JP3589409B2 - 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達方法およびシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、通信ネットワークに関し、特に、分散コンピューティング環境が定常状態のときにはトポロジ伝達機構がメッセージ通信を生成しない、分散コンピューティング環境における様々なノードで共通ネットワーク・トポロジ・データベースを維持する手法に関する。
【0002】
【従来の技術】
通信ネットワークは、一般に、通信リンク(すなわち伝送グループ)を通じて相互接続されたネットワーク・ノードとエンド・ノードの集合体として定義することができる。ネットワーク・ノードは、自身と隣接する(あるいは近隣の)ノードとの間でメッセージをルーティングする、ネットワーク・ノードとエンド・ノードとの間を伝送すべきメッセージ用に経路選択を行なう、接続しているエンド・ノードにディレクトリ・サービスを備え付ける、といったネットワーク内のある種の機能を提供するデータ処理システムとして特徴付けることができる(ディレクトリ・サービスとは、ネットワーク上の装置がサービスの提供先を判断することができるようにするサービスのことである)。ノード間のリンクには、既存のケーブル接続など永続的な通信リンク、あるいは、ダイヤルアップ電話接続など必要なときだけ使用可能なリンクを用いることができる。エンド・ノードの例としては、ネットワークの他のノードにルーティング(すなわち経路選択)あるいはディレクトリ・サービスを提供しないディスプレイ端末、インテリジェント・ワークステーション、プリンタなどが挙げられる。ネットワーク・ノード、エンド・ノード、およびノード間にある伝送グループは、一括して、ネットワーク資源と呼ばれている。ネットワークにおける様々なノードとリンク(およびそれらの状態)の物理的な構成と特徴は、ネットワークのトポロジ(接続形態)と呼ばれている。
【0003】
どのようなネットワークでも、任意の2つのノード間でメッセージを伝送することができるようになるまでには、接続を確立するのに責任のある人間のオペレータ(あるいはデータ処理装置)は、ネットワーク・トポロジに関する適切かつ最新のファイル(あるいはデータベース)を必要とする。
【0004】
トポロジ・データベースを維持する作業を、人間の関与をなくしてネットワーク機器に任せてしまうという試みがなされたが、それはうまくいった。たとえば、通信制御機能を実行している各プロセッサは、自身が管理している資源の状態の変化を他のプロセッサに通知することができる。当該他のプロセッサは、これらのトポロジ更新メッセージを使ってネットワーク・トポロジ・データベースの自分用のコピーを修正あるいは変更する。
【0005】
分散コンピューティング・システムでは、当該システムを構成するノードに複数のネットワークが接続していることがある。この場合、全てのノードが全てのネットワークに接続されていなくともかまわないし、また、同じネットワークに接続されていない任意の2つのノードの間にメッセージを伝送するのに複数の「ホップ(hop)」(ノードとノードとの間のこと)を必要としてもかまわない。このことをなしとげるためには、当該システム内の全てのノードが現在のグローバル・ネットワーク・トポロジを知っている必要がある。トポロジ情報には、当該システムの各ネットワークに接続されているノードとネットワーク・アダプタ(単にアダプタともいう)の集合が含まれるとともに、ダウンしている(正常に動作していない)アダプタとネットワークの集合も含まれる。このトポロジ情報は、ノード、ネットワーク、あるいはネットワーク・アダプタが故障するか電源投入されるかする度ごとに変化する。各ノードは、グローバル・ネットワーク・トポロジを使って、到達可能なノードと各到達可能なノードまでの経路との集合を算出することができる。
【0006】
当技術分野では、分散コンピューティング・システムの全てのノードにグローバル・トポロジ情報を広告するための高度な手法が求められている。特に、システムが定常状態にあるとき、すなわち、ノードまたはネットワーク・アダプタが故障していないし電源投入中でもないときには、分散コンピューティング環境内でトポロジ・メッセージを伝達しないようにした、高度なトポロジ伝達手法が求められている。この高度な手法は、明示的な肯定応答(ACK)メッセージを使わないで行なうのが望ましい。本発明は、このようなトポロジ伝達手法を提供することを目指している。
【0007】
【課題を解決するための手段】
要するに、本発明は、一側面において、分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達方法を包含している。このトポロジ伝達方法は、
分散コンピューティング環境内の少なくとも1つのグループ・リーダーから少なくとも1つの、ノードのグループの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信するステップと、
前記分散コンピューティング環境内にトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップと、
前記分散コンピューティング環境内に生じたトポロジの変化を確認したときに、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開するステップと
を備えている。
【0008】
別の側面では、本発明は、分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達システムを包含している。このトポロジ伝達システムは、
分散コンピューティング環境内の少なくとも1つのグループ・リーダーから少なくとも1つの、ノードのグループの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信する手段と、
前記分散コンピューティング環境内にトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止する手段と、
前記分散コンピューティング環境内に生じたトポロジの変化を確認したときに、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開する手段と
を備えている。
【0009】
さらに別の側面では、本発明は、分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達方法を実行する、機械で実行可能な命令の少なくとも1つのプログラムを有形的に組み込んだ、機械で読み取り可能な少なくとも1つのプログラム記憶装置を包含している。上記トポロジ伝達方法は、
分散コンピューティング環境内の少なくとも1つのグループ・リーダーから少なくとも1つの、ノードのグループの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信するステップと、
前記分散コンピューティング環境内にトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップと、
前記分散コンピューティング環境内に生じたトポロジの変化を確認したときに、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開するステップと
を備えている。
【0010】
繰り返し述べるが、ここで提供するものは、トポロジ伝達機構である。
このトポロジ伝達機構は、当該トポロジ伝達機構を使う分散コンピューティング環境が定常状態にあるときには、メッセージ通信を生成しない。上記分散コンピューティング環境が定常状態にあるのは、故障している、ノード、ネットワーク・アダプタ、またはネットワーク接続がないとき、あるいは、起動中の、ノード、ネットワーク・アダプタ、またはネットワーク接続がないときである。上記トポロジ伝達機構は、トポロジ・メッセージに対して明示的な肯定応答(ACK)メッセージを使うことなく、達成されている。ここで提示するトポロジ伝達手法は、2ノードのリンクを想定している既存のトポロジ伝達手法と異なり、複数のネットワークと複数のアダプタを備えた分散コンピューティング環境で機能するものである。さらに、ここで提示するトポロジ伝達手法は、信頼性のないネットワークでも良好に機能する、すなわち、エンド・ツー・エンドの肯定応答(ACK)を必要とせずに良好に機能する。また、ここで提示するトポロジ伝達方法によれば、分散コンピューティング環境内で起動中のノードに、ネットワーク・トポロジを自動的に配送することができる。
【0011】
本発明の手法を通じて、新たな機能と利点が実現する。本発明の他の実例と側面は、以下で詳細に説明するが、特許請求の範囲に記載した発明の一部であると考えられる。
【0012】
【発明の実施の形態】
一般的に述べると、ここで提供するものは、複合的な通信ネットワークから成る不均質な環境を含む分散コンピューティング環境中の全てのノードにグローバル・トポロジ情報を広告する機構である。この機構によって、各ノードは、ダウンしているのはどのネットワーク・アダプタであるのか、区分されたネットワークに属しているのはどのノードであるのか、といったシステム・トポロジのグローバルなビュー(図形を見る視点)を獲得することができる。グローバル・トポロジが変化するのを止めると、システム内の全てのノードは、すぐに、互いに一致したトポロジのビューをもつようになる。システムが定常状態にある場合、すなわち、故障している、あるいは当該環境に付加されたノードやネットワーク・アダプタがない場合、トポロジ伝達メッセージは送信されない、というのは有利なことである。さらに、トポロジの伝達は、明示的な肯定応答(ACK)トポロジ・メッセージを使うことなく、行なわれる。
【0013】
ここで用いているように、各ネットワークは、グループ・リーダー(group leader: GL)として選ばれたノードを有するアダプタ・メンバーシップ・グループ(adapter membership group: AMG)を形成している。グループ・リーダー(GL)とグループ・メンバーは、互いに対してトポロジ伝達メッセージを送信する。これらのトポロジ伝達メッセージは、要すれば、あるネットワークから別のネットワークに転送する。分散コンピューティング環境に変化がないときにトポロジ伝達メッセージが交換されないように、停止基準を適用している。また、分散コンピューティング環境に変化があるときにトポロジ伝達メッセージの交換を再開するために、再開基準も存在する。
【0014】
ここでは、インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション(International Business Machines Corporation )の「高信頼拡張容易クラスタ技術」(RSCT)トポロジ・サービス(”Reliable Scalable Cluster Technology” (RSCT) Topology Services )の文脈でトポロジ伝達機構を説明している(「RS/6000高可用性インフラストラクチャ」IBM出版物第SG24−4838−00「レッドブック」1996年〔”RS/6000 High Availability Infrastructure,” IBM Publication No. SG24−4838−00(”Redbook”) 1996〕参照)。RSCTトポロジ・サービスは、分散コンピューティング・システムにおけるノードとネットワーク・アダプタの健全性をモニタする任に当たるサブシステムである。このサブシステムは、IBM RS/6000SPシステム内に、あるいは、RS/6000マシンから成るネットワーク内に存在している。このサブシステムは、ノードの故障などネットワーク・トポロジの変化に反応する必要のある分散アプリケーション用の基礎として使われている。
【0015】
図1は、符号10で一般的に示す分散コンピューティング環境の一例を示す図であり、複数のネットワーク14と交差する複数のノード12の間の物理的な接続関係を示している。各ノード12は、固有のネットワーク・アダプタ16と交差する異なったネットワーク14に接続されている。図1に示すように、ノード12が異なると、備えることのできるネットワーク・アダプタの数が異なるとともに、接続されるネットワーク14も異なる。分散コンピューティング環境10では、各ノードは、共用ネットワークを通じて直接に、あるいは、両者に共通なノードを介して一方のネットワークから他方のネットワークへ「ホッピング(hopping)」することにより、他のノードと互いに対話することができる。分散コンピューティング環境10は、伝送中にメッセージが紛失しうるという点で信頼できないコンピューティング環境であるとみなされている。
【0016】
留意すべきは、1つのノードは複数のアダプタを備えており、各アダプタは別々のネットワークに接続されている、という点である。(ネットワークは少なくとも1つのサブネットから構成されていてもよい。また、ネットワークは他のネットワークに接続されていてもよいし、そうでなくてもよい)。各「アダプタ・メンバーシップ・グループ(AMG)」は、互いに交信することのできる、ネットワーク内の全ての「動作している(up)」アダプタから構成されているので、1つのノードにある各アダプタは、それが「動作している(up)」場合には、別の「アダプタ・メンバーシップ・グループ(AMG)」の一員になることができる。
【0017】
論理的には、ネットワークのグループ・リーダー(GL)になるのは、「アダプタ」である。そして、1つのノードが、あるネットワークのグループ・リーダー(GL)であるアダプタと、自身が属するネットワークのグループ・リーダー(GL)ではないアダプタとを備えることは、可能である。他方、プロトコルが実装(implement)されている場合、トポロジ・サービス・デーモンが実行されているのは、アダプタではなく、ノードである(デーモンとは、バックグラウンドで待機しており、必要に応じて呼び出されて所定の処理を自動的に実行するプログラムのことである)。デーモンは、アダプタ1台ごとにプロトコルを実装している。
【0018】
説明を簡単にするために、図2〜図7では、アダプタ・メンバーシップ・グループは、単一のネットワーク編成で説明してある。この編成では、「ノード」をグループ・リーダー(GL)として考えるのが簡単である。しかしながら、複数ネットワーク環境では、「アダプタ」をグループ・リーダー(GL)として考えるのがより正確である。用法に応じて、ノードがグループ・リーダー(GL)と呼ばれている場合には、用語「ノード」は、その「アダプタ」を含むように読む必要がある。
【0019】
一実施形態では、各ノードは、トポロジ・サービス「デーモン」プロセスを実行させている。このトポロジ・サービス「デーモン」プロセスは、次に示すように、本発明のトポロジ伝達機構のある側面を処理する。すなわち、(1)プロトコル・メッセージを送受信し、(2)グローバル・ネットワーク・トポロジと、ノードのネットワーク・アダプタが全て接続されているネットワークの接続関係に関する情報とを格納する。
【0020】
各ネットワーク内のアダプタの健全性と接続関係をモニタするために、当該ネットワーク内の全てのアダプタは、当該ネットワーク内で互いに交信することのできる全てのネットワーク・アダプタを包含しているグループである「アダプタ・メンバーシップ・グループ(AMG)」を形成する必要がある。
【0021】
留意すべきは、各ノードは複数のアダプタ・メンバーシップ・グループ(AMG)に属してもよい、すなわち、1つのネットワーク・アダプタあたり1つのAMGに属すことができる、という点である。
【0022】
各ネットワーク内で生きている(すなわちダウンしていない)アダプタの集合を決めるために、各ネットワーク内でアダプタ・メンバーシップ・プロトコルが実行されている。
【0023】
後述するように、生きているアダプタは、アダプタ・メンバーシップ・グループ(AMG)を形成している。AMGでは、メンバーは、(例えてみるならば)仮想リング・トポロジに組織されている。全てのメンバーが生きていることを保証するために、各メンバーは、その「下流の近隣メンバー」に「HEART BEAT」(ハートビート)メッセージを周期的に送信するとともに、その「上流の近隣メンバー」が出す「HEART BEAT」メッセージをモニタしている。「HEART BEAT」メッセージとは、自分が生きていることを示すために出し続ける信号のことである。アダプタが故障すると、あるいは、新しいアダプタが機能し始めると、プロトコルを実行させる。このようなプロトコルの目的は、アダプタ・メンバーシップ・グループ(AMG)が、互いに交信することのできるアダプタを常時全て包含している、ということを保証することである。
【0024】
各アダプタ・メンバーシップ・グループ(AMG)は、「グループ・リーダー」(GL)と「バックアップ・グループ・リーダー」を有している。グループ・リーダー(GL)は、グループ・プロトコルを調整する任に当たっている。バックアップ・グループ・リーダーは、グループ・リーダー(GL)が故障したときに、グループ・リーダーシップを引き継ぐ任に当たっている。グループ・リーダーとバックアップ・グループ・リーダーを選択すること、および、アダプタを仮想リングに配置することは、両方とも、予め定めていおいたアダプタ優先規則によって決める。アダプタ優先規則は、アダプタのIPアドレス通りになるように選ぶことができる。たとえば、高いIPアドレスは、高い優先度を示す。
【0025】
各ネットワーク内の全てのアダプタのリストは、起動(スタートアップ)時と再設定(再コンフィギュレーション)時に全てのノードが読むコンフィギュレーション・ファイルに含まれている。
【0026】
図2〜図5を参照する。
各グループのグループ・リーダー(GL)は、新しいメンバーを自分のグループに勧誘するために、アダプタ構成中であって当該グループに属していないアダプタに「PROCLAIM」メッセージを送信する(図2(A)参照)(「PROCLAIM」とは宣言するという意味である)。これらの「PROCLAIM」メッセージは、送信者のIPアドレスよりも低いIPアドレスを有するアダプタに対してだけ送信される。
【0027】
グループ・リーダー(GL)ではない全てのアダプタは、「PROCLAIM」メッセージを無視する。図2(B)に示すように、自分よりも高い優先度(高いIPアドレス)のノードが出した「PROCLAIM」メッセージを受信したグループ・リーダー(GL)は、自分のグループを代表して「JOIN」メッセージで応答する。この「JOIN」メッセージには、「加入しようとしているグループ」のメンバーのリストが含まれている。
【0028】
「JOIN」メッセージを受信したノード(図2(B)のGL1)は、既存のメンバーと「加入しようとしているグループ」の全メンバーとを含む新しいグループを形成しようとする(図3(C)参照)。これは、「PTC」(「コミット準備(Prepare To Commit)」)メッセージを新しいグループの全メンバーに送信することにより、行なう。コミットとは、トランザクション(意味のある一連の処理)を完遂させることである。
【0029】
「PTC」メッセージを受信したノードは、「PTC_ACK」メッセージで応答する(図3(D)参照)。新しいグループには、「PTC_ACK」メッセージを送信した全てのノードが含まれる。グループ・リーダー(GL1)は、全グループ・メンバーのリストを含む「COMMIT」メッセージを新しいグループの全てのメンバーに送信する。図4(E)を参照すると、「COMMIT」メッセージのトランザクションを促進するために、グループ・リーダー(GL1)は、少数の「メイヤー(mayor)」12’に「COMMIT_BCAST」を送信する。各「メイヤー」12’は、自分が関わっているサブグループ内の全メンバーに「COMMIT」メッセージを送信することになる(図5(F)参照)。
(ネットワークは信頼できないものであるとみなされているので、「PTC」「COMMIT_BCAST」「COMMIT」といったメッセージは、肯定応答(ACK)が受信されない場合、何度でも再試行する)。
【0030】
「COMMIT」メッセージを受信すると、トランザクションは新しいグループのものとなる(図5(G)参照)。新しいグループは、今や、既存のメンバーと新規のメンバーとを含んでいる。
【0031】
この「COMMIT」メッセージを受信したのち、各グループ・メンバーは、その(おそらく新しい)「下流の近隣メンバー」に「HEART BEAT」メッセージを送信し始める。
【0032】
ノードが初期化すると、当該ノードは、自分のアダプタの各々の内に(自分がグループ・リーダーを勤める)単一のアダプタ・グループを形成する。次いで、当該ノードは、「PROCLAIM」メッセージを送受信し始める。
【0033】
次に、図3〜図4を参照する。
ノードは、その「上流の近隣メンバー」(グループ・メンバーの中で2番目に高いIPアドレスを有する、グループ内のアダプタ)からやって来る「HEARTBEAT」メッセージをモニタする(図6(A)参照)。所定の時間の間に「HEART BEAT」メッセージを受信しない場合、当該「上流の近隣メンバー」は故障しているものとみなす。この場合、グループ・リーダー(GL)に「DEATH」メッセージを送信して、新しいグループを形成すべきことを要求する(図6(B)参照)。
【0034】
「DEATH」メッセージを受信すると、グループ・リーダー(GL)は、故障していると検出されたアダプタを除く、現在のグループの全アダプタを含む新しいグループを形成しようとする。グループ・リーダー(GL)は、図7(C)に示すように、新しいグループの全メンバーに「PTC」メッセージを送信する。次いで、ここでのプロトコルは、JOINプロトコル用に上述した手順と同じ手順に従う。
【0035】
ローカルのノードから到達可能な(かつ生きているものと考えられる)ノードの集合を算出できるようにするために、ノード到達可能性プロトコルを使う。全てのノードが同じネットワークに接続されているわけではない、ということもありうるので、ノードの中には、一連の複数のネットワーク・ホップを介さないと到達できないものがありうる。ノード到達可能性は、全てのネットワークが全てのノードにかかっているわけではないとしても、全てのネットワークに関する情報を考慮に入れた場合にしか、算出することができない。
【0036】
ノード到達可能性を算出するために、次に示す最終合意プロトコル(eventual agreement protocol)を使う。すなわち、各ネットワークでの到達可能性情報を全ネットワークに伝達する。ネットワーク・トポロジが変化するのを止めると、最終的に全てのノードが全てのネットワークに関する一致した情報を有するようになる。そのとき、各ノードは、到達可能なノードの集合を独立して算出することができるとともに、一致した結果に到達する。
【0037】
周期的に、かつ停止基準によってデーモンがそうするのを止(や)めるまで、ノードは次に示すメッセージを送信する。
【0038】
「ノード接続関係メッセージ(Node Connectivity Message)」(NCMすなわちNODE_CONNECTIVITY)が、全てのグループ・メンバーからグループ・リーダー(GL1)へ送信される(図8(A)参照)。所定のネットワーク用のNCMには、当該ネットワーク用のAMG(アダプタ・メンバーシップ・グループ)IDと、使用不可であるローカルのアダプタ用の「使用不可AMGID」とが含まれている。ノードは、そのローカルのアダプタが属すグループ(AMG)の各GLにNCMを送信しなければならない。
【0039】
GLは、NCMに由来する全ての情報を「ノード接続関係テーブル(Node Connectivity Table)」(NCT)に格納する。NCTには、グローバル・ネットワーク・トポロジ(のローカルのビュー)と、システム内の各ノードおよびネットワーク・アダプタ用のAMG IDとが格納されている。同じAMG IDを有する任意の2つのノードは、同じネットワークによって互いに接続されているものとみなされる。
【0040】
「グループ接続関係メッセージ(Group Connectivity Message)」(GCMすなわちGROUP_CONNECTIVITY)が、各GLから全てのグループ・メンバーに送信される(図9(B)参照)。GCMには、AMG IDと、当該AMGに属すノードのリストとが含まれている。また、これらのノードの各々につき、(別のネットワークにおける)全ての「使用不可のAMG ID」のリストも含まれている。GCMにして送信すべき情報は、GLのNCTから抽出する。
【0041】
GCMを受信したノードは、当該GCM中の情報で自身のNCTを更新する。もし、GCMを受信したデーモンが、ローカルのアダプタが属すグループ(AMG)の中で、そのメンバーが当該GCMを受信できないものがあることに気付いた場合には、そのデーモンは、当該GCMをそれらのグループに転送する(図9(C)のノード2を参照)。目的は、たとえ当該GCMを発信したネットワークに直接接続されていないノードであっても、システム内の全てのノードに当該GCMを伝達することである。
【0042】
図9(C)では、AMG_1用のGCMを、ノード2またはノード3によってネットワーク2を介してノード4、5に転送している。
【0043】
NCMとGCMで送信される情報は、送信者のNCTの部分集合である点に留意されたい。
【0044】
本発明によれば、所定のネットワークに対してノードがNCMを送信するのを止めてもよい場合がある。それは、GLが既に送信した、当該NCMに対応するGCMが、当該ノードが当該GLに送信済みの以前のNCM中の情報を反映している場合である。これは、最新のNCMで送信した情報と、当該ローカルのノード宛てに入来したGCM中の情報とを比較することにより行なう。
【0045】
GCMの情報がローカルの情報と矛盾する場合、あるいは、ローカルのアダプタが接続されたあるネットワーク用には新しいAMG IDの方が適切であることをデーモンが検出した場合、全てのグループ(AMG)でNCMの送信を再開する(後者は、GCM中の情報とNCTに格納されている情報とを比較することにより、検出することができる)。また、ローカルのアダプタが使用不可であることが検出された場合にも、NCMの送信を再開する。
【0046】
GCMのうち少なくとも一部分はシステム内の全ての(生きている)ノードに到達するであろうことが想定されているので、ノードは、決められた個数のGCMを送信したら、GCMの送信を止めてもよい。新しいAMGが形成された場合、GLは、GCMの送信を再開する。新しいAMGは、既存のグループ(AMG)に新しいアダプタが加入した場合、あるいは、既存のグループ(AMG)から既存のメンバーが除名された場合に形成される。また、最近電源投入されたノードが必要なGCMを全て取得できるように、ノードが自身のNCTと矛盾するGCMまたはNCMを受信した場合にも、当該ノードはGCMの送信を再開することになる。さらに、ノードのアダプタの1つが「使用不可」状態になった場合、当該ノードは、GCMの送信を再開する。
【0047】
この機構(一例が図13〜図16に示してある)は、次のように動作する。
・ノードの電源を投入すると、そのノードのデーモンが動作を開始する。
・上記ノードのアダプタが多数のAMGに加入する。
・新たに形成されたAMG用に、これらAMGの各GLがGCMを送信する。
・直接、あるいはGCM転送機構を使うことにより、GCMが全ての生きているノードに到達する。
・新たなGCMを受信した全てのGLが自身のGCMを送信し始める。なぜなら、到着するGCMには、新たに形成されたグループ(AMG)に関する情報が含まれているので、自身のNCTの内容が変化してしまうからである。
・最近電源投入されたノードは、全てのグループ(AMG)からGCMを取得する。
【0048】
全てのノードが動作している場合、当該全てのノードは、GLが送信した(のち、必要に応じて別のネットワークに転送された)GCMうちの少なくとも1つを取得することができる。この時点で、あるノードが動作していない場合、そのノードは、後刻電源投入されたときにGCMを取得することになる。なぜなら、再開基準はノードが生きているときに適用されるものだからである。
【0049】
あるノードのアダプタが使用不可になった場合、当該ノードは、NCMとGCMの双方の送信を再開する。これは、ノードがトポロジの変化を受信した場合には、GCMの送信を再開するという戦略と一致する。
【0050】
次に示す理由付けは、なぜGCMのうちの少なくとも1つが高い蓋然性(がいぜんせい)をもって全てのノードに到達するのか、を説明するものである。いく度か試行したのち、あるノードに到達するGCMが1つもない場合、それは、通常、ネットワークに問題があることを示している。しかし、AMG内のアダプタは互いをモニタすることになっているから、全てのGCMが送信されてしまう(すなわち既定のGCM送信回数が到来してしまう)よりも十分前にネットワークの問題は検出されるはずである。ネットワークの問題が検出されると、互いに交信することのできるアダプタが新たなAMGを形成することになる。
この結果、動作することが分かっているアダプタを介して新たなGCMが流れることになる。
【0051】
図10〜図12は、本発明によるトポロジ伝達の一例を示す図である。図10(A)には、ノード1〜6と、アダプタ・メンバーシップ・グループAMG A_1、AMG B_1とをそれぞれ備えた分散コンピューティング環境が示してある。この分散コンピューティング環境の各ノードは、各自の「ノード接続関係テーブル」NCTに正しいグローバル・トポロジ構成を備えている。たとえば、ノード5におけるNCTを示す図10(B)を参照されたい。
【0052】
図11(C)では、ノード2が姿を消したものと想定している。その結果、ノード1、3、4によって新たなアダプタ・メンバーシップ・グループ(AMG A_2)が形成されている。AMG A_2が形成された時点では、図11(D)に示すノード5におけるNCTには、分散コンピューティング環境からノード2が姿を消したことは反映されていない。したがって、ノード5は、ノード2が姿を消したことを知らない。ノード5は、ノード2が姿を消したことに気付くのは、グループ・リーダーGL1がグループ接続関係メッセージ(GCM)を送信し始めてからになる。
【0053】
すなわち、グループ・リーダーGL1がグループ接続関係メッセージ(GCM)をAMG A_2のノード1、3に送信する。次いで、ネットワーク1に接続されたローカルのアダプタとネットワーク2に接続されたローカルのアダプタとを備えたノード3が、GL1が発信したGCMをAMG B_1のノード5、6に転送する。留意すべきは、ノード3とノード4は2つのネットワーク1、2に対して共通であるから、上述したように、GCMの転送は、ノード3またはノード4のどちらか一方によって行なうことができる点である。図12(F)は、転送されてきたGCMを受信したときのノード5における更新されたNCTを示している。この時点で、ノード5は、ノード2が姿を消したことに気付く。留意すべきは、ノード2は、ノード5がAMG B_1、AMG A_2をどのようにホッピングしても到達できないAMG A_1のメンバーに留(とど)まっているので、ノード5と無関係になっている、という点である。ホッピング(hopping)とは、パケットが中継点(ノード)を通過することである。
【0054】
図13〜図16は、本発明の原理によるトポロジ伝達の別の例を示す図である。この例では、図13(A)に示す分散コンピューティング環境内でノード2がアクティブになろうとしている。この分散コンピューティング環境では、ノード1、3、4がAMG A_1に属している一方、ノード3、4、5、6がAMGB_1に属している。図13(B)は、図13(A)の分散コンピューティング環境における、ノード5でのNCTと、ノード2でのNCTとを示している。
【0055】
図14(C)では、ノード2は生きており(すなわちアクティブになっており)、新たなアダプタ・メンバーシップ・グループ(AMG A_2)が既に形成されている。この時点での、ノード5におけるNCTとノード2におけるNCTとにあるトポロジ構成が図14(D)に示されているが、それらは、図13(B)のものと同じである。
【0056】
図15(E)に示すように、GL1がグループ接続関係メッセージ(GSM)をノード1、2、3に送信することにより、また、ノード3がこのGSMをノード5、6に転送することにより、ノード1、2、3、5、6は、新たなAMGについて知ることになる。GSMを受信すると、各ノードは、自身のNCTを更新する。この結果、ノード5におけるNCTとノード2におけるNCTは、図15(F)に示すようになる。トポロジの更新を完了するために、AMG B_1のグループ・リーダーGL2は、新しい情報に応答して自身のGCMを送信して、AMG A_2のノード2に助言する。図16(G)に示すように、GL2が出すGCMは、ノード3、4、5に送信され、ノード3が当該GCMをAMG A_2のノード1、2に転送する。ノード5におけるNCTとノード2におけるNCTの中の更新されたトポロジ情報を図16(H)に示す。
【0057】
図17は、本発明によるトポロジ伝達を実現する、グループ・リーダー用の状態遷移図である。状態1では、グループ・リーダーは、自身のグループ(AMG)のノードにGCMメッセージを送信している。予め定めていおいたイベント、たとえばメッセージの回数が既設定の限度に達したというイベントが発生すると、グループ・リーダーは、状態2に遷移する。状態2では、グループ・リーダーは、自身のグループ(AMG)のメンバーにGCMメッセージを送信しない。以後、グループ・リーダーは、分散コンピューティング環境が変化するまで、状態2に留まる。特に、次に示す場合に、グループ・リーダーは状態1に遷移する。
(1)ローカルのNCTと矛盾するNCMをグループ・リーダーが受信した。
(2)自身のローカルのNCTと矛盾するGCMをグループ・リーダーが受信した。
(3)グループ・リーダーのローカルのアダプタが別のAMGに所属した。または、
(4)グループ・リーダーのローカルのアダプタが使用不可と考えられるようになった。
【0058】
上述した説明から当業者が気付きうるように、ここに提示されているのは、分散コンピューティング環境内でトポロジ伝達メッセージの送信を停止したり再開したりする機構である。この機構により、分散コンピューティング環境内の各ノードにネットワーク・トポロジの情報を周期的に送信する必要がなくなる。
いったんトポロジの変化が止まると、システム内の全てのGSMは、有限時間内だけ停止する。本発明による機構は、トポロジ・サービスがシステム内の全てのノードにトポロジ情報を広告するために使う。NCTは、トポロジ・サービスが次に示す事項を行なうために使う。・ローカルのノードから到達可能なノードの集合を算出するため。・各到達可能なノードまでの経路を計算するため。この経路は、パケットを宛先(あてさき)まで「発信側の経路指定で送信(source−route)」する高信頼メッセージ通信(reliable messaging:PRM)が使う。
【0059】
本発明は、たとえばコンピュータ使用可能な媒体を備えた製品(たとえば少なくとも1つのコンピュータ・プログラム製品)中に含めることができる。この媒体は、たとえば本発明の機能を実現するとともにそれを増進するコンピュータ読み取り可能なプログラム・コード手段を、自身の中に組み込んでいる。上記製品は、その一部としてコンピュータ・システムに含めるてもよいし、あるいは、別々に販売してもよい。
【0060】
さらに、本発明の機能を実行する、マシン(機械)によって実行可能な命令の少なくとも1つのプログラムを有形的に組み込んだ、マシンによって読み取り可能な少なくとも1つのプログラム格納装置を実現することができる。
【0061】
ここで示した流れ図は、例示のためのものである。本発明の本旨の範囲内で、ここに記載した図面またはステップ(あるいは操作)は、変更しうるものである。たとえば、ある場合には、ステップは別の順番で実行することができるし、あるいは、ステップに対して、付加し、削除し、または変更することができる。
これらの変更は、全て、特許請求の範囲に記載した本発明の一部を成すものと考えられる。
【0062】
ここでは本発明の好適な一実施形態によって本発明を詳細に説明したけれども、当業者は、多くの変形と変更をなしうる。したがって、本発明の真の本旨と範囲の内の変形と変更を包摂することは、特許請求の範囲によって意図されている。
【0063】
まとめとして以下の事項を開示する。
(1) 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達方法であって、前記分散コンピューティング環境が、各々が特定のノードの少なくとも1つのグループを含むところの少なくとも2つのネットワークを含み、前記分散コンピューティング環境の少なくとも1つのノードが少なくとも2つのアダプタを含み、前記少なくとも2つのアダプタが前記少なくとも1つのノードを前記少なくとも2つのネットワークに接続し、
前記方法が、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開するステップと
を含み、
前記グループ接続関係メッセージを送信するステップが、
第1のグループ・リーダーから、前記少なくとも2つのネットワークの第1のネットワーク上のノードの第1のグループのうちの特定のノードに、第1のグループ接続関係メッセージ(GCM)を送信するステップであって、前記少なくとも1つのノードがノードの前記第1のグループのうちの特定のノードを含む、前記送信するステップと、
前記少なくとも1つのノードによって、前記第1のGCMを前記少なくとも2つのネットワークの第2のネットワーク上のノードの第2のグループに転送するステップと
を含む、トポロジ伝達方法。
(2) 前記少なくとも2つのネットワーク内でハートビート・プロトコルを使って、前記グループ内の各特定のノードが継続的に存在することを保証するステップをさらに含む、(1)に記載のトポロジ伝達方法。
(3) 前記分散コンピューティング環境の前記少なくとも2つのネットワークが、不均質なネットワークを含む、(2)に記載のトポロジ伝達方法。
(4) 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達方法であって、前記分散コンピューティング環境が、各々が特定のノードの少なくとも1つのグループを含むところの少なくとも2つのネットワークを含み、前記分散コンピューティング環境の少なくとも1つのノードが少なくとも2つのアダプタを含み、前記少なくとも2つのアダプタが前記少なくとも1つのノードを前記少なくとも2つのネットワークに接続し、
前記方法は、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開するステップと
を含み、
前記方法は、
前記少なくとも2つのネットワーク内でハートビート・プロトコルを使って、前記グループ内の各特定のノードが継続的に存在することを保証するステップをさらに含み、
前記グループ接続関係メッセージを送信するステップが、
第1のグループ・リーダーから、前記少なくとも2つのネットワークの第1のネットワーク上のノードの第1のグループのうちの特定のノードに、第1のグループ接続関係メッセージ(GCM)を送信するステップであって、前記少なくとも1つのノードがノードの前記第1のグループのうちの特定のノードを含む、前記送信するステップと、
前記少なくとも1つのノードによって、前記第1のGCMを前記少なくとも2つのネットワークの第2のネットワーク上のノードの第2のグループに転送するステップと
を含む、トポロジ伝達方法。
(5) ノードの前記第1のグループのうちの特定のノードと、ノードの前記第2のグループのうちの特定のノードとで受信された前記第1のGCMを、前記特定のノードの各々がローカルのネットワーク接続関係テーブル(NCT)を更新するのに使用する、(4)に記載のトポロジ伝達方法。
(6) 前記グループ接続関係メッセージを送信するステップが、
第2のグループ・リーダーからノードの前記第2のグループのうちの特定のノードに、第2のGCMを送信するステップと、
前記少なくとも1つのノードによって、前記第2のGCMを前記少なくとも2つのネットワークの前記第1のネットワーク上のノードの前記第1のグループに転送するステップと
をさらに含む、(4)に記載のトポロジ伝達方法。
(7) 前記第2のグループ・リーダーによって第2のGCMを送信する前記ステップが、前記転送された第1のGCM中の新しい情報を前記第2のグループ・リーダーが受信することに応答する、
(6)に記載のトポロジ伝達方法。
(8) 前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップが、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を各グループ・リーダーが確認したのち、
前記各グループ・リーダーが送信するメッセージの個数が既定値に到達したときに、
前記各グループ・リーダーが前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップ
を含む、(6)に記載のトポロジ伝達方法。
(9) 前記グループ接続関係メッセージの送信を再開するステップが、
前記分散コンピューティング環境内で前記トポロジの変化を確認するステップ
を含み、
前記確認するステップが、
グループ・リーダーが、ローカルのネットワーク接続関係テーブルの値と矛盾するノード接続関係メッセージを受信するステップ、
グループ・リーダーが、ローカルのネットワーク接続関係テーブルの値と矛盾するグループ接続関係メッセージを受信するステップ、
ローカルのアダプタが別のアダプタ・メンバーシップ・グループに属しているのを確認するステップ、または、
ローカルのアダプタが使用不可になっているのを確認するステップ、
のうちの少なくとも1つを含む、(8)に記載のトポロジ伝達方法。
(10) 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達方法であって、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開するステップと
を含み、
前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップが、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認したのち、
各グループ・リーダーから送信されたメッセージの個数が既定値に到達したときに、
前記各グループ・リーダーが前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップ
を含む、トポロジ伝達方法。
(11) 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達方法であって、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開するステップと
を含み、
前記トポロジの伝達の期間に、肯定応答メッセージを使わずに、前記送信するステップ、前記停止するステップ、および、前記再開するステップを実現するステップ
をさらに含む、トポロジ伝達方法。
(12) 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達方法であって、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開するステップと
を含み、
前記グループ接続関係メッセージの送信を開始するステップが、
グループ・リーダーが、ローカルのネットワーク接続関係テーブルの値と矛盾するノード接続関係メッセージを受信するステップ、
グループ・リーダーが、ローカルのネットワーク接続関係テーブルの値と矛盾するグループ接続関係メッセージを受信するステップ、
ローカルのアダプタが別のアダプタ・メンバーシップ・グループに属しているのを確認するステップ、または、
ローカルのアダプタが使用不可になっているのを確認するステップ、
のうちの少なくとも1つを含む、トポロジ伝達方法。
(13) 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達システムであって、前記分散コンピューティング環境が、各々が特定のノードの少なくとも1つのグループを含むところの少なくとも2つのネットワークを含み、前記分散コンピューティング環境の少なくとも1つのノードが少なくとも2つのアダプタを含み、前記少なくとも2つのアダプタが前記少なくとも1つのノードを前記少なくとも2つのネットワークに接続し、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信する手段と、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止する手段と、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開する手段と
を含み、
前記グループ接続関係メッセージを送信する手段が、
第1のグループ・リーダーから、前記少なくとも2つのネットワークの第1のネットワーク上のノードの第1のグループのうちの特定のノードに、第1のグループ接続関係メッセージ(GCM)を送信する手段であって、前記少なくとも1つのノードがノードの前 記第1のグループのうちの特定のノードを含む、前記送信する手段と、
前記少なくとも1つのノードによって、前記第1のGCMを前記少なくとも2つのネットワークの第2のネットワーク上のノードの第2のグループに転送する手段と
を含む、トポロジ伝達システム。
(14) 前記少なくとも2つのネットワーク内でハートビート・プロトコルを使って、前記グループ内の各特定のノードが継続的に存在することを保証する手段をさらに含む、(13)に記載のトポロジ伝達システム。
(15) 前記分散コンピューティング環境の前記少なくとも2つのネットワークが、不均質なネットワークを含む、(14)に記載のトポロジ伝達システム。
(16) 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達システムであって、前記分散コンピューティング環境が、各々が特定のノードの少なくとも1つのグループを含むところの少なくとも2つのネットワークを含み、前記分散コンピューティング環境の少なくとも1つのノードが少なくとも2つのアダプタを含み、前記少なくとも2つのアダプタが前記少なくとも1つのノードを前記少なくとも2つのネットワークに接続し、
前記トポロジ伝達システムは、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信する手段と、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止する手段と、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開する手段と
前記少なくとも2つのネットワーク内でハートビート・プロトコルを使って、前記グループ内の各特定のノードが継続的に存在することを保証する手段と
を含み、
前記グループ接続関係メッセージを送信する手段が、
第1のグループ・リーダーから、前記少なくとも2つのネットワークの第1のネットワーク上のノードの第1のグループのうちの特定のノードに、第1のグループ接続関係メッセージ(GCM)を送信する手段であって、前記少なくとも1つのノードがノードの前記第1のグループのうちの特定のノードを含む、前記送信する手段と、
前記少なくとも1つのノードによって、前記第1のGCMを前記少なくとも2つのネットワークの第2のネットワーク上の第2のノードのグループに転送する手段と
を含む、トポロジ伝達システム。
(17) ノードの前記第1のグループのうちの特定のノードと、ノードの前記第2のグループのうちの特定のノードとで受信された前記第1のGCMを、前記特定のノードの各々がローカルのネットワーク接続関係テーブル(NCT)を更新するのに使用する、(16)に記載のトポロジ伝達システム。
(18) 前記グループ接続関係メッセージを送信する手段が、
第2のグループ・リーダーからノードの前記第2のグループのうちの特定のノードに、第2のGCMを送信する手段と、
前記少なくとも1つのノードによって、前記第2のGCMを前記少なくとも2つのネットワークの前記第1のネットワーク上のノードの前記第1のグループに転送する手段と
をさらに含む、(16)に記載のトポロジ伝達システム。
(19) 前記第2のグループ・リーダーによって第2のGCMを送信する前記ステップが、前記転送された第1のGCM中の新しい情報を前記第2のグループ・リーダーが受信したのに応答している、
(18)に記載のトポロジ伝達システム。
(20) 前記グループ接続関係メッセージの送信を停止する手段が、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を各グループ・リーダーが確認したのち、
前記各グループ・リーダーが送信するメッセージの個数が既定値に到達したときに、
前記各グループ・リーダーが前記グループ接続関係メッセージの送信を停止する手段
を含む、(18)に記載のトポロジ伝達システム。
(21) 前記グループ接続関係メッセージの送信を再開する手段が、
前記分散コンピューティング環境内で前記トポロジの変化を確認する手段
を含み、
前記確認する手段が、
グループ・リーダーが、ローカルのネットワーク接続関係テーブルの値と矛盾するノード接続関係メッセージを受信する手段、
グループ・リーダーが、ローカルのネットワーク接続関係テーブルの値と矛盾するグループ接続関係メッセージを受信する手段、
ローカルのアダプタが別のアダプタ・メンバーシップ・グループに属しているのを確認する手段、または、
ローカルのアダプタが使用不可になっているのを確認する手段、
のうちの少なくとも1つを含む、(20)に記載のトポロジ伝達システム。
(22) 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達システムであって、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信する手段と、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止する手段と、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開する手段と
を含み、
前記グループ接続関係メッセージの送信を停止する手段が、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認したのち、
各グループ・リーダーから送信されたメッセージの個数が既定値に到達したときに、
前記各グループ・リーダーが前記グループ接続関係メッセージの送信を停止する手段
を含む、トポロジ伝達システム。
(23) 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達システムであって、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信する手段と、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止する手段と、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開する手段と
を含み、
前記トポロジの伝達の期間に、肯定応答メッセージを使わずに、前記送信する手段、前記停止する手段、および、前記再開する手段を実現する手段をさらに含む、トポロジ伝達システム。
(24) 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達システムであって、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信する手段と、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止する手段と、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認したときに、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開する手段と
を含み、
前記グループ接続関係メッセージの送信を開始する手段が、
グループ・リーダーが、ローカルのネットワーク接続関係テーブルの値と矛盾するノード接続関係メッセージを受信する手段、
グループ・リーダーが、ローカルのネットワーク接続関係テーブルの値と矛盾するグループ接続関係メッセージを受信する手段、
ローカルのアダプタが別のアダプタ・メンバーシップ・グループに属しているのを確認する手段、または、
ローカルのアダプタが使用不可になっているのを確認する手段、
のうちの少なくとも1つを含む、トポロジ伝達システム。
(25) 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達方法を実行する、機械で実行可能な命令の少なくとも1つのプログラムを有形的に組み込んだ、機械で読み取り可能な少なくとも1つのプログラム記憶装置であって、前記分散コンピューティング環境が、各々が特定のノードの少なくとも1つのグループを含むところの少なくとも2つのネットワークを含み、前記分散コンピューティング環境の少なくとも1つのノードが少なくとも2つのアダプタを含み、前記少なくとも2つのアダプタが前記少なくとも1つのノードを前記少なくとも2つのネットワークに接続し、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開するステップと
を含むプログラムと、
前記グループ接続関係メッセージを送信するステップが、
第1のグループ・リーダーから、前記少なくとも2つのネットワークの第1のネットワーク上のノードの第1のグループのうちの特定のノードに、第1のグループ接続関係メッセージ(GCM)を送信するステップであって、前記少なくとも1つのノードがノードの前記第1のグループのうちの特定のノードを含む、前記送信するステップと、
前記少なくとも1つのノードによって、前記第1のGCMを前記少なくとも2つのネットワークの第2のネットワーク上のノードの第2のグループに転送するステップと
を含むプログラムを有形的に組み込んだ少なくとも1つのプログラム記憶装置。
(26) 前記少なくとも2つのネットワーク内でハートビート・プロトコルを使って、前記グループ内の各特定のノードが継続的に存在することを保証するステップをさらに含むプログラムを有形的に組み込んだ(25)に記載の、少なくとも1つのプログラム記憶装置。
(27) 前記分散コンピューティング環境の前記少なくとも2つのネットワークが、不均質なネットワークを含むところのプログラムを有形的に組み込んだ(26)に記載の、少なくとも1つのプログラム記憶装置。
(28) 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達方法を実行する、機械で実行可能な命令の少なくとも1つのプログラムを有形的に組み込んだ、機械で読み取り可能な少なくとも1つのプログラム記憶装置であって、前記分散コンピューティング環境が、各々が特定のノードの少なくとも1つのグループを含むところの少なくとも2つのネットワークを含み、前記分散コンピューティング環境の少なくとも1つのノードが少なくとも2つのアダプタを含み、前記少なくとも2つのアダプタが前記少なくとも1つのノードを前記少なくとも2つのネットワークに接続し、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開するステップと
を含むプログラムと、
前記少なくとも2つのネットワーク内でハートビート・プロトコルを使って、前記グループ内の各特定のノードが継続的に存在することを保証するステップを含むプログラムと、
前記グループ接続関係メッセージを送信するステップが、
第1のグループ・リーダーから、前記少なくとも2つのネットワークの第1のネットワーク上のノードの第1のグループのうちの特定のノードに、第1のグループ接続関係メッセージ(GCM)を送信するステップであって、前記少なくとも1つのノードがノードの前記第1のグループのうちの特定のノードを含む、前記送信するステップと、
前記少なくとも1つのノードによって、前記第1のGCMを前記少なくとも2つのネットワークのノードの第2のネットワーク上の第2のグループに転送するステップと
を含むプログラムとを有形的に組み込んだ(26)に記載の、少なくとも1つのプログラム記憶装置。
(29) ノードの前記第1のグループのうちの特定のノードと、ノードの前記第2のグループのうちの特定のノードとで受信された前記第1のGCMを、前記特定のノードの各々がローカルのネットワーク接続関係テーブル(NCT)を更新するのに使用するプログラムを有形的に組み込んだ(28)に記載の、少なくとも1つのプログラム記憶装置。
(30) 前記グループ接続関係メッセージを送信するステップが、
第2のグループ・リーダーからノードの前記第2のグループのうちの特定のノードに、第2のGCMを送信するステップと、
前記少なくとも1つのノードによって、前記第2のGCMを前記少なくとも2つのネットワークの前記第1のネットワーク上のノードの前記第1のグループに転送するステップと
をさらに含むプログラムを有形的に組み込んだ(28)に記載の、少なくとも1つのプログラム記憶装置。
(31) 前記第2のグループ・リーダーによって第2のGCMを送信する前記ステップが、前記転送された第1のGCM中の新しい情報を前記第2のグループ・リーダーが受信することに応答するところのプログラムを有形的に組み込んだ(30)に記載の、少なくとも1つのプログラム記憶装置。
(32) 前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップが、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を各グループ・リーダーが確認したのち、
前記各グループ・リーダーが送信するメッセージの個数が既定値に到達したときに、
前記各グループ・リーダーが前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップ
を含むプログラムを有形的に組み込んだ(30)に記載の、少なくとも1つのプログラム記憶装置。
(33) 前記グループ接続関係メッセージの送信を再開するステップが、
前記分散コンピューティング環境内で前記トポロジの変化を確認するステップ
を含み、
前記確認するステップが、
グループ・リーダーが、ローカルのネットワーク接続関係テーブルの値と矛盾するノード接続関係メッセージを受信するステップ、
グループ・リーダーが、ローカルのネットワーク接続関係テーブルの値と矛盾するグループ接続関係メッセージを受信するステップ、
ローカルのアダプタが別のアダプタ・メンバーシップ・グループに属しているのを確認するステップ、または、
ローカルのアダプタが使用不可になっているのを確認するステップ、
のうちの少なくとも1つを含むプログラムを有形的に組み込んだ(32)に記載の、少なくとも1つのプログラム記憶装置。
(34) 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達方法を実行する、機械で実行可能な命令の少なくとも1つのプログラムを有形的に組み込んだ、機械で読み取り可能な少なくとも1つのプログラム記憶装置であって、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開するステップと
を含むプログラムと、
前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップが、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認したのち、
各グループ・リーダーから送信されたメッセージの個数が既定値に到達したときに、
前記各グループ・リーダーが前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップ
を含むプログラムを有形的に組み込んだ少なくとも1つのプログラム記憶装置。
(35) 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達方法を実行する、機械で実行可能な命令の少なくとも1つのプログラムを有形的に組み込んだ、機械で読み取り可能な少なくとも1つのプログラム記憶装置であって、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開するステップと
を含むプログラムと、
前記トポロジの伝達の期間に、肯定応答メッセージを使わずに、前記送信するステップ、前記停止するステップ、および、前記再開するステップを実現するステップ
をさらに含むプログラムとを有形的に組み込んだ少なくとも1つのプログラム記憶装置。
(36) 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達方法を実行する、機械で実行可能な命令の少なくとも1つのプログラムを有形的に組み込んだ、機械で読み取り可能な少なくとも1つのプログラム記憶装置であって、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開するステップと
を含むプログラムと、
前記グループ接続関係メッセージの送信を開始するステップが、
グループ・リーダーが、ローカルのネットワーク接続関係テーブルの値と矛盾するノード接続関係メッセージを受信するステップ、
グループ・リーダーが、ローカルのネットワーク接続関係テーブルの値と矛盾するグループ接続関係メッセージを受信するステップ、
ローカルのアダプタが別のアダプタ・メンバーシップ・グループに属しているのを確認するステップ、または、
ローカルのアダプタが使用不可になっているのを確認するステップ、
のうちの少なくとも1つを含むプログラムとを有形的に組み込んだ少なくとも1つのプログラム記憶装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトポロジ伝達機能を使用する代表的な通信ネットワークを示す図である。
【図2】分散処理システムの複数のノードが使用するJOINプロトコルの一実施形態を示す図であって、(A)はPROCLAIMメッセージを示す図であり、(B)はJOINメッセージを示す図である。
【図3】分散処理システムの複数のノードが使用するJOINプロトコルの一実施形態を示す図であって、(C)はコミット準備(PTC)メッセージを示す図であり、(D)はコミット準備肯定応答(PTC_ACK)メッセージを示す図である。
【図4】分散処理システムの複数のノードが使用するJOINプロトコルの一実施形態を示す図であって、(E)はコミット・ブロードキャスト(COMMIT_BCAST)メッセージを示す図である。
【図5】分散処理システムの複数のノードが使用するJOINプロトコルの一実施形態を示す図であって、(F)はCOMMITメッセージとコミット・ブロードキャスト肯定応答(COMMIT_BCAST_ACK)メッセージを示す図であり、(G)は図2(A)〜図5(F)のJOINプロトコルの完了後に形成された新たなノードのグループを示す図である。
【図6】分散処理システムの複数のノードが使うDEATHプロトコルの一実施形態を示す図であって、(A)はハートビート・リングを示すグループの初期状態を示す図であり、(B)はあるノードの無応答を検知したのち、それに応答してDEATHメッセージを送信する様子を示す図である。
【図7】分散処理システムの複数のノードが使うDEATHプロトコルの一実施形態を示す図であって、(C)は新たなコミット準備(PTC)メッセージがグループ・リーダー(GL)からグループの生き残ったノードに送信されている様子を示す図である。
【図8】複数のノードを備えた2つのネットワークから成る分散コンピューティング環境用のノード到達可能性プロトコルの一実施形態を示す図であって、(A)はネットワーク1のグループ・リーダーにNODE_CONNECTIVITYメッセージを送信する様子を示す図である。
【図9】複数のノードを備えた2つのネットワークから成る分散コンピューティング環境用のノード到達可能性プロトコルの一実施形態を示す図であって、(B)はグループ・リーダーからグループのノードにGROUP_CONNECTIVITYメッセージを送信する様子を示す図であり、(C)はノード2からそのアダプタを介して分散コンピューティング環境のネットワーク2のノード4、5にGROUP_CONNECTIVITYメッセージを転送する様子を示す図でる。
【図10】(A)は本発明の原理に係るメッセージ伝達機能を使う、初期状態の分散コンピューティング環境を示す図であり、(B)は図10(A)の分散コンピューティング環境のノード5における初期状態のネットワーク接続関係テーブル(NCT)を示す図である。
【図11】(C)は図10(A)のアダプタ・メンバーシップ・グループ(AMG)からノード2が姿を消した様子を示す図であり、(D)はノード2が姿を消したことを反映していない、ネットワーク2に接続されたノード5におけるNCTを示す図である。
【図12】(E)は新たなアダプタ・メンバーシップ・グループAMG A_2のグループ・リーダーからAMG A_2ののアクティブなメンバーにグループ接続関係メッセージ(GCM)を伝達するとともに、このGCMをノード3がAMG B_1のノード5、6に転送している様子を示す、図11(C)の分散コンピューティング環境を示す図であり、(F)は図12(E)でノード3が転送したGCMを受信したときのノード5におけるNCTを示す図である。
【図13】(A)は本発明の原理に係るトポロジ伝達を使う分散コンピューティング環境の一実施形態を示す図であって、ノード2が起動を待っている様子を示す図であり、(B)はノード2の起動を待機中のノード5とノード2におけるNCTを示す図である。
【図14】(C)はノード2が起動し、新たなAMG A_2が形成されたのちの図13(A)の分散コンピューティング環境を示す図であり、(D)はノード2の起動と一致するが、更新前のノード5におけるNCTとノード2におけるNCTとを示す図である。
【図15】(E)はAMG A_2のグループ・リーダーがGCMを送信し、それをノード3がノード5、6に転送している様子を示す、図14(C)の分散コンピューティング環境を示す図であり、(F)はGL1からのGCMの送信に追随した、ノード5におけるNCTとノード2におけるNCTとを示す図である。
【図16】(G)はGL2(すなわちノード6)からのGCMの送信と、ノード3による当該GCMのノード2、1への転送を示す、図15(E)の分散コンピューティング環境を示す図であり、(H)はGL2によるGCMの発行に追随した、ノード5におけるNCTとノード2におけるNCTとを示す図である。
【図17】本発明の原理に係るトポロジ伝達機能を実現する、グループ・リーダー用の状態遷移図である。
【符号の説明】
10…分散コンピューティング環境、12…ノード、14…ネットワーク、16…ネットワーク・アダプタ。
Claims (36)
- 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達方法であって、前記分散コンピューティング環境が、各々が特定のノードの少なくとも1つのグループを含むところの少なくとも2つのネットワークを含み、前記分散コンピューティング環境の少なくとも1つのノードが少なくとも2つのアダプタを含み、前記少なくとも2つのアダプタが前記少なくとも1つのノードを前記少なくとも2つのネットワークに接続し、
前記方法が、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開するステップと
を含み、
前記グループ接続関係メッセージを送信するステップが、
第1のグループ・リーダーから、前記少なくとも2つのネットワークの第1のネットワーク上のノードの第1のグループのうちの特定のノードに、第1のグループ接続関係メッセージ(GCM)を送信するステップであって、前記少なくとも1つのノードがノードの前記第1のグループのうちの特定のノードを含む、前記送信するステップと、
前記少なくとも1つのノードによって、前記第1のGCMを前記少なくとも2つのネットワークの第2のネットワーク上のノードの第2のグループに転送するステップと
を含む、トポロジ伝達方法。 - 前記少なくとも2つのネットワーク内でハートビート・プロトコルを使って、前記グループ内の各特定のノードが継続的に存在することを保証するステップをさらに含む、請求項1に記載のトポロジ伝達方法。
- 前記分散コンピューティング環境の前記少なくとも2つのネットワークが、不均質なネットワークを含む、請求項2に記載のトポロジ伝達方法。
- 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達方法であって、前記分散コンピューティング環境が、各々が特定のノードの少なくとも1つのグループを含むところの少なくとも2つのネットワークを含み、前記分散コンピューティング環境の少なくとも1つのノードが少なくとも2つのアダプタを含み、前記少なくとも2つのアダプタが前記少なくとも1つのノードを前記少なくとも2つのネットワークに接続し、
前記方法は、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開するステップと
を含み、
前記方法は、
前記少なくとも2つのネットワーク内でハートビート・プロトコルを使って、前記グループ内の各特定のノードが継続的に存在することを保証するステップをさらに含み、
前記グループ接続関係メッセージを送信するステップが、
第1のグループ・リーダーから、前記少なくとも2つのネットワークの第1のネットワーク上のノードの第1のグループのうちの特定のノードに、第1のグループ接続関係メッセージ(GCM)を送信するステップであって、前記少なくとも1つのノードがノードの前記第1のグループのうちの特定のノードを含む、前記送信するステップと、
前記少なくとも1つのノードによって、前記第1のGCMを前記少なくとも2つのネットワークの第2のネットワーク上のノードの第2のグループに転送するステップと
を含む、トポロジ伝達方法。 - ノードの前記第1のグループのうちの特定のノードと、ノードの前記第2のグループのうちの特定のノードとで受信された前記第1のGCMを、前記特定のノードの各々がローカルのネットワーク接続関係テーブル(NCT)を更新するのに使用する、請求項4に記載のトポロジ伝達方法。
- 前記グループ接続関係メッセージを送信するステップが、
第2のグループ・リーダーからノードの前記第2のグループのうちの特定のノードに、第2のGCMを送信するステップと、
前記少なくとも1つのノードによって、前記第2のGCMを前記少なくとも2つのネットワークの前記第1のネットワーク上のノードの前記第1のグループに転送するステップと
をさらに含む、請求項4に記載のトポロジ伝達方法。 - 前記第2のグループ・リーダーによって第2のGCMを送信する前記ステップが、前記転送された第1のGCM中の新しい情報を前記第2のグループ・リーダーが受信することに応答する、
請求項6に記載のトポロジ伝達方法。 - 前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップが、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を各グループ・リーダーが確認したのち、
前記各グループ・リーダーが送信するメッセージの個数が既定値に到達したときに、
前記各グループ・リーダーが前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップ
を含む、請求項6に記載のトポロジ伝達方法。 - 前記グループ接続関係メッセージの送信を再開するステップが、
前記分散コンピューティング環境内で前記トポロジの変化を確認するステップ
を含み、
前記確認するステップが、
グループ・リーダーが、ローカルのネットワーク接続関係テーブルの値と矛盾するノード接続関係メッセージを受信するステップ、
グループ・リーダーが、ローカルのネットワーク接続関係テーブルの値と矛盾するグループ接続関係メッセージを受信するステップ、
ローカルのアダプタが別のアダプタ・メンバーシップ・グループに属しているのを確認するステップ、または、
ローカルのアダプタが使用不可になっているのを確認するステップ、
のうちの少なくとも1つを含む、請求項8に記載のトポロジ伝達方法。 - 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達方法であって、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信す るステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開するステップと
を含み、
前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップが、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認したのち、
各グループ・リーダーから送信されたメッセージの個数が既定値に到達したときに、
前記各グループ・リーダーが前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップ
を含む、トポロジ伝達方法。 - 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達方法であって、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開するステップと
を含み、
前記トポロジの伝達の期間に、肯定応答メッセージを使わずに、前記送信するステップ、前記停止するステップ、および、前記再開するステップを実現するステップ
をさらに含む、トポロジ伝達方法。 - 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達方法であって、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開するステップと
を含み、
前記グループ接続関係メッセージの送信を開始するステップが、
グループ・リーダーが、ローカルのネットワーク接続関係テーブルの値と矛盾するノード接続関係メッセージを受信するステップ、
グループ・リーダーが、ローカルのネットワーク接続関係テーブルの値と矛盾するグループ接続関係メッセージを受信するステップ、
ローカルのアダプタが別のアダプタ・メンバーシップ・グループに属しているのを確認するステップ、または、
ローカルのアダプタが使用不可になっているのを確認するステップ、
のうちの少なくとも1つを含む、トポロジ伝達方法。 - 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達システムであって、前記分散コンピューティング環境が、各々が特定のノードの少なくとも1つのグループを含むところの少なくとも2つのネットワークを含み、前記分散コンピューティング環境の少なくとも1つのノードが少なくとも2つのアダプタを含み、前記少なくとも2つのアダプタが前記少なくとも1つのノードを前記少なくとも2つのネットワークに接続し、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信する手段と、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止する手段と、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開する手段と
を含み、
前記グループ接続関係メッセージを送信する手段が、
第1のグループ・リーダーから、前記少なくとも2つのネットワークの第1のネットワーク上のノードの第1のグループのうちの特定のノードに、第1のグループ接続関係メッセージ(GCM)を送信する手段であって、前記少なくとも1つのノードがノードの前記第1のグループのうちの特定のノードを含む、前記送信する手段と、
前記少なくとも1つのノードによって、前記第1のGCMを前記少なくとも2つのネットワークの第2のネットワーク上のノードの第2のグループに転送する手段と
を含む、トポロジ伝達システム。 - 前記少なくとも2つのネットワーク内でハートビート・プロトコルを使って、前記グループ内の各特定のノードが継続的に存在することを保証する手段をさらに含む、請求項13に記載のトポロジ伝達システム。
- 前記分散コンピューティング環境の前記少なくとも2つのネットワークが、不均質なネットワークを含む、請求項14に記載のトポロジ伝達システム。
- 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達システムであって、前記分散コンピューティング環境が、各々が特定のノードの少なくとも1つのグループを含むところの少なくとも2つのネットワークを含み、前記分散コンピューティング環境の少なくとも1つのノードが少なくとも2つのアダプタを含み、前記少なくとも2つのアダプタが前記少なくとも1つのノードを前記少なくとも2つのネットワークに接続し、
前記トポロジ伝達システムは、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信する手段と、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止する手段と、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開する手段と
前記少なくとも2つのネットワーク内でハートビート・プロトコルを使って、前記グループ内の各特定のノードが継続的に存在することを保証する手段と
を含み、
前記グループ接続関係メッセージを送信する手段が、
第1のグループ・リーダーから、前記少なくとも2つのネットワークの第1のネットワーク上のノードの第1のグループのうちの特定のノードに、第1のグループ接続関係メッセージ(GCM)を送信する手段であって、前記少なくとも1つのノードがノードの前記第1のグループのうちの特定のノードを含む、前記送信する手段と、
前記少なくとも1つのノードによって、前記第1のGCMを前記少なくとも2つのネットワークの第2のネットワーク上の第2のノードのグループに転送する手段と
を含む、トポロジ伝達システム。 - ノードの前記第1のグループのうちの特定のノードと、ノードの前記第2のグループのうちの特定のノードとで受信された前記第1のGCMを、前記特定のノードの各々がローカルのネットワーク接続関係テーブル(NCT)を更新するのに使用する、請求項16に記載のトポロジ伝達システム。
- 前記グループ接続関係メッセージを送信する手段が、
第2のグループ・リーダーからノードの前記第2のグループのうちの特定のノードに、第2のGCMを送信する手段と、
前記少なくとも1つのノードによって、前記第2のGCMを前記少なくとも2つのネットワークの前記第1のネットワーク上のノードの前記第1のグループに転送する手段と
をさらに含む、請求項16に記載のトポロジ伝達システム。 - 前記第2のグループ・リーダーによって第2のGCMを送信する前記ステップが、前記転送された第1のGCM中の新しい情報を前記第2のグループ・リーダーが受信したのに応答している、
請求項18に記載のトポロジ伝達システム。 - 前記グループ接続関係メッセージの送信を停止する手段が、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を各グループ・リーダーが確認したのち、
前記各グループ・リーダーが送信するメッセージの個数が既定値に到達したときに、
前記各グループ・リーダーが前記グループ接続関係メッセージの送信を停止する手段
を含む、請求項18に記載のトポロジ伝達システム。 - 前記グループ接続関係メッセージの送信を再開する手段が、
前記分散コンピューティング環境内で前記トポロジの変化を確認する手段
を含み、
前記確認する手段が、
グループ・リーダーが、ローカルのネットワーク接続関係テーブルの値と矛盾するノード接続関係メッセージを受信する手段、
グループ・リーダーが、ローカルのネットワーク接続関係テーブルの値と矛盾するグループ接続関係メッセージを受信する手段、
ローカルのアダプタが別のアダプタ・メンバーシップ・グループに属しているのを確認する手段、または、
ローカルのアダプタが使用不可になっているのを確認する手段、
のうちの少なくとも1つを含む、請求項20に記載のトポロジ伝達システム。 - 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達システムであって、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信する手段と、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止する手段と、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開する手段と
を含み、
前記グループ接続関係メッセージの送信を停止する手段が、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認したのち、
各グループ・リーダーから送信されたメッセージの個数が既定値に到達したときに、
前記各グループ・リーダーが前記グループ接続関係メッセージの送信を停止する手段
を含む、トポロジ伝達システム。 - 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達システムであって、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信する手段と、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止する手段と、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開する手段と
を含み、
前記トポロジの伝達の期間に、肯定応答メッセージを使わずに、前記送信する手段、前記停止する手段、および、前記再開する手段を実現する手段をさらに含む、トポロジ伝達システム。 - 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達システムであって、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信する手段と、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止する手段と、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認したときに、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開する手段と
を含み、
前記グループ接続関係メッセージの送信を開始する手段が、
グループ・リーダーが、ローカルのネットワーク接続関係テーブルの値と矛盾するノード接続関係メッセージを受信する手段、
グループ・リーダーが、ローカルのネットワーク接続関係テーブルの値と矛盾するグループ接続関係メッセージを受信する手段、
ローカルのアダプタが別のアダプタ・メンバーシップ・グループに属しているのを確認する手段、または、
ローカルのアダプタが使用不可になっているのを確認する手段、
のうちの少なくとも1つを含む、トポロジ伝達システム。 - 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達方法を実行する、機械で実行可能な命令の少なくとも1つのプログラムを有形的に組み込んだ、機械で読み取り可能な少なくとも1つのプログラム記憶装置であって、前記分散コンピューティング環境が、各々が特定のノードの少なくとも1つのグループを含むところの少なくとも2つのネットワークを含み、前記分散コンピューティング環境の少なくとも1つのノードが少なくとも2つのアダプタを含み、前記少なくとも2つのアダプタが前記少なくとも1つのノードを前記少なくとも2つのネットワークに接続し、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開するステップと
を含むプログラムと、
前記グループ接続関係メッセージを送信するステップが、
第1のグループ・リーダーから、前記少なくとも2つのネットワークの第1のネット ワーク上のノードの第1のグループのうちの特定のノードに、第1のグループ接続関係メッセージ(GCM)を送信するステップであって、前記少なくとも1つのノードがノードの前記第1のグループのうちの特定のノードを含む、前記送信するステップと、
前記少なくとも1つのノードによって、前記第1のGCMを前記少なくとも2つのネットワークの第2のネットワーク上のノードの第2のグループに転送するステップと
を含むプログラムを有形的に組み込んだ少なくとも1つのプログラム記憶装置。 - 前記少なくとも2つのネットワーク内でハートビート・プロトコルを使って、前記グループ内の各特定のノードが継続的に存在することを保証するステップをさらに含むプログラムを有形的に組み込んだ請求項25に記載の、少なくとも1つのプログラム記憶装置。
- 前記分散コンピューティング環境の前記少なくとも2つのネットワークが、不均質なネットワークを含むところのプログラムを有形的に組み込んだ請求項26に記載の、少なくとも1つのプログラム記憶装置。
- 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達方法を実行する、機械で実行可能な命令の少なくとも1つのプログラムを有形的に組み込んだ、機械で読み取り可能な少なくとも1つのプログラム記憶装置であって、前記分散コンピューティング環境が、各々が特定のノードの少なくとも1つのグループを含むところの少なくとも2つのネットワークを含み、前記分散コンピューティング環境の少なくとも1つのノードが少なくとも2つのアダプタを含み、前記少なくとも2つのアダプタが前記少なくとも1つのノードを前記少なくとも2つのネットワークに接続し、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開するステップと
を含むプログラムと、
前記少なくとも2つのネットワーク内でハートビート・プロトコルを使って、前記グループ内の各特定のノードが継続的に存在することを保証するステップを含むプログラムと、
前記グループ接続関係メッセージを送信するステップが、
第1のグループ・リーダーから、前記少なくとも2つのネットワークの第1のネットワーク上のノードの第1のグループのうちの特定のノードに、第1のグループ接続関係メッセージ(GCM)を送信するステップであって、前記少なくとも1つのノードがノードの前記第1のグループのうちの特定のノードを含む、前記送信するステップと、
前記少なくとも1つのノードによって、前記第1のGCMを前記少なくとも2つのネットワークのノードの第2のネットワーク上の第2のグループに転送するステップと
を含むプログラムとを有形的に組み込んだ請求項26に記載の、少なくとも1つのプログラム記憶装置。 - ノードの前記第1のグループのうちの特定のノードと、ノードの前記第2のグループのうちの特定のノードとで受信された前記第1のGCMを、前記特定のノードの各々がローカルのネットワーク接続関係テーブル(NCT)を更新するのに使用するプログラムを有形的に組み込んだ請求項28に記載の、少なくとも1つのプログラム記憶装置。
- 前記グループ接続関係メッセージを送信するステップが、
第2のグループ・リーダーからノードの前記第2のグループのうちの特定のノードに、第2のGCMを送信するステップと、
前記少なくとも1つのノードによって、前記第2のGCMを前記少なくとも2つのネットワークの前記第1のネットワーク上のノードの前記第1のグループに転送するステップと
をさらに含むプログラムを有形的に組み込んだ請求項28に記載の、少なくとも1つのプログラム記憶装置。 - 前記第2のグループ・リーダーによって第2のGCMを送信する前記ステップが、前記転送された第1のGCM中の新しい情報を前記第2のグループ・リーダーが受信することに応答するところのプログラムを有形的に組み込んだ請求項30に記載の、少なくとも1つのプログラム記憶装置。
- 前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップが、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を各グループ・リーダーが確認したのち、
前記各グループ・リーダーが送信するメッセージの個数が既定値に到達したときに、
前記各グループ・リーダーが前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップ
を含むプログラムを有形的に組み込んだ請求項30に記載の、少なくとも1つのプログラム記憶装置。 - 前記グループ接続関係メッセージの送信を再開するステップが、
前記分散コンピューティング環境内で前記トポロジの変化を確認するステップ
を含み、
前記確認するステップが、
グループ・リーダーが、ローカルのネットワーク接続関係テーブルの値と矛盾するノード接続関係メッセージを受信するステップ、
グループ・リーダーが、ローカルのネットワーク接続関係テーブルの値と矛盾するグループ接続関係メッセージを受信するステップ、
ローカルのアダプタが別のアダプタ・メンバーシップ・グループに属しているのを確認するステップ、または、
ローカルのアダプタが使用不可になっているのを確認するステップ、
のうちの少なくとも1つを含むプログラムを有形的に組み込んだ請求項32に記載の、少なくとも1つのプログラム記憶装置。 - 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達方法を実行する、機械で実行可能な命令の少なくとも1つのプログラムを有形的に組み込んだ、機械で読み取り可能な少なくとも1つのプログラム記憶装置であって、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開するステップと
を含むプログラムと、
前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップが、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認したのち、
各グループ・リーダーから送信されたメッセージの個数が既定値に到達したときに、
前記各グループ・リーダーが前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップ
を含むプログラムを有形的に組み込んだ少なくとも1つのプログラム記憶装置。 - 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達方法を実行する、機械で実行可能な命令の少なくとも1つのプログラムを有形的に組み込んだ、機械で読み取り可能な少なくとも1つのプログラム記憶装置であって、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開するステップと
を含むプログラムと、
前記トポロジの伝達の期間に、肯定応答メッセージを使わずに、前記送信するステップ、前記停止するステップ、および、前記再開するステップを実現するステップ
をさらに含むプログラムとを有形的に組み込んだ少なくとも1つのプログラム記憶装置。 - 分散コンピューティング環境におけるトポロジ伝達方法を実行する、機械で実行可能な命令の少なくとも1つのプログラムを有形的に組み込んだ、機械で読み取り可能な少なくとも1つのプログラム記憶装置であって、
分散コンピューティング環境内で少なくとも1つのグループ・リーダーからノードの少なくとも1つのグループのうちの特定のノードに、グループ接続関係メッセージを送信するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化がない期間は、前記グループ接続関係メッセージの送信を停止するステップと、
前記分散コンピューティング環境内でトポロジの変化を確認すると、前記少なくとも1つのグループ・リーダーからのグループ接続関係メッセージの送信を再開するステップと
を含むプログラムと、
前記グループ接続関係メッセージの送信を開始するステップが、
グループ・リーダーが、ローカルのネットワーク接続関係テーブルの値と矛盾するノード接続関係メッセージを受信するステップ、
グループ・リーダーが、ローカルのネットワーク接続関係テーブルの値と矛盾するグループ接続関係メッセージを受信するステップ、
ローカルのアダプタが別のアダプタ・メンバーシップ・グループに属しているのを確認するステップ、または、
ローカルのアダプタが使用不可になっているのを確認するステップ、
のうちの少なくとも1つを含むプログラムとを有形的に組み込んだ少なくとも1つのプログラム記憶装置。
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