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JP3585414B2 - ガスセントラルヒーティングシステムの自動試運転モニター装置及び自動試運転モニター方法 - Google Patents

ガスセントラルヒーティングシステムの自動試運転モニター装置及び自動試運転モニター方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスセントラルヒーティング(GCH)システムにおける接続機器の自動試運転を行う装置及び方法に関し、特に、GCHを構成する熱源機に接続されているGCH端末機器の試運転状況をモニター可能な故障診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ガスセントラルヒーティング(GCH)システムが広くに普及している。GCHシステムは、比較的大きい能力を有する熱源機が、風呂、台所、洗面所などへの給湯に加えて、床暖房パネル、エアコン、乾燥機などのGCH端末機器への給湯を行う。
【0003】
それに伴い、熱源機は、風呂、台所、洗面所と給湯管を介して接続されると共に、GCH端末機器にも循環路である給湯管を介して接続される。そして、熱源機は、通常の給湯器と同様に風呂用リモコンや台所用リモコンと通信回線を通じて接続され、それらリモコンからの運転要求に応答して自動湯張りや追い焚きなどの所定の燃焼運転を行う。
【0004】
更に、熱源機は、GCH端末機器のリモコンや制御パネルとも通信回線を通じて接続され、それらのリモコンや制御パネルからの運転要求に応答して、対応する燃焼運転を行う。
【0005】
このようなGCHシステムは、その敷設工事完了時に試運転を行い正しい機能動作の確認が必要である。あるいは故障修理時において、いずれの機器が動作不良原因であるかを探るために試運転動作が必要である。かかる試運転は、自動化されているが、熱源機に複数のGCH端末機器が接続される場合は、それぞれの端末機器の動作確認試験に要する時間は長く従って、全てのGCH端末機器の動作確認を行うことは、更に時間を要するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
一方、GCHシステムの熱源機には、接続される端末機器との間を結ぶ通信回線用の通信線が収容される通信用基板が備えられている。この通信用基板は、接続用コネクタを有し、接続されるGCH端末機器との間の通信線が接続用コネクタに接続される。さらに、接続されるGCH端末機器の状態をモニタする制御手段としてのCPU及び通信手段がGCHシステムの熱源機に設けられている。
【0007】
従来、上記のGCH端末機器の動作確認のための自動試運転の状況及び結果はこの通信用基板に設けられるスイッチ状態及び表示ランプの点灯状態から作業者が確認していた。
【0008】
しかし、かかるスイッチ状態及び表示ランプの点灯状態は接続機器の全てに対して1対1に設けられているものではなく、作業者は長時間を要する自動試運転の経過中の確認ができないものであった。そして、熱源器に接続されるGCH端末機器の数が多くなるほど試運転に要する時間が長くなり、より一層、経過中の動作状態の把握が困難になっていた。
【0009】
したがって、本発明の目的は、かかる試運転中の経過の把握が困難であるという問題を解決するガスセントラルヒーティングシステムの自動試運転モニター装置及び方法を提供することにある。
【0010】
さらに、本発明の目的は、特に故障診断装置等のモニター装置を使用して、ガスセントラルヒーティングシステムの自動試運転状態及びその結果を、端末機器ごとに容易に把握可能とする自動試運転モニター装置及び方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的を達成するガスセントラルヒーティングシステムの自動試運転モニター装置特徴は、熱源機と、該熱源機と給湯管及びシステム内通信手段を介して接続される端末機器とを有するガスセントラルヒーティングシステムの自動試運転をモニターするモニター装置であって、前記熱源機に、自動試運転プログラムを格納する記憶手段と該自動試運転プログラムを実行制御する制御手段を有する、前記熱源機に備えられた通信用基板に通信手段を介して接続され、前記通信用基板より前記通信手段を通して送られる前記熱源機に接続される端末機器情報を収集する手段と、前記端末機器情報を収集する手段により収集された端末機器名を表示するモニタと、前記モニタに表示された端末機器から選択された、前記自動試運転プログラムにより実行すべき試運転対象の端末機器を前記通信手段により前記通信用基板に通知し、前記自動試運転プログラムの実行結果を該通信用基板から受信し、該受信した自動試運転プログラムの実行結果を前記モニタに表示する制御を行う制御手段を備えることを特徴とする。
【0012】
さらに、上記の目的を達成するために、本発明の一つの側面は、前記制御手段は、前記自動試運転プログラムの実行結果を該自動試運転プログラムが実行される端末機器ごとに表示することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明の更なる一つの側面は、前記制御手段が、前記モニタに表示された端末機器の全てを前記自動試運転プログラムにより実行すべき試運転対象の端末機器として一括選択可能とすることを特徴とする。
【0013】
さらに、本発明の一つの側面は、前記制御手段は、前記自動試運転プログラムの実行経過を該自動試運転プログラムの実行対象の端末機器に対応して表示制御することを特徴とする。
【0014】
本発明の更なる特徴は、以下の図面を参照して説明される発明の実施の形態から明らかになる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。なお、図において同一又は類似のものには、同一の参照番号又は参照記号を付して説明する。
【0016】
図1は、本発明の自動試運転モニター装置及び方法の適用対象であるGCHシステムの実施例構成と、熱源器とは独立した自動試運転モニター装置としての故障診断装置との関係を説明する図である。
【0017】
以下の実施例では、GCHシステムの端末機器として風呂、床暖房パネル、バス乾燥機、2台のエアコンが熱源機に接続されている例で説明する。
図1において、GCHシステムは、ガスなどの燃料を燃焼して給湯または湯の循環を行う熱源機1と、それに接続された複数のGCH端末機器、例えば床暖房パネル60,バス乾燥機64,エアコン68,エアコン72及び風呂50を有する。
【0018】
熱源機1は、風呂や台所、洗面所に給湯するための給湯路11とその熱交換機10と、それ以外のGCH端末機器に循環湯を供給する給湯路14とその熱交換機13とを有する。熱交換機それぞれには、ガスなどの燃料を燃焼する燃焼バーナ12,15が設けられる。
【0019】
第1の給湯路11には、図示しない給水管と給湯栓がつながれ、給湯栓が開かれると、給水管から給湯路11内に給水が行われ、それに応答してバーナー12が燃焼し、給湯栓に給湯が行われる。給湯栓は、台所、洗面所、風呂などに設けられる。
【0020】
さらに、第1の給湯路11は、開閉弁16及び追い焚き循環路53を介して、風呂50に給湯する。追い焚き循環路53は、追い焚き用熱交換機19につながれ、第2の給湯路14内をバイパスする湯からの熱交換により浴槽内の湯が温められる。
【0021】
また、第2の給湯路14は、往きヘッダ80と戻りヘッダ81に接続されるそれぞれの循環路を介して、床暖房パネル60、バス乾燥機64、エアコン68,72にそれぞれ接続され、それぞれの端末機器からの要求に応答して、それら循環路に湯を循環させる。
【0022】
端末機器への湯の循環は、それぞれの循環路内に設けた熱動弁からなる開閉弁62,66,70,74をして通して行われる。これらの熱動弁は、熱源機1内の制御用マイクロコンピュータ21からの駆動により、開閉される。
【0023】
GCH端末機器には、それぞれ制御用のマイクロコンピュータ61,65,69,73が設けられ、熱源機1内の通信用マイクロコンピュータ22と通信回線を介して接続される。床暖房パネル60の場合は、マイクロコンピュータ61は床暖房リモコンであり、バス乾燥機64の場合は、マイクロコンピュータ65は制御装置であり、エアコン68,72の場合も、マイクロコンピュータ69,73は制御装置である。また、風呂用リモコン51もマイクロコンピュータで構成され、熱源機1の通信用マイクロコンピュータ22と通信可能になっている。
【0024】
熱源機1に設けられた制御用マイクロコンピュータ21は、リモコン51,61やGCH端末の制御装置65,69,73からの運転指令に応答して、熱源機内部のセンサの出力をモニタし、熱源機内部のアクチュエータを駆動する。
アクチュエータは、例えば、燃焼バーナのガス電磁弁、着火用イグナイター(図示せず)、循環ポンプ17,18、風呂給湯栓16、各端末への循環路を開く熱動弁62,66,70,74等であり、センサは、給湯路11,14の入水温度、出湯温度センサ(図示せず)、燃焼ファンの回転数センサ(図示せず)などである。
【0025】
制御用マイクロコンピュータ21には、熱源機の各種パラメータや設定値などが記録される不揮発性メモリ54が接続される。更に、不揮発性メモリ54には、熱源機1のパスワードも記憶される。また、制御用マイクロコンピュータ21は、通信用マイクロコンピュータ22を介して、各端末からの指令信号、モニタ信号、リモコンからの指令信号等を受信し、運転状態やエラーを示す信号などを送信する。制御用マイクロコンピュータと通信用マイクロコンピュータとは一体のマイクロコンピュータで実現されてもよい。
【0026】
台所や洗面所の給湯栓が開かれたり、風呂リモコンから運転指令が出されたりすると、制御用マイクロコンピュータ21により、燃焼バーナ12の燃焼運転が開始され、通常の給湯器と同様の燃焼制御が行われる。
【0027】
また、GCH端末機器から運転指令が出されると、その運転指令が通信用マイクロコンピュータ22に送信される。各端末のマイクロコンピュータと通信用マイクロコンピュータ22との通信は、予めメーカ間で取り決められた共通のプロトコルにより行われるインテリジェント通信である。
【0028】
通信用マイクロコンピュータ22は、運転指令を受信すると、制御用マイクロコンピュータ21に運転指令を伝える。それに応答して、制御用マイクロコンピュータ21は、運転指令を発行した端末の熱動弁を開くよう制御すると共に、対応する燃焼制御を行う。
【0029】
本実施例では、本発明に従う試運転モニター装置機能を実現するものとして、ノートパソコンなどの携帯情報端末で構成される故障診断装置2がプロトコル変換装置3を介して、熱源機1内の制御用マイクロコンピュータ21に接続される。
【0030】
そのために、熱源機1には、通信用のケーブル26を接続するためのコネクタ23が設けられる。このコネクタ23は、従来の一般的な熱源機には設けられていないハードウエアである。
【0031】
本実施例の故障診断装置2は、汎用のノートパソコンなどの携帯情報端末である。従って、例えば、ウインドウズ95やウインドウズNT(いずれもマイクロソフト社の商標)などの標準OSにより動作するので、その通信プロトコルも標準プロトコルである。
【0032】
これに対して、故障診断の対象となる熱源機1内の制御用マイクロコンピュータ21は、各メーカ毎に異なる仕様で構成され、対応可能な通信プロトコルも、標準プロトコルとは異なる独自仕様の場合が多い。このマイクロコンピュータ21による通信機能は、通常メーカでの出荷試験時の動作試験用に開発されたものであり、従って、メーカ毎に通信プロトコルやパスワードが異なるのである。
【0033】
そこで、本実施例では、故障診断装置2と給湯器1との間に、プロトコル変換装置3を介在させ、そこで、標準プロトコルによる電文と給湯器固有のプロトコルによる電文との間でプロトコル変換を行わせている。
【0034】
プロトコル変換装置3は、コネクタ31,32と、マイクロコンピュータなどで構成されるプロトコル変換手段30とを有する。プロトコル変換手段30は、CPU、RAM、プログラム変換プログラムを内蔵するROM、及び入出力バッファBUFなどを有し、メモリRAM内の通信制御用メモリ領域は、所定のレジスタからなる通信制御用メモリ領域に、プロトコル変換に必要な給湯器側の通信プロトコルのパラメータが記録される。
【0035】
熱源機1の制御用マイクロコンピュータ21は、制御プログラムを内蔵する。この制御プログラムは、例えば、各リモコンや端末から要求された運転に対応する燃焼シーケンスを制御するための燃焼制御シーケンスプログラムと、故障診断装置2との通信を行うための通信制御プログラムとを有する。この通信制御プログラムを有することにより、故障診断装置2との間で通信を行うことができ、自動故障診断を可能にする。
【0036】
さらに、上記制御プログラムは、後に詳細に説明する本発明に従いモニター対象とされる自動試運転を制御するプログラムも含まれる。
【0037】
熱源機1内の制御用マイクロコンピュータ21は、リモコン、GCH端末機器のマイクロコンピュータ、及び故障診断装置2から、給湯や運転等の所定の指令信号を受信した時に、例えば、その制御プログラムの実行を示すフラグを内蔵RAM内に記録する。
【0038】
そして、内蔵される燃焼制御シーケンスプログラムは、そのフラグを参照して指令信号に対応する制御プログラムの実行を行う。また、燃焼制御シーケンスプログラムは、内蔵RAM内に記録されたセンサ出力データからセンサの状態を検出して、燃焼制御に必要なアクチュエータの駆動を指令するデータを、内蔵RAM内の対応する領域に書き込む。制御用マイクロコンピュータ21は、その内蔵RAMに書き込まれた指令データを参照して、熱源機内のアクチュエータに指令信号を与える。
【0039】
従って、故障診断装置2は、通信手段を利用して、上記の熱源機1内のマイクロコンピュータ21が内蔵するRAMの情報を書き換えたりすることで、故障診断に必要な所望の燃焼制御を指示することができ、また、RAMの情報を読み出したりすることにより、それに対応するセンサ出力や給湯器内の状態を監視することができる。
【0040】
そのために、故障診断装置2には、入力手段としてキーボード28と、モニタ画面27とが設けられ、更に、通信ポート29が設けられる。
【0041】
故障診断装置2の通信ポート29は、RS232Cケーブル27を介してプロトコル変換装置3に接続される。そして、プロトコル変換装置3は、別のケーブル26を介して、熱源機1のコネクタ23に接続される。
【0042】
図2は、故障診断装置2内の構成例を示す図である。図1と同じ部分には同じ参照番号を与えている。故障診断装置2は、ハードウエアとしては、前述のモニタ画面27、キーボード28、通信ポートであるコネクタ端子29、CPU30、ファイル格納装置としてのハードディスク31、及びメインメモリ32を有する。
【0043】
OSと共にハードディスク31に格納される情報ファイルの一部としてキーボード28からの入力を受信し、必要な表示をモニタ画面27に対して行うアプリケーションソフトウエアが含まれる。さらに、かかるアプリケーションソフトウェアにより修理作業員に共通の故障診断メニュー画面を提供するためのデータもハードディスク31に格納されている。
【0044】
また、コネクタ端子29に接続されるケーブルを介して通信を行うための、通信制御プログラムもハードディスク31に格納される情報ファイルの一部として含まれる。この通信制御プログラムは、汎用OSに従う標準通信プロトコルによって、電文フォーマットを作成して外部と通信する。
【0045】
さらに、情報ファイルは、GCH端末機器の故障診断プログラムも有する。後述する通り、本発明に従う試運転モニター方法もかかる故障診断プログラムによる実行の一部として実現される。
【0046】
図3は、熱源機1の制御用マイクロプロセッサ21及び通信用マイクロプロセッサ22を搭載して構成され、熱源機1に備えられる通信用基板の一実施例の表面パネルを示す図である。
【0047】
先に図1に関連して説明したように、通信用マイクロプロセッサ22には、通信線を通して対応のGCH端末機器の制御用マイクロコンピュータ61,65,69,73に接続される。したがって、通信用基板には、通信線が終端される複数の接続コネクタ1〜nが設けられている。
【0048】
GCHシステムの設置完了時あるいはメンテナンス終了時に、熱源機1に接続されるGCH端末機器の動作確認のための試運転が行われる。この時、従来の方法では、図3に示す通信用基板を用いて行われていた。図4は、この従来の方法による自動試運転の動作フローである。
【0049】
通信用基板には、暖冷房機器、床暖房機器、給湯機器の系統毎に対応して試運転開始用のスイッチSW1〜nと、これに対応する表示ランプLED1〜nが設けられている。
【0050】
自動試運転を開始すると、作業者により通信用基板上の試運転対象機器に対応するスイッチSWi(i=1〜n)が押下される(ステップS10)。ついで、押下されたスイッチSWiが点灯する(ステップS11)。これにより、通信用基板に設定される制御プログラムの一部としての試験用プログラムを制御用マイクロプロセッサ21が実行する。
【0051】
そして、試験用プログラムの実行により試運転され対象機器の系統が正常に運転された場合は、対応する表示ランプLED1〜nの対応するランプが点灯される(ステップS12)。
【0052】
この過程を更に詳細に説明すると、図4において、熱源機1にエラーが発生しているか否かが判断される(ステップS100)。熱源機1にエラーの発生が生じていない場合は、接続端末iに注水が行われる(ステップS101)。注水運転が正常である(ステップS102)と、接続端末iを暖房運転する(ステップS103)。次いで、暖房運転が正常に終了したか否かが判断される(ステップS104)。この判断において、正常に終了したか否かの情報は、熱源機1の制御用プロセッサ21に付属するメモリに一時記憶される。
【0053】
暖房運転が終了すると、冷房運転端末の有無が判断される(ステップS105)。冷暖房機器が選択されている場合は、接続端末iの冷房運転が行われる(ステップS106)。ついで、冷房運転の正常終了か否かが判断される(ステップS107)。
【0054】
ここで、冷房運転が正常終了であり、且つ先に暖房運転終了が正常である旨が記録されている場合は、試運転対象とした暖冷房機器系の対応のOKランプ(例えば、図4のLED1)が点灯する(ステップS12)。次いで、i番目のSWiランプが消灯し(ステップS13)。他に試運転端末がある場合は。上記処理を継続する(ステップS14)。
【0055】
ここで、従来の通信用基板による場合は、暖冷房機器系機器のうち、暖房機あるいは冷房機のいずれかが障害であってもOKランプは点灯されない。
【0056】
すなわち、暖冷房機器では暖房機と冷房機を有し、例えば接続コネクタ1に暖房機が、接続コネクタ2に冷房機が接続されている場合、それらに対し継続して試運転が行われる。そして、それぞれの機器が正常運転している場合に、対応するランプLED1が点灯される。暖房機と冷房機のいずれか、あるいは両方が正常運転しない場合は、ランプLED1は点灯されない。
【0057】
したがって、ランプLED1が点灯されない場合は、暖房機と冷房機のいずれが障害であるか、両方が障害であるかは判定困難である。
【0058】
そして、先に説明したように一つの機器系統に要する試運転は長いので、複数の機器系統が試運転対象とされる場合は、図3の通信用基板の表示のみでは、各機器系統の試運転の途中の過程を知ることは困難であるとともに、作業者は試運転がいずれの段階を実行しているのかを把握することは容易でない。
【0059】
一方、試運転プログラムの実行は、GCHシステムの設置時に限られず、障害修理の時点でも実行される。この時、作業者がGCHシステムの設定者と異なる場合は、作業者が通信用基板の複数の接続コネクタのいずれに、いずれの機器が接続されているかを知ることは容易ではない。
【0060】
したがって、本発明は、一実施例として先に説明した故障診断装置2を試運転モニター装置として用いることを特徴とするものである。
【0061】
図5は、本発明の一実施例として、故障診断装置2が試運転モニター装置として機能した場合のモニター画面27の表示画面の一例である。機器名、機器名に対応する試運転状況、試運転時間及び、対応する実行ボタンが表示される。
【0062】
図5に示す例では、例えば番号1にリストされた機器名XX−YYYYの機器に対する試運転は未だ行われていない。番号2にリストされた機器名YY−ZZZZの機器は、暖冷房機器であって、暖房機の運転は失敗、冷房機の運転は成功であったことが表示されている。したがって、機器名YY−ZZZZの暖冷房機器は、暖房機能に障害があることが作業者に容易に認識可能である。
【0063】
さらに、番号3にリストされる機器名PP−QQQQの機器に対する試運転は実行中であり、50分経過して40%までの試運転過程が終了していることが示されている。
【0064】
このように、作業者は試運転モニター装置として機能した場合のモニター画面27を見ることにより、容易にそれぞれの機器について試運転状況を把握することが可能である。
【0065】
図6は、かかる表示を実行する本発明に従う試運転動作のフロー図である。先ず故障診断装置2は、熱源機1から接続されている端末機器の情報を入手する(ステップS1)。
【0066】
熱源機1において、通信パネルに収容される制御プロセッサ21により所定の時間間隔で、各端末機器のマイクロプロセッサと通信を行い、それぞれ接続された対応する端末機器の情報が入手されている。したがって、故障診断装置2は試運転が指令されると、接続機器の情報を制御用プロセッサ21の制御に基づき収集し、先に説明した様にモニタ画面に接続された機器名をリスト表示する(ステップS2)。
【0067】
次いで、作業者はリスト表示された複数の試運転機器から試運転対象とする機器を選択指示する(ステップS3)。故障診断装置2は、この選択指示された機器名を通信手段26を通して、熱源機1の通信用基板にある制御用プロセッサ21に通知する(ステップS4)。
【0068】
これにより、熱源機1において、通知された端末機器に対し試運転プログラムフローが実行される(ステップS5)。ここで、試運転プログラムフローは、先に説明した図4のフローに換え、図7の試運転プログラムフローが、図5の表示画面に対応するデータを生成する様に実行される。なお、図7では、図5の処理と同様の処理には同じ処理ステップ番号を付してある。
【0069】
自動試運転を開始すると、作業者により通信用基板上の試運転対象とする機器に対応するスイッチSWi(i=1〜n)が押下される(ステップS10)。ここで、全ての端末機器に対し試運転が行われる場合は、図5に示すモニタ画面の全機器実行ボタンを押すだけで熱源機1に接続されている全ての機器を自動試験の対象とすることができる。
【0070】
ついで、押下されたスイッチSWiが点灯する(ステップS11)。これにより、通信用基板に設定される制御プログラムの一部としての試験用プログラムを制御用マイクロプロセッサ21が実行する。
【0071】
そして、試験用プログラムの実行により試運転され対象機器の系統が正常に運転された場合は、通信用基板の対応する表示ランプLED1〜nの対応するランプ(図3参照)が点灯される(ステップS12)。
【0072】
この過程を更に詳細に説明すると、図7において、熱源機1にエラーが発生しているか否かが判断される(ステップS100)。熱源機1にエラーの発生が生じていない場合は、接続端末iに注水が行われる(ステップS101)。注水運転が正常である(ステップS102)と、接続端末iを暖房運転する(ステップS103)。次いで、暖房運転が正常に終了したか否かが判断される(ステップS104)。
【0073】
ここで、図4の処理と異なり、ステップS102での正常に終了したか否かの判断、ステップS104での正常に終了したか否かの判断の結果は、その判断の都度、制御用プロセッサ21から故障診断装置2に通知される(ステップS110)。
【0074】
暖房運転が終了すると、冷房運転端末の有無が判断される(ステップS105)。冷暖房機器が選択されている場合は、接続端末iの冷房運転が行われる(ステップS106)。ついで、冷房運転の正常終了か否かが判断される(ステップS107)。
【0075】
この暖房運転に対しても運転結果が制御用プロセッサ21から故障診断装置2に通知される。
【0076】
ここで、冷房運転が正常終了であり、且つ先に暖房運転終了が正常である旨が記録されている場合は、通信用基板に、試運転対象とした暖冷房機器系の対応のOKランプ(例えば、図4のLED1参照)が点灯する(ステップS12)。
【0077】
上記ステップS11において、自動試運転スイッチSWiが点灯する(ステップS11)と、CPU30により試運転時間経過タイマーがカウント開始する(ステップS113)。この試運転時間経過タイマーは故障診断装置2に置いても、制御用プロセッサ21側に置いてもよい。
【0078】
次いで、通信用基板においてi番目のSWiランプが消灯し(ステップS13)。他に試運転端末がある場合は、上記処理を継続する(ステップS14)。この時、試運転時間経過タイマーは次の機器の自動試験を開始する以前にリセットされる(ステップS112)。
【0079】
図6に戻り説明すると、試運転時間経過タイマーによる試運転時間経過データが故障診断装置2に通知され、対応の機器の試運転時間がモニタ画面に表示される(ステップS6)。図5の例では、試運転経過時間とともに完了終了までの割合数字が表示されている。
【0080】
また、故障診断装置2は、制御用プロセッサ21は自動試験結果を収集し、故障診断装置2に通知する(ステップS7)。故障診断装置2は、これに基づいて図5のモニタ画面に示すように自動試験結果を表示する(ステップS8)。
このような処理を全機器について行い処理を終了する(ステップS9)。
【0081】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、故障診断装置2を用い、GCH機器の試運転状況及び、試運転結果を対象とした対象機器について表示することが出来る。これにより、時間を要する試運転の状況を容易に把握することがが可能である。
【0082】
なお、本発明の保護範囲は、上記の実施の形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物にまで及ぶものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】GCHシステムと故障診断装置の例を示す図である。
【図2】故障診断装置内の構成を示す図である。
【図3】通信用基板の試運転試験モニター画面の例である。
【図4】通信用基板のみを用いる試運転試験動作フローを説明する図である。
【図5】本発明による故障診断装置による試運転試験のモニター画面の一例である。
【図6】本発明による故障診断装置による試運転試験の動作を説明するフローである。
【図7】本発明による試運転試験動作フローを説明する図である。
【符号の説明】
1 熱源機
2 故障診断装置
3 プロトコル変換装置
21 制御用プロセッサ
22 通信用プロセッサ
40 汎用ミドルウエア・アプリケーション(プログラム)
42 情報ファイル
44 メーカ呼び出し順ファイル
60 床暖房パネル(GCH端末機器)
64 バス乾燥機(GCH端末機器)
68,73 エアコン(GCH端末機器)

Claims (6)

  1. 熱源機と、該熱源機と給湯管及びシステム内通信手段を介して接続される複数の端末機器とを有するガスセントラルヒーティングシステムの自動試運転をモニターするモニター装置であって、
    前記熱源機に、自動試運転プログラムを格納する記憶手段と該自動試運転プログラムを実行制御する制御手段を有する、前記熱源機に備えられた通信用基板に通信手段を介して接続され、
    該通信用基板より該通信手段を通して送られる前記熱源機に接続される前記複数の端末機器情報を収集する手段と、
    該複数の端末機器情報情報を収集する手段により収集された端末機器名を表示するモニタと、
    該モニタに表示された複数の端末機器から選択された、前記自動試運転プログラムにより実行すべき試運転対象の端末機器を前記通信手段により前記通信用基板に通知し、前記自動試運転プログラムの実行結果を該通信用基板から受信し、該受信した自動試運転プログラムの実行結果を前記モニタに表示する制御を行う制御手段を備える
    ことを特徴とするガスセントラルヒーティングシステムの自動試運転をモニターするモニター装置。
  2. 請求項1において、 前記制御手段は、前記自動試運転プログラムの実行結果を該自動試運転プログラムが実行される端末機器ごとに表示することを特徴とするガスセントラルヒーティングシステムの自動試運転をモニターするモニター装置。
  3. 請求項1において、 前記制御手段は、前記モニタに表示された複数の端末機器の全てを前記自動試運転プログラムにより実行すべき試運転対象の端末機器として一括選択可能とすることを特徴とするガスセントラルヒーティングシステムの自動試運転をモニターするモニター装置。
  4. 請求項1において、
    前記制御手段は、前記自動試運転プログラムの実行経過を該自動試運転プログラムの実行対象の端末機器に対応して表示制御することを特徴とするガスセントラルヒーティングシステムの自動試運転をモニターするモニター装置。
  5. 熱源機と、該熱源機と給湯管及びシステム内通信手段を介して接続される複数の端末機器とを有するガスセントラルヒーティングシステムの自動試運転システムであって、
    前記熱源機に、自動試運転プログラムを格納する記憶手段と該自動試運転プログラムを実行制御する制御手段を備え、
    前記熱源機に備えられた通信用基板に通信手段を介して接続されるモニター装置を有し、
    該モニター装置は、前記通信用基板より該通信手段を通して送られる前記熱源機に接続される複数の端末機器情報を収集する手段と、
    複数の端末機器情報を収集する手段により収集された端末機器名を表示するモニタと、
    該モニタに表示された複数の端末機器から選択された、前記自動試運転プログラムにより実行すべき試運転対象の端末機器を前記通信手段により前記通信用基板に通知し、前記自動試運転プログラムの実行結果を該通信用基板から受信し、該受信した自動試運転プログラムの実行結果を前記モニタに表示する制御を行う制御手段を備える
    ことを特徴とするガスセントラルヒーティングシステムの自動試運転システム。
  6. 熱源機側に該熱源機と給湯管及びシステム内通信手段を介して接続される複数の端末機器の自動試運転を実行する自動試運転プログラムを格納し、
    該熱源機に通信手段を介してモニター装置を接続し、
    該モニター装置側で、該通信手段を通して送られる前記熱源機に接続される複数の端末機器情報を収集し、
    該収集された複数の端末機器名を表示し、該表示された複数の端末機器から前記自動試運転プログラムにより実行すべき試運転対象の端末機器を選択し、
    該選択された試運転対象の端末機器を前記熱源機側に通知し、
    該通知された試運転対象の端末機器に対し、前記自動試運転プログラムを実行し、
    該自動試運転プログラムの実行結果を前記モニター装置側で受信し、
    該受信した自動試運転プログラムの実行結果を前記選択された試運転対象の端末機器対応に表示する
    ことを特徴とするガスセントラルヒーティングシステムの自動試運転をモニターする方法。
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