JP3603524B2 - ネットワーキング方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明はデータネットワーク間の相互接続に関し、特に、例えば、複数のルータ間における、あるいは並列処理装置の複数のインターフェース間におけるトラヒック負荷平衡に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータネットワークは通常、他のコンピュータネットワークに接続して、インターネットを形成する。所定の2つのネットワーク間の接続は1つ以上のデータ処理装置によって実行される(D.E.カマー,“TCP/IPによるインターネットワーキング”Vol.1,プレンティス ホール,1991年参照)。
【0003】
これらのデータ処理装置には、限定するわけではないが、ルータ,ゲートウエイおよびスイッチが含まれており、以後、本願明細書では、一般に、ルータと称することにする。
【0004】
図1に与えられた例は、複数のデータ処理装置(3a,3b,3c,3d, 3e,4a,4b)及び3つのネットワーク(1,2,5)を示している。データ処理装置3aと3bはネットワーク1と2間のルータとして動作し、データ処理装置3cはネットワーク2と5間のルータとして動作し、そしてデータ処理装置4bはネットワーク1と5間のルータとして動作する。データ処理装置はネットワークインターフェース(30a,30b,30c,30d,30e,31a,31b,31c,41a,41b,42b)によってネットワークに接続されている。これらのネットワークインターフェース(30a,30b,30c, 30d,30e,31a,31b,31c,40b,41a,41b)は物理アドレスおよびネットワークアドレスによっても識別される。
【0005】
種々のネットワークにおいて、ARPプロトコル(インターネット エンジニヤリング タスクフォース RFC826参照)が、物理アドレスおよびネットワークアドレスを相関させるのに利用される。物理アドレスおよびネットワークアドレスは、以後、図1におけるインターフェースの数字,ダッシュ、そしてそれぞれ、アドレスが物理アドレスあるいはネットワークアドレスであることを示す添字“P”あるいは“N”の表記法によって与えられる。
【0006】
別々のネットワークにおける2つの所定のデータ処理装置が通信するためには、1つ以上のルータを利用して、一方のネットワークから他方へ通信を転送する。通常、通信の目標であるネットワーク(目標ネットワーク)と、このネットワークにパケットを転送するルータとの間の相関はデータ処理装置のルーティング表で示される(上記TCP/IPによるネットワーキング参照)。このルート表示方法は以後、“明示ルーティング表セットアップ”と称する。図1の32a,32b,32c,32d,32eはデータ処理装置3a,3b,3c,3dおよび3eのルーティング表を示す。図2に例示した明示ルーティングセットアップの例は、図1のネットワーク2に接続したデータ処理装置(3a,3b,3c,3d,3e)のネットワーク1へのルートに対して与えられている。各ルーティング表(32a,32b,32c,32d,32e)は目標ネットワークを示すエントリ(321a,321b,321c,321d,321e),目標ネットワークの次のホップであるアドレスを示すエントリ(322a,322b, 322c,322d,322e)、および次のホップであるアドレスがデータ処理装置に直接接続したネットワークインターフェース(“インターフェース”)か、あるいはルータのアドレス(“ゲートウエイ”)かを表わすフラグ(323a
,323b,323c,323d,323e)を持っている。
【0007】
データ処理装置3aおよび3bのルーティング表は、ネットワーク1に対する各自のインターフェースのネットワークアドレス(31a,31b)を次のホップ(322a,322b)として、そして“インターフェース”をフラグ(323a,323b)として表わす。データ処理装置3c,3dおよび3eのルーティング表は、次のホップ(322c,322d,322e)として30a−Nをそしてフラグ(323c,323d,323e)として“ゲートウエイ”を与えることによって、データ処理装置3aがネットワーク1へのルータであることを表わしている。
【0008】
その他の方式を利用して2つ以上のネットワーク間の相互接続を行うことができる。それらのうちの2つ、すなわちプロクシARPおよびOSPFプロトコルは以下で説明する。
【0009】
プロクシARP(RFC1027参照)では、1つ以上のルータが代理として働き、他のネットワークにおけるネットワークアドレスに対するARP要求に応答し、次いでこれらのアドレスに対してアドレスされた通信を受信し、そしてそれらをその宛先にルーティングし、従って2つ以上のネットワークを透過的にブリッジする(上記TCP/IPによるインターネットワーキング参照)。このために、物理アドレスおよびネットワークアドレス間の相関のセットアップが必要である。
【0010】
図3はそのようなセットアップの例を示しており、ここでは、ネットワークアドレス(711)と物理アドレス(712)間の相関は、ARPキャッシュ (71)の特殊エントリとしてセットされる。この例では、ルータ3aはネットワーク1からネットワーク2へ流れる通信の代理として動作する。“公用”フラグ(713)は、そのエントリはARP問合わせに応答するために利用されるべきであることを示す。この例では、ネットワーク1におけるネットワークアドレス30c−N,30d−Nおよび30e−Nに対するいずれのARP問合わせも、31a−Pによって応答されるであろう。一例として、図1はデータ処理装置3aのARPキャッシュで行われたこのセットアップを示すが、このセットアップは、ネットワーク1に接続したデータ処理装置(3a,3b,4a,4b)のいずれのARPキャッシュにおいても行うことができる。
【0011】
上で行われたようなプロクシARPセットアップおよび明示ルーティング表セットアップは共に、各自のデータ処理装置の管理者によって行われる。従って、これらのセットアップは静的である、すなわち一旦行われると、それらは同じままであり、管理者による手動介入によってのみ変化する。従って、新規ルータがインストールされるやルータに誤動作がある場合、これらのセットアップは手動で変更されなければならない。
【0012】
ネットワークの変化に応じてルーティング表を動的に変更する方法は、OSPFプロトコル(RFC1245,1246および1247参照)によって与えられ、この場合、ルータはそれら自体の間でルーティング情報を交換し、そしてこの情報に従ってそれらのルーティング表を変更する。
【0013】
OSPFの基本アルゴリズムは図4で示される。データ処理装置は、到達しうるネットワークおよびホップの数によって与えられたこれらのネットワークへの距離を含むメッセージを同報通信し(822)、そしてまた、他のデータ処理装置からこれらのメッセージを受信する(823)。ルートが変化した場合には(824)、各ルータはそれ自体からこれらのネットワークの各々への最短径路を計算し(825)、そしてこれらの径路に応じてそのルーティング表をセットする(826)。
【0014】
図1のネットワークにおけるOSPFの利用例は図5で与えられている。この図では、全データ処理装置(3a,3b,3c,3d,3e,4a,4b)は OSPFプロトコルを利用する交換データであり、従ってすべては、OSPF基本アルゴリズムを実行する制御アドオン(91)を持っている。あるいはまた、OSPFはネットワーク(1,2,5)のサブセットかデータ処理装置(3a,3b,3c,3d,3e,4a,4b)のサブセットにおいてのみ、或いは両方のサブセットにおいて利用することができる。
【0015】
相互接続ネットワークの特定の場合は並列処理装置を含むだけでなく、大規模並列処理装置およびワークステーションクラスタを含む。これらの並列処理装置は、ネットワークによって相互接続する複数のノードを含む。そのようなマシンの例は富士通社のAP3000,IBM社のRS/6000 SPおよびディジタルCorp.社のTru−クラスタである。並列処理装置の場合は図1に示されている。この図では、第二ネットワーク2に接続したデータ処理装置は並列処理装置6のノードである。この構成では、並列処理装置は他のネットワークに対して複数のインターフェースを持って、信頼性およびネットワーキング性能を改善する。他のネットワークの処理装置(4a,4b)は主に、並列処理装置6によって提供されるサービスにアクセスするクライアントである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上記例では、ネットワーク1とデータ処理装置3c,3dおよび3eとの間の全通信はデータ処理装置3aのみを通過する。従って、3aはこの通信の潜在的ボトルネックになる。このボトルネックは、ネットワーク2のデータ処理装置の一部をルータ3aに、そして他のものをルータ3bに割り当てることによって、トラヒックは2つのルータを通過するので軽減させることができる。しかし、ネットワークトラヒックは時間と共に変化し、そしてある時間に多くのネットワークトラヒックが、ルータの1つに割り当てられたデータ処理にあるいはそれから行き来する場合、ボトルネックは存続する。従って、複数のルータ間でのトラヒックの均衡が有効であるためには、静的ではなく、動的であることが必要である。明示ルーティング表セットアップおよびプロクシARPセットアップは静的であり、従って静的トラヒック均衡を与えることができるが、動的平衡を与えることはできない。OSPFプロトコル定義(RFC1247)は、“宛先への幾つかの等価ルートがある場合、トラヒックはそれらの間で等しく分配される”、と明言しているが、トラヒック分配方法は述べておらず、これをルーティングアルゴリズムの実行にゆだねている。従って、OSPFでは、ルートは動的に変化するにもかかわらず、OSPFそれ自体では動的トラヒック平衡を与えることができない。
【0017】
パーソナル コンピュータおよびワークステーションを備える、ユーザプログラムを実行するデータ処理装置は、ルータとしてしばしば利用される。ルーティングによって処理負荷を生じるので、そのようなデータ処理装置の処理性能は、ルーティングによって生じた処理負荷によって低減される。従って、ネットワーキング性能や処理能力を改善するために、ネットワーキングトラヒックの平衡を保つようルートを選択する場合、処理負荷を追加して考慮に入れなければならない。ネットワークトラヒックの場合におけるように、処理負荷は時間と共に変化し、従ってルートは処理負荷に応じて動的に変化すべきである。前述したように、明示ルーティング表セットアップおよびプロクシARPセットアップは静的であり、従ってその種の動的トラヒック平衡を与えることができない。OSPFプロトコルは、目標ネットワークへの最短路を提供するルータを選択するが、この選択ではルータの処理負荷を考慮していない。従ってOSPFはルータの処理負荷に応じた動的トラヒック平衡を与えることができない。
【0018】
信頼性を提供するために、ネットワークの故障の際にはルーティングが変更されることが望ましい。そのような特徴はOSPFによって提供され、それはプロクシARPにとっても望ましいのであるが、プロクシARPセットアップは静的であるので、その種の動的トラヒック変化を与えることができない。
【0019】
【課題を解決するための手段】
2つのネットワーク間の複数のルータにおけるトラヒック平衡の問題は、両方のネットワークの各データ処理装置に対して、他のネットワークへの通信やこのデータ処理装置からの通信に利用しようとするルータを、これらのデータ処理装置に関連するネットワーキングトラヒックに応じて、選択することによって解決される。次いで、データ処理装置のルーティング表,物理アドレスとネットワークアドレス間のプロクシARP連関、およびOSPFプロトコルで利用しようとするルートが、上述の選択によってセットされる。この手順を周期的に繰り返して、動的トラヒック平衡を与える。
【0020】
トラヒック平衡において処理負荷を考慮するという問題は、適切であればルータの処理負荷を取得し、この処理負荷を等価量のネットワークトラヒックに換算し、そしてこのトラヒックを上述のルータを選択する手順に利用することによって、解決される。
【0021】
プロクシARPの信頼性問題は、上述のトラヒック平衡手順を実行するのであるが、何らかの誤動作のためにルータとしてのその動作が阻止されているルータには、ネットワーキングトラヒックを分配しないようにすることによって解決される。さらに、ルータ故障あるいはルータ回復が検出される場合に、ルートもまた選択されるべきである。
【0022】
【発明の実施の形態】
トラヒック平衡の全プロセスは、下記の順の三段階、すなわちルータを選択する段階と、これらのルータ間のトラヒックの分配を計算する段階と、そしてこの分配に応じてルートを変更する段階を含む。これらの三段階を順を追って説明し、そして第三段階の説明において幾つかの例を挙げる。以下の説明のすべては、以後“当該ネットワーク”と称する単一ネットワークに関する。その他のネットワークは以後、“目標ネットワーク”と称される。明示ルーティング表セットアップおよびOSPFは、当該ネットワークから目標ネットワークへ行く通信のためのルートをセットするのに利用され、そしてプロクシARPは目標ネットワークから当該ネットワークへ行く通信のためのルートをセットするのに利用される。従って、第二ネットワーク2に接続したデータ処理装置が並列処理装置6のノードである場合、明示ルーティング表セットアップおよびOSPFは、並列処理装置6からクライアント4a,4bへの通信のためのルートをセットするのに利用され、そしてプロクシARPは反対方向でのルートをセットするのに利用される。
【0023】
信頼性を与えるためにルータの選択が行われる。これは、所定の目標ネットワークへのすべての可能なルータの中で、誤動作なく働いているルータを選択することによって行われる。このプロセスはOSPFで行われる。明示ルーティング表セットアップおよびプロクシARPの場合、下記の手順が利用される。先ず、ネットワークの管理者は当該ネットワークに対する大域ルーティング表を準備しなければならない。図6に示される大域ルーティング表の例73は、当該ネットワークのネットワーク2に対してのものである。各目標ネットワーク(731)に対して、この表はこのネットワークに対するルータ(732)を示し、そして各ルータに対して、目標ネットワークとのインターフェースの物理アドレス (733)、当該ネットワークにおけるネットワークアドレス(734)、このルータ後の目標ネットワークへの次のホップ(735)およびルートに対する優先度(736)を表わす。この優先度はネットワーク管理者によって、目標ネットワークまでのホップ数に応じて、そしてまた、ネットワーク処理能力に応じて、セットされ、従って最良のルートが優先的に選択されるであろう。
【0024】
大域ルーティング表73は、ルータを選択する図7に示されるアルゴリズムのための入力として利用される。第一段階(812)として、アルゴリズムは、メモリの大域ルーティング表(73)への全エントリを読取る。次の段階(813)では、全ルータ(732)の状態、すなわち、ルータ(732)はアクティブであるかどうか、そして表示されたネットワークインターフェース(733,734,735)はアクティブであるかどうかを、検証する。次の段階(814)では、アルゴリズムはメモリの表から、ルータあるいはインターフェースがアクティブでない全ルータエントリ(732,733,734,735,736)を除去する。次の段階(815)では、アルゴリズムは各ネットワーク(731)に対して、優先性(735)に対する最低値を持つルータエントリ(732,733,734,735,736)を選択し、他のルータエントリ(732,733,734,735,736)をメモリから削除する。この段階で、各ネットワーク(731)に対して、目標ネットワーク(731)に対するルータとして動作することになっているデータ処理装置が、欄732に現われる。
【0025】
一旦、ルータが選択されると、ルートを選択することができる。最初に、ネットワークの管理者は当該ネットワークに対して、トラヒック平衡に関連するデータ処理装置のリストを準備しなければならない。当該ネットワークとしてのネットワーク2のためのこのリストの例は図8で与えられる。データ処理装置72のリストは、トラヒック平衡が適用される全データ処理装置の識別子(721)および、この装置における処理とルーティング負荷を相関させる係数(722)を含んでいる。この係数は以下でより詳細に説明する。
【0026】
トラヒック平衡を行うルートの計算(84)は図9に示される。iをルータとして動作しないデータ処理装置に対するインデックスとし、jを目標ネットワーク(731)に対するインデックスとし、そしてkをルータ(732)として動作するデータ処理装置に対するインデックスとする。また、トラヒック(i,j)をデータ処理装置iとネットワークj間のトラヒックを持つものとし、そして負荷(k)をゼロに等しいか大きい数とする、この数は、このデータ処理装置がユーザプログラムを実行できる場合、データ処理装置の処理負荷kと共に増加し、あるいはそれができない場合は、ゼロである。アルゴリズムはまた、ルータkに割り当てられたトラヒック(i,j)の量を表わすルート(k)の値を利用する。アルゴリズムは基本的には、別々のルータkにおけるルート(k)の値の平衡を保つような方法で、ルート(k)の間でトラヒック(i,j)を分配する。
【0027】
ルートを選択するアルゴリズムは図9で与えられる。最初の段階(842)では、アルゴリズムは他のデータ処理装置から全トラヒック(i,j)および負荷(k)を取得する。次の段階(843)では、アルゴリズムはルート(k)の値をa(k)×負荷(k)として初期化する、ただし、a(k)(722)はデータ処理装置表(72)から取られている。従って、ルータの処理負荷はネットワーキング負荷として計算に組入れられる。a(k)定数は、ルータにおけるネットワークトラヒック平衡と処理負荷平衡間にトレードオフを与えている:a(k)の低い方の全体値はネットワークトラヒック平衡に好都合であろうし、そして高い方の全体値は処理負荷平衡に好都合であろう。また、a(k)の相対値はデータ処理装置の性能を表わし、a(k)の低い方の値は高性能を意味する(すなわち、ネットワークトラヒックの同量をルーティングすることによって、より少ない処理負荷を生じる)。
【0028】
次の段階(844)では、全kに対して、アルゴリズムは、ルータ(k)=ルータ(k)+トラヒック(i,j)を計算することによって、このルータによってのみ流れることができる全トラヒックを、ルータkに割り当てる。この段階で利用されたトラヒック(i,j)の全値はゼロにされる。次の段階(845)では、アルゴリズムは、トラヒック(i,j)が残りのトラヒック(i,j)の最高値になるようにiとjを取得する。次の段階(846)では、アルゴリズムは、ネットワークjのためのルータの中で、ルート(k)の最小値を持つkを見つける。この選択は、ネットワークjとデータ処理装置i間のネットワークトラヒックがルータkを通過することになっていることを意味する。次の段階(847)では、トラヒックはこのルータに割り当てられる、すなわち、選択されたiとjの値に対してルータ(k)=ルータ(k)+トラヒック(i,j)。また、トラヒック(i,j)はゼロにされる。最終段階(848)では、アルゴリズムは、トラヒック(i,j)の非ゼロ値がまだあれば、段階(845)に戻る。
【0029】
一旦、データ処理装置とその各自のルータ間の対応が得られれば、それに応じてそれらのルートがセットされる。ルートをセットするプロセスは、OSPFが利用されているか、いないかによって異なる。OSPFが利用されていない場合、トラヒック平衡の全プロセス(すなわち、ルータを選択し、これらのルータにおけるトラヒックの分配を計算し、そしてその分配に応じてルートを変更する3つの段階)は図10に示される。ルータの選択(81)およびトラヒック分配 (84)の後、明示ルーティングセットアップ(852)およびプロクシARPセットアップが行われ、そしてプロセスは周期的に繰り返されて、動的負荷平衡を与える。
【0030】
明示ルートセットアップ(852)のためのルートのセットアップは次の通りである。ルータとして利用しようとするデータ処理装置においてセットしようとする目標ネットワーク(731)のためのルートは、大域ルーティング表(73)の次のホップの欄(735)から取られ、この列でそれはこのルータに対応する。この場合、フラグは“インターフェース”にセットされる。他のデータ処理装置のためのルートおよび、ルータとして動作できるが目標ネットワークに対するそれらのネットワークインターフェースが不動作であるデータ処理装置もまた、ネットワークの欄(734)から取られ、この列ではそれは、段階847でこのデータ処理装置に割り当てられたルータに対応する。この場合、フラグは“ゲートウエイ”にセットされる。不動作のデータ処理装置における、あるいは当該ネットワークに対するそのネットワークインターフェースがアクティブでないルートはセットされない。
【0031】
プロクシARPのためのルートのセットアップ(853)は次の通りである。データ処理装置のインターフェースのネットワークアドレスは、このデータ処理装置に対して選択されたルータのインターフェースの物理アドレスに関連する。物理アドレスは大域ルーティング表(73)の物理アドレスの欄(733)から取られる。プロクシARP連関を持つデータ処理装置の故障の場合には、これらの連関は、目標ネットワーク(731)に接続した別のデータ処理装置にセットされるべきである。プロクシARPセットアップは、目標ネットワーク(731)が当該ネットワークに隣接している場合にのみ行われる。また、大域ルーティング表(73)の物理アドレスエントリ(733)がブランクである場合には、プロクシARPを利用する相互接続は不可能であり、従って、プロクシARPセットアップは行われない。ARP連関が変化する場合、それらを持つデータ処理装置は新規連関を持つARP応答を同報通信することができる。この場合、目標ネットワーク(731)の他のデータ処理装置はこの応答を受信し、応答の連関をそれら自体のARPキャッシュの内容と比較し、そして変化が認められれば、それらのARPキャッシュの連関を応答内のそれに変更し、このようにして、トラヒックを新規物理アドレスに送信する。従って連関が変化した場合にARP応答が同報通信されれば、新規連関はデータ処理装置に反映されて、ルータ間のそれらのネットワーキングトラヒックの動的トラヒック平衡を実現する。ARP応答が同報通信されない場合、後に目標ネットワーク(731)にARP問合わせを送信することで新規連関はデータ処理装置に反映される。
【0032】
図10のアルゴリズムは、ユーザプログラムを実行するいずれのデータ処理装置(3,4)においても制御アドオン走行によって、実行することができる。
【0033】
図11は本発明の好適な実施例を示しており、制御アドオン(92)は、ARPキャッシュのセットアップを容易にするために、ARPキャッシュ(71)を設けてあるのと同じデータ処理装置内に配置してある。あるいはまた、この制御アドオン(92)は、データ処理装置(3a,3b,3c,3d,3e,4a,4b)のいずれにも位置することができる。並列処理装置(6)の場合には、制御アドオン(92)のための好適な実施例は、並列処理装置のノード(3a,3b, 3c,3d,3e)の1つにあるが、それは並列処理装置(6)のオペレーティングシステムの特定特徴が、他のノードからデータを収集し、そして他のノードにおけるセットアップを実行するために、調査されることができるからである。このように、この制御アドオン(92)はデータ処理装置(3a,3b,3c,3d,3e,4a,4b)のいずれにも位置することができる。トラヒック(i,j)と負荷(k)の値は、制御アドオン(92)がシステムコールによって位置決めされているデータ処理装置から取得することができる。他のデータ処理装置のネットワーキングトラヒック,トラヒック(i,j)は、例えば、単一ネットワーク管理プロトコル(SNMP,RFC1157参照)によって取得することができるし、そして他のデータ処理装置の処理負荷は、例えば、rwhoプロトコルあるいはインターネット シスタート サービスによって取得することができる。ルートおよびプロクシARP連関は、制御アドオン(92)が走行しているデータ処理装置においては、システムコールによって、そしてその他のデータ処理装置においてはSNMPプロトコルを利用することによって、変更することができる。
【0034】
図1および図6の例に適用された図10のアルゴリズムの例は次の通りである。データ処理装置3c,3dおよび3eのネットワーク1に関連するネットワーキングトラヒックは、その各々に対して1Mバイト/秒であり、そしてトラヒック(i,j)はMバイト/秒で測定したネットワーキングトラヒックであると仮定する。また、データ処理装置3a,3b,3cおよびそれらのインターフェースは誤動作なく動作し、それらはユーザプロセスを実行することができ、データ処理装置3aと3cはユーザプロセスを実行せず、データ処理装置3bが1つのユーザプロセスを実行し、そして負荷(k)はユーザプロセスの数によって測定されるものと仮定する。
【0035】
ルータを選択するアルゴリズム(81)は最初(812)に、大域ルーティング表(73)を読取り、そして次の段階(813)で、データ処理装置3a, 3bおよび3cとそれらのインターフェースが誤動作なく動作していることを検証する。これらのデータ処理装置(3a,3bおよび3c)のエントリは、次の段階(814)において表から除去されず、データ処理装置3aと3bは、それらが優先性に対して最低値を持つので選択される(815)。従って、データ処理装置3aと3bはネットワーク1と2間のルータとして選択される。
【0036】
次いで、トラヒックの平衡を保つアルゴリズム(84)では、最初に(842)、データ処理装置3aと3bの処理負荷および、ネットワーク1とデータ処理装置3c,3dおよび3eの各々との間のネットワーキングトラヒックが取得される。段階843では、ルート(3a)は0を割り当てられ、そしてルート(3b)は1.5 を割り当てられる。段階844では、トラヒックはネットワーク1には割り当てられない。
【0037】
次いで、アルゴリズムは段階845,846および847までを3回繰り返して、トラヒックをルータに割り当てる。データ処理装置3c,3dおよび3eが段階845において、この順で選択されたと仮定する。従って、最初の繰り返しでは、データ処理装置3cがルータ3aに割り当てられ、そしてルート(3a)は1に更新される。2回目の繰り返しでは、データ処理装置3dもまた、ルータ3aに割り当てられ、そしてルート(3a)は2に更新される。3回目の繰り返しでは、データ処理装置3eは、ルータ3bに割り当てられ、ルート(3b)は2.5 に更新される。従って、データ処理装置3c,3dおよび3eのネットワーキングトラヒックは、データ処理装置3aと3b間で分配され、3bはより高い処理負荷を持っているので、より多いトラヒックが3aに与えられている。データ処理装置3eへ行き来するルートは、このようにしてルータ3bに変更される。
【0038】
明示ルーティング表セットアップ(852)が行われた後のデータ処理装置 3eのルーティング表は、図12に示されている。プロクシARPセットアップ(853)が行われた後のARPキャッシュは、図13に示されている。点線は変化したエントリを示す。
【0039】
信頼性を説明する2つの例を以下に述べる。
【0040】
第一の例は、ネットワーク2におけるデータ処理装置3a(31a)のネットワークインターフェースは不調だが、動作はし続けている場合のためのものである。ルータを選択するアルゴリズム(81)において、データ処理装置3aの故障は段階813で検出され、そしてこのルータに対するエントリは段階814において削除される。データ処理装置3bに対するエントリは、それが優先性の最低値を持つので、段階815で選択される。従って、データ処理装置3bのみがルータとして利用される。次いで、トラヒック分配アルゴリズム(84)において、データ処理装置3a,3c,3dおよび3eのトラヒックはルータ3bに割り当てられる。明示ルーティング表セットアップ(852)が行われた後のデータ処理装置3a,3c,3dおよび3eのルーティング表(32a,32c, 32dおよび32e)は図14に示される。プロクシARPセットアップ(853)が行われた後のARPキャッシュ(71)は図15に示される。点線は変化したエントリを示す。この例では、第二ネットワークのデータ処理装置(3a,3b,3c,3d,3e)間の通信は、ネットワークインターフェースの故障によって影響を受けない。同様に、並列処理装置(6)の場合、それとクライアント (4a,4b)間の通信は、ルートが変化した後も続く。
【0041】
信頼性に関するもう1つの例は、両データ処理装置3aと3bが全体的に故障する場合である。この場合、ルータを選択するアルゴリズム(81)において、データ処理装置3aと3bにおける故障は、段階813において検出され、そしてこれらのルータに対するエントリは段階814において削除される。従って、データ処理装置3cのエントリのみが残り、従ってデータ処理装置3cがルータであると選択される。次いで、トラヒック分配アルゴリズム(84)では、データ処理装置3dと3eのトラヒックがルータ3cに割り当てられる。明示ルーティング表セットアップ(852)が行われた後のデータ処理装置3c,3dおよび3eのルーティング表(32c,32dおよび32e)は図16に示される。ARPキャッシュ(71)内の全エントリは削除されたが、それは、ルータ3cに対応する物理アドレス(733)がセットされていないからである。この例では、当該ネットワークにおいてなお動作可能なデータ処理装置(3c,3d, 3e)と目標ネットワークのデータ処理装置(4a,4b)の間の通信は中断されるが、それはネットワーク2から1へのルートのみがセットされ、そしてネットワーク1から2への通信のためにルートがセットされていないからである。しかし、同じ方式がネットワーク1にも適用される場合には、ネットワーク1から2へのトラヒックは、データ処理装置4bを通って流れることができるようになり、従って、ネットワーク1と2間の通信を中断することはない。同じことが、並列処理装置(6)の場合にも適用される。
【0042】
OSPFが当該ネットワークで利用されている場合には、2つの主な相違がある。第一に、ルータはOSPF処理によって選択される、従ってOSPFがルータを選択するアルゴリズム(81)の代わりに利用される。第二に、OSPFによるルータ交換ルートは分配するように動作するが、ルータ選択アルゴリズム (81)とトラヒック分配アルゴリズム(84)は、種々のデータ処理装置によって選択されたルート間の不一致を回避し、そして、全データ処理装置がお互いの処理負荷およびネットワーキングトラヒックを問合わせる場合に起こるかもしれない処理負荷を回避するために、集中化するように実行されるべきである。
【0043】
従って、OSPFは次のように拡張されている。OSPFによってデータを交換するデータ処理装置の1つ(以後、“マスター”と称する)は、ルートを選択するような集中化タスク、およびOSPFを実行する他のデータ処理装置にこれらのルートを同報通信する責任がある。これらの他のデータ処理装置(以後、 “スレーブ”と称する)はそれに応じてそれらのルートをセットする。マスターおよびスレーブによって行われる手順のより詳細な説明は、以下の通りである。
【0044】
マスターの基本アルゴリズムは図17に示される。OSPF基本アルゴリズムは、追加段階(831)によって拡張され、周期的に実行されることになっている。この段階の詳細は図18に示される。先ず、トラヒック平衡を計算するアルゴリズム(84)が実行される。次いで、マスターデータ処理装置におけるルートがセットされる(8311)。次いで、選択されたルートはスレーブデータ処理装置に同報通信される(8312)。次いで、OSPFによってデータを交換しないデータ処理装置におけるルートがセットされる。最後に、プロクシARPがOSPFと共に利用されている場合には、このプロクシARP対応がセットされる(853)。スレーブの基本アルゴリズムは図19に示される。ここでは、基本OSPFアルゴリズムは、2つの追加段階(832と833)によって拡張されて、やはり周期的に実行されることになっている。これらの段階の第一において、スレーブデータ処理装置はマスターによって同報通信されたルートを受信し、そして次の段階(833)において、それに応じて、それ自体のルートをセットする。OSPFプロトコルとは独立して、データの特別交換が行われることに注目すべきであり、従ってOSPFプロトコルの変更は必要でない。マスターおよびスレーブにおいて、ルータの状態の変化によって利用しようとするルータが変化する場合、トラヒック平衡計算の結果が計算され、そして同報通信されるまで、マスターおよびスレーブは利用できるものの中で任意にルートを選択すべきであり、そうでなければ、まだ有効であれば、前のルートを保持すべきである。このルートは、次いで、トラヒック分配アルゴリズム(84)の結果に従って、変化する。
【0045】
マスター(93)およびスレーブ(94)の制御アドオンの2つの好適な実施例を図20と図21に示す。図20の実施例において、OSPFは全ネットワーク(1,2,5)において利用されている。図20では、マスター(93)の制御アドオンがデータ処理装置3aに位置決めされている;あるいはまた、それはOSPFによってデータを交換する他のいずれのデータ処理装置(3a,3b,3c,3d,3e,4a,4b)にも位置決めすることができる。図21の実施例では、OSPFは1つ以上のネットワーク(図ではネットワーク2)において利用されており、そしてプロクシARPは、OSPFが利用されているそれに隣接する1つ以上のネットワーク(図ではネットワーク1)から来るトラヒックのためのルートをセットするために利用されている。マスター(93)の制御アドオンは、ARPキャッシュ(71)のセットアップを容易にするために、ARPキャッシュ(71)の同じデータ処理装置に位置決めされている。あるいはまた、マスターは、OSPFが利用されているいずれのネットワークにでも位置することができる、そしてARPキャッシュ(71)は目標ネットワークのいずれのデータ処理装置(3a,3b,4a,4b)にでも配置することができる。
【0046】
明示ルーティング表セットアップおよびプロクシARPに対して与えられた3つの例は、最短路の選択(825)によってルータを選択するアルゴリズム (81)と同様に、同じルートがルート選択アルゴリズム(84)によって選択されるであろう、そして当該ネットワークにおけるデータ処理装置のルーティング表にセットされたルート(32a,32b,32c,32d,32e)およびARPキャッシュ(71)にセットされた連関は同じになるであろう、という意味において、OSPFの場合と同様に動作する。同じことはまた、並列処理装置(6)の場合にも適用される。
【0047】
【発明の効果】
この発明は5つの利点をもたらす。第一に、この発明は、2つのネットワーク間の複数のルータの間でネットワークトラヒックを動的に平衡を保つことによって、良好なネットワーキング性能を提供する。第二に、この発明は、より高い処理負荷を持つデータ処理装置からルーティングトラヒックを取り、従ってデータ処理装置をより有効に利用し、かつジョブ処理能力を増加させている。第三に、この発明は、1つ以上のルータが故障した場合にプロクシARPのルーティングを透過的に変化させて、ネットワーキング信頼性を改善している。第四に、この発明は現存のネットワークプロトコルと互換性があり、従ってこれらのプロトコルを変更する必要はない。また、明示ルートセットアップおよびプロクシARPの場合に、データ処理装置のオペレーティングシステムに何の変化も必要としない。OSPFプロトコルに利用する際に、等価複数通路の場合、ルートを選択するOSPFプロトコルを実行する制御アドオンの変化のみが必要とされる。第五に、並列処理装置の場合、この発明によれば、他のネットワークと効率よく通信するために、すべてのノードが外部ネットワークインターフェースを必要とするわけではないから並列処理装置のコストを低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が実施されるネットワークの例を示すブロック図。
【図2】ルーティング表セットアップの説明図。
【図3】プロクシARPのためのARPキャッシュセットアップの説明図。
【図4】基本OSPFアルゴリズムの説明図。
【図5】OSPFのための制御アドオンの説明図。
【図6】大域ルーティング表の説明図。
【図7】ルータを選択するアルゴリズムの説明図。
【図8】処理負荷とネットワークトラヒックを相関させる表を示す図。
【図9】トラヒックを分配するアルゴリズムの説明図。
【図10】OSPFが利用されない場合にトラヒックの平衡を保つ手順の説明図。
【図11】OSPFが利用されない場合の実施例を示す図。
【図12】トラヒックの平衡を保つためのルーティング表セットアップの説明図。
【図13】トラヒックを分配するためのARPキャッシュセットアップの説明図。
【図14】インターフェース故障の場合のルーティング表セットアップの説明図。
【図15】インターフェース故障の場合のARPキャッシュセットアップの説明図。
【図16】複数ルータ故障の場合のルーティング表セットアップの説明図。
【図17】OSPFマスター装置によって実行される手順の説明図。
【図18】OSPFマスター装置によって実行される手順の詳細の説明図。
【図19】OSPFスレーブ装置によって実行される手順の説明図。
【図20】OSPFのみが利用される場合の実施例の説明図。
【図21】OSPFがプロクシARPと共に利用される場合の実施例の説明図。
【符号の説明】
1,2,5…ネットワーク、3,4…データ処理装置、30,31,41…ネットワークインターフェース、6…並列処理装置、32…ルーティング表、71…ARPキャッシュ、72…処理負荷とネットワークトラヒックを相関させる表、73…大域ルーティング表、91…OSPFの制御アドオン、92…OSPFなしの負荷平衡のための制御アドオン、93…OSPFのためのマスター制御アドオン、94…OSPFのためのスレーブ制御アドオン。
Claims (8)
- 各々が複数のデータ処理装置を相互接続し、かつ前記データ処理装置のサブセットによって相互接続された、第一と第二のネットワークにおいて、
前記第一ネットワークと、前記第二ネットワークの前記データ処理装置間を流れるネットワーキングトラヒック量を取得する第1段階と、
前記第一と第二のネットワークを相互接続する前記データ処理装置の処理負荷の測定値を取得する第2の段階と、
前記ネットワークトラヒック量と前記処理負荷の測定値に応じてルートを選択する第3の段階であり、第二ネットワークの各データ処理装置に対して、第一と第二のネットワークを相互接続する前記データ処理装置の間の前記ネットワーキングトラヒックを分配して、前記第一と第二のネットワークを相互接続する前記データ処理装置間の前記ネットワーキングトラヒックの平衡を保つためのアルゴリズムを利用することによって、第二ネットワークの前記データ処理装置からおよび/または前記データ処理装置へ行き来するトラヒックのためのルータとして利用される、第一と第二のネットワークを接続する前記データ処理装置を選択する段階とを有し、
第一と第二のネットワークを相互接続する前記データ処理装置間のネットワーキングトラヒックの平衡を保つためのルートを選択することを特徴とするネットワーキング方法。 - アドレス・レゾリューション・プロトコル(ARP)とプロクシARPが第一ネットワークにおいて利用され、かつ第一と第二のネットワークを相互接続する前記データ処理装置間における前記第一ネットワークから前記第二ネットワークへのネットワークトラヒックに対して動的トラヒック平衡を与える請求項1のネットワーキング方法において、
プロクシARPによって、第一と第二のネットワークをルータとして選択されて相互接続している前記データ処理装置の第二ネットワークにおけるネットワークアドレスを、前記データ処理装置の前記第一ネットワークに接続したインターフェースの物理アドレスに関連させる第4の段階、および
上述の段階を周期的に繰り返す第5の段階、
を有することを特徴とするネットワーキング方法。 - 前記第3の段階では、前記第一と第二のネットワーク間のネットワークトラヒックの転送を阻止する誤動作が存在しないデータ処理装置にのみネットワーキングトラヒックを分配することによって信頼性を与えることを特徴とする請求項1記載のネットワーキング方法。
- 請求項1に記載のネットワーキング方法において、
第二ネットワークの前記各データ処理装置のルーティング表における前記第一ネットワークへのルートを、第一と第二のネットワークを相互接続し、第二ネットワークの前記データ処理装置に対するルータとして動作するよう選択された前記データ処理装置へ変更する段階、および
上述の段階を周期的に繰り返す段階、
を更に有することを特徴とするネットワーキング方法。 - オープン・ショーテスト・パス・ファースト(OSPF)プロトコルが前記第二ネットワークにおいて利用されて、前記第一と第二のネットワークを相互接続するデータ処理装置間における前記第二ネットワークから前記第一ネットワークへのネットワークトラヒックに対して動的トラヒック平衡を与える請求項1の記載のネットワーキング方法において、
OSPFプロトコルを利用してデータ処理装置の1つにおいて行われようとする第一拡張、および
OSPFプロトコルを利用して他のデータ処理装置において行われようとする第二拡張、
を更に有することを特徴とするネットワーキング方法。 - OSPFプロトコルを利用してデータ処理装置の1つにおいて前記第一の拡張が行われる場合、
請求項1のルートを選択するネットワーキング方法によってルートを選択する段階、
選択されたルートに応じてOSPFプロトコルを利用しないで、自己のルートおよびデータ処理装置におけるルートを変更するようセットする段階、
OSPFプロトコルを利用して、選択されたルートを前記他のデータ処理装置に同報通信する段階、および
上述の段階を周期的に繰り返す段階、
を有することを特徴とする請求項5のネットワーキング方法。 - OSPFプロトコルを利用して、他のデータ処理装置において第二拡張が行われようとする場合、
第一拡張のデータ処理装置によって同報通信されたルートを受信する段階と、
受信したルートに応じて自己のルートをセットする段階、および
上述の段階を周期的に繰り返す段階、
を有することを特徴とする請求項5のネットワーキング方法。 - 前記第二ネットワークに接続した前記データ処理装置は並列処理装置のノードであり、前記第一ネットワークは前記並列処理装置を他のデータ処理装置に接続することを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7のいずれかに記載のネットワーキング方法。
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