JP3584712B2 - 印字装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばプラテンローラに印字対象物を支持させて印字を行う印字装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来,印字装置にはサーマルヘッドを用いて印字を行う印字装置が公知である。
【0003】
図5はプラテンローラ1を回転させながら、サーマルヘッド2により印字を行う印字装置を示したものである。この印字装置では、印字対象物は帯状の紙或いはプラスチックテープ3であり、プラスチックテープ3の長手方向に印字を行うものである。
【0004】
プラスチックテープ3の表面に所定間隔で、例えば「COM1」「COM2」等の印字を行う理由は、図6に示す駒状の端子部材4・・を多数連結してなる端子台5に、各端子の名称を表示するためであり、前記「COM1」「COM2」等の印字を行ったプラスチックテープ3を端子板(プラスチックプレート)13の表面に貼り付け固定して表示を行う。
【0005】
この印字装置においては、プラスチックテープ3の長手方向に対して直角方向にプラテンローラ1が向いており、プラテンローラ1の上にプラスチックテープ3を支持させ、インクリボン6をプラスチックテープ3の上に当て、インクリボン6の上にサーマルヘッド2の発熱素子を当てて印字を行うようになっている。印字の際は、プラテンローラ2を所定の角速度で回転させながら、サーマルヘッドにより印字を行ってゆく。7はプラスチックテープ3の粘着剤に貼り付けられた剥離紙である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の印字装置では、プラテンローラ1がプラスチックテープ3に対して直角に向けられており、プラテンローラ1を回転させながら、サーマルヘッド2の印字を行うため、プラスチックテープ3とプラテンローラ1との滑りが生じた場合に、プラスチックテープ3の所定位置に所定の印字(例えば「COM1」等)が位置しない「位置ずれ」が生じ易くなる問題がある。
【0007】
特に、端子台5が長く、多数の端子部材4・・・が連結されてなるものであるとき、プラスチックテープ3は長くなるので、印字範囲も長くなり、滑りが累積すると、印字完了部位あたりでは、端子4aと端子名4bとのずれが著しくなって見栄えが低下する問題がある。
【0008】
本発明は、このような課題に着目してなされたものであり、プラテンローラと印字対象物とが位置ずれを起こすような場合に、この位置ずれを解消して適切な印字配置を行うことが可能な印字装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1にかかる印字装置は、送りローラに対し
て帯状の印字対象物を直角にセットし、前記印字対象物に印字を行う印字手段を前記印字
対象物に当て、前記送りローラを回転させながら、前記印字手段により前記帯状の印字対
象物の幅方向の領域の中に所定の文字を印字すると共に、印字する文字を印字対象物の長
手方向に並べて印字する印字装置であり、
前記送りローラによる前記印字対象物の送り量を検知する入力側の送り量検知手段と、
前記印字対象物の実際の送り量を検知する出力側の送り量検知手段とを備え、先に印字す
る文字と後で印字する文字との間に余白をあけて印字する際に、先の文字の前記送りロー
ラによる入力側の送り量と、先の文字の前記出力側の送り量検知手段の出力側送り量との
所定の周期における偏差を算出し、その偏差の累積量に基づいて、前記印字手段が後で印
字する後の文字の前後の印字余白のみを増減して、文字の印字位置を調整することを特徴
とする。
【0010】
本発明の請求項2の印字装置は、送りローラに対して帯状の印字対象物を直角にセットし、前記印字対象物に印字を行う印字手段を前記印字対象物に当て、前記送りローラを回転させながら、前記印字手段により前記帯状の印字対象物の幅方向の領域の中に所定の文字を印字すると共に、印字する文字のブロックを印字対象物の長手方向に並べて印字する印字装置であり、
前記送りローラによる前記印字対象物の送り量を検知する入力側の送り量検知手段と、前記印字対象物の実際の送り量を検知する出力側の送り量検知手段とを備え、先に印字する文字列と後で印字する文字列との間に余白をあけて印字する際に、先の文字列の前記送りローラによる入力側の送り量と、先の文字列の前記出力側の送り量検知手段の出力側送り量との所定の周期における偏差を算出し、その偏差の累積量に基づいて、前記印字手段が後で印字する後の文字列の前後の印字余白のみを増減して、文字列の印字位置を調整することを特徴とする。
【0011】
本発明の請求項3の印字装置は、
請求項1、2のいずれかの印字装置において、前記偏差を累積し、その偏差の累積量に印字位置調整のための所定量を定め、偏差の累積量がこの所定量に到達した場合に、印字余白の増減分を印字文字の前若しくは後のいずれかの余白のみに配分して、印字位置を調整することを特徴とする印字装置。
【0012】
本発明の請求項4の印字装置は、
請求項1、2のいずれかの印字装置において、前記偏差を累積し、その偏差の累積量に印字位置調整のための所定量を定め、偏差の累積量がこの所定量に到達した場合に、印字余白のみの増減量を複数の印字余白において等しい割合で配分して、印字位置を調整することを特徴とする。
【0014】
本発明の請求項5の印字装置は、請求項1乃至4のいずれかの印字装置において、前記偏差を累積し、その偏差の累積量に送り量の異常を検出するための所定量を定め、偏差の累積量がこの所定量を超えた場合に、異常処理を行うことを特徴とする。
【0015】
本発明の請求項1乃至5の印字装置によれば、入力側送り量検知手段と出力側送り量検知手段との偏差が累積されて、所定量に到達したときに、累積偏差により印字される文字同士の余白のみを調整するので、印字対象物が長尺のものであっても所定の位置に印字を行うことができ、印字ずれの少ない見栄えの良い印字を行うことができる。さらに、印字位置の調整が容易となり、印字調整のための演算を短時間で行えるため、印字速度の低下が少ない。
【0016】
尚、この解決手段において、印字対象物には、プラスチックテープ、紙テープ、チューブ、フィルム、シート、布、木材、各種素材からなる薄物に限らず、厚い物であっても適用可能である。印字対象物は帯状の物である。印字手段には、サーマルヘッドの他に、インクジェット、ドットプリンタ等にも適用できる。印字は文字に限らず図形・模様等を単一又は複合的に描画する場合を含む。印字位置の調整には、印字する範囲において印字される位置の前後の印字しろを調整する場合と、印字される文字又は図形の間隔を調整する場合を含むことが可能である。
【0017】
特に、本発明の請求項2の印字装置によれば、印字された文字の間の余白のみの調整の他に、印字文字列間の余白のみをも調整することにより、印字余白が大きくなる場合に、見栄えを向上できる。
【0018】
さらに、本発明の請求項3の印字装置によれば、印字位置の調整が容易となり、印字調整のための演算を短時間で行えるため、印字速度の低下が少ない。換言すれば、印字余白のみの増減を印字文字の前後いずれかに振り分けること、すなわち、印字の前に余白調整をするか、印字の後に余白調整をするかのいずれかを行うために、プラテンローラの送り量の増減のみで調整ができ、サーマルヘッド等の発熱制御が処理内容に入り込まないので、早い処理結果(印字処理)が早い。
【0019】
本発明の請求項4の印字装置によれば、偏差の累積量が所定量に到達したときに、偏差を調整するので、印字速度の低下が防止される。
【0020】
本発明の請求項5の印字装置によれば、偏差の累積量が異常な値を超えたときに、異常処理を行うので、異常な余白調整を行うことが防止される。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好ましい実施形態にかかる印字装置を図面に基づいて説明する。
【0022】
図2は実施形態の印字装置の主要部を模式的に示したものであり、押えローラとしてのプラテンローラ10はギア機構等を介してステッピングモータ11により駆動される。ステッピングモータ11及びサーマルヘッド12は、図示しないボードコンピュータからの印字命令により制御され、ステッピングモータ11(入力側の送り量検知手段)を駆動する駆動パルスの個数に基づいてサーマルヘッド12は発熱するようになっている。サーマルヘッド12とプラテンローラ10との間には、プラテンローラ10側にプラスチックプレート13が配置され、プラスチックプレート13の上にインクリボン14がプラスチックプレート13と共に、移動するようにセットされている。また、プラテンローラ10のプラスチックプレート13を送る表面は、プラスチックプレート13がスリップしないように、粗面処理されている。なお、プラスチックプレート13がスリップしないように摩擦抵抗を大とするには、プラテンローラ10のプラスチックプレート13を送る表面を硬質ゴム等で構成しても良い。
【0023】
プラスチックプレート13の送り方向の上流側には、プラスチックプレート13の移動に伴って回転する送り検出ローラ15(出力側の送り量検知手段)と押さえローラ16が配置されている。送り検出ローラ15には図示しないロータリーエンコーダが設けられており、このロータリーエンコーダは送り量をパルス信号に変換する計測手段を備えている。押さえローラ16と送り検出ローラ15とはプラスチックプレート13をスリップしないように保持している。送り検出ローラ15の周面は摩擦抵抗が大きくしかも回転半径が変わらないように粗面処理された金属や硬質ゴムなどにより構成されている。
【0024】
ステッピングモータ11を駆動する駆動パルス信号は、ステッピングモータ11のドライバ回路から図示しないボードコンピュータのメモリに出力される。また、送り検出ローラ15のロータリーエンコーダから出力されるパルス信号は、回転角度を示す信号であって所定の個数を周期としており、ボードコンピュータのメモリに出力される。
【0025】
ボードコンピュータのメモリには、インターフェースを介してロータリーエンコーダのパルス信号とステッピングモータ11の駆動パルス信号とが送信されると共に、ロータリーエンコーダの所定個数のパルス信号を周期の単位として、ステッピングモータ11を駆動する駆動パルス信号の個数L1が保持される。
【0026】
ステッピングモータ11の駆動パルス信号の個数L1については、ロータリーエンコーダの1周期のパルス個数の計測時に所定の個数となるように、目標値L0が定められており、ボードコンピュータのメモリにはこの目標値L0が設定変更可能に保持されている。
【0027】
この駆動パルス信号の個数L1と目標値L0は、ロータリーエンコーダの1周期の完了後に、ボードコンピュータにおいて減算処理が行われる。ステッピングモータ11の駆動パルス信号の個数L1と目標値L0との減算結果は、ボードコンピュータのメモリに、補正長データH0として記憶される。
【0028】
この補正長データH0は、+の時に余白を増やし、−のときに余白を減らすように、印字予定ブロックに対して印字位置を調整する。すなわち、サーマルヘッドが、図3に示すように、例えば「COM」「X15」という文字列を所定のブロックに印字する場合において、「COM」の印字の時に、駆動パルス信号の個数L1が目標値L0より多いために、補正長データ+H0が算出された場合、このH0/2を「X15」の印字の前に送り、印字余白を増加すると共に、「X15」の印字の後に、H0/2を「X15」の後の印字余白に増加する。これによって、「COM」の印字の際にプラスチックプレート13とプラテンローラ10の滑りが生じ、送り不足が生じたとしても、その送り不足を次の「X15」の印字の際に取り戻すことが出来、印字のずれの累積を防止できる。
【0029】
なお、送り検出ローラ15のロータリーエンコーダのパルス個数の1周期に対して、ステッピングモータ11の駆動パルス個数の所定量を目標値として定め、送り検出ローラのロータリーエンコーダの実際の操作量である駆動パルス個数と目標値との偏差を印字ブロックの印字余白に振り分けているが、印字ための書式設定の時に、印字ブロックの長さ毎にロータリーエンコーダの1周期のパルス個数を定めるようにしても良い。
【0030】
さらに、この実施形態では、H0を2で除算したので、H0が奇数であるときは、余りの1が出るが、この余り1は無視しても良いし、前後いずれかに振り分けても良い。更に、H0は複数の印字ブロック(例えば、上記の例でいえば「COM」「X15」の2印字ブロック)においてH0を算出し、次の印字ブロック(例えば「R」)の印字の時に、印字余白の調整を行っても良い。
【0031】
次に、本発明の印字装置の印字調整動作について、図1の流れ図に基づいて説明する。印字装置が印字モードに入って印字調整動作のスタートフラグが立ち上がると、駆動パルス数L1と補正長データH0の初期化が行われる(ステップ1)。ステップ1の初期化において、L1=0、H0=0とされた後に、ステッピングモータ11の駆動パルスの個数L1を計り始めると共に、ステッピングモータ11が回転し、ロータリーエンコーダが回転を始め最初の印字がなされる(ステップ2)。
【0032】
ロータリーエンコーダの1周期分のパルスが検知されたら(ステップ3)、印字ブロック(例えば図3の「COM」)の印字したときのずれ量の計算H0=H0+(L1−L0)を行い(ステップ4)、駆動パルスの個数データL1=0とする(ステップ5)。
【0033】
ステップ3において、エンコーダの入力がなければ、印字ブロックの始まりかどうかの判定を行う。
【0034】
ステップ5の後で、サーマルヘッド12によるすでに印字した直後の印字ブロックの始まりかどうかを判定し(ステップ6)、次の印字ブロックの始まりであれば、ずれ量の補正データH0を余白データH1に加算すると共に、補正データH0を0とする(ステップ7)。
【0035】
ステップ7の後に、加算済みの余白データH1の半分を、加算済み余白データH1から引いて、前余白調整処理を行う(ステップ8)。
【0036】
なお、ステップ7とステップ8の間において、余白データH1が最小所定量Hmin以下の場合、すなわち累積偏差が無視可能な最小所定量Hmin以下の場合、当該偏差を無視し、累積偏差が最小所定量Hmin以上である場合に、次の最大比較判断工程に向かう累積偏差の最小比較判断工程を入れても良い。上述の最大比較判断工程では、余白データH1が最大所定量Hmax以上の場合にエラー処理(エラー表示と共に印字ストップ)を行い、余白データH1が最大所定量Hmax以下の場合に、ステップ8に向かう。
【0037】
ステップ8の後印字終了の判定を行い(ステップ9)、印字終了でなければ、プラテンローラ10を回転させてステッピングモータ11の駆動処理を行う(ステップ10)。
【0038】
ステップ6の印字ブロックの始まりの判定において、印字直後の印字ブロックの始まりでなければ、当該印字ブロックの後ろかどうかの判定を行う(ステップ11)。当該印字ブロックの後ろでなければ、ステップ9に入る。サーマルヘッド12による印字が完了して当該印字ブロックの後ろ余白に入ったものであると、判定されたら、残りのずれ量H1/2の後ろ余白調整処理を行う(ステップ12)。後ろ余白調整処理の後に、ステップ9の印字終了の判定を行い、印字終了でなければ、ステップ10を経てステップ2に戻る。ステップ9において印字終了であれば、印字装置の印字調整動作のフラグを終了させる。
【0039】
本実施形態の印字装置によれば、上述のように、ロータリーエンコーダにより決められた周期に相当する、ステッピングモータ11の駆動パルス個数の目標値を定めておき、印字中及び送り工程中のステッピングモータ11の駆動パルスを計測し、計測した駆動パルス個数を目標値と比較し、そのずれ量の累計を印字ブロックの印字余白に加算減算するので、所定の位置に所定の印字が行われることとなり、プラスチックプレート13における印字のずれが顕著に小さくなって、印字の見栄えが向上すると共に、複数の端子からなる端子台などにプラスチックプレート13を固定した場合に、端子と端子名称との相違などが防止され、技術的にも有益な効果を得ることが出来る。
【0040】
尚、上述の実施形態において、印字対象物には、プラスチックテープ13を採用したが、印字対象物はこれに限るものではなく、例えばテープ、紙テープ、チューブ、フィルム、シート、布、木材、各種素材からなる薄物に限らず、厚い物であっても適用可能である。印字対象物は帯状の物である。印字手段には、サーマルヘッドの他に、インクジェット、ドットプリンタ等にも適用でき、インクリボンを用いないものであっても良い。印字は文字に限らず図形・模様等を単一又は複合的に描画する場合を含む。印字位置の調整には、印字する範囲において印字される位置の前後の印字しろを調整する場合と、印字される文字又は図形の間隔を調整する場合を含むことが可能である。
【0041】
更に、印字位置の調整は、印字対象物における印字欄の印字前後の余白を調整するものであり、前記偏差により前記印字余白を増減するので、印字位置の調整が容易となり、印字調整のための演算を短時間で行えるため、印字速度の低下が少ない。
【0042】
また、印字位置の調整において、印字間隔をも調整することにより、印字余白が大きくなる場合に、見栄えを向上できる。
【0043】
また、前記偏差を累積し、その偏差の累積量に印字位置調整のための所定量を定め、偏差の累積量がこの所定量に到達した場合に、印字位置を調整すれば、印字速度の低下が防止される。
【0044】
【発明の効果】
本発明の請求項1乃至5の印字装置によれば、入力側送り量検知手段と出力側送り量検知手段との偏差が累積されて、所定量に到達したときに、累積偏差により印字される文字同士の余白のみを調整するので、印字対象物が長尺のものであっても所定の位置に印字を行うことができ、印字ずれの少ない見栄えの良い印字を行うことができる。
【0045】
また、本発明の請求項1乃至5の印字装置によれば、印字位置の調整が容易となり、印字調整のための演算を短時間で行えるため、印字速度の低下が少ない。
【0046】
さらに、本発明の請求項2乃至5の印字装置によれば、印字された文字の間の余白のみの調整の他に、印字文字列間の余白をも調整することにより、印字余白が大きくなる場合に、見栄えを向上できる。
【0047】
本発明の請求項4の印字装置によれば、偏差の累積量が所定量に到達したときに、偏差を調整するので、印字速度の低下が防止される。
【0048】
本発明の請求項5の印字装置によれば、偏差の累積量が異常な値を超えたときに、異常処理を行うので、異常な余白調整を行うことが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる印字装置の処理動作を示す流れ図
【図2】実施形態の印字装置におけるサーマルヘッド及びロータリーエンコーダの配置構成を示す模式図
【図3】図2の印字装置による印字補正を行った状態を示す説明図
【図4】図2のロータリーエンコーダ及びステッピングモータ並びに印字信号の信号を示す説明図
【図5】従来の印字装置におけるサーマルヘッド及びロータリーエンコーダの配置状態の説明図
【図6】端子板に印字したプラスチックプレートを取り付ける説明図
【符号の説明】
10 プラテンローラ(送りローラ)
11 ステッピングモータ
13 プラスチックプレート
14 インクリボン
15 送り検出ローラ
16 押さえローラ
Claims (5)
- <文字と文字の間の余白調整>
送りローラに対して帯状の印字対象物を直角にセットし、前記印字対象物に印字を行う印字手段を前記印字対象物に当て、前記送りローラを回転させながら、前記印字手段により前記帯状の印字対象物の幅方向の領域の中に所定の文字を印字すると共に、印字する文字を印字対象物の長手方向に並べて印字する印字装置であり、
前記送りローラによる前記印字対象物の送り量を検知する入力側の送り量検知手段と、
前記印字対象物の実際の送り量を検知する出力側の送り量検知手段とを備え、先に印字する文字と後で印字する文字との間に余白をあけて印字する際に、先の文字の前記送りローラによる入力側の送り量と、先の文字の前記出力側の送り量検知手段の出力側送り量との所定の周期における偏差を算出し、その偏差の累積量に基づいて、前記印字手段が後で印字する後の文字の前後の印字余白のみを増減して、文字の印字位置を調整することを特徴とする印字装置。 - <文字列と文字列の間の余白調整>
送りローラに対して帯状の印字対象物を直角にセットし、前記印字対象物に印字を行う印字手段を前記印字対象物に当て、前記送りローラを回転させながら、前記印字手段により前記帯状の印字対象物の幅方向の領域の中に所定の文字を印字すると共に、印字する文字のブロックを印字対象物の長手方向に並べて印字する印字装置であり、
前記送りローラによる前記印字対象物の送り量を検知する入力側の送り量検知手段と、
前記印字対象物の実際の送り量を検知する出力側の送り量検知手段とを備え、先に印字する文字列と後で印字する文字列との間に余白をあけて印字する際に、先の文字列の前記送りローラによる入力側の送り量と、先の文字列の前記出力側の送り量検知手段の出力側送り量との所定の周期における偏差を算出し、その偏差の累積量に基づいて、前記印字手段が後で印字する後の文字列の前後の印字余白のみを増減して、文字列の印字位置を調整することを特徴とする印字装置。 - 請求項1、2のいずれかの印字装置において、前記偏差を累積し、その偏差の累積量に印字位置調整のための所定量を定め、偏差の累積量がこの所定量に到達した場合に、印字余白の増減を印字文字の前若しくは後のいずれかの余白に配分して、印字位置を調整することを特徴とする印字装置。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかの印字装置において、前記偏差を累積し、その偏差の累積量に印字位置調整のための所定量を定め、偏差の累積量がこの所定量に到達した場合に、印字余白の増減量を複数の印字余白において等しい割合で配分して、印字位置を調整することを特徴とする印字装置。
- 請求項1乃至4のいずれかの印字装置において、前記偏差を累積し、その偏差の累積量に送り量の異常を検出するための所定量を定め、偏差の累積量がこの所定量を超えた場合に、異常処理を行うことを特徴とする印字装置。
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