JP3582902B2 - トラヒックチャネル/コントロールチャネル識別回路及びトラヒックチャネル/コントロールチャネル識別方法 - Google Patents
トラヒックチャネル/コントロールチャネル識別回路及びトラヒックチャネル/コントロールチャネル識別方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はトラヒックチャネル/コントロールチャネル識別回路及びトラヒックチャネル/コントロールチャネル識別方法に関し、例えば、北米TDMAセルラシステムにおける移動局装置などに適用し得る。
【0002】
【従来の技術】
近年、TDMAセルラシステムが使用されている。例えば、北米ではTIA
(Telecommunications Industry Association)において、IS−54BとしてTDMAデジタルセルラ方式が勧告されている。
【0003】
北米仕様TDMAセルラシステムは、各チャネル(帯域30kHz/1チャネル)ごとに、アナログ変調方式(例えば、FM)、いわゆるAdvanced Mobile Phone System(AMPS)か、デジタル変調方式
(π/4 シフトQPSK)などのいずれかを使用するデュアルモードシステムである。また、各変調方式とも、基地局への位置登録・着信待ち・発信要求のためのコントロールチャネル(アナログコントロールチャネル:ACC)、『デジタルコントロールチャネル』:DCCH、ユーザ情報をやりとりするためのトラヒック(通話)チャネル(アナログボイスチャネル:AVC)、『デジタルトラヒックチャネル』(DTC)などがある。
【0004】
即ち、デュアルモードシステムにおいては、あるチャネルにACC、AVC、DCCH、DTCのいずれかが割り当てられている。
【0005】
携帯端末で通話する場合、着信・発信を問わず、先ずACC或いはDCCHを受信しなければならない。コントロールチャネルでチャネル番号を(DTCの場合はスロット番号も)指示されて初めて、AVC或いはDTCを受信することができるわけである。ここで、コントロールチャネルが何チャネルにあるかをいかにして探すかという問題が生じる。
【0006】
ACCの場合は、常駐チャネルが決められているので、そのチャネルを受信すれば良いが、DCCHの場合は常駐チャネルは特に決められていない。但し、1000チャネル以上もあるチャネルを全て探すことは実用上無意味であるので、DCCHが存在する可能性が高い周波数エリアが決められている
いくつか区切られた周波数エリアの中から、DCCHが存在する可能性が高いエリアから順にDCCHを探していけば効率的だからである。但し、この場合でも受信チャネルがDCCHかどうかを識別する必要がある。特に受信チャネルがDTCかDCCHであるかを識別する方法は、DCCHを受信するまでの時間を短縮するために重要である。
【0007】
そこで、図2はDTCとDCCHのダウンリンク(基地局BSから移動局MS)のスロット構成を示す図である。この図2のようにDTCスロットとDCCHスロットとは、総ビット数とシンクパターンが同じである他は、データ部も含めて異なる符号化をなされた信号が配置されている。尚、図2において、SACCHはSlow Associated Control CHanelである。CDVCCはCoded Digital Verification Color Code(符号化されたデジタル確認カラーコード)である。CDLはCoded DCCH Locatorである。SCFはShared Control Feedback(割り当てられたコントロールフィードバック信号)であり、ランダムアクセス制御信号を表す。CSFPはCoded SuperFrame Phaseであり、スーパフレーム内での位置を表す位相情報である。
【0008】
ここで、あるチャネルがDCCHか否かを判断する場合、受信信号レベルは受信可能なレベルにあるとすると、移動局側では先ずシンクパターンの有無を探査する。シンクパターンがない場合、そのチャネルはAMPSである可能性が高いということになるので、他のチャネルに移って、再びシンクパターンの調査を開始する。
【0009】
シンクパターンが見つかった場合、そのチャネルがDTCかDCCHかを識別しなければならない。この識別の方法としては、以下の3つ、或いはいくつかの組み合わせが考えられる。
【0010】
(1)DATA部がDTCのものか、それともDCCHのものかを識別する。(2)CDVCCかCSFPか否かを判断する。
(3)SACCH/CDLかSCFかを判断する。
【0011】
上記(1)の方法は、DTCデータとDCCHデータの符号化の違いによるCRCの一致・不一致を利用する。DTC・DCCHのCRCの演算方法と、畳み込み符号化の違いは以下の通りである。
【0012】
DTCデータにおいて音声データに対してCRCはMSB12ビットから7ビット。レート1/2、拘束長6の畳み込み符号、スロットインタリーブありである。FACCH(Fast Associated Contorol CHanel)に対して、CRCはDVCCと共に、16ビットを算出する。レート1/4、拘束長6の畳み込み符号、スロットインタリーブありである。
【0013】
DCCHデータにおいて、FBCCH(Fast BroadCast CHanel)に対してDVCC=0とし、16ビットを算出後反転する。レート1/2、拘束長6の畳み込み符号、スロットインタリーブなしである。更に、SMSCH(Short Message Service CHanel)/PCH(Paging CHanel)/ARCH(Access Response CHanel)を総じてSPACH(Smsch,Pch and Arch CHanel)に対してDVCCを使用し、16ビットを算出する。レート1/2、拘束長6の畳み込み符号、スロットインタリーブなしとする。
【0014】
FBCCH、SPACH以外のスロットに対しては、DVCCを使用し、16ビットを算出後反転する。レート1/2、拘束長6の畳み込み符号、スロットインタリーブなしである。
【0015】
上述のように生成多項式、総ビット数、DVCCを使うかどうかなど、CRCを算出する方法が異なるので、受信データを復号した結果からCRCを算出できればどの種類が送信されたかを識別することができる。
【0016】
次に上述の(2)の方法については、先ず符号化の方法は、次のような違いがある。CDVCCについては、毎スロット同じ8ビット値(00hexを除く)が送信される。8ビットに対してハミング符号化し、4ビットの冗長係数を算出する。また、CSFPに対して、0hex(hexは16進数の意味)から1Fhexまでスロット毎に1づつカウントアップしていく。8ビットに対してハミング符号化し、算出された4ビットを反転して使用する。
【0017】
次に上述の(3)の方法について説明する。但し、SACCHを識別に使用することは、識別に要する時間の点で不利である。CDLについては、毎スロット同じ7ビット値が送信される。8ビット(MSB0を追加)に対して、ハミング符号化し、算出された4ビットを反転して使用する。また、SCFについては、CPE(11ビット)、R/N(5ビット)、BRI(6ビット)をインタリーブしている。CPEは7ビット値が送信される。8ビット(MSB0を追加)に対してハミング符号化し算出された4ビットを反転して使用するものである。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の(1)の方法では、受信信号をDCCHの復号法に従って復号するがCRCが必ずしも計算できるとは限らないのである。つまり、CRCの計算方法が、SFP(Super Frame Phase)の位相によって変化するからである。CRCの演算法則は図3のように表すことができる。
【0019】
この図3において、F−BCCH、E−BCCH、S−BCCH、SPACHの数は、DCCHチャネルごとに異なる。尚、このF−BCCHはFast−BroadCast CHannelの略、E−BCCHはExtended−BCCHの略、S−BCCHはShort message service−BCCHの略、ReservedはReserved slotの略、SPACHはSmsch,Pch and Arch CHannelの略である。これらの機能の詳細については、文献:『沖電気研究開発』、1995年6月、第167号Vol.62,No.3内のページ79〜82の論文『米国TDMA方式セルラ携帯機のソフトウエア』で説明されている。
【0020】
F−BCCH、E−BCCH、S−BCCH、SPACHがそれぞれ何個あるか及びDVCC値は、F−BCCHを受信し、信号内容を解析して初めて明らかになるのである。
【0021】
従って、上述の(1)の方法で、DCCH復号を行う場合、DCCH同期直後は、F−BCCHしかCRCは一致しないという問題がある。また、DTC復号を行う場合は、スロットインタリーブを考慮すると、2スロット待たねばならず、受信信号を保存するためのメモリが必要となり、メモリ容量の増大の問題がある。
【0022】
また、上述の(2)の方法は、ハミング符号によるデコードができるどうかによって、DTCかDCCHかを判断するが、ハミング符号は3ビット以上の誤りの有無は検出できないので、より正確に判断するには、数スロット受信してから判断することが望まれ、判定に時間がかかるという問題がある。上述の(3)の方法も上述の(2)と同様な問題がある。
【0023】
以上のようなことから、非常に簡単な構成で、ハードウエア規模を大きくすることなく、能率的にしかも短時間に無線局装置からの受信信号がトラヒックチャネル/コントロールチャネルのいずれであるかを識別することができるトラヒックチャネル/コントロールチャネル識別回路及びその方法の提供が要請されている。
【0024】
【課題を解決するための手段】
そこで、請求項1の発明は、無線局装置からの受信信号がトラヒックチャネル又はコントロールチャネルのいずれであるかを識別するトラヒックチャネル/コントロールチャネル識別回路において、以下の特徴的な構成で上述の課題を解決するものである。
【0025】
即ち、請求項1の発明は、上記受信信号からコントロールチャネルロケータ信号(例えば、DCCHロケータ)を検出して復号し、コントロールチャネルが存在する周波数帯を表す符号情報を出力する『コントロールチャネルロケータ復号手段』と、上記受信信号からコントロールチャネルデータ(例えば、DCCHデータ)を復号する『コントロールチャネルデータ復号手段』と、上記受信信号から割り当てコントロールフィードバック信号(例えば、SCF)を検出して復号する『割り当てコントロールフィードバック復号手段』と、上記受信信号からスーパフレームフェーズ信号(例えば、SFP)を復号する『スーパフレームフェーズ復号手段』と、上記コントロールチャネルデータ復号手段と、上記割り当てコントロールフィードバック復号手段と、上記スーパフレームフェーズ復号手段との復号結果から、上記受信信号がトラヒックチャネル又はコントロールチャネルのいずれであるかを識別出力する『トラヒックチャネル/コントロールチャネル識別手段』とを備えたものである。
【0026】
尚、上記コントロールチャネルロケータ信号は、コントロールチャネルが存在する周波数帯を表す符号情報の信号であるので、このロケータ信号を検出して復号することでコントロールチャネルが存在する周波数帯を知ることができる。
【0027】
このような構成を採ることで、いくつかの復号手段の結果から、トラヒックチャネル/コントロールチャネル識別を能率的に行うことができ、回路構成も容易であることから小形化にも適している。更に、受信した信号に対するCRCと、計算したCRCとが一致しなくても、短時間に高い精度で識別することができる。
【0028】
更に、請求項2の発明は、上記請求項1の発明の構成に加え、更に、コントロールチャネル(例えば、DCCH)を識別出力後に、上記スーパフレームフェーズ信号(例えば、SFP)に対する予測値と復号結果とが一致しない場合に誤判定の検出を行う『誤判定検出手段』を備えるものである。
【0029】
このような構成を採ることで、簡単な回路構成で容易に識別に対する誤り判定検出を行うことができる。
【0030】
また、請求項3の発明は、無線局装置からの受信信号がトラヒックチャネル又はコントロールチャネルのいずれであるかを識別するトラヒックチャネル/コントロールチャネル識別方法において、以下の特徴的な構成で上述の課題を解決するものである。
【0031】
即ち、請求項3の発明は、トラヒックチャネル又はコントロールチャネルのいずれであるかの識別結果を保存して出力する『保存処理』と、上記識別結果の値を確認し、この識別結果の値がトラヒックチャネルに相当する第1の値である場合は、コントロールチャネルロケータ信号(例えば、DCCHロケータ)を検出して復号する『コントロールチャネルロケータ信号復号処理』と、上記識別結果の確認で、上記第1の値でない場合は、コントロールチャネルデータを復号する『コントロールチャネルデータ復号処理』と、割り当てコントロールフィードバック信号(例えば、SCF)を検出して復号する『割り当てコントロールフィードバック信号復号処理』と、スーパフレームフェーズ信号(例えば、SFP)を検出して復号する『スーパフレームフェーズ信号復号処理』と、上記保存処理の識別結果が不定又は不明に相当する第2の値であるか否かを確認する『識別結果確認処理』と、この確認で不定又は不明に相当する第2の値である場合は、次にトラヒックチャネル又はコントロールチャネルのいずれであるかの識別を行って、この識別結果を上記保存処理によって保存させる『トラヒックチャネル/コントロールチャネル識別処理』とから構成するものである。
【0032】
このような構成を採ることで、非常に能率的にトラヒックチャネル/コントロールチャネルの識別と、誤り判定検出とを行うことができ、構成的にも簡単な構成で実現することができる。
【0033】
更に、請求項4の発明は、上記請求項3の上記『コントロールチャネルデータ復号処理』として、受信信号に対するデインタリーブを行い、このデインタリーブ後の信号に対する最尤復号(例えば、ビタビ復号)を行い、この最尤復号結果に対して誤り検査(例えば、CRC)を行い、上記最尤復号結果に対して再符号化を行い、再符号化によって得られたビット列と受信信号ビット列とを比較して、異なる値をとるビットの数を誤り数とするものである。
【0034】
このような構成でコントロールチャネルデータの復号を行うことで、誤りの少ないデータを得ることができる。
【0035】
更にまた、請求項5の発明は、上記請求項3又は4記載の『トラヒックチャネル/コントロールチャネル識別処理』を、コントロールチャネルデータに対する復号結果に対する誤り検査でエラーがない場合に第1のカウンタをカウントアップし、上記誤り検査によって得られる誤り数が第3の値以下の場合に上記第1のカウンタをカウントアップし、上記スーパフレームフェーズ信号に対する復号結果に誤りがない場合に上記第1のカウンタをカウントアップし、上記スーパフレームフェーズ信号に対する予測値と復号結果とが一致する場合も上記第1のカウンタをカウントアップし、上記第1のカウンタのカウント数が第4の値に達している場合に、上記コントロールチャネルとして識別出力する『コントロールチャネル識別処理』と、受信信号から確認カラーコード信号を検出して復号し、この復号結果に誤りがない場合は第2のカウンタをカウントアップし、コントロールチャネルロケータ信号に対する復号結果に誤りがない場合に上記第2のカウンタをカウントアップし、上記第2のカウンタが第5の値に達している場合に、トラヒックチャネルとして識別出力する『トラヒックチャネル識別処理』とから構成するものである。
【0036】
このような構成で識別を行うことで、CRCが一致していなくても、短い受信信号から、能率的にしかも高い精度でトラヒックチャネル/コントロールチャネルの識別を行うことができる。
【0037】
更にまた、請求項6の発明は、上記請求項3〜5のいずれかの構成において、上記『識別結果確認処理』の識別結果が不定又は不明に相当する第2の値であるか否かの確認で、上記第2の値でない場合は、更に、上記スーパフレームフェーズに対する予測値と復号結果とが一致するか否かを確認し、一致しない場合に誤判定の検出を行う誤判定検出処理を行うものである。
【0038】
このような構成を採ることで、現チャネルをコントロールチャネル(例えば、DCCH)と判定後に、SFPの予測値と復号結果から容易にコントロールチャネル又はトラヒックチャネルに対する誤り判定を検出を簡単な構成で行うことができる。
【0039】
また、請求項7の発明は、上記請求項6の『誤判定検出処理』を、上記スーパフレームフェーズ信号(例えば、SFP)を検出するごとにその予測値と復号結果とが一致するか否かを確認し、一致しない場合には第3のカウンタでカウントし、この第3のカウンタのカウント値が第6の値に達すると誤判定とするものである。
【0040】
このような構成で判定することで、誤り判定を迅速にしかも簡単な構成で行うことができる。
【0041】
【発明の実施の形態】
次に本発明の好適な実施の形態を図面を用いて説明する。
そこで、本実施の形態のDTC/DCCH識別回路では、同じ領域に異なる符号化で割り当てられた2種類の信号系列(DTC/DCCH)のいずれであるかを判断するために、『DCCHロケータの復号手段』と、『SCFの復号手段』と、『SFPの復号手段』と、『DVCCの復号手段』と、『DCCHデータの復号手段』と、『DTC/DCCH判定手段』と、『誤判定検出手段』とを備える。
【0042】
上記『SCFの復号手段』は、デインタリーブの手段と、CPEの復号手段とを備える。上記『DCCHの復号手段』は、デインタリーブの手段と、ビタビ復号の手段と、CRC演算・比較手段と、再符号化手段と、受信系列と再符号化系列との比較手段と、受信系列の保存手段とを備える。
【0043】
上記『DTC/DCCH判定手段』は、SFPの予測値をインクリメントする手段と、DCCHの復号結果のCRCエラーがない場合はカウンタNDCCHを1インクリメントする手段と、誤り数が第1の設定値n以下の場合はNDCCHを1インクリメントする手段と、SFPの復号結果に誤りがない場合はNDCCHを1インクリメントする手段と、SFPの予測値と復号結果とが一致する場合は、NDCCHを1インクリメントする手段とを備える。
【0044】
更に、本実施の形態では、上述の構成に加え、DVCCの復号結果に誤りがない場合はカウンタNDTCを1インクリメントする手段と、DCCLの復号結果に誤りがない場合はカウンタNDTCを1インクリメントする手段とを備えると共に、NDCCHが第2の設定値に達した場合はDCCHであると判定し(判定フラグSYNC DCCH=1)、NDTCが第2の設定値に達した場合はDTCであると判定(判定フラグSYNC DCCH=−1)する手段を備える。
【0045】
また、上記『誤判定検出手段』は、現チャネルをDCCHと判定後に、SFPの予測値をインクリメントする手段と、SFPの予測値と復号結果とを比較する手段と、SFPの予測値と復号結果が一致する場合は、カウンタNOT SYNC=0とし、SFPの予測値と復号結果とが一致しない場合は、カウンタNOTSYNCを1インクリメントし、カウンタNOT SYNCが第4の閾値に達した場合は、NDTC=NDCCH=NOT SYNC=0とし、判定フラグSYNC DCCHを0とする手段とを備えて、DTC/DCCH識別回路を実現するものである。
【0046】
次に上述の構成を実現するための詳細な構成と動作を説明する。
図1はDTC/DCCH識別回路の主な機能構成図である。この図1において、DTC/DCCH識別回路は、制御部1と、DCCHデータデコード部2と、DTC/DCCH判定部3と、誤判定検出部4とから構成されている。
【0047】
(制御部1): 制御部1は、1スロット受信毎に、先ずSYNC DCCHが、1、−1、0のいずれであるかを確認する。この確認で−1、即ちDTCであると確認されると、次にDCCHロケータの復号を行い、DTC識別結果を出力する。一方、上述のSYNC DCCHの確認で、−1でないと確認されると、DCCHデータ部のデコードを行うために、DCCHデータデコード部2に命令を与える。
【0048】
また、制御部1は、SCFのデコードを行う。即ち、CPE、R/N、BRIなどのデータのデコードを行って、SCFのデコードを行う。更に、SFPのデコードも行う。
【0049】
更にまた、制御部1は、SYNC DCCHが0であるか否かの確認も行う。この確認で0であると確認されると、DTC/DCCHの判定を行うようにDTC/DCCH判定部3に命令する。制御部1は、上述のSYNC DCCHが0であるか否かの確認で、0でないと判定されると、誤判定検出の命令を誤判定検出部4に与える。
【0050】
(DCCHデータデコード部2): DCCHデータデコード部2は、DCCHデータ部のデコードを行う。即ち、デインタリーブ、ビタビ復号、CRCチェック、再符号化などを行い、DCCHデータ部のデコードを行う。この処理の具体的な構成は後述する。
【0051】
DTC/DCCH判定部3は、先ずNFSPの値を更新することから始める。尚、FHALFは、0(フルレート)、又は1(ハーフレート)のいずれかの値をとる。NSFPは受信したSFPとは別にDSP自身で持つSFPの予測値であり、フルレートの場合は1づつ、ハーフレートの場合は2づつカウントアップする。次にDCCHのCRCがエラーしていたか否か、即ちCRC DCCH=0であるか否かを判断し、エラーしていない場合、即ち0の場合は、NDCCHを1カウントアップする。DCCHのCRCがエラーしている場合は、直ちに次の確認の、誤り数が閾値を超えているか否かを確認する。この確認で超えていない場合は、NDCCHを1カウントアップする。
【0052】
上記確認で誤り数が閾値を超えている場合は、SFPの復号結果に誤りがあるか否かを検出する。この確認で誤りがないと検出されると、NDCCHを1カウントアップする。次に受信したSFPと推定SFPとが一致するか否かを確認する。この確認で一致する場合は、NDCCHを1カウントアップする。
【0053】
また、上記受信したSFPと推定SFPとの一致の確認で、一致しない場合は、次に受信したSFPの値をNSFPに保存する。上記SFPの復号結果に誤りがあるか否かの検出で、誤りがある場合、又は上記NDCCHを1カウントアップする、又は受信したSFP(recvdSFP)の値をNSFPに保存するなどのいずれかの処理を終了すると、次にNDCCHが3以上か否かを確認する。この確認でNDCCHが3以上の場合はSYNC DCCH=1として、DCCH識別結果を出力する。
【0054】
しかしながら、上記NDCCHが3以上か否かの確認で、3以上でない場合は、DVCCの復号を行い、次にDCCHロケータの復号を行う。次にDVCCの復号の結果、誤りがあるか否かを確認する。この確認で誤りがない場合は、NDTCを1カウントアップする。
【0055】
上記DVCCの復号の結果に誤りがあるか否かの確認で、誤りがない場合、又はNDTCを1カウントアップした場合、次にDCCLの復号の結果を確認する。この確認で誤りなしと確認されると、次にNDTCを1カウントアップする。
【0056】
上記DCCLの復号の結果の確認で、誤り有り又は上記NDTCを1カウントアップすることを終了すると、次にNDTCが3以上であるか否かを確認する。この確認でNDTCが3以上である場合は、次にSYNC DCCH=−1とし、又はNDTCが3以上でない場合はDTCの識別結果を出力する。
【0057】
(誤判定検出部4): 誤判定検出部4は、先ずNFSPの値を更新する。具体的には、フルレートの場合は1づつカウントアップし、ハーフレートの場合は2づつカウントアップする。次に受信したSFPと推定SFPとが一致するか否かを確認する。この確認で受信したSFPと推定SFPとが一致する場合は、NOT SYNC=0として、誤判定検出処理を終了する。
【0058】
また、上述の受信したSFPと推定SFPとが一致するか否かの確認で、一致しない場合はNOT SYNCを1カウントアップする。次にNOT SYNCが閾値M2と一致するか否かを比較する。この比較でNOT SYNCが閾値M2と一致するときには、NDTC=0、NDCCH=0、SYNC DCCH=0、NOT SYNC=0として、誤判定検出処理を終了する。尚、上記NOTSYNCが閾値M2と一致するか否かの比較で、不一致と判定されると、そこで誤判定検出処理を終了する。
【0059】
(回路の全体動作フロー): 図5はDTC/DCCH識別回路の全体的な回路動作フローチャートである。この図5において、DTC/DCCH識別回路の処理は、1スロット受信毎(例えば、20msec程度)に一連の処理を行うものとする。また、図10に示すように、SYNC DCCHは、1のときにDCCHとし、−1のときにDTCとし、0のとき不明とする。先ず、1スロット毎の受信信号からSYNC DCCHが−1であるか否かを確認する(ステップS1)。この確認で−1、即ちDTCであると確認されると、次にDCCHロケータの復号だけを行って(ステップS2)、これで識別処理は終了することになる。
【0060】
一方、上述のSYNC DCCHの確認で(ステップS1)、−1でないと確認されると、次にDCCHデータ部のデコードを行う(ステップS3)。即ち、デインタリーブ、ビタビ復号、CRCチェック、再符号化などを行い、DCCHデータ部のデコードを行う。この処理の具体的な構成は後述する。次にSCFのデコードを行う(ステップS4)、即ち、CPE、R/N、BRIなどのデータのデコードを行って、SCFのデコードを行う。次にSFPのデコードを行う
(ステップS5)。
【0061】
次にSYNC DCCHが0であるか否かを確認する(ステップS6)。この確認で0であると確認されると、次にDTC/DCCHの判定を行い(ステップS7)、処理を終了する。このDTC/DCCHの判定方法については、更に詳しく後述する。一方、上述のSYNC DCCHが0であるか否かの確認で、0でないと判定されると、次に誤判定検出処理を行って(ステップS8)、処理を終了する。この処理の詳細は更に詳しく後述する。
【0062】
以上のような一連の処理を行うことで、DTC/DCCHの識別を能率的に、しかも迅速に行うことができるのである。そこで、更に、上述のDCCHデータ部のデコード(ステップS3)、DTC/DCCH判定(ステップS7)、誤判定検出(ステップS8)の詳細を説明する。
【0063】
(DCCHデータ部のデコード): 図6は上述の図5のDCCHデータ部のデコード処理の処理フローチャートである。この図6において、先ず、スロットに対するデインタリーブを行い(ステップS99)、次にレート(符号化率)1/2、拘束長6のビタビ復号を行う(ステップS100)。尚、畳み込み符号の復号法としては、ビタビ復号以外にも存在するが、ビタビ復号が最尤復号であることが知られている。また、ビタビ復号の方法としては、DSP内蔵のアクセラレータを使用する方法や、パスの絞り込みの方法を変えるなどを行うことも好ましい。
【0064】
次にCRCの演算を行い、受信したCRCと演算したCRCを比較する(ステップS101)。この比較で受信したCRCと演算したCRCとが一致した場合はCRCエラーなしとし、一致しない場合はCRCエラーありとする。次に復号結果を再びレート1/2、拘束長6で再符号化する(ステップS102)。ここで再符号化したビット列と受信したビット列とを比較し、異なる値をとるビット数の誤り数として(ステップS103)、DCCHデータ部のデコード処理を終了する。
【0065】
(DTC/DCCH判定): 図7は上述の図5のDTC/DCCHの判定の処理フローチャートである。この図7において、先ずNFSPの値を更新することから始める(ステップS10)。尚、FHALFは、0(フルレート)、又は1(ハーフレート)のいずれかの値をとる。NSFPは受信したSFPとは別にDSP自身で持つSFPの予測値であり、フルレートの場合は1づつ、ハーフレートの場合は2づつカウントアップする。尚、図11に示すようにデフォルトは、NDTC=0、NDCCH=0、SYNC DCCH=0、NSFP=0とする。
【0066】
次にDCCHのCRCがエラーしていたか否か、即ちCRC DCCH=0であるか否かを判断し(ステップS11)、エラーしていない場合、即ち0の場合は、NDCCHを1カウントアップ(NDCCH=NDCH+1)する(ステップS12)。DCCHのCRCがエラーしている場合は、直ちに次の確認の、誤り数が閾値を超えているか(REENC DCCH≦n)否かを確認する(ステップS13)。この確認で超えていない場合は、NDCCHを1カウントアップ(NDCCH=NDCCH+1)する(ステップS14)。
【0067】
上記確認で誤り数が閾値を超えている場合は、次にSFPの復号結果に誤りがあるか(ERSFP=0)否かを検出する(ステップS15)。この確認で誤りがない(ERSFP=0)と検出されると、NDCCHを1カウントアップする(ステップS16)。次に受信したSFP(recvdSFP)と推定SFP
(NSFP)とが一致するか否かを確認する(ステップS17)。この確認で一致する場合は、NDCCHを1カウントアップ(NDCCH=NDCH+1)する(ステップS18)。
【0068】
また、上記受信したSFPと推定SFPとの一致の確認で(ステップS17)、一致しない場合は、次に受信したSFP(recvdSFP)の値をNSFPに保存する(ステップS19)。
【0069】
上記SFPの復号結果に誤りがあるか否かの検出(ステップS15)で、誤りがある場合、上記NDCCHを1カウントアップする(ステップS18)、受信したSFP(recvdSFP)の値をNSFPに保存する(ステップS19)などのいずれかの処理を終了すると、次にNDCCHが3以上か否かを確認する(ステップS20)。この確認でNDCCHが3以上の場合はSYNC DCCH=1として(ステップS21)、DTC/DCCH判定の処理を終了する。
【0070】
しかしながら、上記NDCCHが3以上か否かの確認で(ステップS20)、3以上でない場合は、図8の一連の処理を行って、DTC/DCCH判定を終了する。即ち、DVCCの復号を行い(ステップS22)、次にDCCHロケータの復号を行う(ステップS23)。次にDVCCの復号の結果、誤りがあるか
(*(#ERDVCC)=0)否かを確認する(ステップS24)。この確認で誤りがない場合は、NDTCを1カウントアップ(*(#NDTC)=*(#NDTC)+1)する(ステップS25)。
【0071】
上記DVCCの復号の結果に誤りがあるか否かの確認で(ステップS24)、誤りがない場合、又はNDTCを1カウントアップした場合(ステップS25)、次にDCCLの復号の結果(*(#ERDCCL)=0)を確認する(ステップS26)。この確認で誤りなしと確認されると、次にNDTCを1カウントアップ(*(#NDTC)=*(#NDTC)+1)する(ステップS27)。
【0072】
上記DCCL(DCCHロケータ)の復号の結果の確認で(ステップS26)、誤り有り又は上記NDTCを1カウントアップする(ステップS27)ことを終了すると、次にNDTCが3以上であるか(*(#NDTC)≧3)否かを確認する(ステップS28)。この確認でNDTCが3以上である場合は、次にSYNC DCCH=−1とし(ステップS29)、又はNDTCが3以上でない場合はDTC/DCCHの判定の処理を終了する。
【0073】
(誤判定検出): 図9は上述の図5の誤判定検出の処理フローチャートである。この図9において、先ずNFSPの値を更新(NSFP=NSFP+1+FHALF)する(ステップS200)。具体的には、フルレートの場合は1づつカウントアップし、ハーフレートの場合は2づつカウントアップする。次に受信したSFP(recvdSFP)と推定SFP(NSFP)とが一致するか否かを確認する(ステップS201)。
【0074】
この確認で受信したSFPと推定SFPとが一致する場合は、NOT SYNC=0として(ステップS202)、誤判定検出処理を終了する。
【0075】
また、上述の受信したSFP(recvdSFP)と推定SFP(NSFP)とが一致するか否かの確認で(ステップS201)、一致しない場合はNOT SYNCを1カウントアップする(ステップS203)。次にNOT SYNCが閾値M2と一致するか否かを比較する(ステップS204)。この比較でNOT SYNCが閾値M2と一致するときには、NDTC=0、NDCCH=0、SYNC DCCH=0、、NOT SYNC=0として(ステップS205)、誤判定検出処理を終了する。尚、上記NOT SYNCが閾値M2と一致するか否かの比較で(ステップS204)、不一致と判定されると、そこで誤判定検出処理を終了する。
【0076】
(携帯装置の一例のハードウエア構成): 図4は上述の図1のDTC/DCCH識別回路の機能構成を実現するTDMAセルラシステム用の携帯装置の一例のハードウエア構成図である。図4において、携帯装置はアンテナ10と、高周波(RF)回路11と、アナログ/デジタル(A/D)変換回路12と、デジタルシグナルプロセス回路13と、CPU14とから構成されている。この図4においては、受信系の構成を中心として説明する。
【0077】
アンテナ10は基地局からのTDMAフレーム信号を捕捉し、捕捉した高周波信号は高周波回路11に与えられる。高周波回路11は高周波信号から周波数同調を行い、復調を行いベースバンドのTDMAフレーム信号を抽出し、アナログ/デジタル変換回路12に与える。アナログ/デジタル変換回路12は、ベースバンドのTDMAフレーム信号をデジタル信号に変換して、デジタル処理し易い信号形態に変換してデジタルシグナルプロセス回路13に与える。
【0078】
CPU14は、具体的にはマイクロプロセッサMPや、プログラムROM、ワーキングRAMなどから構成され、アナログ/デジタル変換回路12の変換を制御したり、デジタルシグナルプロセス回路13を制御して上述の『DCCHロケータの復号』、『SCFの復号』、『SFPの復号』、『DVCCの復号』、
『DCCHデータの復号』、『DTC/DCCH判定』などを行わせ、DTC/DCCHの識別結果を得る。
【0079】
デジタルシグナルプロセス回路13は、アナログ/デジタル変換回路12からのデジタル信号を、CPU14からの命令に従って処理して、上述の『DCCHロケータの復号』、『SCFの復号』、『SFPの復号』、『DVCCの復号』、『DCCHデータの復号』、『DTC/DCCH判定』などを行い、DTC/DCCHの識別結果をCPU14に与えるものである。
【0080】
(本発明の実施の形態の効果): 以上の実施の形態によれば、受信スロットがF−BCCHでなくても、即ち、受信したCRCと演算したCRCとが一致しなくても、DTC/DCCHの識別判定を行うことができる。また、ハミング符号の精度に依存せず、ビタビ復号結果を再符号化することによって、誤り数を推定しているため、最短では1スロット分の信号の受信だけでもDTC/DCCHの識別判定を高い精度で行うことができる。
【0081】
従って、非常に簡単な構成で、ハードウエア規模を大きくすることなく、能率的にしかも短時間に無線局装置からの受信信号がトラヒックチャネル/コントロールチャネルのいずれであるかを識別することができるトラヒックチャネル/コントロールチャネル識別回路及びその方法を実現することができる。
【0082】
(他の実施の形態): (1)尚、以上の実施の形態においては、主にDSP内でソフトウエア処理を行う場合の処理の構成を示しているが、他にハードウエア、例えば、ゲートアレイ回路或いはDSP内蔵のアクセラレータなどで実現することも好ましい。
【0083】
(2)また、異なる畳み込み符号化を施された複数の信号系列或いは、一方のみが畳み込み符号化された複数の信号系列を識別することにも適用可能である。
【0084】
(3)更に、上述の実施の形態のDTC/DCCH識別回路は、北米仕様のTDMAシステムだけでなく、日本のTDMA方式にデジタルセルラ方式(PDC)の基地局装置や、携帯電話装置にも若干のフォーマット調整(例えば、データビット数などの調整)を行うことで同じように適用することができる。
【0085】
【発明の効果】
以上述べた様に第1の発明は、無線局装置からの受信信号がトラヒックチャネル又はコントロールチャネルのいずれであるかを識別するトラヒックチャネル/コントロールチャネル識別回路において、受信信号からコントロールチャネルロケータ信号を検出して復号し、コントロールチャネルが存在する周波数帯を表すの符号情報を出力するコントロールチャネルロケータ復号手段と、受信信号からコントロールチャネルデータを復号するコントロールチャネルデータ復号手段と、受信信号から割り当てコントロールフィードバック信号を検出して復号する割り当てコントロールフィードバック復号手段と、受信信号からスーパフレームフェーズ信号を復号するスーパフレームフェーズ復号手段と、コントロールチャネルデータ復号手段と、割り当てコントロールフィードバック復号手段と、スーパフレームフェーズ復号手段との復号結果から、受信信号がトラヒックチャネル又はコントロールチャネルのいずれであるかを識別出力するトラヒックチャネル/コントロールチャネル識別手段とを備えたことで、非常に簡単な構成で、ハードウエア規模を大きくすることなく、能率的に無線局装置からの受信信号がトラヒックチャネル又はコントロールチャネルのいずれであるかを識別することができ、低消費電力化に寄与でき、LSI化にも適している。
【0086】
また、第2の発明は、無線局装置からの受信信号がトラヒックチャネル又はコントロールチャネルのいずれであるかを識別するトラヒックチャネル/コントロールチャネル識別方法において、トラヒックチャネル又はコントロールチャネルのいずれであるかの識別結果を保存して出力する保存処理と、上記識別結果の値を確認し、この識別結果の値がトラヒックチャネルに相当する第1の値である場合は、コントロールチャネルロケータ信号を検出して復号するコントロールチャネルロケータ信号復号処理と、上記識別結果の確認で、第1の値でない場合は、コントロールチャネルデータを復号するコントロールチャネルデータ復号処理と、割り当てコントロールフィードバック信号を検出して復号する割り当てコントロールフィードバック信号復号処理と、スーパフレームフェーズ信号を検出して復号するスーパフレームフェーズ信号復号処理と、上記保存手段の識別結果が不定又は不明に相当する第2の値であるか否かを確認する識別結果確認処理と、この確認で不定又は不明に相当する上記第2の値である場合は、次にトラヒックチャネル又はコントロールチャネルのいずれであるかの識別を行って、この識別結果を上記保存処理に保存させるトラヒックチャネル/コントロールチャネル識別処理とから構成することで、非常に簡単な構成で、短時間に無線局装置からの受信信号がトラヒックチャネル又はコントロールチャネルのいずれであるかを識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のデジタルトラヒックチャネル(DTC)/デジタルコントロールチャネル(DCCH)識別回路の主な機能構成図である。
【図2】DTCのダウンリンクのスロット構成と、DCCHのダウンリンクのスロット構成との説明図である。
【図3】F−BCCH、E−BCCH、S−BCCH、Reserved、SPACHなどに対するCRCの計算の説明図である。
【図4】本発明の実施の形態の携帯装置の一例のハードウエア構成図である。
【図5】本発明の実施の形態のDTC/DCCH識別回路の全体動作フローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態のDCCHデータ部のデコード処理フローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態のDTC/DCCH判定の処理フローチャート(その1)である。
【図8】本発明の実施の形態のDTC/DCCH判定の処理フローチャート(その2)である。
【図9】本発明の実施の形態の誤判定検出の処理フローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態のSYNC DCCHの値の説明図である。
【図11】本発明の実施の形態のDTC/DCCH判定のデフォルトの説明図である。
【符号の説明】
1…制御部、2…DCCHデータデコード部、3…DTC/DCCH判定部、4…誤判定検出部、10…アンテナ、11…高周波(RF)回路、12…アナログ/デジタル(A/D)変換回路、13…デジタルシグナルプロセス回路、14…CPU、S3…DCCHデータ部デコード処理、S7…DTC/DCCH判定処理、S8…誤判定検出処理。
Claims (7)
- 無線局装置からの受信信号がトラヒックチャネル又はコントロールチャネルのいずれであるかを識別するトラヒックチャネル/コントロールチャネル識別回路において、
上記受信信号からコントロールチャネルロケータ信号を検出して復号し、コントロールチャネルが存在する周波数帯を表す符号情報を出力するコントロールチャネルロケータ復号手段と、
上記受信信号からコントロールチャネルデータを復号するコントロールチャネルデータ復号手段と、
上記受信信号から割り当てコントロールフィードバック信号を検出して復号する割り当てコントロールフィードバック復号手段と、
上記受信信号からスーパフレームフェーズ信号を復号するスーパフレームフェーズ復号手段と、
上記コントロールチャネルデータ復号手段と、上記割り当てコントロールフィードバック復号手段と、上記スーパフレームフェーズ復号手段との復号結果から、上記受信信号がトラヒックチャネル又はコントロールチャネルのいずれであるかを識別出力するトラヒックチャネル/コントロールチャネル識別手段と
を備えたことを特徴とするトラヒックチャネル/コントロールチャネル識別回路。 - 更に、コントロールチャネルを識別出力後に、上記スーパフレームフェーズ信号に対する予測値と復号結果とが一致しない場合に誤判定の検出を行う誤判定検出手段を備えることを特徴とする請求項1記載のトラヒックチャネル/コントロールチャネル識別回路。
- 無線局装置からの受信信号がトラヒックチャネル又はコントロールチャネルのいずれであるかを識別するトラヒックチャネル/コントロールチャネル識別方法において、
トラヒックチャネル又はコントロールチャネルのいずれであるかの識別結果を保存して出力する保存処理と、
上記識別結果の値を確認し、この識別結果の値がトラヒックチャネルに相当する第1の値である場合は、コントロールチャネルロケータ信号を検出して復号するコントロールチャネルロケータ信号復号処理と、
上記識別結果の確認で、上記第1の値でない場合は、コントロールチャネルデータを復号するコントロールチャネルデータ復号処理と、
割り当てコントロールフィードバック信号を検出して復号する割り当てコントロールフィードバック信号復号処理と、
スーパフレームフェーズ信号を検出して復号するスーパフレームフェーズ信号復号処理と、
上記保存処理の識別結果が不定又は不明に相当する第2の値であるか否かを確認する識別結果確認処理と、
この確認で不定又は不明に相当する上記第2の値である場合は、トラヒックチャネル又はコントロールチャネルのいずれであるかの識別を行って、この識別結果を上記保存処理によって保存させるトラヒックチャネル/コントロールチャネル識別処理とから構成する
ことを特徴とするトラヒックチャネル/コントロールチャネル識別方法。 - 上記コントロールチャネルデータ復号処理は、受信信号に対するデインタリーブを行い、このデインタリーブ後の信号に対する最尤復号を行い、この最尤復号結果に対して誤り検査を行い、上記最尤復号結果に対して再符号化を行い、この再符号化によって得られたビット列と受信信号ビット列とを比較して、異なる値をとるビットの数を誤り数とする構成である
ことを特徴とする請求項3記載のトラヒックチャネル/コントロールチャネル識別方法。 - 上記トラヒックチャネル/コントロールチャネル識別処理は、上記コントロールチャネルデータに対する復号結果に対する誤り検査でエラーがない場合に第1のカウンタをカウントアップし、上記誤り検査によって得られる誤り数が第3の値以下の場合に上記第1のカウンタをカウントアップし、上記スーパフレームフェーズ信号に対する復号結果に誤りがない場合に上記第1のカウンタをカウントアップし、上記スーパフレームフェーズ信号に対する予測値と復号結果とが一致する場合も上記第1のカウンタをカウントアップし、上記第1のカウンタのカウント数が第4の値に達している場合に、上記コントロールチャネルとして識別出力するコントロールチャネル識別処理と、
上記受信信号から確認カラーコード信号を検出して復号し、この復号結果に誤りがない場合は第2のカウンタをカウントアップし、上記コントロールチャネルロケータ信号に対する復号結果に誤りがない場合に上記第2のカウンタをカウントアップし、上記第2のカウンタが第5の値に達している場合に、上記トラヒックチャネルとして識別出力するトラヒックチャネル識別処理とから構成する
ことを特徴とする請求項3又は4記載のトラヒックチャネル/コントロールチャネル識別方法。 - 更に、上記識別結果確認処理の識別結果が不定又は不明に相当する第2の値であるか否かの確認で、上記第2の値でない場合は、上記スーパフレームフェーズに対する予測値と復号結果とが一致するか否かを確認し、一致しない場合に誤判定の検出を行う誤判定検出処理を行う構成である
こと特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載のトラヒックチャネル/コントロールチャネル識別方法。 - 上記誤判定検出処理は、上記スーパフレームフェーズ信号を検出ごとにその予測値と復号結果とが一致するか否かを確認し、一致しない場合には第3のカウンタでカウントし、この第3のカウンタのカウント値が第6の値に達すると誤判定とする構成である
ことを特徴とする請求項6の記載のトラヒックチャネル/コントロールチャネル識別方法。
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