JP3624789B2 - リンク機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、駆動手段の出力軸の回転運動を被駆動部材に伝達して、この被駆動部材を第1位置と第2位置の間で回動させるリンク機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、上述のようなリンク機構としては、図6に示すように、車両用空調装置の空調ケース1に形成される内気導入口2および外気導入口3を選択的に閉じる内外気切替ドア4に適用されるものがある。
【0003】
具体的には、ケース1に回動可能に装着した軸9に、所定形状のガイド溝51を有する従動リンク部材5を組み付け、上記ガイド溝51内に摺動可能に係合される駆動ピン71を有する駆動リンク部材7を、サーボモータ8の出力軸81に連結している。上記軸9に組み付けられたドア4は、剛性の高い材質(樹脂)からなる基板41の両側面に、多孔質発泡材からなるパッキン42を固着(貼付)したもので、ケース1のシート面21、31に接離して内気導入口2および外気導入口3を選択的に閉じるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車両用空調装置は、駆動リンク部材7を内気口閉塞位置Gに対応する位置に設定してサーボモータ8と駆動リンク部材7とを予め組み付けておき、その後駆動リンク部材7の駆動ピン71を従動リンク部材5のガイド溝51に係合して、サーボモータ8をケース1にビスにて固定するようにしている。
【0005】
一方、ドア4が内気導入口2を閉じる位置Gや、外気導入口3を閉じる位置Hに移動されたときには、ドア4のパッキン42はシート面21、31に押し付けられて圧縮状態になるように設定されている。
【0006】
従って、サーボモータ8をケース1にビスにて固定する際には、ドア4のパッキン42をケース1のシート面21に押し付けるように従動リンク部材5をA方向に押しながら、サーボモータ8のビス通し穴83とケース1のビスねじ穴の位置を合わせ、その状態を保持したままビスを締め付けるようにしている。
【0007】
このように、従動リンク部材5をA方向に押しながらビスの締め付け作業を行う必要があり、このビス締め付け時の作業性が悪いという問題があった。
【0008】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、駆動手段の出力軸の回転運動を被駆動部材に伝達して、この被駆動部材を第1位置と第2位置の間で回動させるリンク機構において、駆動手段組み付け時の作業性を向上させることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、駆動手段(8)の出力軸(81)の回転運動を被駆動部材(4)に伝達して、この被駆動部材(4)を第1位置(G)と第2位置(H)の間で回動させるリンク機構であって、出力軸(81)とともに回転する駆動リンク部材(7)と、駆動リンク部材(7)に設けた駆動ピン(71)が接する中間ガイド溝(61)を有し、駆動ピン(71)の移動に伴って支持軸(11)を支点として回動する中間リンク部材(6)と、中間リンク部材(6)に設けた中間ピン(62)が接する従動ガイド溝(51)を有し、中間ピン(62)の移動に伴って被駆動部材(4)とともに回動する従動リンク部材(5)とを備え、従動ガイド溝(51)は、被駆動部材(4)が第1位置(G)および第2位置(H)の一方側に位置するときに、中間リンク部材(6)を所定の位置に保持可能な、保持溝部(512)が形成されていることを特徴とする。
【0010】
これによると、従来のように作業者がリンク部材を保持しなくても、中間リンク部材が所定の位置に保持されるため、駆動手段と駆動リンク部材をケースに組み付ける際の、ビス締め付け作業性が向上する。
【0011】
請求項2に記載の発明のように、保持溝部(512)は、中間ピン(62)が保持溝部(512)に接する位置にあるときに、中間ピン(62)の回動軌跡と略一致する形状であることが望ましい。また、保持溝部(512)は、請求項3に記載の発明のように、中間ピン(62)が保持溝部(512)に接する位置にあるときに、支持軸(11)を中心とする円弧形状であってもよいし、さらに、請求項4に記載の発明のように、中間ピン(62)が保持溝部(512)に接する位置にあるときに、支持軸(11)と中間ピン(62)とを結ぶ線に対して略垂直な方向に延びていてもよい。
【0012】
また、請求項5に記載の発明のような、車両用空調装置の空調ケース(1)に形成される内気導入口(2)および外気導入口(3)を選択的に閉じる内外気切替ドア(4)を駆動するリンク機構に、上記した手段を用いて好適である。
【0013】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1、図2は第1実施形態を示すもので、車両用空調装置の樹脂製の空調ケース1に形成される内気導入口2および外気導入口3を選択的に閉じる内外気切替ドア4にサーボモータ(駆動手段)8の回転駆動力を伝達する内外気切替用リンク機構に、本発明を適用したものである。なお、図1では、リンク機構の構成を理解しやすくするために、サーボモータ8を省略している。
【0015】
内気導入口2および外気導入口3は、空調ケース1の空気最上流部に形成されており、これら導入口2、3の下流には、ケース1内に空気流を発生させる送風機、冷凍サイクルのエバポレータ(冷却用熱交換器)、エンジン冷却水を熱源として送風空気を加熱するヒータコア(加熱用熱交換器)等の周知の空調用機能部が配設されており、ケース1の最下流部には、周知の吹出空気通路部が形成されている。内外気切替ドア4の回動中心部には、ドア軸9が備えられており、このドア軸9の両端部が、ケース1の壁面に設けた図示しない軸受穴に回動可能に嵌挿されている。
【0016】
ドア4は、剛性の高い材質(樹脂)からなる基板41の両側面に、多孔質発泡材からなるパッキン42を固着(貼付)したもので、ケース1の内気導入口2および外気導入口3の周囲に形成されたシート面21、31に接離して、内気導入口2および外気導入口3を選択的に閉じるようになっている。
【0017】
次に、内外気切替ドア用リンク機構について説明する。このリンク機構は、いずれも樹脂製の3つのリンク部材5、6、7から構成されている。具体的には、従動リンク部材5はケース1の外側に配置され、この従動リンク部材5の一端部がドア軸9の一端部に連結固定されて、従動リンク部材5と内外気切替ドア4が一体的に回動するようになっている。
【0018】
中間リンク部材6はケース1の外側に配置され、この中間リンク部材6の一端部が、ケース1から突出する(ケース1に一体の)支持軸11に回動可能に取り付けられている。この中間リンク部材6の他端部には、従動リンク部材5の他端部に設けられた所定形状の従動ガイド溝51内に摺動可能に係合する中間ピン62が設けられている。このようにして、中間リンク部材6とドア4とが、従動リンク部材5を介して連結されている。
【0019】
駆動リンク部材7はケース1の外側に配置され、この駆動リンク部材7の一端部は、サーボモータ8の出力軸81に連結固定されている。この駆動リンク部材7の他端部には、中間リンク部材6に設けられた所定形状の中間ガイド溝61内に摺動可能に係合する駆動ピン71が設けられている。
【0020】
そして、サーボモータ8の出力軸81の回転力により駆動リンク部材7を回動させ、この駆動リンク部材7の回動運動を駆動ピン71を介して中間リンク部材6に伝達して、支持軸11を中心に中間リンク部材6を回動させ、この中間リンク部材6の回動運動を中間ピン62を介して従動リンク部材5に伝達して、ドア軸9を中心に回動させることにより、ドア軸9およびドア4を回動させる。
【0021】
なお、サーボモータ8の出力軸81は、図1において時計回り方向にのみ回転する。また、サーボモータ8は、通電されることにより出力軸81が180°回転して一旦停止し、その後再通電されることにより出力軸81が同方向に180°回転して停止する。
【0022】
従動リンク部材5の従動ガイド溝51は、略「く」字状に曲がっていて、従動伝達溝511および、保持溝部512から構成されている。ドア軸9に近い側の従動伝達溝511は、略直線状で、中間リンク部材6の回動に伴う中間ピン62の移動をドア4に伝達する。
【0023】
また、ドア軸9から遠い側の保持溝部512は、中間ピン62が保持溝部512に接する位置(図1の位置)にあるときに、中間ピン62の回動軌跡と略一致する形状になっており、より具体的には、支持軸11を中心とする中間ピン62の円弧状回動軌跡に沿った円弧形状になっている。従って、中間ピン62が保持溝部512を移動するときは、中間ピン62の移動が従動リンク部材5に伝達されず、従動リンク部材5および内外気切替ドア4は移動しない。
【0024】
中間リンク部材6の中間ガイド溝61は、第1、第2伝達溝611、612、および、第1、第2アイドル溝610a、610bから構成されている。具体的には、第1伝達溝611は、駆動ピン71の移動を従動リンク部材5等を介してドア4に伝達して、ドア4を図1に示すような内気導入口2を閉じる位置G(第1位置、以下、内気口閉塞位置という)から、図2に示すような外気導入口3を閉じる位置H(第2位置、以下、外気口閉塞位置という)へ移動させるものである。第2伝達溝612は、駆動ピン71の移動をドア4に伝達して、ドア4を外気口閉塞位置Hから内気口閉塞位置Gへ移動させるものである。
【0025】
また、第1アイドル溝610aは、駆動ピン71が第1伝達溝611から第2伝達溝612へ移動するときの移動経路に沿った形状(具体的には、サーボモータ8の出力軸81を中心とした駆動ピン71の移動経路に沿った円弧形状)である。また、第2アイドル溝610bは、駆動ピン71が第2伝達溝612から第1伝達溝611へ移動するときの移動経路に沿った形状である。これら第1、第2アイドル溝610a、610bを駆動ピン71が移動するときは、駆動ピン71の移動が中間リンク部材6に伝達されず、従動リンク部材5および内外気切替ドア4が移動しない。
【0026】
サーボモータ8のモータケース82は、概略直方体に形成されており、角部にビス4つの通し穴83が形成されている。そして、図示しないビスを、通し穴83に挿入した後、空調ケース1の図示しないビスねじ穴に螺合させて、サーボモータ8を空調ケース1に取り付けている。
【0027】
次に、上記構成による作動を説明する。まず、ドア4が図1の内気口閉塞位置Gにある状態からサーボモータ8が180°回転すると、モータ8の出力軸81が時計回り方向に回転して駆動ピン71が移動し、この駆動ピン71が第1伝達溝611を移動しつつ、中間リンク部材6を時計回り方向に回動させる。この中間リンク部材6の回動に伴って、中間ピン62が従動伝達溝511を移動しつつ、従動リンク部材5を反時計回り方向に回動させる。これにより、ドア軸9およびドア4が反時計回り方向に回動し、ドア4が図2に示す外気口閉塞位置Hへ移動する。
【0028】
また、この状態から再びサーボモータ8が180°回転すると、モータ8の出力軸81が時計回り方向に回転し、駆動ピン71が第2伝達溝612を移動しつつ、中間リンク部材6を反時計回り方向に回動させる。この中間リンク部材6の回動に伴って、中間ピン62が従動伝達溝511を移動しつつ、従動リンク部材5を時計回り方向に回動させる。これにより、ドア軸9およびドア4が時計回り方向に回動し、ドア4が図1に示す内気口閉塞位置Gへ移動する。なお、この内気口閉塞位置Gでは、中間ピン62は保持溝部512にに接する位置にあり、また、ドア4のパッキン42はシート面21に当たって圧縮状態になっている。
【0029】
次に、リンク機構等の組み付け手順について説明する。まず、ドア4を内気口閉塞位置Gに設定して、従動リンク部材5および中間リンク部材6を空調ケース1に組み付け、これと並行して、駆動リンク部材7を内気口閉塞位置Gに対応する位置に設定してサーボモータ8と駆動リンク部材7とを組み付けておく。その後、駆動リンク部材7の駆動ピン71を中間リンク部材6の中間ガイド溝61に係合して、サーボモータ8を空調ケース1にビスにて固定する。
【0030】
ところで、ドア4、従動リンク部材5および中間リンク部材6を空調ケース1に組み付けた際に、中間ピン62が保持溝部512に接する位置にくるように、従動リンク部材5および中間リンク部材6を位置決めする。この状態では、ドア4のパッキン42はシート面21に当たって圧縮状態になっているため、パッキン42の反発力により、ドア4および従動リンク部材5を反時計回り方向に戻そうとするトルクが発生する。
【0031】
ここで、本実施形態の保持溝部512は、中間ピン62が保持溝部512に接する位置にあるときに、支持軸11を中心とする中間ピン62の円弧状回動軌跡に沿った円弧形状になっているため、パッキン42の反発力によるトルクは支持軸11にかかる。従って、従動リンク部材5および中間リンク部材6は回動しない。すなわち、従動リンク部材5および中間リンク部材6は、内気口閉塞位置Gに自己保持される。
【0032】
このため、サーボモータ8と駆動リンク部材7を空調ケース1に組み付ける際、従来のように作業者がパッキン42をシート面21に押し付けた状態を保持する必要がなくなり、サーボモータ8のビス通し穴83とケース1のビスねじ穴の位置合わせが容易になり、ビス締め付け時の作業性が向上する。
【0033】
(第2実施形態)
図3〜図5は第2実施形態を示すもので、図3は、中間リンク部材6の通常の作動範囲(サーボモータ8によって回動される範囲)において、ドア4が内気口閉塞位置Gへ移動された状態を示し、図4は中間リンク部材6の通常の作動範囲において、ドア4が外気口閉塞位置Hへ移動された状態を示し、図5はサーボモータ8と駆動リンク部材7を空調ケース1に組み付ける際の状態を示している。なお、第1実施形態と同一または均等部分には同一の符号を付している。
【0034】
第1実施形態では、中間リンク部材6の通常の作動範囲において、ドア4が内気口閉塞位置Gへ移動された際、中間ピン62が保持溝部512に接する位置までくるようにしたが、第2実施形態では、図3に示すように、サーボモータ8によってドア4が内気口閉塞位置Gへ移動された際、中間ピン62は従動伝達溝511に接する位置にあり、保持溝部512には接しないようになっている。なお、この状態でも、ドア4のパッキン42はシート面21に当たって圧縮状態になっている。
【0035】
そして、サーボモータ8と駆動リンク部材7を空調ケース1に組み付ける際には、図5に示すように、中間ピン62が保持溝部512に接する位置にくるように、中間リンク部材6を通常の作動範囲を越えて反時計回り方向に回動させる。ここで、保持溝部512は、第1実施形態と同様に中間ピン62が保持溝部512に接する位置にあるときに、支持軸11を中心とする中間ピン62の円弧状回動軌跡に沿った円弧形状になっているため、中間リンク部材6を図5に示す位置に回動させることにより、従動リンク部材5および中間リンク部材6は、内気口閉塞位置Gに自己保持される。
【0036】
従って、第1実施形態と同様に、サーボモータ8と駆動リンク部材7を空調ケース1に組み付ける際、従来のように作業者がパッキン42をシート面21に押し付けた状態を保持する必要がなくなり、ビス締め付け時の作業性が向上する。
【0037】
また、サーボモータ8と駆動リンク部材7を空調ケース1に組み付ける際には、中間リンク部材6を通常の作動範囲を越えて反時計回り方向に回動させているため、中間リンク部材6の第2アイドル溝610bと駆動リンク部材7の駆動ピン71との間に隙間が形成される。従って、サーボモータ8のビス通し穴83とケース1のビスねじ穴の位置合わせがさらに容易になり、ビス締め付け時の作業性がさらに向上する。
【0038】
(他の実施形態)
上記各実施形態の保持溝部512は、中間ピン62が保持溝部512に接する位置にあるときに、中間ピン62の回動軌跡と一致する円弧形状にしたが、その保持溝部512は、支持軸11と中間ピン62とを結ぶ線に対して垂直な方向に延びる直線形状であってもよい。
【0039】
また、上記各実施形態の保持溝部512は、中間ピン62の回動軌跡や、支持軸11と中間ピン62とを結ぶ線に対する垂線と、完全に一致させる必要はなく、上記の回動軌跡や垂線と略一致しておればよい。すなわち、サーボモータ8と駆動リンク部材7を空調ケース1に組み付ける際に、中間ピン62と保持溝部512の摩擦力、および支持軸11と中間ピン62の摩擦力によって、中間リンク部材6を所定の位置に自己保持可能であればよい。
【0040】
また、上記実施形態では、内外気切替ドア4に本発明を適用していたが、これに限らず、他の種々の被駆動部材に本発明を適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態において、内外気切替ドアが内気口閉塞位置Gにあるときの内外気切替ドア用リンク機構を示す正面図である。
【図2】本発明の第1実施形態において、内外気切替ドアが外気口閉塞位置Hにあるときの内外気切替ドア用リンク機構を示す正面図である。
【図3】本発明の第2実施形態において、内外気切替ドアが内気口閉塞位置Gにあるときの内外気切替ドア用リンク機構を示す正面図である。
【図4】本発明の第2実施形態において、内外気切替ドアが外気口閉塞位置Hにあるときの内外気切替ドア用リンク機構を示す正面図である。
【図5】本発明の第2実施形態において、サーボモータ組み付け時の内外気切替ドア用リンク機構を示す正面図である。
【図6】従来の内外気切替ドア用リンク機構を示す正面図である。
【符号の説明】
4…内外気切替ドア(被駆動部材)、5…従動リンク部材、
51…従動ガイド溝、512…保持溝部、6…中間リンク部材、
61…中間ガイド溝、62…中間ピン、7…駆動リンク部材、71…駆動ピン、
8…サーボモータ(駆動手段)、81…出力軸、11…支持軸、
G…内気口閉塞位置(第1位置)、H…外気口閉塞位置(第2位置)。
Claims (5)
- 駆動手段(8)の出力軸(81)の回転運動を被駆動部材(4)に伝達して、この被駆動部材(4)を第1位置(G)と第2位置(H)の間で回動させるリンク機構であって、
前記出力軸(81)とともに回転する駆動リンク部材(7)と、
前記駆動リンク部材(7)に設けた駆動ピン(71)が接する中間ガイド溝(61)を有し、前記駆動ピン(71)の移動に伴って支持軸(11)を支点として回動する中間リンク部材(6)と、
前記中間リンク部材(6)に設けた中間ピン(62)が接する従動ガイド溝(51)を有し、前記中間ピン(62)の移動に伴って前記被駆動部材(4)とともに回動する従動リンク部材(5)とを備え、
前記従動ガイド溝(51)は、
前記被駆動部材(4)が前記第1位置(G)および前記第2位置(H)の一方側に位置するときに、前記中間リンク部材(6)を所定の位置に保持可能な、保持溝部(512)が形成されていることを特徴とするリンク機構。 - 前記保持溝部(512)は、前記中間ピン(62)が前記保持溝部(512)に接する位置にあるときに、前記中間ピン(62)の回動軌跡と略一致する形状であることを特徴とする請求項1に記載のリンク機構。
- 前記保持溝部(512)は、前記中間ピン(62)が前記保持溝部(512)に接する位置にあるときに、前記支持軸(11)を中心とする円弧形状となることを特徴とする請求項2に記載のリンク機構。
- 前記保持溝部(512)は、前記中間ピン(62)が前記保持溝部(512)に接する位置にあるときに、前記支持軸(11)と前記中間ピン(62)とを結ぶ線に対して略垂直な方向に延びていることを特徴とする請求項2に記載のリンク機構。
- 前記被駆動部材(4)は、車両用空調装置の空調ケース(1)に形成される内気導入口(2)および外気導入口(3)を選択的に閉じる内外気切替ドア(4)であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のリンク機構。
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