JP3588167B2 - Tv受像機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像信号の不存在時に音声信号のミュートを行うTV受像機に関するもので、特に音声信号のS/N等の特性を計るテストが簡単に行えるTV受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】
映像信号の不存在時に音声信号のミュートを行うTV受像機が登場している。これは、映像が表示されていないときにノイズがアンプされて放音されるのを防止する効果がある。
特にPAL方式では、規格でID(識別)回路と呼ばれる映像信号の有無を識別するものが存在しているので、ID回路の出力信号を用いれば、簡単にミュートが行える。
【0003】
図2は、そのようなTV受像機を示すもので、入力端子(1)からのVIF(ビデオ中間周波数)信号は、VIF回路(2)で増幅及び検波される。インターキャリア方式のVIF回路(2)からは、音声IF信号が映像とともに発生し、フィルタ等を介して音声がSIF(音声中間周波数)回路(3)に印加される。
SIF回路(3)では、音声信号の復調と増幅が行われる。
【0004】
ID回路(4)は、VIF回路(2)の出力信号中の映像信号に含まれる水平同期信号が存在するか否かで、映像信号の有無を識別する。そして、映像信号がありと識別したら、SIF回路(3)へのミュートは行わない。逆に、映像信号がなしと識別したら、SIF回路(3)へのミュートを行う。
ところで、ICの製造過程ではIC内部の各回路が正常に機能しているか否かをチェックする必要がある。図2の回路においても、VIF回路(2)、SIF回路(3)にテスト信号を印加し、その出力信号波形を観察している。
【0005】
図3は、そのようなTV受像機のテスト方法を示す。SIF回路(3)にミュートがかからないようにするには、VIF回路(2)にも信号を印加する必要がある。このため、VIF回路(2)とSIF回路(3)に同時にテスト信号源(SG)(5)(6)からのテスト信号を印加する必要がある。そして、それぞれの出力信号をオシロスコープ(7)(8)などで測定してテストを行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図3の方法では2つのテスト信号を同時に印加する必要があるので、SGが2台必要となり、測定コストがかかってしまうという問題がある。
又、音声信号の測定を行っている際に映像信号が隣接して発生しているので、相互に干渉を引き起こし、正確な測定ができないという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、ビデオIF信号の増幅及び検波を行うVIF回路と、該VIF回路の出力信号中の音声成分の増幅及び検波を行うSIF回路と、前記VIF回路中のビデオIF信号が無信号状態であることを検出し、前記SIF回路にミュートを行うID回路と、を備えるTV受像機において、ICテスターからの命令により前記ミュート動作を解除するミュート解除回路を設けることにより前記SIF回路にテスト信号を印加する際に、前記VIF回路に映像用のテスト信号を印加しないことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のTV受像機を示すもので、(9)及び(10)は、ID回路(4)の出力信号に応じてSIF回路(3)内のアンプ(11)をミュートするトランジスタ、(12)はSIF回路(3)へのミュート動作が解除される解除信号を発生するICテスター、(13)はICテスター(12)からの解除信号とAFTデイフィート信号とが印加される端子、(14)はAFT回路、(15)は前記解除信号が印加された時のみオンするトランジスタ、(16)はミュート解除用のトランジスタである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の点に鑑みなされたもので、ビデオIF信号の増幅及び検波を行うVIF回路と、該VIF回路の出力信号中の音声成分の増幅及び検波を行うSIF回路と、前記VIF回路中のビデオIF信号が無信号状態であることを検出し、前記SIF回路にミュートを行うID回路とを備えるTV受像機において、
前記SIF回路のテストを行う際には前記ミュート動作を解除するミュート解除回路を設け前記SIF回路にテスト信号を印加する際に、映像用のテスト信号を使用しないことを特徴とする。
【0010】
SIF回路(3)の端子(17)からのSIF信号は、リミッタ(19)で振幅制限されてからFM復調器(20)でFM復調される。FM復調された音声信号は、アンプ(11)で増幅されて出力端子(21)に導出される。
この時、端子(13)にはICテスター(12)からの解除信号は印加されず、AFTデイフィート信号が印加されるだけである。トランジスタ(15)のベース電圧は、例えば5Vに設定されている。そして、前記AFTデイフィート信号のレベルは5Vより十分に低く設定されている。すると、トランジスタ(15)はオフを保ち、AFTデイフィート信号は、AFT回路(4)にのみ印加される。 この状態でID回路(4)が同期信号の不存在を検出すると「L」レベルの信号を発生し、トランジスタ(9)をオンさせる。すると、トランジスタ(10)がオンして「L」レベルの信号をアンプ(11)に印加して、アンプ(11)にミュート動作を行わせる。
【0011】
従って、図1の装置によれば映像信号の不存在時に音声信号のミュートを行うことができる。
尚、ミュートしない場合は、トランジスタ(9)及び(10)はオフしている。
次に、図1のTV受像機が製造工程途中にあり、回路のテストを行うとする。この場合には、SIF回路(3)の端子(17)にはテスト信号源(6)を設けるが、VIF回路(2)の端子(1)にはSGを設けない。このため、映像と音声の干渉も問題はない。又、ICテスター(12)からの命令に基づいて、ミュート動作が解除される解除信号が端子(13)に印加される。
【0012】
端子(1)には信号が印加されないので、ID回路(4)は無信号状態と判別してミュートするための「L」レベルの信号をトランジスタ(9)のベースに印加する。すると、前述のようにトランジスタ(10)がオンしようとするが、5V以上の前記解除信号がトランジスタ(15)に印加されると、トランジスタ(15)がオンして、トランジスタ(16)がオンする。すると、トランジスタ(10)は強制的にオフとなり、アンプ(11)に対するミュートが行われなくなる。
【0013】
このため、端子(17)からのテスト信号はSIF回路(3)を正常に通過して出力端子(21)に導出され、正確なテストが可能となる。
【0014】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明によれば、ID回路を備え、自動的にミュートが行われるTV受像機においても簡単にSIF回路のテストを行うことができる。
特に本発明によれば、1台のSGを使用するだけでよいので、正確な測定とコストがかからないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のTV受像機を示す回路図である。
【図2】従来のTV受像機を示す回路図である。
【図3】図2のTV受像機の測定方法に供するための図である。
【符号の説明】
(2) VIF回路
(3) SIF回路
(4) ID回路
(16) トランジスタ
Claims (1)
- ビデオIF信号の増幅及び検波を行うVIF回路と、
該VIF回路の出力信号中の音声成分の増幅及び検波を行うSIF回路と、
前記VIF回路中のビデオIF信号が無信号状態であることを検出し、前記SIF回路にミュートを行うID回路と、を備えるTV受像機において、ICテスターからの命令により前記ミュート動作を解除するミュート解除回路を設けることにより前記SIF回路にテスト信号を印加する際に、前記VIF回路に映像用のテスト信号を印加しないことを特徴とするTV受像機。
Priority Applications (1)
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JP21778895A JP3588167B2 (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | Tv受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP21778895A JP3588167B2 (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | Tv受像機 |
Publications (2)
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JPH0965228A JPH0965228A (ja) | 1997-03-07 |
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Family
ID=16709740
Family Applications (1)
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JP21778895A Expired - Fee Related JP3588167B2 (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | Tv受像機 |
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Country | Link |
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Families Citing this family (1)
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JP4357356B2 (ja) * | 2004-05-10 | 2009-11-04 | 株式会社東芝 | 映像信号受信装置及び映像信号受信方法 |
-
1995
- 1995-08-25 JP JP21778895A patent/JP3588167B2/ja not_active Expired - Fee Related
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