JP3607189B2 - アイロンプレスカバ−を装着したヘア−アイロン - Google Patents
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Description
【発明の属する分野】
本発明は、手指操作によりヘア−を整形するためのヘア−アイロンの改良に関する。
また、本発明は、ヘア−処理に用いるヘア−アイロンの加熱面と押さえ面をカバ−するための筒状形態の、取外し自在のアイロンプレスカバ−に関する。
【0002】
【従来技術】
従来から、身だしなみやおしゃれのために、女性にとってのヘア−メイクは重要なポイントになっており、最近ではヘア−アイロンが簡便なヘア−メイク、整髪処理具としては美容業はもとより一般家庭用として手軽に汎用されている。
ヘア−には、直毛や縮れ毛又はくせ毛など種々の型があり、一般に望みのヘア−スタイルにするために、直毛性のヘア−にウェ−ブをかけて整形したり、曲毛性のヘア−をストレ−トに整形したりされるが、最近は薬剤使用のパ−マネントをかけなくてもヘア−アイロンによって簡易な整形が可能となっており、社会的な美容志向を反映してヘア−アイロン商品の需要が益々増大している。
また、近年ヘア−カラ−において過激に着色又は脱色する傾向があり、また、カットデザインにおいては、より印象的に仕上げるためにレザ−やシザ−を多用し、髪の切り口(フィルタ−)を広く削りとる手法が多く見られる。このように多様なヘア−メイク方法が浸透する一方で、過激なヘア−メイク及び過度の洗髪など誤ったホ−ムケア−による髪の損傷は深刻な問題となっており、髪を損傷させないヘア−メイク方法が切望されている。
【0003】
ヘア−アイロンの技術は、その機能性や安全性などの向上にかかる技術が多く、火傷の恐れを無くし使用者が熱い思いをしなくてすむために、熱良導体で形成されたヘア−巻胴と熱不良導体で形成されたヘア−ガイドから構成されるヘアーアイロン(特開平11−127941号公報)、整形効率を向上させるために、アイロン部材にスリットを設けスリットの両側にセラミックで絶縁したヒーターを内設して湿気の出入りを可能としたヘアーアイロン(特開平11−75927号公報)、スチーム整形を行ないスチーム漏れが頭皮や手指に当たらなくするために、表面が断面波形となった熱版の谷部にスチーム開口とスチーム漏れ防止壁を設けたヘアーアイロン(特開平10−272012号公報)、ヘア−の損傷を防ぎカールを短時間で付与するために、アイロン部材にフッ素樹脂コーティングを施してマイナスイオンを発生させる電気アイロン(登録実用新案第3047352号)、艶のあるヘア−とし美的仕上げを向上させるために、ロッドとグローブの各々の湾曲状側部が重なり合う部分の一部に隙間を設けたヘアーアイロン(実開平6−72501号公報)、縮れ毛を傷付けずに艶のあるサラサラ感のストレートとするために、ヘア−押圧部の向かい合う面を互いに噛み合う凹凸面とし当押圧部にヒーターを内蔵したヘアーアイロン(特開平6−189818号公報)などがある。
しかし、上述の先行技術では、ヘア−アイロンの安全性やヘア−整形機能や美的仕上げなどの諸機能は縷々向上されているが、その使い易さや効率性などの性能においては十分に満足されるヘア−アイロンは未だ完成されていない。
【0004】
本発明者はヘア−アイロンの使い易さや効率性などの性能を改良すべく技術検討を重ね、従来のアーム式のものとは異なり、使用者の利便性を考えたカスタネット式ヘア−アイロンを案出し、本願の先願として出願した(特願平10−296007号)。この先願発明は、図2に斜視図として示すもので、ヘア−アイロン11が、連結部材(図示されていない)によって連結された保持部材14と15及びそれらに設置されたヘア−加熱面12と押さえ面13から構成され、電源に接続されるコード16が配設されている。この新規なアイロンは、連結部材を跨いで掛けた掌と手指の押圧力により開閉自在とされ、カスタネットと同じ要領で操作でき、両保持部材の間に髪の毛を挟み手指の力で直接に加熱面と押さえ面を押圧するので、力加減が容易で握力の弱い女性でも使い易く、従来のアーム式のものに比べて、より正確に、より微妙に、より簡易に加熱面を操作でき、髪の毛を自由に思いのまゝにアイロン処理することを可能とした。
【0005】
従来のヘア−アイロンは、ヘア−と接する部分のアイロン面が高温かつ硬質の接触面となっており、また、ヘア−の断面の一部しかアイロン面に接触せず、その結果、このアイロンをそのまゝ使用した場合には、ヘア−の損傷のある中間部分や毛先部分にチリツキ(縮み)が生じてしまう。
これはヘア−成分が、99%程度までが蛋白質であり、パーマ剤(パーマネント薬剤)やヘアーカラー剤などのアルカリ性のヘア−用薬剤を使用することにより、蛋白質が分解され、その結果、ヘア−はアルカリによって柔軟性を増し強度が低下し、損傷されることとなる。また、パーマ剤やカラー剤による処理を一度もされていない新生毛部分と、パーマ剤やカラー剤による処理をされた中間部分、パーマ剤やカラー剤による処理が複数回なされることにより損傷の発生した毛先部分とに大別され、一般的にはヘア−は新生部分から、中間部分、毛先部分へと損傷の度合いが増大し、枝毛の発生も生じている。
【0006】
しかし、上述のようなヘア−アイロンでは、使い易さや効率性などの利便性は備わっていても、ヘア−アイロン自体の加熱体は金属製であり、このためヘア−に直接的に金属加熱体が接しているので、ヘア−加熱時にヘア−に損傷を与えることなく、毛髪構成成分の分解も来さないような温度の管理を維持することはきわめて難しかった。
そこで、アイロンの導電加熱体外側とクランプ表面にフロッキングして、この間隙にヘア−を挟むことにより加熱によるヘア−への損傷を減少させる作用を持つヘア−アイロンも知られる(米国特許第4,477,716 号) が、非吸湿性の素材をフロッキングしても加熱面の被覆効果は少なく、フロッキングは半永久的なものだけにフロッキング加工に手数がかかる上に、ヘア−の加熱によるヘア−処理剤の分解物の臭気がフロッキングに吸収、保持され、加熱によってこれらの臭気が発生することとなり、悪臭下での使用となり、ヘア−アイロンの長期使用は難しかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明では、アイロン処理を美的に仕上げる機能性面からヘア−アイロンの改良を志向し、パ−マネント薬剤処理やアイロン処理の重複により損傷したり枝分かれした髪の毛に対しても、損傷少なく、縮れることもなく、しかも長期に亘って臭気を感じることなく、また、装着が簡単でダブつくことなく、安全かつ的確にプレスが可能なアイロンプレスカバ−を装着したヘア−アイロンの提供を課題とする。
【0008】
【発明の課題を解決するための手段】
本発明では、取外し自在のアイロンプレスカバ−の使用によってヘア−アイロンのヘア−接触域の加熱面及び押さえ面をカバ−し、毛髪がアイロンの加熱面に直接的な接触を避け、ヘア−の断面が全体的にアイロンの加熱面に接触させるようにし、損傷したり枝分かれした中間部分や毛先部分の髪の毛でもチリツキを防止し、さらにカバ−を適宜洗濯して清潔に保ち、加熱による臭気を感じることなく、快適にヘア−アイロンを使用することができる。
本発明では、アイロンの加熱面にカバ−を設けることによって、アイロンの金属加熱面へ直接接触する、いわゆる“線的な接触”を避け、間接的に加熱面接触する、言わば“面的な接触”によって、損傷したり枝分かれした髪の毛でも縮れることなくアイロン処理することができる。
また、この発明のアイロンプレスカバ−には、加熱により芳香を発生する成分を含有させることにより一層快適に使用することができる。
【0009】
本発明は、以下のとおりの基本的構成を有するものである。
(1)ヘア−加熱面と押さえ面とが対抗するようにそれぞれの内面に配置された一対の開閉自在のアーム部材が連結部材によって連結されたア−ム式ヘア−アイロンにおける、ヘア−加熱面と押さえ面をカバ−するための取外し自在の耐熱性アイロンプレスカバー。
(2)ヘア−加熱面と押さえ面とが対抗するようにそれぞれの内面に配置された一対の保持部材が連結部材によって連結され、かつ該連結部材を跨いで掛けた掌と手指の押圧力によって開閉自在としたカスタネット式ヘア−アイロンにおける、ヘア−加熱面と押さえ面をカバ−するための取外し自在の耐熱性アイロンプレスカバ−。
(3)取外し自在の織布又は不織布の被覆体が、筒状形態のものである上記(1)又は(2)に記載のアイロンプレスカバ−。
(4)ア−ム部材又は保持部材を先端からすっぽりと包み込むことを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載のアイロンプレスカバ−。
(5)取外し自在の織布又は不織布の被覆体が、スイッチ部分で絞り込み、ずれやダブつきがないことを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかに記載のアイロンプレスカバ−。
(6)取外し自在の織布又は不織布の被覆体が、ヘア−アイロンの上下及び/又は加熱面並びに押さえ面の内側及び/又は外側において適宜に着色して、使用時に一目で見分けられることを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれかに記載のアイロンプレスカバ−。
(7)取外し自在の織布又は不織布の被覆体が、カバ−の厚みによってアイロンの加熱効果を調節でき、毛髪の損傷度合いによってカバ−を変更することを特徴とする上記(1)〜(6)のいずれかに記載のアイロンプレスカバ−。
(8)取外し自在の織布又は不織布の被覆体が、高温分解型の香気剤を含有したものであることを特徴とする上記(1)〜(7)のいずれかに記載のアイロンプレスカバ−。
(9)洗うことができ、清潔に保つことができる上記(1)〜(8)のいずれかに記載のアイロンプレスカバ−。
【0010】
【発明の実施形態】
図面及び実施例を参照しながら、本発明の具体的な実施例を比較例と共に記載するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
図1は、従来のアーム式ヘア−アイロンの斜視図、図2は、本願の先願発明のカスタネット式ヘア−アイロンの斜視図、図3は、従来のヘア−アイロンにおけるアイロン処理時のヘア−の断面図、図4は、本発明のヘア−アイロンにおけるアイロン処理時のヘア−の断面図、図5は、ア−ム式ヘア−アイロンにおけるアイロンプレスカバーの使用態様、図6は、カスタネット式ヘア−アイロンにおけるアイロンプレスカバ−の使用態様、図7はア−ム式ヘア−アイロン用アイロンプレスカバ−の斜視図、図8はカスタネット式ヘア−アイロン用アイロンプレスカバ−の平面図である。
【0011】
一般的なア−ム式ヘア−アイロンは図1に示すもので、ヘア−アイロン21は、連結部材27によって連結されたアーム部材24と25及びそれらに設置されたヘア−加熱面22と押さえ面23から構成され、電源に接続されるコード26が配設されている。このアイロンは、両アーム部材が手指の握力により開閉自在とされ、両アーム部材の間に髪の毛を挟み手指の力で加熱面と押さえ面を押圧することによりヘア−にアイロン処理を施す。このようなア−ム式ヘア−アイロンでは、図3のアイロン断面に示すように、ヘア−の断面31はヘア−加熱面33と押さえ面32の間に挟まれ、ヘア−は上下の高温かつ硬質の両面との接点においてのみ、“線的に”接触している。このように加熱面に接触しているのはヘア−と加熱面の接点部分だけなので、この部分と加熱面に接触していない部分との間で温度差と水分量の差異が生じる。また、ヘア−が接点でのみ押圧されるので、ヘア−の断面に歪みが生じ、不規則な形状に固定されたまゝ加熱されるから、ヘア−にチリツキや新たな損傷が生じてしまう。特に、パーマ剤やカラー剤による処理をされた中間部分や毛先部分には既に損傷や枝毛が発生している場合が多いから、この損傷や枝毛が副原因ともなり、チリツキの程度が激しくなる。
このため加熱によるヘア−への損傷を減少させる上述の米国特許(米国特許第4,477,716 号) にあるように加熱体外側とクランプ表面にフロッキングして、この間隙にヘア−を挟むことも考えられたが、フロッキングによる加熱面の被覆効果は少なく、フロッキング加工に手数がかかる上に、ヘア−の加熱によるヘア−処理剤の分解物の臭気がフロッキングに吸収、保持され、臭気発生によりヘア−アイロンの長期使用は難しかった。
【0012】
そこで本発明では、図4のヘア−断面図に示すように、ヘア−はヘア−加熱面に“面的に”接触している。すなわち、ヘア−の断面43はヘア−加熱面44と押さえ面41の間に挟まれ、上下の高温かつ硬質の両面と直接に接触せず、耐熱性の化学繊維からなるアイロンプレスカバー42を介して接触し、ヘア−の断面全体が化学繊維に柔らかく包み込まれている。したがって、上記の従来のヘア−アイロンの場合と異なり、ヘア−の断面全体が同一環境下に置かれ、また、化学繊維によって熱が均一に分散されて、ヘア−の断面において温度差と水分量の差異が生じることがなく、さらにヘア−が接点でのみ押圧されずに断面全体において均一に押圧され、ヘア−に断面に歪みが生じて不規則な形状に固定されたまゝ加熱されることがない。さらに、ヘア−の断面全体が化学繊維によって柔らかく包み込まれているから押圧も緩衝的に行なわれ、これらの総合作用の結果、ヘア−へのチリツキや新たな損傷の発生を効率的に阻止することができる。特にアイロンの両面を加熱面として、上下両面から加熱するようにすれば、加熱処理がより効率的となる。
【0013】
アイロンプレスカバーは、適度な伸縮性と厚みを有し、耐熱性のある化学繊維にて形成するが、アイロンプレスカバーは取外し自在の筒形状で、ヘア−アイロンの加熱面及び押さえ面のヘア−接触域をスッポリと包み込み、スイッチ部分で絞り込むことによって丁度巾着袋の要領でカバ−を固定することができる。カバ−の厚みは0.1〜5mm程度が好適であり、毛髪の損傷程度によって、健康な毛髪には0.2〜1mm程度、また、傷んだ毛髪には3〜5mm程度がより好ましい。厚みの違うカバ−を適宜取り替えることによって、アイロンの温度を細かく設定しなくても加熱処理を調節でき、より簡単に短時間でプレス操作を施すことができる。耐熱性の化学繊維に制限はなく、ポリエステル繊維やポリアミド繊維などの通常の繊維が使用されるが、加熱面が100℃を越える高温となるから、アラミド系繊維やフッ素化ポリエチレン繊維又はポリベンゾイミダゾール繊維などの耐熱性の高い繊維の織布又は不織布が好適に使用される。
これらのアイロンプレスカバ−には、加熱により芳香を発するような化学薬剤、例えばボルネオ−ル、マルト−ル、ムスクキシレン、ムスクケトンなどの高温分解型の香気剤を使用すれば、一層好適である。
このようなアイロンプレスカバ−も数十回も使用すれば、ヘア−処理剤やヘア−による臭気も生じることとなるので、使用状況によって概ね10回使用毎に洗濯し、カバ−をクリ−ニングして清潔に保つことによりアイロンの加熱による臭気を防ぐことができる。
また、アイロンの上下及び/又は加熱面並びに押さえ面の内側及び/又は外側において任意に着色することにより、カバ−の使用状態が一目で見分けられ、より効率的に装着することができる。
【0014】
本発明のヘア−アイロンを使用するには、損傷部分も含んだヘア−を180℃程度ヘア−加熱面で挟み、2〜3秒程度加熱押圧し、次いで押圧を緩めアイロン面を毛先側にずらしていき、この操作を2〜3回繰り返すと、ヘア−が乾燥し、アイロン処理が固定される。
トリートメント剤を塗布したヘア−に使用する場合には、ヘア−内の水蒸気がアイロンカバー内に留まるため、通常のスチ−マ式のもの(40〜60℃)で使用した場合よりも高温で処理でき、トリートメント効果を促進できる。
ヘア−の損傷部分は、一般に柔軟性が増し、金属面では押し潰された状態となり、特にヘア−が水分を含んだ場合にはこの現象が激しくなるのに対して、本発明におけるようにアイロンプレスカバーを使用する場合には、同じ力で握った場合でも、アイロンプレスカバーがヘア−に対する圧力を吸収して、このヘア−の柔軟化損傷現象を防止できる。
また、従来のヘア−アイロンにおいて、アイロン面の温度をヘア−に損傷を与えない程度の40〜50℃で、力をかけずに使用しようとすると、ヘア−アイロン処理に熟練した技術が必要であり、アイロン面の温度設定に時間がかかり、一般消費者の使用には適していなかった。
しかしながら、本発明のヘア−アイロンでは、アイロンプレスカバ−を厚みを変えて何種類も用意しておき、適宜髪の性質及び損傷程度によりカバ−を取り替えることによって、熟練技術者でなくても簡単かつ短時間でヘア−を損傷させることなくプレス整形を施すことを可能とした。
【0015】
また、図2の本願の先願発明のカスタネット式ヘア−アイロンにおいて、ヘア−加熱面と押さえ面にアイロンプレスカバーによって同様の効果を発揮することができる。このカスタネット式ヘア−アイロン11は、連結部材(図示されていない)によって連結された保持部材14と15及びそれらに設置されたヘア−加熱面12と押さえ面13から構成され、電源に接続されるコード16が配設されており、連結部材を跨いで掛けた掌と手指の押圧力により開閉自在とされ、カスタネットと同じ要領で操作でき、両保持部材の間に髪の毛を挟み手指の力で直接に加熱面と押さえ面を押圧することによりヘア−にアイロン処理を施すことができる。
【0016】
さらに、図7、図8に示すようにアイロンプレスカバーの織布又は不織布のカバ−が筒状形態であるから、加熱面及び押さえ面をすっぽり包み込み、加熱面の熱はカバ−を通ってヘア−の断面全体にいきとどき、使用時における加熱面のヘア−への加熱効率を上げることができる。
図5は、本発明のアイロンプレスカバ−を装着したア−ム式ヘア−アイロンである。アイロンプレスカバー68は、両アーム部材61に挿入して絞り込み口69によってア−ム部材を包み込み、カバ−と両ア−ム部材を固定することによって、アイロンの熱処理効果がカバ−を通ってヘア−断面全体に行き渡り、より簡単にかつ安全にプレス操作することができる。また、絞り込み口69によって、アイロン使用時、カバ−がずれたり、ダブついたりすることなく、スム−ズにアイロン操作を行うことができるものである。
図6は、本発明のアイロンプレスカバ−を装着したカスタネット式ヘア−アイロンである。アイロンプレスカバ−70は、両保持部材72に挿入して絞り込み口71によって保持部材を包み込み、カバ−と両保持部材を固定することによって、アイロンの熱処理効果がカバ−通ってヘア−断面全体に行き渡り、より簡単にかつ安全にプレス操作することができる。また、絞り込み口71によって、アイロン使用時に、カバ−がずれたり、ダブついたりすることなく、スム−ズにアイロン操作を行うことができるものである。
また、アイロンプレスカバ−の上下及び加熱面並びに押さえ面の内側及び外側において色を変えた素材とすることによって、使用時に一目で見分け、装着に便利にすることもできる。
【0017】
実施例1〜2及び比較例1〜2
【実施例1】
アイロンカバーとして市販のメタ系アラミド繊維による織布にて形成された筒状の被覆体を使用し、これを保持部材に挿入固着して、5人の成人女性のモニター(直毛3人;くせ毛2人)によって、実際のアイロン処理を行なった。ヘア−においては、パーマ剤やカラー剤による処理を一度もされていない新生ヘア−部分と、パーマ剤やカラー剤による処理をされた中間部分、パーマ剤やカラー剤の複数回処理による損傷の激しい毛先部分とに大別されるものであった。
テスト結果を表1に示す。
なお、本発明のカバ−を使用したヘア−アイロンでは、10回のヘア−アイロンの繰り返し使用でカバ−を取り替えることとした。
【0018】
【実施例2】
アイロンカバーとして市販のポリエステル繊維の織布で形成された被覆体を使用し、ヘア−アイロンに装着し、その他は実施例1と同じ条件で実施した。
【0019】
【比較例1〜2】
実施例1及び2において、アイロンカバーを使用せずに実施した。
【0020】
ヘア−アイロンとしての機能の評価
実施例1〜2及び比較例1〜2の実施の結果を表1に評価した。
【表1】
【0021】
結果の考察
以上のモニターの結果、本発明のアイロンプレスカバ−は、使い易さと美的仕上げ及びチリツキ発生のいずれの機能においても、十分に使用者を満足させるものであった。一方、本発明のアイロンプレスカバーを使用しない従来のヘア−アイロンにおいては(比較例1)、使い易さと美的仕上げ及びチリツキ発生のいずれの機能においても、使用者を満足させるものではなく、本発明のアイロンプレスカバーを使用しないヘア−アイロンにおいては(比較例2)、使い易さと美的仕上げの機能において、十分に使用者を満足させるものであったが、チリツキ発生の機能においてのみ、使用者を満足させるものではなかった。
【0022】
【発明の効果】
本発明のアイロンプレスカバ−を使用することにより、ヘア−カラ−やカット、パ−マネントによって、損傷したり枝分かれした損傷の大きい髪の毛の処理であっても、縮れることなくヘア−アイロン処理でき、ヘア−のアイロン処理におけるチリツキの発生を十分に阻止でき、ヘア−への新たな損傷も発生させない。また、本発明のアイロンプレスカバ−には絞り込み口があり、装着・取外し自在となっており、適宜の期間の洗濯及び取替えによって、カバ−を清潔に保つことができ、従来のヘア−アイロンの課題であった加熱による臭気を防ぐことができ、快適にヘア−アイロンを使用することができる。さらに香気剤を含ませておけばさらに快適に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のアーム式ヘア−アイロンを示す斜視図
【図2】先願発明のカスタネット式ヘア−アイロン斜視図
【図3】従来のヘア−アイロンにおけるアイロン処理時の断面
【図4】本発明のヘア−アイロンにおけるアイロン処理時の断面
【図5】アイロンプレスカバーを装着した本発明のア−ム式ヘア−アイロン
【図6】アイロンプレスカバーを装着した本発明のカスタネット式ヘア−アイロン
【図7】本発明のア−ム式ヘア−アイロン用アイロンプレスカバ−
【図8】本発明のカスタネット式ヘア−アイロン用アイロンプレスカバ−
【符号の説明】
11:カスタネット式ヘア−アイロン
12:加熱面
13:押さえ面
14,15:保持部材
16:電源コード
21:ア−ム式ヘア−アイロン
22:加熱面
23:押さえ面
24,25:アーム部材
26:電源コード
27:連結部材
31:ヘア−の断面
32:アイロン断面(押さえ面)
33:アイロン断面(加熱面)
41:アイロン断面(押さえ面)
42:アイロンプレスカバー
43:ヘア−の断面
44:アイロン断面(加熱面)
61:ア−ム部材
68:アイロンプレスカバ−(ア−ム式ヘア−アイロン用)
69:絞り込み口
70:アイロンプレスカバ−(カスタネット式ヘア−アイロン用)
71:絞り込み口
72:保持部材
Claims (5)
- ヘアーアイロンの加熱面と押さえ面をカバーするための取り外し自在の織布又は不織布の被覆体が、ヘアーアイロンのスイッチ部分で絞り込み、ずれやダブつきがないことを特徴とするアイロンプレスカバ−。
- 上記被覆体が、適宜に着色され、使用時に一目で見分けられることを特徴とする請求項1に記載のアイロンプレスカバ−。
- 上記被覆体が、高温分解型の香気剤を含有したものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のアイロンプレスカバ−。
- 上記被覆体が、洗うことができ、清潔に保つことができることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアイロンプレスカバ−。
- 上記ヘアーアイロンが、アーム式ヘアーアイロン又はカスタネット式ヘアーアイロンであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のアイロンプレスカバ−。
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