JP3595912B2 - 吸入器 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は喉部の消毒、治療のために用いられるコンプレッサーを使用した吸入器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンプレッサー(ポンプ)を使用した吸入器は、図11に示す構成であって、1は薬液2を入れた吸気口1aを有するボトル、3は薬液吸入口4を持つ霧化ノズル、5は薬液ボトル1の上に取り付けた外気導入口6を有するマウスピースである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような構造の従来のコンプレッサーを使用した吸入器は、ポンプ8に電力を供給し加圧された空気が気送管7を通り霧化ノズル3で薬液吸入口4から吸入した薬液2と空気により薬液の霧を作り外気導入口6より流入した空気が加わりマウスピース5の先端から排出される。
【0004】
しかし、この従来の吸入器は、それに用いるポンプ8が霧化薬液排出量及び霧粒子微細化のために大容量でなければならず、小型化、低コスト化を図ることがむずかしい。
【0005】
本発明は、ポンプを小型化しこれにより全体を小型化した吸入器を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の吸入器は、薬液を入れた薬液ボトルと、薬液ボトルに取付けられたマウスピースと、薬液ボトルに設けられた送気口に取り付けられている薬液吸入口を備えた霧化ノズルと、マウスピースに設けられた送風口とを設けたもので、加圧ポンプよりの空気を薬液ボトルに設けた送気口とマウスピースの送風口の両方から供給するようにした。これにより小容量のポンプを使用しても十分な薬液排出量で微細粒子の薬液の霧の排出を可能にした。
【0007】
又本発明の吸入器は、前記の通りの構成で、両ポンプを一つの駆動機構により駆動するようにした。
【0008】
又本発明の吸入器は、前記のような構成であって、空気を供給するポンプ装置にも特徴を有するものである。
【0009】
即ち、本発明で用いるポンプ装置は、ケース内に配置されているポンプ室を有する複数のダイヤフラム本体を備えており、これらダイヤフラム本体を少なくとも一つのダイヤフラム本体と残りのダイヤフラム本体とよりなる二組に分け、夫々の組に共通の弁室と弁室に接続する吐出口を有するもので、一つの駆動機構の駆動によってすべてのダイヤフラム部が夫々ポンプ作用を行なうと共に、夫々の組のダイヤフラム本体のポンプ作用による空気の排出が夫々共通の弁室を通じて吐出口よりなされるようにして、一つの駆動機構の駆動による二つのポンプ作用(二つの吐出口よりの空気の供給)を行なうようにしている。そのために、ダイヤフラム部と駆動部とよりなる各ダイヤフラム本体の駆動部を取付け、駆動体のすりこぎ運動によって各ダイヤフラム本体の駆動部が位相差を有する運動を行なうようにし、これにより夫々のダイヤフラム本体の位相差を有するポンプ作用にて各組毎にポンプ室より共通の弁室を通って吐出口より空気を送り出すようにしたもので、これにより一つの駆動体の運動により両吐出口より同時に空気を供給することが可能になる。
【0010】
【実施例】
次に本発明の吸入器の実施例を図面にもとづいて説明する。
【0011】
図1は本発明の吸入器の実施例を示す図で、図において1は送気口1aを有し薬液2を入れたボトル、3は吸入口4を持つ霧化ノズル、5はボトル1に取付けられたマウスピースでこれらの構成は、従来例と同様である。
【0012】
11はポンプで、一方は送気管12により送気口1aに連結され、又他方は送気管13により流量調整部14を通じてマウスピース6に設けられた送風口15に接続されている。
【0013】
この実施例の吸入器は、ポンプ11により送気管12を介して加圧された空気が霧化ノズル3に送られ、これにより薬液2が霧化される。一方送気管13より送られた空気は、流量調整部14により適切な流量として送風口15よりマウスピース6に送られ霧化された薬液はマウスピースより排出する。
【0014】
この実施例では、霧化された薬液を供給する空気は、ノズルに送る薬液を霧化するために空気とは別のポンプからの空気を用いているため、大容量のポンプを用いなくともよく、ポンプを小型化出来又吸入器全体も小型化できる。
【0015】
この実施例で用いるポンプ11は、空気を送気管12へ送るポンプと送気管13へ送るポンプの二つのポンプより構成されている。これら二つのポンプは、一つの駆動源による一つの駆動機構により働かせることが可能である。
【0016】
以下、本発明の吸入器で用いられる駆動機構も含めたポンプの例を述べる。
【0017】
図2、図3は本発明の吸入器で用いるポンプを示し、これら図において、21はモーター、23はモーター21の出力軸22に固定された偏芯カム、24はボールベアリング25を介して偏芯カム23に取付けられたコネクチングロッド、26は連結体でコネクチングロッド24に連結軸27およびボールベアリング28を介して連結されている。
【0018】
又31,32は夫々ポンプで、ケース33,34、これらケース33,34に固定されたダイヤフラム35,36にてポンプ室37,38を形成する。このダイヤフラム35,36は夫々連結体26の両端に取り付けられている。
【0019】
又各ポンプ室37,38には夫々吸気弁39,40および排気弁41,42を有している。
【0020】
この図2、図3に示すポンプ装置は、モーター21の駆動による出力軸22の回転により、偏芯カム23、コネクチングロッド24、連結軸27を通じて連結体26が往復運動する。この運動によりダイヤフラム35,36の変形にもとづくポンプ室37,38の容積の変化によって、吸気口よりポンプ室37内への吸気、続いてポンプ室37より排気口より排出され、同様に吸気口よりポンプ室38内への吸気とポンプ室38よりの排気とが行なわれる。
【0021】
このように、図2、図3に示すポンプ装置によれば、一つのモーター21の駆動によって、ポンプ31とポンプ32が働く。
【0022】
ここでこの図2、図3に示すポンプ装置を、図1に示す本発明の吸入器のポンプ11として用いれば、つまり図2、図3に示すポンプ装置のポンプ31の排気口を送気管12に又他のポンプ32を送気管13に接続すれば、一つの駆動機構により二つのポンプを作動させることが出来、薬液を霧化させるための気送とマウスピースよりの送風とを一つの駆動機構により行なうことが出来る。
【0023】
次に本発明の吸入器で用いられるポンプ装置の他の例について述べる。図4はこのポンプ装置の平面図、図5は図4のA−A線断面図で、図5において51はモーター、52はモーター51の出力軸、53はケース、54は出力軸52に固定されたカラー、55はカラー54に傾斜させて固定された駆動軸、56は駆動軸55に取付けられた駆動体、57はダイヤフラム本体である。このダイヤフラム本体57は弾性体よりなる釣鐘状のダイヤフラム部58と駆動部59とよりなっている。このポンプ装置では、同じ大きさ形状の四つのダイヤフラム本体57が夫々駆動部59を駆動体56に取付けることにより、図4に示すように同一円周上に等間隔に配置されている。そしてこれらダイヤフラム本体が一体に形成されていて四つのポンプ室71,72,73,74を形成している。又60はケース53の上部に固定された蓋体で、各ポンプ室に対応して夫々吸入口61および弁62が設けられている。又図6は図4における線B−B方向の断面図であって、二つのポンプ室73,74の間には、弁体63に対応した弁室64が設けられこの弁室64は、溝73a,74aによりダイヤフラム部58により形成されている二つのポンプ室73,74に夫々に通じている。ただし、この溝73a,74aの部分は、図6から明らかなように常時は、弁体63により塞がれている。又弁室64は吐出口76に接続されている。一方他の二つのポンプ室71,72は、図示していないが同様に他の弁体に対応した他の弁室に溝71a,72aを通じて接続され更に吐出口75に接続されている。
【0024】
この図4,図5,図6に示すポンプ装置は、モーター51の駆動によりその出力軸52が回転することによりこれに固定されているカラー54が回転し、それにともないカラー54に傾斜させ固定されている駆動軸の運動により駆動体56がすりこぎ運動をする。この駆動体56の運動によりこれに取付けられている各ダイヤフラム本体57の駆動部59が上下動してポンプ65の容積が変化して、ポンプ作用が行なわれる。このポンプ作用は、一方の弁室に隣接する二つのダイヤフラム部の働きによりポンプ室71,72の上部の吸入口より空気が吸入されて一方の弁体を開いて溝71a,72aを通り一方の弁室から吐出口75へ、又他方の弁室に隣接する二つのダイヤフラム部の働きにポンプ室73,74の上部の吸入口より空気が吸入され他方の弁体を開いて溝73a,74aを通り他の弁室から吐出口76へ夫々吐出されることにより行なわれる。これらポンプ作用は、モーター51、駆動部55、駆動体56等からなる一つの駆動機構の駆動によって二つの吐出口75,76共に行なわれ両吐出口からはいずれも空気が排出される。
【0025】
この図4,図5,図6に示すポンプ装置において、二つの吐出口のうちの一方を送気管12又他方を送気管13に接続することによって、本発明の吸入器を働かすことが出来る。
【0026】
このポンプ装置は、前述のように四つのポンプ室のうち二つのポンプ室が一つの吐出口、他の二つのポンプ室が他の吐出口に接続するような構成になっている。
【0027】
上記のポンプ装置は、従来知られたこの種のポンプ装置とは異なり、複数のポンプ室を二つの組に分け、夫々の組の各ポンプ室に弁を介して通ずる二つの弁室上に設けられた夫々の吐出口を設けることによっって、小型なポンプ装置であって二つの吐出口より同時に空気を供給して同時に2個所に空気を送るようにした新規なポンプ装置を構成したものである。
【0028】
即ち、図4,5,6において、ポンプ室71とポンプ室72とが第1の組であり、これらポンプ室は溝71aと溝72aを通じて共通の弁室から吐出口75へ連通され、残りのポンプ室73とポンプ室74とが第2の組であり、溝73aと溝74aを通じて共通の弁室から(吐出口75へ通ずる弁室とは別の弁室)から吐出口76へ連通されている。これによって一つのポンプ装置で二つの吐出口より異なる二つの個所に同時に空気を供給する新規なポンプ装置を構成している。
【0029】
この新規なポンプ装置を、本発明の吸入器に用いれば好適である。
【0030】
しかし、上記のポンプ装置において図7,図8,図9に示すように、四つのポンプ室のうち、三つのポンプ室と一つの吐出口又一つのポンプ室と一つの吐出口の組み合わせでもよい。
【0031】
即ち、図7において、上方の一つのポンプ室71と左右の二つのポンプ室72,74の三つのポンプ室を一つの組(第1の組)とし、これらポンプ室が夫々溝71a,72a,74aにより弁を挟んで中央の吐出口75に、更に残りの組(第2の組)である下方の一つのポンプ室73は溝73aにより弁を挟んで他の吐出口76に接続されている。これら三つのポンプ室71,72,74の吐出口75への接続は、図7におけるC−C線に沿った断面図である図8の通りで、図4,図5に示す実施例と実質上同じ方法で又ポンプ室73の吐出口76への接続は、図7における線D−Dに沿った断面図である図9に示す通りである。
【0032】
この実施例は、吐出口75からの空気の流量は、吐出口76からの空気の流量より大である。したがってこのポンプを本発明の吸入器に用いる場合、吐出口75を薬液ボトルの送気口側へ又吐出口76をマウスピースに設けられた送風口に接続すればよい。つまり薬液ボトルに供給される空気は薬液の霧化に用いられ流量を大にする必要がある。逆にマウスピースへ供給する空気は、大きな流量を必要とせず、したがってこの図7に示すポンプを用いる場合、流量調節を不要とすることも出来る。
【0033】
更にポンプ装置として三つのポンプ室を有するダイヤフラムポンプを用いることもできる。つまり図10に示すように、ポンプ装置の中心点に対して120°間隔で同一円周上に三つのポンプ室を配置したダイヤフラムポンプで、構成や作用は、ポンプ室が三つであり、その配置が若干異なる点を除けば、図示する他のダイヤフラムポンプと実質上同じである。
【0034】
この三つのポンプ室よりなるダイヤフラムポンプは、図7に示すダイヤフラムポンプの吐出口75,76に相当する吐出口を図10に示すように配置したもので、吐出口75を一つの組(第1の組)である二つのポンプ室71,72と夫々溝71a,71bにより弁を介して接続し、又吐出口76を残りの組(第2の組)である一つのポンプ室73と接続している。これらポンプ室と吐出口との接続方法も、図7に示すポンプ装置と実質上同じで、図10の線C−C上の二つのポンプの接続は、図7の線C−Cに沿った断面図(図8)と実質上同じ構造の接続方法で、又図10の線D−D線のポンプ室73の個所は図7の線D−D線に沿った断面図(図9)と実質上同じ方法で接続出来る。
【0035】
この図に示すようなポンプ室の配置のダイヤフラムポンプ装置も、吐出口75より排出される空気の流量が大であり、吐出口76より排出される空気の流量は小である。
【0036】
図7〜図9に示すダイヤフラムポンプ装置や、図10に示すダイヤフラムポンプ装置は、前述のように二つの吐出口からの空気量が異なっている。又、図4〜図6に示すダイヤフラムポンプの場合も、ポンプ室の径つまりダイヤフラム部の径を変える等、最大容積の時のダイヤフラム部の容積を各ダイヤフラム本体毎に変えることによって、両吐出口よりの空気量が異なるようにすることが可能である。
【0037】
又各ポンプ室の容積の選択によって両吐出口から出る空気量の比が所望の値となるように設定することが出来る。
【0038】
更に図7〜図9や、図10の構成のダイヤフラムポンプの場合も、各ポンプ室の最大容積を異なる容積とすることが可能であり、両吐出口よりの空気量の比を所望値に設定出来る。
【0039】
以上の実施例で用いているポンプ装置は、いずれも本発明の吸入器で用いることによって大きな効果が得られる。
【0040】
しかし本発明の吸入器以外にも同時に二つのポンプよりの空気の供給を必要とするものが知られている。それら機器や装置に、各ポンプ装置を用いることも可能である。
【0041】
特に図4〜図6、図7〜図9、図10等に記載したポンプ装置は、この種の従来のダイヤフラムポンプを改良することにより本発明の吸入器等のように複数のポンプより別々に空気を供給することを必要とする機器、装置に対して一つのポンプ装置特に一つの駆動部による複数のポンプを働かせ得るようにしたものである。
【0042】
即ち、ケース53内に配置されているダイヤフラム部58と駆動部59とを備えていてポンプ室を形成する複数のダイヤフラム本体57を有し、これらダイヤフラム本体57(各ポンプ室71,72・・・)をそのうちの一部である少なくとも一つのダイヤフラム本体(ポンプ室)の組(第1の組)と残りのダイヤフラム本体(ポンプ室)の組(第2の組)とに分け夫々の組(第1および第2の組)毎に各ダイヤフラム本体57の近くに設けられていて弁を介してポンプ室に接続する共通の弁室(第1の組の共通の弁室と第2の組の共通の弁室の二つの弁室)と、各ポンプ室65に弁62を介して接続された吸入口61と、各組(第1と第2の夫々の組)の共通の弁室64に夫々設けられた吐出口65,66とを更に有していて、各ダイヤフラム本体57の駆動部59が一つの駆動体56に取付けられていてこの駆動体56の運動によって夫々位相差をもってポンプ作用を行なうことにより両吐出口65,66(第1の組の吐出口と第2の組の吐出口)から空気を排出するようにした新規な構成のポンプである。
【0043】
このように前記のポンプ装置自体新規な構成であり又進歩性を有するもので、二系統を同時に供給し得る装置に用いれば極めて効果的である。
【0044】
したがって図4〜図6等のポンプ装置は、ポンプ装置自体が新規であり、又進歩性をも有するものである。
【0045】
【発明の効果】
本発明の吸入器は、薬液の霧を作るために供給される空気の他に霧状の薬液を排出するための空気流を形成するための送風を行なうことにより空気を供給するためのポンプが小型になり吸入器自体も小型になり得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸入器の実施例の構成を示す図
【図2】本発明の吸入器で用いるポンプ装置の一例を示す正面図
【図3】上記ポンプ装置の断面図
【図4】本発明の吸入器で用いるポンプ装置の他の例を示す平面図
【図5】図4におけるA−A線断面図
【図6】図4におけるB−B線断面図
【図7】本発明の吸入器で用いる他のポンプ装置の平面図
【図8】図7におけるC−C線断面図
【図9】図7におけるD−D線断面図
【図10】本発明の吸入器で用いる更に他のポンプ装置の平面図
【図11】従来の吸入器の断面図
【符号の説明】
1 薬液を入れたボトル
2 薬液
3 霧化ノズル
5 マウスピース
11 ポンプ
15 送風口
Claims (1)
- 送気口を有し薬液を入れた薬液ボトルと、前記送気口に接続され薬液吸込み用の吸入口を有する霧化ノズルと、前記薬液ボトルに取付けられ送風口を有するマウスピースとを備え、前記薬液ボトルの送気口と前記マウスピースの送風口とより夫々異なるポンプにより空気を供給するようにした吸入器であって、ケース内に配置された夫々ダイヤフラム部と駆動部とを備えポンプ室を有している複数のダイヤフラム本体と、前記複数のダイヤフラム本体をそのうちの一部のダイヤフラム本体の組と残りのダイヤフラム本体の組とに分け夫々の組毎に各ダイヤフラム本体の近くに設けられていて弁を介してポンプ室に接続する共通の弁室と、各ポンプ室に弁を介して接続された吸入口と、前記各組の共通の弁室に夫々設けられた吐出口とを備え、前記各ダイヤフラム本体の駆動部が一つの駆動体に取付けられ該駆動体の運動により夫々位相差をもってポンプ作用を行なうことにより両吐出口共に空気を排出するようにしたポンプ装置を更に備え、前記ポンプ装置による一方の排出口より排出される空気を前記薬液ボトルの送風口へ供給し、他方の排出口より排出される空気を前記マウスピースの送風口へ供給するようにした吸入器。
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