JP3595966B2 - 内毒血症または敗血症の予防に有効な新規の効力のある非毒性リポ多糖体の調製方法 - Google Patents
内毒血症または敗血症の予防に有効な新規の効力のある非毒性リポ多糖体の調製方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3595966B2 JP3595966B2 JP29987997A JP29987997A JP3595966B2 JP 3595966 B2 JP3595966 B2 JP 3595966B2 JP 29987997 A JP29987997 A JP 29987997A JP 29987997 A JP29987997 A JP 29987997A JP 3595966 B2 JP3595966 B2 JP 3595966B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lipopolysaccharide
- lps
- bacteria
- freeze
- centrifugation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内毒血症または敗血症の予防に有効な新規の効力のある非毒性リポ多糖体(LPS)の調製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
二重かつ非対称に構成された膜である大腸菌、腸炎菌等のグラム陰性菌のいわゆる外膜は、優勢な成分としていくつかの蛋白質およびクラスmacroamphiophiles、リポ多糖体(LPS)からなるが、こうした細菌の生存力は細胞外膜上のLPS配列によってのみ左右される蛋白質である。1個の細菌の細胞は、4.9μm2の面積を占める約3.6.106LPS分子を含有する。このために、その相互作用は標的で容易である。本発明による方法で調製されているリポ多糖体は、生物活性物質であると共に、ヒト病原体を含むグラム陰性菌の内毒素との病態生理学的相互作用を予防するために有効である。このリポ多糖体は補助No.MTCC1979を有するAcidphillum属に属する新しい細菌から調製される。尚、この新しい細菌は、ブダペスト条約に基づく微生物の寄託機関ATCC(American Type Culture Collection)に1997年4月30日付けで寄託されており、寄託番号ATCC55963が付与されている。
【0003】
グラム陰性病原体に感染すると、循環に放出されるLPSは、ヒトなど宿主と多様な生理学的・病態生理学的相互作用を媒介し、特に生存の危険を来す。ヒトにおけるグラム陰性菌感染症のLPSを原因とする病態生理学的疾患として、発熱(38.6℃)、頻拍(90拍/分)、頻呼吸(呼吸数>20回/分)、アシドーシス(pH7.3)、動脈低酸素血(ppo=75mm Hg)(1)が挙げられる。米国だけで毎年50万人が敗血症に罹り、うち17万5千人が死亡している(2)。人口がはるかに多いインドの事情はさらに深刻であることが予想されるため、敗血症の予測症例は高く、死亡率に対する影響は大きい。通常、敗血性ショックの発現を認める院内または集中治療室内の患者は、診断後72時間以内に死亡することがある(3)。
【0004】
網内細胞に対するLPS作用により産生されるメディエーターのなかには、インターロイキン6および8のほか、腫瘍壊死因子(TNF)およびインターロイキン−1(IL−1)が含まれる。しかし、TNFαおよびIL−1は敗血症の重要な因子である。
【0005】
ヒトに対する敗血症の大きな影響を理解することにより、有効な抗敗血症薬の市場は、ニューヨークシティーのOppenheuner&Co.Incのアナリストによると年間5億ドルになると考えられる(4)。急進展する市場は、現在可能性のある抗敗血症薬を開発中の20社余りにとって大きな収入源になるとみられる。しかし、こうした利益を得る道は一直線というわけではない。
【0006】
1980年代半ばに、カリフォルニア州エメリービルのCentocor、XomaおよびChironの3社が、敗血症の発生に重要な役割を果たす内毒素の毒性成分であるリピドAに対するモノクローン抗体の開発を開始した。単球およびマクロファージの受容体に結合することにより、内毒素のリピドAは、サイトカインとして知られる強力なメディエーターの放出を誘発する。敗血症を引き起こす前にリピドAの過剰を(抑制する)抗体を使用するという考えは、製品を臨床試験用にしたXoma社およびChiron社により利用されたが、これは失敗に終わった。しかし、モンタナ州ハミルトンのRihiImmuneケミカル社は、グラム陰性型およびグラム陽性型の細菌との感染が認められるときに過剰に刺激されることのない宿主および免疫系に耐性のある良性のリピドAを開発した。抗内毒素活性のためのもう一つの方法は、白血球に存在する自己蛋白質であって、内毒素に結合し、体そのものの活動に追随する殺菌性/浸透性増大蛋白質(BPI)と呼ばれる物質の使用である。開発したのは、カリフォルニア州パロアイトのIncyte Pharmaceutical社であり、同剤はマウスにおいて優れた成績を示している。グラム陽性菌や真菌など敗血症を引き起こす病原体のシフトにより、現在の焦点はTNFやIL−1など免疫メディエーターに向けられている。
【0007】
Synergen社のAntril(IL−1の受容体拮抗薬)は単球により産生される蛋白質であり、好中球の受容体に結合することによりIL−1の作用を抑制する効果があり、すでに罹患した患者において良好な結果が得られる。英国のChiron社やスイスのHoffmann−la−Roche社など数社は、TNF−結合抗体を用いた有望な成績が得られたため、現在、臨床試験が行われている。
【0008】
しかし、抗TNF受容体による方法は、敗血症患者における死亡率の増大が報告されているため、奏功しなかった(5)。しかしながら、抗サイトカインによる方法には依然として多くの擁護者がいるが、なかにはこの方法では同時に1種類の化学薬品だけしか誘発されないと不満を訴える擁護者もいる。それでも、1つの因子を制御することのより、他の効果を上昇させ、IL−1濃度が上昇するような免疫系において、TNFが充分な冗長度を有するものとなる。
【0009】
敗血症に対するこのような効果的な治療には、TNFとIL−1の両方に対して作用する多種類の作用物質が必要である、とカリフォルニア州立大学の細胞生物学者・エリクソンは述べている。メリーランド州ロックビルのEnterMed社は、「抗敗血症ワクチン」を用いてこの方向に進み、患者自身が免疫応答を備えるようにしている。ワクチンは脂質とコレステロールを材料とする小嚢に包まれたリピドAからなり、開発の過程にある。したがって、「抗敗血小ワクチン」の方向において考え得る方法は、大腸菌のLPSと免疫学的に交差反応するが、きわめて高い用量では致死率を示すことのない天然に生じる非毒性LPSを用いて試みられる。別の見方をすれば、これでグラム陰性菌の毒性LPSまたは内毒素により誘発される致命的なショックが予防される。
【0010】
現状の技術において、以下に示すさまざまな標準的方法がある。
【0011】
A.1.トリクロロ酢酸による抽出。
【0012】
三塩化酢酸(TAC)による細胞の抽出が、組織学的に内毒素分離のための最初の方法である。これは高度に免疫原性のLPS蛋白質−りん脂質錯体である。
【0013】
5倍の重量の氷冷水中に懸濁した細胞を4℃下に3時間、等量の0.5N TCAで処理する。懸濁液を遠心分離し、上清を希釈水酸化ナトリウムで中和し、2倍の量の水で沈降させた錯体を透析し、遠心分離して細胞片を除去すると共に凍結乾燥する。
【0014】
2.エチレングリコールによる抽出。
【0015】
エチレングルコールにより、細胞から遊離多糖および/または全O−抗原錯体を選択的に抽出する。抽出条件はきわめて緩やかであり、抽出物質の変性または変異のリスクは低い。アセトンで乾燥させた細胞を、10部の新鮮な蒸留ジエチレングリコールにより、室温で毎日数時間、攪拌して抽出する。抽出物を濾過し、透析すると共に遠心分離する。最後に−10℃でアセトンを添加してO−抗原錯体を沈降させる。さらに、飽和した硫酸アンモノウムの1%水溶液で分画することにより精製を行う。この方法は時間がかかり、収率が低い。
【0016】
3.加熱したフェノールによる抽出。
【0017】
上述した2つの抽出法は有効であるが、1965年にWESTPHALとJANNにより達成された分離法が最も多く用いられる。抽出された物質は蛋白質がわずかに含まれている。S&R型のLPSの抽出法としては充分であるが、R変異菌については不完全であることが多い。
【0018】
4.ジメチルスルフォキシオド(DMSO)による抽出。
【0019】
高温(>60℃)で蛋白質によりLPSを抽出する。この抽出物から、蛋白質を含まないLPSが、O−アセチル化により得ることができ、その後にクロロホルムで精製することができる。最後に、DMSO(室温でアセトン中2%)で脱アセチル化する。脱アセチル化時に一部のエステル結合脂肪酸をリピドAから除去することが可能である。
【0020】
5.フェノールクロロホルム石油エーテル(PCP)による抽出。
【0021】
フェノール水による方法では、R変異菌に存在する多量の疎水性内毒素が抽出されないことが多い。フェノールクロロホルム−石油エテール(2:5:8 v/v/v)の混合液に均質化された乾燥菌を遠心分離し、上清を採取する。気化により上清からクロロホルムおよび石油エーテルを除去する。水を滴下して加え、残ったフェノール中のLPSを沈降させる。この沈降物を遠心分離した後、石油エーテルで洗浄し、さらに4時間、105,000で超遠心分離により精製する。
【0022】
B.電気透析
SおよびRの両形態から分離した内毒素は通常、Na+、K+、Mg++、Ca++など多くの一価陽イオンおよび二価陽イオンのほか、スペルミジン、スペルミン等の一部のポリアミンと結合している。これらの陽イオンはLPSの溶解度および凝結に対して強力な影響を示す。LPSの電気透析が導入され、関連塩基で中和することにより塩に置換することができた。LPSのトリエチルアミン塩は水溶性がきわめて高い。この塩は超遠心分離において沈降されず、変性生物学的活性を示す。中和されていない電気透析LPS調製液は長時間にわたって不安定となり、自己溶解により保存時に爆発する。
【0023】
ガラクトースアミン感作されていないマウスにおいて、大腸菌の毒性LPSの致死量は80μg/マウスであり、本発明による非毒性LPSの致死量は30μg/マウスである。
【0024】
R.SphearoidesやR.capsulatusのLPSなどその他の非毒性LPSは、新規に認められた用量よりも高い用量で発熱性であり致死的であることが報告された。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、copper mines地域の土壌から単離されたAcidphillum属に属する新しい菌株から新規のリポ多糖体を調製する方法を提供することを主な目的とする。
【0026】
また、本発明は、内毒素症を来す毒性LPS作用を媒介する作用物質であるが、それ自体は非毒性作用物質としての新規のリポ多糖体を調製する方法を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】
このように、本発明によれば、上述した内毒素ショックに有効な新規の非毒性リポ多糖体を調製するための方法であって、
1)標準条件下に通常の普通培地において補助MTCC1979を有するAcidphillum属の細菌を増殖させるステップと、
2)周知の方法で細菌を分離した後、炭素および窒素源を除く同一の増殖培地で反復洗浄するステップと、
3)70〜90℃の温度下に親油性溶媒で細菌を抽出するステップと、
4)得られた物質を冷却し、繰り返し遠心分離するステップと、
5)ステップ(d)から得られた上清を透析するステップと、
6)ステップ(e)から得られた透析物質を凍結乾燥するステップと、
7)極性溶媒で凍結乾燥物質を処理し、リポ多糖体を沈降させるステップと、
8)リポ多糖体を濾過し、乾燥するステップと、
からなる方法が得られる。
【0028】
細菌培養株は、グルコースおよび酵母抽出物を含有する合成培地において増殖させ、72〜120時間にわたって30〜39℃の温度でインキュベートすることができる。
【0029】
細胞の増殖後、約30〜10分間にわたり4000〜10000rpmの遠心分離で回収した後、グルコースと酵母抽出物を除く増殖に用いた同一の培地で洗浄する。
【0030】
次に細菌の細胞を4炭素を超えない芳香族フェノールまたは脂肪族アルカノールなど加熱した親油性溶媒および水で処理する。さらに上記の混合液を60〜120分間強く攪拌した。その後、混合液を氷で2〜12℃の温度に冷却する。次にそれぞれ15〜30分間、4000〜10000rpmで遠心分離した。
【0031】
上記の方法を3回繰り返す。すべての上清を2〜5日間、徹底的に透析した。この物質を沈降させ、濃度1.5%〜2.5%の溶液の形で2〜4℃の温度下に4〜6時間、105,000〜170,000rpmで超遠心分離にかけた。全体の方法で使用した水は発熱性がなく、環境からの汚染を回避するよう留意した。遠心分離を繰り返して行い、ほぼ精製されたLPSを得た。次にこれをエタノールなど極性溶媒で処理し、20〜45分間、8500〜14000rpmの速度で遠心分離により採取した沈降物を得た後、凍結乾燥して冷蔵庫に保存した。
【0032】
本発明において調製される非毒性LPS(NTLPS)は、グラム陰性菌から以前に報告されたNTLPS源としてのAcidphillumの周知の菌株と異なるAcidphillum菌からの他に類型をみないLPSである(6)。
【0033】
通常、リピドAの基本構造は、鎖の長さが程度が異なる4〜8個のアシル鎖を有する。LPSの構造機能関連の比較研究(7)では、大腸菌の多様な変形が明らかにされており、それらの生物活性はいくつかの顕著な特徴を示した。より多くのβヒドロキシル化およびより少数の脂肪アシル鎖により、107の係数で生物活性が劇的に低下した。本発明により調製された非毒性LPSはβヒドロキシル化脂肪酸アシル鎖の割合が高く、その非毒性が原因とみられるミリスチン酸鎖であるが、NTLPSは大腸菌のLPSと免疫学的に交差反応性である。
【0034】
この非毒性LPS(すなわちMTCC1979株からのGS18h LPS)の組成は以下の通りである。
【0035】
本発明による非毒性LPSは、電気泳動的に大腸菌のLPSに比べて、低分子量の成分からなる。大腸菌との免疫学的交差反応性の程度が高いことは、構造的に大腸菌のLPSときわめて緊密な関係のある物質であることを示す。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、実施例により本発明について詳細に述べるが、これらは本発明の範囲を制限するものではない。
【0037】
実施例1
MTCC1979の菌株を培養し、回収すると共に以下の条件下に70nms(湿重量)、4gms(乾燥重量)を計量した。
【0038】
本発明により精製されたリポ多糖体の非毒性の実験的所見。それぞれ5匹からなる2群のマウスについて、本発明により精製されたリポ多糖体と大腸菌のリポ多糖体を投与して生存率の試験を行った。
【0039】
1群には生理的食塩水のみを注射し、別の1群にはLPSを注射した。5日間に死亡例は認められなかった。5日目に両群に毒性LPSを注射した結果、生理的食塩水群は72時間以内に死亡したが、非毒性リポ多糖体群は完全に生存し、死亡例は認められなかった。注射はすべてマウスに軽く麻酔した後に行った。
【0040】
【発明の効果】
本発明による方法で調製されたLPSすなわちリポ多糖体の毒性は、周知のLPSに比べて150〜200分の1であり、大腸菌のLPSに比べて200万分の1、R.sphaeroidesのLPSに比べて150〜200分の1である。この非毒性LPSは内毒血症に対する予防薬として有効である。
Claims (13)
- 非毒性リポ多糖体の調製方法であって、
(i)寄託番号:ATCC55963で表されるアシドフィリウム(Acidophilium)属の細菌を普通培地において培養するステップと、
(ii)前記培養した細菌を分離すると共に、分離した細菌を繰り返し洗浄するステップと、
(iii)前記洗浄した細菌を親油性溶媒で抽出するステップと、
(iv)前記抽出によって得られた抽出物を冷却すると共に、冷却した物質を繰り返し遠心分離するステップと、
(v)前記遠心分離により得られる上清を透析するステップと、
(vi)前記透析した物質を凍結乾燥するステップと、
(vii)前記凍結乾燥した物質を極性溶媒で処理することにより、リポ多糖体を沈降させるステップと、
(viii)前記沈降したリポ多糖体を乾燥するステップと、
を含む方法。 - 前記普通培地は炭素源としてヘキソース、及び窒素源を含む請求項1記載の方法。
- 前記ヘキソースはグルコース、及びガラクトースのうち一つ以上を含む請求項2記載の方法。
- 前記窒素源は酵母抽出物、硫酸アンモニウム、及びミネラルのうち一つ以上を含む請求項2記載の方法。
- 前記ミネラルはリン酸マグネシウム二カリウム、及び塩化カリウムのうち一つ以上を含む請求項4記載の方法。
- 前記分離した細菌を繰り返し洗浄するステップは、炭素源及び窒素源の内容物を除く普通培地の組成物で実施する請求項2記載の方法。
- 前記抽出するステップは、70℃乃至90℃の温度で実施する請求項1記載の方法。
- 前記細菌を分離するステップは、遠心のほか、高速遠心、膜濾過、長時間重力沈降により実施する請求項1記載の方法。
- 前記遠心は、4,000〜10,000rpmで実施する請求項8記載の方法。
- 前記親油性溶媒は、フェノール、ブタノール、及び水のうち一つ以上を含む請求項1記載の方法。
- 前記凍結乾燥するステップは、透析物質をフリーズドライ法で凍結乾燥する請求項1記載の方法。
- 前記極性溶媒は、炭素原子が最大4個の脂肪族アルカノールである請求項1記載の方法。
- 請求項1の方法により調製されるリポ多糖体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29987997A JP3595966B2 (ja) | 1996-12-25 | 1997-10-31 | 内毒血症または敗血症の予防に有効な新規の効力のある非毒性リポ多糖体の調製方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8344368A JPH09296004A (ja) | 1996-03-29 | 1996-12-25 | 内毒血症または敗血症の予防に有効な新規の効力のある非毒性リポ多糖体の調製方法 |
JP8-344368 | 1996-12-25 | ||
JP29987997A JP3595966B2 (ja) | 1996-12-25 | 1997-10-31 | 内毒血症または敗血症の予防に有効な新規の効力のある非毒性リポ多糖体の調製方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10237104A JPH10237104A (ja) | 1998-09-08 |
JP3595966B2 true JP3595966B2 (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=26562114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29987997A Expired - Fee Related JP3595966B2 (ja) | 1996-12-25 | 1997-10-31 | 内毒血症または敗血症の予防に有効な新規の効力のある非毒性リポ多糖体の調製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3595966B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20030031684A1 (en) * | 2001-03-30 | 2003-02-13 | Corixa Corporation | Methods for the production of 3-O-deactivated-4'-monophosphoryl lipid a (3D-MLA) |
-
1997
- 1997-10-31 JP JP29987997A patent/JP3595966B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10237104A (ja) | 1998-09-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CH664974A5 (fr) | Production du facteur de lyse des cellules-cibles. | |
NL8000291A (nl) | Werkwijze voor het bereiden van interferon type ii, de therapeutische toepassing van interferon type ii en de farmaceutische preparaten op basis hiervan. | |
JPS59175440A (ja) | グラム陰性バクテリアのワクチン | |
JPS6241601B2 (ja) | ||
HU223043B1 (hu) | Eljárás mikrobák emlőssejteken való megtelepedését gátló gyógyszerkészítmény előállítására | |
US5346891A (en) | Lipopolysaccharide-producing bacteria, lipopolysaccharides, and lipopolysaccharide-containing, medicines and veterinary medicines | |
JP3595966B2 (ja) | 内毒血症または敗血症の予防に有効な新規の効力のある非毒性リポ多糖体の調製方法 | |
CA1186629A (en) | Biologically active substance, process for preparing the substance and immunoactive composition | |
EP0890648B1 (en) | Non-toxic lipopolysaccharide and its preparation | |
JP2747293B2 (ja) | 細菌感染に対する非特異的防御を刺激するための薬剤 | |
JPH03501123A (ja) | グラム陰性非腸内病原性桿菌に対する獣医学用の無細胞ワクチンの調製方法 | |
JPH09296004A (ja) | 内毒血症または敗血症の予防に有効な新規の効力のある非毒性リポ多糖体の調製方法 | |
JPS58318B2 (ja) | 制癌性物質の製造方法 | |
JPH0341478B2 (ja) | ||
NO850152L (no) | Fremgangsmaate ved fremstilling av human, endogen cancerregulerende faktor. | |
US4877616A (en) | Process for preparing xerosin II and xerosin III, improved biological response modifiers | |
JPH0366316B2 (ja) | ||
EP0326148A1 (en) | Human monoclonal antibody specific for Pseudomonas aeruginosa and hybrid cell lines | |
KR970001710B1 (ko) | 녹농균 감염증 치료제 및 그의 제조방법 | |
KR100250714B1 (ko) | 녹농균 감염증 치료제 | |
Sveen et al. | Induction of leukochemotaxis, primary skin inflammation and local Shwartzman reaction by Neisseria gonorrhoeae extract | |
Männel | Possible role of endotoxin in mediating host resistance | |
JPH0369917B2 (ja) | ||
JPS5933230A (ja) | 抗腫瘍活性物質ed−01とその製法およびその製剤 | |
JPS5933229A (ja) | 抗腫瘍活性物質sd−01とその製法およびその製剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040323 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040622 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20040622 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040824 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040622 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040827 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080917 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090917 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |