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JP3577453B2 - ロック装置 - Google Patents

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JP3577453B2
JP3577453B2 JP2000247778A JP2000247778A JP3577453B2 JP 3577453 B2 JP3577453 B2 JP 3577453B2 JP 2000247778 A JP2000247778 A JP 2000247778A JP 2000247778 A JP2000247778 A JP 2000247778A JP 3577453 B2 JP3577453 B2 JP 3577453B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
オートバイには、一般に、始動スイッチ(セルをはじめとする電源のオンオフ切替)と、盗難防止用のハンドルロック装置とを兼ねたロック装置が設けられている。
すなわち、キー差込口は一つで、ここへキーを差し込んだ状態でキーを最初に一ひねりするとハンドルロックが外れ、更にキーを回動操作することで各部の電源をオンにするというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ハンドルロック装置の装着されたオートバイでは、仮に、キーを持たない者が悪意をもって配線等を壊し、エンジンをスタートさせることができたとしても、そのままではオートバイを満足に走らせることができない、即ち、盗難できないため、その腹いせもあって上記ロック装置のキー差込口が壊されたり、異物を詰め込まれたりするということがあった。
また、これらの人為的な行為とは別に、駐車中に雨や塵埃、泥などがキー差込口内に侵入し、付着堆積して内部を詰まらせ、その後、キー操作がうまくできなくなるということも希にあった。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、いたずら等によるキー差込口の損壊をはじめ、キー差込口内の詰まりを原因とする各種故障等を防止できるようにしたロック装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係るロック装置は、キー差込口を有する錠本体にキーを差し込んで施・解錠するものであって、錠本体には、キー差込口を開通状態と閉鎖状態との間で切替可能にする蓋部材が設けられている。
そして、錠本体には蓋ロック機構が設けられており、この錠本体は、蓋部材が少なくともキー差込口の閉鎖状態にあるときに、この蓋部材と錠本体とを固定状態と非固定状態との間で切り替えるものとなっている。
【0006】
この蓋ロック機構を操作するにはロック解除キーが必要とされ、言うまでもなく、このロック解除キーは、上記錠本体とは別部材として独立して具備されることになる。
このような構成であると、不必要なときには錠本体のキー差込口を蓋部材で閉鎖しておくことができ、いたずら等によるキー差込口の損壊をはじめ、キー差込口内の詰まりを原因とする各種故障等を防止できるものとなる。
蓋部材には錠本体のキー差込口と合致可能な開通孔が設けられており、この蓋部材は、錠本体に対して上記開通孔をキー差込口との合致位置と非合致位置との間で回動自在に設けられているものとする。
【0007】
そして更に、この蓋部材は、ロック解除キーとの間で一義的な嵌合関係を有している構造とすることができる。
このようにすると、蓋部材を円板などの薄い部品として形成することができ、従って錠本体としても構造簡潔で且つ小型に抑えることができるものとなる。そのため、オートバイ等への適用が容易となる。
蓋ロック機構は、ロック解除キーとの間で生起させる磁力関係により、蓋部材と錠本体との間を固定状態と非固定状態とに切替動作させる構造とすることができる。
【0008】
この磁力関係は、反発力を利用したものとするのが好適である。
蓋ロック機構は、蓋部材がキー差込口を閉鎖した状態にあるときに錠本体側に内蔵されたロック片を蓋部材側へ向けて突出付勢させることで蓋部材を錠本体に対して固定状態にし、蓋部材にロック解除キーが当接されたときにこのロック解除キーとロック片との間で生起する磁力関係でロック片を突出付勢力に抗して蓋部材側から錠本体側へ押し返し蓋部材と錠本体とを非固定状態にする構造にすることができる。
【0009】
錠本体において、前記蓋ロック機構のロック片は蓋部材に対するロック解除キーの当接対応部内で複数設けられており、これに対応して前記ロック解除キーには上記ロック片に個別に対応する磁石が設けられており、錠本体側でのロック片の極性配置とロック解除キー側での磁石の極性配置とが、ロック装置ごとに一義的な適合関係に組み合わされている。
ロック解除キーは、錠本体を施・解錠するキーの尾端側に一体的に設けられたものとすればよい。
【0010】
このようにすることで、ロック解除キーを原因として携帯品を増やすことには繋がらないし、また紛失等に至ることも防止できる。
錠本体は、オートバイの始動スイッチ及び/又はハンドルロック装置として採用できることは言うまでもない。ただし、このことが限定されるものではなく、ドアのロック装置等としてあらゆる分野で利用できるものである。
本発明に係るロック装置は、蓋部材を着脱する構成としてもよい。
すなわち、錠本体のキー差込口に対応して着脱自在とされ且つ着装によってキー差込口を閉鎖状態にする蓋部材が、上記錠本体とは別部材として独立して具備されており、蓋部材又は錠本体の少なくとも一方には、蓋部材を錠本体へ着装した状態で固定状態と非固定状態とに切り替える蓋ロック機構が設けられ、この蓋ロック機構のロック解除キーが、上記錠本体とは別部材として独立して具備されているものとする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1及び図2は、本発明に係るロック装置1の一実施形態について、これを分解して示したものであり、図3及び図4は、その操作状況を示し、また図5は、このロック装置1をオートバイ2の始動スイッチ及びハンドルロック装置としてインパネ部3の近傍に取り付けた場合の使用例を示している。
図3及び図4から明らかなように、このロック装置1は、キー差込口5を有する錠本体6にキー7を差し込んで施・解錠するものである。
【0012】
図1に示すように、錠本体6は、シリンダ8によってロータ9が回動自在に保持されたもので、このロータ9は、後部ほど細くなる段付き円柱形を呈しており、長手方向の中央で中ぐらいの太さとなっている部分がシリンダ8内へ差し込まれるロータ軸9Aとなっている。また、このロータ軸9Aより後端側に鉤形に折れ曲がったクランク軸9Cが設けられいる。
また、このロータ軸9Aよりも正面側で径大化された部分の正面端9Bは円形に形成されており、この正面端9Bからロータ軸9A内へ延びるようにして、上記キー差込口5が形成されている。
【0013】
そして、このロータ9には、ロータ軸9Aに対してキー差込口5の奥方部分を横切るようにして複数のタンブラー12が組み込まれ、これら各タンブラー12がバネ13で径方向の一方側へ向けて押圧付勢されている。
従って、キー差込口5から全てのタンブラー12と一義的な適合関係を有するキー7が差し込まれたときにのみ、全タンブラー12が逆付勢方向へ押し返され、もって、差し込まれたキー7と一緒に、シリンダ8に対するロータ9の回動が許容されるものとなっている。
【0014】
ロータ9が回動すれば、その尾端部で突出するクランク軸9Cの角度位置が変わり、これに伴ってハンドルロック用のデッドボルト16の接合位置を規制又は規制解除するものとなり、もってハンドルロック状態を解除できる。
また、このようにしてハンドルロック状態を解除した後、更にキー7を同方向へ回動操作することで、シリンダ8内に設けられたスイッチ部(図示略)が作動して、オートバイ2の各部電源がオンにされるという構造になっている。
一方、ロータ9が上記とは反対方向へ回動されれば、ハンドルロック状態に戻すことができるものである。
【0015】
なお、ハンドルロックの解除状態としたときにだけ、キー差込口5からキー7を抜き出すことができるようになっている。また、キー差込口5には、キー7の挿抜によって開閉する防塵用の蓋体(図示略)が設けられるものとなっている。ただ、本発明において、上記したような錠本体6としての構造自体は特に限定されるものではない。
上記錠本体6において、ロータ9の正面端9Bには、キー差込口5を開通状態と閉鎖状態との間で切替可能にする蓋部材20が設けられていると共に、この蓋部材20に対応させて蓋ロック機構21が設けられている。
【0016】
そして、これら蓋部材20及び蓋ロック機構21に付随するかたちで、上記錠本体6とは別部材として独立するロック解除キー22が具備されている。
本実施形態において、このロック解除キー22は、錠本体6を施・解錠するキー7の尾端側に一体的に設けられたものとした。このようにすることで、ロック解除キー22を原因として携帯品を増やすことには繋がらないし、また紛失等に至ることも防止できる。
蓋部材20は、ロータ9の正面端9Bと同径の円板形をした薄い部品で、その略中心部に錠本体6のキー差込口5と同じ開口形状を有した開通孔23が設けられている。
【0017】
図2に示すように、この蓋部材20の裏面、即ち、ロータ9の正面端9Bに重ね合わされる面と、このロータ9の正面端9Bとには、これら両者が同心円関係を保持しつつ蓋部材20の回動を保持できるようにするため、一方には円弧状突起25(図例では蓋部材20とした)が、また他方には円弧状凹部26(図例ではロータ9の正面端9Bとした)が、それぞれ設けられている。
また、この蓋部材20の回動範囲を所定範囲(本実施形態では約90°とした)に規制するために、円弧状凹部26にはその周方向の一部を分断させるかたちで突起27が設けられ、円弧状突起25にはこの突起27を包含(係合)しつつその所定幅の円周移動を許容する突起無し領域28が形成されている。
【0018】
すなわち、この蓋部材20は、図6に示すように、開通孔23をその開口形状がロータ9のキー差込口5の開口形状と完全に一致するかたちとして合致できると共に、図7に示すように、この状態からの回動を行わせれば、開通孔23とキー差込口5との開口形状を交差(直交)させるかたちとして非合致とさせることができる。
このように蓋部材20の開通孔23とロータ9のキー差込口5との開口形状が交差した非合致状態とは、キー差込口5が部分的に閉鎖されたことを意味するものであり、従ってこのキー差込口5へキー7を差し込むことはできなくなる。
【0019】
結局、これによってキー差込口5は、開通状態(図6)から実質的な閉鎖状態(図7)へ、及びその逆への切り替えが可能となるものである。
図1及び図2に示すように、ロータ9の正面端9Bには、円弧状凹部26の一部に、コイルスプリング等の弾発部材30を介して小球31を押し込め可能にした位置決め作用孔32が設けられており、これに対して蓋部材20には、上記した開通状態のときに位置決め作用孔32に合致する位置と、閉鎖状態のときに位置決め作用孔32に合致する位置との2カ所に、円弧状突起25の一部を切り欠いた位置決め凹部33が設けられている。
【0020】
そのため、蓋部材20を開通状態と閉鎖状態とにしたときには、それぞれ蓋部材20の位置決め凹部33に小球31が弾発部材30に押された状態で係合し、蓋部材20の位置決め及び位置保持がなされることになる。また、小球31が位置決め凹部33に係合するときのクリック感や音が得られることになる。
このような蓋部材20は、蓋押さえ用の内鍔36を有したリングカバー37によってロータ9の正面端9Bに当接保持され、また、このリングカバー37をも覆うかたちでケーシング38によってシリンダ6側に組み付けられるようになっている。
【0021】
また、図3及び図4に示すように、この蓋部材20の正面側は、ロック解除キー22(キー7の尾端部)との間で一義的な嵌合関係を有している。
本実施形態では、ロック解除キー22を円盤形としてその外周の一部に切欠部40を設けたものとし、蓋部材20には、このロック解除キー22を受け入れ可能な凹部41を設けたものとしている。
なお、蓋部材20とロック解除キー22との間の嵌合関係は、図11に示すように、蓋部材20の正面側を切欠部40を有した突起形状とし、これに嵌合可能な凹部41をロック解除キー22に形成したものとしてもよく、このようにすれば蓋部材20の正面側にゴミや塵がたまることがほとんどなくなり、ロック解除キー22との嵌合や後の詳述する蓋ロック機構21の解除が適正に行えるものとなる。
【0022】
一方、蓋ロック機構21は、蓋部材20と錠本体6との間を固定状態と非固定状態とに切替動作させるものである。
図1及び図2に示すように、この蓋ロック機構21は、ロータ9の正面端9Bに対してその外周寄りに沿って複数のロック作用孔50が設けられ、これら各ロック作用孔50にコイルスプリング等の弾発部材51を介して丸ピン状のロック片52が進退自在な状態のまま押し込められていると共に、蓋部材20には、これが閉鎖状態にあるとき(図7参照)に上記した全てのロック作用孔50と個々に対応して合致するロック凹部53が設けられている。
【0023】
全てのロック片52は、磁石により形成されており、蓋部材20へ向けられる側の端部がS極とされたものとN極とされたものとが種々混ざっている。
また、蓋部材20のロック凹部53は、凹部であり、貫通していない。
そして、これらに対して、ロック解除キー22には、これを上記蓋部材20の凹部41へ嵌合させたときに、全てのロック片52と個別に対応するように複数の磁石55が所定配置で設けられている。
この磁石55についても、先端がS極とされたものとN極とされたものとが種々混ざっているが、ロータ9に対してロック片52が設けられる極性配置と、ロック解除キー22に対して磁石55が設けられる極性配置とは、適合関係(一方がS極であれば他方も必ずS極であるような関係)に組み合わされている。
【0024】
そして、この配置関係は、このロック装置1の製品個々において異なっている、すなわち、一義的なものとされている。
従って、図7に示したようにキー差込口5が蓋部材20によって閉鎖状態にされているとき、図8に示すように、錠本体6側(ロータ9)に内蔵されたロック片52は、弾発部材51により、蓋部材20のロック凹部53内へ突き出すように突出付勢されることになる。
そのため、蓋部材20を錠本体6に対して回動させることはできず、固定状態となる。これによってキー差込口5の閉鎖状態は保持される。
【0025】
この状態から、図9に示すように、蓋部材20の凹部41へロック解除キー22を嵌め入れて、互いを当接させると、このロック解除キー22の磁石55が錠本体6側(ロータ9)に内蔵されたロック片52との間で磁性反発力を生起し、全てのロック片52を突出付勢力に抗して錠本体6側へと押し返すようになる。そのため、蓋部材20の全てのロック凹部53からロック片52が脱出し、結果、蓋部材20を回動させることができる状態(非固定状態)となる。
そこで、蓋部材20の凹部41へロック解除キー22を嵌め入れたままで、このロック解除キー22を回動して、図6に示すように、キー差込口5を開通状態とすることができる。
【0026】
その後は、ロック解除キー22を一旦、錠本体6側から引き抜き、長手方向を反転させてキー7側をキー差込口5へ差し込み、回動操作すればよいものである。
このような構成のロック装置1では、オートバイ2を駐車する場合等、ロック装置1としての不必要時(不使用時)には、錠本体6のキー差込口5を蓋部材20による閉鎖状態としておくことができ、いたずら等によるキー差込口5の損壊をはじめ、キー差込口5内の詰まりを原因とする各種故障等を防止できるものとなる。
【0027】
図10は、本発明に係るロック装置1の第2実施形態を示している。
この第2実施形態のロック装置1では、錠本体6に対して蓋部材20を着脱するようになっており、蓋部材20には何ら開口が設けられていないものとしてある。従って、この蓋部材20を錠本体6へ着装することによってキー差込口5を閉鎖状態にできるものである。
図例のものにおいて、蓋ロック機構21は蓋部材20側に設けてあり、一対の爪60が常態ではバネ62によって閉まっており、ロック解除キー22の当接によって両爪60を開かせるような構造になっている。
【0028】
そして、錠本体6側に、両爪60によって掴むことのできる係合部61が設けられている。
なお、この場合、蓋ロック機構21を錠本体6側に設け、係合部61を蓋部材20側に設けるようにしてもよい。
ところで、本発明は、上記した各実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
【0029】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係るロック装置は、錠本体に対し、そのキー差込口を開閉切替可能にする蓋部材を一体的又は別体で設け、この蓋部材を、錠本体とは別部材のロック解除キーで操作することによって固定状態としたり非固定状態としたりできるようにしたので、不必要なときには錠本体のキー差込口を蓋部材で閉鎖でき、いたずら等によるキー差込口の損壊をはじめ、キー差込口内の詰まりを原因とする各種故障等を防止できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロック装置の一実施形態についてその全体を分解して示した斜視図である。
【図2】本発明に係るロック装置の一実施形態についてその主要部を分解して示した斜視図である。
【図3】本発明に係るロック装置の一実施形態についてキー操作を行う状況を示した斜視図である。
【図4】本発明に係るロック装置の一実施形態についてロック操作を行う状況を示した斜視図である。
【図5】本発明に係るロック装置をオートバイの始動スイッチ及びハンドルロック装置として採用した例を示しす斜視図である。
【図6】錠本体と蓋部材とについてそれらの正面側から動作状況(開通状態)を説明した図である。
【図7】錠本体と蓋部材とについてそれらの正面側から動作状況(閉鎖状態)を説明した図である。
【図8】閉鎖状態にある錠本体を示した一部破砕側面図である。
【図9】図8の状態からロック解除キーを当接させた場合の錠本体を示した一部破砕側面図である。
【図10】本発明に係るロック装置1の第2実施形態を示した要部側断面図である。
【図11】蓋部材及びロック解除キーの他の実施形態を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 ロック装置
5 キー差込口
6 錠本体
7 キー
20 蓋部材
21 蓋ロック機構
22 ロック解除キー
23 開通孔
52 ロック片
55 磁石

Claims (4)

  1. キー差込口(5)を有するロータ(9)をシリンダ(8)に回動自在に保持して構成された錠本体(6)を備え、前記ロータ(9)のキー差込口(5)にキー(7)を差し込んで該キー(7)と共にロータ(9)を回動させることにより施・解錠するロック装置において、
    前記ロータ(9)のキー差込み側である正面端(9B)側には、該正面端(9B)を覆うと共にロータ(9)の回動軸心と一致する回動軸心を有する蓋部材(20)がロータ(9)に対して該蓋部材(20)の回動軸心回りに相対回動可能に設けられ、該蓋部材(20)にはキー(7)を挿通可能な開通孔(23)が設けられており、該蓋部材(20)は、該蓋部材(20)をロータ(9)に対して回動させることにより、開通孔(23)がキー差込口(5)と合致して該開通孔(23)を通してキー(7)をキー差込口(5)に差し込み可能とする合致位置と、開通孔(23)がキー差込口(5)に対して交差することでキー(7)をキー差込口(5)に差し込み不能とする非合致位置とに切替可能とされ、且つ該蓋部材(20)は、合致位置においてキー(7)をキー差込口(5)に差し込んでロータ(9)を回動させる際に該ロータ(9)と共に回動可能とされ、ロータ(9)の正面端(9B)に形成されたロック作用孔(50)に収容された磁石からなるロック片(52)を、弾発部材(51)の付勢力によって蓋部材(20)に形成されたロック凹部(53)内へ突き出すことにより、該蓋部材(20)を、非合致位置においてロータ(9)に対して回動不能な固定状態とする蓋ロック機構(21)が設けられていると共に、磁性反発力によりロック片(52)をロック作用孔(50)側に押し返してロック凹部(53)から脱出させることにより、前記固定状態から蓋部材(20)をロータ(9)に対して回動可能な非固定状態に切り替えるロック解除キー(22)が上記錠本体(6)とは別部材として独立して具備されていることを特徴とするロック装置。
  2. 前記錠本体(6)において、前記蓋ロック機構(21)のロック片(52)は蓋部材(20)に対するロック解除キー(22)の当接対応部内で複数設けられており、
    これに対応して前記ロック解除キー(22)には上記ロック片(52)に個別に対応する磁石(55)が設けられており、
    錠本体(6)側でのロック片(52)の極性配置とロック解除キー(22)側での磁石(55)の極性配置とがロック装置ごとに一義的な適合関係に組み合わされていることを特徴とする請求項1記載のロック装置。
  3. 前記ロック解除キー(22)は、錠本体(6)を施・解錠するキー(7)の尾端側に一体的に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のロック装置。
  4. 前記錠本体(6)は、オートバイの始動スイッチ及び/又はハンドルロック装置として採用されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のロック装置。
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