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JP3565719B2 - バス間接続回路及びコンピュータシステム - Google Patents

バス間接続回路及びコンピュータシステム Download PDF

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JP3565719B2
JP3565719B2 JP23254798A JP23254798A JP3565719B2 JP 3565719 B2 JP3565719 B2 JP 3565719B2 JP 23254798 A JP23254798 A JP 23254798A JP 23254798 A JP23254798 A JP 23254798A JP 3565719 B2 JP3565719 B2 JP 3565719B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、バス間接続回路及びコンピュータシステムに関し、例えば、PCI−PCIバスブリッジの1次側と2次側とが動的に切り替わるコンピュータシステムに適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、マルチメディアやGUI(Graphical User Interface)などをきっかけに、コンピュータシステムが処理するデータ量は格段に増え、システム内部のデバイス間でデータ転送する内部バスにも高速なものが必要になった。
【0003】
PCI( Peripheral Conponent Interconnect)バスは、このような背景から、米国のインテル社が中心となって標準化が進められた内部バスである。
【0004】
このPCIバスは、ある特定のCPU( Central Processing Unit)やアーキテクチャを前提にしたものではなく、そのため、PCIバス上に接続される各デバイスには、そのデバイスの種類や動作ステータス等を示すコンフィギュレーションレジスタを設けることが規定されている。
【0005】
また、PCIバスには、設定上、最大32個までのデバイスが接続できることになっているが、実際には電気的な負荷や安定性などの観点から、10個程度が限界になる。そこで、さらに多くのデバイスを接続するためには、システム内に複数のPCIバスを用意し、各PCIバス間をPCI−PCIバスブリッジで接続することになる。
【0006】
図2は、従来のPCI−PCIバスブリッジの構成を示したブロック図である。以下、このPCI−PCIバスブリッジについて簡単に説明する。なお、図2において、ホストCPUに近い側が1次側PCIバス、ホストCPUに遠い側が2次側PCIバスである。
【0007】
電源ONやリセットなどのシステム初期化時において、ホストCPUは、システム内の複数のPCIバスを識別するために、各PCIバスを検索してバス番号を割り振る。この割り振られたバス番号は、ホストCPUによって、各PCIバスに接続するホストブリッジやPCI−PCIバスブリッジのコンフィギュレーションレジスタに設定され、以後の各デバイス間のデータ転送の識別に用いられることになる。
【0008】
ここで、図2に示すように、PCI−PCIブリッジのコンフィギュレーションレジスタ15には、1次側バス番号レジスタ(PriBN)151と2次側バス番号レジスタ(SecBN)152とサブオーディネートバス番号レジスタ(SubBN)153とがあり、各レジスタには適当なバス番号が設定されることになる。なお、サブオーディネートバスとは、2次側PCIバスの更に先にPCI−PCIバスブリッジを介して存在するPCIバスのことであり、複数のサブオーディネートバスが存在する可能性がある。また、サブオーディネートバスが存在しない場合、サブオーディネートバス番号レジスタ153には、2次側のバス番号が設定されることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のPCI−PCIバスブリッジには、1次側バスと2次側バスとが固定されているシステムを前提としているので、1次側PCIバスと2次側PCIバスとが動的に切り替わるようなシステムには適用できないという課題があった。
【0010】
例えば、後述するように、運用系と待機系の2つのホストCPUの系切り替えを行う冗長システムにおいて、異なるホストCPUで制御されるPCIバス間を接続するPCI−PCIバスブリッジには、1次側と2次側とが動的に切り替わるので適用することができない。
【0011】
そのため、1次側と2次側とを動的に切り替えることができるバス間接続回路及びコンピュータシステムが求められていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、本発明は、第1のバス上の要素と第2のバス上の要素とを接続するための制御情報が設定されたレジスタを有し、このレジスタに設定された制御情報に基づき、第1のバスと第2のバスとの間で、内蔵する1次側及び2次側の専用インタフェースを介して情報本体の授受を行うバス間接続回路において、(1)与えられた1次側指示命令に基づき、1次側の第1又は第2のバスが内蔵する1次側の専用インタフェースに接続され、2次側の第2又は第1のバスが内蔵する2次側の専用インタフェースに接続されるように接続関係を切り替える接続切替手段を備え、(2)新たに切り替わった1次側の第1又は第2のバスに対応した制御情報と2次側の第2又は第1のバスに対応した制御情報とに、レジスタを設定し直すことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
(A)第1の実施形態
以下、本発明によるバス間接続回路を、1次側と2次側とが動的に切り替わるPCI−PCIバスブリッジに適用した第1の実施形態について、図面を参照しながら詳述する。
【0014】
(A−1)構成の説明
図1は、第1の実施形態のコンピュータシステムの構成を示すブロック図である。図1において、このコンピュータシステムは、A側PCIバス1と、B側PCIバス2と、PCI−PCIバスブリッジ3とを有し、A側PCIバス1とPCI−PCIバスブリッジ3との間は、データ信号線11及び制御信号線21で接続され、B側PCIバス2とPCI−PCIバスブリッジ3との間は、データ信号線12及び制御信号線22で接続される。また、PCI−PCIバスブリッジ3と図示しないシステム制御部との間は、1次側指示信号線131で接続される。
【0015】
さらに、PCI−PCIバスブリッジ3は、データ信号ドライバ/レシーバ13、14、111及び112と、1次側バス番号レジスタ(PriBN)151と2次側バス番号レジスタ(SecBN)152とサブオーディネートバス番号レジスタ(SubBN)153とを有するコンフィギュレーションレジスタ群15と、バッファ部16と、制御信号ドライバ/レシーバ23、24、121及び122と、1次側ターゲットインタフェース25と、2次側マスタインタフェース26と、1次側マスタインタフェース27と、2次側ターゲットインタフェース28と、論理反転素子134とを有する。
【0016】
A側PCIバス1及びB側PCIバス2は、PCI−PCIバスブリッジ3に接続される2つのバスであり、それぞれがホストCPUに対して近い側(1次側)と遠い側(2次側)とに交互に切り替わるものである。ここで、A側PCIバス1は、データ信号(アドレス/データバスやC/BE信号など)と制御信号(FRAME信号やIRDY信号など)とから構成され、これらのデータ信号及び制御信号は、データ信号線11及び制御信号線21によってPCI−PCIバスブリッジ3と授受されることになる。また、B側PCIバス2も、A側PCIバス1と同様のものであり、B側PCIバス2のデータ信号及び制御信号は、データ信号線12及び制御信号線22によってPCI−PCIバスブリッジ3と授受されることになる。
【0017】
データ信号ドライバ/レシーバ13及び111はそれぞれ、データ信号線11に接続され、データ信号線11に対しデータ信号をレシーブ(受信)又はドライブ(送信)するものである。一方、データ信号ドライバ/レシーバ14及び112はそれぞれ、データ信号線12に接続され、データ信号線12に対しデータ信号をレシーブ(受信)又はドライブ(送信)するものである。
【0018】
ここで、後述するように、図示しないシステム制御部によって、1次側指示信号線131からアクティブ信号が与えられると、A側PCIバスが1次側であることを示す信号(A=Pri信号)がアクティブ、B側PCIバスが1次側であることを示す信号(B=Pri信号)がインアクティブになるので、データ信号ドライバ/レシーバ13及び14が動作し、データ信号ドライバ/レシーバ111及び112が動作停止する。一方、1次側指示信号線131からインアクティブ信号が与えられると、A=Pri信号がインアクティブ、B=Pri信号がアクティブになるので、データ信号ドライバ/レシーバ13及び14が動作停止し、データ信号ドライバ/レシーバ111及び112が動作する。
【0019】
コンフィギュレーションレジスタ群15は、A側PCIバス1及びB側PCIバス2に対するPCI−PCIバスブリッジ3の特性・種類・動作方法等が設定される複数のレジスタを有するものである。この実施形態では、図1に示すように、コンフィギュレーションレジスタ群15は、1次側PCIバスのバス番号が設定される1次側バス番号レジスタ(PriBN)151と、2次側PCIバスのバス番号が設定される2次側バス番号レジスタ(SecBN)152と、サブオーディネートバスのバス番号(サブオーディネートバスが存在しないときは、2次側のバス番号)が設定されるサブオーディネートバス番号レジスタ(SubBN)153とを有する。
【0020】
バッファ部16は、データ信号ドライバ/レシーバ13及び111又は14及び112で受信されたデータ信号を一時的に格納し、1次側マスタインタフェース27又は2次側マスタインタフェース26からの指示に基づき、この格納したデータ信号をデータ信号ドライバ/レシーバ14及び111又は13及び112に与えるものである。
【0021】
制御信号ドライバ/レシーバ23及び121はそれぞれ、制御信号線21に接続され、制御信号線21に対し制御信号をレシーブ(受信)又はドライブ(送信)するものである。一方、制御信号ドライバ/レシーバ24及び122はそれぞれ、制御信号線22に接続され、制御信号線22に対し制御信号をレシーブ(受信)又はドライブ(送信)するものである。
【0022】
ここで、後述するように、図示しないシステム制御部によって、1次側指示信号線131からアクティブ信号が与えられると、A=Pri信号がアクティブ、B=Pri信号がインアクティブになるので、制御信号ドライバ/レシーバ23及び24が動作し、制御信号ドライバ/レシーバ121及び122が動作停止する。一方、1次側指示信号線131からインアクティブ信号が与えられると、A=Pri信号がインアクティブ、B=Pri信号がアクティブになるので、制御信号ドライバ/レシーバ23及び24が動作停止し、制御信号ドライバ/レシーバ121及び122が動作する。
【0023】
ところで、一般にコンピュータのバス上でデータ転送を行う場合には、データの送り手と受け手の間に、「マスタ」と「スレーブ」の関係がある。ここで、PCIバスにおいては、「マスタ」に該当する言葉として「イニシエータ」が、「スレーブ」に該当する言葉として「ターゲット」が使われるときもあり、以下、この実施形態においても同様な意味で用いて説明する。
【0024】
1次側ターゲットインタフェース25は、1次側のA側PCIバス1又はB側PCIバス2の制御信号線21又は22から、マスタデバイスからのアクセス要求を受信し、このアクセス要求によってデータ信号線11又は12から与えられたアドレスに基づき、コンフィギュレーションレジスタ群15を参照して伝送先を検索し、この検索結果を2次マスタインタフェース26に与えるものである。また、1次側ターゲットインタフェース25は、1次側に接続されたホストCPUからコンフィギュレーション設定要求を受信し、この設定要求によってデータ信号線11又は12から与えられた設定データをコンフィギュレーションレジスタ群15に設定するものである。
【0025】
2次側マスタインタフェース26は、1次側ターゲットインタフェース25からの検索結果に基づく制御信号を、2次側のA側PCIバス1又はB側PCIバス2の制御信号線21又は22に出力すると共に、1次側ターゲットインタフェース25からの検索結果に基づく伝送先アドレスとバッファ部16に格納された伝送データとを、2次側のA側PCIバス1又はB側PCIバス2のデータ信号線11又は12に出力するものである。
【0026】
2次側ターゲットインタフェース28は、2次側のA側PCIバス1又はB側PCIバス2の制御信号線21又は22から、マスタデバイスからのアクセス依頼を受信し、このアクセス依頼によってデータ信号線11又は12から与えられたアドレスに基づき、コンフィギュレーションレジスタ群15を参照して伝送先を検索し、この検索結果を1次マスタインタフェース27に与えるものである。
【0027】
1次側マスタインタフェース27は、2次側ターゲットインタフェース28からの検索結果に基づく制御信号を、1次側のA側PCIバス1又はB側PCIバス2の制御信号線21又は22に出力すると共に、2次側ターゲットインタフェース28からの検索結果に基づく伝送先アドレスとバッファ部16に格納された伝送データとを、1次側のA側PCIバス1又はB側PCIバス2のデータ信号線11又は12に出力するものである。
【0028】
論理反転素子134は、与えられた信号の論理を反転するものであり、この実施形態の場合、1次側指示信号線131からアクティブ信号又はインアクティブ信号が与えられたときに、インアクティブ信号又はアクティブ信号に論理を反転して出力するものである。
【0029】
(A−2)動作の説明
次に、このような構成を有するコンピュータシステムの動作について、図3〜5を参照しながら説明する。
【0030】
1次側指示信号線131からアクティブ信号が与えられると、A=Pri信号がアクティブ、B=Pri信号がインアクティブになるので、データ信号ドライバ/レシーバ13及び14と制御信号ドライバ/レシーバ23及び24とが動作し、これらを通るパスが有効になり、一方、データ信号ドライバ/レシーバ111及び112と制御信号ドライバ/レシーバ121及び122とが動作停止し、これらを通るパスが無効になる。ここで、図3は、この場合の動作状態を示したブロック図であり、有効なパスの部分を太線で示している。従って、図2に示した従来例と同様に、A側PCIバス1が1次側、B側PCIバス2が2次側となる。
【0031】
また、1次側指示信号線131からインアクティブ信号が与えられると、A=Pri信号がインアクティブ、B=Pri信号がアクティブになるので、データ信号ドライバ/レシーバ111及び112と制御信号ドライバ/レシーバ121び122が動作し、これらを通るパスが有効になり、一方、データ信号ドライバ/レシーバ13及び14と制御信号ドライバ/レシーバ23び24が動作停止し、これらを通るバスが無効になる。なお、図4は、この場合の動作状態を示したブロック図であり、有効なパスの部分を太線で示している。従って、図2に示した従来例とは逆に、A側PCIバス1が2次側、B側PCIバス2が1次側となる。
【0032】
一方、1次側バスと2次側バスを切り替えた後には、PCI−PCIバスブリッジ3に対する各PCIバスのバス番号が変わるので、コンフィギュレーションレジスタ群15に設定されたバス番号を変更して再設定しなければならない。ここで、図5は、この再設定の動作を説明するための説明図である。図5(a)が切り替わる前のA側PCIバスが1次側であるコンピュータシステムを示し、図5(b)が切り替わった後のB側PCIバスが1次側であるコンピュータシステムを示している。図5に示すように、切り替わる前のコンピュータシステムにおいては、PriBNにはバス番号1、SecBNにはバス番号3、SubBNにはバス番号4が設定されているが、切り替わった後のシステムにおいては、PriBNにはバス番号3、SecBNにはバス番号1、SubBNにはバス番号2が再設定される必要がある。
【0033】
ここでさらに、コンフィギュレーションレジスタ群15を設定(再設定)する場合と、1次側PCIバスから2次側PCIバスに接続されたターゲットデバイスにデータを転送する場合との詳細動作について説明する。
【0034】
1.コンフィギュレーションレジスタ群15を設定(再設定)する場合
まず、1次側PCIバスの制御信号線21又は22に出力されたホストCPUからのコンフィギュレーション設定要求が、1次側ターゲットインタフェース25によって認識される。
【0035】
次に、1次側ターゲットインタフェース25では、1次側PCIバスのデータ信号線11又は12に出力されたホストCPUからの設定データ(設定するレジスタのアドレス及び設定するバス番号)に基づき、コンフィギュレーションレジスタ群15の目的のレジスタにバス番号が書き込まれることになる。
【0036】
2.1次側PCIバスから2次側PCIバスに接続されたターゲットデバイスにデータを転送する場合
まず、1次側のPCIバスの制御信号線21又は22に出力されたマスタデバイスからのアクセス要求が、1次側ターゲットインタフェース25によって認識されると共に、1次側のPCIバスのデータ信号線11又は12に出力されたマスタデバイスからの伝送データがバッファ部16に書き込まれる。
【0037】
次に、1次側ターゲットインタフェース25では、1次側PCIバスのデータ信号線11又は12に出力されたマスタデバイスからのアドレスに基づき、コンフィギュレーションレジスタ群15を参照して伝送先が検索され、この検索結果が2次マスタインタフェース26に与えられる。
【0038】
さらに、2次マスタインタフェース26では、この検索結果に基づいた制御信号が2次側のPCIバスの制御信号線21又は22に出力されると共に、この検索結果に基づく伝送先アドレスとバッファ部16に格納された伝送データとが、2次側のPCIバスのデータ信号線11又は12に出力され、ターゲットデバイスにデータが転送されることになる。
【0039】
なお、2次側PCIバスから1次側PCIバスに接続されたターゲットデバイスにデータを転送する場合も、説明は省略するが、同様な動作で行われることになる。
【0040】
例えば、このようなPCI−PCIバスブリッジは、図6に示すように、運用系と待機系との2つのホストCPUの切り替えを行う冗長システムにおいて、異なるホストCPUで制御されるPCIバス間を接続するPCI−PCIバスブリッジに適用して好適なものである。ここで、図6(a)は、A側PCIバスに接続されたホストCPUが運用状態で、A側PCIバスが1次側であるコンピュータシステムを示し、図6(b)は、B側PCIバスに接続されたホストCPUが運用状態で、b側PCIバスが1次側であるコンピュータシステムを示している。
【0041】
(A−3)効果の説明
以上のように、第1の実施形態によれば、(1)1次側指示信号線からの信号に基づいて、PCI−PCIバスブリッジ3に接続されている2つのPCIバスの1次側と2次側を切り替えるデータ信号ドライバ/レシーバ13、14、111、112、及び、制御信号ドライバ/レシーバ23、24、121、122を有し、(2)この切り替えに基づいて、ホストCPUがコンフィギュレーションレジスタ群15のレジスタを、切り替え後のバス構成に適用するように再設定するので、1次側指示信号線からの信号に基づいて、PCI−PCIバスブリッジ3の1次側と2次側を動的に切り替えることができる。
【0042】
(B)第2の実施形態
以下、本発明によるバス間接続回路を、1次側と2次側とが動的に切り替わるPCI−PCIバスブリッジに適用した第2の実施形態について、図面を参照しながら詳述する。
【0043】
(B−1)構成の説明
図7は、第2の実施形態のコンピュータシステムの構成を示すブロック図である。図7において、このコンピュータシステムは、A側PCIバス1と、B側PCIバス2と、PCI−PCIバスブリッジ3とを有し、A側PCIバス1とPCI−PCIバスブリッジ3との間は、データ信号線11及び制御信号線21で接続され、B側PCIバス2とPCI−PCIバスブリッジ3との間は、データ信号線12及び制御信号線22で接続される。また、PCI−PCIバスブリッジ3と図示しないシステム制御部との間は、1次側指示信号線131で接続される。
【0044】
さらに、PCI−PCIバスブリッジ3は、データ信号ドライバ/レシーバ13、14、111及び112と、A側PCIバス用1次側バス番号レジスタ(PriBN−A)154とA側PCIバス用2次側バス番号レジスタ(SecBN−A)155とA側PCIバス用サブオーディネートバス番号レジスタ(SubBN−A)156とB側PCIバス用1次側バス番号レジスタ(PriBN−B)157とB側PCIバス用2次側バス番号レジスタ(SecBN−B)158とB側PCIバス用サブオーディネートバス番号レジスタ(SubBN−B)159とを有するコンフィギュレーションレジスタ群15と、バッファ部16と、制御信号ドライバ/レシーバ23、24、121及び122と、1次側ターゲットインタフェース25と、2次側マスタインタフェース26と、1次側マスタインタフェース27と、2次側ターゲットインタフェース28と、論理反転素子134とを有する。
【0045】
なお、図7においては、図1に示した第1の実施形態と対応する構成部分は同一の符号を付して示している。したがって、その構成部分の説明は省略し、以下、コンフィギュレーションレジスタ群15の詳細構成について説明する。
【0046】
コンフィギュレーションレジスタ群15は、A側PCIバス1が1次側である場合の1次側PCIバスのバス番号が設定されるA側PCIバス用1次側バス番号レジスタ(PriBN−A)154と、A側PCIバス1が1次側である場合の2次側PCIバスのバス番号が設定されるA側PCIバス用2次側バス番号レジスタ(SecBN−A)155と、A側PCIバス1が1次側である場合のサブオーディネートバスのバス番号(サブオーディネートバスが存在しないときは2次側のバス番号)が設定されるA側PCIバス用サブオーディネートバス番号レジスタ(SubBN−A)156と、B側PCIバス2が1次側である場合の1次側PCIバスのバス番号が設定されるB側PCIバス用1次側バス番号レジスタ(PriBN−B)157と、B側PCIバス1が1次側である場合の2次側PCIバスのバス番号が設定されるB側PCIバス用2次側バス番号レジスタ(SecBN−B)158と、B側PCIバス1が1次側である場合のサブオーディネートバスのバス番号(サブオーディネートバスが存在しないときは2次側のバス番号)が設定されるB側PCIバス用サブオーディネートバス番号レジスタ(SubBN−B)159とを有する。なお、コンフィギュレーションレジスタ群15には、A=Pri信号とB=Pri信号とが与えられている。
【0047】
ここで、後述するように、図示しないシステム制御部によって、1次側指示信号線131からアクティブ信号が与えられると、A=Pri信号がアクティブ、B=Pri信号がインアクティブになり、A側PCIバスが1次側である場合のPriBN−A154とSecBN−A155とSubBN−A156とが有効になり、B側PCIバスが1次側である場合のPriBN−B157とSecBN−B158とSubBN−B159とが無効になる。一方、1次側指示信号線131からインアクティブ信号が与えられると、A=Pri信号がインアクティブ、B=Pri信号がアクティブになり、A側PCIバスが1次側である場合のPriBN−A154とSecBN−A155とSubBN−A156とが無効になり、B側PCIバスが1次側である場合のPriBN−B157とSecBN−B158とSubBN−B159とが有効になる。
【0048】
(B−2)動作の説明
次に、このような構成を有するコンピュータシステムの動作について、図8〜10を参照しながら説明する。
【0049】
1次側指示信号線131からアクティブ信号が与えられると、A=Pri信号がアクティブ、B=Pri信号がインアクティブになるので、データ信号ドライバ/レシーバ13及び14と制御信号ドライバ/レシーバ23及び24とが動作し、これらを通るパスが有効になり、一方、データ信号ドライバ/レシーバ111及び112と制御信号ドライバ/レシーバ121及び122とが動作停止し、これらを通るパスが無効になる。ここで、図8は、この場合の動作状態を示したブロック図であり、有効なパスの部分を太線で示している。従って、図2に示した従来例と同様に、A側PCIバス1が1次側、B側PCIバス2が2次側となる。
【0050】
また、1次側指示信号線131からインアクティブ信号が与えられると、A=Pri信号がインアクティブ、B=Pri信号がアクティブになるので、データ信号ドライバ/レシーバ111及び112と制御信号ドライバ/レシーバ121び122が動作し、これらを通るパスが有効になり、一方、データ信号ドライバ/レシーバ13及び14と制御信号ドライバ/レシーバ23び24が動作停止し、これらを通るパスが無効になる。なお、図9は、この場合の動作状態を示したブロック図であり、有効なパスの部分を太線で示している。従って、図2に示した従来例とは逆に、A側PCIバス1が2次側、B側PCIバス2が1次側となる。
【0051】
さらに、図10は、コンフィギュレーションレジスタ群15の切り替えの動作を説明するための説明図である。図10(a)が切り替わる前のコンピュータシステムを示し、図10(b)が切り替わった後のコンピュータシステムを示している。
【0052】
図10に示すように、切り替わる前のA側PCIバスが1次側であるコンピュータシステムにおいては、A=Pri信号がアクティブ、B=Pri信号がインアクティブになるので、A側PCIバスが1次側である場合のPriBN−A154とSecBN−A155とSubBN−A156とが有効になり、B側PCIバスが1次側である場合のPriBN−B157とSecBN−B158とSubBN−B159とが無効になる。一方、切り替わった後のB側PCIバスが1次側であるシステムにおいては、A=Pri信号がインアクティブ、B=Pri信号がアクティブになるので、A側PCIバスが1次側である場合のPriBN−A154とSecBN−A155とSubBN−A156とが無効になり、B側PCIバスが1次側である場合のPriBN−B157とSecBN−B158とSubBN−B159とが有効になる。
【0053】
なお、コンフィギュレーションレジスタ群15を設定(再設定)する場合と、1次側PCIバスから2次側PCIバスに接続されたターゲットデバイスにデータを転送する場合との詳細動作については、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
【0054】
また、この第2の実施形態のPCI−PCIバスブリッジも、図6に示した運用系と待機系との2つのホストCPUの切り替えを行う冗長システムに適用できることは勿論である。
【0055】
(B−3)効果の説明
以上のように、第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な効果が得られる。
【0056】
また、第2の実施形態によれば、コンフィギュレーションレジスタ群15において、切り替わる前後双方のバス番号が格納されたレジスタを有し、A=Pri信号及びB=Pri信号に基づいて、その一方を有効に他方を無効に切り替えるので、コンフィギュレーションレジスタ群15を再設定する必要がなくなる。
【0057】
(C)他の実施形態
なお、上記各実施形態では、内部バスがPCIバスであるものを示したが、PCIバスに限定することなく、バス間接続回路に同様なバス番号を設定するコンフィギュレーションレジスタ群を有するものであれば、同様に本発明に適用できる。
【0058】
また、上記各実施形態では、コンフィギュレーションレジスタ群にバス番号が設定されるものを示したが、バス番号に限定することなく、他の制御情報が設定されるものであっても、同様に本発明に適用できる。
【0059】
さらに、図6に示した運用系と待機系の系切り替えを行う冗長構成のコンピュータシステムでは、ホストCPUが2つのものを示したが、ホストCPUが3以上あるものであっても良い。
【0060】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、第1のバス上の要素と第2のバス上の要素とを接続するための制御情報が設定されたレジスタを有し、このレジスタに設定された制御情報に基づき、第1のバスと第2のバスとの間で、内蔵する1次側及び2次側の専用インタフェースを介して情報本体の授受を行うバス間接続回路において、与えられた1次側指示命令に基づき、1次側の第1又は第2のバスが内蔵する1次側の専用インタフェースに接続され、2次側の第2又は第1のバスが内蔵する2次側の専用インタフェースに接続されるように接続関係を切り替える接続切替手段を備え、新たに切り替わった1次側の第1又は第2のバスに対応した制御情報と2次側の第2又は第1のバスに対応した制御情報とに、レジスタを設定し直すことで、外部からの1次側指示命令に基づき、第1及び第2のバスの1次側と2次側とを動的に切り替えることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のコンピュータシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】従来のPCI−PCIバスブリッジの説明図である。
【図3】第1の実施形態において、A=Pri信号がアクティブ、B=Pri信号がインアクティブの場合の動作説明図である。
【図4】第1の実施形態において、A=Pri信号がインアクティブ、B=Pri信号がアクティブの場合の動作説明図である。
【図5】第1の実施形態において、コンフィギュレーションレジスタ群15の再設定の動作説明図である。
【図6】運用系と待機系の2つのホストCPUの切り替えを行うコンピュータシステムの動作説明図である。
【図7】第2の実施形態のコンピュータシステムの構成を示すブロック図である。
【図8】第2の実施形態において、A=Pri信号がアクティブ、B=Pri信号がインアクティブの場合の動作説明図である。
【図9】第2の実施形態において、A=Pri信号がインアクティブ、B=Pri信号がアクティブの場合の動作説明図である。
【図10】第2の実施形態において、コンフィギュレーションレジスタ群15の再設定の動作説明図である。
【符号の説明】
13、14、111、112…データ信号ドライバ/レシーバ、23、24、121、122…制御信号ドライバ/レシーバ、131…1次側指示信号線。

Claims (4)

  1. 第1のバス上の要素と第2のバス上の要素とを接続するための制御情報が設定されたレジスタを有し、このレジスタに設定された制御情報に基づき、第1のバスと第2のバスとの間で、内蔵する1次側及び2次側の専用インタフェースを介して情報本体の授受を行うバス間接続回路において、
    与えられた1次側指示命令に基づき、1次側の上記第1又は第2のバスが内蔵する1次側の専用インタフェースに接続され、2次側の上記第2又は第1のバスが内蔵する2次側の専用インタフェースに接続されるように接続関係を切り替える接続切替手段を備え
    新たに切り替わった1次側の上記第1又は第2のバスに対応した制御情報と2次側の上記第2又は第1のバスに対応した制御情報とに、上記レジスタを設定し直すことを特徴とするバス間接続回路。
  2. 第1のバス上の要素と第2のバス上の要素とを接続するための制御情報が設定されたレジスタを有し、このレジスタに設定された制御情報に基づき、第1のバスと第2のバスとの間で、内蔵する1次側及び2次側の専用インタフェースを介して情報本体の授受を行うバス間接続回路において、
    上記レジスタは、下記接続切替手段が切り替える1次側の上記第1又は第2のバスに対応した制御情報も予め設定され、
    与えられた1次側指示命令に基づき、1次側の上記第1又は第2のバスが内蔵する1次側の専用インタフェースに接続され、2次側の上記第2又は第1のバスが内蔵する2次側の専用インタフェースに接続されるように接続関係を切り替える接続切替手段を備え
    上記レジスタの有効領域を、新たに切り替わった1次側の上記第1又は第2のバスに対応した制御情報の領域と2次側の上記第2又は第1のバスに対応した制御情報の領域とに選定することを特徴とするバス間接続回路。
  3. 上記第1及び第2のバスがPCIバスであることを特徴とする請求項1又は2に記載のバス間接続回路。
  4. 運用系と待機系の複数のCPUを有し、運用系から待機系に系切り替えを行うコンピュータシステムにおいて、
    上記CPUで制御されるバス間を接続するバス間接続回路に、請求項1〜3のいずれかに記載のバス間接続回路を適用することを特徴とするコンピュータシステム。
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