JP3602450B2 - チャンネル推定を形成する方法及び受信器 - Google Patents
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Description
【技術分野】
本発明は、少なくとも1つのベースステーションと多数のターミナル装置とを備えた無線システムにおいてチャンネル推定を形成することに係る。
【0002】
【背景技術】
CDMAシステムでは、受信器として動作するベースステーション又はターミナル装置が多数のチャンネル推定構成を使用している。しかしながら、チャンネル推定は、通常、簡単なローパスフィルタによってフィルタリングされる。フィルタの帯域巾は、最大ドップラー周波数に基づいて選択される。このような公知の構成に伴う1つの問題は、チャンネル推定器が低いドップラー周波数において充分な性能を有していないことである。更に、このようなチャンネル推定器は、電力スペクトルが明らかに非対称的である場合に確実に動作しない。
【0003】
チャンネル自己相関及びノイズ電力スペクトル密度が分かる場合には、ウェナーフィルタにより最適なチャンネル推定器を実施することができる。実際には、それらが分からず、推定しなければならない。実際の受信器において最適なウェナーフィルタを実施することは、必要とされる精巧なマトリクス演算及びパラメータ推定のエラーによって更に複雑なものとなる。既知の適応チャンネル推定器では、LMS(最小平均2乗)、RLS(反復最小2乗)又はカルマンアルゴリズムにより適応性が達成される。LMS及びRLS構成は、参考としてここに援用する次の出版物に詳細に示されている。即ち、A.マメーラ、V−P.カーシアの「Prediction, Smoothing and Interpolation In Adaptive Diversity reception, ISSSTA’94」、第475−478ページ;S.マクラグリン、B.マルグレー、C.F.N.コワンの「Performance Comparison of Least Squares and Least Mean Squares Algorithm as HF Channel Estimators, ICASSP’87」、第2105−2108ページ;A.P.クラーク、S.G.ジャヤシングの「Channel Estimation for Land Mobile Radio Systems」、IEEEプロシーディングズ、第134巻、Pt.F.第4号、1987年7月、第383−393ページ;A.P.クラーク、F.マクベリーの「Improved Channel Estimator for an HF Radio Link, Signal Processing」、第5巻、第3号、1983年5月、第241−255ページ;A.P.クラーク、F.マクベリーの「Channel Estimation for an HF Radio Link」、IEEEプロシーディングズ、第128巻、Pt.F.第1号、1981年2月、第33−42ページ;及びA.P.クラーク、S.ハリハンの「Adaptive Channel Estimator for an HF Radio Link」、IEEEトランザクションズ・オン・コミュニケーションズ、第37巻、第9号、1989年9月、第918−926ページ。
【0004】
又、参考としてここに援用する次の出版物は、チャンネル推定にカルマンフィルタを使用することを述べている。即ち、A.P.クラーク、R.ハルンの「Assessment of Kalman−filter Channel Estimators for an HF Radio Link」、IEEEプロシーディングズ、第133巻、Pt.F.第6号、1986年10月、第513−521ページ;H.H.クライトン、P.ファイン、A.H.アグバミの「Carrier Synchronization Using Kalman Filters for Dynamic Doppler Shift Environments」、PIMRC’93,B2.7;S.A.フェチテル、H.メイヤの「An Investigation of Channel Estimation and Equalization Techniques for Moderately Rapid Fading HF−Channels」、ICC’91、第768−772ページ;及びS.ハリハン、A.P.クラークの「HF Channel Estimation Using Fast Transversal Filter Algorithm」、IEEEトランザクションズ・オン・アコースティックス・スピーチ・アンド・シグナリ・プロセッシング、第38巻、第8号、1990年8月、第1353−1362ページ。
LMS及びRLSアルゴリズムは、性能が悪く、低い即ち強い負の信号対雑音比で動作するように設計されていない。従って、それらは、CDMA受信器には適していない。適応カルマンアルゴリズムに伴う問題は、それが複雑なことである。ドップラー電力スペクトルに適応しそしてそれらの性能度数を変更するカルマンアルゴリズムは、実際の用途には複雑過ぎる。
【0005】
【発明の開示】
本発明の目的は、上述した問題を解消する方法及びこの方法を実施する受信器を提供することである。これは、信号を送信及び受信することにより互いに通信する少なくとも1つのベースステーションと多数のターミナル装置とを備えたCDMA無線システムに使用されるチャンネル推定方法であって、受信した信号をサンプリングし、そしてパイロット記号より成るパイロット信号を送信することを含む方法によって達成される。本発明による方法は、更に、受信したサンプルにパイロット記号の既知の複素共役を乗算することにより予めのチャンネル推定を形成し、時間的に連続する予めのチャンネル推定の予めの自己相関を形成し、上記予めの自己相関を平均化によってフィルタリングし、そしてその平均化された自己相関に基づき平均チャンネル推定をフィルタリングするためのフィルタパラメータを形成し、そしてそのフィルタパラメータによって制御されるチャンネル推定フィルタリングにより平均チャンネル推定を形成するという段階を含む。
【0006】
又、本発明は、少なくとも1つのベースステーションと多数のターミナル装置とを備え、これらは、送信器及び受信器を備え、そしてパイロット記号より成るパイロット信号を含む信号を送信及び受信することにより互いに通信するような無線システムの受信器であって、受信信号をサンプリングするように構成された受信器にも係る。この受信器は、更に、受信したサンプルにパイロット記号の既知の複素共役を乗算することによって予めのチャンネル推定を形成し、時間的に連続する予めのチャンネル推定の予めの自己相関を形成し、上記予めの自己相関を平均化によってフィルタリングし、その平均化された自己相関に基づきチャンネル推定をフィルタリングするためのフィルタパラメータを形成し、そしてそのフィルタパラメータにより制御されるよう構成されたチャンネル推定フィルタリングにより平均チャンネル推定を形成するというように構成される。
【0007】
本発明の好ましい実施形態は、従属請求項に記載する。
本発明の基本的な考え方は、チャンネルフィルタのフィルタパラメータ又は重み付け係数がチャンネル推定の自己相関関数から直接的に形成されることをベースとする。
本発明による方法及びシステムは、多数の効果を発揮する。フィルタパラメータは、僅かな計算量だけで且つ推定エラーを予想する複雑なLMS、RLS又はカルマン計算演算を伴わずに、チャンネル推定の自己相関関数から直接的に形成される。更に、本発明によるチャンネル推定構成体は、推定されるべきプロセスに関して公知のデータを利用しないので、例えば、明確に非対称的な電力スペクトルでも優れた性能を発揮する。又、本発明による構成体は、低い信号対雑音比でも信頼性が高い。
【0008】
【発明を実施するための最良の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
本発明による構成体は、特に、CDMA無線システムに適用できるが、これに限定されるものではない。
無線システムは、少なくとも1つのベースステーションと、通常は移動電話である多数のターミナル装置とを備えている。ベースステーション及びターミナル装置は、例えば、データ信号及びパイロット信号を送信及び受信することにより互いに通信する。データ信号は、通常、スピーチ又は他のユーザデータより成る。ベースステーションは、制御チャンネルにパイロット信号を送信し、これは、電力制御及び同期に使用される。信号は、実数又は複素数の形態で表わされそして処理され得る記号より成る。記号は、ビット又はビットの組合せを表わす。特に、CDMA無線システムでは、信号がベースステーションから多数の経路を経てターミナル装置へ伝播し、信号成分は、異なる時間遅延で受信器に到達する。
【0009】
本発明の原理を示す図1及び2の構成体を最初に説明する。図1は、有限インパルス応答(FIR)フィルタをベースとするチャンネル推定フィルタを示す。
これは、各遅延ブロック102ないし104において、1つの記号に対応する時間だけ遅延される(Z変換としての1つのサンプル/記号の遅延は、z−1で表わすことができる)。遅延ブロック102ないし104の数は、特定の遅延領域を網羅するように自由に選択される。各予めのチャンネル推定ckないしck−mは、乗算器106ないし110において、フィルタパラメータαkないしαk−mで乗算される。フィルタパラメータαkないしαk−mは、予めのチャンネル推定ckないしck−mを重み付けする。重み付けされたチャンネル推定は、ブロック112において互いに加算され、平均化されたチャンネル推定が与えられる。
【0010】
図2は、チャンネル推定フィルタ、即ちフィルタパラメータフィルタにおいてフィルタパラメータαkないしαk−mを計算するためのフィルタのブロック図である。この構成においても、受信サンプルzkは、図1の場合と同様に、乗算器200においてパイロット記号akの複素共役で乗算され、そして遅延ブロック202ないし206において遅延される。これにより得られた予めのチャンネル推定ckないしck−mは、好ましくは乗算器であるブロック208ないし212において第1の予めのチャンネル推定ckと相関される。たとえ必要でなくとも、この段階では、予めの相関結果をスケーリング又は正規化し、例えば、各予めの相関を全ての予めの相関の和で除算することができる(このようなスケーリング又は正規化は、図2には示されていない)。その後に、各予めの相関結果は、平均化フィルタ区分238の一部分である乗算器214ないし218において、
は、ブロック226ないし232において対応的に得られる。図2の構成では、フィルタパラメータは、特に各受信サンプルの各パイロット記号に対して形成され、従って、使用される遅延要素102ないし104及び202ないし206、ひいては、予めのチャンネル推定が多いほど、フィルタパラメータαkないしαk−mを計算するのがより複雑になる。
【0011】
フィルタパラメータαkないしαk-mの計算は、本発明による構成体では、多数の受信サンプルzkを合成し、従って、フィルタパラメータαkないしαk-mを低い頻度で計算することにより簡単化される。フィルタパラメータαkないしαk-mのこのような低い頻度の形成が図3に示されており、ここでは、図1及び2
【0012】
IIRフィルタの前で予めの相関器のスケーリングに置き換わるスケーリングブロック400では、一緒に加算された結果が、先ず、乗算器386において、
【0013】
フィルタパラメータαkないしαk−mが形成されると、それらはチャンネル推定を形成するフィルタ区分(413)へ送られ、そして予めのチャンネル係数ckないしck−mが乗算器402ないし412においてフィルタパラメータαkないしαk−mで乗算される。その後、乗算の結果が、図1の例に示すように、加算器
【0014】
図4及び5は、チャンネル推定が形成される割合を1/10に減少し、即ちタイムスロットの10個の記号全部に対して1つの平均化されたチャンネル推定を計算する構成体を示す。記号特有のチャンネル推定は、形成されたタイムスロット特有の平均化されたチャンネル推定から補間される。更に、図4及び5は、制御チャンネルタイムスロットの全ての記号がパイロット記号ではない場合における本発明の構成体の動作を示す。図4及び5は、7つのタイムスロットからのチャンネル推定の計算を一例として示す。図4は、チャンネル推定器フィルタを示す。本発明による構成体において、タイムスロットの数は、自由に選択することができる。10個の記号を含むタイムスロット420は、8個のパイロット記号422と、2つの他の記号424とを有する。タイムスロット426は、8個のパイロット記号428と、2つの他の記号430とを有する。タイムスロット432は、8個のパイロット記号434と、2つの他の記号436とを有する。タイムスロット438は、8個のパイロット記号440と、2つの他の記号442とを有する。タイムスロット444は、8個のパイロット記号446と、2つの他の記号448とを有する。タイムスロット450は、8個のパイロット記号452と、2つの他の記号448とを有する。最後のタイムスロット455には8個のパイロット記号しか示されていない。ブロック456、458、460、462、464、466及び468では、受信サンプルzkは、例えば、図1のブ
この構成では、8番目のパイロット記号422、428、434、440、446、452及び455の各々と受信サンプルとの積は、例えば、各加算器456、458、460、462、464、466及び468においてそれら積を一緒に加算することにより平滑化フィルタリングを受ける。この加算は、加算における各記号が、同じ又は異なる値の重み付け係数で重み付けされるような平均値を計算することにより実行することもできる。これにより得られた予めのチャンネル推定c(s−3)、c(s−2)、c(s−1)、c(s)、c(s+1)、c(s+2)及びc(s+3)は、乗算器470ないし482における乗算によりフィルタパラメータα(s−3)、α(s−2)、α(s−1)、α(s)、α(s+1)、α(s+2)及びα(s+3)で重み付けされる。この構成では、データ処理の瞬間に対して両側でフィルタリングを与えるためにデータ処理が3個のタイムスロットだけ遅延される。重み付けされたチャンネル推定は、加算器484において一緒に加算され、時間的に連続する平均チャンネル推定486ないし490が得られる。これは、図4に示すフィルタ構成体が動作するときに、各タイムスロットに対して1つの平均チャンネル推定が連続的に形成されることを意味する。これらの平均チャンネル推定の間に、本発明による構成では、直線的補間装置498により記号特有及びサンプル特有のチャンネル推定494を補間することができる。
【0015】
図4に示す平滑化チャンネル推定器フィルタのフィルタパラメータα(s−3)、α(s−2)、α(s−1)、α(s)、α(s+1)、α(s+2)及びα(s+3)は、例えば、図5に示すフィルタパラメータフィルタによって形成される。図4の場合と同様に、10個の記号を含む図5のタイムスロット500は、8個のパイロット記号502と、2つの他の記号504とを有する。タイムスロット506は、8個のパイロット記号508と、2つの他の記号510とを有する。タイムスロット512は、8個のパイロット記号514と、2つの他の記号516とを有する。タイムスロット518は、8個のパイロット記号520と、2つの他の記号522とを有する。タイムスロット524は、8個のパイロット記号526と、2つの他の記号528とを有する。タイムスロット530は、8個のパイロット記号532と、2つの他の記号534とを有する。最後のタイムスロット536は、8個のパイロット記号538と、2つの他の記号540とを有する。フィルタパラメータを計算するためには、7個のタイムスロットではなく、最後の4つのタイムスロット518、524、530及び536だけが必要とされる。平滑化フィルタ542ないし554は、図4のブロック456ないし468と同様に動作する。予めのチャンネル係数c(s−3)、c(s−2)及びc(s−1)は、乗算器556ないし560において、予めのチャンネル
【0016】
図6及び7は、チャンネル推定が形成される割合を1/5に減少する構成を示す。図6は、図4と同様のチャンネル推定器フィルタを示すが、この場合には、各タイムスロットに2つのチャンネル係数712ないし714が形成される。これは、高速移動ターミナル装置にとって重要である。というのは、ナイクビスト(Nyqvist)限界に近づくにつれて推定エラーが著しく増加するからである。タイムスロット当たり1つのチャンネル推定しか形成されないときには、タイムスロットの巾が約0.625msの場合にナイクビスト限界が約800Hzである。ナイクビスト限界は、ほぼ400km/hの速度に対応する。4つのパイロット記号600ないし626と受信サンプルの積は、平滑化フィルタ628ないし654において各タイムスロット当たり2回合成される。図4に示す構成と同様に、この構成も、信号処理の瞬間に対して両側(過去−現在)の時間相関を与えるために信号処理が3つのタイムスロットだけ遅延されるような平滑化フィルタリングをベースとしている。各タイムスロットの予めのチャンネル係数は、上位の乗算器656ないし680においてフィルタパラメータα(b−6)、α(b−5)、α(b−4)、α(b−3)、α(b−2)、α(b−1)、α(b)、α(b+1)、α(b+2)、α(b+3)、α(b+4)、α(b+5)及びα(b+6)で乗算され、そして対応的に、下位の乗算器684ないし708においてフィルタパラメータα(b−6)、α(b−5)、α(b−4)、α(b−3)、α(b−2)、α(b−1)、α(b)、α(b+1)、α(b+2)、α(b+3)、α(b+4)、α(b+5)及びα(b+6)で乗算される。上位の乗算器656ないし680の後に、それらの積が加算器682で互いに加算され、そして下位の乗算器684ないし708の後に、それらの積が加算器710で互いに加算され、1つのタイムスロット当たり2つのチャンネル推定712を得る(この場合は、パイロット記号612ないし614より成るタイムスロットに対し)。これら2つのチャンネル推定712間の時間に対するチャンネル推定は直線的補間装置716により形成されるのが好ましい。又、補間装置716は、他のタイムスロットのチャンネル推定714と現在タイムスロットのチャンネル推定712との間のチャンネル推定を補間するのにも使用できる。補間されたチャンネル推定は、参照番号718で示されている。
【0017】
図7は、図6に示したフィルタに対するフィルタパラメータα(b−6)、α(b−5)、α(b−4)、α(b−3)、α(b−2)、α(b−1)、α(b)、α(b+1)、α(b+2)、α(b+3)、α(b+4)、α(b+5)及びα(b+6)を形成するフィルタパラメータフィルタを示す。この構成は、7つのタイムスロット全部を使用する必要がない。4つのパイロット記号720ないし734が受信サンプルで乗算され、その後、予めのチャンネル係数である4つの積全部が平滑化フィルタ736ないし750において一緒に加算される。4つのパイロット記号724、728、732(パイロット記号720を除く)の各々に関連したチャンネル係数は、上位の乗算器752ないし762において、パイロット記号734に関連した予めのチャンネル係数で乗算され、予めの自己相関が形成される。下位の乗算器764ないし774では、予めのチャンネル係数(パイロット記号734に関連した予めのチャンネル係数は除く)に、パイロット記号734に関連した予めのチャンネル係数が乗算されて、予めの自己相関が与えられる。予めの自己相関は、その後、加算器776ないし786において互いに加算され、そして互いに加算された予めの自己相関は、乗算器788ないし798に重み付け係数Kを使用し、遅延ブロック800、806、812、818、824及び830で遅延を行い、乗算器802、808、814、820、826及び832に重み付け係数1−Kを使用し、そして加算器804、810、816、822、828及び834に加算を使用することにより、上述したようにIIRフィルタリングを受ける。その後、各平均化された自己相関結果は、デシメータ836においてデシメートされ、そしてその後、デシメートされた結果は、ブロック838へ送られて、外挿が行われる(図3のブロック382と同様に)と共に、フィルタパラメータα(b−6)、α(b−5)、α(b−4)、α(b−3)、α(b−2)、α(b−1)、α(b)、α(b+1)、α(b+2)、α(b+3)、α(b+4)、α(b+5)及びα(b+6)が形成される。パイロット記号b−1 720及びb 722のグループは、4つのパイロット記号により時間的に分離され、一方、パイロット記号b+1 724及びb 722は、6つのパイロット記号により時間的に分離される。この手順は、図7に示す通りである。少なくとも2つの非サンプル特有の平均化チャンネル推定が各タイムスロットに形成され、そしてタイムスロットのパイロット記号が少なくとも2つの記号グループ(例えば、(b−1、b)及び(b、b+1))を形成し、これらが同じタイムスロット及び異なるタイムスロットにおいて異なる記号数(同じタイムスロットでは4つの記号そして異なるタイムスロットでは6つの記号)だけパイロット記号グループから時間的に分離されるときには、時間的に異なる距離をもつ2つの連続する平均化自己相関の平均自己相関が加算器776ないし786において形成され、そして信号処理の瞬間に対する自己相関の時間遅延が、信号処理の瞬間からの上記2つのパイロットグループの距離の平均[(4+6)/2=5]に調整される。これは、平均化された相関結果ρ(k−5)、ρ(k−10)、ρ(k−15)、ρ(k−20)、ρ(k−25)、ρ(k−30)を与え、これらは、更に、図3に示すように、外挿(α(b))、デシメーション及びおそらくはスケーリングを必要とする。平均化された相関結果ρ(k−5)、ρ(k−10)、ρ(k−15)、ρ(k−20)、ρ(k−25)、ρ(k−30)は、スケーリングによりフィルタパラメータα(b−6)、α(b−5)、α(b−4)、α(b−3)、α(b−2)、α(b−1)、α(b)、α(b+1)、α(b+2)、α(b+3)、α(b+4)、α(b+5)及びα(b+6)を形成するのに使用される。フィルタパラメータα(b−6)、α(b−5)、α(b−4)、α(b−3)、α(b−2)、α(b−1)[α(b+1)、α(b+2)、α(b+3)、α(b+4)、α(b+5)及びα(b+6)]は、複素共役としてフィルタパラメータα(b+1)、α(b+2)、α(b+3)、α(b+4)、α(b+5)及びα(b+6)[α(b−6)、α(b−5)、α(b−4)、α(b−3)、α(b−2)、α(b−1)]を形成するのに使用できる。
【0018】
図6及び7のチャンネル推定器は、数学的に次のように表わすことができる。
【0019】
図8は、レーキ(RAKE)フィンガーより成るCDMA受信器を示す。この受信器は、アンテナ900と、該アンテナ900で受信した信号を基本帯域に変換するRF手段902とを備えている。アナログの基本帯域信号は、アナログ/デジタルコンバータ904においてデジタル信号に変換される。このデジタル信号は、レーキブロック914へ送られ、そこで、異なる経路を伝播した信号成分の遅延がブロック906において最初に決定される。その後、信号は、レーキフィンガー(ブロック9062、9064、954及び956を含む)に伝播し、その各々は独立した受信ユニットである。レーキフィンガーの目的は、1つの受信信号成分をコンポーズしそして復調することである。各レーキフィンガーは、個々の経路に沿って伝播した信号成分と同期され、そしてCDMA受信器では、受信器の岐路からの信号は、合成器912において合成され、受信器のデコード及び他の部分(図8には示さず)のための良質な信号が得られる。レーキフィンガーに到着する信号は、ブロック9062において拡散解除され、そしてその拡散解除された信号は、積分器9064において1つの記号の巾にわたって積分されて、
【0020】
本発明による構成体は、マイクロプロセッサと、必要なプロセス段階を実行する適当なプログラムとによって最も効果的に実施できる。
添付図面の例を参照して本発明を詳細に説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、請求の範囲に記載した本発明の考え方の範囲内で多数の変更がなされ得ることが明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】予想チャンネル推定フィルタのブロック図である。
【図2】チャンネル推定フィルタにおいてフィルタパラメータを計算するためのフィルタのブロック図である。
【図3】本発明による予想チャンネル推定フィルタのブロック図である。
【図4】制御チャンネルから1つのタイムスロット内に8個のパイロット記号を受信する平滑型チャンネル推定フィルタを示す図である。
【図5】フィルタパラメータを計算するためのフィルタであって、制御チャンネルから1つのタイムスロット内に8個のパイロット記号を受信するフィルタを示す図である。
【図6】制御チャンネルから1つのタイムスロット内に4個のパイロット記号を2回受信する平滑型チャンネル推定フィルタを示す図である。
【図7】フィルタパラメータを計算するためのフィルタであって、制御チャンネルから1つのタイムスロット内に4個のパイロット記号を2回受信するフィルタを示す図である。
【図8】レーキ受信器のブロック図である。
Claims (22)
- 信号を送信及び受信することにより互いに通信する少なくとも1つのベースステーションと多数のターミナル装置とを備えたCDMA無線システムに使用されるチャンネル推定方法であって、受信した信号をサンプリングし、そしてパイロット記号より成るパイロット信号を送信することを含む方法において、
受信したサンプルにパイロット記号の既知の複素共役を乗算することによって予めのチャンネル推定を形成し、
時間的に連続する予めのチャンネル推定の予めの自己相関を形成し、
上記予めの自己相関を平均化によってフィルタリングし、そしてその平均化された自己相関をスケーリングすることにより、平均チャンネル推定をフィルタリングするためのフィルタパラメータを形成し、そして
そのフィルタパラメータによって制御されるチャンネル推定フィルタリングにより平均チャンネル推定を形成する、
という段階を含むことを特徴とするチャンネル推定方法。 - FIR形式のチャンネル推定フィルタリングにより平均チャンネル推定を形成し、予めのチャンネル推定はフィルタパラメータによって遅延されそして重み付けされる請求項1に記載の方法。
- IIRフィルタによって予めの自己相関からフィルタパラメータを形成し、IIRフィルタは、複数の上記予めの自己相関を繰り返し互いに加算して、平均化された自己相関結果を与える請求項1に記載の方法。
- FIRフィルタリングにより予めの自己相関からフィルタパラメータを形成し、所定数の自己相関が平均化される請求項1に記載の方法。
- 以前の平均化自己相関から最新の平均化自己相関を外挿する請求項1に記載の方法。
- 各フィルタパラメータは、平均化自己相関である請求項1に記載の方法。
- 平均化自己相関を平均化自己相関の和で除算することによりスケーリングを実行する請求項1に記載の方法。
- 制御チャンネルタイムスロットの記号が一部分だけパイロット記号(422,428,434,440,446,452,455,502,508,514,520,526,532,538)であるときにそのタイムスロットに含まれたパイロット記号(422,428,434,440,446,452,455,502,508,514,520,526,532,538)を使用することによりタイムスロット当り少なくとも1つのチャンネル推定を形成し、そしてサンプル特有の平均化チャンネル推定を補間により形成する請求項1に記載の方法。
- 受信信号の処理を所定時間だけ遅延させる請求項1に記載の方法。
- 受信信号の処理を所定のタイムスロット数だけ遅延させ、平均化チャンネル推定及び信号処理の瞬間より後/前のフィルタパラメータのみを形成し、そして信号処理の瞬間より前/後のフィルタパラメータを、信号処理の瞬間より後/前のフィルタパラメータの複素共役として形成する請求項9に記載の方法。
- レーキ受信器で受信を行い、そして上記方法を使用して各多経路伝播信号に対する平均チャンネル推定を形成する請求項1に記載の方法。
- 少なくとも1つのベースステーションと多数のターミナル装置とを備え、これらは、送信器及び受信器を備え、そしてパイロット記号より成るパイロット信号を含む信号を送信及び受信することにより互いに通信するような無線システムの受信器であって、受信信号をサンプリングするように構成された受信器において、
受信したサンプルにパイロット記号の既知の複素共役を乗算することによって予めのチャンネル推定を形成し、
時間的に連続する予めのチャンネル推定の予めの自己相関を形成し、
上記予めの自己相関を平均化によってフィルタリングし、
その平均化された自己相関をスケーリングすることにより、チャンネル推定をフィルタリングするためのフィルタパラメータを形成し、そして
そのフィルタパラメータにより制御されるよう構成されたチャンネル推定フィルタリングにより平均チャンネル推定を形成する、
というように構成されたことを特徴とする受信器。 - 上記受信器は、FIR型チャンネル推定フィルタ(120)により平均チャンネル推定を形成するように構成され、上記フィルタは、予めのチャンネル推定を遅延させる遅延要素(102-104,304-312)と、予めのチャンネル推定をフィルタパラメータで重み付けする乗算器(106-110,402-412)とを備えた請求項12に記載の受信器。
- 上記受信器は、IIRフィルタ(238,364)によって予めの自己相関からフィルタパラメータを形成するように構成され、上記フィルタは、複数の上記予めの自己相関を繰り返し互いに加算して、平均化された自己相関結果を与えるための加算器(224,230,236,338,244,350,356,362,572,578,584,804,816,822,828,834)を備えた請求項12に記載の受信器。
- 上記受信器は、FIRフィルタにより予めの自己相関からフィルタパラメータを形成するように構成され、所定数の予めの自己相関が平均化される請求項12に記載の受信器。
- 上記受信器は、以前の平均化自己相関から最新の平均化自己相関を外挿するように構成された請求項12に記載の受信器。
- 上記受信器は、平均化自己相関により各フィルタパラメータを直接的に形成するように構成された請求項12に記載の受信器。
- 上記受信器は、平均化自己相関を、平均化自己相関の和で除算することによりスケーリングを遂行するように構成された請求項12に記載の受信器。
- 制御チャンネルタイムスロットの記号が一部分だけパイロット記号(422,428,434,440,446,452,455,502,508,514,520,526,532,538)であるときに、上記受信器は、そのタイムスロットに含まれたパイロット記号(422,428,434,440,446,452,455,502,508,514,520,526,532,538)を使用することによりタイムスロット当り少なくとも1つのチャンネル推定を形成し、そしてサンプル特有の平均化チャンネル推定を補間により形成するように構成された請求項12に記載の受信器。
- 上記受信器は、受信パイロット信号の処理を所定時間だけ遅延させるように構成された請求項12に記載の受信器。
- 上記受信器は、受信信号の処理を所定のタイムスロット数だけ遅延させるように構成され、上記受信器は、平均化チャンネル推定及び信号処理の瞬間より後/前のフィルタパラメータのみを形成するように構成され、そして上記受信器は、信号処理の瞬間より前/後のフィルタパラメータを、信号処理の瞬間より後/前のフィルタパラメータの複素共役として形成するように構成された請求項20に記載の受信器。
- 上記受信器はレーキ受信器であり、これは、各多経路伝播信号に対する平均チャンネル推定を形成するように構成される請求項12に記載の受信器。
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