JP3625829B2 - 少なくとも2つの流動媒体を組み合わせる方法および装置 - Google Patents
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Description
多くの用途において、少なくとも2つの別々に収容された流動媒体を、適用の直前に、多成分系を形成するように、一体に混合されるように組み合わせるという問題が生じる。その例には、いわゆる2成分接着剤の2つの成分の組み合わせ、および封止配合物の着色物質との混合などが含まれる。広く言えば、この問題は、少なくとも1つの第2流動媒体を第1流動媒体に加えて、流動媒体の性質、例えば粘度、機械的および/または化学的性質、外観または物理的状態を変える必要があることを意味すると要約できる。この組み合わせ媒体は、2成分または多成分系であってよいが、本発明に基づいて流動できる必要があり、場合により、種々の粘度は福次的に重要である。
1成分または多成分シーラントおよび/または接着剤用の多くの処方が知られ、車両構造物、航空機構造物または一般的な機械構造物の金属、木材、ガラス、またはプラスチックの構造的要素を結合および/または封止するために使用されている。使用者は、一般的に1成分系を好む。それは、簡単なアプリケーターを使用するだけですみ、結合または封止の最終的な性質に悪影響を与えることがある混合または計量のエラーの影響を受けないからである。しかしながら、多くの場合、1成分系の反応速度は、必要な最終強度または最小限の強度を得るには不十分であり、従って、上述のような場合では、通常の2成分系が未だに使用されている。起こり得る混合のエラーの影響を減らすために、2成分が同じ程度の容量および粘度を有するようにされる。しかしながら、これは、そのような2成分系用に特別な2成分を適用する系が必要であることを意味する。この2成分適用系の例には、スタティック・ミキサー(静止型混合器、static mixer)が先に位置する同軸カートリッジがあり、これは、リキッド・コントロール(Liquid Control)から「スーパーミックス(Supermix)」の名前で市販されている。更に、2つの平行なカートリッジおよび1つのダイナミック・ミキシング・ヘッド(dynamic mixing head)を有して成る2成分系が、例えばヨーロッパ特許公告(EP−B)第313519号および同第351358号から、知られている。ドイツ国特許出願公開(DE−A)第4202591号には、ミキサーに導入される時に少なくとも2つのペーストを予め混合する方法が開示され、ここでは、ミキサーに供給されるペーストのストランドが薄い隣接した層を形成する。これらの2成分系の全てに共通する1つの特徴は、系の適用のために特別なアプリケーターが必要であるということである。
例えば、異なる流動媒体を充填した2つの隣接するシリンダー状チャンバーを有する特別に設計されたデバイスにより、2つの流動媒体/成分を組み合わせることができることが知られている。これらのチャンバーには、適当なミキサー、例えばスタティック・ミキサーを、取り付けることができる共通の出口開口部に開口している。組み合わせるべき2つの媒体は、プランジャーによる圧力の下、デバイスのシリンダー状チャンバーから出て、組み合わされた媒体により形成される単一のストランドの形態で出口開口部から現れる。このストランドは、次に、後続のミキサーに入り、そこで、混合されて均一な最終媒体となり、これがミキサーの出口開口部から出て適用(例えば塗布)される。
特定のデンタル・ケア(歯科処理)配合物用の容器も知られており、これには、少なくとも2つの異なる流動可能で、場合により異なるデンタル・ケア用の成分が充填されている。この容器の構造により、容器中で一方が他方の上に収容されたデンタル成分が、相互に接触したデンタル・ケア成分が相互に横に並んでストライプを形成した単一のストランドの形態で出口開口部を出る。
これらの既知のデバイスは、特定に用途に合うように特別に設計され、その用途に使用することしかできないという問題点がある。更に、流動媒体は、製造者によって収容チャンバーに導入され、媒体の適用範囲はその組成により予め決められる。結果として、使用者は、その場でまたは使用中に、作用媒体に影響を与える、作動媒体を決定する、あるいは作動媒体を変性することができない。例えば、材料の色を変えることができず、これは2成分接着剤または封止配合物の色を例えば結合もしくは封止すべき部品の色とマッチさせる必要がある場合に、問題点となる。
他の既知のデバイスは、混合すべき媒体を導入して機械的に混合し、引き続いて混合ストランドの形態で排出するチャンバーを有して成る。そのようなデバイスの1つが、例えばドイツ国実用新案(DE−U1)第9218334号に記載されている。しかしながら、この種のデバイスには、適用を開始する前に、第1流動媒体の全供給量が第2流動媒体または他の流動媒体と混合される必要があるという問題点がある。従って、混合物に後で影響を与えることはできず、初めに選択した組成で適用する必要がある。更に、成分の相互の影響は、混合により始まり、従って、例えば成分の物理的性質が組み合わせることにより変わる場合、後では不可能となるかもしれないので、所定の時間内で適用を完了する必要がある。問題としている種類のデバイスのもう1つの問題点は、方法(プロセス)の個々の工程を正しいシーケンス(順序)で完了する必要があり、これは時間を要し、また、非効率的であり、更に、迅速に反応する成分を混合することは本質的に不可能になるという点である。
本発明が解決しようとする技術的問題点は、適用直前まで、相互に影響を与える少なくとも2つの流体成分または流動媒体を相互から離して保持でき、連続的に組み合わせることができ、また、場合により、適用直前に混合できる、少なくとも2つの流動媒体を組み合わせるデバイスおよび方法を提供することであり、これらは、種々の成分間の割合は、予め決められるが、それを変更することができるものである。
本発明に基づけば、この技術的問題点に対する解決策は、冒頭に説明した種類のデバイスにおいて、第2流動媒体が充填されるように設計されている少なくとも1つの第2チャンバーが設けられ、これが少なくとも1つの開口要素(これにより、第2チャンバーが流れ領域および/または第1開口部に接続される)および少なくとも1つの第2開口要素(これにより、第2チャンバーが流れ領域および/または出口開口部に接続される)を有して成ることを特徴とし、また、流動媒体を収容容器から押し出すエネルギーの影響が少なくとも1つの第2流動媒体をその収容容器から押し出して第1流動媒体と組み合わせる、冒頭に説明した種類の方法によることを特徴とする。
本発明の方法およびデバイスは、従来技術から知られた問題点を回避するという利点を有する。これらは、特定の適用のための少なくとも1つの流動媒体を使用者が自由に選択でき、その結果、少なくとも2つの流動媒体から成る生成物の組成を使用者がその場で変更することができる。カートリッジ、スプレーガン、スタティック・ミキサーのような少なくとも部分的に市販されている補助デバイスをこの目的に使用できる。このデバイスは、適用直前に、媒体を組み合わせることができ、媒体は、連続的に輸送され、比較的少量の既に組み合わされて混合された媒体が系に存在するだけである。
本発明のデバイスにおいて、第1開口要素が、流れ方向で流れ領域の手前部分に隣接して配置され、第2開口要素が流れ方向で流れ領域の後方部分に隣接して配置される場合、第2流動媒体の輸送パス(路)を短くしておくのが有利である場合がある。もう1つの態様において、第2流動媒体が第2開口要素からチャンネルを経由して流れ領域の手前部分に送られる場合、流れ領域自体は媒体の混合に使用できるのが有利である。
1つの特定の態様において、ハウジングの上方部分(または上方パーツ)および下方部分(または下方パーツ)は、上方部分の部分だけが混合した流動媒体と接触するように境界付けられている。これにより、流動媒体の少なくとも1つが完全には使用されていないか、あるいは適用を中断した場合に、ハウジングの上方部分を下方部分から外すことができ、下方部分に残っている媒体は未混合となるのを確保できる。この場合、短時間の中断の後に上方部分を入れ替えることができ、あるいは完全に新しい上方部分を取り付けてよく、まだ存在している流動媒体と共に適用を継続できる。上方部分に分離要素を供給するのが有利である場合があり、これは、下方部分内に突出し、取り外し時に混合媒体を取り去る。
媒体の流れ特性を考慮して、流れ断面を、必要な混合割合に対応する量で流動媒体が出るように最も良い寸法(ディメンジョン)となるようにする。
もう1つの有利な態様では、未混合の流動媒体の少なくとも1つの流れ断面を調節することができる。このようにすると、同じデバイスを用いて流動媒体間の混合割合を変えることができ、あるいは温度の関数として流れ特性が変わる場合に、必要な混合割合を確保できる。
流れ断面を調節できる要素の例は、種々の断面を有する移動可能インサート、好ましくは外部から操作できるロータリーダイヤフラム、または相互に入れ子状に滑動可能なチャンネルであり、これは、円錐状形状またはスロットにより種々の断面を形成する。
未混合流動媒体の出口に、上方部分の取り外し時に出口を自動的に閉鎖する遮断要素を供給する場合、流動媒体の垂れを防止できるので有利である。第2チャンバーの出口に配置されるスプリング要素は、第2流動媒体の流れの圧力の下で開くように設計されており、第1流動媒体の影響の下、第2流動媒体に形成される圧力がスプリング要素の回復力より小さくなる程に低下して直ぐに適用を中断する場合に、垂れを防止するので有利である。このスプリング要素は、上述の出口用の遮断要素の代わりに、またはそれに加えて供給してよい。
ハウジングの二重壁構造は、有効な断熱を提供する。しかしながら、他の影響、例えば拡散ガスまたは放射に対する隔離の効果(絶縁または断熱効果を含む)は、他の手段、例えば被覆により得ることができる。少なくとも1つの流動媒体と接触するように乾燥剤(siccative)をハウジング内に配置することにより流動媒体の湿気により生じる影響に対する保護を確保できる。外側壁をチャンバーの近傍において少なくとも部分的に透明にすることにより、第2流動媒体の充填レベルを目視的にモニターすることが可能となり有利である。
例えばプラグ、接着テープまたはカバーにより未混合流動媒体用の出口を閉じることができることにより、適用前またはハウジングの上方および下方部分の分離を含む適用の中断の場合に、周囲からの影響に対してデバイスに導入された流動媒体を追加的に保護できる。螺旋状のスタティック・ミキサーをハウジングの上方部分の混合領域に供給することにより、組み合わされた流動媒体の効果的な混合のための条件が確保されるので有利である。使用可能な領域の大部分を利用するチャンネルを混合領域内に螺旋状に形成する場合、長い混合パスが得られる。
本発明が解決しようとする技術的問題点の解決するために、少なくとも二つの別々に収容された流動媒体を組み合わせる方法が提案され、この方法では、ある(または1つの)流体がその収容容器から出されるエネルギーの効果は、少なくとも1つの第2流動媒体がその収容容器から出され、第1流動媒体と組み合わされるようなものである。この方法を使用することにより、第1流動媒体がその収容容器、例えばカートリッジから出る場合に用いられるエネルギーを利用して、少なくとも1つの第2流動媒体をその収容容器から出すことができる点で有利である。第1流動媒体の輸送ストランド中に存在するエネルギーは、そのストランドの一部分をわきにそらすことによりこれを実施することができ、その結果、エネルギーは、第2流動媒体に圧力を作用させて、それを収容容器から移動させる。しかしながら、このエネルギーは、デバイスのノズル状部分、例えば流れ領域のベンチュリ状部分を介して第1流動媒体のストランドをガイドすることにより少なくとも第2流動媒体を輸送するためにも使用することができ、ノズルの近傍における減少した圧力は吸引効果をもたらし、これは第2流動媒体がその収容容器から出されるように第2流動媒体に作用する。この圧力または減少した圧力は、第2流動媒体が第1流動媒体の体積に対して所定の体積で送られるようにコントロールできる。
第1流動媒体の例は、基本成分としての接着剤および/またはシーラントである。第2またはそれ以上の(例えば第3、第4の)流動媒体は触媒、着色成分および架橋剤である。この目的のために、これらの物質の2種以上を使用することも可能である。
本発明のデバイスは、カートリッジ、好ましくは市販されているカートリッジに取り付けられるアダプターであるのが有利である。このアダプターは、少量の触媒および/または架橋剤および/または着色成分が充填されていてよく、カートリッジから出る基本成分(接着剤/シーラント)のストリームが触媒および/または架橋剤および/または着色成分と連続的に混合され、得られる混合物がノズル、場合によりアダプターの前でネジ止めされたものから均一に排出される。2つの成分の混合は、場合により、アダプターに取り付けたスタテイック・ミキサーにより完結できる。基本的にはどのような種類の二成分接着剤/シーラント(第2成分は少量で使用してよい)も本発明の方法に適当であるが、特に好ましい態様では一成分湿気硬化系を基本成分として使用する。この基本系は、例えば、反応性イソシアネート基を含むポリウレタン接着剤/シーラントを基本とするものであってよいが、ポリジメチルシロキサン、アルコキシシラン末端ポリエーテルまたは反応性エポキシド基を含むポリマーを基本とするものであってよい。特に適当なポリウレタン接着剤/シーラントの一例は、例えば国際出願公開第WO95/00572号の実施例3に記載されている。アルコキシシラン末端ポリエーテル系の適当な接着剤/シーラントはドイツ国特許(DE−C)第4119484号に記載されており、ここに記載されているフルオライド界面活性剤が、本発明に基づいて使用する接着剤/シーラントの一部である必要は必ずしもない。
使用する基本接着剤/シーラントにより触媒成分が決まる。ポリウレタンの場合、触媒成分は、ポリウレタン化学において知られている有機金属化合物のいずれであってもよく、例えば鉄またはスズ化合物であってよい。適当な触媒の例は、鉄または2価もしくは4価のスズの1,3−ジカルボニル化合物であり、特にスズ(II)カルボキシレートおよびジアルキルスズ(IV)ジカルボキシレート、および対応するジアルコキシレート、例えばジブチルスズジラウレート、ジブチルスズジアセテート、ジブチルスズジブチレート、ジオクチルスズジアセテート、ジブチルスズマレエート、スズ(II)オクトエートである。場合により上述のスズ化合物と組み合わせて、第3級アミンまたはアミジンを触媒として使用するのが特に有効である。適当なアミンは、非環式および特に環式化合物であり、例えばテトラメチルブタンジアミン、ビス−(ジメチルアミノエチル)−エーテル、1,4−ジアザビシクロオクタン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ−(5.4.0)−ウンデセン、2,2'−ジモルホリノジエチルエーテルまたはジメチルピペラジン、あるいは上述のアミンの混合物であってもよい。
基本接着剤/シーラント配合物がアルコキシシラン末端ポリエーテルを基礎とするものである場合、上述のスズ化合物を使用してよいが、長鎖脂肪族アミンをアミン触媒として使用するのが好ましい。
適当な架橋成分は、有機ジアミンまたはトリアミン、例えばエチレンジアミン、プロピレンジアミン、1,4−ジアミノブタン、ジエチレントリアミンまたはピペラジンであり、場合により「ジェフアミン(Jeffamin)」型の低分子量アミノ末端ポリエーテルである。適当なポリオール架橋剤は、基本的には、ポリウレタン化学で知られているいずれのポリオールであってもよく、特に低分子量ポリエーテルジオールおよびトリオール、ポリエステルポリオール、ε−カプロラクタム系のものであって「ポリカプロラクトン」としても知られるポリオールである。しかしながら、オレオケミストリー(また脂肪化学)に由来するポリエステルポリオールも特に好ましい。脂肪化学ポリエステルポリオールは、例えば、1またはそれ以上のC1-12アルコールを用いる少なくとも部分的にオレフィン性不飽和の脂肪酸を含む脂肪酸混合物のエポキシ化トリグセリドの完全開環、および引き続き行うトリグリセリド誘導体のアルキル基に1〜12の炭素原子を含むアルキルエステルポリオールへの部分エステル化により得ることができる(例えばドイツ国特許公開(DE−A)第3626223号参照)。他の適当なポリオールは、ポリカーボネートポリオールおよびダイマージオール(ヘンケル社(Henkel KGaA))ならびに特にヒマシ油およびその誘導体である。
アルコキシシラン末端ポリエーテル系用およびポリジメチルシロキサン系の接着剤/シーラント用に適当な架橋成分は、シラン化学の分野において知られている低分子量シラン架橋剤であればいずれでもよい。
上述のジアミンまたはポリアミンを反応性エポキシド基を含むポリマー系の接着剤/シーラントに使用できる。
液体架橋剤および触媒を直接使用してよいが、不活性溶剤および/または可塑剤をこれに加えることが推奨される場合があり、また、場合により増粘剤によりこれらの溶液の粘度を基本接着剤/シーラントの粘度まで調節することも推奨される。
本発明のもう1つの態様では、アダプターを介して着色成分を加えることができる。これは、使用者が1つの基本的な色の(例えば無色または白色に着色された)単一の接着剤/シーラントを持つだけでよく、必要に応じて着色成分を適合させることができるので、保存が容易になる。それは、例えば車両構造物において、車両用に使用するラッカーであってよい。
また、触媒および/または架橋成分および着色成分を単一のペーストにおいて組み合わせることができる。
上述のように、触媒、架橋および/または着色成分を基本成分に対して少量で使用するが、従って、低容積アダプターで十分である。この成分は、基本成分基準で、0.5〜8重量%の量で加えるのが好ましい。
本発明を以下の実施例により説明する。
実施例
市販の1成分湿気硬化ポリウレタン接着剤/シーラント(テロシュタット(Terostat)8597、テロソン社(Teroson GmbH))のカートリッジに本発明のアダプターをネジ止めした。次に、アダプターに2重量%のヒマシ油を入れた。市販のカートリッジガンを使用して、接着剤/シーラントおよび架橋剤の混合物をアルミニウムの「アングル」に適用した。このアルミニウムアングルは、ポリウレタンプライマー(テロシュタット8510、テロソン社)により被覆して15分間風乾してあった。厚さ5mmの接着剤層が形成されるようにアルミニウムアングルを一体に取り付けた。アングルを一体に合わせて45分経過後に、結合部を引っ張り強さについて試験した。0.6N/mm2の引っ張り強さが測定された。プライマーはその十分な強度を発揮しなかったので、基材からのプライマーの分離が認められた。そうでなければ、より大きい引っ張り強さが測定されたと推測される。
比較試験において、架橋剤またはアダプターを使用せずに接着剤/シーラントを同様にアルミニウムアングルに適用して、引っ張り強さについて試験した。45分後、引っ張り強さは、0.15N/mm2と測定された。
本発明のデバイスの態様を添付図面に示している。本発明の既に説明した利点および他の利点は、以下のこれらの態様の説明から明らかになるであろう。図面において、図6、13、14および17を除いて、側断面図である。
図1は、一方の側に第2チャンバーが配置された本発明のデバイスの1つの態様を模式的に示す。
図2は、第2チャンバー内に分離要素および閉鎖可能なフィード領域を有する、図1に示したものと同様の態様を示す。
図3は、第2チャンバー内の可撓性の弾性分離要素並びに付属の混合領域およびスタティック・ミキサーを有するもう1つの態様を示す。
図4は、中央の流れ領域の周囲に環状に配置された第2チャンバーを有する本発明のデバイスのもう1つの態様を示す。
図5は、ハウジングが上方部分(またはパーツ)および下方部分(またはパーツ)に分離されるもう1つの態様を示す。
図6aは、線VI a−VI aに沿った平面図である。図6bは、第2開口部12を有する壁要素の側面図である。
図7は、第2チャンバー内に穿孔ディストリビューター要素(perforated distributor element)を有する本発明のデバイスのもう1つの態様を示す。
図8は、ハウジングの下方部分が第1チャンバーにおいて一体であるもう1つの態様を示す。
図9は、ハウジングの下方部分が第1チャンバーにおいて一体であるもう1つの態様を示す。
図10は、カートリッジに取り付けた下方および上方部分を有する本発明のデバイスの態様を示す。
図11は、図10に示す上方部分を示す。
図12は、図10に示す下方部分を示す。
図13は、図12の線XIII−XIIIの断面の平面図である。
図14は、図10の線XIV−XIVの断面の平面図である。
図15は、図14の線XV−XVの断面の平面図である。
図16は、下方部分のもう1つの態様の断面の側面図である。
図17は、図16の断面の平面図である。
図1は、少なくとも2つの流動媒体を組み合わせるための本発明のデバイスの1つの態様を示す。特にカートリッジ状またはチューブ状容器に形成された第1チャンバー2から出る第1流動媒体用の流れ領域1は、第1チャンバーの開口部4から始まり、入口領域7において第1チャンバーの開口部4に取り付けられるチャンネル要素6の形態の流れ領域1を通って出口開口部3まで延び、チャンネル状壁、例えば第1チャンバーの開口部4の壁およびチャンネル要素の壁8により規定される。従って、第1媒体は、第1チャンバー2から来て、上述のように設計された流れ領域1に収容されて、それを通って出口開口部3まで流れる。流れ領域1およびチャンネル要素6に隣接して、壁10を有する第2チャンバー9が存在する。この第2チャンバー9およびチャンネル要素6の流れ領域1は、少なくとも1つの分岐(またはそらし)開口部(diversion opening)11、好ましくは第1チャンバー側に配置されたものにより接続されており、第1媒体の一部分を、第2媒体を流し出すことができるように、少なくとも1つの第2開口部12が設けられた第2チャンバー9に分割する。この第2開口部12は、チャンネル要素6または流れ領域1の出口開口部3の側方に位置する。これは、チャンネル要素の壁8の全周囲にわたって延びていてよく、あるいは壁8に隣接する限定された領域だけに配置されていてよい。
第1チャンバー2およびチャンネル要素6は、例えばチャンネル要素の入口7および第1チャンバーの開口部4の近傍において、適当な取付手段13(図示せず)、例えばネジ(またはスクリュー)により相互に配置されている。しかしながら、取付手段は、ネジに限定されるものではない。代わりに、他の適当な取付手段を使用してよく、これには、特にクリップ、スナップ作動締結手段(ファスナー)(snap−action fastening)、プラグ型締結手段(plug−type fastening)または差し込み型締結手段(bayonet−type fastening)、あるいはこれらの要素/締結手段もしくはそのパーツ(部分)の少なくとも2つの組み合わせであってよい。締結手段は、解放可能であり、また、取り付け(固定)できる。
移動可能ピストンにより、あるいは第1チャンバー2を圧縮することにより、第1チャンバーの開口部4に始まってチャンネル要素6に入り、それを通って流れ領域の出口開口部3で出ることになる流れ領域1を通って、第1媒体を第1チャンバー2から使用者は出す。第1媒体の一部分は、分岐開口部11を通って第2チャンバー9内に分割され、第2チャンバー9内に存在する第2媒体を移動させ、第2媒体は、出口開口部3の側方に位置する第2開口部12を通って第2チャンバー9を出て、その結果、第1媒体および第2媒体がこの箇所で組み合わされる。第2チャンバー9は、第2開口部12を介して第2媒体が充填される。チャンネル要素6および第2チャンバー9は幾つかの成形部品から形成されていてもよい。例えば、チャンネル要素6は、場合により可撓性のチューブ状またはホース状部品から成ってよく、第2チャンバー9は、例えばプラスチックもしくは金属部品から成ってよい。第1チャンバー2およびチャンネル要素6は、適当な締結手段13により一体に接続される。分岐開口部または第1開口要素11は小さいチューブまたは類似の中空成形品の形態であってよい。従って、第1チャンバー、第1チャンバーの開口部、流れ領域またはチャンネル要素、第2チャンバー、1またはそれ以上の分岐開口部および1またはそれ以上の第2開口部が1つの機能的単位を構成する。例えば金属カートリッジから成るしっかりした第1チャンバーから第1媒体を出すために、使用者は、現存する市販の補助的手段、例えばプランジャーの形態のものを使用することができる。第1チャンバーがプラスチックチューブから構成される場合、第1媒体は手で押し出すことができる。
もう1つの態様では、デバイスに幾つか(または複数)の第2チャンバーを設けてよく、それぞれは、少なくとも1つの分割要素/または分岐開口部により流れ領域またはチャンネル要素に接続される。本発明では、上述のような手段およびデバイスの説明した他の態様の他のものに関連する効果は、流れ領域を通して第1媒体を送ることにより、第2媒体が第1媒体に自動的に加えられるということであり、第2媒体をそのように駆動するエネルギーは、第1媒体自体の分岐または分割された部分により供給されるということである。
図2は、ハウジング14を有して成る、少なくとも2つの流動媒体を組み合わせるためのデバイスの簡素化された態様を示し、ハウジングにおいて、(ハウジング14内の流れ領域1としての)チャンネル要素6および第2チャンバー9は一体である。ハウジング14は、第1媒体のための入口開口部15を有し、これは、ハウジング側の流れ領域1またはチャンネル要素6の入口開口部7でもある。図1と同様に、ハウジング14の出口開口部16は、流れ領域またはチャンネル要素6の出口開口部3である。
ハウジング14内に仕切り(パーティション)17が配置され、これは、ハウジング14を第2媒体用の第2チャンバー9および第1媒体用の流れ領域1に分割し、チャンネル要素の壁8および第2チャンバーの壁10の機能を兼備する。ハウジングの入口側で、仕切りは、第1媒体の流れ領域1内への突出部状に延び、デバイスの作動時に、分岐開口部11を通して第1媒体の一部分を第2チャンバー9内に分割する。第2開口部12が出口開口部3の前で流れ領域1内に開口し、その結果、第1媒体および第2媒体がここで組み合わされる。ハウジング14には独立したフィード領域18が第2媒体用に設けられ、これは、第2媒体を第2チャンバー9に供給した後、閉鎖要素19により封止して閉じられる。その結果、デバイスを作動させる場合、第2媒体がハウジング14のフィード領域18を通って第2チャンバー9から漏れることができないようになっている。
第2チャンバー9は、移動可能分離要素20を含み、これは、第1媒体を第2媒体から分離し、第2チャンバー9に入る第1媒体により第2開口部12にむかって駆動され、第2開口部12を通って第2チャンバー9から第2媒体を押し出す。分離手段20は、硬質部品の形態であり、前方に駆動される場合、第2チャンバーの壁10および仕切り17によりガイドされる。しかしながら、分離要素には、壁10および/または仕切り17の近傍において1またはそれ以上のガイドセクション21を設けるのが好ましい。更に、分離要素には、第1媒体に面する側において1またはそれ以上の圧力分配要素(pressure distributing element)22を設けるのが好ましく、これは、第1媒体により分離要素20に作用する圧力を分布させて均一に作用する駆動力を形成する。この追加の手段は、分離要素20が仕切り17および/または第2チャンバーの壁10において傾くことを防止することを意図したものである。ハウジングの出口16またはチャンネルの出口3において組み合わされた流動媒体は、例えば2つの非常に粘度の大きい流動媒体の場合、あるいは少なくとも1つが非常に粘度の高い流動媒体である場合、ストランドの形態で相互に隣接して出口開口部から出る。従って、分離要素が設けられたデバイスのこの態様は、第1媒体と第2媒体との間の直接接触を、これらが意図して組み合わされる前には、避けるべきである場合、例えばこれらの早期の混合および/または望ましくない化学反応を防止すべき場合に、特に適当である。
図3は、本発明のデバイスのもう1つの態様を、これも断面図で示す。この態様では、第1チャンバー2および第2チャンバー9が1つのピースに一体に取り付けられ、従って、第1チャンバーの開口部4およびチャンネル要素またはハウジング側の流れ領域1の入口は相互に一体となっている。図2と同様に、チャンネル要素の壁8および第2チャンバーの壁10のパーツでもある仕切り17が、第1媒体用の流れ領域1内に突出部状に配置され、それを制限する(または小さくする)。第2開口部12はハウジングの出口開口部16の側方に配置され、その結果、第1媒体は、その箇所までは第2媒体と接触することにならない。
第2チャンバー9内に位置する分離要素20は、折り畳まれたフィルムの形態であり、分岐開口部11を経由して第2チャンバー9に入る第1媒体により畳まれていない状態または膨張状態にされ、従って、第2媒体を移動させ、その後、これが第2開口部12から第2チャンバー9を出る。フィルム状材料から成る分離要素の代わりに、ゴム状、ラテックス状または他の弾性のパーツ/材料を分離要素またはそのパーツに使用できる。第2チャンバー内に導入する、第2媒体を充填したチューブ状またはフィルム状パックを使用することもできる。この場合、この種のパックは、折り畳み可能または弾性の分離要素を構成する。
追加の混合領域23が、適当な締結手段13(図示せず)、例えばネジ、クリップ、スナップ作動締結手段(ファスナー)、プラグ型締結手段または差し込み型締結手段、あるいはこれらの要素/締結手段もしくはそのパーツ(部分)の少なくとも2つの組み合わせによりハウジング14に配置されている。この追加の混合領域23内において、その中に配置された乱し要素(turblence element)24によりこれらが充分に混合されるように、第1媒体および第2媒体が更に組み合わされる。
混合領域23は流れ領域1を延ばし、流れ領域の出口3はこの混合領域23への排出開口部でもある。追加の混合要素としての取付可能な混合領域は、いわゆるスタティック・ミキサーの形態で既知であり、従って、これは本発明を構成するものではない。例えば、これらは、乱し要素が配置されたチューブの形態をとってもよい。しかしながら、既知の混合領域/混合要素が本発明のデバイスに取り付けられる場合、これらは本発明のデバイスの一部を構成する。このようなハウジングの構造は、例えば後続の混合領域が存在しない場合には2つの流動媒体が化学的に反応するのを防止すべき場合に特に推奨される。従って、デバイスまたはそのハウジング14は、部分的に使用した後に、取り外し可能な締結手段13によって混合領域から分離して置いておくことができ、その後、必要に応じて、場合によっては新しい混合領域を設けて、使用することができる。
図4は、形状が丸いのが好ましいハウジング14およびハウジング14に取り付けられた第1チャンバー2、好ましくは形状の丸いものを有して成るデバイスのもう1つの態様の断面である。ハウジング側の流れ領域1は、チャンネル要素6の形態であり、第1チャンバーの開口部4に対して中央で整列され、丸い形状であるのが好ましく、ハウジングの入口で、好ましくは部分的だけにおいて、第1媒体の流れ領域内に突出部状に延びる壁8を有し、従って、これは流れ領域1を小さくする。チャンネル要素の壁8と第1チャンバーの壁5またはハウジング入口の壁29との間で形成される中間領域に例えば2つの分岐開口部11が配置され、これを通って第1媒体の一部分が、チャンネル要素または仕切り17の壁8の回りに環状に配置された分離要素20に向かって流れて、この分離要素を前方に駆動し、従って、第2媒体を第2チャンバー9から第2開口部12を経由して移動させる。
チャンネル要素またはその壁が第1チャンバーの開口部内に延びるデバイスの態様も可能である。分岐開口部は、第1チャンバー自体の開口部に配置してもよい。
第1媒体は、チャンネル要素6を通って出口開口部3に送られ、第2開口部12は出口開口部3の前で流れ領域に向かって開口し、その結果、2つの流動媒体が出口3の前で組み合わされるが、2つの流動媒体の内の少なくとも1つが非常に粘度が高い場合、単一のストランドの形態で出口開口部3、16を通ってハウジング14を出る。例えば少なくとも1つの非常に粘度の高い第1媒体と流体を組み合わせる場合、チャンネル要素の壁8またはチャンバーの壁10にある第2開口部の寸法および数に応じて、第2媒体が充填された1またはそれ以上の領域が形成される。例えば、2つの直径方向に配置された第2開口部が第2媒体用に供給される場合、2つの流動媒体が相互に組み合わされる少なくともその箇所において、第1媒体のストランドに同様に2つの直径方向で対向する第2媒体のセグメントが配置されるが、これらのセグメントの寸法は、第2開口部の寸法により決まる。
丸い代わりに、相互にある角度で配置された壁をハウジングに設けてもよい。この場合、分離要素は、角度を有するまたは丸いチャンネル要素壁または分離壁の回りに環状に配置してよい。従って、第2チャンバーの壁に面する硬質の分離要素の部分も角度を有してよい。幾つかの第2媒体を第1媒体に加える場合、ハウジングは幾つかの第2チャンバーを有して成ってよく、これらは、それぞれ種々の媒体を含むか、あるいは媒体が充填される。従って、ハウジングの形状が丸い場合、第2チャンバーを、対応して半径方向に配置された中間壁により幾つかのセクター状(例えば扇形状)のサブチャンバーに分割してよく、これらのそれぞれには、例えばそのようなセクター状の断面を有する分離要素が配置される。第2媒体用のフィード領域、第1媒体が流れ込むための少なくとも1つの分岐開口部および第2媒体用の少なくとも1つの第2出口開口部が各第2チャンバーと組み合わせられることは明らかである。
図5は、本発明のデバイスの特に好ましい態様の断面であり、ここでは、分離要素20がチャンネル要素6の周囲で環状に配置されている。この態様では、ハウジング14は、上方部分25および下方部分26から成り、これらは、適当な締結手段13(図示せず)、例えばネジ、クリップ、スナップ作用締結手段、プラグ形態締結手段、差し込み型締結手段またはこれらの要素/締結手段またはそのパーツの少なくとも2つの組み合わせにより、一体に取り付けられる構造になっている。流れ領域は、第1チャンバー2からハウジングの上方部分25に形成され、混合領域23の手前にある出口開口部16まで延びる。問題としているこの態様において、混合領域23には流れ領域に位置する乱れ要素24が供給され、混合領域は、ハウジングの上方部分26の取り付けられたパーツである。第2開口部12の手前でチャンネル要素の壁8を有するハウジング側の流れ領域1は、第1媒体の流れ領域1に向いた1またはそれ以上の壁突出部27を有する。ハウジングの上方部分25を下方部分26から外して、使用者は第2媒体をそのようにして開いたハウジング14に、即ち、フィード領域18がチャンネル要素の壁8または仕切り17とハウジングの外側壁28との間に位置する開いた環状の第2チャンバー9内に、入れて、その後、第2チャンバー9に対して封止的閉鎖要素19を形成する上方部分25を戻すことによりハウジングを閉じる。従って、ハウジングの外側壁28も、第2チャンバーの壁8の部分として作用する。ハウジングが幾つかの第2チャンバーを有する必要がある場合、これらの第2チャンバーおよびそのフィード領域をハウジングの外側壁28、チャンネル要素または仕切り17の壁8の半径方向向きの中間壁およびチャンネル要素の壁8により形成する。それぞれの個々の第2チャンバーは、ハウジングの上方部分により閉鎖されるのが好ましい。しかしながら、第2チャンバーは、独立した閉鎖要素または全ての第2チャンバー用のピースに形成された追加の閉鎖要素により閉じてよく、ハウジングの上方部分を、その出口開口部を下方部分に配置する。
第2開口部の手前で、流れ領域を通って送られてきた好ましくは粘度の高いまたはペースト状の第1媒体のストランドは、第1媒体の流れ領域1に向いたチャンネル要素の壁8の突出部27のところを通過して、そこで流れ領域1内の中央をまっすぐに通って位置する対応する窪み部分が供給される。これらの窪み部分は、第2媒体を供給する空間を形状するが、この第2媒体は、第2開口部12を通って第1媒体に送られるが、第1媒体の一部分を初めに移動させる必要がない。1またはそれ以上の第2開口部12はハウジングの上方部分25と下方部分26との間でそのように設計された手段により構成される。しかしながら、これらは、ハウジングの上方部分25の一部分に位置してもよい。第2チャンバー9内の分離要素20により前方に駆動される第2媒体は、1またはそれ以上の第2開口部12を通って窪み部分を有する第1媒体に送られ、更に小さくなって架橋する後続の混合領域23において第1媒体と組み合わされる。ハウジングの上方部分25の出口開口部3、16から適用してよい。デバイスのハウジングは、その幅またはその外径が第1チャンバーまたはその外側壁の外側断面もしくは外径に等しいか、それより小さいように設計されているのが好ましく、その結果、組み合わせた流動媒体を正確に配置するために必要な使用者の視界をハウジングは阻害しない。
図6aは、第2開口部12の手前におけるチャンネル要素7の平断面図であり、流れ領域1内で中央に向いたチャンネル要素壁8の突出部27を示す。
図6bは、チャンネル要素壁8の突出部27に後続し、1またはそれ以上の第2開口部12が設けられた流れ領域1の部分を示す。
図7は、少なくとも2つの流動媒体を組み合わせるためのデバイスの断面を示す。この場合、ハウジングの下方部分26は、対応する締結手段13(図示せず)によって、ハウジングの下方部分26の外側壁28に位置して第1チャンバー2の外側壁30上に延びる取り付けセクション31と組み合わされて、第1チャンバーに配置される。ハウジング側のチャンネル要素6または流れ領域1の入口7でもあるハウジング入口は、第1チャンバーの開口部4に取り付けられる。第2チャンバー9内で移動するように配置される分離要素の代わりに、固定された分配要素32が1またはそれ以上の分岐開口部11の上方に位置する。この分配要素32は、プレート状であるのが好ましく、1またはそれ以上の穿孔部33が配置されている。この穿孔部は、第2媒体が面する分配要素32の側に第1媒体が均一に適用されるのを確保するようにするものである。穿孔部33の数および形状ならびに分配要素32の形状、例えば凹または凸は、異なってもよい。2つの流動媒体の間の早期の接触を避ける必要がある、また/あるいは第2媒体を第2チャンバーから均一に出るのを改善する必要がある場合、分配要素32には、第2媒体に面する側に分離要素を追加的に供給してよい。
分岐開口部11は、第1チャンバーの開口部の壁5およびチャンネル要素の壁8により形成される平行流れ領域1に配置され、ハウジング入口の壁29は、第1チャンバーの開口部の壁5に取り付けられる。デバイスを作動させる場合、チャンネル要素6においてハウジングの側に配置された混合領域23の影響の下、第1媒体の流れ領域1において対圧(釣り合う圧力)が生じ、第1媒体の一部分を分岐開口部11を通って第2チャンバー9内に流す。対圧の形成は、分岐開口部に続く混合領域に影響されない。また、いずれかの方法、例えばチャンネル領域の直径/断面を狭くすることにより、または図5および6aを参照して説明したチャンネル要素の壁8にある突出部27のような他の構造的手段によって、分岐開口部と出口開口部との間で流れ領域を制限する(例えば縮小する)ことにより、上記に加えてまたはその代わりに圧力を発生させることができる。ハウジングの上方部分25にはチューブ34が設けられ、これは、ハウジングの下方部分26に位置するチャンネル要素の壁8を囲み、また、1またはそれ以上の第2開口部12を形成する1またはそれ以上の窪み部分(recess)35が局所的に設けられている。しかしながら、第2開口部12は、チャンネル要素の壁8の窪み部分により形成しても、あるはそれにより追加的に形成してもよい。
少なくとも2つの流動媒体を組み合わせるデバイスに付いての上述の種々の説明に基づいて、分岐開口部および/または第2開口部は種々の形態をとり得る。従って、第1媒体の第2媒体に対する割合は、例えばチャンネルの断面に関する分岐開口部および/または第2開口部の寸法および形状に基づいて決まる。少なくとも部分的に半径方向の開口部が好ましく、特定の流動媒体の均一な流れ挙動を確保できる。更に、開口部、例えばチャンネル要素または流れ領域の壁に設けたものは、断面の収縮部および/または拡大部を有してよい。例えば、開口部は、ステップ状および/または突起状の1もしくはそれ以上の分岐領域ならびに/または傾斜した開口部の形態であってよく、特定の流動媒体が目的とする領域内に媒体を入れるのを容易にすることができる。第2開口部もハウジングの上方部分の要素とハウジングの下方部分に位置するチャンネル要素もしくはその壁との間で対応する構造手段により形成してよい。チャンネル要素の壁を有する流れ領域は、ハウジングの上方部分および/または下方部分の一部により形成されてよく、あるいはハウジング内に取り付けられる独立した成形品の形態であってよい。第1チャンバーの開口部領域は、図8および図9に示すように、ハウジングの側にある流れ領域またはチャンネル要素の少なくとも一部分を構成してよい。本発明は、第1媒体が少なくとも1つの第2チャンバー内に必要なように分岐され、少なくとも1つの第2媒体が少なくとも1つの第2チャンバーから出ることを条件として、流れ領域ならびに分岐および第2開口部の態様の可能な全ての形態を包含する。
図8において、ハウジングの下方部分26および第1チャンバー4は相互に一体であり、第1チャンバー2の外側壁30は第1チャンバー2を越えて延び、ハウジングの下方部分26の外側壁28または第2チャンバーの壁8の一部分を形成する。1またはそれ以上の分岐開口部11は、第1チャンバーの開口部の壁5を第1チャンバーの外側壁30に接続する中間壁36に配置され、その結果、第1媒体は第1チャンバー2から中間壁36を通って第2チャンバー9内に直接送られ、そこで第2媒体を直接または1もしくはそれ以上の分離要素20を介して間接的に駆動する。第1チャンバーの開口部4は、壁5がハウジング14内に入るように延び、そこでは流れ領域1を少なくとも部分的に構成する。第2媒体が第2チャンバー9から出る1またはそれ以上の第2開口部12は、ハウジングの上方部分26の一部分と、チャンネル要素の壁8、第2チャンバーの壁10の一部分および仕切り17でもある、第1チャンバーの開口部の壁5との間の構造的手段により形成される。しかしながら、これらの開口部は、第1チャンバーの開口部の壁5内またはハウジングの上方部分の要素内だけに位置してもよい。流れ領域1の出口開口部3は、ハウジング出口または排出開口部において混合領域23が取り付けられる箇所に位置する。
図9は、少なくとも2つの流動媒体を組み合わせるための本発明のデバイスのもう1つの態様を示す。この態様でも、ハウジングの下方パーツ26および第1チャンバー2は相互に一体である。第1チャンバーの開口部の壁5と外側壁30との間に位置する硬質の中間壁が省略され、その結果、分離要素20が移動可能な中間壁36として機能する。従って、第1媒体用の分岐開口部11の位置は変化し、移動可能中間壁36または移動可能中間壁の形態の分離要素20の特定の位置に対応し、第1チャンバーの開口部の壁5と第1チャンバーの外側壁30との間で第1媒体に面する要素の側に位置する。
図9に示した態様の修正において、第1チャンバーと第2チャンバーとの間の境界においてサポートセクション(支持部分)を設ける。これらのサポートセクションにより、移動可能中間壁または分離要素は、第1および/または第2チャンバーを充填する前に、正確に配置され得、その結果、第1および第2チャンバーの容積を前もって正確に決めることができる。このデバイスは、第1媒体用に設けた流れ領域内および第1チャンバーの開口部と第1チャンバーの外側壁との間の領域の双方に位置するように分岐開口部を設けるように、修正してもよい。
このデバイスのもう1つの可能な態様では、カスケード状アレンジメントの幾つかのハウジングに特徴があり、少なくとも2つの組み合わされた流動媒体から成る流動媒体が第1流れ領域から出て、次の流れ領域用の第1媒体を形成する。従って、第1流れ領域の出口開口部は、後続の流れ領域内に開き、これに、少なくとも1つの対応して配置された第2チャンバーから出る第2媒体が供給される。少なくとも2つの流動媒体を組み合わせるためのこの種のデバイスは、少なくとも最初の2つの組み合わされた流動媒体を、もう1つの流動媒体を加える前に、相互に組み合わせるか、または反応させようとする場合に特に推奨される。本発明のデバイスは、第2媒体を収容する第2チャンバーが第1媒体により満たされるまで使用することができ、第2媒体は、第2チャンバーから完全に、または部分的に排出され、あるいは第1チャンバーから流れ領域を通って送られ、また、少なくとも1つの第2チャンバー内に部分的に分岐される第1媒体が第1チャンバーから出されるまで使用することができる。その後、ハウジングを清掃して残存している第1媒体および第2媒体の残りを除去して、第2媒体を再充填して再使用できる。しかしながら、特に好ましい態様では、本発明のデバイスをディスポーザブル物品に形成してよく、好ましくはプラスチックから形成し、使用後に廃棄する。これにより、恐らく環境的に安全でない化学物質/溶剤等を使用する高価なクリーニングを回避できる。以下に説明する可能性のある適用に基づけば、家庭内で使用するためにプラスチックでできたハウジングを、清掃後必要に応じて何度も使用できる。図2〜7に示すハウジングを有するデバイスの変形は、この目的のためにディスポーザブル物品として適当である。
本発明のデバイスは種々の用途を有する。従って、例えば家庭において、ペースト状流動媒体を第2流動媒体と、例えば液体チョコレートとクリームを、場合により縞状模様で、装飾的に組み合わせることができる。例えば工業的分野では、2成分接着剤の2つの成分を第3の着色成分と適宜組み合わせることができる。シーラントまたは接着剤を着色することができ、その結果、2つの対象物体の間の封止部または結合部の色をそのような対象物体と合わせることができる。本発明のデバイスのもう1つの利点は、そのままで、また/あるいはパック(または包装)を通過する周辺物質と反応するであろう流動媒体用の高価な例えばラミネート状のパックの製造が減るということである。これにより、適用の前に少なくとも1つの第2成分を第1成分に加えて、その時に適用すべき媒体を形成するだけでよいので、包装部門のコストを節約し、および/または手を加えていない原材料が保存される。
図10は、市販のカートリッジのヘッドとして図面では示した第1チャンバー2に取り付けられた本発明のデバイスの1つの態様の模式的側面図である。このデバイスは、下方パーツ26および上方パーツ25から成る。カートリッジ2から出る第1流動媒体のストリームは2つのストリームに分割される。一方は図の流れ領域1に向かって左に導かれ、他方は、第2チャンバー9の第1開口部11に向かって右に導かれる。第2チャンバー9に入る流動媒体は、分離要素20に抗して流れ、第1流動媒体が流れ続けると、それを上方に移動させる。同時に、この流動媒体は、第2流動媒体が貯蔵されているもう1つの可撓性分離要素20を圧縮する。可撓性分離要素20の開口部は、第2チャンバー9の第2開口部12に封止的に接続され、その結果、可撓性分離要素20が圧縮された場合、第2流動媒体が第2開口部12から押し出される。
第1流動媒体の他のストリームは流れ領域1に流入し、そこでは、上方パーツ25のチューブ状延長部47が突出している。流れ領域1の上方パーツでは、チューブ47は、横断方向開口部を有し、これは、出口12のチャンネル状延長部と整列している。第1流動媒体および第2流動媒体は、この箇所3で相互に組み合わされる。組み合わされた流動媒体の出口46は、その直後に位置する。そこから、組み合わされた媒体は、混合領域40を通るが、そこにはスタティック・ミキサー24が配置されている。その後、媒体はデバイスの出口開口部16に送られる。ハウジングの壁は第2チャンバーの近傍で透明であり、その結果、監視窓(インスペクション・ウインドウ)45が形成される。
ハウジング14の下方パーツ26および上方パーツ25を図11および図12に別々に示している。図12は、プラグ42の形態の閉鎖要素も示し、これにより、上方パーツ25から分離した時に下方パーツ26を閉じることができ、その結果、使用前、または適用を中断した場合に、未混合の媒体を相互に分離して保持でき、流出または周囲との望ましくない接触を防止できる。
図13は、下方パーツ26の断面平面図であり、相互に種々の要素を配置した状態を示す。この場合では丸い断面である第2チャンバー9は、流れ領域1の側方に配置され、この場合、流れ領域1は半径方向に制限されたリングのセグメントの断面を有することが明らかに理解できる。図面の上方部分には空間41が示され、その中に例えば乾燥剤を収容できる。これらの乾燥剤を有効とするには、空間41と流動媒体との間に接続部を設ける必要がある。監視窓45も明らかに見える。
図14は、線V−Vの断面における上方パーツ25の平面図である。図14および図15から、組み合わされた媒体が出口開口部46からチャンネル状混合領域43にガイドされ、混合領域は、出口46に直ぐに隣接した外側壁に接続された部分的に円形の壁により形成されていることが判る。偏向/乱れ要素44を混合領域46内に示している。組み合わせられた媒体がチャンネル43を通過すると、これらは、混合領域の中央部分に十分に混合されて入り、その中央部分の上方にデバイス14の出口開口部16が位置する。非常に長い混合領域が必要である場合、出口16への開口部迄に2以上の面で螺旋状にチャンネル43を延ばすこともできる。
図16は、本発明のデバイス14のもう1つの態様の下方パーツ26を示す。この態様と図10および12に示す態様との間の主たる相違点は、第2チャンバー9の第2開口部12がチャンネル50に接続されており、これを通って、第2流動媒体は、一般的な流れ方向とは反対に下向きに戻るようにガイドされる。チャンネル50の下方部分では、チャンネル50は出口開口部51を有し、この開口部は、流れ領域1の壁の対応する開口部と整列している。第2流動媒体が出口開口部51から流れ領域1に出ると、第2流動媒体は、(流れ方向で)流れ領域1の手前部分で第1流動媒体と組み合わされ、流れ領域1を通って上向きにガイドされる。偏向/乱れ要素52を流れ領域1に設けてよく、組み合わされた媒体が、出口46の近傍にある上方パーツ25の混合領域40に入る前に、予備混合される。
チューブまたは分離要素47に配置するのが最も良い、そのような形状のチャンネル付属品53により、第2流動媒体を第1流動媒体のストリームの中間にガイドすることもでき、これは、2つの流動媒体のあるコンシステンシーの場合に有利であり得る。図17は、平面図であり、チャンネルは、一方(50)では流れ領域1に直接半径方向に延びることができ、他方(50')では横断方向仕切りを通って流れ領域1への接続部が供給されている空間41'内に半径方向に延びることができる状態を示す。
図10、11および15に示す流れ領域1内に突出する上方パーツ25のチューブ状延長部47は、分離要素の1つの可能な態様であり、それにより、下方パーツ26の部分は組み合わされた流動媒体と直接接触することから保護される。図15も、上方パーツ25が2つのパーツから成る場合の利点を有することを明らかに示し、これらのパーツは、相互に回転的に取り付けられ(または嵌め込まれ)、従って、内側部分を下方パーツ26に取り付けることができ、他方、上方パーツ25の外側部分が回転し、ネジ溝により、あるいは差し込み式クロージャー(閉鎖手段)により、下方パーツ26に取り付けられる。
図16および17は、中空のバー54から成り、内側チャンネルが、第2流動媒体が中でガイドされる要素12および50、51とつながっている偏向要素(deflecting element、向きを変える要素)53を示す。バーが第1流動媒体を窓状セグメントにより絞り出される個々のストリームに分割し、その後、相互に再度組み合わされて偏向要素の(流れ方向において)後でストランドを形成するという有利な効果を偏向要素(53)は有する。少なくとも1つの点において個々のストランドの間の空間内に流れ込む第2流動媒体は、前もって分離している表面に均一に分配される。
Claims (36)
- 少なくとも2つの流動媒体を組み合わせるためのデバイスであって、第1流動媒体が満たされるように設計されている少なくとも1つの第1チャンバー(2)および第1チャンバー(2)の開口部(4)の近傍で取り付けられるように設計されている少なくとも1つの流れ領域(1)を有して成り、この流れ領域は、第1チャンバーに接続され、第1チャンバー(2)から出る第1流動媒体を収容し、流れ領域の出口(3)に第1流動媒体を送るように設計されており、
第2流動媒体が充填されるように設計されている少なくとも1つの第2チャンバー(9)が設けられ、これが少なくとも1つの開口要素(11)(これにより、第2チャンバーが流れ領域(1)および/または第1開口部(4)に接続される)および少なくとも1つの第2開口要素(12)(これにより、第2チャンバーが流れ領域(1)および/または出口開口部(3)に接続される)を有して成り、
第1開口要素(11)が、流れ方向で流れ領域(1)の手 前部分に隣接して配置され、第2開口要素(12)が流れ 方向で流れ領域(1)の後方部分に隣接して配置され、 また
第1流動媒体の一部が、開口要素(11)を通って第2チ ャンバー内に流れ込んで、開口要素(12)を通るように 第2流動媒体を押し出すことを特徴とするデバイス。 - チャンネル(50)が第2開口要素(12)か ら流れ領域(1)の手前部分に通じ、出口開口部(51) によってそれに接続されていることを特徴とする請求の 範囲1記載のデバイス。
- 組み合わされた流動媒体のための偏向/乱 し要素(52)が流れ領域(1)に配置されていることを 特徴とする請求の範囲1記載のデバイス。
- 分配要素(32)が第2チャンバー(9)に 配置されていることを特徴とする請求の範囲1〜3のい ずれかに記載のデバイス。
- 分離要素(20)が第2チャンバー(9)内 で第1および第2流動媒体の間に配置されていることを 特徴とする請求の範囲1〜4のいずれかに記載のデバイ ス。
- 分離要素(20)は比較的硬質であり、チャ ンバー(9)において移動するように配置され、その内 側壁に対して封止され、第2チャンバー(9)の内側壁 に向いたガイド要素(21)および/または第1流動媒体 に面する側にある圧力分配セグメント(22)を有して成 ることを特徴とする請求の範囲5記載のデバイス。
- 分離要素(20)は柔軟で弾性を有する分離 要素であることを特徴とする請求の範囲5記載のデバイ ス。
- 柔軟で弾性を有する分離要素(20)が内壁 に対して封止を形成して取り付けられていることを特徴 とする請求の範囲7記載のデバイス。
- 分離要素は、第2流動媒体をその中に収容 できるように設計されていることを特徴とする請求の範 囲5または7記載のデバイス。
- 少なくとも部分的に内側チャンネルが供 給されているバー(54)の偏向要素(53)が流れ領域 (1)に設けられており、バー(54)は、第1流動媒体 の流れ方向に対して垂直に延び、少なくとも1つの好ま しくは中央に配置された開口部を流れの陰の側に有し、 また、バー(54)は、それらが流れ領域(1)の断面を 第1流動媒体用の複数の窓状通過開口部に分割するよう に相互に交差し、内側チャンネルは第2流動媒体を送る チャンネル(12、50、51)とつながっていることを特徴 とする請求の範囲1〜9のいずれかに記載のデバイス。
- 第2チャンバー(9)が第2流動媒体用 にフィード開口部(18)およびフィード開口部(18)用 のクロージャー(19)を有することを特徴とする請求の 範囲1〜10のいずれかに記載のデバイス。
- 第2チャンバー(9)および流れ領域 (1)は、同じ好ましくは丸いハウジング(14)に配置 されていることを特徴とする請求の範囲1〜11のいずれ かに記載のデバイス。
- ハウジング(14)が下方部分(26)およ び上方部分(25)から成り、上方部分(25)は下方部分 (26)に取り付けられ、その結果、クロージャー(19) が不要となることを特徴とする請求の範囲12記載のデバ イス。
- 第2チャンバー(9)が、流れ領域 (1)の周りに環状に、特に流れ領域(1)の周囲で中 央に位置するように配置され、また、単一または複数の セクター状チャンバーから成ることを特徴とする請求の 範囲12または13記載のデバイス。
- 第2チャンバー(9)がハウジング(1 4)内で流れ領域(1)の側方に配置されていることを 特徴とする請求の範囲12または13記載のデバイス。
- 第2チャンバー(9)が、ハウジング (14)内で流れ領域(1)により少なくとも部分的に環 状に囲まれていることを特徴とする請求の範囲15記載の デバイス。
- 第1および第2流動媒体が組み合わされ た後、一体または取り付けた混合領域が出口開口部 (3)の近傍に配置され、ミキサー(24)がこの混合領 域に配置されることを特徴とする請求の範囲1〜16のい ずれかに記載のデバイス。
- ハウジング(14)の上方部分(25)およ び下方部分(26)が、上方部分(25)の一部分のみが混 合された流動媒体と接触するように境界付けられている ことを特徴とする請求の範囲1〜17のいずれかに記載の デバイス。
- 流れ断面は、未混合流動媒体の少なくと も1つに対して調節可能であることを特徴とする請求の 範囲1〜18のいずれかに記載のデバイス。
- 遮断要素が未混合流動媒体の出口(6、 12)の少なくとも1つにおいて供給され、上方部分(2 5)を除いた時に、出口(6、12)を、好ましくは自動 的に、閉じることを特徴とする請求の範囲1〜19のいず れかに記載のデバイス。
- 第2流動媒体の流れ方向において圧力下 で曲がるように設計されているスプリング要素が出口 (12)に供給され、曲がっていない状態で出口を閉止す ることを特徴とする請求の範囲1〜20のいずれかに記載 のデバイス。
- 第1流動媒体が部分的にずらされる(ま たは向きが変えられる)少なくとも1つの壁突出部(2 7)が流れ領域(1)の流れ方向において第2開口部(1 2)の手前に配置されていることを特徴とする請求の範 囲1〜21のいずれかに記載のデバイス。
- ハウジング(14)の外側壁が隔離性であ り、特に二重壁構造であり、また、外側壁はチャンバー (9)の近傍で少なくとも部分的に透明(45)であり、 効果的に乾燥剤を収容するために少なくとも1つの空間 (41)がハウジング(14)に供給されていることを特徴 とする請求の範囲1〜22のいずれかに記載のデバイス。
- 未混合の流動媒体用の少なくとも1つの 出口(6、12)は、上方部分(25)を外した時に、特に プラグにより、閉止されるようになっていることを特徴 とする請求の範囲13〜23のいずれかに記載のデバイス。
- 組み合わされた流動媒体が流れの方向に 対してある角度で、好ましくは横断方向に配置されたチ ャンネル(43)を通って出口開口部(3)に、また、偏 向要素(44)が突出する断面内にガイドされるようにミ キサー(24)が設計され、また、チャンネル(43)は、 組み合わせられた流動媒体用の周辺出口(46)から螺旋 状に延び、混合領域(40)の1つの面の領域を少なくと も大部分覆うことを特徴とする請求の範囲1〜24のいず れかに記載のデバイス。
- 流れ領域およびもう1つの流動媒体用の チャンバーを有するもう1つのハウジングがハウジング (14)の出口開口部にカスケード状に取り付けられ、第 1および第2流動媒体の混合物が取り付けたハウジング の流れ領域内に、また、接続開口部を通って他の流動媒 体用のチャンバーに送られ得るようになっていることを 特徴とする請求の範囲1〜25のいずれかに記載のデバイ ス。
- 少なくとも2つの別々に収容された流動 媒体を組み合わせる方法であって、1つの流動媒体をそ の収容容器から出すエネルギーの効果は、少なくとも1 つの第2流動媒体をその収容容器から出して第1流動媒 体と組み合わせることである方法。
- 1つの流動媒体をその収容容器から出す エネルギーの効果は、少なくとも第2流動媒体に過剰の 圧力が加わり、第2流動媒体をその収容容器から出すこ とであることを特徴とする請求の範囲27記載の方法。
- 1つの流動媒体をその収容容器から出す エネルギーの効果は、少なくとも第2流動媒体に減少し た圧力またはサクション(吸引力)を作用させ、第2流 動媒体をその収容容器から出すことであることを特徴と する請求の範囲28記載の方法。
- 少なくとも第2流動媒体に加えられ、第 1流動媒体を出すエネルギーにより生じる圧力は、所定 の割合で少なくとも第2流動媒体を第1流動媒体と組み 合わせるようにコントロールされることを特徴とする請 求の範囲27、28または29記載の方法。
- 少なくとも2つの流動媒体を、それらが 組み合わされた後、組み合わせ要素から出される前に混 合することを特徴とする請求の範囲27〜30のいずれかに 記載の方法。
- シーラントおよび/または接着剤のスト ランドを形成する請求の範囲27〜31のいずれかに記載の 方法であって、第1流動媒体は基本成分としての接着剤 /シーラントであり、第2またはそれ以上の流動媒体 は、それぞれ、触媒、架橋成分および着色成分の群から 選択される物質であり、少なくとも1つの第2流動媒体 は基本成分に対して少量で基本成分に連続的に加えられ て混合される方法。
- 基本成分は1成分水分硬化性接着剤/シ ーラントであり、触媒および/または架橋成分および/ または着色成分を、基本成分基準で0.5〜8重量%の量 で加えることを特徴とする請求の範囲32記載の方法。
- 基本成分は、反応性イソシアネート基を 含むポリウレタン接着剤/シーラント、ポリジメチルシ ロキサン系の接着剤/シーラント、アルコキシシラン末 端ポリエーテル系の接着剤/シーラントおよび反応性エ ポキシド基を含む接着剤/シーラントの群から選択され ることを特徴とする請求の範囲32または33記載の方法。
- 触媒および/または架橋成分は、有機ス ズ化合物、第3級アミン、水、有機ジまたはトリアミ ン、アルカノールアミンおよび/またはポリオールを含 むペーストであり、成分の混合はスタティック・ミキサ ーにより完結されることを特徴とする請求の範囲32〜34 のいずれかに記載の方法。
- 市販のアプリケーターを使用する接着剤 /シーラント用の市販のカートリッジから基本成分は適 用され、触媒および/または架橋成分および/または着 色成分はカートリッジに取り付けたアダプターから加え られることを特徴とする請求の範囲32〜35のいずれかに 記載の方法。
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