JP3608200B2 - 締付バンド及び管継手用管離脱防止装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、管等の外周面上に緊締される締付バンド及び地中埋設用の管と管とが可撓性を持って且つ伸縮自在に接続された継手部分における管離脱防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の地中埋設用の管と管とが可撓性を持って且つ伸縮自在に接続される継手としては、例えば、図10及び図11に示すようなものがある。この従来技術は、水道管1の挿口側外周面上に環状のゴムパッキン2を装着して、その管端部を水道管3の受口へ内嵌し、両水道管1及び3との間の水密性を保持している。この場合、水道管1の外径は水道管3の受口部の内径よりも小さく設定されており、前記嵌合状態にあって、水道管1の外周面と水道管3の受口部の内周面との間には所定の間隙4が形成されている。この間隙4は、自動車の走行や地震等によって土壌が移動した場合に、水道管1と3の継手部分が径方向へ変位して所定範囲内の撓みが生ずるのを許容すべく、該変位を吸収すると共に、継手部分の各管端部の損傷を防止するためのものである。
【0003】
而して、このような管継手部分にあっては、上述した可撓性を具備する他に、更に水道管1が水道管3から離脱してはならず、そのための防止装置が必要である。前記図10及び図11に示す従来技術の管離脱防止装置は、それぞれ二分割された止輪5及び係止金具6とから成る。止輪5の水道管1との接触面には、図11に示すような鋳肌をそのまま利用したり、機械加工等によりその表面を粗くした滑り止め7が形成されている。なお、係止金具6は、水道管3の大径部8により、図11の左側方向への移動が規制されているので、滑り止めは施されていない。
【0004】
止輪5の分割片5a及び5bと、係止金具6の分割片6a及び6bの両端側の合わせ面にには、それぞれフランジ9が形成されており、ボルト10及びナット11で締結されている。また対向する各フランジ9,9どうしの間には、連結棒12を挿通するための空間13が形成されている。前記空間13へ挿通された連結棒12は、その両端側にフランジ9の側端面9aに当接して水道管1の抜け止めを防止するためのT字状の抜止部14が形成されている。
【0005】
このような管継手にあって、水道管1と3とが可撓性を有することは前述した通りである。更に、この管継手では、連結棒12の抜止部14とフランジ9の側端面9aとの間の遊びの寸法範囲内において、水道管3に対して水道管1は伸縮自在である。前記連結棒12の両端側の抜止部14,14が止輪5及び係止金具6の各フランジ9へ当接した後は、それ以後の水道管1の移動が拘束され、抜け止めがなされる。なお、可撓角は、通常、塩化ビニール管の場合で±4度の設定されており、伸縮量は10mmに設定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の管継手用管離脱防止装置にあっては、止輪5及び係止金具6がそれぞれ上下に二分割されるものであり、また連結棒12もそれぞれ左右の側面部に合計2本が配設されている。そのため、従来の管継手用管離脱防止装置にあっては、これらの合計6個の部品が全部バラバラになり、工場から出荷して現場において組み立てるまでの間の部品管理が煩わしく、種類や大きさを間違ったり、部品を喪失したりする原因になっていた。そのため、分解した後は、直ぐに施工して組み立てる必要があり、作業性に余裕がなかった。
また一度、工場で仮組立を行った後、それを分解し、現場において再組立を行う必要があり、組立分解作業が煩雑であり、部品数が多いために作業員も少なくとも二人以上が必要であった。
【0007】
更には、分解した部品は現場にそのまま載置されることが多く、泥土等が付着する原因になり、その清掃作業を余分に必要とする等の問題もあった。
それに加えて、二分割片は、それぞれ上下の部品の位置合わせを正確に行わないと、管軸方向にズレることがあり、離脱力が働くとこれを防止する本来の機能と性能を発揮することができず、硬質塩化ビニール管の一方側に応力が集中するようになり、硬質塩化ビニール管を傷めたり、破壊に至という欠点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は従来の前記課題に鑑みてこれを改良除去したものであって、管等の外周面に、装着される部品点数の多い締付バンド及び管離脱防止装置を工場で仮組立を行った状態のままで出荷し、現場においてボルト及びナットを分解してもバラバラにならずに管に装着し易い管離脱防止装置を提供せんとする。
【0009】
而して、前記課題を解決するために本発明が採用した請求項1の手段は、管等の外周面上に緊締される二分割された締付バンドであって、二分割片は合わせ面どうしの片方側が開閉可能に枢着されており、他方側が開口部となっており、枢着部は一方側の二分割片の長孔に他方側の二分割片の枢軸ピンが移動可能に装着されており、この枢軸ピンによってボルト及びナット等の締結部材を外しても二分割片が分離せずに一定方向へ開閉自在に連結されており、枢軸ピンが前記長孔内を移動することにより、開口部の間口寸法が管等の外径寸法よりも大きくなるように設定されており、管等の外周面上へ装着後は二分割片の合わせ面どうしをボルト及びナット等の締結部材で緊締するに際し、前記長孔内を前記枢軸ピンが締結動作に応じて移動し、ボルト及びナット等の締結動作を阻害しないようになされていることを特徴とする締付バンドである。
このような締付バンドであれば、仮組立した状態で工場から出荷し、施工に際して現場において、枢着部のボルト及びナット等を取り外し、開口部側のボルト及びナット等を取り外しても上下部品がバラバラにならず、管等の外周面へ装着できる。従って、工場出荷から施工までの間において、分解される部品点数が少なくなり、作業員の員数及び負担を軽減することが可能である。
【0010】
また本発明の請求項2の手段は、管と管とが可撓性を持って且つ伸縮自在に接続された継手部分において、一方の管の外周面上に緊締される二分割された止輪と、他方の管の外周面上に緊締される二分割された係止金具と、前記止輪と係止金具とを連結する連結具とから成り、前記止輪と係止金具との二分割片は合わせ面どうしの片方側が開閉可能に枢着されており、他方側が開口部となっており、枢着部は一方側の二分割片の長孔に他方側の二分割片の枢軸ピンが移動可能に装着されており、この枢軸ピンによってボルト及びナット等の締結部材を外しても二分割片が分離せずに一定方向へ開閉自在に連結されており、枢軸ピンが前記長孔内を移動することにより、開口部の間口寸法が管等の外径寸法よりも大きくなるように設定されており、管の外周面上へ装着後は二分割片の合わせ面どうしをボルト及びナット等の締結部材で緊締するに際し、前記長孔内を前記枢軸ピンが締結動作に応じて移動し、ボルト及びナット等の締結動作を阻害しないようになされていることを特徴とする管継手用管離脱防止装置である。
これにより、管離脱防止装置を止輪のセットと、係止金具のセットとに分離でき、全体を仮組立た状態で工場から出荷し、現場においてボルト及びナット等を取り外しても、止輪及び係止金具のそれぞれの上下部品が枢軸ピンにより連結されている事により、各部品がバラバラになることがない。そのため、施工作業が極めて容易である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の構成を図面に示す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りである。なお、従来の場合と同一符号は同一部材である。図1〜図5は本発明の第1の実施の形態に係る管継手用管離脱防止装置15を示すものであり、図1の図(A)は同装置15の左側端面図、図(B)は側面図であり、図2は平面図である。図3は止輪16の上部側分割片16Aを示すものであり、図(A)は端面図、図(B)は平面図、図(C)は側面図、図(D)は縦断面側面図である。図4は止輪16の下部側分割片16Bを示すものであり、図(A)は端面図、図(B)は平面図である。図5は止輪16を開いた状態を示す端面図である。図6は係止金具17の上部側分割片17Aを示すものであり、図(A)は端面図、図(B)は側面図、図(C)は半分を示す平面図、図(D)はフック部の縦断面図である。図7は係止金具17の下部側分割片17Bを示すものであり、図(A)は端面図、図(B)は側面図である。
【0012】
同図に示す如く、この実施の形態の管継手用管離脱防止装置15は、挿口側の水道管1の外周面上に緊締される二分割された止輪16と、受口側の水道管3の外周面上に緊締される二分割された係止金具17とを有している。止輪16の二分割片16A及び16Bと、係止金具17の二分割片17A及び17Bとはそれぞれの両端側にフランジ18,19が形成されており、これらの対向するフランジ18どうし及び19どうしの間に締結用のボルト20及びナット21が締結されている。
【0013】
止輪16の二分割片16A及び16Bは、図1及び図2に示すように、挿口側の水道管1の外周面上に外嵌装着されるようになっている。また図3及び図4に示すように、止輪16の二分割片16A及び16Bの両端に設けたフランジ18,18の一方側には、当該フランジ18の平面と直交する下向きの柱状突出部22が中央に一本設けられており、他方のフランジ18には同様の柱状突出部23,23が二本設けられている。上部側の二分割片16A(図3参照)の柱状突出部23,23には、管軸方向に差し込まれる枢軸ピン24(図1の図(A)参照)の挿通孔25,25が形成されている。また下部側の二分割片16B(図4参照)の柱状突出部22には上下方向の長孔26が形成されている。
【0014】
また柱状突出部22と23,23とは、二分割片16A及び16Bを水道管1の外周面上へ外嵌装着した状態で、一方側の柱状突出部22が、他方の柱状突出部23,23の間へ入り込むようになされており、入り込み易くするために、それぞれの先端側がすぼまった楔状に形成されている。そして、二分割片16A及び16Bの一方側の端部においては、柱状突出部22が柱状突出部23,23へ入り込んだ状態で挿通孔25,25と長孔26とに枢軸ピン24が挿通されている。二分割片16A及び16Bの他方側には、枢軸ピン24は装着されない。つまり、二分割片16A及び16Bは、図5に示すように、一方側の端部が枢着部27となっており、他方側の端部は開閉自在な開口部28となっている。
【0015】
更に、二分割片16A及び16Bの両端フランジ18,18どうしの中間部外周面には、環状の係止凸部36が設けられている。
【0016】
これに対して、係止金具17の二分割片17A及び17Bは、図6の図(D)に示すように、受口側の水道管3の膨隆部29に湾曲凹部30が外嵌装着されるようになっており、当該湾曲凹部30に続く平坦部31の内周面側には水道管3の外周面に対する食い込みをよくし、滑り止め機能を発揮するための小凸起32が設けられている。湾曲凹部30を受口管である水道管3の膨隆部29に外嵌装着することにより、係止金具17A及び17Bの取付位置を予め設定された位置に位置決めすることが可能である。
【0017】
更に、係止金具17の二分割片17A及び17Bのフランジ19,19どうしには、前記止輪16の二分割片17A及び17Bのフランジ18,18どうしの間に設けられた枢着部27及び開口部28を構成するための柱状突出部22及び23,23が設けられている。更にまた、フランジ19,19どうしの間における外周面上には、連結具33が一体的に設けられている。連結具33は、二つのアーム34,34とその先端側に設けられたフック35,35とで構成されており、止輪16の係止凸部36に係合し、管の離脱を防止する働きがある。
【0018】
次に、このように構成された管継手用管離脱防止装置15の使用態様について説明する。先ず、止輪16と係止金具17の全体を仮組み立てた状態で工場から出荷する。そして、現場において、それぞれの二分割片16A,16B及び17A,17Bの枢着部27側のボルト20及びナット21を取り外すと共に、開口部28側のボルト20及びナット21を取り外し、該開口部28の間口寸法がそれぞれの水道管1又は3の外径寸法よりも大きくなるように開く。この開く動作は、枢軸ピン24が長孔26内を移動し得る範囲内で且つ二分割片が枢軸ピン24を中心にして回動することで行われる。開いた後は、そのままの状態で水道管1及び3の真上からこれに外嵌装着し、水道管1及び3の上に止輪16と係止金具17とを仮置きする。
【0019】
然る後は、止輪16の開口部28側をボルト20及びナット21にて仮止めすると共に、枢軸部27を仮止めし、水道管3の管端面にあてる。次に、係止金具17の二分割片17A及び17Bの内周面側に形成された湾曲凹部30を水道管3の膨隆部29に対して外嵌装着し、開口部側をボルト20及びナット21にて仮止めすると共に、枢着部側も仮止めする。これにより、係止金具17のアーム34の先端フック35と水道管端面との間に、前記仮止めされた止輪16の凸部36が位置するようになる。最後に、止輪16を伸縮代が確保できる位置にてボルト20及びナット21を緊締すればよい。
【0020】
このように、本実施の形態の管離脱防止装置15にあっては、止輪16及び係止金具17の全体を仮組み立てた状態で工場から出荷し、現場において、ボルト20及びナット21を外して止輪16と係止金具17との二つのセットものに分離し、水道管1及び3の上方からそれぞれのセットものを外嵌装着して仮置きし、両セットものの各フランジ18どうし及び19どうしをボルト20及びナット21で締結するだけの簡単な作業で管離脱防止装置15の施工を完了することができる。それ故、工場出荷時から現場における組立作業時までの間において一貫して部品がバラバラになることがなく、その管理及び運搬、組立、分解作業が極めて容易である。
【0021】
図8は本発明の第2の実施の形態に係るものであり、図(A)は締結後の状態を示す端面図、図(B)は同側面図である。この管離脱防止装置37にあっては、止輪16の二分割片16A,16Bの外周面途中に設けた係止凸部36にボルト挿通孔を設け、係止金具17の二分割片17A,17Bにも同様に係止凸部36とボルト挿通孔とを設け、両者間にボルト38とナット39とを装着して連結部材40としたものである。この管離脱防止装置37では、止輪16と係止金具17との上下二分割片どうしを連結するボルト20及びナット21を外した状態でも、止輪16と係止金具17とが開閉自在にセットされた状態となり、全体として一つのセット部品のみが存在する。従って、施工作業に際しての分解時に、前記第1の実施の形態以上に部品点数が少なくなり、施工作業性が更に良くなるという利点がある。
【0022】
図9は本発明の第3の実施の形態に係るものであり、図(A)は締結後の状態を示す端面図、図(B)は同側面図である。この管離脱防止装置41は、接合管3への係止金具17の装着位置が、受口側端面から遠く離れた異径段部42である場合のものである。第2の実施の形態の管離脱防止装置37と比較して、ボルト38の長さが長くなったことと、係止金具の内周面形状が変わったことのみが相違し、他の構成は同じである。作用効果については、前記第2の実施の形態の場合と全く同じである。
【0023】
ところで、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、適宜の変更が可能である。例えば、本発明は、水道管以外の一般的な管へ適用することも可能であり、一方が管で他方が継手本体の場合の管継手へ適用することも可能であり、筒状部材又は棒状部材等の締付バンドとしても機能するものである。
また止輪16の二分割片16A及び16B並びに係止金具17の二分割片17A及び17Bの両端側の柱状突出部22及び23,23の全部に、挿通孔25又は長孔26を設けて上下対称形とし、一つのものを反転させて共用することも可能である。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように本発明にあっては、管等の外周面上に緊締される二分割された締付バンドであって、二分割片は合わせ面どうしの片方側が開閉可能に枢着されており、他方側が開口部となっており、枢着部は一方側の二分割片の長孔に他方側の二分割片の枢軸ピンが移動可能に装着されており、この枢軸ピンによってボルト及びナット等の締結部材を外しても二分割片が分離せずに一定方向へ開閉自在に連結されており、枢軸ピンが前記長孔内を移動することにより、開口部の間口寸法が管等の外径寸法よりも大きくなるように設定されており、管等の外周面上へ装着後は二分割片の合わせ面どうしをボルト及びナット等の締結部材で緊締するに際し、前記長孔内を前記枢軸ピンが締結動作に応じて移動し、ボルト及びナット等の締結動作を阻害しないようになされている。このような締付バンドであれば、仮組立した状態で工場から出荷し、施工に際して現場において、枢着部と開口部側のボルト及びナット等を取り外すだけで、管等の外周面へ装着できる。従って、工場出荷から施工までの間において、分解される部品点数が少なくなり、作業員の員数及び負担を軽減することが可能である。
【0025】
また本発明の管離脱防止装置にあっては、管と管とが可撓性を持って且つ伸縮自在に接続された継手部分において、一方の管の外周面上に緊締される二分割された止輪と、他方の管の外周面上に緊締される二分割された係止金具と、前記止輪と係止金具とを連結する連結具とから成り、止輪と係止金具とが前記締付バンドと同じように一端側を支点として開閉可能になっており、やはり、管離脱防止装置の工場出荷から施工までの分解される部品点数が少なくなり、作業員の員数及び負担を軽減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の管離脱防止装置に係るものであり、図(A)は同装置の左側端面図、図(B)は側面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る管離脱防止装置の平面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る止輪の上部側分割片を示すものであり、図(A)は端面図、図(B)は平面図、図(C)は側面図、図(D)は縦断面側面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る止輪の下部側分割片を示すものであり、図(A)は端面図、図(B)は平面図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る止輪を開いた状態を示す端面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る係止金具の上部側分割片を示すものであり、図(A)は端面図、図(B)は側面図、図(C)は半分を示す平面図、図(D)はフック部の縦断面図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る係止金具の下部側分割片を示すものであり、図(A)は端面図、図(B)は側面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るものであり、図(A)は締結後の状態を示す端面図、図(B)は同側面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係るものであり、図(A)は締結後の状態を示す端面図、図(B)は同側面図である。
【図10】従来の管継手用管離脱防止装置の斜視図である。
【図11】従来の管継手用管離脱防止装置の半縦断面図である。
【符号の説明】
1…水道管、2…パッキン、3…水道管、15…管継手用管離脱防止装置、16…止輪、16A,16B…止輪の二分割片、17…係止金具、17A,17B…係止金具の二分割片、18…止輪のフランジ、19…係止金具のフランジ、20…ボルト、21…ナット、22,23…柱状凸部、24…枢軸ピン、225…挿通孔、26…長孔、27…枢着部、28…開口部
Claims (2)
- 管等の外周面上に緊締される二分割された締付バンドであって、二分割片は合わせ面どうしの片方側が開閉可能に枢着されており、他方側が開口部となっており、枢着部は一方側の二分割片の長孔に他方側の二分割片の枢軸ピンが移動可能に装着されており、この枢軸ピンによってボルト及びナット等の締結部材を外しても二分割片が分離せずに一定方向へ開閉自在に連結されており、枢軸ピンが前記長孔内を移動することにより、開口部の間口寸法が管等の外径寸法よりも大きくなるように設定されており、管等の外周面上へ装着後は二分割片の合わせ面どうしをボルト及びナット等の締結部材で緊締するに際し、前記長孔内を前記枢軸ピンが締結動作に応じて移動し、ボルト及びナット等の締結動作を阻害しないようになされていることを特徴とする締付バンド。
- 管と管とが可撓性を持って且つ伸縮自在に接続された継手部分において、一方の管の外周面上に緊締される二分割された止輪と、他方の管の外周面上に緊締される二分割された係止金具と、前記止輪と係止金具とを連結する連結具とから成り、前記止輪と係止金具との二分割片は合わせ面どうしの片方側が開閉可能に枢着されており、他方側が開口部となっており、枢着部は一方側の二分割片の長孔に他方側の二分割片の枢軸ピンが移動可能に装着されており、この枢軸ピンによってボルト及びナット等の締結部材を外しても二分割片が分離せずに一定方向へ開閉自在に連結されており、枢軸ピンが前記長孔内を移動することにより、開口部の間口寸法が管等の外径寸法よりも大きくなるように設定されており、管の外周面上へ装着後は二分割片の合わせ面どうしをボルト及びナット等の締結部材で緊締するに際し、前記長孔内を前記枢軸ピンが締結動作に応じて移動し、ボルト及びナット等の締結動作を阻害しないようになされていることを特徴とする管継手用管離脱防止装置。
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