JP3609879B2 - カラープリンタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、印字ヘッド及びインクリボンを使用し、連続した用紙に対して複数の色のインクを重ねて所定の1ページ分のカラー印字を行うカラープリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のカラープリンタは、例えば図15に示すように、端面型のサーマルラインヘッド101〜104を、用紙を直線的に搬送する搬送路105上に順番に直列に配置したものが知られている。
各サーマルラインヘッド101〜104には、それぞれプラテン106〜109が搬送路105( 用紙 )を介して対向して配置され、この各サーマルラインヘッド101〜104と各プラテン106〜109との間には、通常のカラープリンタならば、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのインクリボンが供給されるようになっている。
【0003】
これらのインクリボンは、送り側ローラ110−1、111−1、112−1、113−1に未使用部分が巻回されており、これらの各送り側ローラ110−1〜113−1から各サーマルラインヘッド101〜104を介して、インクリボンの使用済み部分が巻取側ローラ110−2、111−2、112−2、113−2に巻き取られるようになっている。
【0004】
各巻取側110−2〜113−2には、用紙の搬送に同期して所定のテンションにより巻き取るための巻取機構があり、一方各送り側ローラ110−1〜113−1には、インクリボンに対して所定のテンションがかかるようにバックテンション機構が設けられている。
【0005】
搬送路105において、最初に印字を行うサーマルラインヘッド101( 以下、Yヘッド101と称する )の用紙の供給側の所定距離の位置に、用紙を搬送制御するためのペーパー搬送用ローラ114及びこのペーパー搬送用ローラ14に対向して設けられた補助ローラ115が配置されている。なお図中矢印Pは用紙の搬送方向を示す。
【0006】
このペーパー搬送用ローラ114と前記Yヘッド1との間の搬送路105上には、用紙のラベル間のギャップを検出するギャップセンサ及び用紙に印刷されたマークを検出するマーカセンサからなるセンサ部116が配置されている。
また、最後に印字を行うサーマルラインヘッド104( 以下、第4ヘッド104と称する )の用紙の排出側の所定距離の位置に、用紙の最終の搬送状態を検出するための光学式透過形センサからなるチェックセンサ117が配置されている。
【0007】
このような従来のカラープリンタでは、用紙が各ヘッド1〜4の各印字位置で各インクリボンと各プラテンとの間に順番介挿され、そのヘッドによりインクリボンを使用して所定色の印字を行う。この所定色の印字においては、重ね印字が行われて、組合わされた色の画像が用紙上に形成されることになる。
【0008】
従って、各ヘッドによる印字位置の制御は高い精度が必要とされ、印字位置のずれは色ずれ等が生じ、印字品質が低下するという問題になる。そこで、従来のカラープリンタでは各ヘッド毎に印字ずれ等を修正するための補正値が設けられており、主に出荷時に製造者が各ヘッドの印字ずれの補正( 修正 )を行っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、カラープリンタにおいては、使用する用紙は1種類( サイズではなく、材質、厚さ等 )でなく、各種種類の用紙を使用する可能性があり、用紙に種類よっては厚さや表面の状態が異なり、それぞれの用紙で異なった印字結果が生じる。すなわち、印字ずれによる色ずれ等の発生する虞があり、印字品質が低下するという問題があった。
【0010】
例えば、図16に示すように、ペーパー搬送用ローラ114による用紙118の搬送速度は、ペーパー搬送用ローラ114自体の半径rとその回転速度により決定されるのではなく、そのペーパー搬送用ローラ114自体の半径rに用紙118の厚さを加算した仮想半径Rとペーパー搬送用ローラ114の回転速度により決定される。従って、搬送速度が用紙によって異なるため、各ヘッドの印字タイミングすなわち印字位置がずれるという問題があった。
【0011】
そこでこの発明は、用紙の種類に対応して印字品質を低下させずにカラー印字を行うことができるカラープリンタを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1対応の発明は、印字ヘッド及びインクリボンを使用し、連続した用紙に対して複数の色のインクを重ねて所定の1ページ分のカラー印字を行うカラープリンタにおいて、色ずれの原因となる用紙の特性が影響する複数の色のインクの重合せに関係するパラメータを用紙識別子毎に設定するパラメータ設定手段と、印字時に用紙識別子の入力に基づいて対応するパラメータを呼出すパラメータ呼出手段と、このパラメータ呼出手段により呼出されたパラメータに基づいて、印字を調整制御する調整制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0013】
請求項2対応の発明は、請求項1対応の発明において、パラメータ設定手段のパラメータに、有効印字幅及び印字長のパラメータを含め、パラメータ呼出手段によりパラメータが呼出された時に、有効印字幅及び印字長のパラメータに基づいて印字データを描画を行うものである。
【0014】
請求項3対応の発明は、請求項1対応の発明において、パラメータ設定手段のパラメータの1つは、各色毎に設定する印字濃度の微調値のパラメータであるものである。
【0015】
請求項4対応の発明は、請求項3対応の発明において、印字ヘッドはサーマルヘッドであり、調整制御手段は、パラメータ呼出手段により呼出された各色毎に設定された印字濃度の微調値のパラメータに基づいて、サーマルヘッドの通電を調整制御するものである。
【0016】
請求項5対応の発明は、請求項1対応の発明において、パラメータ設定手段のパラメータの1つは、各色毎に印字位置補正値としての主走査方向微調値及び副走査方向微調値のパラメータであるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、この発明を適用したイエロー( Y )、マゼンタ( M )、シアン( C )、ブラック( K )の4色を重ね合わせて印刷するカラープリンタは、後述するように、印字データを作成・編集するホストコンピュータ20とこのホストコンピュータ20による制御により実際に用紙に印字を行うプリンタ部26とから構成されている。
【0018】
図1は、このカラープリンタのプリンタ部26の概略の要部構成を示す図である。
印字ヘッドとしてのYヘッド1、Mヘッド2、Cヘッド3、Bkヘッド4は、それぞれ複数の発熱抵抗体を直方体の4インチ長の端面に1列に配列した端面サーマルラインヘッドで、主走査方向として形成された用紙の搬送路5上に順番に直列に配置されている。
【0019】
これらの前記Yヘッド1〜Bkヘッド4には、それぞれ第1プラテン6〜第4プラテン9が対向して配置され、また、リボンマガジン10〜13が着脱自在にセットされるようになっている。
このリボンマガジン10〜13には、それぞれ未使用のインクリボンが巻回されている送り側ローラ10−1〜13−1と使用済みのインクリボンが巻き取られる巻取側ローラ10−2〜13−2とが設けられている。
【0020】
これらの各リボンマガジン10〜13には、それぞれイエローのインクリボン、マゼンタのインクリボン、シアンのインクリボン、ブラック( 黒 )のインクリボンがセットされ、これらのリボンマガジン10〜13から前記各サーマルヘッド1〜4へ各インクリボンが供給される。
前記搬送路5の前記Yヘッド1の配置位置の用紙供給側に、用紙の搬送速度を制御するためのペーパー搬送用ローラ14及びこのペーパー搬送用ローラ14に対向して設けられた補助ローラ15が配置されている。
【0021】
前記ペーパー搬送用ローラ14と前記Yヘッド1との間の搬送路5上には、用紙のラベル間のギャップを検出するギャップセンサ及び用紙に印刷されたマークを検出するマーカセンサからなるセンサ部16が配置されている。
また、前記ペーパー搬送用ローラ14のさらに用紙供給側の前記搬送路5の用紙供給口5−1近傍には、用紙の末端を検出するための光学式透過形センサからなるペーパーエンドセンサ17が配置されている。
【0022】
前記搬送路5の前記用紙供給口5−1の外側にはペーパーホルダ18が固定され、このペーパーホルダ18に長尺状の印刷媒体としての用紙19が巻回されてセットされる。なお、この用紙19は所定間隔をおいて複数枚のラベルが台紙に貼着されたラベル用紙である。
また、前記搬送路5の前記用紙供給口5−1の反対側には、印字済み用紙を排出するための用紙排出口5−2が形成されている。
【0023】
従って、前記各サーマルヘッド1〜4と前記各プラテン6〜9との間を、前記各リボンマガジン10〜13からのインクリボン及び前記ペーパーホルダ18からの前記用紙19がほぼ等速で搬送される。
すなわち、このカラープリンタでは、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の順に各々所望の画像が形成されていくことになる。
【0024】
図2は、このカラープリンタの印字データを作成・編集するホストコンピュータ20の要部回路構成を示すブロック図である。
21は、制御部本体を構成するCPU(central processing unit )である。 このCPU21が行う処理のプログラムデータが記憶されたROM(read only memory)22、前記CPU21が処理を行う時に使用する各種メモリのエリアが形成されたRAM(random access memory)23、後述するパラメータ設定エリア24−1等の各種エリアが形成された外部記憶装置24とのデータの伝送制御を行う外部記憶装置インターフェイス25、前記プリンタ部26と回線を介してデータの伝送制御を行うプリンタインターフェイス27は、それぞれシステムバス28を介して前記CPU21と接続されている。
【0025】
また、前記CPU21は前記システムバス28を介して、パラメータを指定するための用紙名等の各種データを入力するキーボード29とのデータの伝送制御を行うキーボードインターフェイス30、表示器31を制御する表示コントローラ32、各種外部装置( センサを含む、図示せず )と接続されるI/O( input/output )ポート33と接続されている。
【0026】
図3は、前記外部記憶装置24に形成された前記パラメータ設定エリア24−1のメモリ構成を示す図である。
前記パラメータ設定エリア24−1には、各用紙名毎に、有効印字幅、有効印字長、ラベルピッチ、センサ有無、センサ種別、濃度微調値、印字微調値、印字位置補正値、リボン巻き取り、リボンバックテンションの各種パラメータを設定するエリアが形成されている。
【0027】
前記濃度微調値は、各ヘッド1〜4毎に設定できるように、Yヘッド、Mヘッド、Cヘッド、Bkヘッドと細分化されている。
前記印字微調値は、さらにバクフィード量、印字開始位置、カット位置、停止位置と細分化されている。
前記印字位置補正値は、各ヘッド1〜4のX軸・Y軸毎に設定できるように、YヘッドX軸、YヘッドY軸、MヘッドX軸、MヘッドY軸、CヘッドX軸、CヘッドY軸、BkヘッドX軸、BkヘッドY軸と細分化されている。
【0028】
前記リボン巻き取りは、各ヘッド1〜4のそれぞれの巻取側ローラ10−2〜13−2毎に設定できるように、Yヘッド、Mヘッド、Cヘッド、Bkヘッドと細分化されている。
前記リボンバックテンションは、各ヘッド1〜4のそれぞれの送り側ローラ10−1〜13−1毎に設定できるように、Yヘッド、Mヘッド、Cヘッド、Bkヘッドと細分化されている。
【0029】
特に、前記濃度微調値及び前記印字位置補正値( 及び前記印字微調値 )は、インクリボンの各色を重ね合せ印字するときに、用紙の種類による印字ずれ( 色ずれ )が生じないように設定された補正値であり、装置のメカニカル的な誤差を補正するものではなく( メカニカル的な誤差の補正はP側ROM42に設定された濃度値、印字位置に施されている。あるいは自動的に施されるようになっている。 )、各ヘッドに対して相対的に設定され、後述の処理において、相対的に使用されるものである。
【0030】
例えば図4に示すように、前記有効印字幅は長さA、前記有効印字長は長さB、前記ラベルピッチは長さC、前記印字開始位置は距離Dのデータがそのまま設定される。一方、前記濃度微調値以下の他のパラメータでは、全て補正値のデータが設定される。
【0031】
図5は、このカラープリンタの前記プリンタ部26の要部回路構成を示すブロック図である。
41はこのプリンタ部26の制御部本体を構成するCPU( 区別のためにP側CPUと称する )である。
このP側CPU41が行う処理のプログラムデータが記憶されたROM( 区別のためにP側ROMと称する )42、前記P側CPU41が処理を行う時に使用する各種メモリのエリアが形成されたRAM( 区別のためにP側RAMと称する )43、前記ホストコンピュータ20から供給されたパラメータを保存するためのパラメータバッファ44、前記ホストコンピュータ20と回線を介してデータの伝送制御を行う通信インターフェイス45は、それぞれシステムバス( 区別のためP側システムバスと称する )47を介して前記P側CPU41と接続されている。
【0032】
また、前記P側CPU41は前記P側システムバス47を介して、印字するビットマップデータが展開されるイメージバッファ48、前記各ヘッド1〜4のそれぞれの駆動回路から構成されたヘッド部49を制御するヘッドコントローラ50、前記搬送路5で前記用紙19を搬送する前記ペーパー搬送用ローラ14及び前記各プラテン6〜9等の各駆動回路機構から構成された用紙搬送部51と前記各送り側ローラ10−1〜13−1及び前記各巻取側ローラ10−2〜13−2の各駆動回路機構から構成されたリボン搬送部52とをそれぞれ制御する搬送コントローラ53が接続されている。
【0033】
なお、前記リボン搬送部52には、図6に示すリボン回転スピード検出機構52−1が、前記各ヘッド1〜4毎に( 各送り側ローラ10−1〜13−1及び各巻取側ローラ10−2〜13−2の1組毎に )設けられている。なお、ここではYヘッド1について設けられたリボン回転スピード検出機構52−1について説明する。他のヘッド2〜4についても同一構成なので、ここではその説明は省略する。
【0034】
前記リボン搬送部52は、前記送り側ローラ10−1の回転軸に固定された送り側スリット円板60−1及びこの送り側スリット円板60−1のスリットを検出する透過形光学式センサ61−1からなるエンコーダにより構成されている。
なお、この前記送り側ローラ10−1の回転軸には、さらに送り側大径ギア62−1が固定されており、この送り側大径ギア62−1は、駆動源としてのリボン送り側モータ63−1の回転シャフトに送り側小径ギア64−1を介して連結されている。
【0035】
また、前記巻取側ローラ10−2の回転軸に固定された巻取側スリット円板60−2及びこの巻取側スリット円板60−2のスリットを検出する透過形光学式センサ61−2からなるエンコーダにより構成されている。なお、この前記巻取側ローラ10−2の回転軸には、さらに巻取側大径ギア62−2が固定されており、この巻取側大径ギア62−2は、駆動源としてのリボン巻取側モータ63−2の回転シャフトに巻取側小径ギア64−2を介して連結されている。
以上のような構成により、前記送り側ローラ10−1及び前記巻取側ローラ10−2のそれぞれ回転速度が検出できる。
【0036】
図7乃至図11は、前記ホストコンピュータ20により各パラメータを設定するため、前記表示器31の画面に表示されるウインドウを示す図である。なお、全ての設定は前記キーボード29又はマウス等からの入力により行う。これらの入力された各パラメータの設定は、各用紙名毎にパラメータ設定エリア24−1に記憶される。
【0037】
図7は、ラベルサイズ設定及びセンサ種別の設定を行う詳細設定のウインドウを示す図である。
ラベルサイズ設定では、ラベルピッチ、有効印字長、有効印字幅を直接数値を入力して設定する。また、センサ種別では、センサなし、反射センサ、透過センサのうちいずれかを選択するようになっている。
【0038】
図8は、位置微調のウインドウを示す図である。
位置微調では、印字微調値のバックフィード量、印字開始位置、カット位置、停止位置等を、グラフィックの各ゲージにより示し、このゲージの指標部の値が右側に数字として表示される。その指標部を移動させることにより所望の値を入力・設定することができる。
【0039】
図9は、印字濃度微調のウインドウを示す図である。
印字濃度微調では、濃度微調値として、各ヘッド1〜4毎にその印加する電気エネルギー( 電圧又はパルス幅、デューティ比 )の微調整ができるように、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックとしてグラフィックの各ゲージにより示し、このゲージの指標部の値が右側に数字として表示される。その指標部を移動させることにより所望の値を入力・設定することができる。
【0040】
図10は、ヘッド補正のウインドウを示す図である。
ヘッド補正では、印字位置補正値として各ヘッド1〜4のY軸( 主走査線 )及びX軸( 副走査線 )毎に印字位置を補正することができるように、イエローについて主走査線、副走査線、マゼンタについて主走査線、副走査線、シアンについて主走査線、副走査線、ブラックについて主走査線、副走査線としてグラフィックの各ゲージにより示し、このゲージの指標部の値が右側に数字として表示される。その指標部を移動させることにより所望の値を入力・設定することができる。
【0041】
図11は、リボン駆動電圧補正のウインドウを示す図である。
リボン駆動電圧補正では、リボン巻き取り及びリボンバックテンションとして、各ヘッド1〜4の巻取側ローラ10−2〜13−2及び送り側ローラ10−1〜13−1毎にテンションが微調整できるように、イエローについて巻き取り側電圧、送り側電圧、マゼンタについて巻き取り側電圧、送り側電圧、シアンについて巻き取り側電圧、送り側電圧、ブラックについて巻き取り側電圧、送り側電圧としてグラフィックの各ゲージにより示し、このゲージの指標部の値が右側に数字として表示される。その指標部を移動させることにより所望の値を入力・設定することができる。
【0042】
図12は、前記ホストコンピュータ20において、前記CPU21が行う印字命令処理の流れを示す図である。
まず、キーボード29により用紙名が入力されるまでの待機状態となり、用紙名が入力されると、その用紙名に対応する各種パラメータをパラメータ設定エリア24−1から呼出す。
【0043】
次に、この呼出したパラメータのうち有効印字幅及び有効印字長に基づいて印字領域を設定し、印字データをこの印字領域内にビットマップデータとして描画する。
次に、この描画したビットマップデータをプリンタインターフェイス27を介してプリンタ部26へ送信する。
このビットマップデータの送信が終了すると、呼出されている各種パラメータをプリンタインターフェイス27を介してプリンタ部26へ送信して、この印字命令処理を終了するようになっている。
【0044】
図13は、前記プリンタ部26において、前記P側CPU41が行う印字処理の流れを示す図である。なお、ビットマップデータはすでに受信済みで、イメージバッファ48に記憶されている。
まず、ホストコンピュータ20から送信された各種パラメータを通信インターフェイス45を介して受信し、パラメータバッファ44に記憶する。
【0045】
次に、P側ROM42に予め設定されているバックフィード量を、パラメータバッファ44に記憶されているパラメータの印字微調値のバックフィード量で補正し、この補正したバックフィード量に基づいて、用紙19をバックフィードする。
次に、パラメータバッファ44に記憶されているパラメータのセンサ有無がセンサなしと設定されているか否かを判断する。ここでセンサなしと設定されていると判断すると、後述するステップ1( ST1 )の処理へ移行するようになっている。
【0046】
また、センサなしと設定されていなければ、パラメータバッファ44に記憶されているパラメータのセンサ種別が透過センサか否かを判断する。ここで透過センサと判断すると、センサモードを透過に設定し、また透過センサではなく、反射センサと判断すると、センサモードを反射に設定する。
次に、センサモードに対応するセンサ部16からの検出信号に基づいて、ギャップ又はマークを検出するまでフォーワードフィードを行い、ギャップ又はマークを検出すると、ステップ1の処理へ移行するようになっている。
【0047】
ステップ1の処理は、P側ROM42に予め設定されている印字開始位置を、パラメータバッファ44に記憶されているパラメータの印字微調値の印字開始位置で補正し、この補正した印字開始位置がYヘッド1の印字位置に位置決めされるようにフォーワードフィードする。
なお、後述するように、この印字開始位置は、実際に印字を開始する位置ではなく、印字動作を開始する位置である。従って印字動作が開始されてから所定距離だけ用紙19を搬送すると、実際の印字が開始する。
【0048】
このフォーワードフィードを終了すると、後述する印字動作処理を行い、この印字動作処理を終了すると、P側ROM42に予め設定されている停止位置を、パラメータバッファ44に記憶されているパラメータの印字微調値の停止位置で補正し、用紙19の所定部分がこの補正した停止位置に位置決めされるようにフォーワードフィードして停止する。
そして、この印字処理を終了するようになっている。
【0049】
図14は、前述の印字動作処理の流れを示す図である。
まず、各リボンモータ( リボン送り側モータ及びリボン巻取側モータ )にリボン回転スピード検出用の所定電圧を印加して駆動し、全てヘッド1〜4をヘッドダウンさせて、各ヘッド1〜4を各プラテン6〜9に圧接させる。
【0050】
次に、各ヘッド1〜4( 各色 )毎に設けられている各リボン回転スピード検出機構52−1のエンコーダを構成する各透過形光学式センサ61−1,61−2からの検出信号を取込んで、各送り側ローラ10−1〜13−1及び各巻取側ローラ10−2〜13−2のそれぞれの回転スピードを算出し、その算出した回転スピードからさらに、各送り側ローラ10−1〜13−1又は各巻取側ローラ10−2〜13−2に巻回されているインクリボンの直径を算出する。
【0051】
この算出した各インクリボンの直径に基づいて、P側ROM42に予め設定されている各送り側ローラ10−1〜13−1及び各巻取側ローラ10−2〜13−2のテンション値( バックテンション及び巻取りのテンション )を呼出し、この呼出したテンション値に対して、パラメータバッファ44に記憶されているパラメータのリボン巻き取り及びリボンバックテンションの各ヘッド1〜4毎に設定されたテンション値で補正し、この補正したテンション値に基づいて、各リボンモータを駆動制御する。
【0052】
次に、P側ROM42に予め設定されている各ヘッド1〜4の濃度値( 印字濃度値 )を、パラメータバッファ44に記憶されているパラメータの濃度微調値の各ヘッド毎に設定されている補正値により補正し、この補正した濃度値に基づいて、各ヘッド1〜4に印加する電気エネルギーを設定する。
【0053】
次に、イメージバッファ48に記憶されている印字データ( ビットマップデータ )を、パラメータバッファ44に記憶されているパラメータの印字位置補正値の各ヘッドのX軸( 副走査線 )の補正値に基づいて、補正値に対応するダミーデータを挿入して、副走査方向( ライン方向 )の印字位置の補正を行う。
【0054】
次に、各ヘッド1〜4の印字タイミングを、パラメータバッファ44に記憶されているパラメータの印字位置補正値の各ヘッドのY軸( 主走査線 )の補正値に基づいて補正する。これにより実際に印字を開始する主走査方向の印字開始位置の補正を行う。
【0055】
次に、各ヘッド1〜4にイメージバッファ48から1ライン毎に印字データを転送して出力させて印字を行う。印字が終了すると、この印字動作処理を終了して、再び前述の印字処理に戻るようになっている。
【0056】
このような構成の実施の形態において、予めホストコンピュータ20で各用紙名( 例えば0.3mm用紙、0.1mm用紙等 )毎に各種パラメータが図7乃至図11に示すウインドウ画面に基づいて、パラメータ設定エリア24−1に設定される。
印字時には、用紙名が入力され、この用紙名に該当する各種パラメータがパラメータ設定エリア24−1から呼出される。そしてまず、パラメータのうちの有効印字幅及び有効印字長のパラメータにより有効印字範囲を決定し、この有効印字範囲で印字データをビットマップデータに展開する。
ここで、ビットマップデータ及び各種パラメータは、ホストコンピュータ20からプリンタ部26へ送信される。
【0057】
プリンタ部26では、ビットマップデータを受信してイメージバッファ48に記憶すると共に、各種パラメータを受信してパラメータバッファ44に記憶する。このパラメータバッファ44に記憶された各種パラメータに基づいて、印字前に行うバックフィード量を補正して、バックフィードを行い、用紙19の搬送制御のタイミングを決定する用紙19の検出のためのセンサ( センサなし、反射センサ、透過センサ )を選択し、印字開始位置を補正して印字開始位置へのフォーワードフィードを行う。
【0058】
さらに、パラメータバッファ44に記憶された各種パラメータに基づいて、リボン回転スピード機構52−1によりインクリボン直径を算出し、このインクリボン直径により設定されたテンション値を各ヘッド毎に補正して、インクリボンを搬送駆動する。
また、パラメータバッファ44に記憶された各種パラメータに基づいて、各ヘッド1〜4に印加する電気エネルギーについて設定されている濃度値を各ヘッド毎に補正して設定する。
また、パラメータバッファ44に記憶された各種パラメータに基づいて、各ヘッド1〜4毎にイメージバッファに記憶されたビットマップデータに対してX軸( 副走査方向 )の補正としてダミーデータを挿入し、各ヘッド1〜4毎に印字のY軸( 主走査方向 )の補正として印字タイミングの補正を行う。
【0059】
以上の補正を施した上で、用紙19に対して印字を行い、印字終了時には、パラメータバッファ44に記憶された各種パラメータに基づいて、停止位置を補正して、この補正した停止位置に基づいて用紙19の搬送を停止する。
【0060】
このようにこの実施の形態によれば、各用紙名毎に予め各種パラメータを設定するパラメータ設定エリア24−1と、キーボード29による用紙名の入力により呼出された各種パラメータの1組を送受信後に記憶するパラメータバッファ44と、各ヘッド1〜4毎にインクリボンのテンションを制御するリボン搬送部52と、各ヘッド1〜4毎に印加する電気エネルギーを制御するヘッドコントローラ50及びヘッド部49とを設け、各種パラメータに基づいて、バックフィード量、印字開始位置、インクリボンのテンション値、各ヘッド1〜4に印加する電気エネルギー( 各ヘッド1〜4による印字濃度値 )、印字停止位置を補正すると共に、各ヘッド1〜4毎に、副走査方向の印字位置、主走査方向の印字タイミングを補正することにより、用紙の種類の違いによる色ずれを防止することができる。従って、用紙の種類に対応して印字品質を低下させずにカラー印字を行うことができる。
【0061】
【発明の効果】
以上詳述したようにこの発明によれば、用紙の種類に対応して印字品質を低下させずにカラー印字を行うことができるカラープリンタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態のカラープリンタのプリンタ部の概略の要部構成を示す図。
【図2】同実施の形態のカラープリンタのホストコンピュータの要部回路構成を示すブロック図。
【図3】同実施の形態のカラープリンタのホストコンピュータの外部記憶装置に形成されたパラメータ設定エリアのメモリ構成を示す図。
【図4】同実施の形態のカラープリンタで使用されるパラメータの一部を示す図。
【図5】同実施の形態のカラープリンタのプリンタ部の要部回路構成を示すブロック図。
【図6】同実施の形態のカラープリンタのプリンタ部のリボン搬送部の1個のリボン回転スピード検出機構を示す斜視図。
【図7】同実施の形態のカラープリンタの表示器の画面に表示される詳細設定のウインドウを示す図。
【図8】同実施の形態のカラープリンタの表示器の画面に表示される位置微調のウインドウを示す図。
【図9】同実施の形態のカラープリンタの表示器の画面に表示される印字濃度微調のウインドウを示す図。
【図10】同実施の形態のカラープリンタの表示器の画面に表示されるヘッド補正のウインドウを示す図。
【図11】同実施の形態のカラープリンタの表示器の画面に表示されるリボン駆動電圧補正のウインドウを示す図。
【図12】同実施の形態のカラープリンタのホストコンピュータで行われる印字命令処理の流れを示す図。
【図13】同実施の形態のカラープリンタのプリンタ部で行われる印字処理の流れを示す図。
【図14】同実施の形態のカラープリンタのプリンタ部で行われる印字動作処理の流れを示す図。
【図15】従来例のカラープリンタの概略の要部構成を示す図。
【図16】同従来例における用紙搬送における仮想半径を説明するための図。
【符号の説明】
1〜4…ヘッド、
6〜7…プラテン、
10−1〜13−1…送り側ローラ、
10−2〜13−2…巻取側ローラ、
14…ペーパー搬送用ローラ、
20…ホストコンピュータ、
21…CPU、
24−1…パラメータ設定エリア、
26…プリンタ部、
29…キーボード、
31…表示器、
41…P側CPU、
42…P側ROM、
44…パラメータバッファ、
48…イメージバッファ、
50…ヘッドコントローラ、
51…用紙搬送部、
52…リボン搬送部、
52−1…リボン回転スピード検出機構、
63−1,63−2…リボンモータ。
Claims (5)
- 印字ヘッド及びインクリボンを使用し、連続した用紙に対して複数の色のインクを重ねて所定の1ページ分のカラー印字を行うカラープリンタにおいて、
色ずれの原因となる用紙の特性が影響する複数の色のインクの重合せに関係するパラメータを用紙識別子毎に設定するパラメータ設定手段と、
印字時に用紙識別子の入力に基づいて対応するパラメータを呼出すパラメータ呼出手段と、
このパラメータ呼出手段により呼出されたパラメータに基づいて、印字を調整制御する調整制御手段とを設けたことを特徴とするカラープリンタ。 - 請求項1記載のカラープリンタにおいて、前記パラメータ設定手段のパラメータに、有効印字幅及び印字長のパラメータを含め、前記パラメータ呼出手段によりパラメータが呼出された時に、前記有効印字幅及び印字長のパラメータに基づいて印字データを描画を行うことを特徴とするカラープリンタ。
- 請求項1記載のカラープリンタにおいて、前記パラメータ設定手段のパラメータの1つは、各色毎に設定する印字濃度の微調値のパラメータであることを特徴とするカラープリンタ。
- 請求項3記載のカラープリンタにおいて、前記印字ヘッドはサーマルヘッドであり、前記調整制御手段は、前記パラメータ呼出手段により呼出された各色毎に設定された印字濃度の微調値のパラメータに基づいて、前記サーマルヘッドの通電を調整制御することを特徴とするカラープリンタ。
- 請求項1記載のカラープリンタにおいて、前記パラメータ設定手段のパラメータの1つは、各色毎に印字位置補正値としての主走査方向微調値及び副走査方向微調値のパラメータであることを特徴とするカラープリンタ。
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