JP3591455B2 - ディジタル衛星通信システム及びその制御方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、通信衛星経由で中心局(HUB局)と複数の超小型地球局(VSAT局)間、又は、VSAT局同士間でデータの送受信を行うディジタル衛星通信システムに関する。特に、本発明は、HUB局から一括してVSAT局にプログラムをダウンラインロードするディジタル衛星通信システム及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記HUB局と複数のVSAT局間のコモン・シグナリング・チャンネル(以下、CSCと呼ぶ)と呼ばれる共通のチャンネルの外向き回線は、全てのVSAT局の制御/監視を行うために使用される。
通常、CSCの外向き回線はシステムの信頼性向上、稼働率確保のために、C/N(搬送波電力対雑音電力の比率)の良い状態になるよう、高いレベルで送信を確保している。
【0003】
上記VSAT局同士間のトラフィック回線が扱う通信は、ディジタル変調された信号であり、ボイス・アクチベーションに代表されるようなバースト信号であったり、通常のデータ通信で使用される連続信号であったりする。
このトラフィック回線のトラフィック・チャンネルにおいて、バースト受信、FEC(自動誤り訂正方式)の変更、伝送速度変更等の機能追加、又は機能変更を行う場合、ディジタル変復調を行うDSP(ディジタル・シグナル・プロセッサ)のプログラムを変更する必要がある。
【0004】
さらに、バースト受信は、受信データの1ビット目から安定した復調を行わなくてはならないので、プリアンブルと呼ばれる復調器のトレーニング・ビットによる独特な復調シーケンスを持っている。そのため、プリアンブルの構成が変わる場合には、復調シーケンスも変更しなくてはならない。
FECの方式変更は、FEC復号アルゴリズムそのものの変更はもとより、方式変更による性能アップに伴い、より低いC/N(搬送波電力対雑音電力の比率)のもとでの動作するように要求されるようになる。このため、ディジタル復調器の性能をアップさせる目的で、復調アルゴリズムにも手を加えなくてはならない。
【0005】
伝送速度の変更は、クロック再生部における再生クロックの生成パラメータ(PLL定数、カウンタ分周比)の変更を伴う。
さらに、DSPのプログラムには基本動作には影響しないような、マイナーなバグが含まれている場合があり、この修正を行わなくてはならないこともある。このような場合、従来は、ディジタル復調器のDSPに使用されるROM(Read Only Memory)を交換しなければならず、VSAT局が数百〜数千にものぼる本システムでは、費用、時間的な制約などで、上記変更、修正を行うことは容易なことではなかった。
【0006】
また、ディジタル衛星通信システムの形態変更や機能追加等のアップグレードに対しても、同様に、ROMの交換が伴うため短期間で行えず、上記アップグレードを行うことは容易なことではなかった。
また、VSAT局に対して、ROMの交換により上記変更、修正、アップグレード等を行うにしても、全てのVSAT局に対して行わなければ、上記変更、修正、アップグレード等が行われない特定のVSAT局に対しては、サービス劣化を生むという不公平が生じる。
【0007】
ところで、上記のHUB局から通信衛星経由でVSAT局へのCSC外向き回線を経由した送信に対しては、送信データが衛星回線上で化けたりしないように保護がかかっている。それでも、ハード的な不具合や回線上のエラーなどで誤って受信される場合がある。
上記のような場合、特開平5−158703号公報では、ネットワークを構成する装置において、ROM以外にダウンラインロード用のEEP(Electrically Erasable Programmable)ROMを設け、そのEEPROMに新しいプログラムをダウンラインロードし、ダウンラインロードされたプログラムで装置を立ち上げ、立ち上げ時に異常があれば、この異常を検出し、ROMに格納されているプログラムで再立ち上げを行うことが開示されている。
また、前記公報の例におけるダウンラインロードは、装置内のCPUのプログラムのみをダウンラインロードするのであって、ダウンラインロードをするための伝送路の伝送品質自体を特徴付けてしまう復調器のプログラムをダウンラインロードするものではない。
【0008】
【発明が解決しょうとする課題】
上述した従来例では、通信を行うためのエンジンとなる復調器のプログラムをもダウンラインロードするものではなかったので、通信路品質の特性向上にかかる改善は期待できないという問題があった。すなわち、ダウンラインロード自体の品質向上が直接的に行えないという不便さを包含していた。
また、上記の再立ち上げ時には、ダウンラインロードされたプログラムに異常がある場合だけに限らず、他の原因も予想されるので、プログラムの異常を検出する処理が複雑になり、再立ち上げに時間がかかり、再びプローグラムのダウンラインロードを得るのに時間がかかるという新たな問題が発生する。
したがって、本発明は上記問題点に鑑みて、DSPのROMの交換を必要とせず、たとえ通信回線の品質を向上させるためにVSAT局にダウンラインロードされた、復調を行うDSPのプログラムに異常があっても元のバージョンに戻すための再ダウンラインロードを必要とせず、ダウンラインロードされた誤りのない新しいプログラムでVSAT局同士間の通信を可能にする衛星通信用ディジタル復調器制御システム及び方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記問題点を解決するために、通信衛星を用いて、CSC回線経由でHUB局と複数のVSAT局間、又は、トラフィック回線経由でVSAT局同士間のデータの送受信を行うディジタル衛星通信システムにおいて、データ受信に対してデフォルト・プログラム又は運用プログラムをロードし復調動作を行うディジタル信号処理部と、前記デフォルト・プログラムを格納する不揮発性記憶素子と、前記HUB局から前記CSC回線を経由してダウンラインロードされた前記運用プログラムの最新プログラムを格納する書き換え可能な記憶素子と、前記不揮発性記憶素子及び前記書き換え可能な記憶素子を択一的に選択して前記ディジタル信号処理部に接続し前記ディジタル信号処理部にデフォルト・プログラム又は運用プログラムをロードする選択回路と、前記選択回路の選択を制御し、前記VSATの起動時に前記不揮発性記憶素子から前記ディジタル信号処理部にデフォルト・プログラムをロードしてCSC回線経由で前記HUBとの受信を確立させ、受信確立後に前記書き換え可能な記憶素子から前記ディジタル信号処理部に運用プログラムをロードしCSC回線経由で前記HUBとの受信を継続し、前記VSATからの発呼を受信した場合には切り替えられた運用プログラムを用いてトラフィック回線経由で前記VSATとの受信を確立させ、切り替えられた運用プログラムを用いて前記VSATとの受信が確立できない場合には前記ディジタル信号処理にデフォルト・プログラムをロードしてCSC回線経由で前記HUBとの受信を確立し前記HUB局から前記CSC回線を経由して運用プログラムをダウンラインロードさせる切換制御部と、前記HUB局からダウンラインロードされる運用プログラムの最新プログラムのバージョンを受信し、前記バージョンと、前記書き換え可能な記憶素子に格納されている運用プログラムのバージョンとを比較し、一致しない場合には前記HUB局に前記最新プログラムのダウンラインロードの実行を要求するバージョン比較部とを備えることを特徴とするディジタル衛星通信システムを提供する。
【0010】
この手段により、デフォルト・プログラムを用いてC/Nの良い状態にあるCSC回線経由でVSATを起動し、常に新しいバージョンの復調器の運用プログラムを用いてトラフィック回線経由でVSAT局同士間の通信が可能になる。さらに、ダウンラインロードされた新しい運用プログラムに異常があってトラフィック回線を用いてVSAT局同士が受信同期確立されない場合には、デフォルト・プログラムを再びロードしHUB局からの受信のモードに戻るようにしたので、再度のダウンラインロードが始まる。
【0011】
さらに、前記VSAT局に誤りチェック・書換部を設け、前記誤りチェック・書換部は前記HUB局からダウンラインロードされた運用プログラムの最新プログラムの誤りをチェックし、誤りの無い最新プログラムに、前記書き換え可能な記憶素子に格納されている運用プログラムを書換える。
【0012】
この手段により、ダウンラインロードされた新しいプログラムの誤りがチェックされ、チェックに誤りがある場合には、新しいプログラムを再度ダウンラインロードさせ、誤りの無い新しいプログラムを予め書き換え可能な記憶素子に格納するようにしたので、誤りの無い新しいプログラムで復調が可能になる。
【0014】
好ましくは、前記バージョン比較部はCPUにより形成される。この手段により、構成が簡単になる。
好ましくは、前記HUB局から前記VSAT局に送信する回線に前記最新プログラムを重畳させてダウンラインロードする。
【0015】
この手段により、VSAT局はHUB局から新しいバージョンのプログラムをダウンラインロードすることが可能になる。
好ましくは、前記ディジタル信号処理部はディジタル復調器であり、さらに、好ましくは、前記ディジタル信号処理部はDSPである。
この手段により、バースト受信、FECの変更、復調シーケンス変更に対して、プログラムの変更が可能になる。
【0016】
好ましくは、前記ディジタル信号処理部はクロック再生部を含むディジタル復調器である。この手段により、伝送速度の変更に対して、プログラムの変更が可能になる。
好ましくは、前記不揮発性記憶素子、前記書き換え可能な記憶素子が前記ディジタル信号処理部と一体に形成される。
この手段により、前記ディジタル信号処理部に専用の不揮発性記憶素子、前記書き換え可能な記憶素子が設けられるので、処理速度が速くなる。
【0017】
好ましくは、前記不揮発性記憶素子、前記書き換え可能な記憶素子が前記ディジタル信号処理部と分離して、前記VSAT局内の不揮発性記憶素子、書き換え可能な記憶素子と兼用される。
この手段により、VSAT局の不揮発性記憶素子、前記書き換え可能な記憶素子が兼用できるので、構成が簡単になる。
【0018】
好ましくは、前記誤りチェック・書換部、前記切換制御部がCPUにより形成される。この手段により、構成が簡単になる。
さらに、本発明は、通信衛星を用いて、CSC回線経由でHUB局と複数のVSAT局間、又は、トラフィック回線経由でVSAT局同士間のデータの送受信を行うディジタル衛星通信方法において、デフォルト・プログラムを格納する工程と、前記VSATの起動時に前記デフォルト・プログラムを用いてCSC回線経由で前記HUBとの受信を確立する工程と、前記HUB局から前記CSC回線を経由してダウンラインロードされた運用プログラムの最新プログラムを格納する工程と、前記デフォルト・プログラムを用いてCSC回線経由で前記HUBとの受信確立後に前記デフォルト・プログラムから切り換えた運用プログラムを用いて前記CSC回線経由で前記HUBとの受信を継続する工程と、前記VSATからの発呼を受信した場合には運用プログラムを用いてトラフィック回線経由で前記VSATとの受信を確立する工程と、前記HUB局からダウンラインロードされる運用プログラムの最新プログラムのバージョンを受信し、前記バージョンと、既に格納されている運用プログラムのバージョンとを比較し、一致しない場合には前記HUB局に前記最新プログラムのダウンラインロードの実行を要求する工程と、運用プログラムを用いて前記VSATとの受信が確立できない場合にはデフォルト・プログラムを用いてCSC回線経由で前記HUBとの受信を確立し前記HUB局から前記CSC回線を経由して運用プログラムをダウンラインロードする工程とを備えることを特徴とするディジタル衛星通信方法を提供する。
【0019】
この手段により、上記発明と同様に、デフォルト・プログラムを用いてC/Nの良い状態にあるCSC回線経由でVSATを起動し、常に新しいバージョンの復調器の運用プログラムを用いてトラフィック回線経由でVSAT局同士間の通信が可能になる。さらに、ダウンラインロードされた新しい運用プログラムに異常があってトラフィック回線を用いてVSAT局同士が受信同期確立されない場合には、デフォルト・プログラムを再びロードしHUB局からの受信のモードに戻るようにしたので、再度のダウンラインロードが始まる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るディジタル衛星通信システムの概略構成を示す概念図である。本図に示すように、ディジタル衛星通信システムには、中心局(HUB局)101、複数の超小型地球局(VSAT局)102、103、104、通信衛星中継器107とが設けられる。
【0021】
HUB局101とVSAT局102、103、104、又はVSAT局102、103、104同士が通信衛星中継器107を介して、周波数分割多元接続(以下、FDMA)方式でシングル・チャンネル・パー・キャリア方式(以下、SCPC)の割当て要求多元接続方式(デマンドアサインマルチプルアクセス、以下DAMA)通信が行われる。
【0022】
HUB局101は、コモン・シグナリング・チャンネル(以下、CSC)通信装置111を有し、CSC通信装置111は、CSCと呼ばれる共通チャンネルのCSC外向き回線105を介して、システムに参加するすべてのVSAT局102、103、104に制御/監視信号を放送モードにて送信して、システム全体の通信制御、監視を集中的に行う。
【0023】
さらに、VSAT局102、103、104の1つに呼(VSAT局間に衛星リンクを張るための要求)が発生すると、相手のVSAT局と通信するためのトラフィック・チャンネルと呼ばれるトラフィック回線106を介して、VSAT局は相手のVSAT局から信号を受信する。
HUB局101のCSC通信装置111は、CSC送信ロジック112を有し、CSC送信ロジック112はVSAT局102、103、104で使用されるDSP最新プログラム113をインストールしておき、CSC外向き回線105に重畳させて送信し、VSAT局102、103、104にダウンラインロード(DLL)する。
【0024】
DSP最新プログラム113は、VSAT局102、103、104の後述するDSP22を動作するためのプログラムであり、VSAT局102、103、104が出荷され、設置された後に、DSP22に追加された新しい機能を含んだり、特性が改善された新しいバージョンのプログラムである。
図2は図1のVSAT局102、103、104のそれぞれの概略構成を示すブロック図である。
【0025】
本図に示すように、VSAT局102、103、104のそれぞれにはディジタル復調器21と受信信号処理部23を有する。
ディジタル復調器21にはDSP(ディジタル・シグナル・プロセッサ)22が設けられ、DSP22は、受信信号13を復調データ11にディジタル信号処理して復調を実現する復調器である。DSP22の動作は、DSP22に入力されるDSPプログラム15により規定される。
【0026】
DSPプログラム15としては、後述するROM24からのデフォルト・プログラム14、後述する書き換え可能な記憶素子25からの運用プログラム17がある。
さらに、ディジタル復調器21にはROM24が設けられ、ROM24は不揮発性記憶素子であり、DSP22を動作させるデフォルト・プログラム14を保持する。デフォルト・プログラム14は、VSAT局の起動時にCSC外向き回線105を介するHUB局101からの受信時にDSP22の復調を行うDSPプログラム15として使用される。
【0027】
さらに、ディジタル復調器21には書き換え可能な記憶素子25が設けられ、書き換え可能な記憶素子25は、例えば、フラッシュ・メモリーからなり、HUB局101からCSC外向き回線105を経由してダウンラインロード(DLL)されたDSP最新プログラム113を運用プログラム17として格納する。書き換え可能な記憶素子25に格納された運用プログラム17は、トラフィック回線106を介するVSAT局間同士のデータ受信時にDSP22のDSPプログラム15として使用される。
【0028】
このように、ディジタル復調器21に専用のROM24、書き換え可能な記憶素子25が設けられるので、処理速度が速くなる。
さらに、ディジタル復調器21には選択回路26が設けられ、選択回路26はROM24と書き換え可能な記憶素子25に接続され、ROM24からのデフォルト・プログラム14と書き換え可能な記憶素子25からの運用プログラム17を択一的に選択してDSP22にDSPプログラム15として出力する。
【0029】
上記の説明で、VSAT局の起動後、CSC外向き回線105を介するHUB局101からの受信時にデフォルト・プログラム14を使用する理由は、以下の通りである。
運用プログラム17は、前述のように、通信衛星中継器107を経由してHUB局101によりDSP最新プログラム113のDLLが実行されることにより得られる。
DSP最新プログラム113には、送信データが衛星回線上で化けたりしないように保護がかかっているが、それでも、ハード的な不具合や何かの原因で、万が一誤ってしまうと、運用プログラム17によりDSP22は復調できなくなる可能性がある。
【0030】
この場合、そのVSAT局102、103、104は、正しいプログラムを人為的にDLLを実行しない限り、自動復旧ができなくなってしまう。
したがって、フェール・セーフの観点によりCSC受信動作が保証されているデフォルト・プログラム14を用いて、最初のCSC受信が行われる。
受信信号処理部23には、バージョン比較部27、誤りチェック・書換部28、切換制御部29、受信ロジック部30が設けられる。
【0031】
先ず、バージョン比較部27は、DSP22から復調データ11の一部であるバージョンデータ12を入力しCSC外向き回線105経由で受信されたデータから読み取ったDSP最新プログラム113のバージョンと、書き換え可能な記憶素子25に格納されDSP22のDSPプログラム15として使用される運用プログラム17のバージョンとを比較し、違っていたら、DSP最新プログラム113をダウンラインロード(DLL)してもらうように、CSCの上り回線を通じてHUB局101に要求し、DLLを実行させる。
【0032】
次に、誤りチェック・書換部28は、DLLの実行で得たDSP最新プログラム113はチェックサム等によりチェックされ、誤りがあると判断される場合には、再度DLLを実行させる。
誤りチェック・書換部28は、誤りの無いDSP最新プログラム16で、書き換え可能な記憶素子25を書き換える。
【0033】
次に、切換制御部29は、切換制御信号18により、CSC外向き回線105を経由しHUB局101とVSAT局102、103、104間で通信を行う場合には選択回路26をROM24に切り換えて、DSP22に対しDSPプログラム15としてデフォルト・プログラム14を設定させ、トラフィック回線106を経由しVSAT局102、103、104間同士で通信を行う場合には選択回路26を書き換え可能な記憶素子25に切り換えて、DSP22に対してDSPプログラム15として運用プログラム17を設定させる。
【0034】
なお、切換制御部29は、書き換え可能な記憶素子25に運用プログラム17が格納されていなければ、デフォルト・プログラム14をDSPプログラム15としてDSP22に設定するよう選択回路26の切り換えを制御する。
次に、受信ロジック部30は、VSAT局102、103、104がCSCの受信を確立した後、CSCの受信同期が確立してデータを受信し始めると、これを察知して、切換制御部29に通知し、切換制御部29がDSP22のDSPプログラム15を運用プログラム17に切り換える切換制御信号18を出力できるようにする。
【0035】
図3は図1におけるディジタル衛星通信システムの一連の動作を説明するフローチャートである。
本図に示すように、ステップS300において、衛星通信用ディジタル復調器制御システムの準備として、HUB局101にて、VSAT局102、103、104で使用させるべきDSP最新プログラム113をCSC外向き回線105に重畳させて送信できるように、DSP最新プログラム113がCSC送信ロジック112にインストールされる。
【0036】
ステップS301において、VSAT局102、103、104の電源が投入される。
ステップS302において、電源投入の情報が通知されると、切換制御部29により、選択回路26が制御され、DSPプログラム14として、ROM24に格納されているデフォルト・プログラム15が選択される。
すなわち、デフォルト・プログラム14は、起動時には、ROM24からDSP22へDSPプログラム15としてがロードされるが、運用プログラム17は書き換え可能な記憶素子25からDSP22へDSPプログラム15としてロードされることはない。
【0037】
このため、VSAT局102、103、104の起動時には、ディジタル復調器21にデフォルト・プログラム14が必ずロードされることになる。
ステップS303において、DSP22では、デフォルト・プログラム14により受信信号が復調処理される。
ステップS304において、復調処理後、受信ロジック部30により、HUB局101とCSC受信同期を確立したか否かが判断される。受信同期が確立されない場合は同期確立するまでこの判断操作が繰り返される。また、受信ロジック部30により、受信動作のモード、すなわち、CSC外向き回線105を経由するCSC受信か、又はトラフィック回線106を経由するトラフィック・チャンネル受信かが認識されており、CSC受信が察知される。
【0038】
ステップS305において、受信同期確立された場合には、DSPプログラム15をデフォルト・プログラム14から運用プログラム17に切り換え、CSC受信が継続される。
ステップS306において、バージョン比較部27により、復調処理された受信データからDSP最新プログラム113のバージョンを読み取る。
ステップS307において、バージョン比較部27では、既に書き換え可能な記憶素子25に格納されている運用プログラム17のバージョンと比較し、一致するか否かを判断する。一致する場合にはステップS312に進む。
【0039】
ステップS308において、一致しない場合には、DSP最新プログラム113に対するDLLの実行がHUB局101に要求される。
ステップS309において、誤りチェック・書換部28によりHUB局101のDLL実行により得られたDSP最新プログラム113の誤りチェックがチェックサム等により行われる。誤りがある場合には誤りチェック・書換部28によりHUB局101に対して再度、DSP最新プログラム113のDLLの実行が要求される。
【0040】
ステップS310において、HUB局101によりDLLが実行された、誤りの無いDSP最新プログラム16が書き換え可能な記憶素子25に書き換えられ格納される。
このようにして、書き換え可能な記憶素子25に誤りの無いDSP最新プログラム16が運用プログラム17として格納され、使用されるが、最初は、運用プログラム17が必ずしも格納されていない場合もある。
【0041】
この場合には、デフォルト・プログラム14をDSP22に設定したまま、DSP最新プログラム113のDLLが実行されるように制御される。
DLLの実行が終了し、DSP最新プログラム113が書き換え可能な記憶素子25に格納される。
ステップS311において、VSAT局102、103、104がCSCの受信を確立した後、CSCの受信同期が確立してデータを受信し始めると、受信ロジック部30により、前述のようにCSC受信が察知され、切換制御部29にこの察知を通知し、切換制御部29がDSP22のDSPプログラム15を運用プログラム17に切り換える切換制御信号18を出力できるようにする。
【0042】
上記察知に基づいて、切換制御部29により、DSPプログラム15が、デフォルト・プログラム14から運用プログラム17に切り換えられ、書き換え可能な記憶素子25からDSP22にロードされる。
ステップS312において、運用プログラム17で、DSP22を制御して、復調動作が実行される。VSAT局102等の1つで呼が発生し、VSAT局102等の他の1つでトラフィック回線106経由で受信されるときには、トラフィック回線106のトラフィック・チャンネルがアサインされると、ディジタル復調器21は、このチャンネルに受信周波数をチューニングして、VSAT局102等同士間の受信を開始し、復調データ11を出力する。
【0043】
この切り換え時に、一旦復調動作が中断されるが、システム的な不都合は発生しない。これにより、VSAT局同士間で最新プログラムの復調が可能になる。ステップS313において、VSAT局102等間の受信同期確立がされたか否かを判断し、受信同期確立した場合には処理を終了する。受信同期確立しない場合にはステップS302に進む。
【0044】
システムの最終目的は、トラフィック回線106のトラフィック・チャンネルによる通信にある。したがって、トラフィック・チャンネルでの通信に合わせて、VSAT局102、103、104の全局で最適かつDSP最新プログラム113が常に使用できることになる。
呼が終了すると、再度、運用プログラム17のままCSC外向き回線の受信を開始し、定期的にプログラムバージョンをチェックする。前述したように、現在の運用プログラム17のバージョンと相違していれば、DLL実行の要求が出される。
これにより、現在の運用プログラム17で受信同期確立ができない場合には、HUB局101に対して、再度、最新プログラム113のDLLを要求することが可能になる。
【0045】
したがって、本発明によれば、ダウンラインロードされた新しいプログラムの誤りがチェックされ、チェックに誤りがある場合には、新しいプログラムを再度ダウンラインロードさせ、誤りの無い新しいプログラムを予め書き換え可能な記憶素子に格納するようにしたので、誤りの無い新しいプログラムでVSAT局とVSAT局間の通信が可能になり、ROMの交換が不要となった。また、従来のように、ダウンラインロードされたプログラムに異常があっても、VSAT局をリセットするだけでよく、VSAT局の再立ち上げが不要になった。
すなわち、HUB局において、更新するDSPプログラムをインストールするだけで、全VSAT局に同時に配布され、ダウンラインロードされたプログラムに異常を検出したVSAT局では、再立ち上げせずに、再度ダウンラインロードを要求して新たなプログラムを得ることが可能になる。
【0046】
図4は図2における構成の変形例を示す図である。本図に示すように、図2と比較して、ディジタル復調器21にはDSP22だけが設けられ、ROM24、書き換え可能な記憶素子25は、ディジタル復調器21の外部に設けられる。
ROM24、書き換え可能な記憶素子25は、ディジタル復調器21の専用のROM、書き換え可能な記憶素子ではなく、VSAT局102、103、104の他のROM、書き換え可能な記憶素子が兼用でき、構成が簡単になる。
【0047】
さらに、受信信号処理部23にはCPU(中央処理装置)31が設けられ、CPU31にはROM24、書き換え可能な記憶素子25が接続され、選択回路26に代わってこれに相当する動作は、CPU27によって行われる。
さらに、図2のバージョン比較部27、誤りチェック・書換部28、切換制御部29に相当する動作は、以下に説明するように、CPU31によって行われる。CPU31を用いることにより、構成が簡単になる。
【0048】
受信信号処理部23のCPU31は、ディジタル復調器21のDSP22に、その動作を規定するために、DSPプログラム15として、デフォルト・プログラム14又は運用プログラム17をロードする。
VSAT局102、103、104の電源立ち上げ時にDSP22にロードされるDSPプログラム15は、予めROM24に保持されているデフォルト・プログラム14である。
【0049】
受信ロジック部28は、デフォルト・プログラム14で復調された復調データ12からCSCの受信同期が確立してデータを受信し始めると、これを察知し、CPU31に伝える。
CPU31は、受信ロジック部28を介して入力されているCSC外向き回線の受信データ13から読み取ったDSP最新プログラム113のバージョンと運用プログラム17のバージョンとを比較し、異なっている場合、HUB局101からDSP最新プログラム113のDLLを実行してもらうように、CSCの上り回線を通じて、HUB局101に要求する。
【0050】
CPUは、HUB局101のDLL実行により得られたDSP最新プログラム113の誤りチェックをチェックサム等により行う。誤りがある場合にはCPU31はHUB局101に対して再度、DSP最新プログラム113のDLLの実行を要求する。
CPU31は、得られた誤りの無いDSP最新プログラム16を書き換え可能な記憶素子25に書き込む。
【0051】
CPU31は、VSAT局102等同士間の受信の場合には、書き換え可能な記憶素子25から運用プログラム17を読み取り、これをディジタル復調器21のDSP22にロードする。この時点で、DSP22のDSPプログラム15は、デフォルト・プログラム14から運用プログラム17に書き換わる。
以上は、ディジタル復調器21のDSP22のプログラム変更について説明を行ったが、クロック再生部の伝送速度の変更、ディジタル衛星通信システムの形態変更や機能追加等のアップグレードに対しても、同様に、ROMの交換を必要とせず、且つダウンラインロードに万が一誤りがあってもダウンラインロードされた新しいプログラムでVSAT局とVSAT局間の通信を可能にする
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ダウンラインロードされた新しいプログラムの誤りがチェックされ、チェックに誤りがある場合には、新しいプログラムを再度ダウンラインロードさせ、誤りの無い新しいプログラムを予め書き換え可能な記憶素子に格納するようにしたので、誤りの無い新しいプログラムでVSAT局とVSAT局間の通信が可能になり、ROMの交換が不要となった。また、従来のように、ダウンラインロードされたプログラムに異常があっても、VSAT局の再立ち上げが不要になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタル衛星通信システムの概略構成を示す概念図である。
【図2】図1のVSAT局102、103、104のそれぞれの概略構成を示すブロック図である。
【図3】図1におけるディジタル衛星通信システムの一連の動作を説明するフローチャートである。
【図4】図2における構成の変形例を示す図である。
【符号の説明】
11…復調データ
12…バージョンデータ
13…受信信号
14…デフォルト・プログラム
15…DSPプログラム
16…誤りの無いDSP最新プログラム
17…運用プログラム
18…切換制御信号
21…ディジタル復調器
22…DSP
23…受信信号処理部
24…ROM
25…書き換え可能な記憶素子
26…選択回路
27…バージョン比較部
28…誤りチェック部
29…書換・切換制御部
30…受信ロジック部
31…CPU
101…HUB局
102〜104…VSAT局
105…CSC外向き回線
106…トラフィック回線
107…通信衛星中継器
111…CSC通信装置
112…CSC送信ロジック
113…DSPの最新プログラム
Claims (11)
- 通信衛星を用いて、CSC回線経由でHUB局と複数のVSAT局間、又は、トラフィック回線経由でVSAT局同士間のデータの送受信を行うディジタル衛星通信システムにおいて、
データ受信に対してデフォルト・プログラム又は運用プログラムをロードし復調動作を行うディジタル信号処理部と、
前記デフォルト・プログラムを格納する不揮発性記憶素子と、
前記HUB局から前記CSC回線を経由してダウンラインロードされた前記運用プログラムの最新プログラムを格納する書き換え可能な記憶素子と、
前記不揮発性記憶素子及び前記書き換え可能な記憶素子を択一的に選択して前記ディジタル信号処理部に接続し前記ディジタル信号処理部にデフォルト・プログラム又は運用プログラムをロードする選択回路と、
前記選択回路の選択を制御し、前記VSATの起動時に前記不揮発性記憶素子から前記ディジタル信号処理部にデフォルト・プログラムをロードしてCSC回線経由で前記HUBとの受信を確立させ、受信確立後に前記書き換え可能な記憶素子から前記ディジタル信号処理部に運用プログラムをロードしCSC回線経由で前記HUBとの受信を継続し、前記VSATからの発呼を受信した場合には切り替えられた運用プログラムを用いてトラフィック回線経由で前記VSATとの受信を確立させ、切り替えられた運用プログラムを用いて前記VSATとの受信が確立できない場合には前記ディジタル信号処理にデフォルト・プログラムをロードしてCSC回線経由で前記HUBとの受信を確立し前記HUB局から前記CSC回線を経由して運用プログラムをダウンラインロードさせる切換制御部と、
前記HUB局からダウンラインロードされる運用プログラムの最新プログラムのバージョンを受信し、前記バージョンと、前記書き換え可能な記憶素子に格納されている運用プログラムのバージョンとを比較し、一致しない場合には前記HUB局に前記最新プログラムのダウンラインロードの実行を要求するバージョン比較部とを備えることを特徴とするディジタル衛星通信システム。 - さらに、前記VSAT局に誤りチェック・書換部を設け、前記誤りチェック・書換部は前記HUB局からダウンラインロードされた運用プログラムの最新プログラムの誤りをチェックし、誤りの無い最新プログラムに、前記書き換え可能な記憶素子に格納されている運用プログラムを書換えることを特徴とする請求項1に記載のディジタル衛星通信システム。
- 前記バージョン比較部はCPUにより形成されることを特徴とする、請求項1に記載のディジタル衛星通信システム。
- 前記HUB局から前記VSAT局に送信する回線に前記最新プログラムを重畳させてダウンラインロードすることを特徴とする、請求項1に記載のディジタル衛星通信システム。
- 前記ディジタル信号処理部はディジタル復調器であることを特徴とする、請求項1に記載のディジタル衛星通信システム。
- 前記ディジタル信号処理部はDSPであることを特徴とする、請求項7に記載のディジタル衛星通信システム。
- 前記ディジタル信号処理部はクロック再生部を含むディジタル復調器であることを特徴とする、請求項1に記載のディジタル衛星通信システム。
- 前記不揮発性記憶素子、前記書き換え可能な記憶素子が前記ディジタル信号処理部と一体に形成されることを特徴とする、請求項1に記載のディジタル衛星通信システム。
- 前記不揮発性記憶素子、前記書き換え可能な記憶素子が前記ディジタル信号処理部と分離して、前記VSAT局内の不揮発性記憶素子、書き換え可能な記憶素子と兼用されることを特徴とする、請求項1に記載のディジタル衛星通信システム。
- 前記誤りチェック・書換部、前記切換制御部がCPUにより形成されることを特徴とする、請求項1に記載のディジタル衛星通信システム。
- 通信衛星を用いて、CSC回線経由でHUB局と複数のVSAT局間、又は、トラフィック回線経由でVSAT局同士間のデータの送受信を行うディジタル衛星通信方法において、
デフォルト・プログラムを格納する工程と、
前記VSATの起動時に前記デフォルト・プログラムを用いてCSC回線経由で前記HUBとの受信を確立する工程と、
前記HUB局から前記CSC回線を経由してダウンラインロードされた運用プログラムの最新プログラムを格納する工程と、
前記デフォルト・プログラムを用いてCSC回線経由で前記HUBとの受信確立後に前記デフォルト・プログラムから切り換えた運用プログラムを用いて前記CSC回線経由で前記HUBとの受信を継続する工程と、
前記VSATからの発呼を受信した場合には運用プログラムを用いてトラフィック回線経由で前記VSATとの受信を確立する工程と、
前記HUB局からダウンラインロードされる運用プログラムの最新プログラムのバージョンを受信し、前記バージョンと、既に格納されている運用プログラムのバージョンとを比較し、一致しない場合には前記HUB局に前記最新プログラムのダウンラインロードの実行を要求する工程と、
運用プログラムを用いて前記VSATとの受信が確立できない場合にはデフォルト・プログラムを用いてCSC回線経由で前記HUBとの受信を確立し前記HUB局から前記CSC回線を経由して運用プログラムをダウンラインロードする工程とを備えることを特徴とするディジタル衛星通信方法。
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