JP3590374B2 - 車両用周辺監視装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用周辺監視装置に係り、特に、運転者のスイッチ操作に応じて互いに異なる領域の撮像画像を表示ディスプレイに表示するうえで好適な車両用周辺監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば特開2000−172996号公報に開示される如く、車両周囲の互いに異なる領域が撮影されている複数の撮像画像を択一的に又は合成して表示ディスプレイに表示する車両用周辺監視装置が知られている。この装置は、車両前部および後部に配置された複数のカメラを備えており、車両周囲の互いに異なる領域が撮影された複数の撮像画像を取得し得る。また、この装置は、表示ディスプレイの画像表示を切り替えるための運転者が操作可能なスイッチ(以下、画像切替スイッチと称す)を有している。
【0003】
上記従来の装置において、運転者が例えば車両を左方に寄せるための“左寄せ”スイッチを選択すると、表示ディスプレイには、左前方又は左後方が撮影された撮像画像が表示される。また、運転者が車両を右方に寄せるための“右寄せ”スイッチを選択すると、表示ディスプレイには、右前方又は右後方の撮像画像が表示される。このように、上記従来の車両用周辺監視装置においては、画像切替スイッチの操作により運転者の望む領域が撮影された撮像画像が表示ディスプレイに表示されるため、運転者に障害物との接近の有無等を表示ディスプレイ上で認識させることができ、運転者による安全走行を確保することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した画像切替スイッチが、運転者が車両運転中に適宜回転操作するステアリングホイールとは異なる車室内の例えばインストルメントパネル近傍に配設されている構成では、運転者が車両運転中にそのスイッチを操作するのにステアリングホイールから手を離す必要があるため、その操作性が悪い。従って、画像切替スイッチの操作性の悪化を防止するうえでは、その画像切替スイッチをステアリングホイールに配設することが適切となる。
【0005】
しかしながら、車両の側方が撮影されている撮像画像の表示ディスプレイへの表示が要求されるタイミングは、ステアリングホイールが運転者により操作され、車両が旋回する時期であることが多いので、車両側方の撮像画像の表示を要求する画像切替スイッチがステアリングホイールに配設されているものとすると、ステアリングホイールの回転により画像切替スイッチの位置変化が生ずるため、運転者が車両旋回中にそのスイッチを適切に操作することが困難となる。
【0006】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、表示ディスプレイに表示すべき撮像画像に対応した良好な操作性を確保することが可能な車両用周辺監視装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、請求項1に記載する如く、第1のスイッチが操作された場合に、車両前端よりも前方または車両後端よりも後方が撮影されている撮像画像を運転者が視認可能な表示ディスプレイに表示すると共に、第2のスイッチが操作された場合に、車両前端と車両後端との間の側方が撮影されている撮像画像を前記表示ディスプレイに表示する車両用周辺監視装置であって、
前記第1のスイッチを、車両の操舵方向が変化するように運転者により回転操作されるステアリングホイールに設けると共に、
前記第2のスイッチを、前記ステアリングホイールとは異なる運転席周辺の固定部に設けた車両用周辺監視装置により達成される。
【0008】
請求項1記載の発明において、ステアリングホイールが回転操作される状況下で操作される可能性の低い第1のスイッチは、ステアリングホイールに配設されている。このため、スイッチがステアリングホイールに配設されないことに起因する操作性の悪化は防止される。また、ステアリングホイールが回転操作される状況下で操作される可能性の高い第2のスイッチの位置は、ステアリングホイールの回転に伴って変化しない。このため、ステアリングホイールの回転に伴う位置変化に起因する操作性の悪化は防止される。従って、本発明によれば、表示ディスプレイに表示すべき撮像画像に対応した良好な操作性を確保することができる。
【0009】
尚、本発明において、「車両前端よりも前方または車両後端よりも後方が撮影されている撮像画像」とは、車両前方または車両後方の撮像画像と共に、車両前端から車両側方のみが撮影されている撮像画像を含んでいる。また、「車両前端と車両後端との間の側方が撮影されている撮像画像」とは、車両前端と車両後端との間の側方が主として撮影されている撮像画像のことであり、車両側方の撮像画像と共に、車両側部から車両前側方の撮像画像を含んでいる。
【0010】
また、上記の目的は、請求項2に記載する如く、第1のスイッチが操作された場合に、車両前端よりも前方または車両後端よりも後方が撮影されている撮像画像を運転者が視認可能な表示ディスプレイに表示すると共に、第2のスイッチが操作された場合に、車両前端と車両後端との間の側方が撮影されている撮像画像を前記表示ディスプレイに表示する車両用周辺監視装置であって、
前記第1のスイッチを、車両の操舵方向が変化するように運転者により回転操作されるステアリングホイールの、回転中心部とは異なる部位に設けると共に、
前記第2のスイッチを、前記ステアリングホイールの前記回転中心部に設けた車両用周辺監視装置により達成される。
【0011】
請求項2記載の発明において、ステアリングホイールが回転操作される状況下で操作される可能性の低い第1のスイッチは、ステアリングホイールの回転中心部とは異なる部位に配設されていると共に、ステアリングホイールが回転操作される状況下で操作される可能性の高い第2のスイッチは、ステアリングホイールの回転中心部に配設されている。このため、スイッチがステアリングホイールに配設されないことに起因する操作性の悪化は防止されると共に、第2のスイッチについてステアリングホイールの回転に伴う位置変化に起因する操作性の悪化は防止される。従って、本発明によれば、表示ディスプレイに表示すべき撮像画像に対応した良好な操作性を確保することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1実施例である車両用周辺監視装置10のシステム構成図を示す。本実施例の車両用周辺監視装置10を搭載する車両は、運転席を車両右側に有し、前輪を転舵輪としかつ後輪を非転舵輪とする車両である。本実施例において、車両用周辺監視装置10は、モニタ用電子制御コンピュータ(以下、単にコンピュータと称す)12を備えており、ECU12により制御される。
【0013】
コンピュータ12には、車両後部のドア中央に配設されたバックカメラ14、車両前部のグリル中央に配設されたブラインドコーナーカメラ16、及び、車両の運転席側とは反対側の側部(例えば、ドアミラーステー)に配設されたサイドカメラ18が接続されている。尚、バックカメラ14およびブラインドコーナーカメラ16を車両後部または車両前部のバンパ等に配設することとしてもよく、また、サイドカメラ18をドアミラーステー以外の側部に配設することとしてもよい。
【0014】
図2は、本実施例における各カメラ14〜18の撮影領域を表した図を示す。尚、図2には各カメラ14〜18の撮影領域が斜線で示されており、図2(A)は車両20の正面図が、図2(B)は車両20の側面図が、それぞれ示されている。図2に示す如く、バックカメラ14は、車両20の後部から後方に指向された光軸を有し、その後方に広がる運転者の死角領域を含む所定領域を撮影する。ブラインドコーナーカメラ16は、車両20の前部から左右方向それぞれに指向された光軸を有し、前部左方に広がる所定領域および前部右方に広がる所定領域を撮影する。また、サイドカメラ18は、車両20の側部から側方および前側方に指向された光軸を有し、その方向に広がる運転者の死角領域を含む所定領域を撮影する。各カメラ14〜18の撮影した画像(以下では、それぞれ、後方撮像画像、ブラインド撮像画像、及び側方撮像画像と称す)は、それぞれ、コンピュータ12に供給されている。
【0015】
図1に示す如く、コンピュータ12には、表示ディスプレイ22が接続されている。表示ディスプレイ22は、運転者が視認可能となるように車室内のコンソール等に配設されている。コンピュータ12は、後述する規則に従って、バックカメラ14による後方撮像画像、ブラインドコーナーカメラ16によるブラインド撮像画像、及び、サイドカメラ18による側方撮像画像のうち一の撮像画像を選択し、その撮像画像が表示ディスプレイ22に表示されるように表示ディスプレイ22を駆動する。
【0016】
コンピュータ12には、また、バックカメラ要求スイッチ24、ブラインドカメラ要求スイッチ26、及び、サイドカメラ要求スイッチ28が接続されている。以下、バックカメラ要求スイッチ24、ブラインドカメラ要求スイッチ26、及び、サイドカメラ要求スイッチ28を総称する場合は、単に要求スイッチ24〜28と称す。
【0017】
図3は、本実施例における各要求スイッチ24〜28の配設位置を説明するための図を示す。図3に示す如く、各要求スイッチ24〜28は、それぞれ運転者が操作可能となるように車室内に配設されている。具体的には、各要求スイッチ24〜28のうちバックカメラ要求スイッチ24及びブラインドカメラ要求スイッチ26は、車両20に搭乗した運転者が車両20の操舵方向を変化させるために回転操作するステアリングホイール30の表面に配設されていると共に、サイドカメラ要求スイッチ28は、バックカメラ要求スイッチ24及びブラインドカメラ要求スイッチ26とは異なり、ステアリングホイール30の回転操作に伴って位置変化しない運転席周辺のインパネ32近傍に配設されている。
【0018】
尚、サイドカメラ要求スイッチ28は、ステアリングホイール30の回転操作に伴って位置変化しない運転席周辺のコンソール34等に配設されることとしてもよいし、また、例えば表示ディスプレイ22の画面上にタッチパネル式に現れるものとしてもよい。
【0019】
バックカメラ要求スイッチ24は、運転者が表示ディスプレイ22にバックカメラ14による後方撮像画像の表示を要求しているか否かに応じた信号を出力するスイッチである。ブラインドカメラ要求スイッチ26は、運転者が表示ディスプレイ22にブライドコーナーカメラ16によるブラインド撮像画像の表示を要求しているか否かに応じた信号を出力するスイッチである。また、サイドカメラ要求スイッチ28は、運転者が表示ディスプレイ22にサイドカメラ18による側方撮像画像の表示を要求しているか否かに応じた信号を出力するスイッチである。各要求スイッチ24〜28の出力信号は、それぞれコンピュータ12に供給されている。コンピュータ12は、各要求スイッチ24〜28の出力信号に基づいて、運転者が表示ディスプレイ22に表示を要求する撮像画像を特定する。
【0020】
コンピュータ12は、バックカメラ要求スイッチ24、ブラインドカメラ要求スイッチ26、及びサイドカメラ要求スイッチ28の出力信号に基づいて特定した運転者が要求する撮像画像を表示ディスプレイ22に表示する。尚、表示ディスプレイ22に後方撮像画像が表示される際は、その画像は、運転者の視認性を向上させるべく、バックカメラ18が現に撮影した画像と左右反対の画像となる。
【0021】
コンピュータ12は、タイマ40を内蔵している。タイマ40は、要求スイッチ24〜28により表示ディスプレイ22への撮像画像の表示が開始された後の時間(一のカメラによる撮像画像から他のカメラによる撮像画像へ切り替わってからの時間も含む)を計数するタイマである。コンピュータ12は、タイマ40の計数値が所定のしきい値に達した場合に、表示ディスプレイ22における撮像画像の表示を中止する。尚、タイマ40のしきい値は、表示ディスプレイ22への表示が開始された各カメラ14〜18による撮像画像に応じて異なるものとしてもよい。
【0022】
図4は、本実施例においてバックカメラ14による後方撮像画像を表示ディスプレイ22に表示すべき状況を説明するための図を示す。図5は、本実施例においてブラインドコーナーカメラ16によるブラインド撮像画像を表示ディスプレイ22に表示すべき状況を説明するための図を示す。また、図6は、本実施例においてサイドカメラ18による側方撮像画像を表示ディスプレイ22に表示すべき状況を説明するための図を示す。尚、図4(A)、図5(A)、及び図6(A)には各状況を模式的に表した図が、図4(B)、図5(B)、及び図6(B)には表示ディスプレイ22に表示される撮像画像を表した図が、それぞれ示されている。
【0023】
車両後方は運転者にとって死角の多い領域である。従って、例えば図4(A)に示す如く車両20が障害物50の近傍まで障害物50に接触することなく後退するためには、車両後方の視界を運転者に提供することにより車両20と障害物50との離間距離を運転者に把握させることが適切である。本実施例において、運転者は、車両20を障害物50の近傍まで後退させる場合、バックカメラ要求スイッチ24を操作することにより、バックカメラ14による後方撮像画像の表示ディスプレイ22への表示を要求する。この場合、コンピュータ12は、バックカメラ14による後方撮像画像を図4(B)に示す如く表示ディスプレイ22に表示する。
【0024】
また、コンピュータ12は、ステアリングホイール30の操舵角等に基づいて、車両20が現時点における操舵角で移動した場合に走行すると予想される軌跡(以下、予想移動軌跡と称す;図4(B)において斜線で示す)Xを演算すると共に、仮に車両20が左右それぞれについて許容されている最大の操舵角で移動した場合に走行すると予想される旋回外側の軌跡(以下、最大移動軌跡と称す;図4(B)において破線で示す)Yを演算する。そして、バックカメラ14による後方撮像画像が表示されている表示ディスプレイ22に、予想移動軌跡X及び最大移動軌跡Yを重畳表示すると共に、車両20の後端部から所定距離(例えば、50cmおよび1m)だけ離間する車幅方向に延在する2本の線(以下、距離目安線と称す;図4(B)において一点鎖線で示す)Mを、車幅分だけ離間する車両進行方向に延在する2本の予想移動軌跡Xに直交するように重畳表示する。
【0025】
このように、車両20が障害物50近傍まで後退される際にバックカメラ要求スイッチ24が操作されれば、車両後方の視界が各種補助線と共に表示ディスプレイ22を介して運転者に提供されることとなるので、運転者が車両20と障害物50との離間距離を把握することが可能となり、車両20を障害物50に接触させることなく後退させることが可能となる。
【0026】
また、例えば図5(A)に示す如く車両20が障害物52,54により見通しの悪い道路56から道路58へ適切に進入するためには、道路56と道路58との境界地点からの視界を運転者に提供することにより道路58の状況を運転者に把握させることが適切である。本実施例において、運転者は、車両20を見通しの悪い道路56から道路58へ進入させる場合、ブラインドカメラ要求スイッチ26を操作することにより、ブラインドコーナーカメラ16によるブラインド撮像画像の表示ディスプレイ22への表示を要求する。この場合、コンピュータ12は、ブラインドコーナーカメラ16によるブラインド撮像画像を図5(B)に示す如く表示ディスプレイ22に表示する。
【0027】
このように、車両20が見通しの悪い道路56から道路58へ進入する際にブラインドカメラ要求スイッチ26が操作されれば、道路56と道路58との境界地点からの視界が表示ディスプレイ22を介して運転者に提供されることとなるので、運転者が目視することなく道路58の状況を把握することが可能となり、見通しの悪い道路56から道路58へ適切に進入することが可能となる。
【0028】
更に、例えば図6(A)に示す如く車両20が左折時等に障害物60に接触することなく左旋回するためには、旋回内側の車両左側方の視界を運転者に提供することにより車両20と障害物60との離間距離を運転者に把握させることが適切である。本実施例において、運転者は、車両20を障害物60に接触しないように左旋回させる場合、サイドカメラ要求スイッチ28を操作することにより、サイドカメラ18による側方撮像画像の表示ディスプレイ22への表示を要求する。この場合、コンピュータ12は、サイドカメラ18による側方撮像画像を図6(B)に示す如く表示ディスプレイ22に表示する。
【0029】
また、コンピュータ12は、ステアリングホイール30の操舵角等に基づいて、左旋回時に車体のうち最も小さい半径で移動する旋回内側の後輪が実際に通過すると予想される軌跡(以下、内輪予想軌跡と称す)Nを演算する。そして、サイドカメラ18による側方撮像画像が表示されている表示ディスプレイ22に、内輪予想軌跡Nを重畳表示すると共に、サイドカメラ18と車体との位置関係から定まる車両20の車幅を表す延長線(以下、車幅延長線と称す)Zを重畳表示する。尚、この際、内輪予想軌跡Nと車幅延長線Zとを、表示ディスプレイ22上で形状や彩色等が互いに異なるように表示することとしてもよい。
【0030】
このように、車両20が左折時等に左旋回する際にサイドカメラ要求スイッチ28が操作されれば、車両側方の視界が各種補助線と共に表示ディスプレイ22を介して運転者に提供されることとなるので、運転者が車両20と障害物60との離間距離を把握することが可能となり、車両20を障害物60に接触させることなく左旋回させることが可能となる。
【0031】
更に、コンピュータ12は、各要求スイッチ24〜28の操作に伴ってカメラ14〜18による撮像画像を表示ディスプレイ22に表示する際に、その画像が示す車両周囲の撮影領域を図4(B)、図5(B)、又は図6(B)に示す如く模式的に表示ディスプレイ22の画面上の適当な位置に表示する。かかる構成によれば、運転者に、要求スイッチ24〜28が操作された後に表示ディスプレイ22に表示されている撮像画像が示す車両周囲の撮影領域を適切にかつ速やかに把握させることが可能となる。
【0032】
ところで、車両後方が撮影されている撮像画像または車両前部左右方向が撮影されている撮像画像の表示ディスプレイ22への表示が要求されるタイミングは、すなわち、バックカメラ要求スイッチ24及びブラインドカメラ要求スイッチ26が操作されるタイミングは、ステアリングホイール30がほぼ中立位置に維持された状態であることが多い。これに対して、車両側方が撮影されている撮像画像の表示ディスプレイ22への表示が要求されるタイミングは、すなわち、サイドカメラ要求スイッチ28が操作されるタイミングは、ステアリングホイール30が中立位置に維持された状態に限らず、回転操作された状態であることも多い。
【0033】
このため、バックカメラ要求スイッチ24及びブラインドカメラ要求スイッチ26がステアリングホイール30の表面に配設されていても、運転者がそれらのスイッチ24,26を操作することが困難となる事態は生じない一方、サイドカメラ要求スイッチ28がステアリングホイール30の表面に配設されているものとすると、ステアリングホイール30の回転操作によりステアリングホイール30上におけるサイドカメラ要求スイッチ28の位置が変化するため、そのサイドカメラ要求スイッチ28を運転者が車両旋回中に適切に操作することが困難となる。従って、サイドカメラ要求スイッチ28の良好な操作性を確保するうえでは、そのスイッチ28がステアリングホイール30の表面に配設されていることは適切でない。
【0034】
そこで、本実施例において、バックカメラ要求スイッチ24及びブラインドカメラ要求スイッチ26はステアリングホイール30の表面に配設される一方、サイドカメラ要求スイッチ28は、バックカメラ要求スイッチ24及びブラインドカメラ要求スイッチ26と異なり、ステアリングホイール30の操作に伴って位置変化しない運転席周辺のインパネ32近傍に配設される。
【0035】
かかる構成によれば、バックカメラ要求スイッチ24及びブラインドカメラ要求スイッチ26が車両運転中に運転者が適宜回転操作するステアリングホイール30に配設され、運転者がステアリングホイール30から手を離すことなく操作可能であるため、操作性の向上が図られていると共に、ステアリングホイール30が回転操作される状況下で操作されることが多いサイドカメラ要求スイッチ28がステアリングホイール30の回転操作に伴って位置変化しないため、サイドカメラ要求スイッチ28の、ステアリング操作に伴う位置変化に起因する操作性の悪化が防止される。従って、本実施例の構成によれば、表示ディスプレイ22に表示すべき撮像画像に対応した良好な操作性を確保することが可能となり、車両周辺の状況を適切にかつ速やかに運転者に提供することが可能となっている。
【0036】
尚、上記の第1実施例においては、バックカメラ要求スイッチ24及びブラインドカメラ要求スイッチ26が特許請求の範囲に記載した「第1のスイッチ」に、サイドカメラ要求スイッチ28が特許請求の範囲に記載した「第2のスイッチ」に、運転席周辺のインパネ32が特許請求の範囲に記載した「固定部」に、それぞれ相当している。
【0037】
次に、上記図1及び図3と共に、図7を参照して、本発明の第2実施例について説明する。
【0038】
上記した第1実施例では、サイドカメラ要求スイッチ28が、ステアリングホイール30と異なる運転席周辺のインパネ32近傍に配設されている。これに対して、本実施例においては、サイドカメラ要求スイッチ100が、ステアリングホイール30の表面に配設される。
【0039】
図7は、本実施例における各要求スイッチ24、26、及び100の配設位置を説明するための図を示す。尚、図7において、上記図3に示す構成部分と同一の構成部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0040】
図7に示す如く、サイドカメラ要求スイッチ100は、バックカメラ要求スイッチ24及びブラインドカメラ要求スイッチ26と同様に、ステアリングホイール30の表面に配設されている。サイドカメラ要求スイッチ100は、ステアリングホイール30の表面の回転中心部を含む例えば2,3cm程度の半径を有する領域を専有している。また、バックカメラ要求スイッチ24及びブラインドカメラ要求スイッチ26は共に、ステアリングホイール30の表面に、サイドカメラ要求スイッチ100に対して径方向に隣接して配設されている。
【0041】
サイドカメラ要求スイッチ100は、運転者が表示ディスプレイ22にサイドカメラ18による側方撮像画像の表示を要求しているか否かに応じた信号を出力するスイッチである。サイドカメラ要求スイッチ100の出力信号は、コンピュータ12に供給されている。コンピュータ12は、サイドカメラ要求スイッチ100の出力信号に基づいて、運転者がサイドカメラ18による側方撮像画像の表示を要求しているか否かを判別し、その要求が生じている場合にサイドカメラ18による側方撮像画像を表示ディスプレイ22に表示する。
【0042】
かかる構成において、サイドカメラ要求スイッチ100は、ステアリングホイール30の表面のその回転中心部に設けられているため、ステアリングホイール30が回転操作された場合でも、その回転操作に伴ってステアリングホイール30上で位置変化しない。このため、ステアリングホイール30が回転操作される状況下で操作されることが多いサイドカメラ要求スイッチ100の、ステアリング操作に伴う位置変化に起因する操作性の悪化を防止することができる。
【0043】
従って、本実施例の構成においても、上記した第1実施例の構成と同様に、表示ディスプレイ22に表示すべき撮像画像に対応した良好な操作性を確保することが可能となると共に、すべての要求スイッチ24、26、及び100がステアリングホイール30に配設され、運転者がステアリングホイール30から手を離すことなく操作可能であるため、操作性の更なる向上を図ることが可能となっている。
【0044】
尚、上記の第2実施例においては、サイドカメラ要求スイッチ100が特許請求の範囲に記載した「第2のスイッチ」に相当している。
【0045】
ところで、上記の第1及び第2実施例においては、要求スイッチ24〜28が操作されることにより表示ディスプレイ22への撮像画像の表示を開始すると共に、その開始後、所定の時間が経過した場合にその表示を中止することとしているが、表示を中止する手法はこれに限定されるものではなく、別の要求スイッチ24〜28が操作された場合に表示を中止することとしてもよいし、また、ステアリングホイール30の操舵角等の車両状態に従って表示を中止することとしてもよい。
【0046】
また、上記の第1及び第2実施例においては、車体後部に後方領域を撮影するバックカメラ14を、車体前部に車両前部左右方向を撮影するブラインドカメラ16を、車体側部に側方領域を撮影するサイドカメラ18をそれぞれ配設する構成において、ステアリングホイール30に配設するスイッチとしてバックカメラ要求スイッチ24及びブラインドカメラ要求スイッチ26を用いているが、車体前部に車両前方を撮影するカメラを配設する構成においては、そのカメラによる撮像画像の表示ディスプレイ22への表示を要求するスイッチをステアリングホイール30に配設することとしてもよい。
【0047】
また、上記の第1及び第2実施例においては、車体後部に後方領域を撮影するバックカメラ14を、車体前部に車両前部左右方向を撮影するブラインドカメラ16を、車体側部に側方領域を撮影するサイドカメラ18をそれぞれ配設する構成において、車両後方の状況を運転者に提供する場合はバックカメラ14による後方撮像画像を表示ディスプレイ22に表示し、車両前部左右方向の状況を運転者に提供する場合はブラインドカメラ16によるブラインド撮像画像を表示し、車両側方の状況を運転者に提供する場合はサイドカメラ18による側方撮像画像を表示することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、車両周囲の全領域を撮影可能な一のカメラを車両に配設し、そのカメラを適宜運転者に提供すべき方向に指向することにより、表示ディスプレイ22に表示する撮像画像について領域の切り替えを行うこととしてもよい。
【0048】
また、上記の第1及び第2実施例において、車両用周辺監視装置10を、後輪RL,RRを非転舵輪にしかつ前輪FL,FRを転舵輪とする車両が適用されているが、前輪FL,FRを非転舵輪としかつ後輪RL,RRを転舵輪とした車両に適用することも可能である。また、運転席を車両右側に有する車両が適用されているが、運転席を車両左側に有する車両に適用することも可能である。
【0049】
更に、上記の第1及び第2実施例においては、サイドカメラ18が運転席側とは反対側の側部にのみ配設され、その画像が表示ディスプレイ22に表示され得る。このため、本実施例によれば、運転席側の車両側方に比べて運転者にとって死角領域が広い運転席側と反対側の車両側方の状況を運転者に提供することが可能となっている。尚、サイドカメラ18を運転席側と反対側の側部に限らず運転席側の側部に配設し、それらの画像を表示ディスプレイ22に表示し得ることとしてもよい。かかる構成においては、運転者の操作負担の増大及び視認性の低下を招くことなく、運転者が右折確認のためにサイドカメラによる側方撮像画像の表示を要求した際には、車両が接触し易くなる部位の周囲の状況、すなわち、運転者の欲する注意すべき車両周囲の状況を的確に提供することができ、運転者に右折時の安全走行を行わせるうえで注意を喚起することが可能となる。
【発明の効果】
上述の如く、請求項1記載の発明によれば、車両側方の撮像画像を表示ディスプレイに表示するための第2のスイッチをステアリングホイールとは異なる部位に設けたことで、表示ディスプレイに表示すべき撮像画像に対応した良好な操作性を確保することができる。
【0050】
また、請求項2記載の発明によれば、車両側方の撮像画像を表示ディスプレイに表示するための第2のスイッチを、ステアリングの回転に伴って位置変化しないその回転中心部に設けたことで、表示ディスプレイに表示すべき撮像画像に対応した良好な操作性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である車両用周辺監視装置のシステム構成図である。
【図2】本実施例の車両用周辺監視装置が有する各カメラの撮影領域を表した図である。
【図3】本実施例の車両用周辺監視装置が有する各要求スイッチの配設位置を説明するための図である。
【図4】本実施例においてバックカメラによる後方撮像画像を表示ディスプレイに表示すべき状況を説明するための図である。
【図5】本実施例においてブラインドコーナーカメラによるブラインド撮像画像を表示ディスプレイに表示すべき状況を説明するための図である。
【図6】本実施例においてサイドカメラによる側方撮像画像を表示ディスプレイに表示すべき状況を説明するための図である。
【図7】本発明の第2実施例である車両用周辺監視装置が有する各要求スイッチの配設位置を説明するための図である。
【符号の説明】
10 車両用周辺監視装置
12 コンピュータ
14 バックカメラ
16 ブラインドコーナーカメラ
18 サイドカメラ
22 表示ディスプレイ
24 バックカメラ要求スイッチ
26 ブラインドカメラ要求スイッチ
28,100 サイドカメラ要求スイッチ
30 ステアリングホイール
32 インパネ
Claims (2)
- 第1のスイッチが操作された場合に、車両前端よりも前方または車両後端よりも後方が撮影されている撮像画像を運転者が視認可能な表示ディスプレイに表示すると共に、第2のスイッチが操作された場合に、車両前端と車両後端との間の側方が撮影されている撮像画像を前記表示ディスプレイに表示する車両用周辺監視装置であって、
前記第1のスイッチを、車両の操舵方向が変化するように運転者により回転操作されるステアリングホイールに設けると共に、
前記第2のスイッチを、前記ステアリングホイールとは異なる運転席周辺の固定部に設けたことを特徴とする車両用周辺監視装置。 - 第1のスイッチが操作された場合に、車両前端よりも前方または車両後端よりも後方が撮影されている撮像画像を運転者が視認可能な表示ディスプレイに表示すると共に、第2のスイッチが操作された場合に、車両前端と車両後端との間の側方が撮影されている撮像画像を前記表示ディスプレイに表示する車両用周辺監視装置であって、
前記第1のスイッチを、車両の操舵方向が変化するように運転者により回転操作されるステアリングホイールの、回転中心部とは異なる部位に設けると共に、
前記第2のスイッチを、前記ステアリングホイールの前記回転中心部に設けたことを特徴とする車両用周辺監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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