JP3600183B2 - 発信代行装置及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、固定電話機から携帯電話機への発信を代行する発信代行装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、固定電話機から携帯電話機に電話をかける際の電話料金は、携帯電話機から携帯電話機に電話をかける際の電話料金よりも割高になっている。そこで、固定電話機から携帯電話機に発信する場合、固定電話機を有線電話回線網を介して発信代行携帯電話機に接続し、発信代行携帯電話機を介して着信先の携帯電話機に発信する発信代行装置が知られている。
この発信代行装置を用いれば、固定電話機のユーザーが支払う料金は、有線電話回線網の使用料金と、発信代行装置を管理する発信代行サービス会社に支払う手数料である。発信代行装置は、発信代行携帯電話機を用いて着信先の携帯電話機に発信するため、発信代行装置を介して携帯電話機に発信する場合の方が直接携帯電話機に発信する場合に比べて料金が安い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、携帯電話機は、着信があった時、発信元の電話機が発信者番号を通知させる設定である場合には、その電話機の電話番号や時刻等を記憶する着信履歴機能を備えている。これにより、携帯電話機のユーザーは、例えば、着信時に電話にでることができなかった場合に、あとで、着信履歴を参照して発信元の電話機に電話をかけることができる。
しかしながら、従来の発信代行装置では、着信先の携帯電話機のユーザーから、着信履歴を参照して発信代行携帯電話機に電話がかかっても、これに対応するサービス(例えば、発信元の固定電話機の電話番号を報知する。)を提供していなかったため、発信代行携帯電話機の電話番号は非通知であった。すなわち、着信先の携帯電話機の着信履歴には、発信代行携帯電話機から着信があっても当該発信代行携帯電話機の電話番号は記憶されない。このため、携帯電話機のユーザーは、例えば、発信元の固定電話機から発信代行装置を介して着信した時に、電話に出ることができなかった場合には、誰から電話がかかってきたのかわからなかった。
そこで、発信代行携帯電話機の電話番号を通知設定にすることにより、携帯電話機が発信元の固定電話機から発信代行装置を介して着信した時に、携帯電話のユーザーが電話に出ることができなかった場合には、携帯電話機のユーザーが着信履歴を参照して発信代行携帯電話機に電話をかけると、発信代行会社が当該携帯電話機に電話をかけた固定電話機の電話番号を検索して、携帯電話機のユーザーに固定電話機の電話番号を報知するサービスを実施することが考えられる。しかしながら、携帯電話機のユーザーは、報知された電話番号に電話をかけなおす手間がかかる。
そこで、本発明は、着信先の携帯電話機が発信代行携帯電話機に電話をすると、発信元の固定電話機と接続可能な発信代行装置及び方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を達成するための本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの発信代行装置である。
請求項1に記載の発信代行装置は、処理装置と発信代行携帯電話機とを備え、処理装置は、発信代行携帯電話機を介して発信元の固定電話機と着信先の携帯電話機とを接続する発信代行装置であって、処理装置は、発信元の固定電話機から送信された発信元の固定電話機の電話番号と着信先の携帯電話機の電話番号を受信した場合、発信元の固定電話機の電話番号と着信先の携帯電話機の電話番号を記憶装置に記憶するとともに、着信先の携帯電話機の電話番号及び発信代行携帯電話機の電話番号を含む呼出信号を発信代行携帯電話機から送信し、着信先の携帯電話機が発信代行携帯電話機から送信された呼出信号に応答した場合、発信元の固定電話機と着信先の携帯電話機を発信代行携帯電話機を介して接続し、携帯電話機から送信された発信元電話接続要求信号を発信代行携帯電話機で受信した場合、記憶装置に記憶されている、発信元電話接続要求信号を送信した携帯電話機の電話番号に対応する発信元の固定電話機の電話番号に基づいて、携帯電話機と発信元の固定電話機を発信代行携帯電話機を介して接続する。
請求項1に記載の発信代行装置を用いれば、携帯電話機のユーザーは、着信履歴を用いて発信代行携帯電話機に電話をかけると、発信元の固定電話機と接続される。これにより、着信先の携帯電話機のユーザーの利便性が向上する。また、発信元の固定電話機のユーザーにおいても、着信先の携帯電話機のユーザーが自分に電話をかけることができるので、安心感がある。
また、本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの、発信代行装置である。
請求項2に記載の発信代行装置では、処理装置は、携帯電話機から送信された発信元電話接続要求信号を発信代行携帯電話機で受信した場合、携帯電話機と発信代行携帯電話機の接続を切断し、記憶装置に記憶されている、発信元電話接続要求信号を送信した携帯電話機の電話番号に対応する発信元の固定電話機の電話番号を読み出して、固定電話機に固定電話機の電話番号を含む呼出信号を送信し、固定電話機から応答があれば固定電話機と発信代行携帯電話機の接続を確保するとともに、発信代行携帯電話機から携帯電話機に携帯電話機の電話番号を含む呼出信号を送信し、携帯電話機から応答があれば携帯電話機と固定電話機を発信代行携帯電話機を介して接続する。
請求項2に記載の発信代行装置を用いれば、固定電話機との接続を確保してから、携帯電話機と固定電話機が発信代行携帯電話機を介して接続される。これにより、固定電話機につながらない時には接続されないので、電話料金が安価である。
また、本発明の第3発明は、請求項3に記載されたとおりの発信代行方法である。
請求項3に記載の発信代行方法では、発信元の固定電話機から着信先の携帯電話機への発信を代行する発信代行方法であって、発信元の固定電話機から、着信先の携帯電話機の電話番号と発信元の固定電話機の電話番号を送信するステップと、発信元の固定電話機から送信された着信先の携帯電話機の電話番号及び発信元の固定電話機の電話番号を記憶装置に記憶するとともに、当該着信先の携帯電話機の電話番号及び発信代行携帯電話機の電話番号を含む呼出信号を発信代行携帯電話機から送信するステップと、発信代行携帯電話機から送信された呼出信号に対して着信先の携帯電話機が応答した場合に、発信元の固定電話機と着信先の携帯電話機を発信代行携帯電話機を介して接続するステップと、携帯電話機から送信された発信元電話接続要求信号を発信代行携帯電話機で受信した場合、記憶装置に記憶されている、発信元電話接続要求信号を送信した携帯電話機の電話番号に対応する発信元の固定電話機の電話番号に基づいて、携帯電話機と発信元の固定電話機を発信代行携帯電話機を介して接続するステップとを備える。
請求項3に記載の発信代行方法を用いれば、着信先の携帯電話機のユーザーの利便性が向上する。また、発信元の固定電話機のユーザーにおいても、着信先の携帯電話機のユーザーが自分に電話をかけることができるので、安心感がある。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、発信代行装置の一実施の形態の概略図を示している。
まず、図1を参照して、発信代行装置40の構成を説明する。
発信元の固定電話機10には、例えば、携帯電話機への発信であるか否かを判別する発信元インターフェース20が接続されている。発信元インターフェース20には、有線電話回線網30が接続されている。例えば、発信元の固定電話機10の着信先が固定電話機(図示していない)である場合には、発信元インターフェース20は、有線電話回線網30を介して、直接、着信先の固定電話機(図示していない)に呼出信号を送信する。
また、発信代行装置40は有線電話回線網30に接続されている。発信代行装置40は、有線電話回線網30との情報の授受を行うインターフェース41と、発信元の固定電話機10や着信先の携帯電話機50の電話番号や、発信及び着信履歴や、その時刻等を記憶する記憶装置42と、着信先の携帯電話機50に発信する複数の発信代行携帯電話機43a〜43fと、例えば、発信代行装置40と外部との情報の授受や発信代行装置40の内部の動作を制御する処理装置44が設けられている。発信代行携帯電話機43a〜43fは、処理装置44の制御に基づいて、例えば、発信元の固定電話機10から着信先の携帯電話機50への発信を代行する。
図1には、発信元の固定電話機10が1台しか記載されていないが、発信元の固定電話機10は複数設けられている。
【0006】
次に、発信代行装置40の動作について説明する。
まず、発信元の固定電話機10は、着信先の携帯電話機50の電話番号を発信元インターフェース20に送信する(図1の(1))。例えば、固定電話機10の送受話器を電話機本体からはずし、固定電話機10に設けられているダイヤルキーを用いて着信先の携帯電話機50の電話番号(例えば、090−1234−5678)を入力する。
発信元インターフェース20は、携帯電話機への発信であること(例えば、電話番号の先頭3桁が「090」であること)を判別すると、有線電話回線網30を介して最寄りの発信代行会社の発信代行装置40に呼出信号(発信代行要求信号)を送信する(図1の(2))。この呼出信号には、発信代行装置40の電話番号と発信元の固定電話機10の電話番号(例えば、052−987−6543)とが含まれている。
発信代行装置40の処理装置44は、有線電話回線網30からインターフェース41を介して呼出信号を受信すると、呼出信号に応答して発信元インターフェース20と接続し、着信先の携帯電話機50の電話番号の送信要求信号を送信する(図1の(2′))。発信元インターフェース20は、着信先の携帯電話機50の電話番号の送信要求信号を受信すると、着信先の携帯電話機50の電話番号(例えば、090−1234−5678)を送信する(図1の(2″))。そして、今回発信代行に用いる発信代行携帯電話機を発信代行携帯電話機43a〜43fの中から選択する。例えば、発信代行携帯電話機43fを選択する。そして、発信代行携帯電話機43fに、着信先の携帯電話機50の電話番号(090−1234−5678)を送信する(図1の(3))。また、時刻情報、例えば、呼出信号を受信した時刻と、発信元の固定電話機10の電話番号(052−987−6543)と、着信先の携帯電話機50の電話番号(090−1234−5678)と、今回発信代行に用いる発信代行携帯電話機43fを示す情報とを対応させた発信代行履歴を記憶装置42に記憶させる(図1の(4))。
発信代行携帯電話機43fは、着信先の携帯電話機50の電話番号を受信すると、呼出信号を送信する(図1の(5))。呼出信号には、着信先の携帯電話機50の電話番号(090−1234−5678)と、発信代行携帯電話機43fの電話番号(例えば、090−2345−6789)が含まれている。
着信先の携帯電話機50は、呼出信号を受信すると、例えば、着信音で携帯電話機50のユーザーに着信を報知する。また、携帯電話機50は、携帯電話機50に設けられている着信履歴記憶装置50bに、着信した時刻と、呼出信号に含まれている発信代行携帯電話機43fの電話番号(090−2345−6789)を記憶する。この時、携帯電話機50の表示器50aに発信代行携帯電話機43fの電話番号(090−2345−6789)を表示して、発信代行携帯電話機43fの電話番号(090−2345−6789)からの着信であることを報知してもよい。携帯電話機50のユーザーが、例えば、携帯電話機50の通話キー(図示していない)を操作すると、発信代行携帯電話機43fを介して、着信先の携帯電話機50と発信元の固定電話機10を接続し通話可能状態とする。
このようにして、発信元の固定電話機10のユーザーは、発信元インターフェース20、有線電話回線網30及び発信代行携帯電話機43fを介して、着信先の携帯電話機50のユーザーと通話することができる(図1の(6))。
発信代行装置40では、所定の課金処理を行い、発信代行会社は、例えば、所定の期間毎に発信元の固定電話機10のユーザーに手数料の請求書を発行する。
【0007】
次に、発信代行携帯電話機43fが呼出信号を送信した時に、着信先の携帯電話機50のユーザーが携帯電話機50の通話キーを操作せず、通話可能状態とならなかった場合について説明する。
携帯電話機50のユーザーは、例えば、着信履歴を表示器50aに表示させることにより、発信代行携帯電話機43fから着信があったことを認識すると、発信代行携帯電話機43f(電話番号090−2345−6789)にリダイヤル操作等を行って、発信元電話接続要求信号を送信する(図1の(7))。
発信代行携帯電話機43fは、携帯電話機50から発信元電話接続要求信号を受信すると、携帯電話機50に応答メッセージを送信する(図1の(8))。例えば、「おかけになった電話番号は、他の電話から発信された電話を代行したものです。ただいまから、発信元を調べますのでこのままお待ち下さい。必要ない場合は、電話をお切り下さい。」という応答メッセージを送信する。
そして、電話が切られた時はそのまま処理を終了し、電話が切られてない場合には、処理装置44に携帯電話機50から発信元電話接続要求信号を受信したことを示す情報を送信する(図1の(9))。発信元電話接続要求信号には、着信先の携帯電話機50の電話番号(090−1234−5678)が含まれている。
なお、発信代行携帯電話機43fが呼出信号を受信すると、発信元電話番号接続要求信号であることを判別する場合には、携帯電話機50は呼出信号を送信するだけでよい。一方、発信代行携帯電話機43fが呼出信号を受信しても、発信元電話接続要求信号であることを判別できない場合には、例えば、携帯電話機50が呼出信号を送信すると、発信代行携帯電話機43fが受信して応答し、「おかけになった電話番号は、他の電話から発信された電話を代行したものです。発信元を調べますか?調べる場合には、*を押してください。」等のメッセージを送信する。携帯電話機50のユーザーが*キーを操作すると、発信元電話接続要求信号が発信代行携帯電話機43fに送信される。
【0008】
処理装置44は、発信代行携帯電話機43fが携帯電話機50から発信元電話接続要求信号を受信したことを検出すると、記憶装置42から、発信元電話接続要求信号を送信した着信先の携帯電話機50の電話番号(090−1234−5678)に対応する発信元の固定電話機10の電話番号を読み出す(図1の(10))。複数の発信元の固定電話機10の電話番号が存在する場合には、例えば、最新の発信元の固定電話機10を検索する。
そして、処理装置44は、検索した発信元の固定電話機10の電話番号(例えば、052−987−6543)を示す情報を、発信代行携帯電話機43fに送信する(図1の(11))。発信代行携帯電話機43fは、携帯電話機50に発信元の固定電話機10の電話番号を示すメッセージを送信する(図1の(12))。例えば、「おかけになった電話番号は、052−987−6543からの発信を代行したものです。ただいまから052−987−6543を呼び出しますので、電話を切ってお待ち下さい。呼び出す必要のない場合は、#を押して下さい。」というメッセージを送信する。発信代行携帯電話機43fは、携帯電話50との接続が切断されたか、#が押されたかを示す情報を処理装置44に送信する(図1の(13))。#が押されていればそのまま終了する。
処理装置44は、そのまま(#が押されずに)接続が切断された場合には、携帯電話50のユーザーが発信元の固定電話機10との接続を要求していると判断して、発信元の固定電話機10の電話番号(052−987−6543)に呼出信号を送信する(図1の(14)、(15))。当該電話番号の固定電話機10から応答があれば(図1の(16)、(17))、固定電話機10に応答メッセージを送信する(図1の(18)、(19))。例えば、「この電話は、あなたがおかけになった090−2345−6789からの電話を転送したものです。090−2345−6789と接続しますので、そのままお待ち下さい。接続を拒否される場合にはそのまま電話をお切り下さい。」という応答メッセージを送信する。そして、接続が切断されなければ、固定電話機10との接続を確保する。また、発信代行携帯電話機43fを介して(図1の(20))携帯電話機50に呼出信号を送信する(図1の(21))。携帯電話機50から応答があれば(図1の(22))、携帯電話機50に応答メッセージを送信する(図1の(23))。例えば、「ただ今、052−987−6543と接続しています。このままお待ち下さい。」という応答メッセージを送信する。そして、携帯電話機50との接続を確保する。それから、携帯電話機50と固定電話機10を発信代行携帯電話機43fを介して接続する。
これにより、着信先の携帯電話機50のユーザーは、発信元の固定電話機10のユーザーと通話可能状態になる。
【0009】
また、処理装置44が固定電話機10に呼出信号を送信した時に(図1の(14)、(15))、固定電話機10から応答がなかった場合には、携帯電話機50に、応答メッセージを送信する。例えば、「052−987−6543を呼びだしましたが、応答がありません。申し訳ありませんが、しばらくたってからおかけなおし下さい。」という応答メッセージを送信する。
また、処理装置44が固定電話機10との接続を確保して、発信代行携帯電話機43fを介して(図1の(20))携帯電話機50に呼出信号を送信した時(図1の(21))、携帯電話50から応答がなかった場合には、固定電話機10に応答メッセージを送信する。例えば、「090−2345−6789との接続は確立できませんでした。このまま電話をお切り下さい。ありがとうございました。」という応答メッセージを送信する。
【0010】
本発明の構成及び動作は、本実施の形態に限定されるものではない。
本実施の形態では、複数の発信元の固定電話機10の電話番号が存在する場合には、最新の発信元の固定電話機10を検索したが、所定期間の間、例えば、当日中の発信代行履歴を全て検索して着信先の携帯電話機50に送信して、電話をかける先を携帯電話機50のユーザーが選択するようにしてもよい。また、所定数の発信代行履歴を検索して携帯電話50に送信して、電話をかける先を携帯電話機50のユーザーが選択するようにしてもよい。この場合、図1の(11)、(12)で送信するメッセージは、例えば、「おかけになった電話番号は、3件の電話を代行したものです。3件の電話番号をお知らせします。1件目053−987−6543、2件目06−1234−5678、3件目0586−22−2222です。1件目に電話をかける場合には1*を、2件目に電話をかける場合には2*を、3件目に電話をかける場合には3*を押して下さい。電話をかけない場合には#を押して下さい。」とする。
また、検索した固定電話機10の電話番号は、例えば、メールで携帯電話50に送信し、表示器50aに表示されるようにしてもよい。そして、当該発信元の固定電話機10の電話番号が表示器50aに表示されている状態で、例えば、通話キーを操作することにより、発信元の固定電話機10に呼出信号を送信できるようになっていてもよい。発信元の固定電話機10の電話番号を報知する方法は、いずれでもよい。また、複数の電話番号が表示され、その中から選択する場合には、例えば、携帯電話50の操作キーを用いて選択してから、通話キーを操作するようにしてもよい。
また、携帯電話機50から発信元接続要求信号を受信したら、本実施の形態のように確認したり接続を一度切断したりすることなく、そのまま、発信元の固定電話機10を検索して発信代行携帯電話機43fを介して接続してもよい。
また、携帯電話機50と発信元の固定電話機20との接続方法は、種々変更可能である。
また、発信元の固定電話機10と携帯電話機50の接続には、携帯電話機50から発信代行要求信号を受信した発信代行携帯電話機43fを用いてもよいし、他の発信代行携帯電話機を用いてもよい。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1〜3に記載の発信代行装置及び方法によれば、発信元の固定電話機に着信先の携帯電話機から電話をかけることができるので、着信先の携帯電話機のユーザーの利便性が向上する。また、発信元の固定電話機10のユーザーにおいても、着信先の携帯電話機のユーザーが自分に電話をかけることができるので、安心感がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発信代行装置の一実施の形態の概略図である。
【図2】従来技術を示す概略図である。
【符号の説明】
10 固定電話機
20 発信元インターフェース
30 有線電話回線網
40 発信代行装置
42 記憶装置
43a〜43f 発信代行携帯電話機
44 処理装置
50 携帯電話機
50a 表示器
50b 着信履歴記憶装置
Claims (3)
- 処理装置と発信代行携帯電話機とを備え、処理装置は、発信代行携帯電話機を介して発信元の固定電話機と着信先の携帯電話機とを接続する発信代行装置であって、
処理装置は、
発信元の固定電話機から送信された発信元の固定電話機の電話番号と着信先の携帯電話機の電話番号を受信した場合、発信元の固定電話機の電話番号と着信先の携帯電話機の電話番号を記憶装置に記憶するとともに、着信先の携帯電話機の電話番号及び発信代行携帯電話機の電話番号を含む呼出信号を発信代行携帯電話機から送信し、
着信先の携帯電話機が発信代行携帯電話機から送信された呼出信号に応答した場合、発信元の固定電話機と着信先の携帯電話機を発信代行携帯電話機を介して接続し、
携帯電話機から送信された発信元電話接続要求信号を発信代行携帯電話機で受信した場合、記憶装置に記憶されている、発信元電話接続要求信号を送信した携帯電話機の電話番号に対応する発信元の固定電話機の電話番号に基づいて、携帯電話機と発信元の固定電話機を発信代行携帯電話機を介して接続する、
発信代行装置。 - 請求項1に記載の発信代行装置であって、
処理装置は、
携帯電話機から送信された発信元電話接続要求信号を発信代行携帯電話機で受信した場合、携帯電話機と発信代行携帯電話機の接続を切断し、記憶装置に記憶されている、発信元電話接続要求信号を送信した携帯電話機の電話番号に対応する発信元の固定電話機の電話番号を読み出して、固定電話機に固定電話機の電話番号を含む呼出信号を送信し、固定電話機から応答があれば固定電話機と発信代行携帯電話機の接続を確保するとともに、発信代行携帯電話機から携帯電話機に携帯電話機の電話番号を含む呼出信号を送信し、携帯電話機から応答があれば携帯電話機と固定電話機を発信代行携帯電話機を介して接続する、
発信代行装置。 - 発信元の固定電話機から着信先の携帯電話機への発信を代行する発信代行方法であって、
発信元の固定電話機から、着信先の携帯電話機の電話番号と発信元の固定電話機の電話番号を送信するステップと、
発信元の固定電話機から送信された着信先の携帯電話機の電話番号及び発信元の固定電話機の電話番号を記憶装置に記憶するとともに、当該着信先の携帯電話機の電話番号及び発信代行携帯電話機の電話番号を含む呼出信号を発信代行携帯電話機から送信するステップと、
発信代行携帯電話機から送信された呼出信号に対して着信先の携帯電話機が応答した場合に、発信元の固定電話機と着信先の携帯電話機を発信代行携帯電話機を介して接続するステップと、
携帯電話機から送信された発信元電話接続要求信号を発信代行携帯電話機で受信した場合、記憶装置に記憶されている、発信元電話接続要求信号を送信した携帯電話機の電話番号に対応する発信元の固定電話機の電話番号に基づいて、携帯電話機と発信元の固定電話機を発信代行携帯電話機を介して接続するステップと、
を備える発信代行方法。
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