JP3570321B2 - 部材連結構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、丸パイプ状の支柱に枠体を取り付ける際に好適に適用される部材連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えばソファ等の家具類において、起立状態で配置される支柱に、家具本体の荷重を受ける枠体のコーナー部等における相互に向き合う2面を突き当てて連結することがある。この場合、角パイプ材等の角材からなる支柱に対しては枠体のコーナー部を略垂直に切断することによって、一方、丸パイプ材からなる支柱に対しては枠体のコーナー部を支柱の周壁の形状に対応させて部分円弧状に湾曲させて切り欠くことによって、枠体を支柱に隙間なく突き合わせるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このようなものであると、支柱の平面視形状が角状である場合と丸状である場合とで、枠体を兼用することができないため、上述のようにコーナー部の形状が異なる2種類の枠体を用意しなければならず、製造者はそれぞれの枠体について多数の在庫を抱えざるを得ないという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上のような問題に鑑みて、丸パイプ材からなる支柱の周壁の一部を変形することによって、コーナー部の形状が1種類の枠体のみで、丸パイプ材又は角パイプ材からなる支柱に対応することができるようにした部材連結構造を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
すなわち、本発明の部材連結構造は、金属製の丸パイプ材からなり起立姿勢で配置される支柱に対して、略水平な姿勢をなしコーナー部に相互に所定角度で向き合う2面を有する枠体を連結し得るものであって、支柱の周壁の一部を塑性変形加工することにより前記所定角度に対応した平面を有する一対の平坦部を形成し、その平坦部に枠体の前記2面をそれぞれ突き当てることによって、枠体を支柱に連結するようにしていることを特徴とする。
【0006】
このような構成のものであれば、丸パイプ材からなる支柱に形成した平坦部に枠体のコーナー部における2面を隙間なく突き合わせて取り付けることができるので、枠体のコーナー部を支柱の周壁の形状に対応させて部分円弧状に切り欠くなどの面倒な加工作業をする必要を省略できることとなる。そして、枠体を支柱に連結すれば、外方からは支柱の丸い周壁が見えることとなるので、外観を良好に維持することができる。さらに、このような枠体を角パイプ材等からなる支柱に対してもそのままの状態で適用して取り付けることができるので、枠体を丸パイプ材からなる支柱と角パイプ材からなる支柱とに共通して適用することが可能となり、2種類の枠体を用意しておく必要がなくなり、在庫数を削減しコストダウンを有効に図ることも可能となる。
【0007】
このような構成において、支柱に対して適切に連結することができるような枠体としては、コーナー部の内向側にボルト挿入用の貫通孔を形成した板状のブラケットを少なくとも具備し、このブラケットを足場にしてボルトを支柱側に待機させて設けたナットに係り合わせるようにしているものが挙げられる。具体的に好ましい枠体の実施態様としては、枠体のコーナー部を、相互に略直角をなす一対の横架材によって構成しているものが挙げられる。
【0008】
支柱に対する枠体の取付作業の便を向上するためには、支柱の上端部に設定した一対の平坦部同士の間に、枠体を位置決めし得る位置決め部を形成していることが望ましい。
このような位置決め部を支柱に特別な加工を施すことなく容易に設定するためには、位置決め部が、支柱の周壁を遡性変形加工して平坦部を形成する際に、平坦部同士の間に突出する周壁の余剰部分を利用したものであることが好ましい。このような余剰部分は、支柱を遡性変形加工する際に、丸パイプの周のうち平坦部として押し潰される部位の長さと遡性変形後における平坦部の長さとの差によって容易に形成される。この場合、位置決め部として好ましい形状となるように余剰部分を適切に形成するためには、余剰部分となる部位の上端に、その一部を切り欠いた切除部を形成していることが有効である。
【0009】
また、余剰部分が枠体のコーナー部に向けて突出している場合は、その余剰部分によって指を切るなどの危険性が生じることがあるが、このような不具合を有効に回避するためには、支柱の内部に挿入され上方から支柱の上端を隠蔽するキャップを取り付けて、このキャップに前記余剰部分のみを上方及び側方から包囲得るカバー部を形成していることが好ましい。
【0010】
このようなキャップの構成を有効に利用して、支柱内壁にナットを溶接するなどの面倒な手間を省くためには、キャップのうち支柱の内部に挿入される挿入部に、前記ナットを埋め込んで設けるとともにナットのネジ孔に対応する貫通孔を形成し、支柱にこの貫通孔に対応してボルトを通過させ得る透窓を開口することが望ましい。その場合、キャップには枠体のコーナー部に引き寄せられる方向にボルトの締め付け力が作用するとともに、支柱の平坦部には枠体の前記2面からの押し付け力が作用することとなるため、その際の該平坦部の変形を防止するためには、挿入部に、前記一対の平坦部の内面側に接するように前記平坦部の内面を内側から支持する平面状をなす一対の裏当て部を形成していることが有効となる。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を、図面を参照して説明する。
この実施例は、図1に想像線で示すソファに適用したもので、床面に起立状態で接地する4本の支柱3に、想像線で示すソファ本体1を構成する座11及び背12の荷重を支持する枠体2を連結するためのものである。座11及び背12は、張地の内部にクッション性を有する素材を内包している。
【0012】
まず、枠体2は、図1及び図2に示すように、長さの異なる2対の金属製角パイプ材からなる横架材21、22を平面視概略長方形状となるように配置したもので、隣接する横架材21、22同士によって形成されるコーナー部2Xにおいて、各横架材21、22の側端面21a、22a同士が略直角をなして向き合わせるようにしている。そして、各コーナー部2Xの内側に板状のブラケット23を配置し、このブラケット23の側端部23bを対応する横架材21、22の内向面21b、22bに溶接することによって取り付けている。この状態で十分な剛性を有する枠体2が構成されている。ブラケット23の略中央部には後述するボルト24を挿入するための貫通孔23aを設けている。
【0013】
支柱3は、図1〜図3に示すように、所定の長さ寸法に切断した中空の金属製丸パイプ材からなるもので、その下端部には、図示しない接地部材を取り付けている。一方、支柱3の上端部3aには、その周壁31を遡性変形加工することによって、前記枠体2のコーナー部2Xにおける一対の横架材21、22の2側端面21a、22aに対応する2つの平面によって構成される一対の平坦部32を形成している。この平坦部32は、以下のようにして形成される。すなわち、支柱3の上端部3aを適宜の治具で挟みつけ、略直交する2つの平面が形成されるように所定の圧力を加える。そして、この平坦部32を正対して見ると、前記横架材21、22の側端面21a、22aと略同一の長方形状となるようにしている。ここで、平坦部32の略水平な一辺aは、その部位に対応する遡性変形前の丸パイプの円周の一部b(図3に想像線で示す)よりも短くなるため、遡性変形加工の際に平坦部32同士の間にその短くなった分だけいわゆる駄肉と称される余剰部分33が生じ、その余剰部分33が枠体2のコーナー部2Xに向けて突出するか、或いは支柱3の内部に向けて没入することとなる。本実施例では、この余剰部分33を前記コーナー部2Xに向けて突出させ、さらにその形状を安定化させるために、支柱3の上端部3aにおける余剰部分33の先端部33aに対応する部位を、前記遡性変形加工を行う前に小さく切り欠いた切除部33bを形成している。なお、本実施例では、この余剰部分33を、支柱3に枠体2を取り付ける際の位置決め部33Xとして利用するようにしている。また、支柱3には、枠体2に設けたブラケット23の貫通孔23aに対応してボルト24を通過させるための透窓34を開口している。この透窓34も、前記遡性変形加工前に予め支柱3の周壁31に開口しておいたものである。
【0014】
さらに、支柱3の上端部3aには、前記ボルト24に対応するナット46を埋め込んだキャップ4を取り付けるようにしている。このキャップ4は、図1〜図4に示すように、合成樹脂一体成形により形成したキャップ本体41と、その成形時に予めインサート成形により埋め込んだナット46からなるものである。キャップ本体41は、支柱3の内部に上方から挿入するための挿入部43と、挿入部43を支柱3に挿入した状態で支柱3の上端を隠蔽する蓋部42とを形成している。この蓋部42には、支柱3の余剰部分33に対応するように一部をその余剰部分33の先端部33aに向けて突出させ、さらにその余剰部分33を側方から覆うように下方に開口するカバー部42aを形成している。また、挿入部43には、前記ボルト24を挿入するようにブラケット23の貫通孔23a及び支柱3の透窓34に対応させて略水平な方向に貫通させた貫通孔44を形成している。ナット47は、この貫通孔44にネジ孔47aを対応させてキャップ本体41に埋め込んでおり、キャップ本体41のうち、ボルト24をナット47に締め付けた際にその締め付け力によってナット47が引き寄せられる側となる内側方側に、その締め付け力に抗して十分に耐え得る程度の肉厚を設定している。一方、その締め付け力が作用するのとは反対側となる外側方側にナット47の面取り部分47bを向け、その面取り部分47bにのみキャップ本体41の肉厚を存在させることによって、キャップ本体41にその周囲よりも強度が低い薄肉部4Xを設定している。これは、キャップ4を廃棄処分する際に、支柱3から取り外したキャップ本体41の貫通孔44にボルト24を挿入していた側から棒等を挿し込んでナット47に突き当て、その棒に衝撃を与えることによってその力をナット47を介して薄肉部4Xに伝えることによって薄肉部4Xを容易に破壊して、樹脂部分であるキャップ本体41と金属部分であるナット47とに分解し、それぞれを分別廃棄しやすいようにするために構成したものである。また、前記ブラケット23を足場にしてボルト24をナット47に締め付けることに伴って、横架材21、22の側端面21a、22aが対応する支柱3の平坦部32に押し付けられることとなり、平坦部32には支柱3の内側に押し込まれる方向に押し付け力が作用するが、この押し付け力を受けるために、キャップ本体41の挿入部43には、平坦部32の内面側に密接に接するように平面状をなす一対の裏当て部45を形成している。さらに、この挿入部43には、支柱3に挿入した際に、支柱3のうち平坦部32以外の平面視部分円弧状をなす部位の内周面35に接するように、複数のリブ46を設けている。
【0015】
しかして、キャップ4を取り付けた支柱3に枠体2を連結する際には、図2〜図4に示すように、まず、枠体2を構成する横架材21、22の側端面21a、22aを支柱3の平坦部32に突き合わせる。その際、枠体2に位置ずれが生じないように、支柱3の余剰部分33を利用した位置決め部33Xに、横架材21、22の側端面21a、22aの内向辺を沿わせる。そして、枠体2のコーナー部2X分のうちブラケット23よりも内側から、ブラケット23の貫通孔23a、支柱3の透窓34及びキャップ4の貫通孔44にボルト24を挿入し、ブラケット23を足場にしてナット47にボルト24を締め付ける。これにより、横架材21、22の側端面21a、22aが支柱3の平坦部32に強く押し付けられ、枠体2を支柱3に対して強固に連結できることとなる。また、このように連結した枠体2に対して、上方からソファ本体1を構成する座11及び背12を取り付ける。その際、ソファ本体1の荷重が支柱3を避けて枠体2にのみ作用するようにして、キャップ4には上方から荷重が作用しないようにしている。
【0016】
以上のような構成からなる本実施例は、上述したように、支柱3の周壁31に略直角をなす一対の平坦部32を形成し、この平坦部32に、コーナー部2Xで略直角をなして向かい合う2つの平面21a、22aを具備する枠体2を突き合わせることによって、枠体2を支柱3に連結するようにしている。したがって、図3に示すように本実施例の枠体2を丸パイプ状の支柱3に隙間なく突き合わせて取り付けることが可能となり、また、この枠体2を図5に示すように角パイプ材からなる支柱130に対しても同様に隙間なくぴったりと突き合わせて取り付けることができることとなるため、支柱3、130が丸パイプ材である場合と角パイプ材である場合の両方で枠体2を共通化することができる。このことにより、異なる2種類の枠体を用意しておく必要がなくなるので、それら枠体2の在庫数を削減してコストダウンを有効に図ることができるうえに、コーナー部2X分の形状を丸パイプに対応させて部分円弧状に切断する等の手間もかからないようにすることもできる。また、この枠体2を本実施例の支柱3に連結すると、外観上は支柱3の平坦部32は見えず外側を向く丸い周壁31だけが見えることとなるので、支柱3の外観を良好に維持することができる。
【0017】
また、枠体2のコーナー部2Xの内向側に板状のブラケット23を設け、このブラケット23を足場にして支柱3側に設けたナット47にボルト24を締め付けるようにしているので、枠体2を支柱3に強固且つ適切に連結することができる。さらにこの枠体2は、4つの角パイプ材からなる横架材21、22を平面視長方形状となるようにブラケット23を介して連結したものであり、相互に略直角をなす一対の横架材21、22によって枠体2のコーナー部2Xを構成しているので、簡単な構成でソファ本体1を十分に支持できる有効な強度を有する枠体2を構成することができる。
【0018】
また、支柱3の上端部3aに平坦部32を設け、それら平坦部32同士の間に位置決め部33Xを形成しているので、枠体2を支柱3に取り付ける際の位置決め作業の簡便化を図ることができる。また、この位置決め部33Xは、平坦部32を形成するにあたり支柱3の周壁31を遡性変形加工する際に生じる余剰部分33を利用したものであるので、簡単な構成の位置決め部33Xを支柱3の構成を有効に利用して容易に設定することができる。さらに、その遡性変形により余剰部分33となる部位の上端に予め小さく切り欠いた切除部33bを設けているので、余剰部分33を安定的に所望の形状に突出させることができる。
【0019】
また、支柱3の上端を隠すキャップ4を支柱3に上方から挿入することによって取り付けており、そのキャップ4に支柱3の余剰部分33を上方及び側方から隠すカバー部42aを形成しているので、支柱3の外観を向上しつつその余剰部分33によって指を切るなど怪我を有効に防止するとともに、余剰部分33の形状のばらつきを目立たなくすることもできる。
【0020】
特に、このキャップ4のうち支柱3の内部に挿入される挿入部43には、ナット47を予めインサート成形等によって埋め込んであり、そのナット47のネジ孔47aに対応する貫通孔44及び透窓34を挿入部43及び支柱3に設けているので、支柱3の内壁にナット47を溶接するなどの手間を有効に省き、支柱3側にボルト24に対応するナット47を容易に待機させておくことができる。
【0021】
さらに、キャップ4の挿入部43には、支柱3の平坦部32を内側から支持する裏当て部45を形成しているので、ボルト24をナット47に締め付けた際に横架材21、22から平坦部32に作用する押し付け力を裏当て部45で有効に受け、平坦部32の変形を防止することができる。
なお、本発明は、上記実施例に限らず、支柱を遡性変形した際に生じる余剰部分を、位置決め部として利用できないものの支柱の内部に向かって没入させたり、緩やかに突出させるなどしてもよい。また、上記実施例のようなソファに限らず、硬質の樹脂からなる椅子本体を有する長椅子やベンチ、或いはその他の種々の家具類において支柱に枠体を取り付ける際に適用することができるものである。その他、枠体の具体的構成等、各部の具体的構成は、上記実施例に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0022】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、本発明の部材連結構造は、金属製の丸パイプ材からなる支柱に、コーナー部に所定角度で向き合う2面を有する枠体を略水平な姿勢で連結するに際して、支柱の周壁に枠体の2面に対応する所定角度を有する平面によって構成される一対の平坦部を塑性変形加工により形成して、その平坦部に枠体の前記2面をそれぞれ突き当てるようにしている。したがって、枠体のコーナー部を略垂直に切断して形成された2面を支柱の平坦部に隙間なく突き合わせることができるので、この枠体を角パイプ材からなる支柱に対して取り付ける場合にも隙間なくぴったりと突き合わせることができることとなり、支柱が丸パイプ材である場合と角パイプ材である場合の両方で枠体を共用することが可能である。これによって、コーナー部分の形状が異なる2種類の枠体を用意しておく必要をなくすことができ、それら枠体の在庫数を削減してコストダウンを有効に図ることも可能である。また、枠体を丸パイプ材からなる支柱に連結しても、外観上は支柱の平坦部は見えず外側を向く丸い周壁だけが見えることとなるので、支柱の外観を良好に維持することができる。
【0023】
具体的には、枠体のコーナー部の内向側に板状のブラケットを設け、このブラケットを足場にして支柱側に待機させたナットにボルトを締め付けるようにしている場合に上述した構成を適用すれば、枠体を支柱に好適に連結することができる。さらに具体的には、相互に略直角をなす一対の横架材によって枠体のコーナー部を構成している場合には、この横架材に家具本体を支持させる良好な家具を構成することができる。
【0024】
また、支柱の上端部に前記平坦部を設定し、それら平坦部同士の間に枠体を位置決めし得る位置決め部を形成すると、支柱に対する枠体の取付作業の便を有効に向上することができる。
また、支柱の周壁を遡性変形加工して平坦部を形成する際に、平坦部の幅寸法とその平坦部に対応する遡性変形前の丸パイプの周の部位との差によって押し出される余剰部分を利用すれば、前記位置決め部を容易に設定することができる。この場合、遡性変形前に余剰部分となる部位の上端に小さく切り欠いた切除部を設けておけば、押し出される余剰部分の形状の安定化を図り、位置決め部として好ましい形状に余剰部分を突出させることができる。
【0025】
また、支柱の内部に挿入され上方から支柱の上端を隠蔽するキャップを取り付けて、上述の突出する余剰部分のみを隠すようにキャップにカバー部を形成している場合には、その余剰部分によって指を切るなど怪我の防止を有効に図ることができる。
このようなキャップを設ける場合、キャップのうち支柱の内部に挿入される挿入部にナットを予めインサート成形等によって埋め込むとともにナットのネジ孔に対応する貫通孔を形成し、支柱にこの貫通孔に対応してボルトを通過させ得る透窓を設けておくと、支柱内壁にナットを溶接するなどの手間を有効に省くことができる。このような構成において、挿入部に、前記一対の平坦部の内面側に接することにより支柱の平坦部の内面を内側からバックアップする平面状をなす一対の裏当て部を形成している場合には、枠体から支柱の平坦部を窪ませる方向に作用する力に抗して平坦部の変形を有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】同要部を拡大し一部を分解して示す斜視図。
【図3】同要部拡大平面図。
【図4】図3におけるA−A線断面図。
【図5】同実施例の枠体を角パイプ状の支柱に連結した状態を示す概略的な平面図。
【符号の説明】
2…枠体
2X…コーナー部
3…支柱
4…キャップ
21、22…横架材
21a、22a…2面(側端面)
23…ブラケット
24…ボルト
31…周壁
32…平坦部
33…余剰部分
33b…切除部
34…透窓
42a…カバー部
43…挿入部
44…貫通孔
45…裏当て部
47…ナット
Claims (10)
- 金属製の丸パイプ材からなり起立姿勢で配置される支柱に対して、略水平な姿勢をなしコーナー部に相互に所定角度で向き合う2面を有する枠体を連結し得るものであって、
支柱の周壁の一部を塑性変形加工することにより前記所定角度に対応した平面を有する一対の平坦部を形成し、その平坦部に枠体の前記2面をそれぞれ突き当てることによって、枠体を支柱に連結するようにしていることを特徴とする部材連結構造。 - 枠体が、コーナー部の内向側にボルト挿入用の貫通孔を形成した板状のブラケットを少なくとも具備するものであり、このブラケットを足場にしてボルトを支柱側に待機させて設けたナットに係り合わせるようにしていることを特徴とする請求項1記載の部材連結構造。
- 枠体のコーナー部を、相互に略直角をなす一対の横架材によって構成していることを特徴とする請求項2記載の部材連結構造。
- 支柱の上端部に設定した一対の平坦部同士の間に、枠体を位置決めし得る位置決め部を形成していることを特徴とする請求項2又は3記載の部材連結構造。
- 位置決め部が、支柱の周壁を遡性変形加工して平坦部を形成する際に、平坦部同士の間に突出する周壁の余剰部分を利用したものであることを特徴とする請求項4記載の部材連結構造。
- 前記余剰部分となる部位の上端に、その一部を切り欠いた切除部を形成していることを特徴とする請求項5記載の部材連結構造。
- 支柱の内部に挿入され上方から支柱の上端を隠蔽するキャップを取り付けて、このキャップに前記余剰部分のみを上方及び側方から包囲得るカバー部を形成していることを特徴とする請求項5又は6記載の部材連結構造。
- キャップのうち支柱の内部に挿入される挿入部に、前記ナットを埋め込んで設けるとともにナットのネジ孔に対応する貫通孔を形成し、支柱にこの貫通孔に対応してボルトを通過させ得る透窓を開口していることを特徴とする請求項7記載の部材連結構造。
- 前記挿入部に、前記平坦部の内面を内側から支持する裏当て部を形成していることを特徴とする請求項8記載の部材連結構造。
- 金属製の丸パイプ材からなり起立姿勢で配置される支柱に対して、略水平な姿勢をなしコーナー部に相互に所定角度で向き合う2面を有する枠体を連結し得るものであって、
支柱の周壁の一部に前記所定角度に対応した平面を有する一対の平坦部を形成するとともに、これら一対の平坦部同士の間に、枠体を位置決めし得る位置決め部を形成し、前記一対の平坦部の内面側に接するように平面状をなす一対の裏当て部及びナットを備えた挿入部を具備するキャップを支柱の内部に挿入して取り付け、平坦部に枠体の前記2面をそれぞれ突き当てた状態で、枠体側から支柱及びキャップに挿入されたボルトを前記ナットに係り合わせることにより枠体を支柱に連結するようにしていることを特徴とする部材連結構造。
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JP3019893U (ja) | 組立棚における天板および底板の取付装置 |
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