JP3621794B2 - 走行板材のレーザ接合装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、鋼材などの連続熱間圧延設備などにおいて、走行中の先行板材後端と後行板材先端とを突合せ接合するためのレーザ接合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、鋼材などの熱間圧延設備は、加熱したスラブを粗圧延機により中間板厚の板材とし、ついで仕上圧延機列により製品板厚まで圧延し、ランナウトテーブルを走行させ、コイラーで巻き取る連続工程からなっている。しかし、粗圧延から巻取りまで、1本のスラブ毎に行っており、個々の板材先端部の通板性によるトラブルや、先端部および後端部の形状不良、板厚精度不良等による歩留まり低下といった問題があった。
【0003】
近年、粗圧延後の板材同士を突合せ接合することにより、仕上圧延機列を連続的に通板し、コイラーの前で分割する連続熱間圧延法が採用され始め、上記従来の問題点の解決が期待されている。突合せ接合は、走行中の先行板材の後端に後行板材の先端を接合するもので、両板材と同速度で走行する台車に載置した設備により行われる。
【0004】
板材同士の突合せ接合手段として、従来からレーザビームによる溶接法が知られている。例えば、鋼帯の連続焼鈍設備などにおいては、先行板材の後端と後行板材の先端を突合せ、突合せ部の線上に沿ってトーチを移動させ、レーザビームを突合せ部に照射して溶接している。このレーザビームにより溶接や切断等の加工を行う装置において、レーザビームの伝送は反射ミラーを使用して行われ、従来、様々のものが知られている。例えば、特開昭62−192284号公報には、複数のレーザビームを、平面鏡および凹面鏡(インテグレーションミラーと記載されている)を使用して被加工物に照射する加工装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
レーザにより板材を突合せ接合するには、レーザビームを突合せ部に正確に照射しなければならない。そのため、突合せ部の形状を適正なものとする必要があり、先行板材の後端部および後行板材の先端部のクロップを、あらかじめシャー等により切断除去する。
【0006】
しかし、上記熱間圧延設備等において、粗圧延後の板材端部にはキャンバーと呼ばれる板幅方向の反りが存在するので、上記のようにクロップを切断除去した後の後端および先端の形状は、走行方向に対し直角にならない場合が多く、また切断刃の直線性にも問題があった。そのため、先行板材の後端と後行板材の先端との突合せ部は、必ずしも両板材の走行方向に直角な直線とはならない。
【0007】
そこで、突合せ部を検出し、検出された突合せ部にレーザビームを照射するための倣い同調機構が必要である。そして、レーザ接合装置は板材と同速度で走行する台車上に載置されるので、倣い同調機構も台車上に設け、レーザビームを照射するためのトーチを、台車上で突合せ部に沿って板幅方向に移動させつつ、該倣い同調機構により、板材の走行方向に、台車に対して相対移動させる。
【0008】
しかしながら、上記走行台車は、板材の走行により、また台車自身の走行によって振動するので、該振動によりレーザビームが突合せ部からずれるおそれがある。また台車に載置されたレーザビームの光学系やトーチも、上記同調機構により、台車に対し相対移動させるので、該移動に伴う振動もレーザビームのずれの原因となり、それらの防止機構が必要である。
【0009】
上記連続焼鈍設備等における従来のレーザによる板材の突合せ接合は、板材を停止した状態で行われていたため、このようなずれ防止機構は必要とされなかった。また、上記特開昭62−192284号公報の技術は、固定された被加工物にレーザビームを照射するものであり、倣い同調機構やずれ防止機構は採用されていない。
【0010】
本発明は、板材の連続熱間圧延設備において、圧延前の板材同士を走行中に突合せ接合する場合などに有効な装置であって、走行中の板材突合せ部を検出し、検出された突合せ部にレーザビームを正確に照射するための、走行板材のレーザ接合装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明は、走行中の先行板材の後端と後行板材の先端とを突合せ接合する装置であって、該板材同士の突合せ部と同速度で走行する台車上に設置され、前記先行板材の後端部と前記後行板材の先端部をそれぞれクランプして両端を突合せるための板材クランプ機構、前記台車上に設置され前記突合せ部を検出するための突合せ部検出機構、前記台車上に設置され前記突合せ部へレーザビームを照射するためのレーザビーム照射機構、該照射機構に向けてレーザビームを出射するためのレーザ発生器からなり、前記レーザビーム照射機構は、前記突合せ部検出機構による検出結果に倣い同調して移動しつつレーザビームを照射するための移動光学系を有し、該移動光学系は、前記台車の走行方向から受光したレーザビームを前記板材と平行でかつ前記走行方向と直交する方向に反射させるミラーを付設した第1ミラーボックスと、該第1ミラーボックスからのレーザビームを前記突合せ部に向けて反射させるミラーを付設した第2ミラーボックスを有し、前記第1ミラーボックスは前記台車に対して前記走行方向に相対移動させ、前記第2ミラーボックスは前記第1ミラーボックスと同調して前記走行方向に相対移動させるとともに、前記走行方向と交差する方向に移動させる機構を設けていることを特徴とする走行板材のレーザ接合装置である。
【0012】
また、前記第2ミラーボックスのミラーは、前記第1ミラーボックスからのレーザビームを、前記板材に向け垂直下方に反射させるように配設されていることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明装置を図1および図2の例により説明する。図1の例では、先行板材1および後行板材2が矢印で示す走行方向22に向って走行中であり、先行板材1の後端と後行板材2の先端とを突合せ、突合せ部3にレーザビーム4を照射して突合せ接合している。レーザビーム4の照射機構はミラー支持台16に載置され、該支持台16は、図2の例のように台車23に設置され、板材1および2と同速度で走行方向22に向けて走行している。
【0014】
図2は、本発明装置を連続熱間圧延設備に適用した例であり、板材は、一点鎖線で示す走行ラインL上を左から右に向って走行する。加熱されたスラブ等の素材(図示せず)を、1本ずつ粗圧延機26で圧延して中間板厚の板材とし、台車23を板材と同速度で走行方向22の方向に走行させつつ、台車23上のトーチ15からレーザビーム4を照射して、図1のように先行板材1と後行板材2を突合せ接合し、仕上圧延機列28で製品板厚まで連続圧延する。
【0015】
図2の設備において、先頭の板材(先行板材1)は、粗圧延機26で圧延した後、先端部についてはクロップをシャー27で切断除去した後、台車23に導入し通過させて、仕上圧延機列28に導入する。その後端部については、クロップをシャー27で切断除去して、端面を突合せ接合に好適な形状とした後、板材と同速度で走行する台車23の出側クランプ25で挟圧保持する。
【0016】
つぎの板材(後行板材2)は、先端部のクロップをシャー27で切断除去して端面の形状を整え、先端部を台車23に導入し、入側クランプ24で挟圧保持する。そして、両クランプ24および25を接近させることで、先行板材1の後端と後行板材2の先端とを接触させ押圧しつつ、レーザビーム4を照射して突合せ接合する。
【0017】
この間、台車23は、先行板材1および後行板材2と同速度で仕上圧延機列28に向けて走行し、接合完了後、クランプ24および25の挟圧を解除し、粗圧延機26側に戻る。その後、上記後行板材2はつぎの先行板材1となり、その後端部のクロップをシャー27で切断除去し、台車23を走行方向22に向けて走行させつつ出側クランプ25で後端部を挟圧保持する。
【0018】
そして、つぎの後行板材2の先端部について、上記と同様の処理を行い、つぎつぎに送られてくる板材同士を接合する。仕上圧延機列28で連続圧延した材料は、ランナウトテーブル(図示せず)を経てコイラー(図示せず)で巻き取る。このとき、コイラー前の切断機により、スラブ等の素材単位毎に分割して製品コイルとする。
【0019】
本発明装置は、このように、走行中の先行板材1の後端と後行板材2の先端とを突合せ接合する装置であって、突合せ部3と同速度で走行する台車23上に設置された板材クランプ機構、突合せ部検出機構、および突合せ部3へのレーザビーム照射機構と、該照射機構に向けてレーザビームを出射するためのレーザ発生器5とからなる。
【0020】
板材クランプ機構は、先行板材1の後端部と後行板材2の先端部をそれぞれクランプして両端を突合せるためのものであり、図2に示すような入側クランプ24および出側クランプ25と、両クランプ24、25を接近させる機構(図示せず)で構成される。接近させる機構としては、例えば入側クランプ24を出側クランプ25に向けて移動させる油圧あるいは空気圧シリンダー等を採用することができる。
【0021】
突合せ部検出機構は、例えば図1に示すような倣いセンサー18と倣い同調制御器17で構成される。倣いセンサー18としては、CIDカメラ、CCDカメラ、あるいは高さセンサーなどを採用でき、図1の例のように、レーザビーム4を照射するトーチ15に、突合せ部3の接合方向上流側の位置に設置する。そして、突合せ部3の検出結果について、倣い同調制御器17内で、映像処理あるいは高さ信号の処理を行い、突合せ部3の位置を判定し、レーザビーム4の移動光学系の作動を制御する。
【0022】
レーザビーム照射機構は、レーザ発生器5からのレーザビーム4を突合せ部3に照射するものであり、上記突合せ部検出機構による検出結果に倣い同調して移動しつつ、レーザビーム4を突合せ部3に照射するための移動光学系を有し、該移動光学系は軸平行移動方式で構成されている。図1の例では、レーザビーム照射機構は、ミラー7、8、9、10、11、第1ミラーボックス12、第2ミラーボックス13、子台車14およびトーチ15で構成される。
【0023】
ミラー7および8は第1ミラーボックス12に付設され、ミラー9は第2ミラーボックス13に付設され、ミラー10および11はトーチ15に付設されている。第1ミラーボックス12は、ミラー支持台16上でX軸方向に敷かれたレール19上を移動可能である。第2ミラーボックス13は、子台車14上でX軸方向に敷かれたレール21上を移動可能であり、子台車14はミラー支持台16上でY軸方向に敷かれたレール20上を移動可能である。トーチ15は第2ミラーボックス13に固設されている。X軸は板材1、2および台車23の走行方向22と平行である。Y軸は板材1および2と平行な面内でX軸と交差し、X軸に対し直交でもよく、あるいは装置の配置上などに応じ適宜傾斜していてもよい。
【0024】
そして、倣いセンサー18による突合せ部3の検出結果に基づき、倣い同調制御器17からの信号により、第1ミラーボックス12および第2ミラーボックス13をX軸方向に移動させ、かつ子台車14をY軸方向に移動させる。すなわち本発明における移動光学系の軸平行移動方式とは、図1の例のように、レンズをX軸あるいはY軸に平行移動させる方式であり、レンズを回転させない。このような軸平行移動方式により、レーザビーム4を突合せ部3に照射する。なおこれらの移動は図示しないサーボモータ等により行うことができる。
【0025】
本発明装置において、各ミラー6、7、8、9、10および11は、いずれも回転しない。レーザ発生器5およびミラー6は、図2の例のように、台車23上ではなく、走行しない位置に設置する。レーザ発生器5から出射したレーザビーム4は、ミラー6により、台車23上のミラー7に向けて反射される。このとき、レーザビーム4が、板材1、2および台車23の走行方向22と平行に伝送されるようミラー6を保つ。また、ミラー6からミラー7への伝送経路は、連続熱間圧延設備においては、スケール粉や水などによるレーザビーム4の散乱を防止するため、ジャバラで覆うのが好ましい。
【0026】
台車23上のミラー7で受けたレーザビーム4は、ミラー8により子台車14上のミラー9に向けて反射され、トーチ15のミラー10および11を経て突合せ部3に照射される。ミラー8は凹面とし、発生器5から比較的長い距離を経て伝送され、拡大したビーム径を絞る。またミラー11も凹面とし、突合せ部3にビーム4の焦点を当てることで、板材1および2を溶融し接合する。その他の各ミラー6、7、9および10は平面でよい。
【0027】
本発明装置における移動光学系は、ミラー7および8を付設した第1ミラーボックス12と、ミラー9を付設した第2ミラーボックス13およびミラー10、11を付設したトーチ15と、それらの軸平行移動機構とからなる。そして、上記のように、倣いセンサー18による突合せ部3の検出結果に基づき、倣い同調制御器17からの信号で、第1ミラーボックス12をX軸方向に移動させるとともに、第2ミラーボックス13とトーチ15をX軸方向およびY軸方向に移動させて、レーザビーム4を突合せ部3に照射する。
【0028】
したがって本発明装置によれば、突合せ部3にレーザビーム4を照射するときの目外れを、良好な溶接状態が得られる範囲内に収めることができる。すなわち、図3に示すように、ミラーMに対しX方向に入射角αで入射してきたレーザビーム4をY方向に反射させて方向転換する場合、本発明装置ではミラーMをX軸方向に平行移動するので、その移動誤差dによる目外れ量δは、ミラーMからの距離aに関係なく、δ=d・sin 2αである。つまり目外れ量δは最大でも、α=45°のときの、δ=dとなる。
【0029】
つまり、ミラーMの移動誤差dは0.1mm程度にできるので、本発明装置による1回の反射当たりの目外れ量δは、ミラーMからの距離aに関係なく0.1mm以下である。このため、本発明装置では板材の幅が広い場合でも、全幅にわたってレーザビーム4を、接合部3に対し目外れ量を所定内に抑えて照射することができる。
【0030】
これに対して、図4の比較例に示すような回転方式では、ミラーMの回転誤差をθとすると、反射後のレーザビーム4の目外れ量δは、ミラーMからの距離aが大となる程大きくなり、δ=a・tan 2θである。回転誤差θ=0.001radとしても、a=2000mmでは、1回の反射当たりの目外れ量δはおよそ4mmとなり、溶接不良が生じる。
【0031】
つぎに、本発明装置は、図1に示すような第1ミラーボックス12と第2ミラーボックス13を走行方向22の方向(X方向)に、台車23に対し相対移動させるに当たり、両ボックス12および13を同調して移動させるのが好ましい。ここで、同調して移動させるとは、例えば第1ミラーボックス12を移動させるサーボモータと第2ミラーボックス13を移動させるサーボモータを、倣い同調制御器17からの同一信号によって同方向に作動させるなど、両者の移動を同時に行うことをいう。
【0032】
図1において、第1ミラーボックス12と第2ミラーボックス13を同調してX方向に移動させた場合、一方のボックスの最大移動誤差が図3に示す移動誤差dであるとすると、両ボックス12、13を合わせた最大移動誤差もほぼdと等しくなる。これに対して、両ボックス12、13を個別に移動させると、両者を合わせた最大移動誤差は2dとなる。したがって、両ボックス12および13を同調して移動させることにより、目外れ量δをより小さくすることができる。
【0033】
さらに本発明装置は、第2ミラーボックス13のミラー9が、第1ミラーボックス12からのレーザビーム4を、板材に向け垂直下方に反射させるように配設されていることが好ましい。本発明装置におけるレーザビームの移動光学系は、図1および図2に示す例のように、台車23上のミラー支持台16に搭載されているので、台車23の走行等によって上下に振動することが多い。
【0034】
しかし、第1ミラーボックス12からのレーザビーム4が、図5のように上下(Z方向)に振幅Bで振動していても、ミラー9によって板材に向け垂直下方(Z方向)に反射させると、振幅BはY方向すなわち突合せ部3の板幅方向に変換される。このため、振動によるレーザビーム4の目外れが防止でき、また、ビーム4の焦点が突合せ部3の板厚方向に大きく変動することもない。したがって、接合部3の溶接不良のおそれが解消される。
【0035】
【実施例】
(本発明例)図1に示すような本発明レーザ接合装置のミラー支持台16を、図2に示すような連続熱間圧延設備の台車23に設置して、粗圧延後の鋼材について、走行中の板材を想定した接合実験を行った。接合時の先行板材1および後行板材2は、材料温度900〜1200℃、板厚25〜45mm、板幅600〜2100mmの範囲であった。突合せ部3のキャンバーは、最大で約10mm発生していた。また、レーザビーム4を照射するトーチ15の移動速度は2〜20m/分とした。
【0036】
レーザ発生器5からCO2 レーザを発生させた。そして、CCDカメラからなる倣いセンサー18の映像を倣い同調制御器17で処理して突合せ部3の位置を検出し、該制御器17からの指令により、第1ミラーボックス12用のサーボモータ、第2ミラーボックス13および子台車14用のサーボモータを駆動し、倣い同調してレーザビーム4を突合せ部3に照射した。
【0037】
レーザビーム4の伝送経路を図6に示す。レーザビーム4を倣い同調させるための移動光学系は、図6に示すとおり、ミラーボックス12はX方向に移動させ、ミラーボックス13とトーチ15はX方向およびY方向に移動させる軸平行移動方式である。そして、ミラーボックス12および13は同調して移動させた。すなわち、倣い同調制御器17からの同一信号により同時に各サーボモータを作動させて行った。また、第2ミラーボックス13のミラー9は、Y方向のビーム4をZ方向に反射させるものとした。
【0038】
実験結果、突合せ部3とレーザビーム4照射位置との目外れは、最大0.024mmであった。そして、接合部は全長にわたって、レーザビーム4の目外れや振動による溶接不良がなく良好であり、上記実験範囲の板幅600〜2100mm、板厚25〜45mmについて、いずれも問題なく仕上圧延することができた。
【0039】
(比較例)レーザビーム4の移動光学系が、図7のような回転筒29によるθ回転とX方向平行移動を行う方式のレーザ接合装置を、上記本発明例と同様の設備に設置し、上記と同様の対象材について接合実験を行った。回転筒29にはミラーが2枚配設され、第2ミラーボックス13に向うビームをθ回転させる。倣い同調は、倣い同調制御器17からの指令により、回転筒29をθ回転させるとともに第2ミラーボックス13をX方向平行移動させて行った。
実験結果、突合せ部3とレーザビーム4照射位置との目外れは、最大3.0mmであった。そして、接合部は目外れにより溶接接合が不十分であり、以後の仕上圧延機には通板不可であった。
【0040】
【発明の効果】
本発明装置は、走行中の先行板材の後端と後行板材の先端とを突合せ接合する装置であって、走行中の板材突合せ部を検出し、検出された突合せ部の線上にレーザビームを倣い同調して照射するにあたり、レーザビームの移動光学系を、回転方式を用いず、軸平行移動方式で構成しているので、突合せ部とビーム照射点との目外れを僅少とし、目外れによる溶接不良や溶接部の欠陥の発生を防止することができる。また、装置の振動による溶接不良や溶接部欠陥の発生も防止できる。
したがって、鋼材などの連続熱間圧延設備において、仕上圧延前の板材同士の突合せ接合に適用することで、連続仕上圧延機列の操業性が安定化するとともに、圧延製品の歩留まりが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の例を示す説明図である。
【図2】本発明装置を連続熱間圧延設備に適用した例を示す説明図である。
【図3】本発明例におけるレーザビームの目外れ量δの説明図である。
【図4】比較例におけるレーザビームの目外れ量δの説明図である。
【図5】本発明例における振動の影響についての説明図である。
【図6】本発明例におけるビーム伝送経路および移動光学系を示す説明図である。
【図7】比較例におけるビーム伝送経路および移動光学系を示す説明図である。
【符号の説明】
1…先行板材 2…後行板材
3…突合せ部 4…レーザビーム
5…レーザ発生器 6,7,8,9,10,11…ミラー
12…第1ミラーボックス 13…第2ミラーボックス
14…子台車 15…トーチ
16…ミラー支持台 17…倣い同調制御器
18…倣いセンサー 19,20,21…レール
22…走行方向 23…台車
24…入側クランプ 25…出側クランプ
26…粗圧延機 27…シャー
28…仕上圧延機列 29…回転筒
L…走行ライン M…ミラー
B…振幅 δ…目外れ量
Claims (2)
- 走行中の先行板材の後端と後行板材の先端とを突合せ接合する装置であって、該板材同士の突合せ部と同速度で走行する台車上に設置され、前記先行板材の後端部と前記後行板材の先端部をそれぞれクランプして両端を突合せるための板材クランプ機構、前記台車上に設置され前記突合せ部を検出するための突合せ部検出機構、前記台車上に設置され前記突合せ部へレーザビームを照射するためのレーザビーム照射機構、該照射機構に向けてレーザビームを出射するためのレーザ発生器からなり、前記レーザビーム照射機構は、前記突合せ部検出機構による検出結果に倣い同調して移動しつつレーザビームを照射するための移動光学系を有し、該移動光学系は、前記台車の走行方向から受光したレーザビームを前記板材と平行でかつ前記走行方向と直交する方向に反射させるミラーを付設した第1ミラーボックスと、該第1ミラーボックスからのレーザビームを前記突合せ部に向けて反射させるミラーを付設した第2ミラーボックスを有し、前記第1ミラーボックスは前記台車に対して前記走行方向に相対移動させ、前記第2ミラーボックスは前記第1ミラーボックスと同調して前記走行方向に相対移動させるとともに、前記走行方向と交差する方向に移動させる機構を設けていることを特徴とする走行板材のレーザ接合装置。
- 前記第2ミラーボックスのミラーは、前記第1ミラーボックスからのレーザビームを、前記板材に向け垂直下方に反射させるように配設されていることを特徴とする請求項1記載の走行板材のレーザ接合装置。
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