JP3633408B2 - 炊飯器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭、あるいは業務用に使用する炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の炊飯器は、例えば、図6、7に示されるような構成であった。図において、1は合成樹脂性の外蓋で、この外蓋1は上枠2の上部に一体成形されたヒンジ部材3にピン4を介して回動自在に支持されている。5は内カバーで、この内カバー5は外蓋1の内面に固着されている。この内カバ−5には発熱体である着脱式加熱板6が設置されており、加熱板6の上部には誘導コイル7が位置している。この誘導コイル7の電磁作用により加熱板6が発熱するのである。この加熱板6の着脱構成は、3ケ所を係止でそのうち2ケ所を着脱用のつまみ部8としている。このつまみ部8は加熱板6に一体化されている樹脂部品で形成されており、着脱の際、そのつまみ部8の樹脂そのものをある程度の力を加えて、変形させ、着脱を行っている。そして、この加熱板6には加熱板6の温度検知用のセンサ−9が加熱板6に圧接されており、加熱板6の温度を調節しているのである。
【0003】
10はヒンジ部材3と反対側に位置して保護枠11の上端部に一体成形された係合部材で、この係合部材10と対向するように外蓋1に係合レバ−12がピン13を介して回動可能に指示されている。そして、鍋パッキン14は、前記外蓋1を閉じたときに内鍋14のフランジ15に圧接してその内鍋14を密閉するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年の炊飯器の状況はコンパクト、使用性、清潔感に加えて高齢者に配慮したきわめて使いやすい商品が求められてきている。かかる観点から、蓋内部に設置されている鍋パッキン付き加熱板も着脱方式にし、蓋内部までお手入れを可能にしている。
【0005】
しかしながら、現構成では、樹脂同士の勘合のみであり、着脱の際、樹脂部品の弾性変形を利用している為、かなりの力が必要で有り、特に高齢者には握力等の低下もみられ着脱は困難なものとなっていた。加えて製造、使用条件によっても加熱板勘合部の寸法は一定ではなくかなりの寸法精度が必要であり、着脱力を安定させることが更に困難であった。
【0006】
本発明は、着脱性を向上させ、着脱力に関しても製造、使用条件にも左右されないようにすることができ、清潔性、操作性、使用性を向上させた炊飯器を可能にするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
内鍋を有する本体と、前記本体上部を覆う外蓋と、前記外蓋下面に前記内鍋フランジ部に対向する鍋パッキンを一体化した着脱式加熱板を備え、前記着脱式加熱板には、外蓋下面への係止片と、着脱操作時のつまみ部を設け、該つまみ部には係止する方向に働く付勢バネを有したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明は、内鍋を有する本体と、前記本体上部を覆う外蓋と、前記外蓋下面に前記内鍋フランジ部に対向する鍋パッキンを一体化した着脱式加熱板とを備え、前記着脱式加熱板は、外蓋下面への係止片と、他部品である着脱操作時のつまみ部とを設け、該つまみ部は係止する方向に働く付勢バネを有したことにより、付勢バネを圧縮させることにより容易に外蓋から加熱板を取り外すことができるのである。また、製造、使用条件等で外蓋、加熱板の変形が発生しても付勢バネが変形を吸収し、着脱力の安定化を実現するものである。
【0009】
請求項2記載の発明は、着脱式加熱板の係止は3ヶ所とし、1ヶ所の係止片と2ヶ所の付勢バネ付きつまみ部を有することにより、より大きな外蓋、加熱板の変形に対応する事ができ、着脱性、着脱力がより一層安定するのである。
【0010】
請求項3記載の発明は、着脱式加熱板の係止部は本体前側で、バネ付勢を行なっている2ヶ所のつまみ部をヒンジ側両端に設けることにより、加熱板を着脱する際、勘合部および操作部がヒンジ側にあるため、外蓋のガタツキが少なく着脱性が向上することができ、加えて製品の前方のコンパクト化が実現するのである。
【0011】
【実施例】
(実施例1)
以下、本発明の第1の実施例を第1図〜第3図により説明する。図において、31は上面が開口する略円筒形のボディである。このボディ31の開口部には上枠32が勘着している。前記ボディ31内部には保護枠33とコイルベース34とで鍋収納部を形成している。コイルベース34は有底円筒状に形成され、コイルベース34上端部には前記保護枠33を介して上枠32に固定されている。
【0012】
35は合成樹脂製の外蓋で、この外蓋35は上枠32の後部に一体形成されたヒンジ部材36にピン37を介して回動自在に支持され、蓋バネ38に付勢されている。
【0013】
39は、鍋パッキン40付着脱式加熱板であり、外蓋35下面を構成する外蓋カバー41に取り付けられている。また外蓋カバー41に加熱板39を誘導加熱するための誘導コイル42が設置されている。ここで、加熱板39は電磁調理器の加熱原理と同様に誘導コイル42に通電される電流の大きさと、誘導コイル42の巻数等により加熱板39の加熱量が決定されるが、炊飯器における加熱板39の効果は、ご飯上部からオーブン効果を発揮させるために、可能な限り強い加熱パワーを必要とする。
【0014】
その上に、炊飯器に求められている市場要求として、製品の使用性の容易さと清潔さが有り、現在蓋35内にある鍋パッキン40、付加熱板39を着脱自在な構成をとっており、加熱板39と外蓋カバー41の嵌合部に付勢バネ49を設けるものである。本構成を採用することにで、加熱板39の清潔性と操作性の両立を可能にすることができるのである。
【0015】
本案の実施例としては、加熱板39側に他部品である、回転軸を持ったフックつまみ44を設置し、そのフックつまみ44を付勢バネ43により外蓋カバー41に付勢するという構成をとった。
【0016】
この構成をとることにより、加熱板39の着脱時にはこのフックつまみ44をつまむことにより容易に着脱することができる。また加熱板39に付勢バネ43で付勢されたフックつまみ44を設置することにより、製造過程での外蓋カバー41、加熱板39の成形のバラツキをも吸収し、製品バラツキも少なくでき、着脱力の安定化にも貢献するのである。加えて製品を使用していく上での製品の変形をも吸収することができ、長期間の使用においても加熱板39の着脱力は安定しており、耐久性にも優れた製品が実現するのである。
【0017】
この発明は蓋にIHがある機種に限らず、それ以外でも使用できることは言うまでもない。
【0018】
(実施例2)
第2の実施例を第4、5図に基づき説明する。構成の一部は第1の実施例と同様であるので説明を一部省略する。図において、61は加熱板、62は鍋パッキン、63は外蓋カバーであり、加熱板を係止部の3ヶ所のうち2ヶ所を付勢バネで付勢し、その2ヶ所をヒンジ側に構成したものである。
【0019】
かかる構成において、加熱板61着脱時の動作は、加熱板61を下方から上方に持ち上げる動作となり、外蓋64の開閉の軌跡とは異なる。この動作では、加熱板61着脱時に外蓋64が、閉まってきて動くことが無く、容易に加熱板61を着脱することができるのである。
【0020】
例えば、ヒンジ側とは逆側につまみが有るとすると、着脱動作は上方から下方に動かすことになる。すると加熱板61着脱時に外蓋が閉まってしまい、着脱時に外蓋64を押さえる、という別動作が必要になる。そうなると加熱板61は片方の手で持ち、もう片方の手で外蓋64を押さえるという動作になり、加熱板61を安全にかつ容易に外すことができなくなるのである。
【0021】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、加熱板の着脱性を向上させ、また着脱力をも安定に保つことができ、より一層操作性が向上した炊飯器を実現することができる。
【0022】
特に、請求項1記載の発明は、内鍋を有する本体と、前記本体上部を覆う外蓋と、前記外蓋下面に前記内鍋フランジ部に対向する鍋パッキンを一体化した着脱式加熱板とを備え、前記着脱式加熱板は、外蓋下面への係止片と、他部品である着脱操作時のつまみ部とを設け、該つまみ部は係止する方向に働く付勢バネを有したことにより、容易に外蓋から加熱板を取り外すことができるのである。
【0023】
請求項2記載の発明は、着脱式加熱板の係止は3ヶ所とし、1ヶ所の係止片と2ヶ所の付勢バネ付きつまみ部を有することにより、製造、使用条件等で外蓋、加熱板の変形が発生しても付勢バネが変形を吸収し、着脱力の安定化を実現することが可能である。
【0024】
請求項3記載の発明は、着脱式加熱板の係止部は本体前側で、バネ付勢を行なっている2ヶ所のつまみ部をヒンジ側両端に設けることにより、加熱板を着脱する際、勘合部および操作部がヒンジ側にあるため、外蓋のガタツキが少なく着脱性の向上が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の炊飯器の断面図
【図2】同炊飯器の要部拡大断面図
【図3】同炊飯器の要部概要図
【図4】本発明の第2の実施例の炊飯器の要部概略図
【図5】同炊飯器の動作説明図
【図6】従来の炊飯器の断面図
【図7】同炊飯器の要部断面図
【符号の説明】
35、64 外蓋
40、62 鍋パッキン
39、61 加熱板
44 つまみ部
Claims (3)
- 内鍋を有する本体と、前記本体上部を覆う外蓋と、前記外蓋下面に前記内鍋フランジ部に対向する鍋パッキンを一体化した着脱式加熱板とを備え、前記着脱式加熱板は、外蓋下面への係止片と、他部品である着脱操作時のつまみ部とを設け、該つまみ部は係止する方向に働く付勢バネを有した炊飯器。
- 着脱式加熱板の係止は3ヶ所とし、1ヶ所の係止片と2ヶ所の付勢バネ付きつまみ部を有してなる請求項1記載の炊飯器。
- 着脱式加熱板の係止部は本体前側で、バネ付勢を行なっている2ヶ所のつまみ部をヒンジ側両端に設けた請求項1または2記載の炊飯器。
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