JP3594062B2 - 情報伝送方法、情報出力装置および情報記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、記録媒体に記録されている情報信号を再生して、複製を防止する情報とともに伝送し、伝送された情報信号を受信して別の記録媒体に記録するのを制限ないしは禁止することを可能にする情報伝送方法、情報出力装置および情報記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
VTR(ビデオテープレコーダ)が普及し、VTRで再生が可能な数多くのソフトウエアが提供されるようになってきている。また最近では、デジタルVTRやDVD(デジタルビデオディスク)の再生装置などが現実のものとなってきており、画質、音質の良い映像、音声を手軽に再生して視聴することができるようになってきている。
【0003】
しかし一方で、このように豊富に提供されるようになったソフトウエアが無制限に複製されてしまうおそれがあるという問題があり、従来から幾つかの複製防止方法が用いられている。
【0004】
例えば、アナログの映像信号を出力するVTRが用いられる場合においては、記録装置としてのVTRと映像を提供するモニタ受像機のAGC(オート・ゲイン・コントロール)の方式の相違、あるいはAPC(オート・フェイズ・コントロール)の特性の相違を利用する複製防止方法がある。
【0005】
VTRは、映像信号に挿入された擬似同期信号によりAGCを行い、モニタ受像機は、この擬似同期信号によらないAGC方式を採用するというように、AGCの方式の相違を利用する方法の場合には、再生用VTRから記録用VTRに供給する映像信号に、AGCのための同期信号としてレベルが極端に大きな擬似同期信号を挿入して出力する。
【0006】
また、VTRは、映像信号中のカラーバースト信号そのものの位相によりAPCを行い、モニタ受像機は、これとは異なるAPC方式を採用するというように、APCの特性の相違を利用する方法の場合には、再生用VTRから記録用VTRに供給する映像信号のカラーバースト信号の位相を部分的に反転させる。
【0007】
これにより、再生用のVTRからのアナログの映像信号の供給を受けるモニタ受像機においては、擬似同期信号やAPCのために用いられるカラーバースト信号の部分的な位相の反転の影響を受けることなく、正常に映像が再生される。
【0008】
そして、再生用のVTRからの上述のように擬似同期信号が挿入された、または、カラーバースト信号の位相反転制御を受けたアナログの映像信号の供給を受けて、これを記録媒体に記録するVTRにおいては、入力信号に基づく利得制御、あるいは位相制御を正常に行うことができず、映像信号を正常に記録することができないようになる。したがって、記録された映像信号を再生しても、視聴可能な正常な映像が再生されることがないようにできる。
【0009】
また、デジタル化された映像信号を扱う、例えばデジタルVTRでは、複製防止符号、あるいは複製の世代制限符号などからなる複製防止制御信号を、デジタルデータとして映像信号に付加して記録媒体に記録しておくことにより、複製を禁止するなどの複製防止制御を行うようにしている。
【0010】
この場合、再生装置としてのデジタルVTRは、記録媒体に記録された映像信号、音声信号、および複製防止制御信号を読み出して、デジタルまたはアナログの再生信号として、記録装置としてのデジタルVTRに供給する。
【0011】
記録装置としてのデジタルVTRにおいては、供給された再生信号から複製防止制御信号を抽出し、この複製防止制御信号に基づいて供給された再生信号の記録媒体への記録制御を行う。例えば、複製防止制御信号が複製禁止符号を含むものであるときには、記録装置としてのデジタルVTRは記録処理を行わないように制御する。
【0012】
また、複製防止制御信号が複製の世代制限符号を含むものであるときには、この世代制限符号に応じて記録制御が行われる。例えば、世代制限符号が1世代限りの複製を許可する情報であるときには、記録装置としてのデジタルVTRは、複製禁止符号を付加して、デジタルデータの映像信号、音声信号を記録媒体に記録する。したがって、複製された記録媒体を用いては、映像信号を複製することはできないようにされる。
【0013】
このように、映像信号、音声信号、複製防止制御信号をデジタル信号として、記録装置としてのデジタルVTRに供給するようにする、いわゆるデジタル接続の場合には、デジタルデータとしての複製防止制御信号を、記録装置としてのデジタルVTRに供給することにより、記録装置側において、複製防止制御信号を用いた複製防止制御を行うことができる。
【0014】
しかし、映像信号、音声信号をアナログ信号として、記録装置としてのデジタルVTRに供給するアナログ接続の場合(デジタルVTRでA/D変換を行う)には、映像信号や音声信号等のアナログ情報信号には複製防止制御信号が重畳されているわけではないので、記録装置に供給する信号をD/A変換することにより、複製防止制御信号が欠落してしまう。このため、アナログ接続の場合、D/A変換された映像信号や音声信号に、複製防止制御信号を付加しなければならず、映像信号や音声信号を劣化させてしまう。
【0015】
すなわち、D/A変換された映像信号や音声信号を劣化させずに、複製防止制御信号を付加し、記録装置において取り出して複製防止制御に用いることは難しい。
【0016】
そこで、従来、アナログ接続の場合には、前述したVTRとモニタ受像機のAGCの方式の相違、あるいはAPCの特性の相違を利用する複製防止方法を用いて、複製防止を行うようにしている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述したVTRとモニタ受像機のAGCの方式の相違、あるいはAPCの特性の相違を利用する複製防止方法の場合、記録装置側のAGCの方式、APCの特性によっては、正常に映像信号の記録が行われてしまい、複製防止ができない場合が発生したり、モニタ受像機の再生画像が乱れるなどの問題が生じるおそれがある。また、前述のようにアナログ接続とデジタル接続とで複製防止方法を変えるのは、面倒である。
【0018】
以上のような問題点を解決し、再生される映像、音声を劣化させることなく、アナログ接続、デジタル接続のいずれの場合にも有効な複製防止方式として、複製防止制御信号をスペクトラム拡散して映像信号に重畳する方式が考えられている。
【0019】
この方式においては、拡散符号として用いるPN(PseudorandomNoise)系列の符号(以下、PN符号という)を十分に早い周期で発生させて、これを複製防止制御信号に対して掛け合わせることによりスペクトラム拡散し、狭帯域、高レベルの複製制御信号を、映像信号や音声信号には影響を与えることのない広帯域、低レベルの信号に変換させる。そして、このスペクトラム拡散された複製防止制御信号をアナログ映像信号に重畳して記録媒体に記録するようにする。この場合、記録媒体に記録される信号は、アナログ、デジタルのどちらでもよい。
【0020】
このようにスペクトラム拡散された複製防止制御信号が映像信号に重畳された記録媒体ではなく、他の方式により複製防止制御信号が映像信号とともに記録されている記録媒体の場合には、再生装置において、再生信号から複製防止制御信号を抽出して、これにスペクトラム拡散を行ない、出力する映像信号に重畳するようにする。
【0021】
一方、記録装置側においては、これに入力された映像信号に対して、複製防止制御信号のスペクトラム拡散に用いられたPN符号と、発生タイミングおよび位相が同じPN符号を発生させるように位相制御し、このPN符号をスペクトラム拡散された複製防止制御信号が重畳された映像信号に掛け合わせることにより元の複製防止制御信号を取り出す逆スペクトラム拡散を行う。そして、逆スペクトラム拡散により取り出された複製防止制御信号に基づいて複製防止の制御を行う。
【0022】
このように複製防止制御信号は、スペクトラム拡散されて広帯域、低レベルの信号として映像信号に重畳されるため、違法に複製しようとする者が、重畳された複製防止制御信号を映像信号から取り除くことは難しい。
【0023】
しかし、逆スペクトラム拡散することにより重畳された複製防止制御信号を検出し、利用することは可能である。したがって、映像信号とともに複製防止制御信号を確実に記録装置側に提供することができ、記録装置側において、複製防止制御信号を検出し、検出した複製防止制御信号に応じた複製制御を確実に行うことができる。
【0024】
ところが、上述したように、スペクトラム拡散されて映像信号に重畳された複製防止制御信号を映像信号から取り除くことは、難しいものの、理論的には可能である。
【0025】
例えば、スペクトラム拡散された複製防止制御信号が一定レベルであった場合、この映像信号を記録装置に供給する前に受信し、スライディング相関器等を用いて、映像信号に重畳されているスペクトラム拡散された複製防止制御信号を検出する。そして、検出した複製防止制御信号に基づいて、スペクトラム拡散されて映像信号に重畳されている複製防止制御信号と同レベル、同位相の打ち消し信号を発生させ、これをスペクトラム拡散された複製防止制御信号が重畳された映像信号から差し引くことにより、スペクトラム拡散されて映像信号に重畳されている複製防止制御信号を消去することが可能である。
【0026】
そして、映像信号に重畳された複製防止制御信号が消去されることにより、複製が禁止されている映像の複製が可能になり、映像の違法な複製が行なわれてしまうことがあると考えられる。
【0027】
以上のことにかんがみ、この発明は、情報信号を劣化させることなく、スペクトラム拡散した複製防止制御信号を情報信号に重畳して伝送する場合において、複製防止制御信号を、さらに除去されにくくすることを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この発明による請求項1に記載の情報伝送方法は、
スペクトラム拡散した複製防止制御信号を情報信号について前記複製防止制御信号が供給され、レベル変動するスペクトラム拡散信号を生成し、該生成されたスペクトラム拡散信号を前記情報信号に重畳して伝送する情報伝送方法において、
前記スペクトラム拡散信号を生成する際、スペクトラム拡散に用いる拡散符号を生成し、
乱数を発生させ、
前記拡散符号のレベルを前記乱数を用いて変動させ、
レベルが変動するようにされた前記拡散符号を用いて、前記複製防止制御信号をスペクトラム拡散することを特徴とする。
【0029】
また、この発明による請求項2に記載の映像伝送方法は、請求項1に記載の情報伝送方法であって、
前記情報信号は、映像信号であって、
前記複製防止制御信号のスペクトラム拡散に用いる拡散符号を、前記映像信号中の映像同期信号に同期して生成することを特徴とする。
【0030】
この発明による請求項1に記載の情報伝送方法によれば、複製防止制御信号は、レベル変動するスペクトラム拡散信号に変調され、情報信号に重畳されて伝送される。
【0031】
この場合、スペクトラム拡散された複製防止制御信号のレベルは、任意の乱数が用いられてランダムに変動するようにされる。したがって、レベルを変動させるために用いられた乱数が分からない限り、複製防止制御信号のレベルがどのように変動したかを知ることができない。
【0032】
したがって、情報信号に重畳された複製防止制御信号を情報信号から取り除こうとしても、レベルが変動するスペクトラム拡散された複製防止制御信号を打ち消すための信号を形成することはできず、情報信号に重畳された複製防止制御信号を取り除くことがさらに困難になる。
【0033】
一方、逆スペクトラム拡散処理は、複製防止制御信号のレベル変動により、大きな影響を受けることもなく、また、レベルを変動させるために用いられた乱数を用いることもなく逆スペクトラム拡散を行うことができる。
【0034】
したがって、情報信号に重畳され複製防止制御信号が取り除かれることもなく、情報信号に重畳された複製防止制御信号を取り出して、この複製防止制御信号に応じた複製防止制御を確実に行うことができる。
【0035】
また、この発明による請求項2に記載の情報伝送方法によれば、情報信号が映像信号の場合、スペクトラム拡散に用いる拡散用の拡散符号を映像信号中の映像同期信号である例えば垂直同期信号に同期して生成する。
【0036】
これにより、情報信号としての映像信号の受信側においても、受信した映像信号中の垂直同期信号に対して、拡散用の拡散符号と同じタイミングで逆拡散用の拡散符号を生成することができる。
【0037】
したがって、情報信号としての映像信号に重畳された複製防止制御信号をスペクトラム拡散している拡散用の拡散符号と、逆拡散用の拡散符号との同期を素早く合わせることができ、迅速かつ正確に、映像信号に重畳された複製防止制御信号を検出することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照しながらこの発明による情報伝送方法、情報出力装置、情報記録装置の一実施の形態について説明する。
【0039】
以下に説明する情報出力装置と情報記録装置とにより形成される情報複製防止システムは、この発明による情報複製防止方法が適用されたものである。そして、以下に説明する実施の形態において、情報出力装置(以下、単に出力装置という)、情報記録装置(以下、単に記録装置という)は、ともにDVD(デジタルビデオディスク)の記録再生装置(DVD装置と以下称する)に適用されたものとして説明する。なお、説明を簡単にするため音声信号系についての説明は省略する。
【0040】
[第1の実施の形態]
図1は、この第1の実施の形態の出力装置10を説明するための図である。すなわち、出力装置10は、この第1の実施の形態において、DVD装置の再生系に相当する。
【0041】
図1において、ディスク100は、デジタル化された映像信号、音声信号が記録され、かつ、付加情報として複製防止制御信号が記録されたもので、この例ではDVDである。複製防止制御信号は、ディスクの最内外のTOC(tableof contents)やディレクトリと呼ばれるトラックエリアに記録することもできるし、映像データや音声データが記録されるトラックに、記録エリアを別にして挿入記録することもできる。以下に説明する例は、後者の場合の例で、映像データを読み出したときに、複製防止制御信号も同時に読み出される場合である。
【0042】
そして、この実施の形態において、複製防止制御信号は、映像信号の複製の禁止または許可あるいは世代制限を示す情報であり、映像信号中に付加されている。ディスク100は、出力装置10に装填され、記録されている信号が読み出される。
【0043】
図1に示すように、この実施の形態の出力装置10は、読み出し部11、復号化部12、加算部13、複製防止制御信号抽出部14、SS(SSはスペクトラム拡散の略、以下同じ)複製防止制御信号生成部15、D/A変換回路191、192を備えている。
【0044】
読み出し部11は、ディスク100に記録されている情報を再生して得られる信号S1からデジタル再生映像信号成分S2を取り出し、これを復号化部12および複製防止制御信号抽出部14に供給する。
【0045】
復号化部12は、デジタル再生映像信号成分S2について復号化処理を行って、垂直同期信号、水平同期信号を含むデジタル映像信号S3を形成し、これをD/A変換回路191に供給する。D/A変換回路191は、デジタル映像信号S3をD/A変換し、アナログ映像信号S4を形成する。ここで形成されたアナログ映像信号S4は、加算部13に供給される。
【0046】
複製防止制御信号抽出部14は、読み出し部11により取り出された再生映像信号成分S2の情報データ列中から複製防止制御信号S5を抽出し、これをSS複製防止制御信号生成部15に供給する。
【0047】
SS複製防止制御信号生成部15は、リセット信号REが供給されるタイミング毎に、デジタル映像信号に同期するクロック信号に基づいて、予め決められた符号パターンのPN符号列をその先頭から生成し、このPN符号列を用いて複製防止制御信号をスペクトラム拡散する。
【0048】
図2は、この実施の形態のSS複製防止制御信号生成部15を説明するための図である。図2に示すようにSS複製防止制御信号生成部15は、複製防止制御信号列生成部151、PN符号列生成部152、乱数生成部153、乗算部154、155を備えている。
【0049】
図2に示すように、複製防止制御信号列生成部151には、クロック信号CLK、複製防止制御信号S5、タイミング信号T1が供給される。この場合、タイミング信号T1は、例えば、複製防止制御信号S5の1ビット毎の区切りのタイミングを示す。そして、複製防止制御信号列生成部151は、複製防止制御信号S5を1ビット毎に、予め決められたクロック数分出力することにより、複製防止制御信号列FSを生成し、これを乗算部155に供給する。
【0050】
PN符号列生成部152には、クロック信号CLK、イネーブル信号EN、リセット信号REが供給される。イネーブル信号ENは、PN符号列生成部152を動作状態にするための信号であり、この実施の形態のおいては、出力装置10に電源が投入されることにより生成されて、PN符号列生成部152に供給される。また、リセット信号REは、前述したように、予め決められた符号パターンを有するPN符号列をその先頭から生成させるための信号である。
【0051】
PN符号列生成部152は、イネーブル信号ENに応じて動作が可能な状態にされる。そして、PN符号列生成部152は、リセット信号REが供給される毎に、クロック信号CLKに基づいてPN符号列PSを生成し、これを乗算部154に供給する。
【0052】
図3は、図2に示したPN符号列生成部152の一例を示す図である。この例のPN符号列生成部152は、15段のシフトレジスタを構成する15個のDフリップフロップREG1〜REG15と、このシフトレジスタの適宜のタップ出力を演算するイクスクルーシブオア回路EX−OR1〜EX−OR5とからなっている。そして、図3に示すPN符号列生成部152は、上述したように、リセット信号RE、クロック信号CLK、イネーブル信号ENに基づいて、M系列の符号を発生させるように構成されたものである。
【0053】
そして、この実施の形態において、PN符号列生成部152は、符号「1」と符号「0」とが偏りなくランダムに発生するM系列の符号が生成されるとともに、生成された符号「0」が符号「−1」にレベル変換されて、符号「1」と符号「−1」とからなるPN符号列PSを生成する。
【0054】
乱数生成部153は、任意のタイミング毎に、例えば、2ビットで表現される乱数RDを生成し、これを乗算部154に供給する。ここで生成される乱数RDは、後述にもするように、スペクトラム拡散された複製防止制御信号の電力レベルをランダムに変動させるために用いられるものである。
【0055】
乗算部154は、乱数RDを用いて、PN符号列PSのレベルをランダムに変動させたPN符号列PDを生成し、これを乗算部155に供給する。この実施の形態において、PN符号列PSは、前述したように、符号「1」、符号「−1」とからなるものである。したがって、乱数RDにより、符号「1」は、プラス方向にそのレベルが変動するようにされ、符号「−1」は、マイナス方向にそのレベルが変動するようにされる。
【0056】
乗算部155は、レベルがランダムに変動するようにされたPN符号列PDを用いて、複製防止制御信号列FSをスペクトラム拡散する。これにより、レベルがランダムに変動するようにされるとともに、スペクトラム拡散された複製防止制御信号であるスペクトラム拡散信号(以下、SS複製防止制御信号という)S6が形成され、D/A変換回路192に供給される。
【0057】
このように、この実施の形態においては、PN符号列生成部152により生成されるPN符号列PSのレベルを乱数RDを用いてランダムに変動させることによりPN符号列PDを生成し、このPN符号列PDを用いて複製防止制御信号をスペクトラム拡散することにより、スペクトラム拡散された複製防止制御信号のレベルをランダムに変動させる。このため前述した乱数生成部153は、PN符号列PSのレベルを十分に細かく変動させることができるタイミング毎に乱数RDを生成する。
【0058】
D/A変換回路192は、SS複製防止制御信号S6をアナログSS複製防止制御信号S7に変換し、これを加算部13に供給する。加算部13は、アナログSS複製防止制御信号S7が重畳されたアナログ映像信号S8を形成し、これを出力する。
【0059】
そして、アナログSS複製防止制御信号S7が重畳されたアナログ映像信号S8は、映像を表示するモニタ受像機や、映像信号を記録媒体に記録する記録装置などに供給される。
【0060】
この場合、前述したように、映像信号S8に重畳されたSS複製防止制御信号S7は、乱数RDが用いられてレベルがランダムに変動するようにされたたものである。したがって、SS複製防止制御信号S7のレベルを変動させるために用いた乱数RDが特定されない限りは、SS複製防止制御信号S7のレベルがどのように変動したかを知ることができず、映像信号S8からSS複製防止制御信号S7を取り除くことはできない。
【0061】
すなわち、アナログ映像信号S8に重畳されているSS複製防止制御信号S7と全く同じ信号を生成し、これをアナログ映像信号S8から減算すればSS複製防止制御信号S7を消去することができるが、SS複製防止制御信号S7がどのように変動しているかが分からないため、アナログ映像信号S8に重畳されたSS複製防止制御信号S7を打ち消すための信号を生成することができない。
【0062】
したがって、映像信号に重畳されたSS複製防止制御信号S7を取り除くことは非常に困難となり、SS複製防止制御信号S7をモニタ受像機や記録装置などの装置に確実に提供することができる。
【0063】
なお、乱数は、例えば出力装置10で発生する雑音を抽出し、この雑音に基づいて生成するようにしてもよい。要するに乱数は、規則性がなく、再現性がないものであれば、SS複製防止制御信号のレベルをランダムに変動させるための乱数として用いることができる。
【0064】
また、生成する乱数RDは、1ビット以上で表現される乱数であればよく、前述したように、2ビットで表現される乱数に限るものではない。例えば、乱数RDが1ビットの場合には、1ビットで表現される乱数RDの値、0、1に対応し、SS複製防止制御信号のレベルを0倍、1倍、あるいは0.5倍、1倍のように変えてもよい。
【0065】
すなわち、乱数RDが1ビットのときには、乱数RDの値となる0、1に応じて、SS複製防止制御信号S7のレベルを変えるようにすることができる。もちろん、乱数RDが1ビットの場合に限ることなく、乱数RDの値に応じて予め決められる数値を用いて、SS複製防止制御信号のレベルを変動させるようにすることができる。
【0066】
次に、上述の出力装置10からの出力信号の供給を受けて、情報を記録する記録装置について説明する。
【0067】
図4は、この実施の形態の情報複製防止システムで用いられる記録装置20を説明するための図である。すなわち、記録装置20は、この実施の形態において、DVD装置の記録系に相当する。
【0068】
この実施の形態の記録装置20は、図4に示すように、符号化部21、書き込み部22、SS複製防止制御信号検出部23、複製の許可/禁止を制御する複製制御部24、A/D変換回路291を備えている。また、ディスク200は、記録装置20により映像信号が書き込まれるDVDである。
【0069】
出力装置10から供給されるアナログ映像信号S8は、A/D変換回路291によりA/D変換され、デジタル映像信号S21として、符号化部21、SS複製防止制御信号検出部23に供給される。
【0070】
符号化部21は、デジタル映像信号S21の供給を受けて、映像同期信号を除去したり、デジタル映像信号をデータ圧縮するなどの符号化処理を行って、記録用のデジタル映像信号S22を形成し、これを書き込み部22に供給する。
【0071】
SS複製防止制御信号検出部23は、逆スペクトラム拡散を行って、デジタル映像信号S21に重畳されている複製防止制御信号を取り出す逆スペクトラム拡散処理手段としての機能を有するものである。
【0072】
図5は、この実施の形態の記録装置20のSS複製防止制御信号検出部23の構成を説明するためのブロック図である。図5に示すようにこの例のSS複製防止制御信号検出部23は、SS複製防止制御信号検出制御部231と、複製防止制御信号をスペクトラム拡散しているPN符号を検出するPN符号検出部232と、供給されたデジタル信号S21からスペクトラム拡散された複製防止制御信号を取り出す逆拡散部233と、逆拡散部233により取り出された複製防止制御信号を元の複製防止制御信号に復元するデータ判定部234とを備えている。
【0073】
図5に示すように、SS複製防止制御信号検出制御部231は、デジタル映像信号に同期するクロック信号CLKの供給を受けて、イネーブル信号ENB、リセット信号RESを形成し、これをPN符号検出部232に供給して、複製防止制御信号をスペクトラム拡散しているPN符号の検出処理を制御する。
【0074】
この実施の形態においてPN符号検出部232は、例えばスライディング相関器が用いられて形成されたものである。PN符号検出部232は、イネーブル信号ENBにより動作が可能な状態にされる。そして、リセット信号RESに応じたタイミング毎に、クロック信号CLKに基づいて、PN符号列を生成する。
【0075】
PN符号検出部232は、生成したPN符号列と複製防止制御信号をスペクトラム拡散しているPN符号列との相関を求めることにより、複製防止制御信号をスペクトラム拡散しているPN符号列を検出する。
【0076】
PN符号検出部232は、PN符号検出部232において生成したPN符号列と、複製防止制御信号をスペクトラム拡散しているPN符号列との相関を求めた結果を示す信号S31をSS複製防止制御信号検出制御部231に供給する。この信号S31は、上述のように、PN符号検出部232で生成したPN符号列と複製防止制御信号をスペクトラム拡散しているPN符号列との相関を求めた結果、相関が高ければ、レベルの高い信号となり、相関が低ければ、レベルの低い信号となる。
【0077】
SS複製防止制御信号検出制御部231は、PN符号検出部232からの相関を求めた結果を示す信号S31の供給を受けて、予め決められたレベル以上の信号であるときには、複製防止制御信号をスペクトラム拡散しているPN符号列と、PN符号検出部232において生成したPN符号列との同期が合っている状態であり、複製防止制御信号をスペクトラム拡散しているPN符号列を検出したと判断する。その逆に、PN符号検出部232からの信号が、予め決められたレベル以下であれば、複製防止制御信号をスペクトラム拡散しているPN符号列と、PN符号検出部において生成したPN符号列との同期は合っていないと判断する。
【0078】
そして、PN符号検出部232において、複製防止制御信号をスペクトラム拡散しているPN符号列が検出されないときには、PN符号検出部232において発生させるPN符号列の位相が調整されて、PN符号列の検出処理が繰り返される。
【0079】
また、PN符号検出部232において、複製防止制御信号をスペクトラム拡散しているPN符号列が検出されたときには、SS複製防止制御信号検出制御部231は、PN符号検出部232の検出結果に応じて、逆拡散部233においてのPN符号列の発生の開始タイミングを制御する信号CT1を形成し、逆拡散部233に供給する。また、SS複製防止制御信号検出制御部231は、データ判定部234を制御する信号CT2を形成して、これをデータ判定部234に供給する。
【0080】
逆拡散部233は、図示しないがPN符号発生器や乗算回路を備えている。そして、SS複製防止制御信号検出制御部231からの信号CT1で示されるタイミング毎に、クロック信号CLKに応じてPN符号列を生成する。そして、発生させたPN符号列を用いて、逆スペクトラム拡散を行い、広帯域、低レベルの信号とされた複製防止制御信号を、元の狭帯域、高レベルの信号として取り出し、これをデータ判定部234に供給する。
【0081】
データ判定部234は、取り出された複製防止制御信号S32を復元し、複製制御部24に供給する。すなわち、データ判定部234は、複製防止制御信号S32が指示する複製制御内容を判定し、複製制御部24に通知する。
【0082】
なお、図5に示したSS複製防止制御信号検出部23のPN符号検出部232、逆拡散部233においてPN符号列を発生させるPN符号発生器は、前述した出力装置10のSS複製防止制御信号生成部16において用いられる図3に示したPN符号発生器と同様のものが用いられる。
【0083】
複製制御部24は、データ判定部234からの判定結果に基づいて、書き込み部22を制御するための制御信号S24を形成し、これを書き込み部22に供給する。制御信号S24は、映像信号S22のディスク200への書き込みの許可あるいは禁止を制御するものである。
【0084】
書き込み部22は、複製制御部24からの制御信号S24が、複製を許可するものであるときは、デジタル映像信号S22をディスク200に書き込み、制御信号S24が複製を禁止するものであるときには、デジタル映像信号S22をディスク200に書き込まないようにする。
【0085】
なお、この実施の形態の記録装置20において、SS複製防止制御信号検出部23に供給される映像信号S21に重畳されているSS複製防止制御信号は、そのレベルがランダムに変動するようにされたものである。しかし、レベルがランダムに変動しているだけであって、SS複製防止制御信号をスペクトラム拡散しているPN符号列の符号パターンや系列が変わったわけではない。
【0086】
したがって、SS複製防止制御信号検出部23の逆拡散部233においての逆スペクトラム拡散時においては、SS複製防止制御信号のレベルの変動には大きな影響を受けることなく、レベルがランダムに変動するようにされる前のPN符号列PSと同じPN符号列を用いて逆スペクトラム拡散を行なうことにより、映像信号21に重畳されたSS複製防止制御信号を検出することができる。
【0087】
そして、この実施の形態の記録装置20は、逆スペクトラム拡散することにより、映像信号に重畳された複製防止制御信号を検出し、検出した複製防止制御信号に応じて、供給された映像信号に対する複製防止制御を行なうことができる。
【0088】
また、前述したように、記録装置20においては、出力装置10において用いた乱数RDがどのような乱数であるかを識別したり、再現したりする必要がない。このことからも分かるように出力装置10で用いる乱数RDは、任意の乱数を用いることができる。
【0089】
また、前述した出力装置10においても、用いた乱数RDを再現するなどという必要もないため、様々な乱数を用いることができる。
【0090】
[出力装置10のSS複製防止制御信号生成部15の変形例]
前述の実施の形態においては、SS複製防止制御信号生成部15は、図2に示した構成を有するものとして説明したが、これに限るものではない。例えば、図2に示した乗算部155に代えて、図6に示すように、乗算部154の後段に乗算部156を設けるようにしてもよい。図6において、乗算部156以外の各部は、図2に示しSS複製防止制御信号生成部15の対応する各部と同様のものである。
【0091】
この場合、乗算部154において、複製防止制御信号列FSが、PN符号列PSによりスペクトラム拡散されてSS複製防止制御信号SKが生成される。そして、SS複製防止制御信号SKと乱数生成部153からの乱数RDが乗算部156に供給される。乗算部156では、乱数RDによりSS複製防止制御信号SKのレベルが、ランダムに変動するようにされて、SS複製防止制御信号S6が形成される。
【0092】
このように、スペクトラム拡散された複製防止制御信号SKのレベルを乱数RDを用いてランダムに変動させるようにしてもよい。
【0093】
また、複製防止制御信号列生成部151により生成される複製防止制御信号列FSに対して乱数RDを乗算するようにしてもよい。
【0094】
また、出力装置10のSS複製防止制御信号生成部15ではSS複製防止制御信号のレベルを変動させず、図1に示すD/A変換回路192によりSS複製防止制御信号をD/A変換した後に、乱数RDを用いてアナログSS複製防止制御信号S7のレベルをランダムに変動させるようにしてもよい。
【0095】
なお、図6に示した乱数生成部153は、図2に示した乱数生成部153と同様のものであり、規則性がなく、再現性がない乱数を生成するものである。
【0096】
[第2の実施の形態]
図7は、この第2の実施の形態の出力装置30を説明するための図である。出力装置30は、前述した第1の実施の形態の出力装置10と同様に、DVD装置の再生系に相当する。
【0097】
また、図7に示すように、この第2の実施の形態の出力装置30は、複製防止制御信号抽出部34、SS複製防止制御信号生成部35、タイミング生成部36、D/A変換回路193以外の各部は、ディスク100を含め、前述した第1の実施の形態の出力装置10の対応する各部と同様のものである。
【0098】
そして、出力装置30の複製防止制御信号抽出部34、SS複製防止制御信号生成部35、D/A変換回路193は、図1を用いて前述した出力装置10の複製防止制御信号抽出部14、SS複製防止制御信号生成部15、D/A変換回路192と同様の機能を有するものであるが、タイミング生成部36からのタイミング信号の供給を受けて動作するようにされている点で、図1に示した出力装置10の対応する各部とは異なるものである。
【0099】
この第2の実施の形態の出力装置30において、タイミング生成部36は、アナログ映像信号S4の供給を受けて、アナログ映像信号S4中の映像同期信号を基準信号として用いてクロック信号や各種のタイミング信号を生成するものである。
【0100】
図8は、タイミング生成部36を説明するためのブロック図である。図8に示すように、タイミング生成部36は、基準タイミング検出部361と、PLL回路362と、タイミング信号生成部363とを備えている。
【0101】
基準タイミング検出部361は、供給されたアナログ映像信号S4から基準タイミング信号としての映像同期信号を抽出する。この実施の形態においては、基準タイミング信号として垂直同期信号を用いるため、基準タイミング検出部361は、垂直同期信号S41を抽出し、これをPLL回路362、タイミング信号生成部363に供給する。
【0102】
PLL回路362は、垂直同期信号S41に同期したクロック信号CLK1を生成し、これをタイミング信号生成部363や、複製防止制御信号抽出部34、SS複製防止制御信号生成部35、D/A変換回路193などの処理部に供給する。
【0103】
タイミング信号生成部363は、垂直同期信号S41とクロック信号CLK1とに基づいて、リセット信号RE1や各種のタイミング信号を生成して出力する。この第2の実施の形態において、リセット信号RE1は、垂直同期信号に同期し、1垂直区間を1周期とする信号として生成される。
【0104】
複製防止制御信号抽出部34は、再生映像信号成分S2の情報データ列中から複製防止制御信号S5を抽出し、これをSS複製防止制御信号生成部35に供給する。
【0105】
SS複製防止制御信号生成部35は、スペクトラム拡散手段としての機能を有するものであり、複製防止制御信号S5をスペクトラム拡散することにより、SS複製防止制御信号S6を生成する。
【0106】
この第2の実施の形態において、SS複製防止制御信号生成部35は、図2を用いて前述したSS複製防止制御信号生成部15と同様の構成とされている。このため、以下の説明においては、SS複製防止制御信号生成部35は、図2に示した構成を有するものとして説明する。
【0107】
この第2の実施の形態のSS複製防止制御信号生成部35に対しては、第1の実施の形態のSS複製防止制御信号生成部15において用いられたリセット信号RE、クロック信号CLKに対応する信号として、タイミング生成部36において生成されたリセット信号RE1、クロック信号CLK1が供給される。
【0108】
これにより、SS複製防止制御信号生成部35のPN符号列生成部152は、図9に示すように、垂直同期信号(図9A)を基準信号として、この垂直同期信号に同期し、1垂直区間を1周期とするリセット信号RE1(図9B)と、垂直同期信号に同期するクロック信号CLK1とに基づいて、1垂直区間毎に、1周期分のPN符号列PS(図9C)をその先頭から発生させる。
【0109】
そして、1垂直区間毎に生成されるPN符号列PSのレベルを乱数生成部153からの乱数RDによりランダムに変動させることにより、PN符号列PDを生成する。このPN符号列PDを用いて、複製防止制御信号列FSをスペクトラム拡散することにより、レベルがランダムに変動するようにされたSS複製防止制御信号S6が生成される。
【0110】
このように、この第2の実施の形態の出力装置30は、映像信号中の垂直同期信号を基準信号として用いることにより、1垂直区間毎にスペクトラム拡散に用いる拡散用のPN符号列PSを生成する。そして、この1垂直区間毎に生成されるPN符号列PSと乱数RDとを用いて、レベルがランダムに変動するSS複製防止制御信号S6を生成する。
【0111】
そして、生成されたSS複製防止制御信号S6は、前述の第1の実施の形態の出力装置10と同様に、D/A変換されて、アナログSS複製防止制御信号S7が形成され、これがアナログ映像信号S4に重畳されて、出力映像信号S8が形成される。そして、この出力映像信号S8が、モニタ受像機や記録装置に供給される。
【0112】
このように、この第2の実施の形態の出力装置30においては、1垂直区間毎に生成されるPN符号列を用いて、複製防止制御信号をスペクトラム拡散することによりSS複製防止制御信号S6が生成され、このSS複製防止制御信号S6のレベルは、乱数RDが用いられてランダムに変動するようにされる。
【0113】
したがって、この第2の実施の形態の出力装置30においても、SS複製防止制御信号S6のレベルの変動を追跡することは難しく、映像信号に重畳されたSS複製防止制御信号を映像信号から消去することは非常に困難となる。
【0114】
また、この場合、スペクトラム拡散に用いるPN符号列は、前述したように1垂直区間毎に生成される。これにより、詳しくは後述するように、逆スペクトラム拡散を迅速かつ正確に行うことができるようにしている。
【0115】
なお、この第2の実施の形態の出力装置30において、SS複製防止制御信号生成部35は、図2を用いて前述した構成とする場合に限るものではなく、図6を用いて前述した構成のSS複製防止制御信号生成部を用いるようにしてもよい。
【0116】
次に、上述の出力装置30からの出力信号の供給を受けて、情報を記録する記録装置について説明する。
【0117】
図10は、この第2の実施の形態の情報複製防止システムで用いられる記録装置40を説明するための図である。すなわち、記録装置40は、この実施の形態において、DVD装置の記録系に相当する。
【0118】
この実施の形態の記録装置40は、図10に示すように、SS複製防止制御信号検出部43、タイミング生成部25以外の各部は、ディスク200を含め、前述した第1の実施の形態の記録装置20の対応する各部と同様のものである。
【0119】
前述したように第2の実施の形態の出力装置30においては、映像信号中の垂直同期信号に同期し、1垂直区間を1周期とするリセット信号RE1に基づいて、PN符号列PSを生成し、このPN符号列PSのレベルをランダムに変動させたPN符号列を用いて、複製防止制御信号列FSをスペクトラム拡散している。
【0120】
このため、記録装置40においても、出力装置30から供給される映像信号中の垂直同期信号に基づいて、逆スペクトラム拡散に用いる逆拡散用のPN符号列を1垂直区間毎に生成することにより、拡散用のPN符号列PSと同じタイミングで逆拡散用のPN符号列を生成させることが容易にできる。
【0121】
この第2の実施の形態の記録装置40においては、タイミング生成部25により、逆拡散用のPN符号列の発生の開始タイミングを制御するリセット信号を生成し、これをSS複製防止制御信号検出部43に供給する。
【0122】
この記録装置40のタイミング生成部25は、図8を用いて前述した出力装置30のタイミング生成部34と同様に構成されたものであり、映像信号S21中の垂直同期信号に基づいて、逆拡散用のPN符号列の発生の開始タイミングを制御するリセット信号および垂直同期信号に同期するクロック信号を生成し、これらをSS複製防止制御信号検出部43に供給する。
【0123】
この場合、タイミング生成部25から得られるリセット信号は、出力装置30のSS複製防止制御信号生成部36において用いられたリセット信号RE1に対応する信号であり、垂直周期の信号である。したがって、タイミング生成部25から得られるリセット信号は、リセット信号RE1に同期する信号であって、逆拡散用のPN符号列をその先頭から生成させるための信号とすることができる。
【0124】
SS複製防止制御信号検出部43は、上述したように、タイミング生成部25からのリセット信号を含むタイミング信号に基づいて、逆拡散用のPN符号列を生成し、逆スペクトラム拡散を行うことにより、A/D変換回路291からのデジタル映像信号S21に重畳されている複製防止制御信号を復元し、これを複製制御部24に供給する。
【0125】
このように、この第2の実施の形態の記録装置40においては、垂直同期信号を基準信号とた、垂直周期のPN符号を用いてスペクトラム拡散および逆スペクトラム拡散を行う。したがって、記録装置40においては、垂直同期信号に同期したリセット信号を生成して、容易に逆拡散用のPN符号列を生成することができるので、逆スペクトラム拡散を迅速に実行し、迅速にスペクトラム拡散されて映像信号に重畳されている複製防止制御信号を検出することができる。
【0126】
また、第1の実施の形態の場合と同様に、出力装置30から供給される映像信号には、スペクトラム拡散されるとともに、そのレベルがランダムに変動するようにされたSS複製防止制御信号が重畳されている。このため、記録装置40において、スペクトラム拡散されるとともに、レベルがランダムに変動するようにされて映像信号に重畳された複製防止制御信号を検出し、検出した複製防止制御信号に基づいて供給された映像信号に対する複製防止制御を行うことができるが、映像信号から重畳されている複製防止制御信号を取り除くことは非常に困難になる。
【0127】
もちろん、出力装置30から記録装置40への映像信号の伝送過程においても、映像信号に重畳されたSS複製防止制御信号を消去することは困難である。
【0128】
なお、図7を用いて前述した出力装置30において、タイミング生成部36は、D/A変換後のアナログ映像信号S4の供給を受けて、基準信号としての垂直同期信号を抽出し、各種のタイミング信号を生成するものとして説明したが、D/A変換前のデジタル映像信号S3の供給を受けて、このデジタル映像信号S3から基準信号としての垂直同期信号を抽出し、各種のタイミング信号やクロック信号を生成するようにしてもよい。
【0129】
また、図10を用いて前述した記録装置40において、タイミング生成部25は、A/D変換後のデジタル映像信号S21の供給を受けて、各種のタイミング信号を生成するようにしたが、A/D変換前のアナログ映像信号S8の供給を受けて、このアナログ映像信号S8から基準信号としての垂直同期信号を抽出し、タイミング信号S25やクロック信号CLK1を生成するようにしてもよい。
【0130】
また、前述のように、拡散用、逆拡散用のPN符号列を1垂直区間毎に生成する場合に限らず、2垂直区間毎、4垂直区間毎のように複数垂直区間毎に生成するようにしてもよいし、1/2垂直区間毎、1/4垂直区間毎のように1垂直区間を複数に分割し、1分割区間毎、複数分割区間毎に生成するようにしてもよい。
【0131】
また、映像同期信号は、垂直同期信号に限るものではなく、水平同期信号を用いるようにしてもよい。この場合にも、拡散用、逆拡散用のPN符号列を複数水平区間毎に生成するようにしてもよいし、1水平区間を複数に分割し、1分割区間毎、複数分割区間毎に生成するようにしてもよい。
【0132】
また、前述の実施の形態においては、M系列のPN符号を用いるようにしたがこれに限るものではなくGold符号系列の符号など各種の拡散符号を用いることができる。
【0133】
[第3の実施の形態]
また、複製防止制御についての情報が何も付加されていない映像信号に対し、スペクトラム拡散された複製防止制御信号を重畳し、これを記録媒体に記録することもできる。この場合、スペクトラム拡散された複製防止制御信号のレベルをランダムに変動させて映像信号に重畳し、これを記録媒体に記録すれば、複製防止制御信号は、消去が困難であるので、有効な複製防止制御が可能である。
【0134】
図11は、情報信号としての映像信号を記録媒体に記録する記録装置の一例を説明するための図である。
【0135】
図11に示す記録装置50は、例えば、映像信号の再生装置や受信装置、あるいはビデオカメラ等の映像信号の供給源60からのアナログ映像信号S51の供給を受けて、A/D変換回路51、タイミング生成部55に供給する。
【0136】
A/D変換回路51は、アナログ映像信号S51をデジタル映像信号S52に変換し、これを符号化部52に供給する。符号化部52は、前述した記録装置20の符号化部21と同様に、記録用のデジタル映像信号S53を生成し、これを加算部54に供給する。
【0137】
タイミング生成部55は、前述の記録装置20のタイミング生成部25と同様のものであり、アナログ映像信号S51に含まれる映像同期信号に基づいて、各種のタイミング信号やクロック信号を生成し、これらをSS複製防止制御信号生成部57に供給する。
【0138】
複製防止制御信号発生部56は、ディスク300に記録する映像信号に重畳する複製防止制御信号S54を発生させて、これをSS複製防止制御信号生成部S57に供給する。
【0139】
SS複製防止制御信号生成部57は、図2を用いて前述した出力装置10のSS複製防止制御信号生成部15と同様に構成されたものである。そして、複製防止制御信号S54をスペクトラム拡散するとともに、その電力レベルを乱数を用いてランダムに変動させてSS複製防止制御信号S55を生成し、これを加算部53に供給する。
【0140】
加算部53では、デジタル映像信号S53にSS複製防止制御信号S55を重畳する処理を行なって、これを書き込み部54に供給する。書き込み部54は、供給されたデジタル映像信号S56をディスク300に記録する。これにより、スペクトラム拡散されるとともに、そのレベルがランダムに変動するようにされた複製防止制御信号を重畳した映像信号を記録した記録媒体を作成することができる。
【0141】
このように、スペクトラム拡散されるとともに、レベルがランダムに変動するようにされた複製防止制御信号が予め重畳された映像信号が記録された記録媒体の場合には、前述した出力装置10のように、出力装置において、複製防止制御信号の取り出し、スペクトラム拡散、レベルの変動処理、スペクトラム拡散された複製防止制御信号の映像信号への重畳処理などを行う必要はない。すなわち、この記録媒体を再生する再生装置においては、記録媒体からの映像信号の再生処理を行うことにより、スペクトラム拡散されるとともに、レベルがランダムに変動するようにされた複製防止制御信号が重畳された映像信号が再生される。
【0142】
そして、この場合、記録装置20においては、上述のように、予め記録媒体に記録されている映像信号に対して重畳されている複製防止制御信号のスペクトラム拡散に用いられたPN符号列と同じタイミング毎に生成が開始され、同じ位相のPN符号列を用いて逆スペクトラム拡散をすることにより、スペクトラム拡散されて映像信号に重畳された複製防止制御信号を検出し、この検出した複製防止制御信号に基づいた複製防止制御を行なうことができる。
【0143】
なお、前述の実施の形態においては、出力装置10、30、記録装置20、40は、DVD装置として説明したがこれに限るものではない。例えば、VTR、デジタルVTR、あるいは、ビデオディスクやビデオCDの再生装置、記録装置にこの発明を適用することも可能である。すなわち、アナログVTRなどのアナログ機器およびDVD装置などのデジタル機器のいずれにもこの発明を適用することがで可能である。
【0144】
また、前述した実施の形態においては、複製防止制御装置として、DVDの再生装置、記録装置の場合として説明いたが、再生装置や記録装置に限るものではない。例えば、この発明による情報出力装置を放送局側のテレビジョン信号の出力装置に適用し、送信するテレビジョン信号にスペクトラム拡散した複製防止制御信号を重畳して送信する場合にも、この発明を適用することができる。そして、受信側においては、逆スペクトラム拡散を行って、映像信号に重畳されている複製防止制御信号列を取り出し、この複製防止制御信号に基づいて映像信号の複製防止制御を行うようにすることができる。
【0145】
もちろん、ケーブルテレビのように、ケーブルを介してアナログ映像信号を送受する場合の映像の出力装置、受信装置にもこの発明を適用することができる。
【0146】
また、前述の実施の形態においては、伝送する情報信号は、映像信号として説明したが映像信号に限るものではない。例えば、音声信号やデータなどを伝送する場合にもこの発明を適用することができる。
【0147】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、情報信号に重畳する複製防止制御信号のレベルを乱数を用いてランダムに変動させることができる。これにより、情報信号の伝送過程や伝送先において、スペクトラム拡散されて情報信号に重畳された複製防止制御信号を情報信号から取り除くことが非常に困難になる。したがって、複製防止制御信号を確実に伝送先に供給することができるとともに、複製防止制御信号に基づく情報信号の複製防止制御を確実に行なうことができるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を説明するためのブロック図である。
【図2】図1に示したSS複製防止制御信号生成部を説明するためのブロック図である。
【図3】図1に示したSS複製防止制御信号生成部のPN符号列生成部の一例を説明するためのブロック図である。
【図4】この発明の一実施の形態を説明するためのブロック図である。
【図5】図5に示した情報記録装置のSS複製防止制御信号検出部を説明するための図である。
【図6】SS複製防止制御信号生成部の他の例を説明するためのブロック図である。
【図7】この発明の他の一実施の形態を説明するためのブロック図である。
【図8】図7に示した情報出力装置のタイミング生成部を説明するためのブロック図である。
【図9】図7に示した情報出力装置において垂直同期信号に同期して生成されるPN符号列を説明するための図である。
【図10】この発明の他の一実施の形態を説明するためのブロック図である。
【図11】この発明の他の一実施の形態を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
10、30…出力装置、11…読み出し部、12…復号化部、13…加算部、14…複製防止制御信号抽出部、15…SS複製防止制御信号生成部、191、192…D/A変換回路、20、40…記録装置、21…符号化部、22…書き込み部、23…SS複製防止制御信号検出部、24…複製制御部、25…タイミング生成部、291…A/D変換回路、36…タイミング生成部、100…出力側記録媒体、200…記録側記録媒体、50…記録装置、51…A/D変換回路、52…符号化部、53…加算部、54…書き込み部、55…タイミング生成部、56…複製防止制御信号発生部、57…SS複製防止制御信号検出部、60…映像信号供給源、300…記録媒体
Claims (4)
- 情報信号についての複製防止制御信号をスペクトラム拡散し、当該スペクトラム拡散した複製防止制御信号を前記情報信号に重畳して伝送する情報伝送方法において、
前記スペクトラム拡散信号を生成する際、スペクトラム拡散に用いる拡散符号を生成し、
乱数を発生させ、
前記拡散符号のレベルを前記乱数を用いて変動させ、
レベルが変動するようにされた前記拡散符号を用いて、前記複製防止制御信号をスペクトラム拡散することを特徴とする情報伝送方法。 - 前記情報信号は、映像信号であって、
前記複製防止制御信号のスペクトラム拡散に用いる拡散符号を、前記映像信号中の映像同期信号に同期して生成することを特徴とする請求項1に記載の情報伝送方法。 - スペクトラム拡散した複製防止制御信号を情報信号に重畳して出力する情報出力装置であって、
前記情報信号についての前記複製防止制御信号が供給され、レベル変動するスペクトラム拡散信号を得るスペクトラム拡散信号生成手段と、
前記スペクトラム拡散信号生成手段により生成された前記スペクトラム拡散信号を、前記情報信号に重畳する重畳手段とを備え、
前記スペクトラム拡散信号生成手段は、
スペクトラム拡散に用いる拡散符号を生成する拡散符号生成手段と、
乱数を生成する乱数生成手段と、
前記拡散符号生成手段により生成された前記拡散符号のレベルを前記乱数発生手段により生成された前記乱数を用いて変動させる拡散符号レベル変動手段と、
レベルが変動するようにされた前記拡散符号を用いて、前記複製防止制御信号をスペクトラム拡散するスペクトラム拡散手段と
を備えることを特徴とする情報出力装置。 - スペクトラム拡散した複製防止制御信号を情報信号に重畳して記録媒体に記録する情報記録装置であって、
前記情報信号についての前記複製防止制御信号が供給され、レベル変動するスペクトラム拡散信号を得るスペクトラム拡散信号生成手段と、
前記スペクトラム拡散信号生成手段により生成された前記スペクトラム拡散信号を、前記情報信号に重畳する重畳手段と
前記重畳手段からの前記スペクトラム拡散信号が重畳された前記情報信号の供給を受けて、前記記録媒体に記録する書き込み手段とを備え、
前記スペクトラム拡散信号生成手段は、
スペクトラム拡散に用いる拡散符号を生成する拡散符号生成手段と、
乱数を生成する乱数生成手段と、
前記拡散符号生成手段により生成された前記拡散符号のレベルを前記乱数発生手段により生成された前記乱数を用いて変動させる拡散符号レベル変動手段と、
レベルが変動するようにされた前記拡散符号を用いて、前記複製防止制御信号をスペクトラム拡散するスペクトラム拡散手段と
を備えることを特徴とする情報記録装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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