JP3623438B2 - 砂浜におけるゴミの回収方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、海水浴場等の砂浜に散在する種々のゴミをビーチクリーナーによって回収する砂浜におけるゴミの回収方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
海水浴場等の砂浜には、漁網の断片、ビニール紐、紙屑、木片、空き缶、瓶、ペットボトルやそのキャップ、たばこの吸い殻等のゴミが散在している。これらのゴミを放置すると、砂浜の汚れが益々酷くなるばかりでなく、海水浴客が思わぬ怪我をするおそれもあるので、海水浴のシーズン始め等にビーチクリーナーによって砂浜のゴミを回収する清掃が行われる。
【0003】
従来、ビーチクリーナーにより砂浜のゴミを回収する方法として、自走式の機体に、前方の掬機で砂上または砂中のゴミを砂と一緒に掬い、ベルトコンベヤで後方へ搬送する間にゴミと砂を分別して、砂を砂浜上に落とし、ゴミを後方に設けたかご等の中に回収する装置を一体化した形式のビーチクリーナーを使用し、該ビーチクリーナーを砂浜の清掃領域に一巡だけ走行させることにより、清掃を完了させようとするものが知られている(特開平3−138203号公報等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来における砂浜のゴミを回収する方法は、一種類の自走式のビーチクリーナーにより、砂浜の砂上及び砂中における大小の各種ゴミを一緒にまとめて回収するため、回収装置にかかる負荷が大きくなり、ビーチクリーナーを低速で走行させねばならず、清掃時間が長くかかり能率的でないうえ、使用するビーチクリーナーの全体構造が複雑で大型化されているため、重量も嵩み、保守点検も複雑となり、それに要する時間も長くかかる。さらには、製作経費も高くなるばかりでなく、稼働率の低いビーチクリーナーにあって専用の高価な機械を使用するため、維持経費が嵩む問題もある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、砂浜に散在する種々のゴミを簡易型のビーチクリーナーで能率よく、綺麗に回収することができる砂浜におけるゴミの回収方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために、以下の点を特徴としている。
すなわち、請求項1に係る砂浜におけるゴミの回収方法は、平面視簀の子状に形成され、側面視そり状に形成されたフレームを有し、該フレームの下面に下方に突き出して複数のピンを設けた第1のビーチクリーナーを、自走車両で牽引して砂浜の清掃領域を走行させ、該清掃領域中のゴミを前記ピンに引っ掛けてゴミ回収場所に搬送して回収する第1ゴミ回収工程と、枠体の前方に前端を砂上に接地し後方が高くなるように傾斜させた簀の子状のゴミ搬送部を設けると共に、前記枠体の後方にゴミ捕集部を設けた第2のビーチクリーナーを、自走車両で牽引して第1ゴミ回収工程を行った後の清掃領域を走行させ、ゴミを前記ゴミ搬送部で掬い上げて前記ゴミ捕集部に捕捉しゴミ回収場所に搬送して回収する第2ゴミ回収工程と、前記第1のビーチクリーナーまたはそのフレームにスクレーパを付加した第3のビーチクリーナーを、第1ゴミ回収工程での移動速度より高速で、第2ゴミ回収工程を行った後の清掃領域を自走車両で走行させて、前記ピンおよびスクレーパで掻き上げられてフレーム上に設置されたゴミ捕捉網に捕捉されたゴミをゴミ回収場所に搬送して回収する第3ゴミ回収工程とを備えていることを特徴とする。
【0007】
この砂浜におけるゴミの回収方法においては、第1ゴミ回収工程で、第1のビーチクリーナーが自走車両により牽引して走行され、砂浜の砂中深く挿入されるピンにより砂が掻き分けられて柔らかくされる共に、砂中、砂上に散在する紐状のもの、流木等の長尺物、石等のゴミがピンに引き掛けられてゴミ回収場所に搬送された後、ゴミ回収ステーションで第1のビーチクリーナーが持ち上げられて、前記ピンからゴミが砂上に落下されて回収される。
【0008】
また、第2ゴミ回収工程で、第2のビーチクリーナーが自走車両により牽引して走行され、第1ゴミ回収工程で回収されなかった缶、瓶、ペットボトル、それらのキャップ、木片等のゴミが、第2のビーチクリーナーのゴミ搬送部で砂と一緒に掬い上げた砂を分離されてゴミ捕集部に捕捉され、ゴミ回収場所でゴミ捕集部から捕捉されたゴミが回収される。
【0009】
さらに、第3ゴミ回収工程で、第1のビーチクリーナーまたはそのフレームにスクレーパを付加した第3のビーチクリーナーが、第1ゴミ回収工程の時より高速で走行され、第1のビーチクリーナーのピンによって、またはスクレーパを付加したビーチクリーナーにあっては、ピンとスクレーパによって砂が掬い、持ち上げられるのに伴って、跳ね上げられるたばこの吸い殻やその他の小さなゴミがフレーム上の捕捉網上に落下して捕集され、ゴミ回収場所で捕足網から捕集されたゴミが回収される。
【0010】
この砂浜におけるゴミ回収方法によれば、2種類のビーチクリーナーの機能を使い分けて3つのゴミ回収工程で段階を追って実施するようにしたので、砂浜に散在するゴミの種類や大きさに応じてゴミが順次に適切に回収されると共に、ゴミ回収作業が迅速に行えてその作業効率が向上される。
【0011】
請求項2に係る砂浜におけるゴミの回収方法は、請求項1に記載のゴミの回収方法において、第3ゴミ回収工程においては、第1ビーチクリーナーのフレームから下方へのピンの突き出し長さ、本数を、前記第1ゴミ回収工程におけるものより短く、少なく調整することを特徴とする。
この砂浜におけるゴミの回収方法では、砂浜の砂中に挿入されるピンの深さが浅くなるので、第1ビーチクリーナーは、砂による走行抵抗が小さくなり、高速で走行させることができる。
【0012】
請求項3に係る砂浜におけるゴミの回収方法は、請求項1または2のいずれかに記載のゴミの回収方法において、第1,2,3ゴミ回収工程の内の少なくとも1つのゴミ回収工程において、ビーチクリーナーを、前記清掃領域の縦横方向のうちの一方に往復して走行させてゴミの回収を終わった後に、他方に往復して走行させてゴミの回収をすることを特徴とする。
この砂浜におけるゴミの回収方法では、ビーチクリーナーの一方への走行によって砂上に形成された走行溝が、ビーチクリーナー他方への走行によって埋められ整地された状態になると共に、ゴミの回収が一層良好に行われる。
【0013】
請求項4に係る砂浜におけるゴミの回収方法は、請求項1〜3のいずれかに記載のゴミの回収方法において、第1ゴミ回収工程において、ゴミ回収場所に移動してきた第1のビーチクリーナーを、そのピンが砂上より適宜高さ離間するように、ゴミ回収場所に設置したゴミ回収ステーションによって持ち上げることを特徴とする。
この砂浜におけるゴミの回収方法では、ゴミ回収場所に移動された第1のビーチクリーナーがゴミ回収ステーションによって持ち上がられ、ピンに引き掛かった紐状のゴミが容易に砂上に落下するので、ゴミ回収場所で第1のビーチクリーナーを人手によって持ち上げる必要がなく、ゴミの回収が労力を掛けずに簡単、迅速に行える。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る砂浜におけるゴミの回収方法について、添付図面にもとづいて説明する。
実施の形態に係る砂浜におけるゴミの回収方法は、第1のビーチクリーナーAを、自走車両Rで牽引して砂浜の清掃領域Sを走行させ、該清掃領域S中のゴミをピン(レーキ)4に引っ掛けてゴミ回収場所Eに搬送して回収する第1ゴミ回収工程と、第2のビーチクリーナーBを、自走車両Rで牽引して第1ゴミ回収工程を行った後の清掃領域Sを走行させ、ゴミをゴミ搬送部15で掬い上げてゴミ捕集部16に捕捉しゴミ回収場所Eに移動して回収する第2ゴミ回収工程と、前記第1のビーチクリーナーA、またはそのフレームにスクレーパを付加した第3のビーチクリーナーA1を、第1ゴミ回収工程での走行速度より高速で、第2ゴミ回収工程を行った後の清掃領域Sを自走車両Rで走行させて、前記ピンおよびスクレーパで掻き上げられてゴミ捕捉網8に捕捉されたゴミをゴミ回収場所Eに搬送して回収する第3ゴミ回収工程とを備えている。
前記第1ゴミ回収工程では、ゴミ回収場所Eで必要に応じて第1のビーチクリーナーAがゴミ回収ステーションCで持ち上げられる。
はじめに、前記各ゴミ回収工程で使用する第1、第2,第3のビーチクリーナーA,B,A1およびゴミ回収ステーションCについて説明する。
【0015】
先ず、前記第1のビーチクリーナーAは、図1〜図3に示すように、外枠1の内側に前後方向に延長された複数の縦部材2が適宜間隔をあけて固定されて、平面視で四角形の簀の子状に形成され、側面視で前後端側が端部に行くに従い高くなるように傾斜してそり状に形成されたフレーム3と、前記各縦部材2の水平状部2aのほぼ全体にわたる下面に前後方向に適宜間隔をあけて固定され、隣り合う縦部材2同士で前後方向の位相がずらされ平面視で千鳥形に配置されている複数のピン(レーキ)4と、前記外枠1の各縦枠材1a,1aに該縦枠材1a,1aの外側に突き出して設けた前後一対の係合部材6と、前記フレーム3の後端側に回転軸7aの周りに固定され、各縦部材2の間で自由に回転する複数の羽根を有する回転羽根7とを備えている。
【0016】
そして、前記ピン4は、その下方への突き出し長さを適宜に調整できるようになっている。また、幅方向両側寄りの一対の縦部材2,2の前側位置に、鞍乗り型の四輪車(自走車両)Rに連結されたチェーン、ワイヤ等の索条部材Jを係止する係止具9が固着されている。また、前記各縦部材2,2の間隔は空き缶が通過する程度の大きさに設定されている。前記フレーム3の上面に取外し自在にゴミ捕捉網8を載置することができる。
前記第1のビーチクリーナーAに代る第3のビーチクリーナーA1として、図9に示すように、第1のビーチクリーナーAの回転羽根7を省略すると共に、前記ピン4を、水平状部2aの前後方向における中央部の幅方向に沿う1列のみまたは中央部と後端部の2列のみを残し、その他のものを省略してその本数を少なくし、また、前記中央部(前側)のピン4の後側に位置し前側を下に傾斜させたスクレーパ5(図1、図3の鎖線も参照)を、前記フレーム3における外枠1の両側の縦枠材1a,1aと縦部材2に直交して、それらに付加して設けると共に、前記スクレーパ5の直ぐ後方からフレーム3の後部にかけて、該フレーム3の上面に取外し自在にゴミ捕捉網8を載置した構成のものも用意される。この場合、前記ピン4は隣接する縦部材2,2同士間で前後に位相をずらさずに一直線状に配列される。
なお、説明において用いる前後、幅方向は、それぞれ、ビーチクリーナーA,B,A1の走行方向における前後、走行方向に直角な方向を意味する。
【0017】
次に、ゴミ回収ステーションCは、図4,図5に示すように、下端に円形ないしは四角形の平板等からなるフート10を固定して設けた一対の支柱11,11と、該支柱11,11の上端に固定された案内部材12とを備えた一対のステーション部材13,13が、前記案内部材12,12を平行にした状態とされ、前記支柱11,11をフート10を介してゴミ回収場所Eの砂上にまたは砂中に直立して接地されて構成されている。
【0018】
そして、前記案内部材12,12は、その長手方向の中間部が水平状部12a,12aとして形成され、その前後端部側が下方に鈍角に折曲されて傾斜した傾斜部12b,12cとして形成されている。各案内部材12,12の間隔Dは、第1のビーチクリーナーA,A1のフレーム3や走行車両Rのの幅より大きく、かつ、係合部材6,6に係合する大きさに設定されている。前記案内部材12の水平状部12aは、そこにビーチクリーナーA,A1が乗り上がったとき、ビーチクリーナーA,A1のピン4が砂上面Fから十分に離れる高さ位置に設定されている。
【0019】
また、前記第2のビーチクリーナーBは、前側を下にして傾斜し前端に爪部材15cを設けたゴミ搬送部15と、該搬送部15の後方に位置されたゴミ捕集部16と、前記搬送部15の上方に動力(エンジン)17で回転する前後2列のロータ(掻き上げ羽根)18とを、四隅部を接地部19a,19bを有する脚柱19によって接地される平面視で四角形の枠体20に支持して構成されている。
【0020】
そして、前記ゴミ搬送部15とゴミ捕集部16は、それらの底部15a,16a、両側壁15b,16bが複数の棒状部材を前後方向に向け互いに適宜間隔(約20mm)をあけて配列された簀の子状部材により、上方と前方を開放した箱形に形成され、前記底部15a,16aが砂上面Fより所定高さ離間するようになっている。ゴミ捕集部16は、簀の子状部材の外側に網部材21を沿わせて構成されており、その後方には下端に砂上面を均すゴム板等の弾性部材22を付けた簀の子状部材で後壁23が形成されている。該後壁23の簀の子状部材は、棒状部材が上下方向に向けて形成され、相互間の間隔は前記と同様に約20mmに設定されている。
【0021】
また、前記爪部材15cは、前記ゴミ搬送部15の簀の子状部材における各棒状部材の前端に、それらより下方への傾斜を大きくして結合された棒状部材で形成されている。
前記脚部19は、その前側の接地部19aがスキー状部材で形成され、後側の接地部19bがキャスタで形成され、それぞれ上下方向に高さが多段に調整できるようになっている。前側の両接地部19a,19bには、自走車両Rに連結されたチェーン、ワイヤー等の索条部材Jを係止するフック等の係止具24が固定されている。
【0022】
次に、前記構成のビーチクリーナーA,B,A1とゴミ回収ステーションCを使用して砂浜に散在するゴミの回収する方法を具体的に説明する。
砂浜の清掃にあたっては、先ず、図10に示すように、砂浜の清掃領域Sの適当なゴミ回収場所Eに、一対のステーション部材11,11の間隔をビーチクリーナーAの幅に対応して定めて、ゴミ回収ステーションCを設置する。
そして、第1のビーチクリーナーAを自走車両Rに索条部材Jで連結し、清掃領域Sの清掃開始地点s1に牽引して移動させた後、第1ゴミ回収工程による砂浜のゴミの回収を開始する。
【0023】
第1ゴミ回収工程では、第1のビーチクリーナーAのピン4の下方への突き出し長さを長く調整しておき、自走車両Rにより第1のビーチクリーナーAを牽引して10〜15km/hの速度で、縦方向イとこれに直角な横方向ロのうちの一方向、例えば縦方向イの走路aを往復して走行させる。このとき、第1のビーチクリーナーAのピン4が砂浜の砂中に深く挿入され、該ピン4により砂が掻き分けられて柔らかくされ、かつ砂中に埋もれているゴミが堀起こされると共に、砂中、砂上にある紐状のもの、流木等の長尺物、石等のゴミG1がピン4に引き掛けられて、第1のビーチクリーナーAと一緒に移動される。第1のビーチクリーナーAが走路aの終端まで至ったところで、第1のビーチクリーナーAをゴミ回収場所Eまで移動させる。
【0024】
そして、ゴミ回収ステーションCの一対のステーション部材11,11の間を自走車両Rを低速で通過させると、第1のビーチクリーナーAが案内部材14に沿って砂上面Fから持ち上げられるので、水平状に持ち上げられたところで一旦その移動を止める(図4参照)。この間に、前記ピン4に引き掛かっていたゴミが砂上に自然に落下される。落下したゴミは適宜に集合して回収する。ピン4に絡みついて自然落下しないゴミがあれば、適宜用具を用いて簡単に掻き落とすことができる。
【0025】
第1のビーチクリーナーAを縦方向イの走路aを走行させてゴミの回収が終わった後は、横方向ロの清掃開始地点s2に第1のビーチクリーナーAを着け、そこから走路bを往復して走行させ、前記と同様にしてゴミの回収を行う。
縦方向イと横方向ロに第1のビーチクリーナーAを走行させると、最初に砂上面Fに付けられたの前記ピン4による溝跡が後の走行によって埋められ、砂上面Fが整地された状態となる。
なお、第1のビーチクリーナーAは、縦方向イと横方向ロにおける走路a,bで往復して走行する際、その折り返し部で清掃の終わっていない側へ横方向するが、その場合の往路と復路との間の距離(ピッチ)は、砂浜の清掃し残しの部分がないようにするため、第1のビーチクリーナーAの幅に略等しくするのがよい。
【0026】
前記のようにして第1ゴミ回収工程が終了したなら、第2のビーチクリーナーBによる第2ゴミ回収工程を開始する。
第2ゴミ回収工程では、第2のビーチクリーナーBを清掃開始地点s3に着け、そこから自走車両Rにより牽引して縦方向イの走路aを往復して走行させる。このとき、第2のビーチクリーナーBにおけるゴミ搬送部15の前方の爪部材15cが砂中に入って、第1ゴミ回収工程で回収されなかった缶、瓶、ペットボトル、小石木片等のゴミG2を、砂と一緒に掬い上げ、ゴミ搬送部15の底部15aに乗り上げさせる。この底部15aに乗り上がったたゴミは、ロータ18によって後方に移送されながら、底部15aの簀の子状部材の隙間から落下する砂を分離されてゴミ捕集部16に捕捉される(図7参照)。
【0027】
第2のビーチクリーナーBが縦方向イの走路aの終端まで走行したところで、ゴミ回収場所Eに移動させてゴミ捕集部から捕捉されたゴミを回収する。第2のビーチクリーナーBを縦方向イの走路aを走行させてゴミの回収が終わった後は、横方向ロの清掃開始地点s4に第2のビーチクリーナーBを着け、そこから走路bを往復して走行させ、前記と同様にしてゴミの回収を行う。
【0028】
前記のようにして第2ゴミ回収工程が終了したなら、第1のビーチクリーナーAまたは第3のビーチクリーナーA1による第3ゴミ回収工程を開始する。
第3ゴミ回収工程で、第1のビーチクリーナーAのピン4の下方への突き出し長さを、第1ゴミ回収工程の時より短く調整すると共に、フレーム3上にゴミ捕集網8を載置しておき、第1ゴミ回収工程の時より高速の30〜35km/hで第1のビーチクリーナーAを自走車両Rにより牽引して、第1ゴミ回収工程の時と同様に縦方向イ、横方向ロの走路a,bを走行させる。また、第1のビーチクリーナーAに代えて第3のビーチクリーナーA1を使用し、そのピン4の長さを第1のビーチクリーナーAと同様な長さに調整し、同様に走行させてもよい。
【0029】
この高速走行により、第1のビーチクリーナーAは前記ピン4によって、また、第3のビーチクリーナーA1はピン4(主体として作用)とスクレーパ5によって砂が掬くわれて持ち上げられるのに伴って、跳ね上げられるたばこの吸い殻、瓶やペットボトルのキャップ、その他の小さなゴミG3が、フレーム3上のゴミ捕捉網8上に落下して捕集されるので、ゴミ回収場所Eでゴミ捕足網8から捕集されたゴミを回収する(図9参照)。この第3ゴミ回収工程でも第1のビーチクリーナーAまたは第3のビーチクリーナーのピン4にゴミが引き掛かっている場合には、第1のゴミ回収工程の時と同様に、ゴミ回収ステーションCで第1のビーチクリーナーAまたは第3のビーチクリーナーA1を持ち上げるようにしてもよい。
【0030】
この砂浜におけるゴミの回収方法によれば、第1,第2,第3のビーチクリーナーA,B,A1の機能を使い分けて第1,第2,第3ゴミ回収工程によって、砂浜の清掃領域Sにおけるゴミの回収を段階を追って実施するようにしたので、砂浜に散在するゴミの種類や大きさに応じてゴミが順次に適切に回収されると共に、ゴミの回収作業が迅速に行えてその作業効率が向上される。
しかも、各ビーチクリーナーA,B,A1は、全体機構が簡単で小型化されているため、故障が少なく、保守点検が容易であり、また、走行車両Rがゴミの回収装置と一体化されていないので、各ビーチクリーナーA,B,A1を使用しない期間中は、走行車両Rは他に活用されるため、全体として稼働率の向上が図られ、維持経費が安価に済む。
【0031】
なお、前記の実施の形態においては、各ゴミ回収工程において、縦方向イ、横方向ロの走路a,bの終端に至ってから第1,第2,第3のビーチクリーナーA,B,A1をゴミ回収場所Eに移動させ、それらに捕集されたゴミを回収するようにしたが、これに限らず、走路のa,bの途中において、捕集されたゴミの量に応じて適時にゴミ回収場所Eに移動させてゴミを回収した後、走路の続きを引き続いて走行させるようにしてもよい。
また、各ゴミ回収工程を一巡してゴミの回収を終了するようにしたが、各ゴミ回収工程は、それぞれ、必要に応じて複数回実施してもよく、特定のゴミ回収工程のみを複数回実施してもよく、ゴミ回収工程の実施回収は特に制限はない。
【0032】
また、各ゴミ回収工程では、第1,第2,第3のビーチクリーナーA,B,A1を縦方向イとこれに直角な横方向ロの両走路a,bに走行させるようにしたので、一方向への走行によって形成されたビーチクリーナーの走行溝が他方向への走行によって埋められて砂浜が整地されたような状態になるので、砂浜の砂上面Fが綺麗になって好ましいが、走行路の方向は、前記に限らず、他の2方向であってもよく、いずれか一方向のみであってもよい。
また、前記においては、3つのゴミ回収工程を第1,第2,第3の順に実施したが、これに限らず、必要に応じて、1つ以上のゴミ回収工程を適宜に選択して実施することもできる。その際、第3のゴミ回収工程を最後にするのが好ましい。この場合においても、従来のゴミ回収装置と自走車両を一体化した大型機械では不可能な選択高効率作業が可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば以下の優れた効果を奏する。
請求項1に係る砂浜におけるゴミの回収方法によれば、2種類のビーチクリーナーの機能を使い分けて3つのゴミ回収工程で段階を追って実施するようにしたので、砂浜に散在するゴミの種類や大きさに応じてゴミを順次に適切に回収することができると共に、ゴミ回収作業を迅速に行うことができて、その作業効率を向上させることができる。
しかも、各ビーチクリーナーは、全体機構が簡単で小型化されているため、故障が少なく、保守点検を容易に行うことができ、また、走行車両がゴミの回収装置と一体化されていないので、各ビーチクリーナーを使用しない期間中は、走行車両を他に活用することができるため、全体として稼働率の向上を図ることができ、維持経費を安価にすることができる。
【0034】
請求項2に係る砂浜におけるゴミの回収方法によれば、砂浜の砂中に挿入されるレーキの深さを浅くなり、第1ビーチクリーナーを、砂による移動抵抗を小さくして、高速で移動させることができるので、能率の良いゴミの回収作業を行うことができる。
【0035】
請求項3に係る砂浜におけるゴミの回収方法によれば、ビーチクリーナーの一方への移動によって砂上に形成された走行溝を、ビーチクリーナー他方への移動によって埋められ整地された状態にすることができると共に、ゴミの回収を一層良好に行うことができる。
【0036】
請求項4に係る砂浜におけるゴミの回収方法によれば、ゴミ回収場所に移動された第1のビーチクリーナーをゴミ回収ステーションによって持ち上げて、レーキに引き掛かった紐状等のゴミを容易に砂上に落下させることができるので、ゴミ回収場所で第1のビーチクリーナーを人手によって持ち上げる必要がなく、ゴミの回収を労力を掛けずに簡単、迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る砂浜におけるゴミの回収方法の実施に使用する第1のビーチクリーナーの平面図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】図1のX矢視図である。
【図4】ゴミ回収ステーションの側面図である。
【図5】同じく平面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る砂浜におけるゴミの回収方法の実施に使用する第2のビーチクリーナーの平面図である。
【図7】同じく側面図である。
【図8】図7のY矢視図である。
【図9】第3のビーチクリーナーによる第3ゴミ回収工程の説明図である。
【図10】砂浜の清掃領域におけるビーチクリーナーの走行経路の説明図である。
【符号の説明】
1 外枠 2 縦部材
3 フレーム 4 ピン(レーキ)
5 スクレーパ 8 ゴミ捕集網
11 支柱 12 案内部材
13 ステーション部材 15 ゴミ捕集部
15a 爪部材 16 ゴミ捕集部
18 ロータ(掻き上げ羽根) 19 脚柱
19a 接地部 20 枠体
A,B,A1 第1,第2,第3のビーチクリーナー
C ゴミ回収ステーション
E ゴミ回収場所
S 清掃領域
a,b 走行路
Claims (4)
- 平面視簀の子状に形成され、側面視そり状に形成されたフレームを有し、該フレームの下面に下方に突き出して複数のピンを設けた第1のビーチクリーナーを、自走車両で牽引して砂浜の清掃領域を走行させ、該清掃領域中のゴミを前記ピンに引っ掛けてゴミ回収場所に搬送して回収する第1ゴミ回収工程と、枠体の前方に前端を砂上に接地し後方が高くなるように傾斜させた簀の子状のゴミ搬送部を設けると共に、前記枠体の後方にゴミ捕集部を設けた第2のビーチクリーナーを、自走車両で牽引して第1ゴミ回収工程を行った後の清掃領域を走行させ、ゴミを前記ゴミ搬送部で掬い上げて前記ゴミ捕集部に捕捉しゴミ回収場所に移動して回収する第2ゴミ回収工程と、前記第1のビーチクリーナーまたはそのフレームの下面にスクレーパを付加した第3のビーチクリーナーを、第1ゴミ回収工程での走行速度より高速で、第2ゴミ回収工程を行った後の清掃領域を自走車両で走行させて、前記ピンおよびスクレーパで掻き上げられてフレーム上に設置したゴミ捕捉網に捕捉されたゴミをゴミ回収場所に搬送して回収する第3ゴミ回収工程とを備えていることを特徴とする砂浜におけるゴミの回収方法。
- 前記第3ゴミ回収工程においては、第1のビーチクリーナーのフレームから下方へのピンの突き出し長さを、前記第1ゴミ回収工程におけるものより短く調整することを特徴とする請求項1に記載の砂浜におけるゴミの回収方法。
- 前記第1,2,3ゴミ回収工程の内の少なくとも1つのゴミ回収工程において、ビーチクリーナーを、前記清掃領域の縦横方向のうちの一方に往復して走行させてゴミの回収を終わった後に、他方に往復して走行させてゴミの回収をすることを特徴とする請求項1または2に記載の砂浜におけるゴミの回収方法。
- 前記第1ゴミ回収工程において、前記ゴミ回収場所に移動してきた第1のビーチクリーナーを、そのピンが砂上より適宜高さ離間するように、ゴミ回収場所に設置したゴミ回収ステーションによって持ち上げることを特徴とする請求項1〜3に記載の砂浜におけるゴミの回収方法。
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