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JP3586628B2 - センサレスdcモータ及びセンサレスdcモータの起動方法 - Google Patents

センサレスdcモータ及びセンサレスdcモータの起動方法 Download PDF

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JP3586628B2 JP2000261054A JP2000261054A JP3586628B2 JP 3586628 B2 JP3586628 B2 JP 3586628B2 JP 2000261054 A JP2000261054 A JP 2000261054A JP 2000261054 A JP2000261054 A JP 2000261054A JP 3586628 B2 JP3586628 B2 JP 3586628B2
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  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、センサレスDCモータ及びその起動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
回転子の位置を検出するホール素子を含まないセンサレスDCモータが、広く使用されている。センサレスDCモータは、回転子が回転することにより電機子に誘起される逆起電圧を利用して、回転子の位置を検出する。その位置に基づいて、モータの電機子の各相に流される駆動電流は、その回転子が回転するように定められる。
【0003】
このようなセンサレスDCモータを回転子が静止している静止状態から起動する場合には、逆起電圧を利用しない起動方法が使用されていた。なぜなら、回転子が静止している状態では、逆起電圧が発生しないからである。
【0004】
第1の公知のセンサレスDCモータの起動方法が、公開特許公報(特開平9−233885)に開示されている。図5(a)を参照すると、第1の公知のセンサレスDCモータの起動方法では、まず、U相101からV相102に向かって、短時間の通電が行われる。これにより、回転子103が矢104の方向に回転する。通電された状態が維持されると、回転子103は、図5(b)に示されている位置にロックされる。続いて、W相105からV相102に向かって通電される。すると、回転子103は、反時計周りの方向に回転を始める。続いて、所定の周期で順次に位相の切替が行われ、回転子103が加速される。回転子103の回転速度が増加した後は、逆起電圧でもって回転子103の位置が検出される。検出された位置に基づいて、モータの相が切り替えられ、その後の回転が維持される。
【0005】
しかし、第1の公知のセンサレスDCセンサレスモータの起動方法では、回転子103が、一定の位置にロックされるまでに時間がかかる。なぜなら、矢104の方向に回転する回転子103は、慣性により回転し続けようとするからである。
【0006】
センサレスDCモータを起動する場合、起動に要する時間が短いことが望ましい。
【0007】
また、第2の公知のセンサレスDCモータの起動方法が、「トランジスタ技術2000年2月号」pp.221〜228に開示されている。更に、第2の公知のセンサレスDCモータの起動方法を実施する公知のセンサレスDCモータが、公開特許公報(特開平8−308288)に開示されている。公知のそのセンサレスDCモータは、図6に示されているように、DCブラシレスモータ本体111と、マイコン112と、出力部113と、位置検出部114と、メモリ115とからなる。
【0008】
第2の公知のセンサレスDCセンサレスモータの起動方法では、回転子の位置と無関係な駆動パターンに従って電機子電流が流される。その駆動パターンは、メモリ115に記憶されている。マイコン112は、メモリ115に記憶されたその駆動パターンに従って出力部113を制御する。
【0009】
第2の公知のセンサレスDCモータの起動方法を実施する公知のそのセンサレスDCモータは、回路規模が大きくなる。なぜなら、公知のそのセンサレスDCモータは、回路規模が大きいメモリを使用するからである。
【0010】
更に、第2の公知のセンサレスDCモータの起動方法は、起動に時間がかかる。更に、第2の公知のセンサレスDCモータの起動方法は、大きな起動トルクが得られない。なぜなら、第2の公知のセンサレスDCモータの起動方法は、回転子の位置に関わらず、一定の駆動パターンに従って、電機子電流を電機子に供給するからである。
【0011】
また、第3の公知のセンサレスDCモータの起動方法が、前述の「トランジスタ技術2000年2月号」pp.221〜228に開示されている。公知のそのセンサレスDCモータの起動方法では、電機子に電圧を印加したときの電流の立ち上がりの速さから、静止した回転子の位置が検出される。
【0012】
図7は、第3の公知のセンサレスDCモータの起動方法を示す。センサレスDCモータの電機子121と、回転子122とが図7(a)に示されている位置にあるとする。
【0013】
まず、センサレスDCモータの電機子121に、図7(b)に示されている電圧パターンが印加される。この印加される電圧パターンは、回転子122が回転しないように、高速に切り替えられる。
【0014】
電機子121に電圧パターンが印加されるときに電機子121に流れる電流の立ち上がりの速さは、回転子122の位置に依存する。電機子121に流れる電流により発生する磁界の方向と、回転子122に設けられた磁石が発生する磁界の方向とが一致する場合には、その電流は、速く立ち上がる。図7(b)に示されているように、タイミング(1)において、U相駆動電圧Vが電源電位VCCに、V相駆動電圧Vが接地電位に、それぞれ設定されたとする。この場合、U相コイル121aは、それが対向する磁石122aが発生する磁束の方向と概ね一致する方向の磁束を発生する。この場合、図7(c)に示されているように、U相コイルに流れる電流Iは、急速に立ち上がる。
【0015】
一方、この電流により発生する磁界の方向と、回転子に設けられた磁石が発生する磁界の方向とが一致しない場合には、その電流の立ち上がり速度は遅い。図7(b)に示されているように、タイミング(4)において、U相駆動電圧Vが接地電位に、V相駆動電圧Vが電源電位VCCに、それぞれ設定されたとする。前述の場合とは異なり、U相コイル121aは、それが対向する磁石122aが発生する磁束の方向と逆の方向の磁束を発生する。この場合、図7(c)に示されているように、U相コイルに流れる電流Iの立ち上がり速度は遅くなる。
【0016】
このように、電機子に電圧が印加されたときの電流の立ち上がり速度は、回転子と電機子との相対的な位置を示す。従って、その立ち上がり速さから、静止した回転子の位置を検出することができる。検出された回転子の位置に基づいて、モータが起動される。
【0017】
第3の公知のセンサレスDCモータの起動方法を実施するためには、電流の立ち上がり速度を検出する回路が必要となる。そのような回路は、一般に、アナログ回路であることを要する。アナログ回路は、LSIに集積化すると、その占有する面積が大きくなってしまう。従って、第3の公知のセンサレスDCモータの起動方法を実施するために電流の立ち上がり速度を検出する回路をLSIに集積化すると、その回路が占有する面積は、大きくなってしまう。
【0018】
センサレスDCモータを起動する回路の規模は、小さいことが望ましい。
【0019】
また、センサレスDCモータを起動する回路をLSIに集積化した場合、その回路が占有する面積が小さいことが望ましい。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、センサレスDCモータを起動するのに要する時間を短縮することにある。
【0021】
本発明の他の課題は、センサレスDCモータを起動するのに必要な回路の規模を小さくすることにある。
【0022】
本発明の更に他の課題は、センサレスDCモータを起動する回路をLSIに集積化した場合に、その回路が占有する面積を小さくすることにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
その課題を解決するための手段は、下記のように表現される。その表現中に現れる技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添記されている。その番号、記号等は、本発明の複数の実施の形態のうちの、少なくとも1つの実施の形態を構成する技術的事項、特に、その実施の形態に対応する図面に表現されている技術的事項に付せられている参照番号、参照記号等に一致している。このような参照番号、参照記号は、請求項記載の技術的事項と実施の形態の技術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このような対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の形態の技術的事項に限定されて解釈されることを意味しない。
【0024】
本発明によるセンサレスDCモータの起動方法は、
回転子(5)が静止した状態で、電機子(4)に起動電流を供給することと、その起動電流に応答して回転子(5)が動くことにより、電機子(4)に誘起される逆起電圧を測定することと、
電機子(4)に、その逆起電圧に基づいて定められた駆動電流を供給することとを具備する。
【0025】
回転子(5)が静止している場合には、電機子(4)に電圧が誘起されない。電機子(4)に電圧が誘起されないと、回転子(5)の位置は不明である。当該センサレスDCモータの起動方法は、このような状態にあるセンサレスDCモータを起動する方法を提供する。
【0026】
このとき、駆動電流を逆起電圧に基づいて定めるとは、電機子(4)に誘起される逆起電圧に基づいて回転子(5)の位置を測定することと、その位置に基づいて駆動電流を定めることと実質的に同義である。
【0027】
当該センサレスDCモータの起動方法において、逆起電圧を測定することは、起動電流を供給することの後に行なわれることがある。この場合、逆起電圧の測定を起動電流の影響を受けることなく行うことができる。
【0028】
また、逆起電圧を測定することは、起動電流を供給することと並行して行われることもある。当該センサレスDCモータが3相電源で駆動される場合には、電機子は、それぞれの相に対応する3つのコイルを含む。この場合、起動電流を3つのコイルのうちの2つのコイルに供給し、同時に、他の1つのコイルに誘起される逆起電圧を測定することにより、逆起電圧を測定することと、起動電流を供給することとを並行して行うことができる。これにより、当該センサレスDCモータを速く起動できる。
【0029】
当該センサレスDCモータの起動方法において、起動電流を供給することは、電機子(4)に他の起動電流を供給することと、他の起動電流を供給しても回転子(5)が回転しない場合に、電機子(4)に前述の起動電流を供給することとを含むことがある。このとき、その起動電流が有する第1波形と、他の起動電流が有する第2波形とは、互いに異なることが望ましい。
【0030】
回転子(5)の位置によっては、他の起動電流を供給しても回転子(5)が回転しないことがある。この場合、回転子(5)の位置を検出することができない。そこで、他の起動電流を供給しても回転子(5)が回転しない場合には、他の起動電流が有する第2波形と異なる第1波形を有する起動電流を電機子(4)に供給し、これによって回転子(5)を回転させる。但し、ここでいう波形とは、起動電流及び他の起動電流が、どの相からどの相に流されるかを含む概念であること意図されていることに留意されるべきである。
【0031】
当該センサレスDCモータの起動方法は、更に、逆起電力に基づいて回転子(5)の回転方向を検出することと、回転子(5)の回転方向が逆転方向のとき、回転子(5)を停止することとを具備することがある。
【0032】
また、当該センサレスDCモータの起動方法において、駆動電流を供給することは、逆起電圧に基づいて定められた第1駆動電流を、回転子(5)が所定の目標回転数に到達するまで電機子(4)に供給することと、第1駆動電流を供給することの後、第2駆動電流を電機子(4)に供給することとを含むことがある。このとき、第1駆動電流のデューティーが実質的に100%であるのに対し、第2駆動電流のデューティーは制御される。
【0033】
ここで駆動電流のデューティーとは、ある期間について考えた場合に、全期間のうち、駆動電流が電機子(4)に供給されている期間の割合をいう。駆動電流が電機子に供給されている期間とは、電機子(4)に3相電源が供給されている場合には、そのいずれかの相に駆動電流が供給されている期間を意味する。
【0034】
第1駆動電流のデューティーを実質的に100%にすることにより、回転子(5)に印加されるトルクが最大になり、これにより所定の目標回転数に到達するまでの時間を短縮できる。
【0035】
また、当該センサレスDCモータの起動方法において、駆動電流を供給することは、逆起電圧に基づいて定められた第1駆動電流を、回転子(5)が所定の目標回転数に到達するまで、回転子(5)に印加されるトルクが実質的に最大になるように供給することと、第1駆動電流を供給することの後、それのデューティーが制御された第2駆動電流を、前記電機子に供給することとを含むことがある。
【0036】
本発明によるセンサレスDCモータは、センサレスDCモータ本体(1)と、ここでセンサレスDCモータ本体(1)は、電機子(4)と回転子(5)とを含み、回転子(5)が静止した状態にあるときに、電機子(4)に起動電流を供給する第1電流供給部(3)と、起動電流に応答して回転子(5)が動くことにより電機子(4)に誘起される逆起電圧を測定する電圧検出部(2)と、逆起電圧に基づいて定められた駆動電流を、電機子(4)に印加する第2電流供給部(3)とを具備する。
【0037】
このとき、第1電流供給部(3)と、第2電流供給部(3)とは一致することがある。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明による実施の形態のセンサレスDC
モータ及びその起動方法を説明する。
【0039】
本発明による実施の一形態のセンサレスDCモータは、図1に示されているように、センサレスDCモータ本体1と、誘起電圧検出回路2と、駆動部3とを含む。
【0040】
センサレスDCモータ本体1は、電機子4と、回転子5とを含む。電機子4は、U相コイル4a、V相コイル4b、W相コイル4cを含む。U相コイル4a、V相コイル4b、及びW相コイル4cは、星型結線を構成しながら接続されている。U相コイル4a、V相コイル4b、及びW相コイル4cは、中点4dにおいて接続している。U相コイル4a、V相コイル4b、及びW相コイル4cには、それぞれ、U相配線9a、V相配線9b、及びW相配線9cが接続されている。U相配線9a、V相配線9b、及びW相配線9cを介して、U相コイル4a、V相コイル4b、及びW相コイル4cに電流が供給されることにより、回転子5が回転する。
【0041】
誘起電圧検出回路2は、回転子5が回転することによりU相コイル4a、V相コイル4b、及びW相コイル4cにそれぞれ誘起される逆起電圧を測定する。逆起電圧が測定される場合、中点4dの電位が基準電位として参照される。誘起電圧検出回路2は、測定された逆起電圧を示す電圧測定信号aを、駆動部3に送る。
【0042】
駆動部3は、誘起電圧検出回路2が測定する逆起電圧に基づいて、電機子4に電流を供給する。駆動部3は、U相配線9a、V相配線9b、及びW相配線9cを介して、電機子4に電流を供給する。
【0043】
駆動部3は、駆動演算回路6、出力部7、起動パターン生成回路8とを含む。
【0044】
駆動演算回路6は、誘起電圧検出回路2が測定する逆起電圧に基づいて、回転子5の位置を算出する。駆動演算回路6は、算出された回転子5の位置に基づいて、電機子4に供給される電流の供給タイミングを定め、タイミング指示信号dを生成する。
【0045】
出力部7は、タイミング指示信号dに指示されたタイミングで、U相配線9a、V相配線9b、及びW相配線9cを電源電位VCCにし、又は接地し、若しくは浮遊状態にする。出力部7は、タイミング指示信号dに応答して、電機子4に電流を供給することになる。
【0046】
ここで、センサレスDCモータ本体1が起動される際には、U相コイル4a、V相コイル4b、及びW相コイル4cには逆起電圧が発生していない。回転子5が静止している場合には、U相コイル4a、V相コイル4b、及びW相コイル4cには逆起電圧は誘起されないからである。
【0047】
これに対応して、起動パターン生成回路8は、センサレスDCモータ本体1が起動される際に電機子4に供給される電流の起動パターンを定める。起動パターン生成回路8は、定められた起動パターンを指示する起動パターン指示信号bを駆動演算回路6に出力する。センサレスDCモータ本体1が起動される際、駆動演算回路6は、起動パターンbに基づいて電機子4に供給される電流の供給タイミングを定め、タイミング指示信号cを生成する。出力部7は、タイミング指示信号cに指示されたタイミングで、電機子4に電流を供給する。
【0048】
但し、起動パターン生成回路8により定められた一の起動パターンで電流が供給されても、センサレスDCモータ本体1を起動することが失敗することがある。このような場合、駆動演算回路6は、起動パターン変更指示信号dを起動パターン生成回路8に出力する。起動パターン変更指示信号dに応答して、起動パターン生成回路8は、起動パターンを変更する。
【0049】
続いて、図2を参照しながら、当該センサレスDCモータを起動する起動方法を説明する。
【0050】
まず、起動パターン生成回路8により、起動パターンが定められる(ステップS01)。起動パターンは、図3に示されたパターン1〜6のうちから選択される。
【0051】
パターン1が選ばれた場合、電機子4のV相コイル4bからU相コイル4aに電流が流される。パターン2が選ばれた場合、電機子4のV相コイル4bからW相コイル4cに電流が流される。以下、同様に、パターン3〜6が選ばれた場合、U相コイル4aからW相コイル4c、U相コイル4aからV相コイル4bに、W相コイル4cからV相コイル4bに、W相コイル4cからU相コイル4aに、それぞれ電流が流される。
【0052】
選択された起動パターンに応答して、U相配線9a、V相配線9b、及びW相配線9cに印加される電圧が定められる。図3において、”GND”は、接地されることを意味する。”VCC”は、電源電位VCCにされることを意味する。”NC”は、浮遊状態にされることを意味する。
【0053】
センサレスDCモータの起動を開始する場合、パターン1が起動パターンとして選ばれる。後述されるように、パターン1を起動パターンとしたときに、当該センサレスDCモータの起動ができなかった場合には、他のパターンが起動パターンとして選ばれる。
【0054】
起動パターンとしてパターン1が選ばれたことは、起動パターン指示信号bにより駆動演算回路6に伝達される。
【0055】
続いて、定められた起動パターンに従って、電機子4に電流が印加される(ステップS02)。このとき、駆動演算回路6は、起動パターン指示信号bに応答して、タイミング指示信号cを出力部7に出力し、V相からU相にT秒間だけ電流を流すことを出力部7に指示する。そのT秒は、回転子5が回転し得る範囲内で、積極的に微小であるように選ばれる。
【0056】
T秒間の間、出力部7は、U相コイル4aに接続されているU相配線9aを接地し、更に、V相コイル4bに接続されているV相配線9bを電源電位VCCにする。このとき、W相コイル4cに接続されているW相配線9cは、浮遊状態にされる。このようにして、U相からV相に、電流が流される。
【0057】
このようにして、電機子4には、T秒間だけ、V相からU相に流れる一の電流パルスが印加される。電機子4に、T秒間、電流が印加されると、多くの場合、電磁力により回転子5が微小に回転する。
【0058】
続いて、回転子5が回転することにより誘起される逆起電圧が測定される(ステップS03)。このとき、出力部7は、U相配線9a、V相配線9b、及びW相配線9cは、いずれも、浮遊状態にされる。回転子5が微小に回転すると、電機子4のU相コイル4a、V相コイル4b、及びW相コイル4cに逆起電力が誘起される。U相配線9a、V相配線9b、W相配線9c、及び前述された電機子4の中点4dの電位から、U相コイル4a、V相コイル4b、及びW相コイル4cに誘起される逆起電圧がそれぞれ測定される。測定された逆起電圧は、電圧測定信号aにより駆動演算回路6に通知される。
【0059】
なお、逆起電圧の測定は、電機子4に電流が印加されている間に行うことも可能である。前述されているように、起動の際には、U相からV相に電流が流される。このとき、W相配線4bは、浮遊状態にされている。従って、U相からV相に電流が流されている間に、W相コイル4cに誘起される逆起電圧を測定することが可能である。他のパターンが印加されている場合にも同様に、U相コイル4a、V相コイル4b、及びW相コイル4cのうち、電流が印加されていないものの逆起電圧を測定することも可能である。このように、電機子4に電流が印加されている間に、逆起電圧が測定されることにより、センサレスDCモータを起動するのに要する時間をより短縮することができる。
【0060】
続いて、電機子4に逆起電圧が誘起されているか否かが判断される(ステップS04)。電機子4に逆起電圧が誘起されているか否かに応じて、異なる動作が行われる。
【0061】
電機子4に逆起電圧が誘起されていないと、回転子5の位置を特定することができない。この場合、前述の起動パターンが他のパターンに切り替えられる(ステップS05)。更に、切り替えられた起動パターンに従って、電機子4に電流が印加される(ステップS02)。起動パターンの切り替えは、回転子5が微小に回転し、電機子4に逆起電圧が誘起されるまで行われる。
【0062】
電機子4に逆起電圧が誘起されている場合には、その逆起電圧から、回転子5の回転方向が判定される(ステップS06)。
【0063】
回転子5が逆転していると判断された場合、回転子5の回転が停止される(ステップS07)。この場合、起動パターンの印加(ステップS02)から回転子5の回転方向が判定(ステップS06)までの動作が、再度、行われる。
【0064】
回転子5が正転していると判断された場合には、閉ループ駆動が行われる(ステップS08)。ここで閉ループ駆動とは、電機子4に誘起された逆起電圧に基づいて回転子5の位置を検出し、その検出された位置に応じて電機子4のU相コイル4a、V相コイル4b、及びW相コイル4cに流す電流を定めながら回転子5を駆動することをいう。
【0065】
回転子5が回転することにより電機子4に誘起される逆起電力から、回転子5の位置が検出される。検出された位置に基づいて、回転子5に回転トルクが加わるように、電機子4のU相コイル4a、V相コイル4b、及びW相コイル4cに流す電流が定められる。
【0066】
一度、回転子5が回転を始めれば、それ以後は、電機子4に誘起された逆起電圧に基づいて回転子5の位置を検出し、回転子5を駆動することができる。
【0067】
このときの閉ループ駆動は、デューティーを実質的に100%にしながら行われる。ここでデューティーDは、T(秒)の長さを有するある期間において、その間に、U相、V相及びW相のうちの2相の間にτ(秒)だけ電流が供給された場合、
D=τ/T
により定義される。デューティーが100%であるとは、任意の時刻について、U相、V相及びW相のうちの2相の間に電流が供給されていることをいう。図4は、デューティーが100%であるときの、U相配線9a、V相配線9b、W相配線9cの電位を示す。図4を参照して、時刻tから時刻tでは、W相配線9cが電源電圧VCCにされ、U相配線9aが接地されている。即ち、時刻tから時刻tでは、電機子4のW相からU相に電流が供給されている。時刻tから時刻tでは、V相配線9bが電源電圧VCCにされ、U相配線9aが接地されている。即ち、時刻tから時刻tでは、電機子4のV相からU相に電流が供給されている。このように、デューティーが100%であるときには、任意の時刻において、U相配線9a、V相配線9b、W相配線9cのうちの一の配線が電圧VCCにされ、更に、他の一の配線が接地される。もって、U相、V相及びW相のうちの2相の間に電流が供給される。
【0068】
デューティーを実質的に100%にしながら閉ループ駆動が行われることにより、回転子5には、それに加えられ得る最大のトルクが加えられる。
【0069】
続いて、回転子5が回転しているか否かが判定される(ステップS09)。前述されているように、定められた起動パターンに従って電機子4に電流が印加されることにより、通常は、回転子5が微小に回転する。しかし、このときに回転子5に加えられるトルクが小さいと、前述の閉ループ駆動(ステップS08)が開始されたときに、回転子5の回転が停止することがある。そこで、回転子5が回転しているか否かが判定される。回転子5が回転しているか否かは、電機子4に誘起される逆起電力に基づいて判断される。
【0070】
回転子5が回転していない場合には、起動パターンが他のパターンに切り替えられ(ステップS10)、更に、起動パターンの印加(ステップS02)からデューティーを100%にした閉ループ駆動(ステップS08)までの動作が、再度、行われる。
【0071】
回転子5が回転している場合には、デューティーを100%にしながらの閉ループ駆動が継続される(ステップS11)。デューティーを100%にしながらの閉ループ駆動は、回転子5が所定の回転数に到達するまで継続される(ステップS12)。
【0072】
回転子5が所定の回転数に到達した後は、デューティーが制御されながらの閉ループ駆動が行われる(ステップS13)。デューティーが制御されることにより、所望のトルクが回転子5に加えられ、回転子5の回転数が制御される。以上の過程により、センサレスDCモータの起動が完了する。
【0073】
なお、上述のセンサレスDCモータの起動方法において、回転方向の判定(ステップS06)は、実施されないことも可能である。この場合でも、検出された回転子5の位置に基づいて閉ループ駆動が行われることにより、回転子5は正転方向に回転する。但し、回転方向の判定(ステップS06)を行わない場合には、逆転しつつある回転子5を強制的に反転して正転させることになることから、回転方向の判定(ステップS06)が行われることが望ましい。
【0074】
本実施の形態のセンサレスDCモータ及びその起動方法は、回転子5が一定の位置にロックされるのを待つ必要がない。当該センサレスDCモータ及びその起動方法は、起動に要する時間を短縮できる。
【0075】
当該センサレスDCモータ及びその起動方法は、回路規模が大きいメモリを使用する必要がない。更に、当該センサレスDCモータ及びその起動方法は、アナログ回路を設ける必要がない。当該センサレスDCモータ及びその起動方法は、誘起電圧検出回路2と駆動部3の回路の規模を小さくできる。更に、当該センサレスDCモータ及びその起動方法は、誘起電圧検出回路2と駆動部3とをLSIに集積する場合、その占有面積を小さくできる。
【0076】
【発明の効果】
本発明により、センサレスDCモータを起動するのに要する時間が短縮される。
【0077】
また、本発明により、センサレスDCモータを起動するのに必要な回路の規模を小さくできる。
【0078】
また、本発明により、センサレスDCモータを起動する回路をLSIに集積化した場合、その回路が占有する面積を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による実施の一形態のセンサレスDCモータの構成を示す。
【図2】図2は、本発明による実施の一形態のセンサレスDCモータの起動方法を示す。
【図3】図3は、起動パターンを示す。
【図4】図4は、デューティーが100%である場合の、U相配線9a、V相配線9b、及びW相配線9cの電位を示す。
【図5】図5は、公知のセンサレスモータの起動方法を説明するための図である。
【図6】図6は、公知のセンサレスDCモータの構成を示す図である。
【図7】図7は、公知のセンサレスDCモータの起動方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1:センサレスDCモータ本体
2:誘起電圧検出回路
3:駆動部
4:電機子
5:回転子
6:駆動演算回路
7:出力部
8:起動パターン生成回路

Claims (9)

  1. 回転子が静止した状態で、電機子に起動電流を供給することと、
    前記起動電流に応答して前記回転子が動くことにより前記電機子に誘起される逆起電圧を測定することと、
    前記電機子に、前記逆起電圧に基づいて定められた駆動電流を供給すること
    とを具備するセンサレスDCモータの起動方法であって、
    前記起動電流を供給することは、
    前記電機子に他の起動電流を供給することと、
    前記他の起動電流を供給しても前記回転子が回転しない場合に、前記電機子に前記起動電流を供給すること
    とを含み、
    前記起動電流が有する第1波形と、前記他の起動電流が有する第2波形とが、互いに異なる
    センサレスDCモータの起動方法。
  2. 請求項1のセンサレスDCモータの起動方法において、
    前記駆動電圧を供給することは、
    前記逆起電圧に基づいて、前記回転子の位置を測定することと、
    前記位置に基づいて、前記駆動電流を定めること
    とを含む
    センサレスDCモータの起動方法。
  3. 請求項1のセンサレスDCモータの起動方法において、
    前記逆起電圧を測定することは、前記起動電流を供給することの後に行なわれる
    センサレスDCモータの起動方法。
  4. 請求項1のセンサレスDCモータの起動方法において、
    前記逆起電圧を測定することは、前記起動電流を供給することと並行して行われる
    センサレスDCモータの起動方法。
  5. 請求項1のセンサレスDCモータの起動方法において、
    更に、
    前記逆起電力に基づいて、前記回転子の回転方向を検出することと、
    前記回転方向が逆転方向のとき、前記回転子を停止すること
    とを具備する
    センサレスDCモータの起動方法。
  6. 請求項1のセンサレスDCモータの起動方法において、
    前記駆動電流を供給することは、
    前記逆起電圧に基づいて定められた、デューティーが実質的に100%である第1駆動電流を、前記回転子が所定の目標回転数に到達するまで、前記電機子に供給することと、
    前記第1駆動電流を供給することの後、それのデューティーが制御された第2駆動電流を、前記電機子に供給すること
    とを含む
    センサレスDCモータの起動方法。
  7. 請求項1のセンサレスDCモータの起動方法において、
    前記駆動電流を供給することは、
    前記逆起電圧に基づいて定められた第1駆動電流を、前記回転子が所定の目標回転数に到達するまで、前記回転子に印加されるトルクが実質的に最大になるように供給することと、
    前記第1駆動電流を供給することの後、それのデューティーが制御された第2駆動電流を、前記電機子に供給すること
    とを含む
    センサレスDCモータの起動方法。
  8. センサレスDCモータ本体と、ここで前記センサレスDCモータ本体は、
    電機子と、
    回転子
    とを含み、
    前記回転子が静止した状態にあるときに、前記電機子に起動電流を供給する第1電流供給部と、
    前記起動電流に応答して前記回転子が動くことにより、前記電機子に誘起される逆起電圧を測定する電圧検出部と、
    前記逆起電圧に基づいて定められた駆動電流を、前記電機子に印加する第2電流供給部
    とを具備するセンサレスDCモータであって、
    前記第1電流供給部は、第1波形を有する起動電流を前記電機子に供給しても前記回転子が回転しない場合に、前記第1波形とは異なる第2波形を有する起動電流を前記電機子に供給する
    センサレスDCモータ。
  9. 請求項において、
    前記第1電流供給部と、前記第2電流供給部とは一致する
    センサレスDCモータ。
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