JP3618840B2 - 製本束搬送装置及びそれを備えた製本装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像形成装置から出力したシート束を製本した後、この製本束を搬送する製本束搬送装置及びそれを備えた製本装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、製本装置1は、図20に示すように、シート搬送装置201、シート整合装置202、シート束搬送装置203、テープ加熱装置204、テープ搬送装置205、収納スタッカー207より構成されている。
【0003】
シート搬送装置201は、搬入されるシート材Sのシート搬送路2を有しており、該シート搬送路2には搬入口2aと排出口2bとが形成されているとともに、該シート搬送路2に沿って上流側から搬入ローラ対3、複数の搬送ローラ対4、搬出ローラ対5が配設されている。また搬入ローラ3の下流近傍には、分岐手段としてのフラッパー6が配設されていて、製本する際はシート搬送路2をシート搬送路7に分岐するようになっている。
【0004】
前記フラッパー6によってシート搬送路7に分岐されたシートSは、シート搬送ローラ対8によってシート整合装置202に搬入される。
【0005】
シート整合装置202は、シートを収納する収納トレイ9、シートの搬送方向と平行な辺を揃える整合フェンス10、シートの搬送方向先端の辺を揃える整合パドル11、製本の冊間でシートを一時待機させるストップフィンガー12、シートの先端が突き当たる先端基準シャッター13、装置入口部でシートの下面をガイドする入口下ガイド14、装置入口部でシートの上面をガイドする入口上ガイド15によって構成されている。
【0006】
シート整合装置202に搬入されたシートSは、上面を入口上ガイド15によって、下面を入口下ガイド14によってガイドされつつ、先端基準シャッター13に突き当たる。この時、整合パドル11によってシートSの搬送方向の整合が、整合フェンス10によってシートの搬送方向と平行な辺の整合が、それぞれ収納トレイ9上で行われる。
【0007】
また、シート束搬送装置203は、可動グリッププレート17、固定グリッププレート16、シート束ガイド18等によって構成されている。
【0008】
そして、シート整合装置202でシートの整合が完了すると、可動グリッププレート17の挟持駆動機構(不図示)が作動して可動グリッププレート17が移動して固定グリッププレート16と共に、整合シート束を挟持する。シート束の挟持が完了すると可動グリッププレート17及び固定グリッププレート16の移動機構(不図示)が作動してシート束を挟持した状態で、シート整合装置202からテープ加熱装置204に整合シート束を搬送する。
【0009】
またこの時、シート束の後端の下側はシート束ガイド18によってガイド支持されている。
【0010】
なお、可動グリッププレート17及び固定グリッププレート16と一緒にシート束ガイド18も移動する。
【0011】
テープ加熱装置204は、テープガイド19、20、センターヒーター21、サイドヒーター22、23、センターヒーター21の駆動機構24、サイドヒーター22、23の駆動機構25等によって構成されている。
【0012】
テープ加熱装置204には、シート束搬送装置203によって整合シート束が搬送されてくる以前にテープ搬送装置205によってテープガイド19、20部にバインドテープ26が供給されている。
【0013】
また、テープ搬送装置205は、テープリールR1、R2、キャリッジ搬送体C、テープカッター42、テープ搬送手段43等によって構成されている。
【0014】
テープリールR1、R2に巻かれたテープは、テープカッター42によって所定の長さにカットされ(バインドテープ26)、テープ搬送手段によってキャリッジ搬送体内に搬送される。
【0015】
バインドテープ26がテープ搬送手段43によってキャリッジ搬送体C内に搬送されると、センターヒーター21がセンターヒーター21の駆動機構24によって退避位置(不図示)から加熱位置に移動してバインドテープ26の予熱を開始する。そしてシート束搬送装置203によって整合シート束が背面当接位置Hに搬送されると、シート束の背面がバインドされる。
【0016】
製本されたシート束は、可動グリッププレート17、固定グリッププレート16からなるグリッパーによって狭持され、収納スタッカ207へ収納される。
【0017】
このように、シート束はグリッパー17により挟持され、シート整合装置202からテープ加熱装置204へ、そして収納スタッカ207へと移動する。
【0018】
そのため従来例では、a(挟持)、b(移動)、c(移動)、d(回転)、e(移動)、f(手前・奥移動)の6動作が各々別々のレールや駆動系を持ち、かつ多くの駆動系が移動体の中に含まれ、複雑で、コストの高い構成となっている。
【0019】
又、従来例において、d、eの動作を省略すると、製本束の収納時に、落下を伴い、製本束に衝撃を与え、束の乱れを発生する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
このような上記従来例では、シート束を挟持するグリッパーを、6方向自由度を有する駆動系により、移動させるため、(1)グリッパーの駆動系に多大なコストがかかる。(2)装置が大きくなる。又、シート束を収納部に収めた後に、次のシート束を搬送させるため、(3)装置の生産性を減少させるという欠点があった。
【0021】
本発明は、上記3つの課題を解決することを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、製本されたシート束を搬送する製本束搬送装置において、前記製本されたシート束を載置する載置部と前記載置部に形成したスリットとでくし歯形状をした水平移動トレイと、前記製本されたシート束を受け取る製本受取位置と、前記製本されたシート束を前記水平移動トレイに受け渡す製本受渡位置の間を回転・昇降可能な回転トレイと、を備え、前記回転トレイは、前記シート束の端部を突き当てる突き当て部材を有し、前記シート束を前記突き当て部材により規制した状態で前記製本受取位置から前記製本受渡位置まで回転・下降する途中で、前記回転トレイに積載されたシート束を前記水平移動トレイ上に受け渡す際、まず前記回転トレイの前記突き当て部材と反対側の端部が前記水平移動トレイよりも下に沈み、次に前記突き当て部材が前記水平移動トレイよりも下に沈むように、前記水平移動トレイと前記回転トレイの配置を設定し、前記回転トレイを、前記製本されたシート束を前記水平移動トレイに受け渡した後、前記水平移動トレイのスリット内に納めるようにしたことを特徴としている。
【0024】
また本発明は、前記回転トレイを回転・昇降させる駆動手段を、前記回転トレイの幅よりも小さく形成するとともに、前記回転トレイの下部に連結したことを特徴としている。
【0025】
また本発明は、前記駆動手段は、前記回転トレイを回転支持する第1の駆動リンクと、前記第1の駆動リンクと協動して前記回転トレイをスライド・回転自在に支持する第2の駆動リンクを有し、前記第1、第2の駆動リンクを第1の駆動軸と第2の駆動軸にそれぞれ固着するとともに、前記第1、第2の駆動軸を1つの駆動源により駆動するようにしたことを特徴としている。
【0026】
また、本発明は、順次送られてくるシートを整合する整合装置と、整合されたシート束を挟持し製本部まで搬送するシート束搬送装置と、前記製本部で製本されたシート束を製本収納部に搬送する製本束搬送装置とを備えた製本装置において、前記製本束搬送装置を上述した製本束搬送装置で構成したことを特徴としている。
【0027】
〔作用〕
請求項1記載の発明によれば、所定角度を持った回転トレイ上に、搭載された製本束は、重力によりすべり落ちようとするが、突き当て部材に突き当たることにより、製本束の姿勢は保たれる。つまり、グリッパーのような挟持手段を設けることなく、シート束の姿勢形状保持が可能となった。また、回転トレイ上に搭載された製本束は、回転トレイが上昇位置から、水平移動トレイよりも下に位置する下降位置まで、下降することで水平移動トレイへ受け渡されることができる。本実施例のように、所定角度をもって製本される場合、所定角状態から収納状態(水平状態)へ、製本束を移送せねばならない。特にグルーバインドされた直後の製本束は、まだ完全に束が固まっておらず、外乱を与えることはできない。つまり、上記構成によって製本束に外乱を与えず、束の下面を広域で支持しながら、移送を行うことが実現できた。また、回転トレイに搭載された製本束は、水平移動トレイへ受け渡される際、回転トレイの傾斜によってズレ落ちようとするが、突き当て部が最後に水平移動トレイ下へ沈むような動きにすることで、ズレ落ちを防止することができ、製本束の水平トレイ上の着地点が、常に一定に保たれるようになった。
【0028】
また請求項2記載の発明によれば、駆動リンク等の駆動手段を、回転トレイの下部に接続することにより、駆動と製本束の干渉、そしてシート受渡し時、グリッパー等のシート束搬送装置との干渉を避けることが容易になる。
【0029】
また請求項3記載の発明によれば、1つの駆動源の回転力で回転トレイの回動と昇降を実現できた。なお、第1と第2の駆動軸の回転数比を変えるか、第1と第2の駆動リンクの長さ比を変更することで、所定角度を任意に設定することができる。又、第1駆動リンクの長さを変えることで、回転トレイの昇降量を設定することができる。
【0032】
また請求項4記載の発明によれば、製本直後の製本束は挟持はしないで、トレイ上に搭載し、束の下面を支持し輸送することで、簡易な構成で製本束搬送を実現できた。又、収納時においても製本束に大きな落下が伴わずに、優しい収納が行えるようになった。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施例について説明する。なお、従来の技術の項で説明したものと同一または相当する部分には同一符号を付し説明を省略する場合がある。
【0034】
本実施例に係る製本装置1は、図1に示すように、シート搬送装置201、シート整合装置202、シート束搬送装置203、テープ加熱装置204、テープ搬送装置205、製本束搬送装置206、収納スタッカー207より構成されている。
【0035】
シート整合装置202に搬入されたシートSは、図2に示すように、上面を入口上ガイド15(15a、15b、15c)によって、下面を入口下ガイド14によってガイドされつつ、先端基準シャッター13(13a、13b)に突き当たる。この時、整合パドル11によってシートSの搬送方向の整合が、整合フェンス10によってシートの搬送方向と平行な辺の整合が、それぞれ収納トレイ9上で行われる。
【0036】
整合フェンス10は、固定フェンス10aと移動フェンス10bによって構成されておりシートは固定フェンス10a側を基準に整合されるようになっている。連続的に製本を行う場合は、ストップフィンガー12(12a、12b)を作動させて冊間でシートを一時待機させ、収納トレイ9上から整合シート束が搬出されてからストップフィンガー12(12a、12b)を解除して待機させていたシートを収納トレイ9上に受け渡すようになっている。
【0037】
また、シート束搬送装置203は、可動グリッププレート17(17a、17b)、固定グリッププレート16(16a、16b)、可動グリッププレート17の挟持駆動機構(不図示)、可動グリッププレート17及び固定グリッププレート16の移動機構(不図示)、シート束ガイド18(18a、18b、18c)等によって構成されている。
【0038】
シート整合装置202でシートの整合が完了すると、可動グリッププレート17の挟持駆動機構(不図示)が作動して可動グリッププレート17が移動して固定グリッププレート16と共に、図3(a)に示すように、整合シート束を挟持する。シート束の挟持が完了すると可動グリッププレート17及び固定グリッププレート16の移動機構(不図示)が作動してシート束を挟持した状態で、図3(b)に示すように、シート整合装置202からテープ加熱装置204に整合シート束を搬送する。
【0039】
またこの時、シート束の後端の下側はシート束ガイド18(18a、18b、18c)によってガイド支持されている。
【0040】
なお、可動グリッププレート17及び固定グリッププレート16と一緒にシート束ガイド18も移動する。
【0041】
テープ加熱装置204は、テープガイド19、20、センターヒーター21、サイドヒーター22、23、センターヒーター21の駆動機構24、サイドヒーター22、23、の駆動機構25等によって構成されている(図1参照)。
【0042】
テープ加熱装置204には、シート束搬送装置203によって整合シート束が搬送されてくる以前にテープ搬送装置205によってテープガイド19、20部にバインドテープ26が供給されている。
【0043】
また、テープ搬送装置205は、テープリールR1、R2、キャリッジ搬送体C、テープカッター42、テープ搬送手段43、44、等によって構成されている(図1参照)。
【0044】
テープリールR1、R2に巻かれたテープは、図5に示すように、テープカッター42によって所定の長さにカットされ(バインドテープ26)、テープ搬送手段43によってキャリッジ搬送体C内に搬送される。
【0045】
バインドテープ26がテープ搬送手段43によってキャリッジ搬送体C内に搬送されると、図6に示すように、キャリッジ搬送体Cは、テープ受取位置C1からテープ受渡し位置C2へ移動する。
【0046】
キャリッジ搬送体Cのテープ受取位置C1からテープ受渡し位置C2への移動が完了すると、図7に示すように、バインドテープ26はテープ搬送手段44によってテープガイド19、20部に供給される。
【0047】
バインドテープ26の供給後、センターヒーター21がセンターヒーター21の駆動機構24によって退避位置(不図示)から加熱位置(図1)に移動してバインドテープ26の予熱を開始する。そしてシート束搬送装置203によって整合シート束が背面当接位置Hに搬送されると、シート束の背面がバインドされる。
【0048】
シート束の背面バインドが完了すると、駆動機構25によってサイドヒーター22、23がテープガイド19、20を退避させながら(不図示)かつバインドテープ26の端部を持ち上げながら移動して後、シート束Sbをサイドヒーター22、23で挟み込むようにして側面のバインドを開始する。
【0049】
シート束の側面バインドが完了すると、サイドヒーター22、23での加圧が解除される。
【0050】
サイドヒーター22、23での加圧が解除されると、シート束搬送装置203によって製本完成品SCは背面当接位置Hより製本束搬送装置206への受渡し位置へと移送される(図4(a))。
【0051】
センターヒーター21及びサイドヒーター22、23は、それぞれセンターヒーター21の駆動機構24、サイドヒーター22、23の駆動機構25によって次のバインドテープがテープガイド部に供給されるために退避位置に戻る。
【0052】
製本束搬送装置206は、図1に示すように、回転トレイ27、水平移動トレイ28、回転トレイ27の駆動手段29、30、水平移動トレイ28の駆動手段31、昇降手段33、34等より構成されている。
【0053】
シート束搬送装置203によって製本完成品SCは背面当接位置Hより製本束搬送装置206への受渡し位置へと移送されると、前記回転トレイ27がその駆動手段29、30によって製本完成品受取位置に移動する。
【0054】
前記回転トレイ27の製本完成品受取位置への移動が完了すると、前記シート束搬送装置203の可動グリッププレート17及び固定グリッププレート18の挟持が解除され、前記回転トレイ27へ製本完成品SCが受け渡される。そしてシート束搬送装置203は、前記シート整合装置202の整合シート挟持位置に戻る(図4(b))。
【0055】
前記回転トレイ27は、製本完成品SCを受け取ると(図4(c))、前記駆動手段29、30によって水平移動トレイ28への受渡し位置Tへ移動する(図1参照)。
【0056】
水平移動トレイ28は、受渡し位置Tで製本完成品SCを受け取ると、駆動手段31によって収納スタッカー35上に移動し(図8(a))、昇降手段33、34によって製本完成品SCが収納スタッカー35内を下降する(図8(b))。そして、水平移動トレイ28の収納スタッカー35から離れる方向への移動によって製本完成品SCは収納スタッカー35内に収納される(図8(c))。
【0057】
次に、本発明に係わる製本束搬送装置206の構成・動作について、図9〜19を用いて説明する。
【0058】
図9は、製本束搬送装置の断面図、図10は平面図、図11は、水平移動トレイ28を取り除いた平面図である。該製本搬送装置206は、4本のタイミングベルト33、34につり掛けられたフレーム40を有し、タイミングベルト33、34とフレーム40を連結するベルト固定板33b、34b、水平移動トレイ28のホームポジションを検知するホームポジションセンサー41、回転トレイ27のホームポジションを検知するホームポジションセンサー43、ホームポジションセンサー43を取り付けるセンサー台43a、回転トレイ27に設置された製本束有無検42を備えている。
【0059】
また、回転トレイ27は、製本束の突き当て部27cを有し、駆動リンク29、30との連結部27a、27bを有している。連結部27aは、両側にスライド穴を有し、略図のスライド29aが摺動嵌合されている。
【0060】
又、本実施例では、回転トレイ27は、2個平行に設置され その中は製本束SCの巾よりも小さい。
【0061】
駆動リンク30は、約90°の屈曲形状を有している。これは駆動リンク30が回転し(時計回り)、最上部(図12)に到達した時、水平移動トレイ28に干渉しないためである。
【0062】
駆動リンク29、30は各々、駆動軸50、49に固着されている。図11に示すように、ステッピングモータ45の回転力は、ギア46、47、47a、48、48aを介して伝達され、駆動軸50、49を所定量回転させる。なお、駆動軸50、49は軸支板52、51にベアリングを介して支持されている。
【0063】
水平移動トレイ28は、くし歯形状(ヨ形状)を有し、2つの空間内に回転トレイ27を納めている。水平移動トレイ28は、コロ31に支持され、駆動ローラ31aにより駆動される。
【0064】
駆動ローラ31aは、通し軸31bに形成されている。
駆動ローラ31aは、モータ44の回転力をプーリー44a、31c、タイミングベルト44bを介して駆動される。
【0065】
なお、本実施例では、駆動ローラ31aは、ゴムローラーを使用している。
【0066】
また、本実施例では、駆動軸49、50は略同一平面上で、約95mmの軸間距離aを有している。又、駆動軸49、50と水平移動トレイ28間bは、b==38mm、駆動軸から突き当て部27cの高さcは、c=30mmである。駆動リンク29、30の長さは、それぞれ125mm、70mmである。
【0067】
上記軸間距離、リンク長により駆動軸49、50が同速度にて、90°回転することにより、回転トレイ27は略水平状態から30°時計回り方向に傾斜し、図12のように上昇する(連結部27b点で約70mm上昇)。
【0068】
次に動作を説明する。製本完成品SCは、シート束搬送装置203によって受渡し位置で待機する(図4(a))。
【0069】
次に製本束搬送装置206は、ホームポジションから50mm上昇し、受渡し位置近傍へ到達する。
【0070】
次に回転トレイ27は、ステッピングモータ45の回転により、駆動軸49、50が約90°回転することで、受渡し位置へ到達する。この時、束有無検42が製本完成品SCにより作動し、製本完成品SCが有ることを確認した後、シート束搬送装置203は、製本完成品SCの挟持を解除し、整合シート挟持位置へ戻る(図4(b,c))。
【0071】
この際、製本完成品SCは、下面を回転トレイに保持された状態で受け渡されるため、製本束のみだれ等がない(図12)。
【0072】
シート束搬送装置203が、整合シート挟持位置に到達した後、ステッピングモータ45を逆転させ、製本完成品SCを搭載した回転トレイ27を下降させる。この時、図13に示すように、製本完成品SCは、回転トレイ27が、水平移動トレイ28とすれ違うときに受け渡される。
【0073】
この時、回転トレイ27と水平移動トレイ28との交差角度はαは、15°以下であり、製本完成品SCに大きな曲げ負荷をかけることがなく、製本束の乱れを未然に防止することができる。
【0074】
さらに、回転トレイの下降が増すと、図14に示すように、回転トレイ27の突き当て部27cが水平移動トレイ28よりも沈む前に、回転トレイ後端部27dは、水平移動トレイ28よりも沈む。
【0075】
これにより、製本完成品SCの先端部が、突き当て部27cに製本完成品SCが水平状態になるまで規制されるため、ズレ落ちることがなく、製本完成品SCの着地点は常に一定に保たれる。
【0076】
図15は、回転トレイ27がホームポジションまで復帰し、製本完成品SCが完全に受け渡される状態を示す。
【0077】
図16は、製本束搬送装置206が、ホームポジション(ホームポジションセンサー61位置)から、50mm上昇した位置において、水平移動トレイ28を左へ移動した状態を示す。あらかじめスタッカー35の製本束の積載高さを検知する距離センサー60によって、スタッカー35の既積載高さを検出し、製本束搬送装置の下降距離を算出する。
【0078】
図17に示すように、製本完成品SCの落下量eは、e<20mmが好ましく、本実施例では、e=15mmとしている。
【0079】
製本束搬送装置206は、不図示のステッピングモータの回転により、タイミングベルト34、33を駆動することで昇降される。
【0080】
本実施例では、4本のタイミングベルトに、製本束搬送装置206をつり掛け、ベルトテンションを与えることで、製本束搬送装置206の姿勢を保っている。これによりスライドレール等の保持手段を省略することで、省スペース、コストダウンを図っている。
【0081】
次に、水平移動トレイ28を右へ引き抜き、製本完成品をスタッカー35へ着地させる。この時、製本完成品SCは15mm程落下する際、多少の曲げ負荷が加わるが、製本束の乱れを発生するレベルではない(図18)。
【0082】
図19は、製本完成品SCが、完全にスタッカー35に収納された状態を示している。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、製本束を挟持することなしに、製本束の乱れを防止する回転トレイの実現により、低コストで、製本束の回転を行うことができる。また、回転トレイと水平移動トレイを用いて、製本束の受渡しを行うことで、新しい製本束受渡し搬送を安価に行うことができる。さらに、製本束に過大な曲げ負荷を与えずに、さらに着地点を常に一定に保つことで、安定した製本束の受渡しが実現できる。
【0084】
また、請求項2記載の発明によれば、製本装置の大きさを小さくすることができ、さらに請求項3記載の発明によれば、回転トレイの駆動手段を安価で省スペースの中で実現できる。
【0087】
また請求項4記載の発明によれば、製本前と後と、各々適した搬送装置、受渡し方法により、低コストの製本装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の製本束搬送装置が用いられた製本装置の側面図である。
【図2】シート整合装置の斜視図である。
【図3】シートの搬送を説明する図である。
【図4】シートの搬送を説明する図である。
【図5】テープ搬送装置の動作を説明する図である。
【図6】テープ搬送装置の動作を説明する図である。
【図7】テープ搬送装置の動作を説明する図である。
【図8】収納スタッカーに製本束を収納する状態を示す図である。
【図9】製本束搬送装置の側面図である。
【図10】製本束搬送装置の平面図である。
【図11】水平移動トレイを取り去った状態での製本束搬送装置の平面図である。
【図12】製本束搬送装置の動作を示す図である。
【図13】製本束搬送装置の動作を示す図である。
【図14】製本束搬送装置の動作を示す図である。
【図15】製本束搬送装置の動作を示す図である。
【図16】製本束搬送装置によって製本束を収納スタッカーに収納する状態を示す図である。
【図17】製本束搬送装置によって製本束を収納スタッカーに収納する状態を示す図である。
【図18】製本束搬送装置によって製本束を収納スタッカーに収納する状態を示す図である。
【図19】製本束搬送装置によって製本束を収納スタッカーに収納する状態を示す図である。
【図20】従来の製本装置の側面図である。
【符号の説明】
27 回転トレイ
27a,b 連結部
28 水平移動トレイ
201 シート搬送装置
202 シート整合装置
203 シート束搬送装置
204 テープ加熱装置
205 テープ搬送装置
206 製本束搬送装置
207 収納スタッカー
【発明の属する技術分野】
本発明は画像形成装置から出力したシート束を製本した後、この製本束を搬送する製本束搬送装置及びそれを備えた製本装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、製本装置1は、図20に示すように、シート搬送装置201、シート整合装置202、シート束搬送装置203、テープ加熱装置204、テープ搬送装置205、収納スタッカー207より構成されている。
【0003】
シート搬送装置201は、搬入されるシート材Sのシート搬送路2を有しており、該シート搬送路2には搬入口2aと排出口2bとが形成されているとともに、該シート搬送路2に沿って上流側から搬入ローラ対3、複数の搬送ローラ対4、搬出ローラ対5が配設されている。また搬入ローラ3の下流近傍には、分岐手段としてのフラッパー6が配設されていて、製本する際はシート搬送路2をシート搬送路7に分岐するようになっている。
【0004】
前記フラッパー6によってシート搬送路7に分岐されたシートSは、シート搬送ローラ対8によってシート整合装置202に搬入される。
【0005】
シート整合装置202は、シートを収納する収納トレイ9、シートの搬送方向と平行な辺を揃える整合フェンス10、シートの搬送方向先端の辺を揃える整合パドル11、製本の冊間でシートを一時待機させるストップフィンガー12、シートの先端が突き当たる先端基準シャッター13、装置入口部でシートの下面をガイドする入口下ガイド14、装置入口部でシートの上面をガイドする入口上ガイド15によって構成されている。
【0006】
シート整合装置202に搬入されたシートSは、上面を入口上ガイド15によって、下面を入口下ガイド14によってガイドされつつ、先端基準シャッター13に突き当たる。この時、整合パドル11によってシートSの搬送方向の整合が、整合フェンス10によってシートの搬送方向と平行な辺の整合が、それぞれ収納トレイ9上で行われる。
【0007】
また、シート束搬送装置203は、可動グリッププレート17、固定グリッププレート16、シート束ガイド18等によって構成されている。
【0008】
そして、シート整合装置202でシートの整合が完了すると、可動グリッププレート17の挟持駆動機構(不図示)が作動して可動グリッププレート17が移動して固定グリッププレート16と共に、整合シート束を挟持する。シート束の挟持が完了すると可動グリッププレート17及び固定グリッププレート16の移動機構(不図示)が作動してシート束を挟持した状態で、シート整合装置202からテープ加熱装置204に整合シート束を搬送する。
【0009】
またこの時、シート束の後端の下側はシート束ガイド18によってガイド支持されている。
【0010】
なお、可動グリッププレート17及び固定グリッププレート16と一緒にシート束ガイド18も移動する。
【0011】
テープ加熱装置204は、テープガイド19、20、センターヒーター21、サイドヒーター22、23、センターヒーター21の駆動機構24、サイドヒーター22、23の駆動機構25等によって構成されている。
【0012】
テープ加熱装置204には、シート束搬送装置203によって整合シート束が搬送されてくる以前にテープ搬送装置205によってテープガイド19、20部にバインドテープ26が供給されている。
【0013】
また、テープ搬送装置205は、テープリールR1、R2、キャリッジ搬送体C、テープカッター42、テープ搬送手段43等によって構成されている。
【0014】
テープリールR1、R2に巻かれたテープは、テープカッター42によって所定の長さにカットされ(バインドテープ26)、テープ搬送手段によってキャリッジ搬送体内に搬送される。
【0015】
バインドテープ26がテープ搬送手段43によってキャリッジ搬送体C内に搬送されると、センターヒーター21がセンターヒーター21の駆動機構24によって退避位置(不図示)から加熱位置に移動してバインドテープ26の予熱を開始する。そしてシート束搬送装置203によって整合シート束が背面当接位置Hに搬送されると、シート束の背面がバインドされる。
【0016】
製本されたシート束は、可動グリッププレート17、固定グリッププレート16からなるグリッパーによって狭持され、収納スタッカ207へ収納される。
【0017】
このように、シート束はグリッパー17により挟持され、シート整合装置202からテープ加熱装置204へ、そして収納スタッカ207へと移動する。
【0018】
そのため従来例では、a(挟持)、b(移動)、c(移動)、d(回転)、e(移動)、f(手前・奥移動)の6動作が各々別々のレールや駆動系を持ち、かつ多くの駆動系が移動体の中に含まれ、複雑で、コストの高い構成となっている。
【0019】
又、従来例において、d、eの動作を省略すると、製本束の収納時に、落下を伴い、製本束に衝撃を与え、束の乱れを発生する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
このような上記従来例では、シート束を挟持するグリッパーを、6方向自由度を有する駆動系により、移動させるため、(1)グリッパーの駆動系に多大なコストがかかる。(2)装置が大きくなる。又、シート束を収納部に収めた後に、次のシート束を搬送させるため、(3)装置の生産性を減少させるという欠点があった。
【0021】
本発明は、上記3つの課題を解決することを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、製本されたシート束を搬送する製本束搬送装置において、前記製本されたシート束を載置する載置部と前記載置部に形成したスリットとでくし歯形状をした水平移動トレイと、前記製本されたシート束を受け取る製本受取位置と、前記製本されたシート束を前記水平移動トレイに受け渡す製本受渡位置の間を回転・昇降可能な回転トレイと、を備え、前記回転トレイは、前記シート束の端部を突き当てる突き当て部材を有し、前記シート束を前記突き当て部材により規制した状態で前記製本受取位置から前記製本受渡位置まで回転・下降する途中で、前記回転トレイに積載されたシート束を前記水平移動トレイ上に受け渡す際、まず前記回転トレイの前記突き当て部材と反対側の端部が前記水平移動トレイよりも下に沈み、次に前記突き当て部材が前記水平移動トレイよりも下に沈むように、前記水平移動トレイと前記回転トレイの配置を設定し、前記回転トレイを、前記製本されたシート束を前記水平移動トレイに受け渡した後、前記水平移動トレイのスリット内に納めるようにしたことを特徴としている。
【0024】
また本発明は、前記回転トレイを回転・昇降させる駆動手段を、前記回転トレイの幅よりも小さく形成するとともに、前記回転トレイの下部に連結したことを特徴としている。
【0025】
また本発明は、前記駆動手段は、前記回転トレイを回転支持する第1の駆動リンクと、前記第1の駆動リンクと協動して前記回転トレイをスライド・回転自在に支持する第2の駆動リンクを有し、前記第1、第2の駆動リンクを第1の駆動軸と第2の駆動軸にそれぞれ固着するとともに、前記第1、第2の駆動軸を1つの駆動源により駆動するようにしたことを特徴としている。
【0026】
また、本発明は、順次送られてくるシートを整合する整合装置と、整合されたシート束を挟持し製本部まで搬送するシート束搬送装置と、前記製本部で製本されたシート束を製本収納部に搬送する製本束搬送装置とを備えた製本装置において、前記製本束搬送装置を上述した製本束搬送装置で構成したことを特徴としている。
【0027】
〔作用〕
請求項1記載の発明によれば、所定角度を持った回転トレイ上に、搭載された製本束は、重力によりすべり落ちようとするが、突き当て部材に突き当たることにより、製本束の姿勢は保たれる。つまり、グリッパーのような挟持手段を設けることなく、シート束の姿勢形状保持が可能となった。また、回転トレイ上に搭載された製本束は、回転トレイが上昇位置から、水平移動トレイよりも下に位置する下降位置まで、下降することで水平移動トレイへ受け渡されることができる。本実施例のように、所定角度をもって製本される場合、所定角状態から収納状態(水平状態)へ、製本束を移送せねばならない。特にグルーバインドされた直後の製本束は、まだ完全に束が固まっておらず、外乱を与えることはできない。つまり、上記構成によって製本束に外乱を与えず、束の下面を広域で支持しながら、移送を行うことが実現できた。また、回転トレイに搭載された製本束は、水平移動トレイへ受け渡される際、回転トレイの傾斜によってズレ落ちようとするが、突き当て部が最後に水平移動トレイ下へ沈むような動きにすることで、ズレ落ちを防止することができ、製本束の水平トレイ上の着地点が、常に一定に保たれるようになった。
【0028】
また請求項2記載の発明によれば、駆動リンク等の駆動手段を、回転トレイの下部に接続することにより、駆動と製本束の干渉、そしてシート受渡し時、グリッパー等のシート束搬送装置との干渉を避けることが容易になる。
【0029】
また請求項3記載の発明によれば、1つの駆動源の回転力で回転トレイの回動と昇降を実現できた。なお、第1と第2の駆動軸の回転数比を変えるか、第1と第2の駆動リンクの長さ比を変更することで、所定角度を任意に設定することができる。又、第1駆動リンクの長さを変えることで、回転トレイの昇降量を設定することができる。
【0032】
また請求項4記載の発明によれば、製本直後の製本束は挟持はしないで、トレイ上に搭載し、束の下面を支持し輸送することで、簡易な構成で製本束搬送を実現できた。又、収納時においても製本束に大きな落下が伴わずに、優しい収納が行えるようになった。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施例について説明する。なお、従来の技術の項で説明したものと同一または相当する部分には同一符号を付し説明を省略する場合がある。
【0034】
本実施例に係る製本装置1は、図1に示すように、シート搬送装置201、シート整合装置202、シート束搬送装置203、テープ加熱装置204、テープ搬送装置205、製本束搬送装置206、収納スタッカー207より構成されている。
【0035】
シート整合装置202に搬入されたシートSは、図2に示すように、上面を入口上ガイド15(15a、15b、15c)によって、下面を入口下ガイド14によってガイドされつつ、先端基準シャッター13(13a、13b)に突き当たる。この時、整合パドル11によってシートSの搬送方向の整合が、整合フェンス10によってシートの搬送方向と平行な辺の整合が、それぞれ収納トレイ9上で行われる。
【0036】
整合フェンス10は、固定フェンス10aと移動フェンス10bによって構成されておりシートは固定フェンス10a側を基準に整合されるようになっている。連続的に製本を行う場合は、ストップフィンガー12(12a、12b)を作動させて冊間でシートを一時待機させ、収納トレイ9上から整合シート束が搬出されてからストップフィンガー12(12a、12b)を解除して待機させていたシートを収納トレイ9上に受け渡すようになっている。
【0037】
また、シート束搬送装置203は、可動グリッププレート17(17a、17b)、固定グリッププレート16(16a、16b)、可動グリッププレート17の挟持駆動機構(不図示)、可動グリッププレート17及び固定グリッププレート16の移動機構(不図示)、シート束ガイド18(18a、18b、18c)等によって構成されている。
【0038】
シート整合装置202でシートの整合が完了すると、可動グリッププレート17の挟持駆動機構(不図示)が作動して可動グリッププレート17が移動して固定グリッププレート16と共に、図3(a)に示すように、整合シート束を挟持する。シート束の挟持が完了すると可動グリッププレート17及び固定グリッププレート16の移動機構(不図示)が作動してシート束を挟持した状態で、図3(b)に示すように、シート整合装置202からテープ加熱装置204に整合シート束を搬送する。
【0039】
またこの時、シート束の後端の下側はシート束ガイド18(18a、18b、18c)によってガイド支持されている。
【0040】
なお、可動グリッププレート17及び固定グリッププレート16と一緒にシート束ガイド18も移動する。
【0041】
テープ加熱装置204は、テープガイド19、20、センターヒーター21、サイドヒーター22、23、センターヒーター21の駆動機構24、サイドヒーター22、23、の駆動機構25等によって構成されている(図1参照)。
【0042】
テープ加熱装置204には、シート束搬送装置203によって整合シート束が搬送されてくる以前にテープ搬送装置205によってテープガイド19、20部にバインドテープ26が供給されている。
【0043】
また、テープ搬送装置205は、テープリールR1、R2、キャリッジ搬送体C、テープカッター42、テープ搬送手段43、44、等によって構成されている(図1参照)。
【0044】
テープリールR1、R2に巻かれたテープは、図5に示すように、テープカッター42によって所定の長さにカットされ(バインドテープ26)、テープ搬送手段43によってキャリッジ搬送体C内に搬送される。
【0045】
バインドテープ26がテープ搬送手段43によってキャリッジ搬送体C内に搬送されると、図6に示すように、キャリッジ搬送体Cは、テープ受取位置C1からテープ受渡し位置C2へ移動する。
【0046】
キャリッジ搬送体Cのテープ受取位置C1からテープ受渡し位置C2への移動が完了すると、図7に示すように、バインドテープ26はテープ搬送手段44によってテープガイド19、20部に供給される。
【0047】
バインドテープ26の供給後、センターヒーター21がセンターヒーター21の駆動機構24によって退避位置(不図示)から加熱位置(図1)に移動してバインドテープ26の予熱を開始する。そしてシート束搬送装置203によって整合シート束が背面当接位置Hに搬送されると、シート束の背面がバインドされる。
【0048】
シート束の背面バインドが完了すると、駆動機構25によってサイドヒーター22、23がテープガイド19、20を退避させながら(不図示)かつバインドテープ26の端部を持ち上げながら移動して後、シート束Sbをサイドヒーター22、23で挟み込むようにして側面のバインドを開始する。
【0049】
シート束の側面バインドが完了すると、サイドヒーター22、23での加圧が解除される。
【0050】
サイドヒーター22、23での加圧が解除されると、シート束搬送装置203によって製本完成品SCは背面当接位置Hより製本束搬送装置206への受渡し位置へと移送される(図4(a))。
【0051】
センターヒーター21及びサイドヒーター22、23は、それぞれセンターヒーター21の駆動機構24、サイドヒーター22、23の駆動機構25によって次のバインドテープがテープガイド部に供給されるために退避位置に戻る。
【0052】
製本束搬送装置206は、図1に示すように、回転トレイ27、水平移動トレイ28、回転トレイ27の駆動手段29、30、水平移動トレイ28の駆動手段31、昇降手段33、34等より構成されている。
【0053】
シート束搬送装置203によって製本完成品SCは背面当接位置Hより製本束搬送装置206への受渡し位置へと移送されると、前記回転トレイ27がその駆動手段29、30によって製本完成品受取位置に移動する。
【0054】
前記回転トレイ27の製本完成品受取位置への移動が完了すると、前記シート束搬送装置203の可動グリッププレート17及び固定グリッププレート18の挟持が解除され、前記回転トレイ27へ製本完成品SCが受け渡される。そしてシート束搬送装置203は、前記シート整合装置202の整合シート挟持位置に戻る(図4(b))。
【0055】
前記回転トレイ27は、製本完成品SCを受け取ると(図4(c))、前記駆動手段29、30によって水平移動トレイ28への受渡し位置Tへ移動する(図1参照)。
【0056】
水平移動トレイ28は、受渡し位置Tで製本完成品SCを受け取ると、駆動手段31によって収納スタッカー35上に移動し(図8(a))、昇降手段33、34によって製本完成品SCが収納スタッカー35内を下降する(図8(b))。そして、水平移動トレイ28の収納スタッカー35から離れる方向への移動によって製本完成品SCは収納スタッカー35内に収納される(図8(c))。
【0057】
次に、本発明に係わる製本束搬送装置206の構成・動作について、図9〜19を用いて説明する。
【0058】
図9は、製本束搬送装置の断面図、図10は平面図、図11は、水平移動トレイ28を取り除いた平面図である。該製本搬送装置206は、4本のタイミングベルト33、34につり掛けられたフレーム40を有し、タイミングベルト33、34とフレーム40を連結するベルト固定板33b、34b、水平移動トレイ28のホームポジションを検知するホームポジションセンサー41、回転トレイ27のホームポジションを検知するホームポジションセンサー43、ホームポジションセンサー43を取り付けるセンサー台43a、回転トレイ27に設置された製本束有無検42を備えている。
【0059】
また、回転トレイ27は、製本束の突き当て部27cを有し、駆動リンク29、30との連結部27a、27bを有している。連結部27aは、両側にスライド穴を有し、略図のスライド29aが摺動嵌合されている。
【0060】
又、本実施例では、回転トレイ27は、2個平行に設置され その中は製本束SCの巾よりも小さい。
【0061】
駆動リンク30は、約90°の屈曲形状を有している。これは駆動リンク30が回転し(時計回り)、最上部(図12)に到達した時、水平移動トレイ28に干渉しないためである。
【0062】
駆動リンク29、30は各々、駆動軸50、49に固着されている。図11に示すように、ステッピングモータ45の回転力は、ギア46、47、47a、48、48aを介して伝達され、駆動軸50、49を所定量回転させる。なお、駆動軸50、49は軸支板52、51にベアリングを介して支持されている。
【0063】
水平移動トレイ28は、くし歯形状(ヨ形状)を有し、2つの空間内に回転トレイ27を納めている。水平移動トレイ28は、コロ31に支持され、駆動ローラ31aにより駆動される。
【0064】
駆動ローラ31aは、通し軸31bに形成されている。
駆動ローラ31aは、モータ44の回転力をプーリー44a、31c、タイミングベルト44bを介して駆動される。
【0065】
なお、本実施例では、駆動ローラ31aは、ゴムローラーを使用している。
【0066】
また、本実施例では、駆動軸49、50は略同一平面上で、約95mmの軸間距離aを有している。又、駆動軸49、50と水平移動トレイ28間bは、b==38mm、駆動軸から突き当て部27cの高さcは、c=30mmである。駆動リンク29、30の長さは、それぞれ125mm、70mmである。
【0067】
上記軸間距離、リンク長により駆動軸49、50が同速度にて、90°回転することにより、回転トレイ27は略水平状態から30°時計回り方向に傾斜し、図12のように上昇する(連結部27b点で約70mm上昇)。
【0068】
次に動作を説明する。製本完成品SCは、シート束搬送装置203によって受渡し位置で待機する(図4(a))。
【0069】
次に製本束搬送装置206は、ホームポジションから50mm上昇し、受渡し位置近傍へ到達する。
【0070】
次に回転トレイ27は、ステッピングモータ45の回転により、駆動軸49、50が約90°回転することで、受渡し位置へ到達する。この時、束有無検42が製本完成品SCにより作動し、製本完成品SCが有ることを確認した後、シート束搬送装置203は、製本完成品SCの挟持を解除し、整合シート挟持位置へ戻る(図4(b,c))。
【0071】
この際、製本完成品SCは、下面を回転トレイに保持された状態で受け渡されるため、製本束のみだれ等がない(図12)。
【0072】
シート束搬送装置203が、整合シート挟持位置に到達した後、ステッピングモータ45を逆転させ、製本完成品SCを搭載した回転トレイ27を下降させる。この時、図13に示すように、製本完成品SCは、回転トレイ27が、水平移動トレイ28とすれ違うときに受け渡される。
【0073】
この時、回転トレイ27と水平移動トレイ28との交差角度はαは、15°以下であり、製本完成品SCに大きな曲げ負荷をかけることがなく、製本束の乱れを未然に防止することができる。
【0074】
さらに、回転トレイの下降が増すと、図14に示すように、回転トレイ27の突き当て部27cが水平移動トレイ28よりも沈む前に、回転トレイ後端部27dは、水平移動トレイ28よりも沈む。
【0075】
これにより、製本完成品SCの先端部が、突き当て部27cに製本完成品SCが水平状態になるまで規制されるため、ズレ落ちることがなく、製本完成品SCの着地点は常に一定に保たれる。
【0076】
図15は、回転トレイ27がホームポジションまで復帰し、製本完成品SCが完全に受け渡される状態を示す。
【0077】
図16は、製本束搬送装置206が、ホームポジション(ホームポジションセンサー61位置)から、50mm上昇した位置において、水平移動トレイ28を左へ移動した状態を示す。あらかじめスタッカー35の製本束の積載高さを検知する距離センサー60によって、スタッカー35の既積載高さを検出し、製本束搬送装置の下降距離を算出する。
【0078】
図17に示すように、製本完成品SCの落下量eは、e<20mmが好ましく、本実施例では、e=15mmとしている。
【0079】
製本束搬送装置206は、不図示のステッピングモータの回転により、タイミングベルト34、33を駆動することで昇降される。
【0080】
本実施例では、4本のタイミングベルトに、製本束搬送装置206をつり掛け、ベルトテンションを与えることで、製本束搬送装置206の姿勢を保っている。これによりスライドレール等の保持手段を省略することで、省スペース、コストダウンを図っている。
【0081】
次に、水平移動トレイ28を右へ引き抜き、製本完成品をスタッカー35へ着地させる。この時、製本完成品SCは15mm程落下する際、多少の曲げ負荷が加わるが、製本束の乱れを発生するレベルではない(図18)。
【0082】
図19は、製本完成品SCが、完全にスタッカー35に収納された状態を示している。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、製本束を挟持することなしに、製本束の乱れを防止する回転トレイの実現により、低コストで、製本束の回転を行うことができる。また、回転トレイと水平移動トレイを用いて、製本束の受渡しを行うことで、新しい製本束受渡し搬送を安価に行うことができる。さらに、製本束に過大な曲げ負荷を与えずに、さらに着地点を常に一定に保つことで、安定した製本束の受渡しが実現できる。
【0084】
また、請求項2記載の発明によれば、製本装置の大きさを小さくすることができ、さらに請求項3記載の発明によれば、回転トレイの駆動手段を安価で省スペースの中で実現できる。
【0087】
また請求項4記載の発明によれば、製本前と後と、各々適した搬送装置、受渡し方法により、低コストの製本装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の製本束搬送装置が用いられた製本装置の側面図である。
【図2】シート整合装置の斜視図である。
【図3】シートの搬送を説明する図である。
【図4】シートの搬送を説明する図である。
【図5】テープ搬送装置の動作を説明する図である。
【図6】テープ搬送装置の動作を説明する図である。
【図7】テープ搬送装置の動作を説明する図である。
【図8】収納スタッカーに製本束を収納する状態を示す図である。
【図9】製本束搬送装置の側面図である。
【図10】製本束搬送装置の平面図である。
【図11】水平移動トレイを取り去った状態での製本束搬送装置の平面図である。
【図12】製本束搬送装置の動作を示す図である。
【図13】製本束搬送装置の動作を示す図である。
【図14】製本束搬送装置の動作を示す図である。
【図15】製本束搬送装置の動作を示す図である。
【図16】製本束搬送装置によって製本束を収納スタッカーに収納する状態を示す図である。
【図17】製本束搬送装置によって製本束を収納スタッカーに収納する状態を示す図である。
【図18】製本束搬送装置によって製本束を収納スタッカーに収納する状態を示す図である。
【図19】製本束搬送装置によって製本束を収納スタッカーに収納する状態を示す図である。
【図20】従来の製本装置の側面図である。
【符号の説明】
27 回転トレイ
27a,b 連結部
28 水平移動トレイ
201 シート搬送装置
202 シート整合装置
203 シート束搬送装置
204 テープ加熱装置
205 テープ搬送装置
206 製本束搬送装置
207 収納スタッカー
Claims (4)
- 製本されたシート束を搬送する製本束搬送装置において、
前記製本されたシート束を載置する載置部と前記載置部に形成したスリットとでくし歯形状をした水平移動トレイと、
前記製本されたシート束を受け取る製本受取位置と、前記製本されたシート束を前記水平移動トレイに受け渡す製本受渡位置の間を回転・昇降可能な回転トレイと、を備え、
前記回転トレイは、前記シート束の端部を突き当てる突き当て部材を有し、
前記シート束を前記突き当て部材により規制した状態で前記製本受取位置から前記製本受渡位置まで回転・下降する途中で、前記回転トレイに積載されたシート束を前記水平移動トレイ上に受け渡す際、まず前記回転トレイの前記突き当て部材と反対側の端部が前記水平移動トレイよりも下に沈み、次に前記突き当て部材が前記水平移動トレイよりも下に沈むように、前記水平移動トレイと前記回転トレイの配置を設定し、
前記回転トレイを、前記製本されたシート束を前記水平移動トレイに受け渡した後、前記水平移動トレイのスリット内に納めるようにしたことを特徴とする製本束搬送装置。 - 前記回転トレイを回転・昇降させる駆動手段を、前記回転トレイの幅よりも小さく形成するとともに、前記回転トレイの下部に連結したことを特徴とする請求項1記載の製本束搬送装置。
- 前記駆動手段は、前記回転トレイを回転支持する第1の駆動リンクと、前記第1の駆動リンクと協動して前記回転トレイをスライド・回転自在に支持する第2の駆動リンクを有し、前記第1、第2の駆動リンクを第1の駆動軸と第2の駆動軸にそれぞれ固着するとともに、前記第1、第2の駆動軸を1つの駆動源により駆動するようにしたことを特徴とする請求項2記載の製本束搬送装置。
- 順次送られてくるシートを整合する整合装置と、整合されたシート束を挟持し製本部まで搬送するシート束搬送装置と、前記製本部で製本されたシート束を製本収納部に搬送する製本束搬送装置とを備えた製本装置において、
前記製本束搬送装置を請求項1〜3の何れか1項記載の製本束搬送装置で構成したことを特徴とする製本装置。
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