JP3578959B2 - テーブルタップおよびテーブルタップを用いた監視システム - Google Patents
テーブルタップおよびテーブルタップを用いた監視システム Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信回線を用いて異常事態を伝える警報装置に係わるものであり、特に一人暮しの老人や身体障害者等の生活をモニタし、異常事態を検知してヘルパー派遣等を要請することができる,テーブルタップおよびテーブルタップを用いた監視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の生活モニタシステムでは、例えば特開平10−248093号公報に示すように、各電気製品に操作状況を検出する装置をつけ、これらからの検出信号を集中管理手段により統合管理し、必要に応じて電話回線を利用してヘルパー派遣等を要請するものであった。
また、別の方法として、例えば特公平7−69995号公報に示すように、世帯全体の水および電気の使用を監視する装置をつけ、これらの使用状況から異常事態を検知し、必要に応じて電話回線を利用してヘルパー派遣等を要請するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開平10−248093号公報に示す従来例では、各電気製品に操作状況を検出する装置を追加する改造が必要であり、またこれらを統合管理する集中管理手段が必要である。さらにこれらの間の通信が必要となり、システムの導入に当たっては、現在使用中の電気製品の改造または交換をはじめ、かなりのコストが必要となる。また、特に老人の場合は、これまで使用してきた電気製品を交換することには抵抗を感じる場合がある。
【0004】
また上記特公平7−69995号公報に示す従来例では、水道メータおよび電気メータに工事が必要であるばかりでなく、例えば電力使用状況などでは、電気製品全体の使用状況が重畳した情報しかわからないため、冷蔵庫やこたつなど、電力使用量が時間変動するものが入っていた場合には、異常自体が生じていてもそれを検知しにくいという問題点があった。
【0005】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、これまでの生活環境を変えることなく、安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知する監視システムとしての,テーブルタップおよびテーブルタップを用いた監視システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本願の請求項1の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、差し込み口に接続した電気製品の使用状況を検出するテーブルタップと、前記テーブルタップが検出した前記電気製品の使用状況により、前記電気製品の使用者を監視する基地局と、前記テーブルタップによる検出結果を前記基地局に通信する通信手段とを備え、前記テーブルタップは、時間を計測する時間計測手段と、前記差し込み口に接続した電気製品の電力使用量を検出する電力検出手段と、前記電力検出手段によって検出された電力使用量の検出結果が、予め設定した判定条件に一致するか否かを、前記時間計測手段によって検出された時間情報を参照して判定する判定手段と、予め設定した時間以上、前記電力検出手段が検出する電力量に変動がないという第1の判定条件と、予め設定した時間の範囲内に、前記電力検出手段が検出する電力量に変動がないという第2の判定条件と、予め設定した時間の範囲内に、予め設定した電力量を前記電力検出手段が検出できないという第3判定条件と、予め設定した時刻に、予め設定した電力量を前記電力検出手段が検出できないという第4の判定条件と、予め設定した時刻を過ぎても、予め設定した電力量を前記電力検出手段が検出し続けるという第5の判定条件と、予め設定した曜日の予め設定した時刻に、予め設定した電力量を前記電力検出手段が検出できないという第6の判定条件の中から、少なくとも2つ以上の判定条件を、前記電気製品の使用者に合わせて設定する判定条件設定手段とをさらに備え、前記第1から第6の判定条件のいずれかを前記基地局から前記テーブルタップに設定し、設定した2つ以上の判定条件のうち、いずれか1つが成立した時に、前記テーブルタップから前記基地局に通信を行うようにしたことを特徴とするものである。
【0017】
また、本願の請求項2の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、設定された判定条件のうち、どの判定条件が成立した時に前記基地局に通信を行うかについて、選択的に切り替える判定条件切替手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
【0018】
また、本願の請求項3の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項1または2に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記第1ないし第6の判定条件の設定に必要なパラメータである設定時間と設定電力値を選択できるパラメータ選択手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
【0019】
また、本願の請求項4の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項1または2に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記第1ないし第6の判定条件の設定に必要なパラメータである設定時間と設定電力値を入力するパラメータ入力手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
【0021】
また、請求項5に記載のテーブルタップを用いた監視システムは、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記基地局は、前記テーブルタップに設定した前記判定条件を記憶する判定条件記憶手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
【0022】
また、本願の請求項6の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記基地局から設定された前記判定条件のうち、いずれか1つが成立した場合、テーブルタップ個別の認識コードと、成立した判定条件を前記基地局に送信することを特徴するものである。
【0023】
また、本願の請求項7の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項6に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記基地局は、前記テーブルタップから送信される前記テーブルタップ個別の認識コードと、前記テーブルタップに設定した前記判定条件との対応表を有することを特徴とするものである。
【0024】
また、本願の請求項8の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項7に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記基地局の対応表に含まれる前記テーブルタップ個別の認識コードとして、使用者の氏名および連絡先を用いることを特徴とするものである。
【0025】
また、本願の請求項9の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項7記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記基地局の対応表に含まれる前記テーブルタップ個別の認識コードとして、前記テーブルタップの製造コードを用いることを特徴とするものである。
【0026】
また、本願の請求項10の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項9に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記基地局は、前記テーブルタップ個別の製造コードと該製造コードに対応する使用者の氏名および連絡先との対応表を有することを特徴とするものである。
【0027】
また、本願の請求項11の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記基地局は、前記テーブルタップに設定した前記判定条件の内容を基地局端末に表示するようにしたことを特徴とするものである。
【0028】
また、本願の請求項12の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項6に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記基地局は、前記テーブルタップから送信される前記テーブルタップ個別の認識コードに基づいて、通信してきたテーブルタップの使用者の氏名と連絡先を検索して基地局端末に表示するとともに、前記テーブルタップから送信される前記判定条件に基づいて、成立した判定条件の内容を前記基地局端末に表示することを特徴とするものである。
【0029】
また、本願の請求項13の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記基地局から設定された前記判定条件を表示する表示装置をさらに備えたことを特徴とするものである。
【0030】
また、本願の請求項14の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記基地局から設定された前記判定条件を、前記通信回線を介してFAX信号として外部に出力するFAX送信手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
【0031】
また、本願の請求項15の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、スピーカと、設定されている前記判定条件を、音声信号として前記スピーカに出力する音声報知手段とをさらに備えたことを特徴とするものである。
【0032】
また、本願の請求項16の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記基地局は、前記判定条件の設定に必要なパラメータである設定時間および設定電力値を、季節に応じて前記テーブルタップに自動設定するようにしたことを特徴とするものである。
【0033】
また、本願の請求項17の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記基地局は、前記判定条件の設定に必要なパラメータである設定時間および設定電力値を、天候に応じて前記テーブルタップに自動設定するようにしたことを特徴とするものである。
【0034】
また、本願の請求項18の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップと前記基地局とは、それぞれスピーカとマイクとをさらに備え、前記基地局と前記テーブルタップとの間で、会話ができるようにしたことを特徴とするものである。
【0035】
また、本願の請求項19の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項6記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップと前記基地局とは、それぞれスピーカとマイクとをさらに備え、前記基地局と前記テーブルタップとの間で、会話ができるようにし、前記テーブルタップは、前記基地局から設定された前記判定条件のうち、いずれか1つが成立した場合、テーブルタップ個別の認識コードと、成立した判定条件をモデム信号として前記基地局に送信し、その後、前記モデム信号を音声信号に切り替え、前記スピーカとマイクにより基地局と会話ができるようにしたことを特徴とするものである。
【0036】
また、本願の請求項20の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項18記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップ側のスピーカとマイクの音量は、前記基地局側から変更可能であることを特徴とするものである。
【0037】
また、本願の請求項21の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記電力検出手段により検出された電力使用量の検出結果を所定時間毎に記憶する時間別記憶手段と、前記時間別記憶手段に記憶されている電力使用量の検出結果と実際の電力使用量の検出結果とを比較する比較手段とをさらに備え、前記比較手段による比較結果が所定の値以上異なっていた場合は、前記基地局に通信を行うことを特徴とするものである。
【0038】
また、本願の請求項22の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項21に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記時間別記憶手段に記憶された電力使用量の検出結果を更新する検出結果更新手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
【0039】
また、本願の請求項23の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項21に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記時間別記憶手段に記憶された電力使用量に対する第1の係数と、実際の電力使用量に対する第2の係数を有し、前記時間別記憶手段に記憶された電力使用量の検出結果と実際の電力使用量の検出結果にそれぞれ前記第1と第2の係数を乗算した後、両者の和を対応する時間毎にとり、その結果を新たな所定時間毎の電力使用量の検出結果として更新する検出結果更新手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
【0040】
また、本願の請求項24の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記電力検出手段により検出された電力使用量の検出結果を所定時間毎に記憶する時間別記憶手段をさらに備え、前記時間別記憶手段に記憶された電力使用量の検出結果を前記電力検出手段により検出された現在の電力使用量の検出結果とともに電力使用量の検出結果情報として前記基地局に所定時間毎に送信することを特徴とするものである。
【0041】
また、本願の請求項25の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記電力検出手段により検出された電力使用量の検出結果を所定時間毎に記憶する時間別記憶手段をさらに備え、前記基地局から要求のあった際には、前記時間別記憶手段に所定時間毎に記憶された電力使用量の検出結果を前記電力検出手段により検出された現在の電力使用量の検出結果とともに電力使用量の検出結果情報として前記基地局に送信することを特徴とするものである。
【0042】
また、本願の請求項26の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記電力検出手段により検出された電力使用量の検出結果を基に、接続されている電気製品の通電がオンになった時刻とオフになった時刻を検出し、検出結果をオン/オフ時刻情報として記憶するオン/オフ時刻記憶手段をさらに備え、前記基地局から要求のあった際には、前記オン/オフ時刻情報を前記基地局に送信することを特徴とするものである。
【0043】
また、本願の請求項27の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項24〜請求項26のいずれかに記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記基地局は、前記テーブルタップから送信される前記電力使用量の検出結果情報および前記オン/オフ時刻情報を記憶することを特徴とするものである。
【0044】
また、本願の請求項28の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項27に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記基地局は、記憶した前記電力使用量の検出結果情報および前記オン/オフ時刻情報を基に、前記テーブルタップに対して、設定した判定条件のパラメータである設定時間と設定電力値の変更を行うようにしたことを特徴とするものである。
【0045】
また、本願の請求項29の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項24〜請求項26のいずれかに記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記電力使用量の検出結果情報および前記オン/オフ時刻情報を前記基地局に送信した後、送信したそれぞれの情報を前記時間別記憶手段および前記オン/オフ記憶手段から消去することを特徴とするものである。
【0046】
また、本願の請求項30の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、電気製品が接続される2つ以上の差し込み口と、時間を計測する時間計測手段と、前記各差し込み口に接続した各電気製品の電力使用量を個別に検出する電力検出手段と、前記時間検出手段によって検出された時間情報を参照して、前記電力検出手段の検出結果と予め設定した判定条件との一致を判定する判定手段とを備え、前記一致が判定されたとき、前記基地局に前記一致が生じたことを通信することを特徴とするものである。
【0047】
また、本願の請求項31の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項30に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記電力検出手段によって検出された電力使用量の検出結果のうち、いずれか1つが予め設定した判定条件に一致した場合に前記基地局に通信を行うことを特徴とするものである。
【0048】
また、本願の請求項32の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項30に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記電力検出手段によって検出された電力使用量の検出結果のうち、少なくとも2つ以上の検出結果が予め設定した判定条件に一致した場合に前記基地局に通信を行うこと特徴とするものである。
【0049】
また、本願の請求項33の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、内蔵の電源と、前記テーブルタップに付属するプラグを介してコンセントから供給される電圧を検出する電圧検出手段と、前記内蔵の電源から電力が供給され、前記電圧検出手段の出力が所定の値より低下した場合には、警告音を発生する警告手段とをさらに備えたことを特徴とするものである。
【0050】
また、本願の請求項34の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項33に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記内蔵の電源から電力が供給され、かつ、前記電圧検出手段の出力が所定の値より低下した場合には、前記基地局に通信を行うことを特徴とするものである。
【0051】
また、本願の請求項35の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項33に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記内蔵の電源から電力が供給され、かつ、前記電圧検出手段の出力が所定の値より低下した後、予め設定されている時間が経過しても前記電圧検出手段の前記出力が前記所定の値より低い場合には、前記基地局に通信を行うことを特徴とするものである。
【0052】
また、本願の請求項36の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記設定された2つ以上の判定条件のうち、いずれか1つが成立した時に、前記基地局に行う通信を禁止する機能停止スイッチをさらに備えたことを特徴とするものである。
【0053】
また、本願の請求項37の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項36に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記機能停止スイッチの状態がオフまたはオンの時、前記基地局に前記スイッチの状態を通信することを特徴とするものである。
【0054】
また、本願の請求項38の発明に係るテーブルタップを用いた監視システムは、請求項36に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記通信を禁止する機能停止スイッチがオフになった時刻を記憶する記憶手段と、前記記憶手段が記憶した時刻から予め設定した時間を超えても前記スイッチがオンに戻らない場合、警告を発する警告手段とをさらに備えたことを特徴とするものである。
【0055】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下に、図1を用いて本発明の実施の形態1を説明する。図1は実施の形態1にかかるテーブルタップを用いた監視システムのブロック図である。このテーブルタップを用いた監視システムは、電気製品に接続可能で、接続した電気製品の使用状況を検出するテーブルタップ100と、テーブルタップ100の使用状況により、電気製品の使用者を監視する基地局109を電話回線108により接続したものである。テーブルタップ100は、図示しないコンセントに差し込むプラグ101と、これにつながる差し込み口102があり、差し込み口102には、電気製品106のプラグ107をつなぐようになっている。プラグ101と、これにつながる差し込み口102の中間には、電流計103があり、ここに流れる電流を測定することにより、差し込み口102に差し込んだ電気製品の消費電力を測定することができるようになっている。判断部104は、電流計103で検出された電力情報と時計113からの時間情報が、予め設定されている判定条件と一致するか否かを比較し、一致した場合にはテーブルタップ100に接続されている電気製品の使用者に異常事態が発生したと判断する。なお、予め設定する判定条件については後述する。判断部104により異常事態が発生したと判断された場合、テーブルタップ100は内蔵したPHS105により、テーブルタップ100に予め付与されている固有番号を基地局109に送信する。電話回線108を介して送信されるテーブルタップ100の固有番号は、基地局109のモデム110を経由し、監視端末111に送られる。そして、テーブルタップ100の固有番号を受けた監視端末111では異常事態発生の表示を行う。またその際、テーブルタップ100の固有番号からデータベース112に格納してあるテーブルタップ100の所有者の氏名、住所、接続した電気製品の種類等を検索し、これらを合わせて監視端末111に表示する。なお、テーブルタップ100は家庭用コンセントを電源とするものであるため、電圧は交流100V固定である。したがって、電力については電流を測定することにより等価的に求めることができるため、ここでは電流計103にて電流を求めることで、電力を検出している。
【0056】
次に、図2ないし図6を用いて、判断部104における異常事態の判定条件について示す。図2は、事前のアンケート調査により調べた老人Aの生活パターンと、そこから想定されるテレビのオン/オフの状況を示す。図2上部には各時間における老人Aの生活パターンと、老人Aが通常見ているテレビ番組を示しており、図2下部には、そこから想定されるテレビのオン/オフの状況を示している。図において、老人Aは通常6時に起床し、起床後少し経った後にテレビをつけるのが日課である。また、毎日8時15分から始まるドラマは必ず見ている。その後は、テレビを消したりつけたりするが、日曜日には20時から始まるドラマを必ず見ている。また、毎日22時頃には就寝するため、その前にはテレビを消すものとする。
【0057】
老人Aの異常事態検知のためには、テーブルタップ100の差し込み口102にテレビをつなぐものとし、電力使用パターンから検知できるテレビのオン/オフに対して、以下のような条件が成立した場合は判断部104において異常事態と判断させるようにする。時刻201では毎日テレビがついているはずであるため、8時20分に電流計103で検知した電流値が0.1A以下であった場合は異常事態と判断する。時刻202では日曜日であればテレビがついているはずであるため、日曜日であり且つ20時10分に電流計103で検知した電流値が0.1A以下であった場合は異常事態と判断する。時刻203ではテレビを消して就寝しているはずであるため、24時に電流計103で検知した電流値が0.1A以上であった場合は異常事態と判断する。時刻204では、起床後はテレビをつけるはずであるため、5時30分から7時までの間に電流計103で検知する電流値に変動がない場合は異常事態と判断する。更にテレビを8時間以上つけることはないため、電流計103で検知する電流値が連続して8時間以上0.1A以上であるときは異常事態と判断する。テレビを12時間以上消してあることはないため、電流計103で検知する電流値が連続して12時間以上0.1A以下であるときは異常事態と判断する。以上、上記に示す6条件のいずれか1つが成立した場合には、判断部104において異常事態と判断し、PHS105により異常事態を通信する。
【0058】
図3は、事前のアンケート調査により調べた老人Bの生活パターンと、そこから想定される炊飯器の電力消費の状況を示す。図3上部には各時間における老人Bの生活パターンと、老人Bが夕食の準備のために炊飯器を使用するタイミングを示しており、図3下部には、そこから想定される炊飯器の電力消費の状況を示す。炊飯器はスイッチオンから炊飯期間は大きな電力を消費し、炊飯後は保温のため断続的に数十秒の電力消費期間があるものとする。また、老人Bは就寝前にはかならず炊飯器のスイッチを切断するものとする。
【0059】
老人Bの異常事態検知のためには、テーブルタップ100の差し込み口102に炊飯器をつなぐものとし、電力使用パターンから検知できる炊飯器のオン/オフに対して、以下のような条件が成立した場合は判断部104において異常事態と判断させるようにする。まず、毎日16時から19時までの間には炊飯動作を行うため、この時間において電流計103で検知した電流値が、連続して20分以上1A以上となる期間が存在しない場合は、異常事態と判断する。また、夜中は炊飯器を切っているため、23時から24時の期間内に電流計103で検知した電流値が1A以上となった場合は、異常事態と判断する。
【0060】
図4は、事前のアンケート調査により調べた老人Cの生活パターンと、そこから想定される電灯の電力消費の状況を示す。なお、老人Cは1間の家に住んでおり、プラグ付の電灯を使用しているものとする。図4上部には各時間における老人Cの生活パターンを示しており、図4下部には、そこから想定される電灯の電力消費の状況を示す。老人Cは通常6時に起床し、起床後薄暗い場合は電灯をつけ、日が昇って明るくなった後に消す。また、夕方も薄暗くなった後に電灯をつけ、就寝時に消すものとする。
【0061】
老人Cの異常事態検知のためには、テーブルタップ100の差し込み口102に電灯をつなぐものとし、電力使用パターンから検知できる電灯のオン/オフに対して、以下のような条件が成立した場合は判断部104において異常事態と判断させるようにする。まず、毎日6時から7時までの間には電灯を付けるため、この期間において電流計103で検知した電流値が、0.5A以上となる瞬間が存在しない場合は、異常事態と判断する。次に、完全に明るくなった10時には消灯しているはずであるため、10時において電流計103で検知した電流値が、0.5A以上である場合は、異常事態と判断する。また、16時から18時の間に点灯するため、この期間において電流計103で検知した電流値が、0.5A以下から0.5A以上に切り換わるエッジが存在しない場合は、異常事態と判断する。さらに24時の時点では必ず就寝しているため、24時に電流計103で検知した電流値が0.5A以上であった場合は異常事態と判断する。また、別の見方として、電灯の投入又は切断操作から12時間以内に次の電源の切断または投入操作が行われない場合は異常事態と判断する方法もある。
【0062】
図5は、事前のアンケート調査により調べた老人Dの生活パターンと、そこから想定される電気ポットの電力消費の状況を示す。図5上部には各時間における老人Dの生活パターンと、老人Dが電気ポットに水を足すタイミングを示しており、図5下部には、そこから想定される電気ポットの電力消費の状況を示す。この図では15時頃に水を足しているが、実際には水を何時ごろに足すかはわからない。ただし、老人Dのお湯の使用量からすると、最低1日1回は水を足すものとする。電気ポットは電源投入または水足しが行われた直後から沸騰するまでの期間は大きな電力を消費し、沸騰後は保温のため断続的に数十秒の電力消費期間があるものとする。また、老人Dは就寝前にはかならず電気ポットのスイッチを切断するものとする。
【0063】
老人Dの異常事態検知のためには、テーブルタップ100の差し込み口102に電気ポットをつなぐものとし、電力使用パターンから検知できる電気ポットのオン/オフに対して、以下のような条件が成立した場合は判断部104において異常事態と判断させるようにする。まず、朝は必ずスイッチを入れるため、5時から7時の間において電流計103で検知した電流値が、1A以下から1A以上に切り換わるエッジが存在しない場合は、異常事態と判断する。次に、6時から22時までの起きている期間に必ず1度は水足しを行うため、この時間において、電流計103で検知した電流値が10分以上連続して1A以上の値を示す期間が存在しない場合は、異常事態と判断する。また、就寝後はスイッチを切っているため、23時から24時の間に電流計103で検知した電流値が1A以上となった場合は、異常事態と判断する。
【0064】
図6は、事前のアンケート調査により調べた老人Eの生活パターンと、そこから想定されるあんま機の電力消費の状況を示す。図6上部には各時間における老人Eの生活パターンを示しており、図6下部には、そこから想定されるあんま機の電力消費の状況を示す。老人Eは就寝前に必ずあんま機を使うものとする。また、使用後には必ずあんま機のスイッチを切断するものとする。
【0065】
老人Eの異常事態検知のためには、テーブルタップ100の差し込み口102にあんま機をつなぐものとし、電力使用パターンから検知できるあんま機のオン/オフに対して、以下のような条件が成立した場合は判断部104において異常事態と判断させるようにする。まず、就寝前には必ずスイッチを入れるため、20時から23時の間において電流計103で検知した電流値が10分以上連続して0.2A以上の値を示す期間が存在しない場合は、異常事態と判断する。また、使用後はスイッチを切っているため、2時の時点で電流計103が検知した電流値が0.2A以上となった場合は、異常事態と判断する。
【0066】
以上に示したように、各個人の生活パターンを調査した上で、異常検知のために用いるべき電気製品とその判定条件とを決定し、テーブルタップ内部の判断部104に設定する。以下、図9を用いて、判定条件の設定方法の一例を説明する。図9はテーブルタップ100の外形図であり、テーブルタップ100には判定条件切り替えスイッチ708、値設定ダイヤル701、時間設定ダイヤルA702および、時間設定ダイヤルB703が配置してある。本実施の形態1では、電力値や時間の設定に、値設定ダイヤルおよび時間設定ダイヤルを用いる場合を示したが、数字キー等を備えて入力するようにすることでも同様の機能を果たすことができる。次に、テーブルタップ100の判断部104における処理内容について図7を用いて説明する。図7は判断部の機能ブロック図であり、判断部104の構成要素と、その周辺に判断部104の処理に関連する要素を示す。
【0067】
まず、老人Aの異常検知の場合には、8時20分に電流値が0.1A以下であった場合は異常事態と判断する。このため、ここでは判定条件切り替えスイッチ708をAにセットし、値設定ダイヤル701を0.1に、時間設定ダイヤルA702を8:20に設定する。このように設定したとき、時計113からの現在時刻は、比較器716において、時間設定ダイヤルA702設定された8:20と比較され、これらが一致したときに比較器717を有効にする。比較器717は、電流計103から送られる現在の電流値と、値設定ダイヤル701に設定された0.1という値を比較し、現在の電流値が0.1A以下ならばPHS105に異常発信の指示を出すようになっている。
【0068】
次に、老人Bの異常検知の場合には、16時から19時までの間に電流計103で検知した電流値が、連続して20分以上1A以上となる期間が存在しない場合は、異常事態と判断する。これは、16時から19時までの電力使用量が10Wh以下であるとき異常事態と判断することで置き変えることができる(ここでは、炊飯動作を行ったかどうかのみがわかればよいので、電力値はかなりラフでも差し支えないため)。このため、ここでは判定条件切り替えスイッチ708をBにセットし、値設定ダイヤル701を10に、時間設定ダイヤルA702を16時に、時間設定ダイヤルB703を19時に設定する。このように設定したとき、時計113からの現在時刻は、比較器709において、時間設定ダイヤルA702に設定された16時と比較され、16時よりも早い間は積分器713をクリアし続ける。現在時刻が16時を超えた場合は、このクリアが停止し、積分器713では電流計103からの値を積分し、16時以降の電力量を積算していく。この電力量は、比較器714により、値設定ダイヤル701にセットされた値10と比較される。一方、時間設定ダイヤルB703に設定した19時という時間は、比較器710により現在時刻との比較が行われ、これらが一致した瞬間にスイッチ715を接続する。この瞬間に比較器714からの信号により、現在までの電力量が10Wh以下ならばPHS105に異常発信の指示を出すようになっている。
【0069】
老人Cの異常検知の場合には、16時から18時の間に電流計103で検知した電流値が、0.5A以下から0.5A以上に切り換わるエッジが存在しない場合は、異常事態と判断する。このため、ここでは判定条件切り替えスイッチ708をCにセットし、時間設定ダイヤルA702を16時に、時間設定ダイヤルB703を18時に設定する。このように設定したとき、時計113からの現在時刻は、比較器709において、時間設定ダイヤルA702設定された16時と比較され、16時よりも早い間はフラグ711をクリアし続ける。現在時刻が16時を超えた場合は、このクリアが停止する。また、エッジ検出器705は、電流計103の変動を監視し、スイッチ投入を検知したらフラグ711をセットする。一方、時間設定ダイヤルB703に設定した18時という時間は、比較器710により現在時刻との比較が行われ、これらが一致した瞬間にスイッチ712を接続する。この瞬間にフラグ711がクリアされた状態であれば、PHS105に異常発信の指示を出すようになっている。
【0070】
老人Cの別の異常検知方法として、電灯のオン/オフの操作から12時間以内に次の電源のオン/オフ操作が行われない場合は異常事態と判断することもできる。このときは、判定条件切り替えスイッチ708をDにセットし、時間設定ダイヤルA702を12時間に設定する。このように設定したとき、時計113からの現在時刻は、加算器704において時間設定ダイヤルA702に設定された12時間と加算され、加算器704からは、常に現在時刻の12時間後を出力する。一方、スイッチ投入または切断操作があった際には、エッジ検出器705によりこれを検出し、その瞬間の加算器704の値をスイッチ706により比較器707に送りこむ。比較器707はこの値をホールドし、現在時刻と比較する。12時間以内に次のスイッチ操作が行われたときは、スイッチ706により新たな時刻が比較器707に送り込まれる。12時間経っても次のスイッチ操作が行われなかった場合は、比較器707での時刻の比較が一致と判定されるため、PHS105に異常発信の指示を出すようになっている。
以上のように、実施の形態1のテーブルタップを用いた監視システムによれば、電気製品に接続可能で、接続した電気製品の使用状況を検出するテーブルタップ100と、テーブルタップ100の使用状況により、電気製品の使用者を監視する基地局109とを電話回線108により接続し、テーブルタップ100は、検出した電気製品の使用状況が、予め設定されている判定条件と一致するかどうか判定し、一致する場合は異常事態と判断して、電話回線108を介し基地局109に通信するようにしたことから、種々の生活パターンを持つ人の異常検出を1種類の機器(テーブルタップ)により行うことが可能となる。
【0071】
(実施の形態2)
上記の例では、異常事態の判定設定をテーブルタップ100により行っていたが、この場合、ユーザが誤って設定を変えてしまった場合は、誤動作をする可能性があり、また、設定変更時には、テーブルタップ100を置いてある家庭まで人員を派遣して変更する必要があった。これを解決するために、次に、異常事態の判定条件を基地局から設定できるようにした実施例を、図10を用いて説明する。図10は、電気製品に接続可能で、接続した電気製品の使用状況を検出するテーブルタップ1000と、テーブルタップ1000の使用状況により電気製品の使用者を監視する基地局1009とを電話回線1008により接続したテーブルタップを用いた監視システムのブロック図で、図1と比べると、テーブルタップ1000の判断部1004からPHS1005、電話回線1008、モデム1010を経由して基地局1009の監視端末1011に至る流れが、双方向になっている点が異なる。テーブルタップ1000の判断部1004の機能ブロックを図11に示す。図11において、監視端末1011から電話回線1008を介して送られてくる異常事態の判定条件はPHS1005を経由して判定条件受信部1101が受け取り、これを判定条件格納部1102に格納する。条件判定部1103では、電流計103と時計113の状態を、判定条件格納部1102に格納された判定条件に照らし合わせて、異常判定を行い、異常事態であると判断した場合は、異常発信部1104に発信指示を出すとともに、成立した判定条件を引き渡す。異常発信部1104では、PHS1005に対して基地局への通信開始指示を出し、同時にテーブルタップ1000の認識コードと成立した異常事態の判定条件を送信する。認識コードとしては、所有者の氏名を事前に記憶しておいて用いることもできるが、ここでは、テーブルタップ固有の製造コードを用いる。そして、基地局1009内のデータベース112には、テーブルタップ固有の製造コードと所有者との対応表、およびテーブルタップ固有の製造コードと設定されている判定条件の内容との対応表が、事前に登録されてあるものとする。また、認識コードと判定条件の送信後は、PHS1005と監視端末1011との間に音声での回線がつながるようにし、監視端末1011からPHS1005のマイクとスピーカを使って会話ができるようにする。
【0072】
監視端末1011から送られてくる判定条件の例を図12に示す。判定条件は監視端末1011から、モデム1010、PHS1005を介して判定条件受信部1101に送られると共に、データベース112でテーブルタップ1000の認識コードと併せて記憶される。図12において、1つの枠(四角形)が1バイトの信号を意味し、各枠内には1バイトの信号が16進数で表示してある。ここでは、上述の老人Aの異常検知を行う判定条件を示している。まず、1201はヘッダ情報であり、先頭の00Hは以下のデータが異常事態の判定条件であることを意味する。したがって、先頭データとして00Hを受け取った判定条件受信部1101は、これに続くデータを判定条件格納部1102に格納していく。ヘッダ情報1201の2つ目の値は判定条件の数を表し、ここでは04Hであるため、4つの判定条件があることを意味する。
【0073】
1202は1つ目の判定条件であり、先頭の01Hは、以下で指定する曜日の以下で指定する時刻に、以下で指定する値より電流値が小さい場合は異常であることを意味する。判定条件1202の2つ目の値は曜日の指定であり、8ビットの下から7ビット分を各曜日に割り付け、対応するビットが1の曜日は異常判定を行い、0の曜日は異常判定を行わないようにする。ここでは値が7FHであり、7つのビットが全て1であるため、全ての曜日で異常判定を行うことを意味する。判定条件1202の3つ目の値は電流の閾値であり、0.1A単位で記述している。ここでは、01Hという値となっているため、閾値は0.1Aであることを意味する。判定条件1202の4つ目の値は指定時刻の時間部分であり、08Hという値から8時であることを意味する。判定条件1202の5つ目の値は指定時刻の分部分であり、14Hという値は十進数では20であるため、20分を意味する。以上により、判定条件1202は、毎日8時20分に電流の値を調べ、0.1A以下である場合は異常と判断するという意味を持つ。
【0074】
1203は2つ目の判定条件であり、先頭の01Hは、判定条件1202と同じく以下で指定する曜日の以下で指定する時刻に、以下で指定する値より電流値が小さい場合は異常であることを意味する。判定条件1203の2つ目の値は曜日の指定であり、値が01Hであることから、日曜日を表すビットだけが1であるため、日曜日のみに異常判定を行うことを意味する。判定条件1203の3つ目の値は01Hという値となっているため、閾値は0.1Aであることを意味する。判定条件1203の4つ目の値は指定時刻の時間部分であり、14Hという値をは十進数では20であるため、20時であることを意味する。判定条件1203の5つ目の値は指定時刻の分部分であり、0AHという値は十進数では10であるため、10分を意味する。以上により、判定条件1203は、日曜日の20時10分に電流の値を調べ、0.1A以下である場合は異常と判断するという意味を持つ。
【0075】
1204は3つ目の判定条件であり、先頭の02Hは、以下で指定する曜日の以下で指定する時刻に、以下で指定する値より電流値が大きい場合は異常であることを意味する。判定条件1204の2つ目の値は曜日の指定であり、値が7FHであり、7つのビットが全て1であるため、全ての曜日で異常判定を行うことを意味する。判定条件1204の3つ目の値は01Hという値となっているため、閾値は0.1Aであることを意味する。判定条件1204の4つ目の値は指定時刻の時間部分であり、値が00Hであるため、0時であることを意味する。判定条件1204の5つ目の値は指定時刻の分部分であり、値が00Hであるため、0分を意味する。以上により、判定条件1204は、毎日0時0分に電流の値を調べ、0.1A以上である場合は異常と判断するという意味を持つ。
【0076】
1205は4つ目の判定条件であり、先頭の03Hは、以下で指定する曜日の以下で指定する期間に、電流の変動(エッジ)がない場合は異常であることを意味する。判定条件1205の2つ目の値は曜日の指定であり、値が7FHであり、7つのビットが全て1であるため、全ての曜日で異常判定を行うことを意味する。判定条件1205の3つ目の値はエッジの方向を意味し、この値が01Hである場合は立ち上がりエッジ、02Hは立下りエッジ、03Hはいずれか一方のエッジを意味し、ここで指定するエッジがない場合に異常であると判定するものである。ここでは01Hという値となっているため、立ち上がりエッジを判定することを意味する。判定条件1205の4つ目の値は指定期間の開始時刻の時間部分であり、値が5Hであるため、5時であることを意味する。判定条件1205の5つ目の値は指定期間の開始時刻の分部分であり、値が1EHであるため、30分を意味する。判定条件1205の6つ目から7つ目の値は、指定期間の終了時刻の時間と分を意味し、ここでは7時ちょうどを意味する。以上により、判定条件1205は、毎日5時30分から7時0分の期間に電流の立ち上がりエッジがない、(すなわち電源投入動作がない)場合には異常と判断するという意味を持つ。
【0077】
以上の4つの条件は平行して審査され、1つでも条件に合致した場合は、異常事態と判定される。その際、合致した判定条件を基地局側に通信する。監視端末1011では、受け取った認識コードからデータベース112を用いてテーブルタップ1000の持ち主と住所およびその近くに住む派遣要員の連絡先等を検索し、これに合わせて、成立した異常事態の判定条件を表示する。また、その段階ではテーブルタップ1000のPHS1005と監視端末1011の間には音声の回線が成立しているため、監視端末1011から声をかけて異常がないかどうかを問い合わせることができる。PHS1005でのスピーカとマイクの音量は、監視端末1011でコントロールできるようにしておき、音量を上げることにより老人Aが多少離れた場所にいる場合にも会話ができるようにする。音量を上げて話かけても返答がない場合は、本当に異常が発生した可能性があるため、派遣要員に連絡する等の措置を行う。一方、この際の会話から、例えば単にこれまで見ていた番組が終了して見なくなっただけである等の異常判定条件の変更が聞き出せた場合は、新たな判定条件を上記の手順でテーブルタップ1000に対して送信することにより、その後の誤動作を防ぐことができる。
【0078】
上記の例では、判定条件の種類を4種類説明したが、この他に所定の長さの時間内にエッジがない場合、所定の時間の範囲に所定の電力量を消費しないなど、種々の条件を設定し、これらを組み合わせることにより、種々の生活パターンに応じた異常検知を行うことができる。
【0079】
次に、老人Cの異常検知のように例えばテーブルタップ1000を電灯線につないでおり、異常事態の判定条件として夕方の点灯を利用し、予め定めた時刻に電灯がついているかどうかを判定条件とする場合について説明する。このとき、判定時刻を19時とした場合は、冬は確実に電灯をつけている時刻であるが、夏では場合によっては不確実な時間であり誤動作を起こすこととなる。これに対して、判定時刻を20時とした場合は、夏/冬共に確実に電灯をつけている時刻ではあるが、冬では本来19時には検知できるものを1時間遅れて判定することとなるため、このことにより異常事態への対応が遅れることとなる。このため、このように予め定めた時刻に電灯がついているかどうかを判定条件とする場合には、毎月その日没に応じた判定時刻を判定条件に組み込み、監視端末1011からテーブルタップ1000に送るようにする。また、同様に判定時刻は天候によっても変えることが望ましい。従って、監視端末1011に屋外の照度センサを接続し、屋外が一定値以上暗くなった場合に、例えば現在時刻の1分後を判定時刻として判定条件に組み込み、監視端末1011からテーブルタップ1000に送るようにする。
【0080】
また基地局側では、どうような判定条件がテーブルタップ1000に設定されているかを必要に応じて確認できるように、テーブルタップ1000に設定した判定条件を監視端末1011に表示できるようにしておく。
【0081】
また、テーブルタップ1000を設置する際に、正常に判定条件が設定されたかどうかをテーブルタップ1000側において、確認したい場合がある。このような場合は、テーブルタップ1000に表示部分(図示せず)をつけることにより、これを実現することができる。テーブルタップ1000につける表示部分は、7セグメントのLEDが2桁とボタン1つであり、ボタンを押すごとに、図12に示した判定条件を1バイトずつ表示するものである。
【0082】
また、設定された判定条件をテーブルタップ1000内部のPHS1005のスピーカを利用して、音声で出力することもできる。さらに、設置場所が老人ホームの各個室等のように、PHSと交信可能なFAXが近くにある場合は、テーブルタップ1000内部のPHS1005から、設定された判定条件を近くのFAXに送信することも可能である。
以上のように実施の形態2のテーブルタップを用いた監視システムによれば、テーブルタップ1000と基地局1009とを電話回線1008を介して双方向通信できるようにし、基地局1009は電話回線1008を介してテーブルタップ1000に異常事態の判定条件を設定し、またテーブルタップ1000は、検出した電気製品の使用状況が、基地局1009から設定されている判定条件と一致するかどうか判定し、一致する場合は異常事態と判断して、電話回線1008を介して異常事態を基地局1009に通信するようにしたことから、基地局側から設定される判定条件に基いて、種々の生活パターンを持つ人の異常検出を1種類の機器(テーブルタップ)により容易に行うことが可能となる。
【0083】
(実施の形態3)
上記の例において、老人Aの異常検知を行う場合、8時20分以降に異常事態が生じても、平日であれば、0時になるまで異常を検知することができない。しかし、たとえば老人Aの家の電灯線がプラグになっている場合は、これを合わせて利用することにより、異常判定をより迅速に行うことができるようになる。したがって、次に、2種類の電気製品をテーブルタップに接続した場合のテーブルタップを用いた監視システムについて、図13を用いて説明する。図13は、2種類の電気製品が接続可能で、接続した各電気製品の使用状況を検出するテーブルタップ1300と、テーブルタップ1300の使用状況により電気製品の使用者を監視する基地局1009とを電話回線1309により接続し、テーブルタップ1300と基地局1009との間で双方向の通信を可能にしたテーブルタップを用いた監視システムのブロック図である。図13において、テーブルタップ1300には、プラグ1301と、これに並列につながる差し込み口1302および1304がある。差し込み口1302には例えばテレビ1310のプラグ1311をつなぐようになっている。また、差し込み口1304には例えば電灯1312のプラグ1313をつなぐようになっている。プラグ1301と、これにつながる差し込み口1302の中間には、電流計1303があり、ここに流れる電流を測定することにより、差し込み口1302に差した電気製品の消費電力を測定することができるようになっている。同様に、プラグ1301と、これにつながる差し込み口1304の中間には、電流計1305があり、ここに流れる電流を測定することにより、差し込み口1304に差し込んだ電気製品の消費電力を測定することができるようになっている。判断部1306は、電流計1303および1305で検出された電力情報と時計113からの時間情報が、予め設定されている判定条件と一致するか否かを比較し、一致した場合にはテーブルタップ1300に接続されている電気製品の使用者に異常事態が発生したと判断する。判断部1306により異常事態が発生したと判断された場合、テーブルタップ1300は内蔵したPHS1308により異常事態が発生したことを基地局1009に伝える。
【0084】
異常事態の判定条件は、実施の形態2と同様に、基地局1009の監視端末1011からモデム1010、電話回線1309、PHS1308を介して、テーブルタップ100の判断部1306に送られる。送られてくる判定条件として、まず、図12に示す24バイトのデータがある。ここでは、ヘッダ1201の最初の00Hは、以降の情報が電流計1303に対する判定条件であることを意味するものとする。そして、この判定条件に続いて、図14に示す7バイトのデータが送られるものとする。図14において、ヘッダ1401の最初の01Hは、以降の情報が電流計1305に対する判定条件であることを意味すると同時に、電流計1303に対する判定条件と電流計1305に対する判定条件のいずれか一方が成立したときに異常事態が発生したと判断すること意味をする。ヘッダ1401の2つ目の値01Hは、電流計1305に対する判定条件は1つであることを意味する。
【0085】
1402は判定条件であり、先頭の01Hは、以下で指定する曜日の以下で指定する時刻に、以下で指定する値より電流値が小さい場合は異常であることを意味する。判定条件1402の2つ目の値は曜日の指定であり、値が7FHであり、7つのビットが全て1であるため、全ての曜日で異常判定を行うことを意味する。判定条件1402の3つ目の値は電流の閾値であり、0.1A単位で記述している。ここでは、01Hという値となっているため、閾値は0.1Aであることを意味する。判定条件1402の4つ目の値は指定時刻の時間部分であり、13Hという値から19時であることを意味する。判定条件1402の5つ目の値は指定時刻の分部分であり、00Hという値から0分を意味する。以上により、判定条件1402は、毎日19時0分に電流の値を調べ、0.1A以下である場合は異常と判断するという意味を持つ。
【0086】
この判定と、電流計1303からの図12に示す判定が1つでも成立したときは異常事態と判定できるため、迅速に異常事態を検知することができる。また、異常事態発生時には、基地局1009に対して、成立した判定条件と、どちらの電流計に対する条件が成立したのかという情報を送信することにより、監視端末1011でこれを確認することができる。
【0087】
この例では、迅速性を重視するために、2つの電流計に対する判定条件の一方が成立した場合に異常の通知を行ったが、誤報を防ぐことを重視する場合には、2つの電流計に対する判定条件の両方が成立した場合に異常の通知を行うようにすればよい。この場合、図14において、ヘッダ1401の最初の値を01Hの代わりに02Hとすることにより、判定条件の両方が成立した場合に異常の通知を行うよう設定できるものとする。
以上のように実施の形態3のテーブルタップを用いた監視システムによれば、2種類の電気製品に接続可能で、接続した電気製品の使用状況を検出するテーブルタップ1300と、テーブルタップ1300の使用状況により、電気製品の使用者を監視する基地局1009とを電話回線1309により接続するとともに、テーブルタップ1300と基地局1009とを電話回線1309を介して双方向通信できるようにし、基地局1009は電話回線1309を介してテーブルタップ1300に異常事態の判定条件を設定し、またテーブルタップ1300は、検出した電気製品の使用状況が、基地局1009から設定されている判定条件と一致するかどうか判定し、一致する場合は異常事態と判断して、電話回線1309を介して異常事態を基地局1009に通信するようにしたことから、種々の生活パターンを持つ人の異常検出を1種類の機器(テーブルタップ)によって迅速に行うことが可能となる。
【0088】
なお、実施の形態3では、テーブルタップの差し込み口が2つの場合について説明したが、差し込み口は3つ以上としてもよく、その場合、差し込み口と同じ数の電流計を備えるようにすればよい。
【0089】
(実施の形態4)
上記の例では、事前に使用者の生活パターンを知る必要がある。しかし、これに対して、生活パターンが分からない場合に異常検知を行うテーブルタップについての一実施例を示す。このテーブルタップにおいては、1日の30分毎の電力使用量を記憶し、ある日の30分間の電力使用量が、記憶してある該当時刻の電力量と一定値以上異なっている場合は異常事態であると判断するものである。この実施例を実現するための判断部104を図8に示す。図8において、判断部104内には、電流計103で検出した値を積分して電力量を求める積分器801がある。積分器801は時計113の指す時間30分毎にそれまでの電力量を演算器802に送った後に、電力量を0にクリアする。演算器802では、積分器801からの電力量と、時間別記憶部803から送られてくるこれに該当する時刻の電力量を、0.1:0.9の比率で重み付け加算する。演算後の値は、再び時間別記憶部803に送り、該当する時刻の電力量として記憶しなおす。一方、時計113の指す時間30分毎に、同時に、積分器801が出力するそれまでの電力量と、時間別記憶部803から送られてくるこれに該当する時刻の電力量は、比較器804にて比較され、例えばその電力量に50Wh以上の差がある場合は、PHS105に異常発信の指示を出すようになっている。なお、時間別記憶部803の初期値としては、使用初日に積分器801が求めた電力値をそのまま記憶するものとする。この場合、使用開始から10日間については、時間別記憶部803に記憶している電力量は信頼性が低いため、PHS105からの異常発信は禁止しておくものとする。
以上のように、実施の形態4のテーブルタップを用いた監視システムによれば、電気製品に接続可能で、接続した電気製品の使用状況を検出するテーブルタップ100と、テーブルタップ100の使用状況により、電気製品の使用者を監視する基地局109とを電話回線108により接続し、テーブルタップ100は、検出した電気製品の使用状況を所定時間毎に記憶し、実際の電気製品の使用状況と所定時間毎に記憶されている電気製品の使用状況を比較し、比較結果が一定値以上異なっている場合は異常事態と判断して、電話回線108を介し基地局10 9に通信するようにしたことから、種々の生活パターンを持つ人の異常検出を、その生活パターンを事前に知ることなく、1種類の機器(テーブルタップ)によって行うことが可能となる。
【0090】
なお、実施の形態4において、時間別記憶部803は30分毎の電力使用量の結果を記憶していたが、電力使用量を記憶する時間の間隔は任意に変更できるものとする。
【0091】
(実施の形態5)
上記の例では、テーブルタップ内部で自動的に異常検知のための判定条件を設定することになるために、あまり柔軟な判定条件の設定ができず、例えば、電力使用量が日によってばらつく時間帯についても、平均値から一定値以上異なった場合に異常事態と判断してしまうため、誤報を起こす確率が高かった。また、実施の形態1のようにアンケートを取っても、正確に生活パターンを覚えていない場合があり、このような場合にも誤報を起こす可能性が高かった。このことを解決するためには、毎日の時間別電力使用量または電源のオン/オフの時刻を基地局側で把握し、これを統計的に専門家が判断して最も確実な判定条件を決定し、この判定条件を基地局側から通信手段によりテーブルタップ側へ設定することにより、信頼性の高い異常検知を行うことができる。これを実現するテーブルタップの一実施例を、図15を用いて説明する。図15は、本実施の形態5にかかるのテーブルタップのブロック図であり、図10のテーブルタップ1000に点線部分で囲んだ、積分器1501と、時間別記憶部1502と、エッジ検出器1503と、時刻記憶部1504と、通信制御部1505とを新たに追加したものである。
【0092】
図15において、テーブルタップ1000に流れる電流は電流計103により測定し、積分器1501ではこれを積分して電力量を求め、30分毎に時間別記憶部1502に格納する。同時に、電流計103により測定した電源のオン/オフをエッジ検出部1503で検出し、その瞬間の時刻をオン/オフ別に時刻記憶部1504に記憶する。これら記憶された情報は、通信制御部1505により、PHS1005を介して基地局1009に送られる。記憶された情報を送ったあとは、時間別記憶部1502および時刻記憶部1504の情報は消去する。記憶された情報を送るタイミングとしては、一定の時間間隔毎に送る場合、記憶部の容量が一杯になったときに送る場合、基地局からPHS1005を介して送信要求があったときに送る場合、などがあるが、記憶容量、システム構成の容易さに応じて適切な方法をとるものとする。また、時間別記憶部1502を省略する方法として、30分毎に基地局に対して積分器1501の内容を直接PHS1005を介して送信するという方法もある。
【0093】
なお、テーブルタップ1000は、時間別に記憶した電力量と同時に電流計103により検出された電力量の検出結果も基地局1009に送信できるものとする。
以上のように基地局側に送られた情報は数日間分データベース112に蓄え、この情報をもとに専門家が判断して最も確実な判定条件を決定し、実施の形態3で示した手順でこの判定条件を基地局側から通信によりテーブルタップへ設定するようにする。
以上のように実施の形態5のテーブルタップを用いた監視システムによれば、テーブルタップ1000に接続されている電気製品の毎日の時間別電力使用量または電源のオン/オフの時刻を基地局1009で把握し、これを統計的に専門家が判断して最も確実な判定条件を決定し、この判定条件を基地局側から電話回線1008を介してテーブルタップ側へ設定するようにし、またテーブルタップ1000は、この設定された判定条件と検出した電気製品の使用状況が、一致するかどうか判定し、一致する場合は異常事態と判断して、電話回線1008を介して異常事態を基地局1009に通知するようにしたことから、種々の生活パターンを持つ人に対する信頼性の高い異常検出を1種類の機器(テーブルタップ)により行うことが可能となる。
【0094】
(実施の形態6)
実施の形態1〜実施の形態5におけるテーブルタップを用いた監視システムは、テーブルタップが所定の電気製品に正常に接続されていることを前提としたものであるため、使用者によって本テーブルタップを一般のテーブルタップ代わりに別の電気製品に流用されたり、プラグを抜かれたりした場合には誤動作を起こすことになる。ここでは、このような誤動作を防止するための実施例について示す。
【0095】
まず、本テーブルタップの差し込み口102に差し込んだ電気製品106のプラグ107がはずされることのないように、差し込み口102にラッチ機構をつけるものとする。ラッチ機構の一実施例を図16に示す。図16において、プラグ107は本テーブルタップの差し込み口102にささった状態で、この部分を覆うふた1601がついている。ふた1601はヒンジ1602を中心に回転できるようになっており、プラグを差し込んだ後にふた1601を閉じられる機構となっている。ふたを閉じた後は、ラッチ部1603により、ふたはあけられないようにロックすることができる。以上により、本テーブルタップの差し込み口102に差し込んだ電気製品106のプラグ107が使用者により抜かれる可能性が極めて低くなる。
【0096】
次に、本テーブルタップのプラグ101が家のコンセントの差し込み口から抜かれた場合の対策について示す。家のコンセントの差し込み口は通常ラッチ機構を持たないため、ここではプラグ101が抜かれた場合の対処法を図17を用いて示す。図17はテーブルタップ1700内のブロック図である。図1に比べて、充電池1701、電圧計1703およびスイッチ1704を追加したものである。図17において、プラグ101が抜かれても、充電池が電気を蓄えており、時計113、判断部1702、PHS105に電力を供給する。プラグ101が抜かれたことは電圧計1703によって検知され、判断部1702に通知する。判断部1702はPHS105のスピーカから警告音を発し、使用者にプラグ101を抜いてはいけないことを通知するようにする。また、別の方法としては、プラグ101が抜かれたことを検知した判断部1702は、PHS105を介して基地局に通信し、これを知った基地局の監視員がPHS105のスピーカを介して、使用者にプラグ101を抜いてはいけないことを通知するようにもできる。さらに、特に、異常事態の判定条件が、特定の時刻に電源のオン操作が行われないときに異常発信をおこなうように設定されているときに限っては、プラグ101を抜くことを許容し、判定条件として設定した時刻になっても、プラグ101が差し込まれていないときに、異常事態として基地局に通知することもできる。
【0097】
最後に、テーブルタップの使用者が出かけるときにそのままにしておくと、使用者が留守にもかかわらず異常事態と判断して誤報を生じる可能性がある。これを回避するため、テーブルタップの使用者が出かけるときには図17のスイッチ1704をオフするものとする。判断部1702は、異常検知を行った場合にスイッチ1704を調べ、これがオフになっている場合は通報を行わないものとする。ただし、図17のスイッチ1704がオフおよびオンになったときには、判断部1702はPHS105を介して基地局に対して、スイッチがオフおよびオンになったことを通知しておくこととする。さらに、スイッチ1704がオフなったときには、判断部1702はこの時刻を記憶し、予め定めた時間、例えば24時間経ってもスイッチがオンに戻らない場合には、オンに戻るまでPHS105のスピーカから警告音を発するようにする。このことにより、使用者がその場にいた場合は、すぐにスイッチをオンに戻すことを思いだし、また、そのときに使用者がその場にいなくても、帰宅時に警告音に気づいてすぐにスイッチをオンに戻すこととなる。
以上のように実施の形態6のテーブルタップを用いた監視システムによれば、テーブルタップの差し込み口に電気製品のプラグに差し込んだ際に、そのプラグが抜けないようにする物理的なラッチ機構を備えるようにしたことから、使用者によってテーブルタップを一般のテーブルタップの代わりに別の電気製品に流用されたり、プラグを抜かれたりした場合に起こる誤動作を防止することができる。
また、テーブルタップは、差し込み口から電気製品のプラグが引き抜かれたことを検知した場合に、警告音を発したり、基地局に通信するようにしたことから、テーブルタップによる異常事態の検出が実施不可になったことを使用者に警告したり、基地局に通知したりすることができる。
また、テーブルタップに、基地局に対する通信を禁止するスイッチをさらに備えるようにしたので、テーブルタップを使用しない期間は基地局への通知を停止し、誤報の発生を抑えることができる。
【0098】
なお、上記各実施の形態において、テーブルタップは通信手段としてPHSを内蔵するようにしているが、テーブルタップの通信手段は必ずしもPHSに限定されるものではない。
また、上記各実施の形態において、テーブルタップの通信手段は内蔵のものとしたが、通信手段はテーブルタップとの接続が切り離し不可能となっていれば、テーブルタップの外部に設けるようにしてもよい。
【0101】
【発明の効果】
本願の請求項1に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、差し込み口に接続した電気製品の使用状況を検出するテーブルタップと、前記テーブルタップが検出した前記電気製品の使用状況により、前記電気製品の使用者を監視する基地局と、前記テーブルタップによる検出結果を前記基地局に通信する通信手段とを備え、前記テーブルタップは、時間を計測する時間計測手段と、前記差し込み口に接続した電気製品の電力使用量を検出する電力検出手段と、前記電力検出手段によって検出された電力使用量の検出結果が、予め設定した判定条件に一致するか否かを、前記時間計測手段によって検出された時間情報を参照して判定する判定手段と、予め設定した時間以上、前記電力検出手段が検出する電力量に変動がないという第1の判定条件と、予め設定した時間の範囲内に、前記電力検出手段が検出する電力量に変動がないという第2の判定条件と、予め設定した時間の範囲内に、予め設定した電力量を前記電力検出手段が検出できないという第3判定条件と、予め設定した時刻に、予め設定した電力量を前記電力検出手段が検出できないという第4の判定条件と、予め設定した時刻を過ぎても、予め設定した電力量を前記電力検出手段が検出し続けるという第5の判定条件と、予め設定した曜日の予め設定した時刻に、予め設定した電力量を前記電力検出手段が検出できないという第6の判定条件の中から、少なくとも2つ以上の判定条件を、前記電気製品の使用者に合わせて設定する判定条件設定手段とをさらに備え、前記第1から第6の判定条件のいずれかを前記基地局から前記テーブルタップに設定し、設定した2つ以上の判定条件のうち、いずれか1つが成立した時に、前記テーブルタップから前記基地局に通信を行うようにしたので、基地局の側から適切な基準に設定した判定基準に基づき安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知できるものが得られる効果がある。
【0110】
また、本願の請求項2に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、設定された判定条件のうち、どの判定条件が成立した時に前記基地局に通信を行うかについて、選択的に切り替える判定条件切替手段をさらに備えたので、この設定した判定基準に基づき安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知できるものが得られる効果がある。
【0111】
また、本願の請求項3に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項1または2に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記第1ないし第6の判定条件の設定に必要なパラメータである設定時間と設定電力値を選択できるパラメータ選択手段をさらに備えるようにしたので、パラメータを設定することにより適切な基準とした判定基準に基づき安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知できるものが得られる効果がある。
【0112】
また、本願の請求項4に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、 請求項1または2に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記第1ないし第6の判定条件の設定に必要なパラメータである設定時間と設定電力値を入力するパラメータ入力手段をさらに備えるようにしたので、パラメータを入力することにより適切な基準に設定した判定基準に基づき安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知できるものが得られる効果がある。
【0114】
また、本願の請求項5に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、 請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記基地局は、前記テーブルタップに設定した前記判定条件を記憶する判定条件記憶手段をさらに備えるようにしたので、基地局の側から適切な基準に設定した判定基準に基づき安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知でき、しかも、その判定基準を基地局の側で記憶しておくことができるものが得られる効果がある。
【0115】
また、本願の請求項6に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記基地局から設定された前記判定条件のうち、いずれか1つが成立した場合、テーブルタップ個別の認識コードと、成立した判定条件を前記基地局に送信するようにしたので、基地局の側から適切な基準に設定した判定基準に基づき安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知でき、しかも、その検知したテーブルタップと判定基準の詳細を基地局の側で把握することができるものが得られる効果がある。
【0116】
また、本願の請求項7に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項6に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記基地局は、前記テーブルタップから送信される前記テーブルタップ個別の認識コードと、前記テーブルタップに設定した前記判定条件との対応表を有するようにしたので、基地局の側から適切な基準に設定した判定基準に基づき安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知でき、しかも、その検知したテーブルタップの識別コードおよび判定基準の詳細を基地局の側で把握することができるものが得られる効果がある。
【0117】
また、本願の請求項8に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項7に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記基地局の対応表に含まれる前記テーブルタップ個別の認識コードとして、使用者の氏名および連絡先を用いるようにしたので、基地局の側から適切な基準に設定した判定基準に基づき安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知でき、しかも、その検知したテーブルタップの使用者および判定基準の詳細を基地局の側で把握することができるものが得られる効果がある。
【0118】
また、本願の請求項9に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項7記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記基地局の対応表に含まれる前記テーブルタップ個別の認識コードとして、前記テーブルタップの製造コードを用いるようにしたので、基地局の側から適切な基準に設定した判定基準に基づき安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知でき、しかも、その検知したテーブルタップの製造コードおよび判定基準の詳細を基地局の側で把握することができるものが得られる効果がある。
【0119】
また、本願の請求項10に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項9に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記基地局は、前記テーブルタップ個別の製造コードと該製造コードに対応する使用者の氏名および連絡先との対応表を有するようにしたので、基地局の側から適切な基準に設定した判定基準に基づき安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知でき、しかも、その検知したテーブルタップの使用者および判定基準の詳細を基地局の側で把握することができるものが得られる効果がある。
【0120】
また、本願の請求項11に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記基地局は、前記テーブルタップに設定した前記判定条件の内容を基地局端末に表示するようにしたので、基地局の側から適切な基準に設定した判定基準に基づき安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知でき、しかも、その検知したテーブルタップの使用者および判定基準の詳細を基地局の側で容易に確認することができるものが得られる効果がある。
【0121】
また、本願の請求項12に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項6に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記基地局は、前記テーブルタップから送信される前記テーブルタップ個別の認識コードに基づいて、通信してきたテーブルタップの使用者の氏名と連絡先を検索して基地局端末に表示するとともに、前記テーブルタップから送信される前記判定条件に基づいて、成立した判定条件の内容を前記基地局端末に表示するようにしたので、基地局の側から適切な基準に設定した判定基準に基づき安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知でき、しかも、その検知したテーブルタップの使用者および判定基準の詳細を基地局の側で容易に確認することができるものが得られる効果がある。
【0122】
また、本願の請求項13に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記基地局から設定された前記判定条件を表示する表示装置をさらに備えるようにしたので、基地局の側から適切な基準に設定した判定基準に基づき安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知でき、しかも、その判定基準をテーブルタップの側で容易に確認することができるものが得られる効果がある。
【0123】
また、本願の請求項14に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記基地局から設定された前記判定条件を、前記通信回線を介してFAX信号として外部に出力するFAX送信手段をさらに備えるようにしたので、基地局の側から適切な基準に設定した判定基準に基づき安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知でき、しかも、その判定基準をテーブルタップ付近のFAXで容易に確認することができるものが得られる効果がある。
【0124】
また、本願の請求項15に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、スピーカと、設定されている前記判定条件を、音声信号として前記スピーカに出力する音声報知手段とをさらに備えるようにしたので、基地局の側から適切な基準に設定した判定基準に基づき安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知でき、しかも、その検知した判定基準をテーブルタップの側で把握することができるものが得られる効果がある。
【0125】
また、本願の請求項16に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記基地局は、前記判定条件の設定に必要なパラメータである設定時間および設定電力値を、季節に応じて前記テーブルタップに自動設定するようにしたので、基地局の側から適切な基準に設定した判定基準に基づき安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知することができるものが得られる効果がある。
【0126】
また、本願の請求項17に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記基地局は、前記判定条件の設定に必要なパラメータである設定時間および設定電力値を、天候に応じて前記テーブルタップに自動設定するようにしたので、基地局の側から適切な基準に設定した判定基準に基づき安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知することができるものが得られる効果がある。
【0127】
また、本願の請求項18に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップと前記基地局とは、それぞれスピーカとマイクとをさらに備え、前記基地局と前記テーブルタップとの間で、会話ができるようにしたので、安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知することができるものが得られ、しかも基地局の側から使用者の異常事態の有無を音声で確認等できるものが得られる効果がある。
【0128】
また、本願の請求項19に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項6記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップと前記基地局とは、それぞれスピーカとマイクとをさらに備え、前記基地局と前記テーブルタップとの間で、会話ができるようにし、前記テーブルタップは、前記基地局から設定された前記判定条件のうち、いずれか1つが成立した場合、テーブルタップ個別の認識コードと、成立した判定条件をモデム信号として前記基地局に送信し、その後、前記モデム信号を音声信号に切り替え、前記スピーカとマイクにより基地局と会話ができるようにしたので、安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知することができるものが得られ、しかも基地局の側から使用者の異常事態の有無等を音声でやりとりできるものが得られる効果がある。
【0129】
また、本願の請求項20に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項18記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップ側のスピーカとマイクの音量は、前記基地局側から変更可能であるようにしたので、安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知することができるものが得られ、しかも基地局の側から使用者の異常事態の有無等を適切な音量の音声でやりとりできるものが得られる効果がある。
【0130】
また、本願の請求項21に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記電力検出手段により検出された電力使用量の検出結果を所定時間毎に記憶する時間別記憶手段と、前記時間別記憶手段に記憶されている電力使用量の検出結果と実際の電力使用量の検出結果とを比較する比較手段とをさらに備え、前記比較手段による比較結果が所定の値以上異なっていた場合は、前記基地局に通信を行うようにしたので、使用者の生活パターンを事前に知ることなく基づき安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知できるものが得られる効果がある。
【0131】
また、本願の請求項22に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項21に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記時間別記憶手段に記憶された電力使用量の検出結果を更新する検出結果更新手段をさらに備えるようにしたので、使用者の生活パターンを事前に知ることなく安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知できるものが得られる効果がある。
【0132】
また、本願の請求項23に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項21に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記時間別記憶手段に記憶された電力使用量に対する第1の係数と、実際の電力使用量に対する第2の係数を有し、前記時間別記憶手段に記憶された電力使用量の検出結果と実際の電力使用量の検出結果にそれぞれ前記第1と第2の係数を乗算した後、両者の和を対応する時間毎にとり、その結果を新たな所定時間毎の電力使用量の検出結果として更新する検出結果更新手段をさらに備えるようにしたので、使用者の生活パターンを事前に知ることなく判定基準に基づき安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知できるものが得られる効果がある。
【0133】
また、本願の請求項24に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記電力検出手段により検出された電力使用量の検出結果を所定時間毎に記憶する時間別記憶手段をさらに備え、前記時間別記憶手段に記憶された電力使用量の検出結果を前記電力検出手段により検出された現在の電力使用量の検出結果とともに電力使用量の検出結果情報として前記基地局に所定時間毎に送信するようにしたので、安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知できるとともに、判定基準の設定の際の参考となる電気製品の使用状況を基地局に所定時間毎に通知できるものが得られる効果がある。
【0134】
また、本願の請求項25に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記電力検出手段により検出された電力使用量の検出結果を所定時間毎に記憶する時間別記憶手段をさらに備え、前記基地局から要求のあった際には、前記時間別記憶手段に所定時間毎に記憶された電力使用量の検出結果を前記電力検出手段により検出された現在の電力使用量の検出結果とともに電力使用量の検出結果情報として前記基地局に送信するようにしたので、安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知できるとともに、判定基準の設定の際の参考となる電気製品の使用状況を基地局の要求により通知できるものが得られる効果がある。
【0135】
また、本願の請求項26に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記電力検出手段により検出された電力使用量の検出結果を基に、接続されている電気製品の通電がオンになった時刻とオフになった時刻を検出し、検出結果をオン/オフ時刻情報として記憶するオン/オフ時刻記憶手段をさらに備え、前記基地局から要求のあった際には、前記オン/オフ時刻情報を前記基地局に送信するようにしたので、安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知できるとともに、判定基準の設定の際の参考となる電気製品の使用状況を基地局からの要求により通知できるものが得られる効果がある。
【0136】
また、本願の請求項27に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項24〜請求項26のいずれかに記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記基地局は、前記テーブルタップから送信される前記電力使用量の検出結果情報および前記オン/オフ時刻情報を記憶するようにしたので、安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知できるとともに、判定基準の設定の際の参考となる電気製品の使用状況を基地局が記憶できるものが得られる効果がある。
【0137】
また、本願の請求項28に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項27に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記基地局は、記憶した前記電力使用量の検出結果情報および前記オン/オフ時刻情報を基に、前記テーブルタップに対して、設定した判定条件のパラメータである設定時間と設定電力値の変更を行うようにしたので、安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知できるとともに、異常事態の判定条件のパラメータを電気製品の使用状況に応じて変更できるものが得られる効果がある。
【0138】
また、本願の請求項29に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項24〜請求項26のいずれかに記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記電力使用量の検出結果情報および前記オン/オフ時刻情報を前記基地局に送信した後、送信したそれぞれの情報を前記時間別記憶手段および前記オン/オフ記憶手段から消去するようにしたので、安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知できるとともに、判定基準の設定の際の参考となる電気製品の使用状況を基地局に送信した後、消去して、オン/オフ記憶手段がオーバーフローするのを防ぐことができるものが得られる効果がある。
【0139】
また、本願の請求項30に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、電気製品が接続される2つ以上の差し込み口と、時間を計測する時間計測手段と、前記各差し込み口に接続した各電気製品の電力使用量を個別に検出する電力検出手段と、前記時間検出手段によって検出された時間情報を参照して、前記電力検出手段の検出結果と予め設定した判定条件との一致を判定する判定手段とを備え、前記一致が判定されたとき、前記基地局に前記一致が生じたことを通信するようにしたので、安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知できるものが得られる効果がある。
【0140】
また、本願の請求項31に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項30に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記電力検出手段によって検出された電力使用量の検出結果のうち、いずれか1つが予め設定した判定条件に一致した場合に前記基地局に通信を行うようにしたので、安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を迅速に検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知できるものが得られる効果がある。
【0141】
また、本願の請求項32に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項30に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記電力検出手段によって検出された電力使用量の検出結果のうち、少なくとも2つ以上の検出結果が予め設定した判定条件に一致した場合に前記基地局に通信を行うようにしたので、安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を確実に検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知できるものが得られる効果がある。
【0142】
また、本願の請求項33に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、内蔵の電源と、前記テーブルタップに付属するプラグを介してコンセントから供給される電圧を検出する電圧検出手段と、前記内蔵の電源から電力が供給され、前記電圧検出手段の出力が所定の値より低下した場合には、警告音を発生する警告手段とをさらに備えるようにしたので、安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知できるとともに、テーブルタップによる異常事態の検出が実施不可になったことを使用者に警告できるものが得られる効果がある。
【0143】
また、本願の請求項34に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項33に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記内蔵の電源から電力が供給され、かつ、前記電圧検出手段の出力が所定の値より低下した場合には、前記基地局に通信を行うようにしたので、安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知できるとともに、テーブルタップによる異常事態の検出が実施不可になったことを基地局に通知できるものが得られる効果がある。
【0144】
また、本願の請求項35に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項33に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記内蔵の電源から電力が供給され、かつ、前記電圧検出手段の出力が所定の値より低下した後、予め設定されている時間が経過しても前記電圧検出手段の前記出力が前記所定の値より低い場合には、前記基地局に通信を行うようにしたので、安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知できるとともに、テーブルタップによる異常事態の検出が実施不可になったことを設定時間に基地局に通知できるものが得られる効果がある。
【0145】
また、本願の請求項36に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記設定された2つ以上の判定条件のうち、いずれか1つが成立した時に、前記基地局に行う通信を禁止する機能停止スイッチをさらに備えるようにしたので、安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知できるとともに、本テーブルタップを使用しない期間は通知を停止し、誤報の発生を抑えることができるものが得られる効果がある。
【0146】
また、本願の請求項37に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項36に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記機能停止スイッチの状態がオフまたはオンの時、前記基地局に前記スイッチの状態を通信するようにしたので、安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知できるとともに、本テーブルタップを使用しない期間は通知を停止し、誤報の発生を抑えることができるとともに、その不使用である旨を基地局に通知することができるものが得られる効果がある。
【0147】
また、本願の請求項38に係るテーブルタップを用いた監視システムによれば、請求項36に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、前記通信を禁止する機能停止スイッチがオフになった時刻を記憶する記憶手段と、前記記憶手段が記憶した時刻から予め設定した時間を超えても前記スイッチがオンに戻らない場合、警告を発する警告手段とをさらに備えるようにしたので、安価なテーブルタップのみで一人暮し老人等の異常事態の発生を検知し通知することができ、カメラ等の監視装置を使わないため、使用者に監視されている不快感を与えることなく、異常事態を検知できるとともに、本テーブルタップを使用しない期間が経過しスイッチをオンにすべき旨を使用者に警告することができるものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるテーブルタップを用いた監視システムのブロック図である。
【図2】老人Aのテレビ使用時間を示す説明図である。
【図3】老人Bの炊飯器使用時間を示す説明図である。
【図4】老人Cの電灯使用時間を示す説明図である。
【図5】老人Dの電気ポット使用時間を示す説明図である。
【図6】老人Eの健康器具使用時間を示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態1におけるテーブルタップに内蔵される判断部のブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態4におけるテーブルタップに内蔵される判断部のブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態1におけるテーブルタップの外観図である。
【図10】本発明の実施の形態2におけるテーブルタップを用いた監視システムのブロック図である。
【図11】本発明の実施の形態2におけるテーブルタップに内蔵される判断部のブロック図である。
【図12】本発明の実施の形態2における異常事態の判定条件のデータフォーマットである。
【図13】本発明の実施の形態3におけるテーブルタップを用いた監視システムのブロック図である。
【図14】本発明の実施の形態3における異常事態の判定条件のデータフォーマットである。
【図15】本発明の実施の形態5におけるテーブルタップのブロック図である。
【図16】本発明の実施の形態6におけるテーブルタップの差し込み口付近の外観図である。
【図17】本発明の実施の形態6におけるテーブルタップを用いた監視システムのブロック図である。
【符号の説明】
100 テーブルタップ
101 テーブルタップのプラグ
102 テーブルタップの差し込み口
103 電流計
104 判断部
105 PHS
106 電気製品
107 電気製品のプラグ
108 電話回線
109 基地局
110 モデム
111 監視端末
112 データベース
201 老人Aのテレビが毎日必ずついている時刻
202 老人Aのテレビが毎日日曜日必ずついている時刻
203 老人Aのテレビが毎日必ずついていない時刻
204 老人Aが朝テレビをつける時刻
701 値設定ダイヤル
702 時間設定ダイヤルA
703 時間設定ダイヤルB
704 加算器
705 エッジ検出器
706 サンプルホールダ
707 比較器
708 判断条件切り換えスイッチ
709 比較器
710 比較器
711 フラグ
712 サンプルホールダ
713 積分器
714 比較器
715 サンプルホールダ
716 比較器
717 比較器
801 積分器
802 演算器
803 時間別記憶部
804 比較器
1000 テーブルタップ
1004 判断部
1005 PHS
1008 電話回線
1009 基地局
1010 モデム
1011 監視端末
1101 判定条件受信部
1102 判定条件格納部
1103 条件判定部
1104 異常発信部
1201 ヘッダ情報
1202 第1判定条件
1203 第2判定条件
1204 第3判定条件
1205 第4判定条件
1300 テーブルタップ
1301 テーブルタップのプラグ
1302 テーブルタップの差し込み口
1303 電流計
1304 テーブルタップの差し込み口
1305 電流計
1306 判断部
1307 時計
1308 PHS
1309 電話回線
1310 テレビ
1311 テレビのプラグ
1312 電灯
1313 電灯のプラグ
1401 ヘッダ情報
1402 判定条件
1501 積分器
1502 時間別記憶部
1503 エッジ検出部
1504 時刻記憶部
1505 通信制御部
1601 ラッチ機構ふた
1602 ラッチ機構ヒンジ部
1603 ラッチ部
1700 テーブルタップ
1701 充電池
1702 判断部
1703 電圧計
1704 機能停止スイッチ
Claims (38)
- 差し込み口に接続した電気製品の使用状況を検出するテーブルタップと、
前記テーブルタップが検出した前記電気製品の使用状況により、前記電気製品の使用者を監視する基地局と、
前記テーブルタップによる検出結果を前記基地局に通信する通信手段とを備え、
前記テーブルタップは、
時間を計測する時間計測手段と、
前記差し込み口に接続した電気製品の電力使用量を検出する電力検出手段と、
前記電力検出手段によって検出された電力使用量の検出結果が、予め設定した判定条件に一致するか否かを、前記時間計測手段によって検出された時間情報を参照して判定する判定手段と、
予め設定した時間以上、前記電力検出手段が検出する電力量に変動がないという第1の判定条件と、予め設定した時間の範囲内に、前記電力検出手段が検出する電力量に変動がないという第2の判定条件と、予め設定した時間の範囲内に、予め設定した電力量を前記電力検出手段が検出できないという第3の判定条件と、予め設定した時刻に、予め設定した電力量を前記電力検出手段が検出できないという第4の判定条件と、予め設定した時刻を過ぎても、予め設定した電力量を前記電力検出手段が検出し続けるという第5の判定条件と、予め設定した曜日の予め設定した時刻に、予め設定した電力量を前記電力検出手段が検出できないという第6の判定条件の中から、少なくとも2つ以上の判定条件を、前記電気製品の使用者に合わせて設定する判定条件設定手段とをさらに備え、
前記第1から第6の判定条件のいずれかを前記基地局から前記テーブルタップに設定し、設定した2つ以上の判定条件のうち、いずれか1つが成立した時に、前記テーブルタップから前記基地局に通信を行うようにしたことを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記テーブルタップは、設定された判定条件のうち、どの判定条件が成立した時に前記基地局に通信を行うかについて、選択的に切り替える判定条件切替手段をさらに備えたことを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項1または2に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記テーブルタップは、前記第1ないし第6の判定条件の設定に必要なパラメータである設定時間と設定電力値を選択できるパラメータ選択手段をさらに備えたことを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項1または2に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記テーブルタップは、前記第1ないし第6の判定条件の設定に必要なパラメータである設定時間と設定電力値を入力するパラメータ入力手段をさらに備えたことを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記基地局は、前記テーブルタップに設定した前記判定条件を記憶する判定条件記憶手段をさらに備えたことを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記テーブルタップは、前記基地局から設定された前記判定条件のうち、いずれか1つが成立した場合、テーブルタップ個別の認識コードと、成立した判定条件を前記基地局に送信することを特徴するテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項6に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記基地局は、前記テーブルタップから送信される前記テーブルタップ個別の認識コードと、前記テーブルタップに設定した前記判定条件との対応表を有することを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項7に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記基地局の対応表に含まれる前記テーブルタップ個別の認識コードとして、使用者の氏名および連絡先を用いることを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項7記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記基地局の対応表に含まれる前記テーブルタップ個別の認識コードとして、前記テーブルタップの製造コードを用いることを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項9に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記基地局は、前記テーブルタップ個別の製造コードと該製造コードに対応する使用者の氏名および連絡先との対応表を有することを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記基地局は、前記テーブルタップに設定した前記判定条件の内容を基地局端末に表示するようにしたことを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項6に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記基地局は、前記テーブルタップから送信される前記テーブルタップ個別の認識コードに基づいて、通信してきたテーブルタップの使用者の氏名と連絡先を検索して基地局端末に表示するとともに、前記テーブルタップから送信される前記判定条件に基づいて、成立した判定条件の内容を前記基地局端末に表示することを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記テーブルタップは、前記基地局から設定された前記判定条件を表示する表示装置をさらに備えたことを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記テーブルタップは、前記基地局から設定された前記判定条件を、前記通信回線を介してFAX信号として外部に出力するFAX送信手段をさらに備えたことを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記テーブルタップは、
スピーカと、
設定されている前記判定条件を、音声信号として前記スピーカに出力する音声報知手段とをさらに備えたことを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記基地局は、前記判定条件の設定に必要なパラメータである設定時間および設定電力値を、季節に応じて前記テーブルタップに自動設定するようにしたことを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記基地局は、前記判定条件の設定に必要なパラメータである設定時間および設定電力値を、天候に応じて前記テーブルタップに自動設定するようにしたことを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記テーブルタップと前記基地局とは、それぞれスピーカとマイクとをさらに備え、前記基地局と前記テーブルタップとの間で、会話ができるようにしたことを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項6記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記テーブルタップと前記基地局とは、それぞれスピーカとマイクとをさらに備え、前記基地局と前記テーブルタップとの間で、会話ができるようにし、
前記テーブルタップは、前記基地局から設定された前記判定条件のうち、いずれか1つが成立した場合、テーブルタップ個別の認識コードと、成立した判定条件をモデム信号として前記基地局に送信し、その後、前記モデム信号を音声信号に切り替え、前記スピーカとマイクにより基地局と会話ができるようにしたことを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項18記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記テーブルタップ側のスピーカとマイクの音量は、前記基地局側から変更可能であること特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記テーブルタップは、
前記電力検出手段により検出された電力使用量の検出結果を所定時間毎に記憶する時間別記憶手段と、
前記時間別記憶手段に記憶されている電力使用量の検出結果と実際の電力使用量の検出結果とを比較する比較手段とをさらに備え、
前記比較手段による比較結果が所定の値以上異なっていた場合は、前記基地局に通信を行うことを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項21に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記テーブルタップは、前記時間別記憶手段に記憶された電力使用量の検出結果を更新する検出結果更新手段をさらに備えたことを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項21に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記テーブルタップは、
前記時間別記憶手段に記憶された電力使用量に対する第1の係数と、実際の電力使用量に対する第2の係数を有し、前記時間別記憶手段に記憶された電力使用量の検出結果と実際の電力使用量の検出結果にそれぞれ前記第1と第2の係数を乗算した後、両者の和を対応する時間毎にとり、その結果を新たな所定時間毎の電力使用量の検出結果として更新する検出結果更新手段をさらに備えたことを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記テーブルタップは、前記電力検出手段により検出された電力使用量の検出結果を所定時間毎に記憶する時間別記憶手段をさらに備え、前記時間別記憶手段に記憶された電力使用量の検出結果を前記電力検出手段により検出された現在の電力使用量の検出結果とともに電力使用量の検出結果情報として前記基地局に所定時間毎に送信することを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記テーブルタップは、前記電力検出手段により検出された電力使用量の検出結果を所定時間毎に記憶する時間別記憶手段をさらに備え、前記基地局から要求のあった際には、前記時間別記憶手段に所定時間毎に記憶された電力使用量の検出結果を前記電力検出手段により検出された現在の電力使用量の検出結果とともに電力使用量の検出結果情報として前記基地局に送信することを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記テーブルタップは、前記電力検出手段により検出された電力使用量の検出結果を基に、接続されている電気製品の通電がオンになった時刻とオフになった時刻を検出し、検出結果をオン/オフ時刻情報として記憶するオン/オフ時刻記憶手段をさらに備え、
前記基地局から要求のあった際には、前記オン/オフ時刻情報を前記基地局に送信することを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項24〜請求項26のいずれかに記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記基地局は、前記テーブルタップから送信される前記電力使用量の検出結果情報および前記オン/オフ時刻情報を記憶することを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項27に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記基地局は、記憶した前記電力使用量の検出結果情報および前記オン/オフ時刻情報を基に、前記テーブルタップに対して、設定した判定条件のパラメータである設定時間と設定電力値の変更を行うようにしたことを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項24〜請求項26のいずれかに記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記テーブルタップは、前記電力使用量の検出結果情報および前記オン/オフ時刻情報を前記基地局に送信した後、送信したそれぞれの情報を前記時間別記憶手段および前記オン/オフ記憶手段から消去することを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、前記テーブルタップは、
電気製品が接続される2つ以上の差し込み口と、
時間を計測する時間計測手段と、
前記各差し込み口に接続した各電気製品の電力使用量を個別に検出する電力検出手段と、
前記時間検出手段によって検出された時間情報を参照して、前記電力検出手段の検出結果と予め設定した判定条件との一致を判定する判定手段とを備え、
前記一致が判定されたとき、前記基地局に前記一致が生じたことを通信することを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項30に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記テーブルタップは、前記電力検出手段によって検出された電力使用量の検出結果のうち、いずれか1つが予め設定した判定条件に一致した場合に前記基地局に通信を行うことを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項30に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記テーブルタップは、前記電力検出手段によって検出された電力使用量の検出結果のうち、少なくとも2つ以上の検出結果が予め設定した判定条件に一致した場合に前記基地局に通信を行うこと特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記テーブルタップは、
内蔵の電源と、
前記テーブルタップに付属するプラグを介してコンセントから供給される電圧を検出する電圧検出手段と、
前記内蔵の電源から電力が供給され、前記電圧検出手段の出力が所定の値より低下した場合には、警告音を発生する警告手段とをさらに備えたことを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項33に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記内蔵の電源から電力が供給され、かつ、前記電圧検出手段の出力が所定の値より低下した場合には、前記基地局に通信を行うことを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項33に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記内蔵の電源から電力が供給され、かつ、前記電圧検出手段の出力が所定の値より低下した後、予め設定されている時間が経過しても前記電圧検出手段の前記出力が前記所定の値より低い場合には、前記基地局に通信を行うことを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項1に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記テーブルタップは、前記設定された2つ以上の判定条件のうち、いずれか1つが成立した時に前記基地局に行う通信を禁止する機能停止スイッチをさらに備えたことを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項36に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記テーブルタップは、前記機能停止スイッチの状態がオフまたはオンの時、前記基地局に前記スイッチの状態を通信することを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。 - 請求項36に記載のテーブルタップを用いた監視システムにおいて、
前記テーブルタップは、前記通信を禁止する機能停止スイッチがオフになった時刻を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段が記憶した時刻から予め設定した時間を超えても前記スイッチがオンに戻らない場合、警告を発する警告手段とをさらに備えたことを特徴とするテーブルタップを用いた監視システム。
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