JP3621483B2 - ヒスタミン遊離抑制剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はヒスタミン遊離抑制剤に関し、更に詳細にはアレルギー反応等によって生じる起炎物質であるヒスタミンの遊離を抑制し、アレルギー反応の結果としての気管支喘息やアトピー性皮膚炎等の発生を防止することのできる薬剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりヒスタミンが起炎作用、気管支等の平滑筋の収縮作用、血管透過性の亢進作用等を有することが知られている。このヒスタミンは、好塩基球や肥満細胞で生合成され、これらの細胞内に蓄積されている。そして、アレルギー反応は、これらの細胞表面上において抗原抗体反応が生じることからはじまり、これらの細胞からヒスタミンに代表されるケミカルメディエータが放出され、その後放出されたケミカルメディエータによる炎症の発生、気管支等の平滑筋の収縮等の症状を呈する一連の反応である。
【0003】
これらのアレルギーを防止するための手段として好塩基球や肥満細胞からのケミカルメディエータの遊離反応を抑制する薬剤が知られている。そして、これらの薬剤は気管支喘息予防剤として使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら従来のヒスタミン遊離抑制剤は、化学合成により得られた物質がほとんどであり、抗ヒスタミン作用との分離が充分でなく、ねむけ、口渇などの副作用がさけられないという欠点を有していた。
従って本発明の目的は優れたヒスタミン遊離抑制作用を有するとともに抗ヒスタミン作用がなく、安全性の高い薬剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明者らは前記課題を解決すべく広く植物の抽出物についてその薬理作用を検討してきたところ、食品として使用されている安全性の高いカラスムギの抽出物に優れたヒスタミン遊離抑制作用を有することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
すなわち、本発明はカラスムギ抽出物を有効成分とするヒスタミン遊離抑制剤を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明におけるカラスムギの抽出物は、カラスムギ(Avena sativa Linne)の種子から抽出されて得られるものである。
カラスムギの種子からの抽出は、有効成分を効率的に得る為に、水及び/又は水溶性有機溶媒を用いて行なうことが必要である。ここで用いられる水溶性有機溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等が挙げられるが、就中、エタノール、ブタノール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコールが好ましい。水溶性有機溶媒は1種又は2種以上を混合して用いてもよく、更に水と組み合せることが好ましい。カラスムギに対する溶媒の量は1〜20重量倍とすることが好ましい。
【0008】
一方、原料となるカラスムギは、そのまま抽出に用いるより、粗末又は粉末とすることが好ましい。カラスムギは上記抽出溶媒に浸漬し、常法により抽出を行なえばよいが、必要に応じて50℃程度まで加温して抽出効率を高めてもよい。また、抽出物をそのまま又は濃縮した後、溶媒で分画し、有効画分のみ取り出すと、より少量で高い効果を期待することができる。ここで分画に用いる溶媒としては、水と酢酸エチルが好ましく、この酢酸エチル画分を用いることが好ましい。
【0009】
このカラスムギ抽出物は、好塩基球及び肥満細胞への抗原抗体反応、カルシウムイオノフォア、Compound 48/80等の刺激により生ずるヒスタミンの遊離を抑制する作用を有する。従って、このカラスムギ抽出物を有効成分として含有する本発明のヒスタミン遊離抑制剤は、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症等のヒスタミンによる各種炎症症状の予防薬として有用である。
【0010】
本発明ヒスタミン遊離抑制剤は、カラスムギ抽出物を配合する限りいかなる形態でもよいが、錠剤、顆粒剤、カプセル剤等の経口投与用製剤;注射剤;軟膏クリーム、ローション、ゲル等の外用剤;浴用剤等として用いることができる。これらの製剤とするには、カラスムギ抽出物と賦形剤、増量剤、結合剤、湿潤化剤、崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤、分散剤、緩衝剤、保存剤、矯味剤、香料、被覆剤等を適宜組み合わせて処方することにより製造することができる。また入浴剤とするには、これらの添加剤に加え、無機塩類、炭酸ガス、炭酸ガス発生物を配合せしめることができる。
【0011】
本発明ヒスタミン遊離抑制剤の投与量は、症状、投与ルート等によっても異なるが、一般に成人に対してカラスムギ抽出物(乾燥重量)として10〜5,000mg、特に50〜2,000mgを通常1日1〜4回に分けて投与するのが好ましい。また、入浴剤として使用する場合は、特に限定されないが、標準的な浴水150〜200 l当り、カラスムギの種子の原末0.001〜1,000gから得られる抽出物の量とすることが好ましく、更に原末0.01〜100gから得られる抽出物の量とすることが好ましい。
【0012】
【発明の効果】
本発明のヒスタミン遊離抑制剤は、安全性が高く、かつヒスタミン遊離抑制作用が強いので種々のアレルギー症状の予防剤として有用である。
【0013】
【実施例】
次に実施例、試験例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0014】
製造例1
カラスムギの種子からの抽出物(1)
カラスムギの種子の粗末1kgに1,3−ブチレングリコール:精製水(1容:1容)混液2kgを加え、50℃で10時間攪拌抽出する。固形物をろ過後、5℃にてろ液を数日間静置し、析出した沈澱などをろ過して除き、やや黄色を帯びた、澄明な抽出液0.98kgを得た。
抽出液の回収率は約50%であったが、カラスムギの種子の仕込み量と抽出溶媒量の比率から本製造例での抽出液1gは、カラスムギの種子、約0.5gに相当する。
【0015】
製造例2
カラスムギの種子からの抽出物(2)
カラスムギの種子の粗末1kgにエタノール:精製水(1容:1容)混液5kgを加え、50℃で10時間攪拌抽出する。固形物をろ過後、ろ液を60℃以下にて全量が約10分の1容量になるまで減圧濃縮し、酢酸エチル0.5kgを加え充分に攪拌したのち静置し、分液として下層部を得る。その下層部を減圧濃縮して得られる褐色の粘稠物(カラスムギの種子1kg→0.10kg)を得た。これに100gの局方デキストリンと精製水適量を加えて溶解し、微量の不溶物をろ紙ろ過した後、スプレードライを行ない、乾燥物200gを得た。本品1gは、カラスムギの種子5gに相当する。
【0016】
製造例3、4
カラスムギの種子からの抽出物の分画
カラスムギの種子の粗末1kgにエタノール:精製水(1容:1容)混液5kgを加え、50℃で10時間攪拌抽出する。固形物をろ過後、ろ液を60℃以下にて全量が約10分の1容量になるまで減圧濃縮し、酢酸エチル0.5kgを加え充分に攪拌したのち静置し、分液して下層部を得る。その下層部を減圧濃縮して得られる褐色の粘稠物(カラスムギの種子1kg→0.10kg)を得た。このカラスムギの種子からの抽出物を100gとり、水1kgに分散させ酢酸エチル1kgを加え、常法に従い分液ロートで分画した。水に分配されたエキスに対して更にブタノールを1kg加え、分液ロートで分画し、水、ブタノール、可溶物を濃縮し、それぞれ水可溶性画分:26g(製造例3)、ブタノール可溶性画分:40g(製造例4)の分画物を得た。本分画物の各1gはカラスムギの種子のそれぞれ約38g、25gに相当する。
【0017】
製造例5、6、7
カラスムギの種子からの抽出物の分画
カラスムギの種子の粗末1kgを次の溶媒で順次抽出し、混合物とし、濃縮した。アセトン2L、メタノール2L、50%メタノール2L(室温抽出)、アセトン2L、メタノール2L、50%メタノール2L(50℃抽出)、精製水2L(室温抽出)。
濃縮した混合物を水2Lに分散し、2Lの酢酸エチルで抽出し、酢酸エチル可溶性物を得、それを濃縮し、酢酸エチル可溶性画分:34g(製造例5)を得た。水で配合されたエキスに対してブタノール2Lを加え、分液ロートで分画し、水、ブタノール可溶物を濃縮し、それぞれ水可溶性画分:26g(製造例6)、ブタノール可溶性画分:40g(製造例7)を得た。
【0018】
試験例1
ラット由来の好塩基球RBL2H3細胞を12穴のプレートに1ウェル当たり4×105 個接種し、37℃、5%CO2 状況下で8時間培養した。次に、被験液(500μg/ml)を1/10容量添加し、37℃、5%CO2 状況下で15時間培養した。細胞を培地で3回洗浄後、培地を1ウェル当たり800μl添加し、被験液(500μg/ml)を100μl添加し(最終濃度50μg/ml)、37℃、5%CO2 状況下で30分培養した。更にカルシウムイオノフォアA23187を最終濃度が1μg/mlとなるように添加して30分間反応させた。反応液を遠心分離(800r.p.m., 5分間)し、上清及び細胞から、ヒスタミンを抽出し、ヒスタミン量を蛍光法により測定した。
【0019】
遊離率は細胞の総ヒスタミン量と細胞から遊離したヒスタミン量から次式により求めた。
【0020】
遊離率(%)=遊離したヒスタミン量/総ヒスタミン量×100
【0021】
更に、ヒスタミン遊離抑制率は次式により求めた。
【0022】
【数1】
【0023】
その結果、表1に示す如く、カラスムギ抽出物は好塩基球からのヒスタミン遊離に対して優れた抑制作用を示した。
【0024】
【表1】
【0025】
試験例2
ラット腹腔からTyrod溶液を用いて、腹腔浸潤細胞を採取し、メトリザマイドを用いた密度勾配法により肥満細胞を得た。細胞をTyrod溶液で1×105個/mlに調整し、被験液(500μg/ml)を添加して37℃で30分間培養し、Compound48/80を最終濃度1μg/mlになるように添加し、37℃で60分間反応させた。反応液を遠心(800rpm,5分間)し、上清及び細胞からヒスタミンを抽出し、ヒスタミン量を蛍光法により測定した。試験例1と同様にしてヒスタミン遊離抑制率を求めた。その結果、表2に示す如く、カラスムギ抽出物は肥満細胞からのヒスタミン遊離に対して優れた抑制作用を示した。
【0026】
【表2】
【0027】
試験例3
モルモット背部を剃毛し、ヒスタミン50μl及び被験物質溶液(エタノール:水=1:1に溶解後生理食塩水で500μg/mlに希釈する)100μl皮内投与し、ブリリアントブルー(生理食塩水に溶解、10mg/ml、モルモット体重100g当たり0.5ml)を皮内投与した。30分後に、モルモット背部の皮膚を剥ぎ、裏側から色素(ブリリアントブルー)が漏出している面積を測定した。その結果、表3に示す如く、カラスムギ抽出物はヒスタミンによる血管透過性亢進作用を抑制しないことがわかる。従って、カラスムギ抽出物には抗ヒスタミン作用がないことが示された。
【0028】
【表3】
【0029】
実施例1(錠剤)
下記組成の錠剤を直接圧縮成形により製造した。
【0030】
実施例2(顆粒剤)
下記成分を均一に混合し、捏和し、押し出し造粒機により造粒し、篩別して顆粒剤を得た。
【0031】
実施例3(噴霧剤)
下記成分を1ボンベ中に含む噴霧剤を常法により製造した。
【0032】
実施例4(軟膏剤)
下記成分を均一に混合し、軟膏剤を得た。
【0033】
実施例5(カプセル剤)
下記成分を均一に混合し、カプセル剤を得た。
【0034】
実施例6(クリーム)
下記成分を均一に混合し、クリームを得た。
【0035】
Claims (3)
- カラスムギ抽出物を有効成分とするヒスタミン遊離抑制剤。
- カラスムギ抽出物が、カラスムギの種子から水又は/及び水溶性有機溶媒を用いて抽出した抽出物である請求項1記載のヒスタミン遊離抑制剤。
- カラスムギ抽出物が、水又は/及び水溶性有機溶媒を用いて抽出したものを水と酢酸エチルで分画して得られた酢酸エチル画分である請求項1記載のヒスタミン遊離抑制剤。
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