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JP3593574B2 - 自動車用ヘッドライトのすれ違い灯の測定装置 - Google Patents

自動車用ヘッドライトのすれ違い灯の測定装置 Download PDF

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JP3593574B2
JP3593574B2 JP20967196A JP20967196A JP3593574B2 JP 3593574 B2 JP3593574 B2 JP 3593574B2 JP 20967196 A JP20967196 A JP 20967196A JP 20967196 A JP20967196 A JP 20967196A JP 3593574 B2 JP3593574 B2 JP 3593574B2
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政照 柴田
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渡辺電機工業株式会社
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、すれ違い灯のエルボー点の左右のずれを測定して、これを修正できるようにすることを目的とした自動車用ヘッドライトのすれ違い灯の測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来ヘッドライトテスタは、すれ違い灯に関し、カットラインのみを測定していた(実公平7−43632号)。
【0003】
従来の技術は、図2において集光レンズ2を通過したランプ光がスクリーン4aの中央に位置する様に反射板3の角度を変えて測定し、この角度量を光軸角度として読み取る方法である。
【0004】
しかしスクリーン4aの中央部に常にランプ光が映っているため角度の付いたランプ光があってもそのずれが目視確認出来なくなり、ランプ調整作業者がランプ光のずれを実感として持つことが難しく、作業に熟練度が必要である。
【0005】
【発明により解決すべき課題】
従来のテスタによれば、各種方式によって、カットラインを測定していたので、すれ違い灯のカットラインはほぼ正確に修正されていた。然し乍ら対向車のすれ違い灯のカットラインが正しく配光されるようになっていても、エルボー点に左右のずれがあると、ずれ量だけカットラインから外れることになって、対向車の位置によっては、眩しさを防止できない問題点があった。
【0006】
この発明は、スクリーン4aが反射板3に対して平行に移動するようにしたので、光軸の基準位置からのズレが1目で確認出来る。
【0007】
特にすれ違い灯測定(あるいは調整)時はカットライン、エルボー点等の測定をしている位置が明確なので、作業性に安定感がある。またこの発明の最大の特長である目視計測をする上でも反射板3は固定し、スクリーン4a又はカーソルを移動してその移動量を読み取って光軸角度とする方法の実施装置である。
【0008】
またスクリーン部とセンサー部を、別の位置に設置してスクリーン部はランプ配光専用とすることも出来る。
【0009】
【課題を解決する為の手段】
然るにこの発明は、すれ違い灯のカットラインのエルボー点を測定し、そのずれ量を算出できるようにしたので、エルボー点のずれを正確に補正することができる。従って前記従来の問題点を解消することに成功したのである。
【0010】
即ちこの発明は、ヘッドライトから前方10m先の配光と近似の配光を再現できる集光レンズと、前記の配光を反射できる反射板と、反射板の反射光を投映するスクリーンよりなる装置において、スクリーン上にすれ違い灯のカットラインを測定するセンサと、すれ違い灯のエルボー点を測定するセンサとを設置し、スクリーンに目盛り手段を付与すると共に、カーソル付のX軸スクリーン及びY軸スクリーンに個別の移動手段を付与したことを特徴とする自動車用ヘッドライトのすれ違い灯の測定装置であり、目盛り手段は、スクリーンに目盛りを付し、又はスクリーンの周囲に目盛りを付すことを特徴としたものである。また移動手段は、縦横のカーソル付スクリーンの一側にカーソルと直角の方向へ夫々ラックを固定し、該ラックへピニオンを咬み合せ、該ピニオンの軸へ摘み部を設けたものであり、移動手段は、縦横のカーソルをスクリーンの上面で互いに直角の方向へ移動可能に支持し、各カーソル端へカーソル移動用摘みを取付けたものである。
【0011】
更に他の発明は、ヘッドライトから前方10m先の配光と近似の配光を再現できる集光レンズと、前記の配光を反射できる反射板と、反射板の反射光を投映するスクリーンよりなる装置において、スクリーン上にすれ違い灯のカットラインを測定するセンサと、すれ違い灯のエルボー点を測定するセンサとを設置し、前記スクリーンの外側に目盛りを施し、スクリーン上へ基準点を記載すると共に、前記スクリーンをX軸方向又はY軸方向へ平行移動する手段を付設したことを特徴とする自動車用ヘッドライトのすれ違い灯の測定装置である。
【0012】
前記発明によれば、縦横のカーソルスクリーンをX方向又はY方向に手動的に移動し、その移動量を測定してすれ違いヘッドライトの位置を修正できるので、カットライン及びエルボー点のずれがないように修正することができる。
【0013】
前記移動手段は、カーソルスクリーンを移動し、又はカーソルを移動したものであるが、スクリーンの外側に目盛りを付し、スクリーンを縦横に移動し、その移動量を算出してヘッドライトの位置を修正することもできる。前記カーソルの移動と、スクリーンの移動とは相対的であるから同一技術思想である。
【0014】
【発明の実施の形態】
この発明は、すれ違い灯のカットラインのエルボー点のずれを、目盛り付のスクリーン又は縦横のカーソルの移動量に置き換え、これを算出して、すれ違い灯のエルボー点のずれを修正する測定装置である。
【0015】
【実施例1】
この発明の実施例を図面に基づいて説明する。図2において、自動車のヘッドライトのすれ違い灯1の投射光線を集光レンズ2に受けて集光し、これを反射板3に反射させて、スクリーン4aに投射し、結像させる。スクリーン4aには、エルボー点Lのセンサ5a、5b、5cが水平線に対して45度で、中心点にセンサ5bを配し、各センサは相互に若干の間隔をとっている。また水平線6上には、これと直角(垂直)に水平カットセンサ7a、7b、7cが相互に近接して配置してある。図中8a、8b、9a、9bは走行灯測定用センサである(図3)。
【0016】
次に図1において、前記スクリーン4aの下面にカーソル10付のX軸スクリーン11と、カーソル12付のY軸スクリーン13とが、摺動可能に重設されている。前記X軸スクリーン11の一側には、前記カーソル1と直角方向にラック14が固定されてピニオン15を咬み合せてある。前記Y軸スクリーン13には、カーソル12と直角の方向にラック16が固定され、これにピニオン17が咬み合せてある。前記ピニオン15、17の軸18、19の端部に摘み20、21が固定してある。図中22はカバーである。
【0017】
前記実施例において、摘み20、21を右又は左に回転すれば、軸18、19を介してピニオン15、17が右又は左方向に回転し、これに伴ってラック14、16を介し、X軸スクリーン11と、Y軸スクリーン13が矢示23、24の方向に移動するので、カーソル10、12の交点と、スクリーン板4上に結像したエルボー点Lとを一致(重ねる)させることができる。そこで前記X軸とY軸のカーソル10、12の移動量からエルボー点のずれを算出し、これに基づけばすれ違い灯の位置の修正を容易に行うことができる。前記はX軸とY軸のカーソル10、12の移動量からエルボー点のずれを算出しているが、前記摘み20、21の回転角からエルボー点のずれを算出することもできる。
【0018】
図4(a)(b)における、すれ違い灯のカットライン41の水平線42は水平センサ7a、7b、7cにより測定し、斜線44及び垂直線43と水平線42との交叉点(エルボー点L)はエルボー点Lのセンサ5a、5b、5cで測定する。また図6において、スクリーン板4にはスクリーン4a、4bが設けてあって、スクリーン4aには目盛45、46が縦横に設けてある。前記図6(a)は、投映されたカットライン41を示している。即ちカーソル10、12は共に目盛0の位置にある。そこでX軸のカーソル10と、Y軸のカーソル12とを夫々移動して、その交点をエルボー点Lに合せると、X軸のカーソル10は左方へ12cm動かしたことになり、Y軸のカーソル12は、下方へ−10cm動かしたことになる(何れも10mの位置における移動量)。そこで前記数値を換算し、すれ違い灯の位置を修正すれば、エルボー点を正しい位置にもどすことができる。図7中48は支台、49は支柱、50はハンドルであって、ハンドル50を回転することにより支台48は矢示51、52のように昇降して、ヘッドライト1と集光レンズ2とを正対させる。
【0019】
【実施例2】
この発明の他の実施例を図5に基づいて説明する。この実施例は、実施例1の図2と同一構成であるが、カーソルの移動について別の手段を採用したものである。
【0020】
即ち図5において、カバー25のスクリーン4aの透視窓26のX軸とY軸に平行な辺へ、平行にX方向溝27と、Y方向溝28を設けると共に、夫々の摘み29、30を案内する為の案内透孔31、32を穿設する。前記カバー25の下部へスクリーン4aを配置固定し、スクリーン4aの下部へ案内盤33を配置し、該案内盤33にカーソルの案内輪34、35を案内する為のX方向透孔36とY方向透孔37を穿設し、かつスクリーン4aへ光線を透過する為の透視窓38が穿設してある。前記実施例において、X軸用のカーソル40とY軸用のカーソル39が前記カバー25上に平行移動可能に設置してある。前記実施例において、摘み29、30を動かして、X軸、Y軸用のカーソル39、40を動かし、その交点をカットラインのエルボー点Lに一致させると共に、前記移動量を算定して、これに基づき、すれ違い灯の位置を修正すれば、エルボー点Lのずれを正すことができる。
【0021】
【発明の効果】
この発明によれば、X軸、Y軸のカーソルを動かすことによって、すれ違い灯のエルボー点のずれを正確、かつ容易に修正することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の分解拡大斜視図。
【図2】同じくヘッドライト光の反射及びスクリーンの関係を示す概念図。
【図3】同じく各センサの配置を示す説明図。
【図4】(a)同じくカットラインの例示図。
(b)同じく他のカットラインの例示図。
【図5】同じく他の実施例の分解拡大斜視図。
【図6】(a)同じくスクリーン板の例示拡大図。
(b)同じくスクリーンの例示拡大図。
【図7】同じくこの発明の装置を具備したヘッドライトテスターの一部を省略した例示正面図。
【符号の説明】
1 すれ違い灯
2 集光レンズ
3 反射板
4 スクリーン板
4a、4b スクリーン
5a、5b、5c エルボー点センサ
6 水平線
7a、7b、7c 水平カットセンサ
8a、8b、9a、9b 走行灯測定用センサ
10、12 カーソル
11 X軸スクリーン
13 Y軸スクリーン
14、16 ラック
15、17 ピニオン
18、19 軸
20、21 摘み
22 カバー
25 カバー
26 透視窓
27 X方向溝
28 Y方向溝
29、30 摘み
31、32 案内透孔
33 案内盤
34、35 案内輪
36 X方向透孔
37 Y方向透孔
38 透視窓
39、40 カーソル
L エルボー点

Claims (5)

  1. ヘッドライトから前方10m先の配光と近似の配光を再現できる集光レンズと、前記の配光を反射できる反射板と、反射板の反射光を投映するスクリーンよりなる装置において、スクリーン上にすれ違い灯のカットラインを測定するセンサと、すれ違い灯のエルボー点を測定するセンサとを設置し、スクリーンに目盛り手段を付与すると共に、カーソル付のX軸スクリーン及びY軸スクリーンに個別の移動手段を付与したことを特徴とする自動車用ヘッドライトのすれ違い灯の測定装置。
  2. 目盛り手段は、スクリーンに目盛りを付し、又はスクリーンの周囲に目盛りを付すことを特徴とした請求項1記載の自動車用ヘッドライトのすれ違い灯の測定装置。
  3. 移動手段は、縦横のカーソル付スクリーンの一側にカーソルと直角の方向へ夫々ラックを固定し、該ラックへピニオンを咬み合せ、該ピニオンの軸へ摘み部を設けたことを特徴とする請求項1記載の自動車用ヘッドライトのすれ違い灯の測定装置。
  4. 移動手段は、縦横のカーソルをスクリーンの上面で互いに直角の方向へ移動可能に支持し、各カーソル端へカーソル移動用摘みを取付けたことを特徴とする請求項1記載の自動車用ヘッドライトのすれ違い灯の測定装置。
  5. ヘッドライトから前方10m先の配光と近似の配光を再現できる集光レンズと、前記の配光を反射できる反射板と、反射板の反射光を投映するスクリーンよりなる装置において、スクリーン上にすれ違い灯のカットラインを測定するセンサと、すれ違い灯のエルボー点を測定するセンサとを設置し、前記スクリーンの外側に目盛りを施し、スクリーン上へ基準点を記載すると共に、前記スクリーンをX軸方向又はY軸方向へ平行移動する手段を付設したことを特徴とする自動車用ヘッドライトのすれ違い灯の測定装置。
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