JP3596581B2 - オフラインティーチングにおけるツールの作業条件設定方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、溶接ガンのロボットにおける溶接条件の設定において好適なオフラインティーチングにおける作業条件設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、ロボットを各種作業に適用させるために、ロボットアームのフェースプレートに種々のツールを取り付けてロボットに作業を行わせることが一般的となっている。
【0003】
そして、従来では、ロボットに対する教示技術やその教示データに対して種々の補正を行う技術が多数提案されている。例えば、ロボットに対する教示技術に関するものとしては、教示のための情報を入力する際に、使用するロボット作業に必要な情報を使用者の要求に対してできるだけ正確に、かつ、使用者の負担をできるだけ軽減するようにした方法が提案されている(特開平5−27828号公報参照)。
【0004】
また、教示データの補正技術に関するものとしては、作業現場から離れた場所でも簡単にプレイバック時と同一の動作条件下で教示点の修正及び教示軌跡の補正が実行でき、教示の修正作業に対する作業者の負担を軽減するようにした方法(特開平8−286726号公報参照)や、全ての打点位置に対して位置ずれを高精度にかつ自動的に補正できるようにした方法(特開平7−325611号公報参照)や、ニューラルネットワークを用いてロボットの位置補正を行う方法(特開平6−114769号公報参照)や、修正した教示データに動作範囲異常が発生したとき、ロボット動作の変換データを修正する際に、オペレータが感覚的に分かりやすい修正作業を行うことができるようにした方法(特開平5−289730号公報参照)や、直交座標上の計測をなくしてアーム軸回転角のみでアーム型多関節ロボットの絶対位置精度を確保するために、未知変数配列及び定数配列の諸元を修正パウエル法の繰り返し論理演算を適用し、更なる精度の向上と演算速度の上昇を図るようにした方法(特開平6−274213号公報参照)や、多関節形ロボットの手首にツールを取り付けたロボットの設定データである定数の設定誤差及びツールオフセットの設定誤差を自動的に補正する方法(特許第2520324号参照)等が提案されている。
【0005】
また、ツール先端点の設定に関するものとしては、設計データが入手できない場合であっても、簡単な設定用治具を利用することによって簡単な手順で希望する姿勢でツール先端点を設定できるようにした方法(特開平7−191738号公報参照)が提案され、CADデータを利用したものとしては、オペレータが初期設定データ、作業経路データ、作業動作データを逐一入力することが不要になり、オペレータの入力量を大幅に減少させるようにした方法(特開平8−286722号公報参照)が提案され、軌跡表示に関するものとしては、ワークを作業位置から待避させた場合において、動作中の実際のツールの位置とワークとの相対的な位置関係を容易、かつ正確に認識できるようにした方法(特開平8−174454号公報参照)が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述のオフラインティーチング技術を溶接ガンのロボットに適用した場合、ツール先端の教示に加えて、溶接条件の設定が必須となる。この溶接条件としては、例えば、時間の経過に伴う溶接電流の推移(シーケンス)や溶接電流のピーク値、溶接時間等が挙げられる。
【0007】
しかしながら、従来のオフラインティーチング技術においては、溶接すべきワークの材質、板厚等の情報をオフラインティーチング時に簡単に取得することができず、すべてのワークに対する溶接条件を決定するまでに、非常に時間がかかるという問題がある。
【0008】
そこで、従来では、オペレータが、ワークの形状や厚みを参酌して適当に溶接条件を仮設定するようにしている。この場合、オフラインティーチングデータを実物のロボットにダウンロードしたとき、仮設定された溶接条件を実際のロボットに合わせて設定し直す作業、即ち、溶接条件の再設定作業が必要となり、却って、時間がかかるという問題がある。
【0009】
また、最近では、ワークデータの属性や作業条件を各々に持たせてオフラインティーチング作業をアシストする機能をもたせるようにしている。しかし、作業条件の決定は、オペレータがモニタ上に表示されている中から選択する方法であるため、作業条件の登録のたびに、オペレータが作業条件を示した表の中から最適条件を選ばなければならず、操作が煩雑になるという問題がある。また、この方法では、オペレータの技能に依存する部分が多いために、最適条件を設定することが困難であるというおそれがあった。
【0010】
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、ツールの仕様とワークの作業条件を参照しながら最適なツールの作業条件を自動的に設定することができ、オフラインティーチングの操作時間の短縮化を効率よく実現させることができるオフラインティーチングにおけるツールの作業条件設定方法を提供することを目的とする。
【0011】
また、本発明の他の目的は、妥当な作業条件をオフラインで設定でき、実物のロボットを使用しての再設定処理を極力なくすことができ、現場での修正作業にかかる時間、工数を大幅に低減することができるオフラインティーチングにおけるツールの作業条件設定方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るオフラインティーチングにおけるツールの作業条件設定方法は、ワークに対して作業を行うための作業ポイントをCADデータ上のワークで指定する第1のステップと、指定された作業ポイントにおける1以上の部品を検索する第2のステップと、検索された前記1以上の部品に関し、その作業に必要な属性を取得する第3のステップと、取得した属性からワークの作業条件を決定する第4のステップと、特定されたツールの仕様に前記決定されたワークの作業条件が含まれる場合に、前記ツールの仕様から前記ワークの作業条件に適合するツールの作業条件を検索し、ティーチングデータに反映させる第5のステップを有することを特徴とする。
【0013】
この発明の第1のステップにおいては、モニタ上に表示されているワークの画像に対して、オペレータがマウス等のポインティングデバイスを使用して作業ポイントを指定することにより、自動的にその作業ポイントにおけるツールの作業条件が決定されるため、オフラインティーチングの操作時間の短縮化を効率よく実現させることができる。
【0014】
また、妥当な作業条件をオフラインティーチング装置上で設定できることから、実物のロボットを使用しての再設定処理を極力なくすことができ、現場での修正作業にかかる時間、工数を大幅に低減することができる。
【0015】
そして、前記第2のステップとして、作業ポイントの座標データに基づいて、その座標から作業方向に引いた直線と交差する1以上のワークを前記ワークのCADデータから検索するようにしてもよい。これによって、作業ポイントを指定した時点で自動的に、その作業ポイントにおける1以上のワークが割り出されることになる。この場合、検索結果をワーク名として出力させることが望ましい。
【0016】
また、前記第3のステップとして、部品名に基づいて、その部品の板厚と材質を参照することができる部品属性テーブルを用い、前記第2のステップにて検索した1以上の部品に関する板厚と材質を、前記部品属性テーブルと照合して取得するようにしてもよい。この場合、第2のステップで検索された1以上の部品名に基づいて、前記作業ポイントにおける各部品の板厚と材質を自動的に得ることができる。
【0017】
また、前記第4のステップとして、部品の組合せパターン数に応じたファイルを有し、かつ、各ファイルが材質と板厚の組合せパターンに基づいて、その組合せに係る作業条件を参照することができるワーク作業条件テーブルを用い、前記ワーク作業条件テーブルのうち、前記第2のステップにて取得された前記1以上の部品の組合せからファイルを特定し、前記第3のステップにて取得された板厚と材質の組合せパターンをキーとして、前記特定されたファイルからワークの作業条件を検索決定するようにしてもよい。
【0018】
これにより、前記ワーク作業条件テーブルのうち、前記部品の組合せパターンからその組合せに係るファイルが検索され、その後、前記組合せに係る部品の各材質及び板厚の組合せパターンに基づいて、前記特定されたファイルからワークの作業条件が検索されることとなる。
【0019】
この場合、溶接ポイントにおける部品の組合せパターンから簡単にワークの作業条件を決定することができるため、ソフトウェアにてワークの作業条件の設定の自動化を達成させることが可能となる。
【0020】
また、前記第5のステップとして、前記第4のステップにて決定されたワークの作業条件と対象ロボットにおけるツールの仕様とを比較し、比較結果が、前記決定されたワークの作業条件が前記ツールの仕様に含まれることを示す場合に、当該ツールの作業条件が番号順に登録されたツール作業条件テーブルを用いて、該ツール作業条件テーブルのうち、前記決定されたワークの作業条件と適合する番号を取り出し、該番号をティーチングデータに記録するようにしてもよい。
【0021】
この場合、ツールの作業条件として対象ロボットにおけるツールの仕様に合わない作業条件を設定することがなく、自動的に前記ワークの作業条件に合ったツールの作業条件を設定することができる。
【0022】
なお、前記ツール作業条件テーブルに、前記決定されたワークの作業条件と一致する番号がない場合は、該ツール作業条件テーブルに、前記決定されたワークの作業条件に適合するツールの作業条件を新たに登録し、そのときの新たな番号をティーチングデータに記録するようにしてもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るオフラインティーチングにおけるツールの作業条件設定方法を例えば溶接ガンのロボットのオフラインティーチングシステムに適用した実施の形態例(以下、単に実施の形態に係るオフラインティーチングシステムと記す)について図1〜図22を参照しながら説明する。
【0024】
本実施の形態に係るオフラインティーチングシステム10は、図1に示すように、溶接すべきワーク等を設計するためのワーク設計用コンピュータ12と、溶接ガンのツール仕様等を設計するための設備設計用コンピュータ14と、実物ロボット16に模した論理ロボットモデルをモニタ18の画面上に表示させてオフラインのティーチングを行うオフラインティーチング装置20と、実物ロボット16を制御するためのロボットコントローラ22と、前記オフラインティーチング装置20にて作成されたオリジナルのティーチングデータのロボットコントローラ22へのダウンロードや実物ロボット16を使用してロボットコントローラ22において修正付加されたティーチングデータのオフラインティーチング装置20へのアップロードを行うデータ転送装置24とを有して構成されている。
【0025】
ワーク設計用コンピュータ12は、例えばソフトウェアのCADシステムを用いて、ワークを構成する複数の部品を設計し、更に、ワークに対して溶接を行う位置(溶接ポイント)の位置データを作成するために使用され、特に、本実施の形態においては、前記部品の設計時及び溶接ポイントの設定時に、部品属性テーブル26(図2参照)、ワーク作業条件テーブル28(図3参照)及びアドレス変換テーブル30(図4参照)が作成されるようになっている。
【0026】
部品属性テーブル26は、図2に示すように、1つのレコードに、部品名を示すコード(部品コード)と材質を示すコード(材質コード)と板厚を示すコード(板厚コード)が格納されるようになっており、該レコードが多数配列されて構成されている。そして、この部品属性テーブル26は、ワーク設計用コンピュータ12のモニタ32上で、ワークを構成する部品を設計するたびに作成され、設計対象の部品に関する部品コード及び属性コード(材質コード及び板厚コード)が登録されることとなる。
【0027】
前記ワーク作業条件テーブル28は、図3に示すように、溶接ポイントでの部品の組合せ数に応じたファイルを有し、各ファイルは、1つのレコードに、第1の属性コード、第2の属性コード、溶接電流値、通電時間及び加圧力が格納されるようになっており、該レコードが多数配列されて構成されている。そして、このワーク作業条件テーブル28は、ワーク設計用コンピュータ12のモニタ32上で、作成されたワークに対して溶接ポイントを設定するたびに作成され、そのときの部品の組合せに係る第1の属性コード、第2の属性コード、溶接電流値、通電時間及び加圧力が順次登録されることとなる。
【0028】
アドレス変換テーブル30は、図4に示すように、ワーク作業条件テーブル28のうち、溶接ポイントでの部品の組合せに対応するファイルの先頭格納アドレス(相対論理アドレス)が登録されたテーブル構成を有し、1つのレコードに、部品の組合せ例と先頭格納アドレスが格納されるようになっている。
【0029】
一方、設備設計用コンピュータ14は、例えばソフトウェアのCADシステムを用いて、溶接ガンを構成する各種ツールを設計するために使用され、特に、本実施の形態においては、前記ツールの設計時に、ツール仕様テーブル36(図5参照)及びツール作業条件テーブル38(図6参照)が作成されるようになっている。
【0030】
このツール仕様テーブル36は、図5に示すように、1つのレコードに、ツール名を示すコード(ツールコード)、最大許容溶接電流値、加圧力、使用率、加圧速度、開放速度及び先頭格納アドレスが格納されるようになっており、該レコードが多数配列されて構成されている。ここで、前記先頭格納アドレスは、後述するツール作業条件テーブル38を構成する多数のファイルのうち、前記ツールコードに対応するツール作業条件が登録されたファイルの先頭格納アドレス(相対論理アドレス)を指す。
【0031】
そして、このツール仕様テーブル36は、図5に示すように、設備設計用コンピュータ14のモニタ34上で、溶接ガンのツールについての設備設計をするたびに作成され、設計対象のツールに関するツールコード、最大許容溶接電流値、加圧力、使用率、加圧速度、開放速度及び先頭格納アドレスが順次登録されることとなる。
【0032】
前記ツール作業条件テーブル38は、図6に示すように、設備設計されたツールの数に応じたファイルを有し、各ファイルは、1つのレコードに、最大許容溶接電流、最小許容溶接電流、開放時間及び加圧時間が格納されるようになっており、該レコードが多数配列されて構成されている。そして、このツール作業条件テーブル38は、設備設計用コンピュータ14のモニタ34上で、特定されたツールが設備設計されるたびに作成され、各種作業に応じた条件が順次登録されることとなる。
【0033】
実物ロボット16は、ここでは、6軸(モータ軸)のロボットを想定しており、図7に示すように、実物ロボット16全体を台座40の上面に形成されたレール42に沿って矢印Xの方向に摺動させるためのX軸と、実物ロボット16全体を矢印Yの方向に回転させるためのY軸と、実物ロボット16におけるアーム部44の全体を矢印Zの方向に回転させるためのZ軸と、アーム部44の先端のツール取付部46を矢印Uの方向に回転させるためのU軸と、ツール取付部46を矢印Vの方向に回転させるためのV軸と、アーム部44の前半部分48を矢印Wの方向に回転させるためのW軸とを有する。
【0034】
一方、データ転送装置24は、例えばHDDを内蔵したパーソナルコンピュータにて構成され、オフラインティーチング装置20と例えば通信で結ばれている。
【0035】
ティーチングデータ(オリジナル及び修正後を含む)Dは、例えば図8に示すように、ステップ単位に位置情報と作業条件の番号(条件番号)が書き込まれたデータ構成を有する。
【0036】
前記位置情報は、6軸の各モータ軸に取り付けられたエンコーダのパルス数を示し、図8の例では、ステップ0において、X軸を停止状態、Y軸を例えば時計方向に100パルスに相当する分だけ動かし、Z軸を時計方向に200パルスに相当する分だけ動かし、以下同様に、U軸を300パルス、V軸を400パルス、W軸を500パルス分、例えば時計方向に動かすことを示す。
【0037】
前記オフラインティーチング装置20は、図9に示すように、キーボード等のキー入力装置50、マウスやジョイスティック等の座標入力装置52(ポインティングデバイス)、ハードディスクドライブ(HDD)54がそれぞれインターフェース(単にI/Fと記す)回路56、58及び60を介して接続され、更に、このオフラインティーチング装置20には、他のオフラインティーチング装置におけるティーチングデータ等の受渡しに使用されるLANがI/F回路62を介して接続され、LANを通じて取り込まれたティーチングデータや当該オフラインティーチング装置20にて作成したティーチングデータを表示するための前記モニタ18とを有する。
【0038】
このオフラインティーチング装置20の制御系64は、各種プログラム(ティーチング処理プログラム等)の動作用として用いられる動作用RAM66と、外部機器(キー入力装置50、座標入力装置52、HDD54等)からのデータや各種プログラムによってデータ加工されたデータ等が格納されるデータRAM68と、外部機器に対してデータの入出力を行う入出力ポート70と、これら各種回路を制御するCPU(制御装置及び論理演算装置)72とを有して構成されている。
【0039】
前記各種回路は、CPU72から導出されたデータバス74を介して各種回路間のデータの受渡しが行われ、更にCPU72から導出されたアドレスバスや制御バス(共に図示せず)を介してそれぞれCPU72にて制御されるように構成されている。
【0040】
更に、前記オフラインティーチング装置20の入出力ポート70には、I/F回路76を介してデータベース78が接続されており、このデータベース78には、上述した各種テーブルが登録されている。
【0041】
そして、前記実施の形態に係るオフラインティーチングシステム10においては、オリジナルのティーチングデータを作成するためのティーチングデータ作成処理手段(ティーチングデータ作成処理プログラム)90がソフトウェアとして組み込まれている。
【0042】
ティーチングデータ作成処理手段90は、図10に示すように、モニタ18上に表示されている論理ロボットモデルの姿勢を決定する姿勢決定手段92と、データの入力割込みがあった場合に、キー入力装置50や座標入力装置52からの座標データを受け取る座標受取り手段94と、キー入力装置50や座標入力装置52からの入力データが溶接ポイントとしての決定指示であるか否かを判別する決定判別手段96と、決定された論理ロボットモデルの姿勢と溶接ポイントとして決定された座標に基づいて位置情報を作成する位置情報作成手段98と、溶接ポイントとして決定された座標から加圧方向に引いた電極(可動電極200及び固定電極202:図22参照)間の線分データを求める線分データ作成手段100と、線分データに含まれるCADデータ上の部品コードを検索して部品リスト102に順次登録する部品リスト作成手段(サブルーチン)104と、作成された部品リスト102に登録されている部品コードに対応する属性コードを部品属性テーブル26から検索して属性リスト106に順次登録する属性リスト作成手段(サブルーチン)108と、部品リスト102に登録された部品コードの組合せパターンに基づいてワーク作業条件テーブル28から該当するファイルを検索し、属性リスト106に登録されている属性コードの組合せパターンに基づいて前記該当ファイルからワークの作業条件を検索するワーク作業条件検索手段(サブルーチン)110と、ツール仕様テーブル36から対象ロボットのツールに関する仕様データを検索するツール仕様検索手段(サブルーチン)112と、前記ワーク作業条件検索手段110にて検索されたワークの作業条件が今回のツールの仕様に適合するか否かを判別するツール仕様判別手段114と、検索されたワークの作業条件が今回のツールの仕様に適合しない場合にエラーメッセージをモニタ18に出力するエラーメッセージ出力手段116と、ツール作業条件テーブル38のうち、今回のツールに関するファイルから前記ワーク作業条件に適合するツールの作業条件を検索又は新規作成してティーチングデータDに登録するツール作業条件検索・登録手段(サブルーチン)118と、ティーチングデータDの作成要求の終了があったかどうかの判別を行う要求終了判別手段120とを有して構成されている。
【0043】
前記部品リスト作成手段104は、図11に示すように、前記線分データ作成手段100にて作成された線分データに含まれるCADデータ上の部品コードのうち、i番目の部品コードを前記CADデータから検索する部品コード検索手段130と、部品コードの検索がすべて完了したかどうかの判別を行う部品検索完了判別手段132と、部品コード検索手段130にて検索された部品コードを部品リスト102に順次登録する部品コード登録手段134とを有して構成されている。
【0044】
前記属性リスト作成手段108は、図12に示すように、部品リスト102から順次部品コードを読み出す部品リスト読出し手段140と、部品属性テーブル26の各レコードから部品コードを読み出す部品コード読出し手段142と、部品コードが一致しているか否かを判別する部品コード判別手段144と、部品属性テーブル26の該当レコードから属性コード(材質コード及び板厚コード)を読み出して属性リスト106に登録する属性コード登録手段146と、属性コードの検索がすべて完了したかどうかの判別を行う属性検索完了判別手段148とを有して構成されている。
【0045】
前記ワーク作業条件検索手段110は、図13に示すように、アドレス変換テーブル30の各レコードから部品コードの組合せを読み出す部品組合せ読出し手段150と、該部品組合せ読出し手段150にて読み出された部品コードの組合せパターンと部品リスト102に登録されている部品コードの組合せパターンとが一致しているか否かを判別する部品組合せ判別手段152と、アドレス変換テーブル30のうち、該当レコードに格納されている先頭格納アドレスを読み出す第1のアドレス読出し手段154と、ワーク作業条件テーブル28を構成するファイル群のうち、前記第1のアドレス読出し手段154を通じて読み出された先頭格納アドレスに対応するファイルを読み出す第1のファイル読出し手段156と、第1のファイル読出し手段156を通じて読み出されたファイルから属性コードの組合せを読み出す属性組合せ読出し手段158と、属性リスト106上の属性コードの組合せパターンと属性組合せ読出し手段158を通じて読み出された属性コードの組合せパターンが一致しているか否かを判別する属性組合せ判別手段160と、第1のファイル読出し手段156を通じて読み出されたファイルからワークの作業条件を読み出すワーク作業条件読出し手段162とを有して構成されている。
【0046】
前記ツール仕様検索手段112は、図14に示すように、ツール仕様テーブル36の各レコードからツールコードを読み出すツールコード読出し手段170と、今回のティーチングデータDの作成対象のロボットに適応したツールであるか否かを判別するツール判別手段172と、ツール仕様テーブル36の該当レコードからツールの仕様を読み出すツール仕様読出し手段174とを有して構成されている。
【0047】
前記ツール作業条件検索・登録手段118は、図15に示すように、ツール仕様テーブル36のうち、該当レコードに格納されている先頭格納アドレスを読み出す第2のアドレス読出し手段180と、ツール作業条件テーブル38を構成するファイル群のうち、前記第2のアドレス読出し手段180にて読み出された先頭格納アドレスに対応するファイルを読み出す第2のファイル読出し手段182と、読み出されたファイルの各レコードからツールの作業条件を読み出すツール作業条件読出し手段184と、前記ワーク作業条件検索手段110にて検索されたワークの作業条件が前記ツール作業条件読出し手段184にて読み出されたツールの作業条件に適合するか否かを判別するツール作業条件判別手段186と、ツールの作業条件の検索がすべて完了したかどうかの判別を行う作業条件検索完了判別手段188と、該当ファイルの新たなレコードに作業条件を登録する作業条件作成手段190と、今回の条件番号をティーチングデータDの該当領域に書き込む条件番号書込み手段192とを有して構成されている。
【0048】
次に、前記ティーチングデータ作成処理手段90の処理動作について図16〜図21のフローチャートに基づいて説明する。
【0049】
まず、図16のステップS1において、姿勢決定手段92(図10参照)を通じて、モニタ18上に表示されている論理ロボットモデルの姿勢が決定される。
【0050】
次に、ステップS2において、座標受取り手段94(図10参照)を通じて、キー入力装置50や座標入力装置52からのデータ入力があったか否かの判別が行われ、データが入力されるまで該ステップS2が繰り返される。即ち、データ入力待ちとなる。
【0051】
キー入力装置50又は座標入力装置52からデータが入力されると、次のステップS3に進み、座標受取り手段94を通じて、入力されたデータが座標データか否かの判別が行われる。入力データが座標データである場合、次のステップS4に進み、座標受取り手段94を通じて、入力された座標データを受け取る。
【0052】
前記ステップS4での処理が終了した段階、又はステップS3において座標入力でないと判別された場合は、次のステップS5に進み、決定判別手段96(図10参照)を通じて、前記キー入力装置50や座標入力装置52からの入力データが、図22に示すような溶接ポイントPとしての決定指示であるか否かが判別される。溶接ポイントPの決定指示である場合は、次のステップS6に進み、位置情報作成手段98(図10参照)を通じて、前記姿勢決定手段92にて決定された論理ロボットモデルの姿勢と溶接ポイントPとして決定された座標に基づいて位置情報が作成されてティーチングデータD(図8参照)に登録される。
【0053】
次に、ステップS7において、線分データ作成手段100(図10参照)を通じて、図22に示すように、溶接ポイントPとして決定された座標から可動電極200及び固定電極202による加圧方向に引いた線mのうち、可動電極200の先端と固定電極202の先端間の線分データが求められる。
【0054】
次に、ステップS8において、部品リスト作成手段(部品リスト作成サブルーチン)104に入る。この部品リスト作成サブルーチン104での処理は、図17に示すように、まず、ステップS101において、部品コードの検索又は登録に用いられるインデックスレジスタiに初期値「0」を格納して、該インデックスレジスタiを初期化する。
【0055】
次に、ステップS102において、部品コード検索手段130(図11参照)を通じて、前記線分データ作成手段100にて作成された線分データに含まれるCADデータ上の部品コードのうち、i番目の部品コードを前記CADデータから検索する。図22の例で示すと、溶接ポイントP上の可動電極200と固定電極202間に存在する部品A及び部品Bについての各部品コードが検索される。
【0056】
次に、ステップS103において、部品検索完了判別手段132を通じて、部品コードの検索がすべて完了したか否かが判別される。完了していない場合は、次のステップS104に進み、部品コード登録手段134を通じて、前記部品コード検索手段130にて検索された部品コードを部品リスト102のiレコード目に登録する。
【0057】
次に、ステップS105において、インデックスレジスタiの値を+1更新した後、前記ステップS102に戻って、次の部品コードの検索と部品リスト102への登録を行う。
【0058】
そして、前記ステップS103において部品コードの検索がすべて完了したと判別された場合は、次のステップS106に進み、現在のインデックスレジスタiの値を部品検索数Mとして定義して、この部品リスト作成手段104が終了する。
【0059】
次に、図16のメインルーチンに戻って、次のステップS9において、属性リスト作成手段(サブルーチン)108に入る。この属性リスト作成サブルーチン108での処理は、図18に示すように、まず、ステップS201において、部品リスト検索用のインデックスレジスタiに初期値「0」を格納して、該インデックスレジスタiを初期化する。
【0060】
次に、ステップS202において、部品リスト読出し手段140(図12参照)を通じて、部品リスト102のiレコード目から部品コードを読み出す。
【0061】
次に、ステップS203において、属性リスト検索用のインデックスレジスタjに初期値「0」を格納して、該インデックスレジスタjを初期化する。
【0062】
次に、ステップS204において、部品コード読出し手段142(図12参照)を通じて、部品属性テーブル26のjレコード目から部品コードを読み出す。
【0063】
次に、ステップS205において、部品コード判別手段144(図12参照)を通じて、前記部品リスト読出し手段140にて読み出された部品コードと前記部品コード読出し手段142にて読み出された部品コードとが一致しているか否かが判別される。部品コードが一致していない場合は、ステップS206に進んでインデックスレジスタjの値を+1更新した後、前記ステップS204に進み、該ステップS204以降の処理を行う。即ち、部品属性テーブル26の次のレコードにおける部品コードを読み出して部品リスト102のjレコード目に登録されている部品コードと一致しているか否かの判別を行う。
【0064】
そして、前記ステップS205において部品コードが一致していると判別された場合は、次のステップS207に進み、属性コード登録手段146を通じて、前記部品属性テーブル26の該当レコードから属性コードを読み出して、属性リスト106のiレコード目に格納する。
【0065】
次に、ステップS208において、インデックスレジスタiの値を+1更新した後、次のステップS209において、属性検索完了判別手段148を通じて、属性コードの検索がすべて完了したか否かが判別される。この判別は、インデックスレジスタiの値が部品検索数M以上であるかどうかで行われる。
【0066】
属性コードの検索がすべて完了していない場合は、前記ステップS202に戻って、該ステップS202以降の処理を繰り返す。即ち、部品リスト102の次のレコードから部品コードを読み出して、その部品コードに対応する属性コードを属性リスト106に登録するという処理を行う。
【0067】
そして、前記ステップS209において属性コードの検索がすべて完了したと判別された場合は、この属性リスト作成サブルーチン108が終了する。
【0068】
次に、図16のメインルーチンに戻って、次のステップS10において、ワーク作業条件検索手段(ワーク作業条件検索サブルーチン)110に入る。このワーク作業条件検索サブルーチン110での処理は、図19に示すように、まず、ステップS301において、アドレス変換テーブル検索用のインデックスレジスタiに初期値「0」を格納して、該インデックスレジスタiを初期化する。
【0069】
次に、ステップS302において、部品組合せ読出し手段150(図13参照)を通じて、アドレス変換テーブル30のiレコード目から部品コードの組合せパターンを読み出す。
【0070】
次に、ステップS303において、部品組合せ判別手段152(図13参照)を通じて、前記部品組合せ読出し手段150にて読み出された部品コードの組合せパターンと部品リスト102に登録されている部品コードの組合せパターンとが一致しているか否かが判別される。
【0071】
部品コードの組合せパターンが一致していない場合は、ステップS304に進んでインデックスレジスタiの値を+1更新した後、前記ステップS302に進み、該ステップS302以降の処理を行う。即ち、アドレス変換テーブル30の次のレコードにおける部品コードの組合せパターンを読み出して、前記部品リスト102に登録されている部品コードの組合せパターンと一致しているか否かの判別を行う。
【0072】
そして、前記ステップS303において部品コードの組合せパターンが一致していると判別された場合は、次のステップS305に進み、第1のアドレス読出し手段154(図13参照)を通じて、前記アドレス変換テーブル30のうち、該当レコードに格納されている先頭格納アドレスを読み出す。
【0073】
次に、ステップS306において、第1のファイル読出し手段156(図13参照)を通じて、ワーク作業条件テーブル28を構成するファイル群のうち、前記ステップS305にて読み出された先頭格納アドレスに対応するファイルを読み出す。
【0074】
次に、ステップS307において、ワーク作業条件検索用のインデックスレジスタjに初期値「0」を格納して、該インデックスレジスタjを初期化する。
【0075】
次に、ステップS308において、属性組合せ読出し手段158(図13参照)を通じて、前記ファイルのjレコード目から属性コードの組合せパターンを読み出す。
【0076】
次に、ステップS309において、属性組合せ判別手段160(図13参照)を通じて、前記属性リスト106上の属性コードの組合せパターンと前記属性組合せ読出し手段158にて読み出された属性コードの組合せパターンが一致しているか否かが判別される。
【0077】
属性コードの組合せパターンが一致していない場合は、ステップS310に進んでインデックスレジスタjの値を+1更新した後、前記ステップS308に進み、該ステップS308以降の処理を行う。即ち、当該ファイルの次のレコードにおける属性コードの組合せパターンを読み出して、前記属性リスト106に登録されている属性コードの組合せパターンと一致しているか否かの判別を行う。
【0078】
そして、前記ステップS309において属性コードの組合せパターンが一致していると判別された場合は、次のステップS311に進み、ワーク作業条件読出し手段162(図13参照)を通じて、当該ファイルの該当レコードからワークの作業条件を読み出す。このステップS311での処理が終了した段階で、このワーク作業条件検索サブルーチン110が終了する。
【0079】
次に、図16のメインルーチンに戻って、次のツール仕様検索手段(ツール仕様検索サブルーチン)112に入る。このツール仕様検索サブルーチン112での処理は、図20に示すように、まず、ステップS401において、ツール仕様テーブル検索用のインデックスレジスタiに初期値「0」を格納して、該インデックスレジスタiを初期化する。
【0080】
次に、ステップS402において、ツールコード読出し手段170(図14参照)を通じて、ツール仕様テーブル36のiレコード目からツールコードを読み出す。
【0081】
次に、ステップS403において、ツール判別手段172(図14参照)を通じて、前記ツールコードが今回のティーチングデータDの作成対象のロボットに適応したツールを示すコードであるか否かが判別される。
【0082】
今回のツールでないと判別された場合は、ステップS404に進んでインデックスレジスタjの値を+1更新した後、前記ステップS402に進み、該ステップS402以降の処理を行う。即ち、ツール仕様テーブル36の次のレコードにおけるツールコードを読み出して、今回のツールと一致しているか否かの判別を行う。
【0083】
そして、前記ステップS403においてツールコードが一致していると判別された場合は、次のステップS405に進み、ツール仕様読出し手段174(図14参照)を通じて、ツール仕様テーブル36の該当レコードからツールの仕様データを読み出す。このステップS405での処理が終了した段階でこのツール仕様検索サブルーチン112が終了する。
【0084】
次に、図16のメインルーチンに戻って、次のステップS12において、ツール仕様判別手段114(図10参照)を通じて、前記ワーク作業条件検索手段110にて検索されたワークの作業条件が今回のツールの仕様に適合するか否かが判別される。例えば、ワーク作業条件の溶接電流値(図3参照)がツール仕様の最大許容溶接電流値(図5参照)以下であって、かつ、ワーク作業条件の加圧力(図3参照)がツール仕様の加圧力(図5参照)以下であれば「適合」であると判別され、それ以外であれば、「不適合」と判別されることになる。
【0085】
前記ステップS12において「適合」であると判別された場合は、次のステップS13に進み、ツール作業条件検索・登録手段(ツール作業条件検索・登録サブルーチン)118に入る。このツール作業条件検索・登録サブルーチン118での処理は、図21に示すように、まず、ステップS501において、第2のアドレス読出し手段180(図15参照)を通じて、前記ツール仕様検索手段112(図10参照)にて検索されたツール仕様テーブル36の該当レコードから先頭格納アドレスを読み出す。
【0086】
次に、ステップS502において、第2のファイル読出し手段182(図15参照)を通じて、ツール作業条件テーブル38を構成するファイル群のうち、前記読み出された先頭格納アドレスに対応するファイルを読み出す。
【0087】
次に、ステップS503において、ツール作業条件検索用のインデックスレジスタiに初期値「0」を格納して、該インデックスレジスタiを初期化する。
【0088】
次に、ステップS504において、ツール作業条件読出し手段184(図15参照)を通じて、当該ファイルのiレコード目からツールの作業条件を読み出す。
【0089】
次に、ステップS505において、ツール作業条件判別手段186(図15参照)を通じて、前記ワーク作業条件検索手段110(図10参照)にて検索されたワークの作業条件が前記ツール作業条件読出し手段184にて読み出されたツールの作業条件に適合するか否かが判別される。例えば、ワーク作業条件の溶接電流値(図3参照)が、ツール作業条件の最小許容溶接電流値〜最大許容溶接電流値(図6参照)の範囲内にある場合は「適合」であると判別され、それ以外であれば「不適合」と判別されることになる。
【0090】
前記ステップS505において「適合」であると判別された場合は、次のステップS506に進み、条件番号書込み手段192(図15参照)を通じて、当該レコードに格納されている条件番号あるいは現在のインデックスレジスタiの値をティーチングデータD(図8参照)に書き込む。
【0091】
前記ステップS505において「不適合」であると判別された場合は、ステップS507に進んで、インデックスレジスタiの値を+1更新した後、次のステップS508に進み、作業条件検索完了判別手段188(図15参照)を通じて、ツールの作業条件の検索がすべて完了したか否かが判別される。この判別は、インデックスレジスタiの値が作業条件登録数N以上であるかどうかで行われる。
【0092】
インデックスレジスタiの値が作業条件登録数N以上になる前に、ステップS505において「適合」であると判別された場合は、上述したステップS506に進むことになるが、インデックスレジスタiの値が作業条件登録数N以上となって、当該ファイルに登録されているすべてのツール作業条件に対して「不適合」であると判別された場合は、ステップS509に進み、作業条件作成手段190(図15参照)を通じて、当該ファイルの新たなレコードに作業条件を登録する。具体的には、当該ファイルの新たなレコードにおける最大許容溶接電流値と最小許容溶接電流値(図6参照)として、今回検索されたワーク作業条件における溶接電流値(図3参照)を登録し、前記新たなレコードにおける開放時間及び加圧時間(図6参照)として、初期値(デフォルト値)を登録する。
【0093】
次に、ステップS510において、前記条件番号書込み手段192を通じて、前記新たな条件番号あるいは現在のインデックスレジスタiの値をティーチングデータDに書き込む。
【0094】
前記ステップS506での処理又はステップS510での処理が終了した段階で、このツール作業条件検索・登録サブルーチン118での処理が終了する。
【0095】
次に、図16のメインルーチンに戻り、次のステップS14において、要求終了判別手段120(図10参照)を通じて、ティーチングデータDの作成要求の終了があったか否かの判別が行われる。作成要求があった場合は、前記ステップS1に戻って、該ステップS1以降の処理が繰り返される。即ち、次の溶接ポイントPにおける位置情報と該溶接ポイントPにおける溶接条件(ツール作業条件)がティーチングデータDに登録されることになる。
【0096】
ところで、前記ステップS12において、ワーク作業条件検索手段110(図10参照)にて検索されたワークの作業条件が今回のツールの仕様に適合しないと判別された場合は、ステップS15に進み、エラーメッセージ出力手段116(図10参照)を通じて、エラーメッセージ、例えばツールの仕様が適合しないため、ツールを変更する必要がある等の内容のメッセージをモニタ18に出力する。
【0097】
そして、前記ステップS14において作成要求が終了したと判別された場合、又は前記ステップS15でのエラーメッセージ出力処理が終了した段階で、このティーチングデータ作成処理手段90が終了する。
【0098】
前記ティーチングデータ作成処理手段90での処理が終了した時点で、ティーチングデータDの各ステップにそれぞれ位置情報と該位置情報に最適な溶接条件を示す条件番号が登録されることになる。
【0099】
作成されたティーチングデータDは、データ転送装置24を介して実物ロボット16にダウンロードされる。そして、実物ロボット16の操作においては、ロボットコントローラ22は、ティーチングデータDの位置情報に基づいてツール先端点を移動させるべく制御する。また、このロボットコントローラ22は、ティーチングデータDに登録されている条件番号に基づいてツール作業条件テーブル38(図6参照)からツール作業条件を読み出し、該作業条件に合うように、溶接トランスから出力される溶接電流や可動電極200(図22参照)による加圧力等を制御する。
【0100】
このように、本実施の形態に係るオフラインティーチングシステム10においては、モニタ18上に表示されているワークの画像に対して、オペレータがマウス等のポインティングデバイスを使用して溶接ポイントPを指定することにより、自動的にその溶接ポイントPにおけるツールの作業条件が決定されることになるため、オフラインティーチングの操作時間の短縮化を効率よく実現させることができる。
【0101】
また、妥当な作業条件をオフラインティーチング装置20上で設定できることから、実物ロボット16を使用しての再設定処理を極力なくすことができ、現場での修正作業にかかる時間、工数を大幅に低減することができる。
【0102】
特に、本実施の形態においては、部品リスト作成手段104において、溶接ポイントPの座標データに基づいて、その座標から加圧方向に引いた直線と交差する1以上の部品コードをワークのCADデータから検索するようにしているため、溶接ポイントPを指定した時点で自動的に、その溶接ポイントPにおける1以上の部品コードを割り出すことができる。
【0103】
また、属性リスト作成手段108において、前記部品リスト作成手段104にて検索した1以上の部品コードに関する属性コードを部品属性テーブル26と照合して取得するようにしているため、前記部品リスト作成手段104で検索された1以上の部品コードに基づいて、前記溶接ポイントPにおける各部品の材質や板厚を示すコード(属性コード)を自動的に得ることができる。
【0104】
また、ワーク作業条件検索手段110において、ワーク作業条件テーブル28のうち、前記部品リスト作成手段104にて作成された1以上の部品コードの組合せパターンから今回の溶接ポイントPに対応するファイルを特定し、前記属性リスト作成手段108にて作成された属性コードの組合せパターンをキーとして、前記特定されたファイルからワークの作業条件を検索決定するようにしているため、溶接ポイントPにおける部品の組合せパターンから簡単にワークの作業条件を決定することができ、ソフトウェアにてワークの作業条件の設定の自動化を達成させることが可能となる。
【0105】
また、ツール仕様検索手段112において、前記ワーク作業条件検索手段110にて検索されたワークの作業条件と対象ロボットにおけるツールの仕様とを比較し、その比較結果が「適合」である場合には、ツール作業条件検索・登録手段118を通じて、ツール作業条件テーブル38のうち、前記決定されたワークの作業条件と適合する条件番号を取り出し、該条件番号をティーチングデータDに登録するようにしているため、ツールの作業条件として対象ロボットにおけるツールの仕様に合わない作業条件を設定することがなく、自動的に前記ワークの作業条件に合ったツールの作業条件を設定することができる。
【0106】
また、前記ツール作業条件検索・登録手段118において、前記ツール作業条件テーブル38に、前記決定されたワークの作業条件と一致する番号がない場合に、前記ツール作業条件テーブル38に、前記決定されたワークの作業条件に適合するツールの作業条件を新たに登録し、そのときの新たな条件番号をティーチングデータDに登録するようにしているため、ソフトウェアにおいて、ツールの仕様とワークの作業条件とを参照しながら最適なツールの作業条件を自動的に設定することが可能となる。
【0107】
前記実施の形態においては、溶接ガンのロボットのオフラインティーチングに適用した例を示したが、その他、塗装用ロボットや搬送用ロボットにも容易に適用させることができる。
【0108】
なお、この発明に係るオフラインティーチングにおけるツールの作業条件設定方法は、上述の実施の形態に限らず、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
【0109】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るオフラインティーチングにおけるツールの作業条件設定方法によれば、ワークに対して作業を行うための作業ポイントをCADデータ上のワークで指定する第1のステップと、指定された作業ポイントにおける1以上の部品を検索する第2のステップと、検索された前記1以上の部品に関し、その作業に必要な属性を取得する第3のステップと、取得した属性からワークの作業条件を決定する第4のステップと、特定されたツールの仕様に前記決定されたワークの作業条件が含まれる場合に、前記ツールの仕様から前記ワークの作業条件に適合するツールの作業条件を検索し、ティーチングデータに反映させる第5のステップを有することを特徴としている。
【0110】
このため、ツールの仕様とワークの作業条件を参照しながら最適なツールの作業条件を自動的に設定することができ、オフラインティーチングの操作時間の短縮化を効率よく実現させることができる。
【0111】
また、妥当な溶接条件をオフラインで設定でき、実物のロボットを使用しての再設定処理を極力なくすことができ、現場での修正作業にかかる時間、工数を大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るオフラインティーチングシステムを示す構成図である。
【図2】部品属性テーブルの内訳を示す説明図である。
【図3】ワーク作業条件テーブルの内訳を示す説明図である。
【図4】アドレス変換テーブルの内訳を示す説明図である。
【図5】ツール仕様テーブルの内訳を示す説明図である。
【図6】ツール作業条件テーブルの内訳を示す説明図である。
【図7】6軸の実物ロボットの一例を示す拡大図である。
【図8】ティーチングデータの内訳を示す説明図である。
【図9】オフラインティーチング装置の構成を示すブロック図である。
【図10】ティーチングデータ作成処理手段の構成を示す機能ブロック図である。
【図11】部品リスト作成手段の構成を示す機能ブロック図である。
【図12】属性リスト作成手段の構成を示す機能ブロック図である。
【図13】ワーク作業条件検索手段の構成を示す機能ブロック図である。
【図14】ツール仕様検索手段の構成を示す機能ブロック図である。
【図15】ツール作業条件検索・登録手段の構成を示す機能ブロック図である。
【図16】ティーチングデータ作成処理手段の処理動作を示すフローチャートである。
【図17】部品リスト作成手段の処理動作を示すフローチャートである。
【図18】属性リスト作成手段の処理動作を示すフローチャートである。
【図19】ワーク作業条件検索手段の処理動作を示すフローチャートである。
【図20】ツール仕様検索手段の処理動作を示すフローチャートである。
【図21】ツール作業条件検索・登録手段の処理動作を示すフローチャートである。
【図22】部品リスト作成手段において部品を検索する際の原理を示す説明図である。
【符号の説明】
10…オフラインティーチングシステム 12…ワーク設計用コンピュータ
14…設備設計用コンピュータ 16…実物ロボット
18…モニタ 20…オフラインティーチング装置
22…ロボットコントローラ 24…データ転送装置
26…部品属性テーブル 28…ワーク作業条件テーブル
30…アドレス変換テーブル 36…ツール仕様テーブル
38…ツール作業条件テーブル
90…ティーチングデータ作成処理手段 104…部品リスト作成手段
108…属性リスト作成手段 110…ワーク作業条件検索手段
112…ツール仕様検索手段 114…ツール仕様判別手段
118…ツール作業条件検索・登録手段
Claims (7)
- ワークに対して作業を行うための作業ポイントをCADデータ上のワークで指定する第1のステップと、
指定された作業ポイントにおける1以上の部品を検索する第2のステップと、
検索された前記1以上の部品に関し、その作業に必要な属性を取得する第3のステップと、
取得した属性から溶接電流値を含むワークの作業条件を決定する第4のステップと、
特定されたツールの仕様に前記決定されたワークの作業条件が含まれる場合に、前記ツールの仕様から前記ワークの作業条件に適合する最大許容溶接電流値を含むツールの作業条件を検索し、ティーチングデータに反映させる第5のステップとを有することを特徴とするオフラインティーチングにおけるツールの作業条件設定方法。 - 請求項1記載のオフラインティーチングにおけるツールの作業条件設定方法において、
前記第1のステップは、モニタ上に表示されるワークの画像に対して座標入力装置を用いて作業ポイントを指定することを特徴とするオフラインティーチングにおけるツールの作業条件設定方法。 - 請求項2記載のオフラインティーチングにおけるツールの作業条件設定方法において、
前記第2のステップは、作業ポイントの座標データに基づいて、その座標から作業方向に引いた直線と交差する1以上の部品を前記ワークのCADデータから検索することを特徴とするオフラインティーチングにおけるツールの作業条件設定方法。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のオフラインティーチングにおけるツールの作業条件設定方法において、
前記第3のステップは、部品名に基づいてその部品の板厚と材質を参照することができる部品属性テーブルを用い、
前記第2のステップにて検索した1以上の部品に関する板厚と材質を、前記部品属性テーブルと照合して取得することを特徴とするオフラインティーチングにおけるツールの作業条件設定方法。 - 請求項4記載のオフラインティーチングにおけるツールの作業条件設定方法において、
前記第4のステップは、部品の組合せパターン数に応じたファイルを有し、かつ、各ファイルが材質と板厚の組合せパターンに基づいて、その組合せに係る作業条件を参照することができるワーク作業条件テーブルを用い、
前記ワーク作業条件テーブルのうち、前記第2のステップにて取得された前記1以上の部品の組合せからファイルを特定し、
前記第3のステップにて取得された板厚と材質の組合せパターンをキーとして、前記特定されたファイルからワークの作業条件を検索決定することを特徴とするオフラインティーチングにおけるツールの作業条件設定方法。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載のオフラインティーチングにおけるツールの作業条件設定方法において、
前記第5のステップは、前記第4のステップにて決定されたワークの作業条件と対象ロボットにおけるツールの仕様とを比較し、
比較結果が、前記決定されたワークの作業条件が前記ツールの仕様に含まれることを示す場合に、当該ツールの作業条件が番号順に登録されたツール作業条件テーブルを用いて、該ツール作業条件テーブルのうち、前記決定されたワークの作業条件と適合する番号を取り出し、該番号をティーチングデータに記録することを特徴とするオフラインティーチングにおけるツールの作業条件設定方法。 - 請求項6記載のオフラインティーチングにおけるツールの作業条件設定方法において、
前記ツール作業条件テーブルに、前記決定されたワークの作業条件と適合する番号がない場合は、該ツール作業条件テーブルに、前記決定されたワークの作業条件に適合するツールの作業条件を新たに登録し、そのときの新たな番号をティーチングデータに記録することを特徴とするオフラインティーチングにおけるツールの作業条件設定方法。
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