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JP3636272B2 - アイコン表示方法、その装置、及び記録媒体 - Google Patents

アイコン表示方法、その装置、及び記録媒体 Download PDF

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  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オブジェクト間の相関関係を表すマップ上で、オブジェクト及びオブジェクト間の関係を監視するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ネットワーク上に存在するホストやルータ、ハブ等を監視するシステムなどの場合、注視対象あるいは監視対象としてのオブジェクトとしては、ホストやルータ、ハブ等のノードが相当する。この場合、監視対象となるノード(ルート)とその配下に存在するノードとの相関関係を監視するにあたり、その関係の把握や情報の参照が容易に行えることが要求される。ネットワーク監視システムにおいては、監視対象となるホストの情報や、他ホストとの接続関係を容易に参照できることが必要となる。そこで、その接続関係を表すためには、ノードとノード間の相関関係をグラフィックとして表示するマップとして表現するのが有効であるが、マップを描画するに際して、監視に必要な情報の参照を容易にする描画方法が必要となってくる。
【0003】
従来においては、ルートとその配下に存在するノードとの相関関係を表現する方式として、木構造マップ描画方法が存在している。
図28は、従来の木構造マップ描画方法を説明する図である。
【0004】
本方法では、ルートを表すアイコンを頂点とし、その配下に存在するノードのうち、同一の階層にあるノードを表すアイコンを同列の位置に描画し、隣接関係を持つアイコンの間を線で結ぶことによって、ルートとその配下に存在するノードとの多階層の相関関係を表現している。なお、以下の説明では、階層数の大きい階層を上位階層とし、階層数の少ない階層を下位階層として説明する。従って、図28では、第1階層であるルートが最下位階層であり、図の下の階層に行くに従い、上位階層となる。
【0005】
従来の方法では、ルートを表すノードを一番上の位置に配置し、ここから次第に上位階層に行くに従ってノードの数が増えるように表示される。したがって、常にルートを中心としたネットワーク構成の表示であるために、注目したいノードに基づいてフレキシブルに表示を変えることができない。また、上位階層に行くに従って、同一階層に表示されるノードの数が増えるので、上位階層に行くに従い表示されるアイコン(ノードに対応)の数が増加し、表示が見にくくなるという問題が生じる。
【0006】
ルートのノードとしては、ネットワークの中心となるホスト等が選択されるが、従来のように木構造で表示していると、実際のネットワークとは関係のないネットワークの構成の表示形態となってしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の木構造マップ描画方法では、実際に監視しようとしている対象の物理的な構成とは関係なく、ルートを表すアイコンを頂点としたマップとなるため、本マップによって監視を行おうとした場合、監視対象全体の構成の把握や、ある特定のノードに着目した監視を直感的に行うのが困難であり、効率的な監視を行うことができなかった。
【0008】
本発明の課題は、監視対象全体の構成の把握や、ある特定ノードに着目した監視を直感的に且つ効率的に行うことの出来るアイコンの表示方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のアイコン表示方法は、注視対象となるオブジェクトを表すアイコンを描画するステップと、注視対象となるオブジェクトと相関関係を持つオブジェクトを表すアイコンのうち、相関関係の緊密度が等しいものを、注視対象となるオブジェクトを表すアイコンの描画位置から等距離となる位置に描画するステップと、隣接関係を持つオブジェクトを表すアイコンの間を線で結ぶステップとを備え、注視対象となるオブジェクトと、これと相関関係を有するオブジェクトとの相関関係を、同心円上に表すことを特徴とする。
【0010】
本発明の他の側面におけるアイコン表示方法は、注視対象となるオブジェクトを表すアイコンを描画するステップと、描画されたオブジェクトと最も緊密な相関関係を持つオブジェクトを表すアイコンを該描画されたオブジェクトを表すアイコンから等距離となる位置に描画するステップとを備え、隣接関係を持つオブジェクトを表すアイコンの間を線で結ぶことによって、オブジェクト間の相関関係を表すことを特徴とする。
【0011】
本発明のアイコン表示装置は、オブジェクトに対応するアイコンをオブジェクト間の相関関係を考慮して描画するアイコン表示装置であって、注視対象となるオブジェクトを表すアイコンの描画位置を決定し、注視対象となるオブジェクトと相関関係を持つオブジェクトを表すアイコンのうち、相関関係の緊密度が等しいものを、注視対象となるオブジェクトを表すアイコンの描画位置から等距離となる位置を、注視対象となるオブジェクトと相関関係を持つオブジェクトを表すアイコンの描画位置として算出する算出手段と、注視対象となるオブジェクトを表すアイコンを描画し、該算出手段で求められた位置に注視対象となるオブジェクトと相関関係を持つオブジェクトを表すアイコンを描画し、隣接関係を持つオブジェクトを表すアイコンの間を線で結ぶ描画手段とを備え、注視対象となるオブジェクトと、これと相関関係を有するオブジェクトとの相関関係を、同心円上に描画することを特徴とする。
【0012】
本発明の他の側面におけるアイコン表示装置は、オブジェクトに対応するアイコンをオブジェクト間の相関関係を考慮して描画するアイコン表示装置であって、注視対象となるオブジェクトを表すアイコンの描画位置を決定し、描画位置が決定されたオブジェクトと最も緊密な相関関係を持つオブジェクトを表すアイコンを該描画されたオブジェクトを表すアイコンから等距離となる位置を、描画位置が決定されたオブジェクトと最も緊密な相関関係を持つオブジェクトを表すアイコンの描画位置として算出する算出手段と、該算出手段の処理結果に基づいて、注視対象となるオブジェクト、及び、その他のオブジェクトを表すアイコンを描画し、隣接関係を持つオブジェクトを表すアイコンの間を線で結ぶ描画手段を備え、オブジェクト間の相関関係を描画することを特徴とする。
【0013】
本発明によれば、オブジェクトを表すアイコンを注視対象となるオブジェクトを表すアイコンを基準に同心円上あるいは、各オブジェクトを中心とする円上に配置するので、注視対象となるオブジェクトを表すアイコンとの相関関係の緊密さを一目で認識することができる。また、各オブジェクトを表すアイコンの相関関係を各アイコンを線で結ぶことにより、各オブジェクト間のネットワークのような複雑な相関関係を非常に明快に認識することが出来る。また、注視対象となるオブジェクトを変更することによって、オブジェクト間の相関関係を様々な角度から認識し直すことが出来、オブジェクト間の相関関係やオブジェクトそのものの情報を容易に取得することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のマップ描画方法を実現する装置の原理構成図である。
本発明の装置への入力データとしては、各ノードに関する情報とノード間の関係を表すデータが入力される。各ノードに関する情報とは、例えば、ノードの名称や属性等がある。また、ノード間の関係を表すデータとしては、ノード同士の親子関係を表す情報、ルートとすべきノード等である。
【0015】
これらの情報が入力されると、座標演算部10は、先ず、ルートとすべきノードの位置を決定し、次にノード同士の親子関係から順次、ルートとなったノードからの表示位置を演算する。更に、各ノードに関する情報を各ノードに関連付けておく。これらの演算が終わると、座標演算部10は、演算の結果得られたノードを表すアイコンの表示すべき座標値を、上記各情報と共にマップ描画部11に送信する。
【0016】
各ノードの座標データは各ノードを表すアイコンの描画角度や描画半径等であり、マップ描画部11が本発明によるアイコンの表示を行う場合に、ルートとなるアイコンの位置からの動径方向の距離が描画半径であり、マップ上にアイコンを実際に描画する場合に決定される基準線からの角度が描画角度である。
【0017】
マップ描画部11は、座標演算部10から入力された各アイコンの座標値を下に各アイコンを表示する。このとき、各アイコンの図柄をどのようにするかという指示を行うようにすることも可能であり、これをユーザの指定の下に行う場合には、予め座標演算部10へのデータの入力の際に、他のデータと共に入力するようにしておく。
【0018】
マップ描画部11は、各アイコンを描画するとともに、各アイコンに対応するノードに関する情報を各アイコンに連携させておく。このようにすることによって、ユーザがマップ描画部11によって表示されたアイコンをクリックする等により、クリックされたアイコンに対応するノードのより詳しいデータを取得することが出来るようになる。従って、ネットワーク監視装置に本発明を適用した場合に、ネットワーク監視者に詳しい情報を提供することができる。また、マップ描画部11は、マップ上にノードに対応するアイコンを表示し、これらを線で結ぶ以外にも情報を表示することが可能である。例えば、ネットワーク監視装置の場合、各アイコンを結ぶ線はネットワークの伝送路に対応するので、各線にトラフィック量を表示して、ネットワーク監視者がネットワークのどの部分でどの程度のトラフィック量があるかが一目で分かるように表示することができる。ただし、ネットワークを構成する全ての線に対してトラフィック量を表示していたのでは、表示が煩雑になるので、注目するノード、すなわちルートの周囲だけ表示するようにすれば、マップをより見やすくすることができる。
【0019】
このようにして、マップ描画部11で生成されたマップは不図示の表示装置等に出力され、ネットワーク監視者等、マップを使用して作業するユーザに提示される。
【0020】
図2は、本発明の方法を実現するための装置のハードウェア環境図である。
本発明の方法は、ソフトウェアとしてパソコン等に実装して使用することが可能である。この場合に、パソコン等に要求されるハードウェアとしては、同図に示されるように、CPU23、ROM22、RAM21、通信装置20、記憶装置24、記録媒体読み取り装置25、入出力装置29等がバス27によって、接続された構成が考えられる。通信装置20等は必ずしも必要ではないが、本発明の方法をソフトウェアプログラムとして利用する場合に、より利用の形態をバラエティに富んだものとすることができる。
【0021】
CPU23は、本発明の方法を実行するプログラムに基づいてデータの処理を行うものである。当該プログラムは、CPU23が読み取り可能な形で展開され、RAM21などに記憶される。ROM22は、同図の装置が起動された際に、入出力装置29からの入力や、入出力装置29への出力を可能とするために、最初にCPU23によって読み込まれるBIOS等が記録されるものである。もちろん、同図の装置が本発明の方法を専用に行うように設計される場合には、ROM22に当該プログラムを記録するようにしてもよい。
【0022】
RAM21は、前述のように、当該プログラムを記憶し、CPU23が読み込んで実行するできるようにするものであって、作業メモリの役割を行う。当該プログラムは、例えば、ハードディスク等からなる記憶装置24に記憶され、入出力装置29からのユーザの指示に従って、CPU23がRAM21に展開され、RAM21に展開された状態で実行される。入出力装置29は、ディスプレイ、キーボード、マウス等からなり、同図の装置を使用するユーザからの指示をCPU23に与えたり、CPU23の演算結果をユーザに分かるように表示したりするものである。
【0023】
本発明の方法を実現するプログラムは、記憶装置24に記憶させておき、利用するのみではなく、CD−ROMやフロッピーディスク等の可搬記録媒体26に記録しておき、記録媒体読み取り装置25で読みとって、RAM21に展開して使用するような実行の形態も可能である。このような利用形態の場合、当該プログラムは持ち運びのできる可搬記録媒体26に記録されているので、多くの人に頒布することが出来ると共に、一般に同図のようなハードウェア環境を持つ、汎用パソコン等にインストールするなどして、本発明の方法をコンピュータ上で容易に利用することができるという利点を有する。
【0024】
また、今日のコンピュータ通信の普及に伴い、ネットワークを介して本発明の方法を実現するプログラムをダウンロードして、自分のパソコン等で実行させるという利用形態も可能である。すなわち、通信装置20を用いて、商用ネットワークやインターネット等に接続し、本発明の方法を実現するプログラムをネットワーク上で提供している情報提供者28のデータベースから当該プログラムをダウンロードし、RAM21に展開して使用することも可能である。当該プログラムの全体を一旦、情報提供者28からダウンロードして使用する他に、ネットワーク上で当該プログラムを使用する利用形態も可能である。すなわち、通信装置20でネットワークに接続したまま、情報提供者28のプログラムを実行させ、演算結果等のデータを通信装置20を介してやり取りすることにより、あたかも自分の装置上でプログラムを実行しているように利用することが可能である。この場合、通信装置20を介してやり取りされるデータは入出力装置29を介してユーザに提示されたり、ユーザから入力されるものである。また、必要に応じて、通信装置20を介して受信したデータをRAM21や記憶装置24に一旦記憶させて、入出力装置29からユーザに提示したり、入出力装置29から入力されたデータをRAM21や記憶装置24に一旦記憶させてから通信装置20を介して情報提供者28に送信するという方法をとることも可能である。
【0025】
図3は、本発明のマップの表示方法の一実施形態を説明する図である。
同図に示されるように、本実施形態においては、ルートとなるノード(ネットワーク監視装置の場合には、監視対象となる注目すべきノード)を中心として、ノードを表すアイコンのうち、相関関係の階層レベルが等しいものを、ルートを表すアイコンから等距離となる位置に描画することによって、各階層に属するノードを表すアイコンを、ルートを表すアイコンを中心とする同心円上に配置するマップを描画する。
【0026】
例えば、同図では、各階層毎にアイコンの形状が異なるように設定されている。先ず、第1階層のルートを表すアイコンは、今、注目しているノードであり、中心に配置され、白塗りの四角で示されている。ルートには、2つのノードが接続されており、これらが第2階層のノードとして黒塗りの四角で示されている。第2の階層に属する2つのノードは、共に同じアイコンで示されており、ルートから最も近い同心円上に配置されている。これにより、ルートに最も近くに接続されているノードが2つであることが一目で認識することができる。次に、第2階層の各ノードには、それぞれ3つと2つのノードが接続されており、ルートから見ると第3階層のノードとなる。第3階層のノードは、同図では黒丸で示されている。第3階層のノードは、ルートから見て第2番目の同心円上に配置されており、ルートから見て2番目に近いノードであることが一目で分かる。第3階層のノードは、ルートから2番目に近い同心円上に5つ配置されている。更に、ルートから1階層遠いノードは、黒三角で示されており、ルートから第3番目の同心円上に配置されている。この第4階層のノードは、同図では、ルートから最も遠いノードとなっており、8つのノードが配置されている。
【0027】
このようにして、本実施形態では、注目するノード(ルート)からたどって、より多くのノードを介して到達するような遠い階層に位置するノードを中心のルートからより遠い同心円上に配置することによって、注目するノードを中心としたネットワークの構成を容易に把握することができるようになっている。
【0028】
なお、同図では、同じ階層に属するノードは同じアイコンで示す例が図示されているが、必ずしもこのようにする必要はなく、後述するように、ユーザが好むように表示するアイコンを設定することも可能である。
【0029】
このような表示方法を採用すれば、アイコンの表示密度を均等に出来、ある特定の階層のアイコンの密度が非常に高くなってしまい見ずらくなる点を改善することができる。すなわち、表示画面の一辺の長さを2Rとすると、従来の方法では、最も階数の大きい階層(最上位階層)に属するアイコンは、長さ2Rの線上に全て配置されなければならない。しかし、本表示方法によれば、最外周の同心円の半径をRとすると、最上位階層のアイコンは長さ2πRの円周上に配置すれば良いので、同じ数のアイコンを配置するとすれば、アイコンの線上の密度が小さくなり、表示画面を見やすくすることができる。また、一般に、下位階層(階数の小さい階層)のノードの数は小さいので、ルートに近い半径の小さな円周上に配置したとしてもノードに対応するアイコンの密度を必要以上に高めることはない。このように、本表示方法を用いれば、表示画面全体にアイコンが均等に配置されることになる。
図4は、図3の表示例において同心円上にアイコンを配置する方法を説明する図である。
【0030】
本実施形態によるマップ描画方法においては、アイコンやアイコン間を結ぶ線とが重なり合わないように、マップ上での各アイコンの描画位置を自動的に決定する機能が設けられる。
【0031】
同図(a)に示すように、第2階層の同心円上に均等に、ルートに接続する3つのノードが配置されている。このように、ルートに接続する第2階層のノードのアイコンを同心円上に配置する場合には、ルートに接続する第2階層のノードの数に対応して、同心円上を均等に分割し、対応するアイコンを配置しても問題は起きない。
【0032】
次に、第2階層の1つのノードに第3階層のノードが5つ接続していたとする。この場合、第2階層と同様に第3階層のノードのアイコン数で同心円の円周を均等に割り振り、アイコンを配置したとする。すると、第2階層の1つのノードに接続する第3階層のノードのアイコンが第3階層の同心円上に均等に配置されるため、同図(a)に示されるように、ノード間を結ぶ線が交叉するようになってしまう。これでは、マップが見ずらくなってしまう。特に、同図(a)のようにネットワーク構成が単純な場合には、まだネットワークの構成を把握することが出来るが、もっと複雑なネットワーク構成の表示を行おうとする場合には、各アイコン間を結ぶ線が複雑に交叉してしまい、ネットワークの構成を容易に把握できなくなってしまう。
【0033】
そこで、同図(b)に示すように、第2階層の1つのノードのアイコンに接続されている第3階層のノードのアイコンを表示する場合に、これらを表示する第3階層の同心円上の範囲を限定し、この範囲内に収まるようにする。このようにすれば、同図(b)に示すように、第3階層のアイコンと第2階層のアイコンを結ぶ線がルートと第2階層のアイコンを結ぶ線と交わることがないので、マップを見ずらくすることがない。
【0034】
図5は、図3の実施形態のマップの描画処理を示すフローチャートである。
先ず、ステップS1で、ノード及びノード間の相関関係に関する情報を取得する。次に、ステップS2で、マップ上での各ノードのアイコンの描画位置を決定する。この描画位置の詳細な決定方法は、後述する。実際には、ステップS2の処理は、後述の図9、10で示されるフローチャートに対応する処理が行われる。ステップS2で各ノードのアイコンの描画位置が決定できたら、ステップS3で、マップに描画された各ノードに関する情報やステップS2で求められた描画位置を元に、マップを描画する。
【0035】
前述したように、マップの描画にあたっては、各ノードに対応するアイコンを表示する他に、アイコン間を結ぶ線に対応してネットワークのトラフィック量を表示するなど、様々な表示の変形が考えられ、ユーザの希望に応じて、ノードに関する情報を適宜表示するようにする。例えば、トラフィック量は、マップ上の線をクリックすれば、表示されるように構成しておき、各アイコンの側に対応するノードの名称を表示するなどの方法が考えられる。このようにすれば、ユーザは、マップを見ただけでどのアイコンが何という名称のノードであるかを認識することができ、実際のネットワークに関する知識をユーザが持っているならば、どこに設けられているノードであるかをも知ることができる。従って、マップに描画されているルートとノードの関係を実際のネットワークにおけるノード間の関係に置き換えて考えやすくなるという利点を有する。あるいは、マップ上には、ノードに対応するアイコンとアイコン間を結ぶ線のみを描画しておき、ノードに関する情報等はそれぞれのアイコン等をクリックしたときに出力されるように構成してもよい。このようにした場合には、マップが簡素化され、非常に見やすくなる。
【0036】
いずれにしても、ステップS3では、各ノードに対応するアイコンとアイコン間を結ぶ線を描画し、それぞれのアイコン及び線等に各情報を関連付けておき、必要なときにはいつでも、マップ上から、これらの情報を参照することが出来るようにしておく。
【0037】
図6から図8は、図3の実施形態における各アイコンの描画位置決定方法を説明する図である。
図4で説明した様に、マップを描画するために各アイコンを描画する位置を算出する際に、アイコンやアイコン間を結ぶ線とが重なり合わないような算出方式を採用する必要がある。ここでは、図3の実施形態における算出方法の一例を示す。
【0038】
本例では、各アイコンを描画する位置を決定する要素として、ルートのアイコンを中心とした場合の、中心からの距離と、中心から延びる基準軸からの変位角を使用する。
【0039】
始めに、基準軸からの変位角(以下、実変位角という)を算出する方式を示す。
先ずは、それぞれのノードを表すアイコンに対して、以下の▲1▼〜▲4▼の計算方法により、描画のために使用する角度(以下、割り当て角度という)を割り当てる。なお、割り当て角度は、それぞれのノードの配下に属するノードの数に比例するように割り当てる。また、以降の計算方法において、ルートが属する階層を第1階層、以下、配下のノードが属する階層を、順に第2階層、第3階層、とする。
▲1▼先ず、算出対象のルートまたはノード(以下、自ノードという)の配下に属するノード(以下、子ノードという)の数を計数する。ただし、子ノードが存在しない場合は、仮想の子ノードが存在するものとみなし、子ノードの数を1とする。例えば、図6(a)では、自ノードに3つの子ノードが接続されているので、ここでは、計数値は3とする。
▲2▼次に、自ノードと同じ階層に属するすべてのノードに存在する子ノードの数を合計する。図6には示されていないが、例えば、図3を参照して述べると、▲1▼の算出対象の自ノードが第2階層のノードであった場合、第2階層のノードの一方には、3つの子ノードがあり、もう一方には2つの子ノードがあるので、ここでの合計数は5となる。
▲3▼以下の計算式により、自ノードのアイコンへの割り当て角度(単位:ラジアン)を算出する。
【0040】
γ=α/(▲2▼の値)×▲1▼の値
ここで、γは自ノードのアイコンへの割り当て角度である。図6に示されるように、γは自ノードの配下にある子ノードをどの範囲の角度内に位置させるかを示すものである。図6(a)では、このγは自ノードを中心とした角度のように記載しているが、実際には、ルートを中心とした角度である。従って、自ノードがルートである場合には、γは図6(a)に示されるようになるが、ルートでない場合には、自ノードを含むルートを中心とした角度範囲となる。この式の意味は、自ノードと同じ階層に属するすべてのノードに存在する子ノードの数に占める自ノードに属する子ノードの数に比例して自ノードに割り当て角度を割り当てようというものである。
【0041】
ここで、アイコンやアイコン間を結ぶ線とが重なり合わない様にするため、各階層において、割り当て角度の合計に制限を設けるようにする。そこで、一例として、自ノードが属する階層に応じて、上記の計算式中のαには以下の値を採用する。
【0042】
第1階層:2π
第2階層:1.5π
第3階層:π
第4階層:0.5π
ただし、ここで示したαの値は、単なる一例であって、マップが見やすくなるように、本実施形態を利用するものが最適に設定すべきものである。このとき、各αの値は、アイコンやアイコン間を結ぶ線が重なり合わないように設定するので、ネットワークの構成によって変える必要が出てくる可能性もある。従って、監視するネットワークの構成によって、αを可変とすることが出来るようにしておいてもよい。
▲4▼▲3▼で求めた割り当て角度の補正を行う。これは、自ノードを配下に持つノード(以下、親ノードという)との関係において、異なる親ノードの配下に属するノード同士のアイコンが交叉するのを防ぐために、親ノードのアイコンへの割り当て角度の範囲内に、配下の全ての子ノードのアイコンを配置する必要があるためである。(以下、同じ親ノードの配下に属するノードを兄弟ノードという)。
【0043】
例えば、図6(a)を用いて説明すれば、図6(a)の自ノードを親ノード読み替え、子ノードを自ノードと読み替える。そして、自ノードの配下に幾つかの子ノードが接続されるとする。上記▲3▼で、各自ノードには、割り当て角度がそれぞれ割り当てられた。しかし、自ノードの下位階層の親ノードには、既に割り当て角度γが割り当てられており、親ノードに属する自ノードや子ノード、あるいは、更に上位の階層のアイコンは、親ノードの割り当て角度の範囲内に入るようにする必要がある。そのようにしないと、異なる親ノードに属する子ノード(親ノードの2つ上位の階層のノード)のアイコンが互いに重なり合う可能性がある。
【0044】
そのため、各アイコンへの割り当て角度は以下の関係式を満たす必要がある。
(親ノードのアイコンへの割り当て角度)≧(すべての兄弟ノードのアイコンへの割り当て角度の合計=β)
この不等式の意味は、図6(a)に示されている様に、兄弟ノードのそれぞれに割り当てられている割り当て角度(図6(a)で▲3▼と示されている)の合計βが親ノードに割り当てられている割り当て角度γ以下であるようにすることである。このようにすれば、兄弟ノードに属するノードを▲3▼の範囲内に配置したとしても、親ノードの割り当て角度γから外にはみ出すことがない。
【0045】
そこで、上記の不等式を満たす場合は、兄弟ノードの1つに対して▲3▼で割り当てられた値をそのまま自ノードのアイコンへの割り当て角度とする。上記の不等式を満たさない場合は、以下の計算式により、自ノードのアイコンへの割り当て角度を補正する。
【0046】
γ(自ノード)=(▲3▼の値)/β×γ(親ノード)
β=全ての兄弟ノードのアイコンへの割り当て角度の合計
γ(親ノード)=親ノードのアイコンへの割り当て角度
ここで、(▲3▼の値)とは、兄弟ノード(▲3▼の説明では自ノードとして説明した)の割り当て角度であって、最初に割り当てられた自ノードに対するγの値である。このように、自ノードのγの値は、▲3▼のステップで一旦割り当てられた後、上記不等式を満たさないと判断された場合には、親ノードのγの値で補正される。親ノードのγの値で補正されるとは、自ノードに割り当てられたγの値の兄弟ノードのアイコンへの割り当て角度の合計であるβに占める割合に比例して親ノードのγの値を分割して、新たに自ノードにγとして割り当てるということである。
【0047】
ただし、第1階層に属するルートについては、親ノードが存在しないため、▲3▼の値をそのまま自ノードのアイコンへの割り当て角度とする。
次に、それぞれのノードを表すアイコンに対して、以下の▲5▼の計算方法により、仮変位角(単位:ラジアン)を算出する。仮変位角とは、親ノードのアイコンへの割り当て角度において、一方の端の軸を基準とし(以下、この基準とする軸を仮基準軸という)、この仮基準軸からの変位角のことをいう。
▲5▼以下の計算式により、仮変位角を算出する。
【0048】
仮変位角=δ+(▲4▼の値)/2
δ=兄弟ノードのうち、上記の計算式により既に仮変位角を算出済のもののアイコンへの割り当て角度の合計
ここで、(▲4▼の値)とは、自ノードに対して割り当てられた割り当て角度であり、▲4▼の不等式を満たすものである。すなわち、▲3▼で割り当てられた割り当て角度あるいは、▲4▼で補正された割り当て角度である。
【0049】
▲5▼の処理の様子を示したのが図6(b)である。図6(b)では、親ノードに属する各兄弟ノード1〜3をそれぞれ順次、自ノードとして処理していく様子を示しており、兄弟ノード1には、割り当て角度として20°、兄弟ノード2には30°、兄弟ノード3には40°が割り当てられている場合を示している。なお、ここでは、説明の便宜上、割り当て角度の単位を、「°」としているが、実際には、後の計算の便利を考えて、「ラジアン」を単位として計算される。
【0050】
まず、兄弟ノード1を自ノードとして仮変位角を求める場合には、親ノードに属するノードはいずれも仮変位角を求める処理が行われていないので、δ=0となる。そして、(▲4▼の値)、すなわち、自ノードに対して割り当てられた割り当て角度が20°なので、仮変位角は10°となる。このように、割り当て角度を2で割るのは、各自ノードを自ノードに割り当てられた割り当て角度内の中央に位置させようとするものである。
【0051】
次に、兄弟ノード2を自ノードとして仮変位角を求める場合には、既に兄弟ノード1が処理済なので、δ=20°となり、これに、兄弟ノード2の割り当て角度30°の半分の15°を加えたもの、すなわち、35°が兄弟ノード2の仮変位角となる。すなわち、兄弟ノード2は、仮基準軸から35°の角度のところに位置することになる。
【0052】
更に、兄弟ノード3を自ノードとして仮変位角を求める場合には、既に、兄弟ノード1、2が処理済なので、δ=50°となる。これに、兄弟ノード3の割り当て角度40°の半分の20°が加えられ、兄弟ノード3の仮変位角となる。この場合、兄弟ノード3の仮変位角は70°となる。
【0053】
このようにして、親ノードに属する兄弟ノードのそれぞれに対し、仮変位角を決定していく。
なお、各階層毎に、隣り合う兄弟ノードの仮変位角の差分のうち最小の値を、最小差分角として記憶しておく。
【0054】
以上の結果から、以下の▲6▼の処理で各アイコンについて、実変位角(単位:ラジアン)を算出する。実変位角とは、実際にマップ上にアイコンを配置する場合に、マップ上に設けられる基準軸とのなす角度を示している。
▲6▼先ず、第1階層のルートは、マップ上の中心点あるいは、マップ上の座標軸の原点に配置する。
【0055】
親ノードが第1階層に属するルートの場合、ルートの配下の第2階層の自ノードに対しては▲5▼の値をそのまま実変位角とする。
親ノードが第2階層以降に属する各ノードについては、以下の計算式により、実変位角を算出する。
【0056】
実変位角=ε−ζ/2+(▲5▼の値)
ε=親ノードのアイコンの実変位角
ζ=親ノードのアイコンへの割り当て角度
この式によると、先ず、自ノードの属する親ノードの実変位角を自ノードを含む兄弟ノードの配置角度の中心とし、親ノードのアイコンへの割り当て角度の半分を親ノードの実変位角から引いた角度を、兄弟ノードを配置するための基準軸の実変位角とする。そして、この基準軸に対し、それぞれの兄弟ノードに対して▲5▼で求めた仮変位角を加えて、自ノードを含む兄弟ノードをマップ上に配置するための実変位角とする。このようにして、各ノードのマップ上での配置位置を決める基準軸からの実変位角が求まる。
【0057】
以上、▲1▼〜▲6▼までの算出方法で出てきたそれぞれの角度の関係を表したものが、図7である。
同図に示されるように、各ノードに割り当てられる割り当て角度は、ルートを中心とした角度である。例えば、同図でいうと、ルートの次の第2階層の1つのノードの配下にある全てのノードは、ルートから見て、その第2階層のノードに割り当てられた割り当て角度の範囲内に全て収まるように配置される。各階層のノードに割り当てられる割り当て角度は、ルートから見た1つ下位の階層のノード(親ノード)に割り当てられた割り当て角度の範囲内で、子ノードの数に比例してそれぞれの兄弟ノード(自ノードを含む)に割り当てられる。
【0058】
各ノードに対して割り当て角度が求められると、次に、仮想的な基準軸(仮基準軸)を想定し、この仮基準軸からの変位角(仮変位角)を求める。そして、最後に、親ノードの実変位角と親ノードへの割り当て角度から基準軸を決定し、この基準軸に仮変位角を加えることによって、マップ上でアイコンが配置されるべき角度である実変位角が求められる。
【0059】
続いて、ルートのアイコンを中心とした場合の、中心からの距離(以下、描画半径という)を算出する。
▲7▼第1階層に属するルートの描画半径は0とする。
【0060】
第2階層以降について、以下の計算式により、描画半径を算出する。
描画半径=η+ι×3
η=一つ前の階層の描画半径
ι=アイコンのサイズ
ここで、描画半径を求めるために設定されている“3”という値は、便宜上設定されているだけであり、本実施形態の方法を利用しようとするものが適宜設定すべきものである。
【0061】
ただし、同一階層の隣り合うアイコン間の変位角の差分値によっては、アイコンが重なって描画される場合がありうる。その様子を図8に図示する。▲7▼では、描画半径の“3”に対応するファクターを適切に選択することによって、アイコンの相互の重なりを防ぐようにするが、このファクターは全ての階層に共通に使用されるものであるので、アイコンの重なりを防ぐために、このファクターの数値を大きくすると、全ての同心円間の半径の差が大きくなり、1つの画面で表示できるノードの数が少なくなってしまう。
【0062】
そこで、このようなアイコンの重なり合いを防ぎ、1つの画面で表示できるノードの数をできるだけおおくするため、以下の計算式により、描画半径rの最小値を算出する。
【0063】
最小差分角×r≧√(2)×ι
∴ r≧√(2)×ι/最小差分角
なお、√(2)×ιは、アイコンの対角線のサイズを表す。
【0064】
最小差分角は、▲5▼で予め記憶しておいた仮変位角の差分の内、一番小さいものである。最小差分角は単位として「ラジアン」を使用しているので、同心円上に配置されるアイコン間の幅は、アイコンが配置されているアイコンの半径に最小差分角をかけたものである。アイコンが配置される角度が最も小さい2つのアイコンが重ならないように同心円の半径を決定すれば、自動的に全てのアイコンの重なりを防ぐことが出来る。従って、最も小さいアイコン間の幅が、アイコンの対角線の長さよりも大きければよいというのが、上記不等式の意味である。上記不等式では、アイコンが正方形をしていると仮定しており、アイコンの一辺の長さιの、2の平方根倍をアイコンの対角線の長さ(サイズ)としている。
【0065】
そして、上記不等式を満たす場合には、▲7▼で求められた描画半径を使用し、上記不等式を満たさない場合には、▲7▼で求められた描画半径を上記不等式で表される最小値以上に設定し直して描画する。
【0066】
以上の手順により算出された実変位角と描画半径を用いて各アイコンの描画する位置を決定することができる。
図9及び図10は、図6〜図8で説明した方法を実現する処理のフローチャートである。
【0067】
まず、ステップS10で、処理するノードの階層を“1”に初期化する。次に、ステップS11で、現在処理している階層の全てのノードについて、子ノードの数を元に割り当て角度を算出する。ステップS11の処理は、図6〜図8の説明における処理▲1▼〜▲3▼を行うことに相当する。
【0068】
ステップS12では、現在処理している階層が“1”か否かを判断する。階層が“1”であった場合には、現在処理しているノードがルートであることを示すので、処理▲4▼において、割り当て角度を補正する必要がないので、ステップS14で割り当て角度を補正しないままステップS16に進む。ステップS12で階層が“1”より大きいと判断された場合には、ステップS13で、親ノードの割り当て角度と兄弟ノードの割り当て角度の合計との比較を行う。親ノードの割り当て角度の方が大きいか、両者が等しい場合には、現在処理しているノードの割り当て角度を補正する必要がないので、ステップS14で割り当て角度を補正しないまま、ステップS16に進む。ステップS13で、兄弟ノードの割り当て角度の合計の方が親ノードの割り当て角度よりも大きいと判断された場合には、上記処理▲4▼に従って割り当て角度を補正し(ステップS15)、ステップS16に進む。
【0069】
ステップS16では、上記処理▲5▼に従い、現在処理している階層の全てのノードについて、仮変位角を算出すると共に、最小差分角を算出し、ステップS17に進む。ステップS17では、再び現在処理している階層が“1”、あるいは、“1”より大きいか否かを判断する。階層が“1”であると判断された場合には、現在処理しているのがルートであることになるので、ステップS19に進み、上記処理▲6▼に従い、仮変位角をそのまま実変位角として採用する。すなわち、階層が“1”の場合には、仮変位角が2πであり、実変位角も2πになる。そして、ステップS21に進んで、上記処理▲7▼に従い、描画半径を0として採用し、ルートのマップ上の描画位置として設定する。ステップS17で階層が“1”より大きいと判断された場合には、ステップS18で、既に算出されている親ノードの実変位角を元に現在処理している階層のノードの実変位角を算出し(上記処理▲6▼)、ステップS20で、親ノードの描画半径を元に、描画半径を算出する(上記処理▲7▼)。
【0070】
ステップS21、ステップS20のいずれかの処理が終わると、ステップS22に進み、次の階層があるか否かを判断する。次の階層がある場合には、ステップS24に進み、階層の設定値を1つ増加し、ステップS11に戻って、新しい階層の処理を行う。ステップS22で、次の階層がないと判断された場合には、ステップS23に進み、それまでの処理で求められた各ノードに対する実変位角及び描画半径を元にマップを描画して処理を終了する。
【0071】
図11は、本発明の方法を実現するプログラムの各機能の関係を示した図である。
同図は、本発明の方法を実現するプログラムの各機能をモジュールとして図示したものである。プログラムに起動がかけられると、ノード情報取得モジュール111が動作し、マップを描画するためのノード情報を取得する。この情報は手動でユーザが入力するようにしてもよいが、一般にネットワークに関する情報は非常に多くなるので、他にデータベースを設けておいて、このデータベースから取得する様にする。同図では、ネットワーク構成格納データベース110が設けられており、ネットワークに関する情報は全てこのデータベース110から取得するように構成される。ネットワーク構成格納データベース110には、ノード間の接続関係などマップを描画するのに必要な情報も含まれており、ノード情報取得モジュール111が動作すると、これらの情報を取得する。
【0072】
ノード情報取得モジュール111が取得したデータは、マップ描画モジュール112に渡され、マップの描画の為に使用される。マップ描画モジュールは、図9及び図10のフローチャートで説明した処理を行いマップの描画を行うと共に、各ノードのアイコンの重なり合いを防いだり、ルートに着目した監視を行うための機能の呼び出しを行ったりする。
【0073】
アイコン変更モジュール113は、マップ描画モジュール112から呼び出され、各ノードを表すアイコンを変更する機能を提供する。アイコンを変更した結果はマップ描画モジュール112のマップ描画処理に反映され、アイコン変更モジュール113の設定に基づいたアイコンの描画が行われる。
【0074】
情報表示モジュール114は、マップ上のアイコンや線が選択された場合に、マップ描画モジュール112から呼び出され、選択されたアイコンや線に対応する詳細情報を表示する。表示方法としては、例えば、選択されたアイコンや線の近傍に新しいウィンドウを開き、この中に情報をテキストの形で表示するという方法が採用可能である。情報表示モジュール114は、その他にもウィンドウシステム等が提供する様々な機能を使って情報を表示するように構成することが可能であり、詳細については当業者ならば様々な方法を実現可能であろう。
【0075】
ルート変更モジュール115は、マップの中心となるルートを変更する機能を提供する。マップ描画モジュール112から呼び出されると、ルート変更モジュール115は、新しいルートとしてどのノードが選ばれたかを特定し、マップ描画モジュール112に、新しいノードをルートとしてマップを描画させるように指示する。
【0076】
ノード描画位置変更モジュール116は、ユーザがノードの描画位置や相関関係を変更する操作を希望する場合に、マップ描画モジュール112から呼び出される。ノード描画位置変更モジュール116は、ユーザからのノードの選択や、選択されたノードの描画位置の変更、ノード間の相関関係の変更操作を検出し、これらの操作による変更の結果をマップ描画モジュール112に返して、マップの描画に反映させる。
【0077】
図12は、ユーザの指定によってアイコンの図柄を変える機能を説明する図である。
同図に示されているのは、マップを描画する際の設定やユーザによる操作によって、マップに表示されるノードを表すアイコンの形状や色彩を、他の種類のノードを表すアイコンのものと異ならせる機能である。
【0078】
ノードを表すアイコンの形状や色彩を、他の種類のノードを表すアイコンと差別化することにより、特定の種類のノードに着目した監視を行う事が出来る。同図はそのための手段の提供形態の例を図示したものである。
【0079】
図12(a)は、各階層毎にノードを表すアイコンの形状や色彩を設定する機能の提供例であり、図12(b)は、マップにおいて階層やノードを選択することにより、指定した階層に属するアイコンを、他の階層に属するアイコンと異なる形状や色彩で描画する機能の提供例である。
【0080】
同図(a)は、階層毎にノードを表すアイコンを設定する設定画面の例である。画面にはアイコン設定用のウィンドウが表示される。同図(a)では、階層を指定する入力窓とその階層に適用すべきアイコンの種類を入力する入力窓とが設けられている。同図(a)のウィンドウの下側には現在設定されている内容が示されており、第1階層が白抜きの四角、第2階層が黒塗りの四角、等が設定されていることが分かるようになっている。同ウィンドウの入力窓に階層の番号とアイコンを設定して確定したいときには、同図(a)で「適用」と示されているボタンを押せばよい。アイコンを設定する場合には、アイコンの入力窓の横に付いている矢印のボタンを押すことにより、装置に登録されているアイコンの種類が列挙されるようになり、ユーザは、この列挙されたアイコンのメニューの中から選び出すことが出来るようになっている。
【0081】
また、同図(a)では、マップ上でノードに対応するアイコンを指定し、これを表すアイコンを変える機能の提供形態を示しており、ユーザはマウス等でマップ上のアイコンをクリックするなどして選択する。アイコンが選択されると、同図(a)のようなアイコン図柄の選択メニューが表示され、その中から好みのアイコンを選択するようにする。このような操作により、指定されたアイコンの図柄が変更され、マップ上には新しいアイコンが表示される。
【0082】
同図(b)は、注目したい階層のノードのアイコンのみを他とは異ならせて表示させたものである。すなわち、同図(b)では、第2階層のノードのアイコンのみが黒塗りの丸で示されており、他のノードは全て白塗りの四角で示されている。このように、注目したい階層のノードのアイコンのみを他の階層のノードのアイコンと異ならせることにより、特定の階層にのみ注目したネットワークの監視を行うことが出来る。例えば、同図(b)において、ルートのノードを変更すれば、アイコンの図柄は同じまま表示されるマップが変化する。このマップを見ることによって、黒塗りの丸で示されるノードの監視を、他のノードを中心とした観点から行うことが出来るので、さまざま角度からネットワークの構成等を検討することが出来る。
【0083】
図13は、図12で例示されたアイコンの変更機能を使ってマップをネットワーク監視に適した表示に変更した場合の例を示す図である。
同図では、階層毎にアイコンを変えるのではなく、ネットワークに含まれるノードの種類によってアイコンを変えている。同図の例では、サーバを黒塗り四角で、クライアントを黒塗り三角で、ハブを白抜きの四角で、ルータを黒塗り丸で示している。
【0084】
このように、ネットワーク監視などマップ上に表示されるノードに幾つかの種類があり、これらが異なる機能を果たしている場合には、ノードの種類毎にアイコンを変えることにより、ネットワークの構成をよりわかりやすくすることができる。同図では、ハブの1つがルートとして描画されており、ルートのハブには1つのサーバと2つのハブが接続されていることが直感的に把握できるようになっている。
【0085】
特に、このようにノードの種類によってアイコンを変えることにより、ルートのノードから見たネットワークの概略構成とネットワークのどこにどのような種類のノードが接続されているかを一目で分かるようにすることができるので、ネットワーク監視を行う場合に非常に有効である。
【0086】
図14は、図12、及び図13で説明した機能を実現するための処理を示すフローチャートである。
ステップS30で、マップの機能メニューからアイコン変更機能を選択する。すると、ステップS31で、図12で示したようなアイコン変更のための情報の設定画面が表示される。
【0087】
ステップS32で、ユーザは設定情報を設定画面を使って入力し、ノードに関する情報を変更する。そして、ステップS32で変更されたノードに関する情報を元に、マップ上のアイコンを変更する(ステップS33)。
【0088】
図15は、ノードやノード間の隣接関係に関する情報を通知する機能の提示例を示している。
同図に示されているのは、マップ上のアイコンやアイコン間を結ぶ線を選択することによって、選択されたノードに関する詳細な情報や選択された線で結ばれたノード間の隣接関係に関する詳細な情報を通知する機能である。
【0089】
同図に示されているように、マップ上のアイコンやアイコン間を結ぶ線を選択すると、別のウィンドウが開いてノードやノードの相関関係等に関する情報が出力される。同図では、ノードの名称及び種別がノードに関する情報として例示されている。このウィンドウを開いて情報を提供する方法としては、前述したように、ウィンドウシステム等に組み込まれている機能を使って、ウィンドウを開き、このウィンドウの中にテキストデータを出力するという実現の仕方が考えられる。
【0090】
図16は、図15の機能を実現するための処理のフローチャートである。
先ず、マップが表示されている状態で、マップ上のアイコンまたは線を選択する(ステップS40)。次に、マップの機能メニューから詳細情報の表示機能を選択する(ステップS41)。そして、ユーザがアイコンまたはアイコンを結ぶ線を選択すると、ステップS42で、選択されたアイコンまたは線の詳細情報の表示画面を表示する。
【0091】
図15に図示するように、マップ上のアイコンやアイコン間を結ぶ線を選択することによって、アイコンが表すノードやノード間の隣接関係に関する情報を通知する機能を提供することにより、各ノードの情報を参照することが可能となる。図15の例では、選択した時点でノードの情報を画面に表示しているが、サマリ情報についてはマップ上に常に表示するようにしたり、ノード情報を音声などで通知するようにしてもよい。
【0092】
図17は、ルートを変更する機能の提示例である。
同図に示すのは、ユーザが、マップ上のアイコンを選択することによって、そのアイコンが表すノードを新たなルートとして、本発明によるマップを新たに描画する機能である。
【0093】
最初、同図の(A)に示されるようなマップが表示されていたとする。ルートのアイコンは白抜きの四角で示されている。ここで、ユーザがルートの左側のノードを選択したとすると、同図(B)に示されるように、選択されたノードが新たなルートとして設定され、マップが描画される。なお、同図では、同一階層のアイコンは同一の図柄のアイコンで示されているが、同図(A)及び(B)を見比べれば明らかなように、同図(A)で最初ルートであったノード170が同図(B)では、第2階層のノード170になっている。一方、同図(A)で第2階層のノードであったノード171は、ユーザによって選択されたことによって同図(B)ではルートのノード171になっている。
図18は、図17の機能を提供するための処理を表すフローチャートである。
【0094】
先ず、マップ上で新しくマップの中心となるアイコン(ルート)をマウス等で選択する(ステップS50)。次に、ステップS51で、マップの機能メニューからルートの変更機能を選択する。ステップS52でノード間の相関関係を表す情報を新しいルートを起点とした情報に変更する。ステップS53で、図9、10を用いた処理を使って、マップ上での各ノードの描画位置を決定する。最後に、ステップS54で、ノードに関する情報、描画位置を元にマップを再描画する。
【0095】
図17に図示するように、マップ上のアイコンを選択することによって、そのアイコンが表すノードを新たなルートとしたマップを描画する機能を提供することにより、監視対象を随時変更するような監視を行うことが可能となる。図17の例では、ルートを変更する度に新たなマップを描画しているが、元のマップ自体を再描画するようにしてもよい。
【0096】
図19は、選択したアイコンの描画位置や他のアイコンとの相関関係を変更する機能の提示例である。
ユーザが、マップ上のアイコンを選択することによって、そのアイコンの描画位置や他のアイコンとの相関関係を変更することができ、変更後のマップが本発明によるマップ描画方法にのっとるように他のアイコンの描画位置を自動的に補正する。
【0097】
同図では、第3階層(ルートは白抜きの四角で示されている)のノードとこのノードの配下にあるノードとを選択し、別の第2階層のノードの配下に移動した様子を示している。このような機能を設けることによって、ユーザは、ネットワーク構成を自由に再構成することができ、最適なネットワーク構成を探すことが出来る。従って、ネットワークを構築する際に、ネットワーク構成の検討を予め行うことができ、ネットワークの監視のみならず、ネットワークの設計の援助としても使用することができる。
【0098】
図20は、図19の機能を実現するための処理を示すフローチャートである。ステップS60で、ユーザは、マップ上の、描画位置を変更するアイコンを選択する。ステップS61で、マップの機能メニューから描画位置の変更機能を選択し、ステップS62で、選択したアイコンの移動先となるアイコンを選択する。そして、ステップS63で、ノード間の相関関係を新しく移動によって変更された相関関係のものに変更し、ステップS64でマップ上での各ノードの描画位置を決定する。ステップS64の処理は、図9、10で説明した処理に従う。そして、ステップS65で、ノードに関する情報、描画位置を元に、マップを描画する。
【0099】
図19に図示するように、マップ上のアイコンを選択することによって、アイコンの描画位置や他のアイコンとの相関関係を変更可能とする機能を提供することにより、監視対象の相関関係について、容易に把握したり、変化に対応できるようにするため、監視者が自由にマップのレイアウトを変更することが可能となる。マップのレイアウトの変更は、監視者が手動で行うほかに、相関関係の変化を感知し、自動的に行う機構を提供してもよい。
【0100】
以上のマップ描画方式及び機能により、ルートとその配下に存在するノードとの相関関係を監視するためのマップが描画される。
なお、図19、図20で示される機能を使用する場合、新たに、アイコン同士の重なり合いや、アイコン間を接続する線の交叉が生じる可能性があるが、図20のフローチャートでも分かるように、アイコンの位置や相関関係を変更した場合には、前述の描画方法により新たにマップを描画し直すので、自動的に重なり合いや交叉を解消することになる。
【0101】
図21は、ルートの周辺にルートに関する情報を表示する機能を説明する図である。
同図では、階層毎に異なるアイコンを使用してマップを描画している。ルートである第1階層は白抜きの四角で、第2階層は黒塗りの四角で、第3階層は黒塗りの丸で、第4階層は黒塗りの三角で表されている。この様なマップにおいて、ルートを中心にネットワーク監視を行う場合、ルートの周辺にルートに関する情報を表示する。
【0102】
同図では、一例として、ルートの名称やルートに使用されているCPUの種類などのルートそのものに関するルート情報と、ルートが隣接するノードとどの程度の量の通信量をやり取りしているかを示すトラフィック量等のルート接続情報が示されている。特に、ルート情報はルートのアイコンのすぐ下に、ルート接続情報はルートと隣接するノードとを結ぶ線上に表示されている。
【0103】
このような表示方法を使用することによって、ネットワーク監視において注目したいノードをルートに持ってきて、その周辺の情報を読み取ることにより、効率よくネットワーク監視を行うことができる。
【0104】
図22は、図21の機能を実現するための処理のフローチャートである。
先ず、マップの機能メニューからルートの周辺情報の表示機能を選択する(ステップS70)。次に、ルートの周辺に監視のための情報を表示する(ステップS71)。ここで、ステップS71では、図11に示されているネットワーク構成格納データベース110からルートに関する情報を取得し、ウィンドウシステムの既存の機能を使って、マップ上のルートの近傍に取得したデータを表示するようにする。ルートのノード自身に関する情報は、ルートのアイコンのすぐ側、例えば、アイコンのすぐ下等に表示するようにする。ルートのアイコンと他のノードのアイコンを接続する線に関する情報(トラフィック量等)は、線のすぐ近傍に表示するようにする。具体的な表示位置は、実際のプログラムを作成する当業者によって適宜決められるべきものである。
【0105】
上記実施形態では、ルートとその配下に存在するノードとの相関関係を監視するためのマップを描画し、その関係の把握や各情報の参照を容易に行えるようにしている。また、監視対象の変更や相関関係の変更、もしくは監視者の意向に対応して、マップの変更を容易に行えるようにしている。
【0106】
従って、ルートとその配下に存在するノードとの相関関係を監視する場合には、本実施形態によって描画されたマップによって、効率的な監視を行うことが可能となる。
【0107】
図23は、マップ上にノードのアイコンを表示する方法の別の実施形態を示す図である。
同図の実施形態においては、各ノードについて、自身を表すアイコンを、自身を配下に持つ、一つ下位の階層に属するノードを表すアイコンから等距離となる位置に描画することによって、各ノードを表すアイコンを中心とする円上に、隣接関係を持つ配下のノードを表すアイコンを配置するマップを描画する。
【0108】
同図のマップの表示方法においては、ルート230を中心に配置すると共に、第2階層のアイコン(黒塗りの四角で示されている)をルート230を中心とした円上に配置している。前述のマップの表示方法の実施形態においては、全ての階層のアイコンがルートを中心とした同心円上に配置されていた。本実施形態の場合には、第3階層のアイコンは、その親ノードとなるアイコンを中心とした円上に配置されている。すなわち、第2階層のノード231−1の配下にある第3階層のノードのアイコン(黒塗りの丸で示されている)232−1、232−2、232−3はノード231−1を中心とした円上に配置されている。また、第2階層のノード231−2の配下にあるノードのアイコン232−4、232−5はノード231−2のアイコンを中心とした円上に配置されている。同様に、それぞれ第3階層のノード232−1、232−2、232−3、232−5を親ノードとして持つ第4階層のノードのアイコン(黒塗りの三角でしめされている)は、それぞれの親ノードを中心とする円上に配置されている。
【0109】
このように配置することによっても、ルートを中心とし、ルートからの距離が遠いほど実際のネットワークにおいてもルートから遠い位置に配置されていることが容易に認識されるので、図3で説明したマップの表示方法と同じ効果を得ることが出来る。
【0110】
図24及び図25は、図23の表示を行うための処理を示すフローチャートである。
先ず、ステップS100で、ノード及びノード間の相関関係に関する情報を取得する。これは、専用のデータベースから読み取る。次に、ステップS101で、ルート(階層が“1”)への割り当て角度を2πとし、実変位角を“0”と設定する。ステップS102で、マップの中心となる位置にルートのアイコンを描画する。ステップS103で、処理すべき階層を“2”に設定し、ステップS104で対象の親ノードを設定する。階層が“2”の時は、ステップS104の親ノードはルートとなる。
【0111】
ステップS105で、対象の親ノードに属する兄弟ノード間で親ノードへの割り当て角度を配分し、自ノードへの割り当て角度を算出する。この算出方法については後述する。次に、ステップS106に進み、隣り合うノードのアイコンが重なり合わないように描画半径を算出する。この描画半径の算出についても後述する。そして、ステップS109で、ステップS104で対象とされた親ノード以外に同一階層の別の親ノードがあるか否かが判断される。別の親ノードがある場合には、ステップS107で、次の親ノードの設定を行い、ステップS105に戻って、新しい親ノードに属する自ノードの描画位置を算出する。ステップS109で、別の親ノードがないと判断された場合には、ステップS110に進んで、次の階層があるか否かが判断される。次の階層がある場合には、ステップS108に進んで、処理すべき階層の設定値を1つ増加し、ステップS104に戻って、以下の処理を行う。
【0112】
ステップS110で、次の階層がないと判断された場合には、ステップS111に進んで、以上の処理で得られたノードに関する描画位置と、ステップS100でデータベースから読み込んだノードに関する情報を元にマップを描画して、処理を終了する。
【0113】
図26及び図27は、図24の割り当て角度及び描画半径の算出方法を説明する図である。
先ず、算出対象のノード(以下、自ノードという)の配下に属するノード(以下、子ノードという)の数を計数する。ただし、子ノードが存在しない場合は、仮想の子ノードが存在するものとみなし、子ノードの数を“1”とする。
【0114】
次に、自ノードと同じ親ノードの配下に属するノード(以下、兄弟ノードという)すべてについて、子ノードの数を合計する。
そして、以下の計算式により、自ノードのアイコンへの割り当て角度を算出する。
【0115】
(自ノードへの割り当て角度)=(親ノードへの割り当て角度)/(兄弟ノードに属する全ての子ノードの数の合計)×(自ノードの配下に属する子ノードの数)
このように、親ノードへの割り当て角度を、配下に属する兄弟ノードで配分し、自ノードへの割り当て角度とする。配分する比率は、図3の表示方法の算出例▲1▼〜▲3▼で行った算出方法と同様に、子ノードの数に比例させる。
【0116】
図26に示されているように、自ノードを含む兄弟ノードx、yにそれぞれ親ノードの割り当て角度θ’及びθ’’がそれぞれ割り当てられているが、ノードxは、子ノードを2つ持っており、ノードyは子ノードが1つだけなので、θ’:θ’’=2:1となる。
【0117】
次に、仮変位角を算出する。仮変位角とは、図3の場合の算出方法で用いた意味と同じであって、自ノードを含む、すべての兄弟ノードへの割り当て角度を合わせた角度において、一方の端を基準(図26の仮基準軸)とした場合、この仮基準軸からの変位角のことを言う。
【0118】
この仮変位角の計算は、図3の場合の算出方法のステップ▲5▼の計算と同じである。なお、後で描画半径を算出するときに使用するために最小差分角を記憶しておく。
【0119】
次に、実変位角を算出する。ただし、図23の描画方法では、自ノードは親ノードを中心とした円周上に描画されるため、親ノードの描画位置を座標軸の中心として算出する。(図3の場合には、常にルートの描画位置を座標軸の中心として算出している。)実変位角の算出は、図3の表示方法に適用される算出方法のステップ▲6▼の式がそのまま使える。
【0120】
親ノードの実変位角をε、ノードxの実変位角をθx、ノードyの実変位角をθyとした場合の、各角度の関係を示したのが図27である。親ノードの実変位角を求める場合に使用した基準軸と兄弟ノードの実変位角を求める場合に使用する基準軸とは、互いに平行に設定する。例えば、画面上の座標軸のx軸等を採用する。しかし、本実施形態の場合には、各自ノードは親ノードを中心とした円周上に配置されるので、座標軸の中心は親ノードに一致するように移動して、配置を行う。
【0121】
最後に、描画半径の算出を行う。図3の場合には、描画半径は、ルートを中心とした場合の中心からの距離であったが、図23の場合には、親ノードを中心とした場合の、中心からの距離となる。よって、以下の式により描画半径を算出する。
【0122】
描画半径r=ι×3
ι=アイコンのサイズ
ここで、ファクター“3”は、前述同様適宜定められるべきであって、“3”という数値は便宜上定められているものである。
【0123】
更に、図3の場合と同様に、隣り合うアイコンの重なり合いを防ぐため、前述のステップ▲7▼の関係式により、描画半径rの最小値を、予め記録しておいた最小差分角を使用して算出する。そして、描画半径がこの最小値より小さくならないように描画半径を設定して、アイコンを描画する。
【0124】
なお、図23〜図27のアイコンの描画方法は図3〜図10のアイコンの描画方法と等価であって、図11以降に説明した各機能は、図23〜図27のアイコンの描画方法を使用してもそのまま適用できるものである。
【0125】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば監視対象であるルートとその配下のノードとの相関関係を表すマップを、その構成や各ノードの情報を容易に把握できるように描画することができ、監視作業を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマップ描画方法を実現する装置の原理構成図である。
【図2】本発明の方法を実現するための装置のハードウェア環境図である。
【図3】本発明のマップの表示方法の一実施形態を説明する図である。
【図4】図3の表示例において同心円上にアイコンを配置する方法を説明する図である。
【図5】図3の実施形態のマップの描画処理を示すフローチャートである。
【図6】図3の実施形態における各アイコンの描画位置決定方法を説明する図(その1)である。
【図7】図3の実施形態における各アイコンの描画位置決定方法を説明する図(その2)である。
【図8】図3の実施形態における各アイコンの描画位置決定方法を説明する図(その3)である。
【図9】図6〜図8で説明した方法を実現する処理のフローチャート(その1)である。
【図10】図6〜図8で説明した方法を実現する処理のフローチャート(その2)である。
【図11】本発明の方法を実現するプログラムの各機能の関係を示した図である。
【図12】ユーザの指定によってアイコンの図柄を変える機能を説明する図である。
【図13】図12で例示されたアイコンの変更機能を使ってマップをネットワーク監視に適した表示に変更した場合の例を示す図である。
【図14】図12、及び図13で説明した機能を実現するための処理を示すフローチャートである。
【図15】ノードやノード間の隣接関係に関する情報を通知する機能の提示例を示している。
【図16】図15の機能を実現するための処理のフローチャートである。
【図17】ルートを変更する機能の提示例である。
【図18】図17の機能を提供するための処理を表すフローチャートである。
【図19】選択したアイコンの描画位置や他のアイコンとの相関関係を変更する機能の提示例である。
【図20】図19の機能を実現するための処理を示すフローチャートである。
【図21】ルートの周辺にルートに関する情報を表示する機能を説明する図である。
【図22】図21の機能を実現するための処理のフローチャートである。
【図23】マップ上にノードのアイコンを表示する方法の別の実施形態を示す図である。
【図24】図23の表示を行うための処理を示すフローチャート(その1)である。
【図25】図23の表示を行うための処理を示すフローチャート(その2)である。
【図26】図24の割り当て角度及び描画半径の算出方法を説明する図(その1)である。
【図27】図24の割り当て角度及び描画半径の算出方法を説明する図(その2)である。
【図28】従来の木構造マップ描画方法を説明する図である。
【符号の説明】
10 座標演算部
11 マップ描画部
20 通信装置
21 RAM
22 ROM
23 CPU
24 記憶装置
25 記録媒体読み取り装置
26 可搬記録媒体
27 バス
28 情報提供者
29 入出力装置
110 ネットワーク構成格納データベース
111 ノード情報取得モジュール
112 マップ描画モジュール
113 アイコン変更モジュール
114 情報表示モジュール
115 ルート変更モジュール
116 ノード描画位置変更モジュール

Claims (3)

  1. コンピュータが、
    ノード間の情報の入力を受け付ける入力受付ステップと、
    注視対象ノードとして指定されたノードを中心とし、前記注視対象ノードからの相対的な階層が深い階層ほど半径が大きくなる同心円を設定する設定ステップと、
    前記入力受付ステップにて受け付けられた情報に基づき、各ノードのアイコンを、前記設定ステップにて設定した同心円のうち、自ノードの階層の深さに応じた半径の円周上に、自ノードより深い階層のノードの数に応じて自ノードの配下に属するノードの数と当該自ノードと同じ階層に属するすべてのノードの配下に属するノードの数の合計数及び各階層に割り当てられた角度の表示範囲を用いて排他的に設定された表示領域内に表示すると共に、隣接するノードのアイコン間を結ぶ線を表示するアイコン表示ステップと、
    を実行し、
    更に前記設定ステップによって、同心円を設定する際、
    前記入力受付ステップにて受け作られた情報を元に、ノードのアイコンの対角線のサイズを最小差分角で割ったものを半径として設定することで、同心円上に表示させるノードのアイコンを全て表示させても、各アイコンの表示に重なりがなくなる最小の半径の同心円を設定することを特徴とするネットワーク接続関係マップ表示方法。
  2. ノード間の情報の入力を受け付ける入力受付手段と、
    注視対象ノードとして指定されたノードを中心とし、前記注視対象ノードからの相対的な階層が深い階層ほど半径が大きくなる同心円を設定する設定手段と、
    前記入力受付手段に入力された情報に基づき、各ノードのアイコンを、前記設定手段にて設定した同心円のうち、自ノードの階層の深さに応じた半径の円周上に、自ノードより深い階層のノードの数に応じて自ノードの配下に属するノードの数と当該自ノードと同じ階層に属するすべてのノードの配下に属するノードの数の合計数及び各階層に割り当てられた角度の表示範囲を用いて排他的に設定された表示領域内に表示すると共に、隣接するノードのアイコン間を結ぶ線を表示するアイコン表示手段を有し、
    更に前記設定手段によって、同心円を設定する際、
    前記入力受付手段にて受け作られた情報を元に、ノードのアイコンの対角線のサイズを最小差分角で割ったものを半径として設定することで、同心円上に表示させるノードのアイコンを全て表示させても、各アイコンの表示に重なりがなくなる最小の半径の同心円を設定することを特徴とするネットワーク接続関係マップ表示装置。
  3. コンピュータに、
    ノード間の情報の入力を受け付ける入力受付ステップと、
    注視対象ノードとして指定されたノードを中心とし、前記注視対象ノードからの相対的な階層が深い階層ほど半径が大きくなる同心円を設定する設定ステップと、
    前記入力受付ステップにて受け付けられた情報に基づき、各ノードのアイコンを、前記設定ステップにて設定した同心円のうち、自ノードの階層の深さに応じた半径の円周上に、自ノードより深い階層のノードの数に応じて自ノードの配下に属するノードの数と当該自ノードと同じ階層に属するすべてのノードの配下に属するノードの数の合計数及び各階層に割り当てられた角度の表示範囲を用いて排他的に設定された表示領域内に表示すると共に、隣接するノードのアイコン間を結ぶ線を表示するアイコン表示ステップを実行させ、
    更に前記設定ステップによって、同心円を設定する際、
    前記入力受付ステップにて受け作られた情報を元に、ノードのアイコンの対角線のサイズを最小差分角で割ったものを半径として設定することで、同心円上に表示させるノードのアイコンを全て表示させても、各アイコンの表示に重なりがなくなる最小の半径の同心円を設定させるプログラムを記録した記録媒体。
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