタ18はプロテクタ回動用ソレノイド33によって時計回りに回動させられ、案内面S1は搬送路a3に対して所定の傾斜角度で傾斜させられる。
そして、前記通帳は、パルスモータ32によって駆動される搬送手段としての搬送ローラ対14によって、搬送路a1、a2を搬送された後、搬送路a3に搬送される。
【0047】
次に、前記通帳が、印字ヘッド16の手前に配設された磁気ヘッド36を通過する時に、通帳の磁気ストライプに書き込まれているデータが、磁気ヘッド36によって読み取られる。読み取られたデータは、磁気ヘッド制御部35を介して主制御部30に送られる。
次に、前記通帳の前端(図12における右端)が第1のセンサ51の位置に到達すると、該第1のセンサ51は通帳を検出し、検出信号を媒体搬送制御部31を介して主制御部30に送る。そして、該主制御部30は、検出信号を受けると、印字処理のための制御を開始する。
【0048】
そのために、前記主制御部30は、検出信号を受けた時点から、搬送ローラ対14を駆動するためのパルスモータ32に送られるパルスの数をカウントし始め、カウント値が設定された値になって、通帳上の印字位置が印字ヘッド16の先端部分と対向する位置に送られると、前記パルスモータ32が停止させられる。このようにして、前記通帳の印字位置出しが行われる。
【0049】
なお、プロテクタ回動用ソレノイド33の駆動をこの時点で行うこともできる。すなわち、前記第1のセンサ51が前記通帳を検出した時点で、プロテクタ18を回動させ、案内面S1を搬送路a3に対して所定の傾斜角度で傾斜させることもできる。
そして、通帳の印字位置出しが行われると、前記主制御部30は、プロテクタ回動用ソレノイド33を駆動し、図13に示されるように、前記プロテクタ18を搬送路a3に対して平行な状態に置く。本実施の形態においては、プロテクタ回動用ソレノイド33を駆動して、前記プロテクタ18を搬送路a3に対して平行な状態に置くようになっているが、復帰用のスプリング等の付勢力によって前記プロテクタ18を搬送路a3に対して平行な状態に置くこともできる。
【0050】
そして、プラテン17が前進(図13における上方に移動)させられ、前記通帳が印字ヘッド16の先端部分に押し付けられ、この状態で、前記印字ヘッド16によって、文字、数字、記号等が前記通帳に印字され、印字処理が行われる。
なお、前記搬送ローラ対14は、印字が行われている間は停止させられるが、前記通帳に複数行の印字を行う場合には、前記印字ヘッド16の動作に連動して間欠的に回転させられ、前記通帳を一行分ずつ搬送する。
【0051】
続いて、印字処理が終了すると、プラテン17が後退(図13における下方に移動)させられ、搬送ローラ対14が回転を再開し、通帳は、搬送路a3を更に搬送される。そして、通帳が印字ヘッド16を完全に通過して、通帳の後端(図13における左端)が印字ヘッド16から離れた後、ページめくり装置40に送られ、該ページめくり装置40において改ページが行われた後、搬送路a3を挿入口12、13側に向けて搬送される。
【0052】
一方、通帳の後端が第2のセンサ52の位置に到達すると、該第2のセンサ52によって通帳が検出され、該通帳の検出信号が媒体搬送制御部31を介して主制御部30に送られる。このとき、該主制御部30は、図14に示されるように、プロテクタ18をプロテクタ回動用ソレノイド33によって反時計回りに回動させ、案内面S1を搬送路a3に対して所定の傾斜角度で傾斜させる。
【0053】
そして、前記通帳は、印字ヘッド16を完全に通過して通帳の前端(図14における右端)が印字ヘッド16から離れると停止させられ、続いて、再び搬送路a3を排出口41側に向けて搬送され、次のページの印字処理が開始される。
このようにして、すべてのページについて印字処理が終了すると、搬送ローラ対14が逆方向に回転させられ、通帳は、搬送路a3を挿入口12、13に向けて搬送される。
【0054】
このように、本実施の形態においては、通帳が印字ヘッド16を往復するに当たり、通帳の前端がガイド23とプロテクタ18との間隙を通過する時に、プロテクタ回動用ソレノイド33が駆動されてプロテクタ18が回動させられ、案内面S1が搬送路a3に対して両方向に所定の角度で傾斜させられるので、通帳の前端がプロテクタ18の側端面S2、S3に係止されることがない。したがって、通帳にしわがよったり、通帳の搬送量が変化して実際の印字位置が変化したり、ジャムを起こしたりすることがない。
【0055】
また、通帳は、印字ヘッド16を通過する際に前記案内面S1に沿ってプラテン17側に向けて湾曲させられるので、通帳がガイド23の端部23a、23bと当たることがなくなる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS11 通帳を挿入する。
ステップS12 通帳の磁気ストライプのデータを読み取る。
ステップS13 印字位置出しを行う。
ステップS14 印字処理を行う。
ステップS15 改ページを行うかどうかを判断する。改ページを行う場合はステップS16に、改ページを行わない場合はステップS18に進む。
ステップS16 改ページを行う。
ステップS17 改ページが終了したかどうかを判断する。改ページが終了した場合はステップS18に進み、改ページが終了していない場合はステップS16に戻る。
ステップS18 磁気ストライプにデータを書き込む。
ステップS19 通帳を排出する。
【0056】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0057】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、通帳伝票プリンタにおいては、媒体を搬送する搬送手段と、前記媒体の搬送路に配設され、媒体に対して印字を行う印字ヘッドと、前記搬送路において、少なくとも前記印字ヘッド側に配設され、かつ、該印字ヘッドの近傍において前記媒体を案内するガイドと、前記印字ヘッドの略先端部分を蓋い、印字ヘッドの先端部分の所定の箇所に設定された支点を中心にして揺動自在に支持され、前記印字ヘッドの先端部分を保護し、媒体を案内する案内面を備えたプロテクタと、該プロテクタを回動させ、前記案内面を、前記搬送路に対して傾斜させて、前記ガイドと印字ヘッドとの間隙を通過する媒体の端部に向けるプロテクタ回動手段とを有する。
【0058】
この場合、媒体の端部がガイドとプロテクタとの間隙を通過する時に、プロテクタの案内面が傾斜させられて媒体の端部に向けられるので、媒体の前端又は後端がプロテクタの側端面に係止されることがない。したがって、媒体にしわがよったり、媒体の搬送量が変化して実際の印字位置が変化したり、ジャムを起こしたりすることがない。
【0059】
また、媒体は、印字ヘッドを通過する際に前記案内面に沿ってプラテン側に向けて湾曲させられるので、媒体がガイドにおける印字ヘッド側の端部と当たることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における印字ヘッドの周辺を示す第1の図である。
【図2】従来の通帳伝票プリンタの斜視図である。
【図3】従来の通帳伝票プリンタの内部の構造を示す図である。
【図4】従来の通帳伝票プリンタの印字ヘッドの周辺を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における通帳伝票プリンタの斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における通帳伝票プリンタの内部の構造を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態における印字ヘッドの周辺を示す第2の図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態における通帳伝票プリンタの制御ブロック図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態における通帳伝票プリンタの動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施の形態における通帳伝票プリンタの制御ブロック図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態における通帳伝票プリンタの制御ブロック図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態におけるプロテクタの第1の状態を示す図である。
【図13】本発明の第4の実施の形態におけるプロテクタの第2の状態を示す図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態におけるプロテクタの第3の状態を示す図である。
【図15】本発明の第4の実施の形態における通帳伝票プリンタの制御ブロック図である。
【図16】本発明の第4の実施の形態における通帳伝票プリンタの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
12、13 挿入口
14 搬送ローラ対
16 印字ヘッド
18 プロテクタ
20 センサ
22 媒体
23 ガイド
33 プロテクタ回動用ソレノイド
41 排出口
51 第1のセンサ
52 第2のセンサ
a1〜a3 搬送路
S1 案内面

Claims (1)

  1. (a)媒体を搬送する搬送手段と、
    (b)前記媒体の搬送路に配設され、媒体に対して印字を行う印字ヘッドと、
    (c)前記搬送路において、少なくとも前記印字ヘッド側に配設され、かつ、該印字ヘッドの近傍において前記媒体を案内するガイドと、
    (d)前記印字ヘッドの略先端部分を蓋い、印字ヘッドの先端部分の所定の箇所に設定
    された支点を中心にして揺動自在に支持され、前記印字ヘッドの先端部分を保護し、媒体を案内する案内面を備えたプロテクタと、
    (e)該プロテクタを回動させ、前記案内面を前記搬送路に対して傾斜させて、前記ガイドと印字ヘッドとの間隙を通過する媒体の端部に向けるプロテクタ回動手段と、
    (f)印字ヘッドに対向して上動可能に設けられたプラテンを有し、
    (g)印字時に前記プラテンを上動させて前記媒体を印字ヘッドに押し付けるとともに前記案内面を押し上げて前記搬送路に対して平行にすることを特徴とする通帳伝票プリンタ。
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