JP3564099B2 - データ送信/受信方法及び装置及び信号変調/復調装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ソースが数個の異なる種類の情報を表すデータを送信する場合のために設計された、ディジタルデータを送信するデータ送信/受信方法及び装置及び信号変調/復調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ディジタルデータを送信するための多くの方法が知られている。例えば、“キャリア”として役立つ信号を使用することが可能であり、その位相は変調され(これは“位相変位変調方式”或いは“PSK”と称される)、又はその位相と振幅とが共に変調される(これは“直交振幅変調”或いは“QAM”と称される)。これを実行するために、或る双射に従って、送信されるべき所定数のビットから成る2進ワードと、“シンボル”と称される複素数とが関連づけられる。この記号は、前記キャリアと関連する時間の周期関数による掛け算の後に、いわゆる“変調されている信号”を生じさせる。
【0003】
しかし、情報の放送に関する最新の要件は、高データ伝送速度に対処することができる送信方法の選択を必要とする。換言すると、使用される、今は周波数空間で考察される送信方法は、広い帯域幅を提供しなければならない。しかし、データ伝送速度に関する増大しつつある要求に直面して、チャネルが該帯域幅を構成する周波数のスペクトルの全体に亙って同一の振幅及び位相特性を有することを保証するために、在来の方法が該信号チャネルを使用する場合には、それは急速に不可能になりつつある。これらの歪みは、伝送されるデータ間の干渉を引き起こし、それは等化装置で極めて複雑な態様で無効にされなければならない。
【0004】
この問題を解決するための1つの可能性は、送信される信号を、送信されるデータの一部分だけにより個別に変調されている多数のサブキャリアに分布させることである。個々のサブキャリアの各々についての送信速度は低く、付随する各々の帯域幅は帯域幅全体より小さく、従って、個々の各帯域幅を構成する周波数スペクトルにわたって振幅及び位相特性が変化する危険は少ない。従って、高スループットで、明らかに使用される資源の掛け算のコストで、良好な送信の質を提供することが可能である。
【0005】
一方、実際問題として、送信されるべきデータが当然にいろいろな種類に応じて分類される種々の技術的事態がある。例えば音声データを表すデータの送信の際にその様なソースがあるが、それは、音声メッセージの理解できる復元に関してそれらの相対的重要度に従って、対応する情報を幾つかの適当なタイプ(可聴スペクトルのいろいろな部分など)に分類することが可能だからである。他の例は、JPEG2000,SPIHT又はEZW等の最新の画像圧縮技術により与えられる。これらの技術では、ユーザは、圧縮が行われる前に、圧縮された各画像が持たなければならないファイルサイズを指定することができる。こうして得られたファイルの総合サイズがその指定された値に等しくなり、且つ維持されるフレームが、一定のフレームの削除から生じる情報の喪失にも関わらず、元の画像をなるべく忠実に復元することを可能にするように、編入される符号化モジュールが該画像を構成するデータフレームの一部を削除する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
もし一般的条件で、その様な分類がデータソースに関して行われたならば、1つの又は他の種類の情報が該通信メッセージの与えられた受取人にとって、より大きな或いは、より小さな重要性を有するという結果となる。この質の喪失と引き換えに前記受取人が受信装置に関して蓄えをすることができるならば、この受取人は、重要度の小さいデータを脇へのけて、低いけれども容認できる質の復号化されたメッセージを得ることを選択することができる。これらのメッセージの発信人に関しては、該発信人は、各々の要件に従って調整可能なサービスの質を受取人に提供することができる。
【0007】
この目的のために本願発明者は、どの受取人も、自分の目で見て重要度の劣る情報を運んでいるサブキャリアを復調しないことによって蓄えをすることを可能にするために、各種類のデータのための異なるサブキャリアを変調することにより、“マルチキャリア”システムの利点を利用することができないだろうかと考えた。しかし、これを行うためには、受取人は、信号の復調を行う前に該信号から“重要な”サブキャリアを抽出する位置にいなければならない。
【0008】
例えば、データの階層重要度が大きいほど高くなるサブキャリア周波数を各種類のデータに割り当てることを心に描くことが可能であろう。受取人は、そのとき、適切な値に調整された遮断周波数を有する高域フィルタを用いて、自分が維持したいサブキャリアを抽出することができる。しかし、その様な方法には重大な欠点がある。即ち、良く知られているように、フィルタはすっきりしたカットオフの代わりに一定の周波数ロールオフを有するので、異なる種類のデータ同士の干渉という結果を招くか、或いはサブキャリアの周波数を、それらに割り当てられている総帯域において広い間隔を置かせることが必要になるという結果となり、それは可能なデータ伝送速度を低下させることになる。
【0009】
本願発明者達は、前記の“電気的”フィルタリングの代わりに一種の“ディジタルフィルタリング”を実現する多数のサブキャリアを用いることにより、より正確には“OFDM”(”Orthogonal Frequency Division Multiplexing(直交周波数分割多重化)”という英語の語の頭文字)として知られている特別のマルチキャリア変調の一定の特性を利用することにより、求められている目的を達成することが実際に可能であると悟った。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、その第1の態様では、データ送信方法に関し、この方法では前記データはソースにおいてK=rq個のフレームの連続するブロックに編成され、ここでqは厳格に正の整数であり、rは1より大きな整数であり、該フレームは各ブロックにおいて階層性であり、前記フレームの各々は少なくとも1ビットのN個の2進ワードからなり、それらの2進ワードの各々は、一定の振幅−位相変調方法に従って、基本記号と称される複素数と関連づけられており、前記方法は、1ブロック当たりにM=K・N個の基本記号の各々がOFDM変調を形成する一系列のサブキャリアの中の異なるサブキャリアを変調する点において注目するべきであり、該OFDM信号が受信された後に復調されるときに、この復調を行うために使用される離散フーリエ変換のサイズを対応的に調整する前記のK個のフレームの中から選ばれた部分集合が再生されることとなるように各基本記号の、与えられたサブキャリアへの割当が行われる。
【0011】
更に、本発明のこの第1の面では、これは手短に前述した、送信されたデータを受け取るデータ受信方法に相関的に関連しており、OFDM信号が受信された後に復調されるとき、前記変調を行うためにサイズN・rpの離散フーリエ変換を用いて、その階層ランクが最高であるrpフレームに属する基本記号が再生される。
【0012】
その理由は、次の記述で詳しく説明するように、OFDM手法が変調のためには逆離散フーリエ変換(IDFT)を用い、復調のためには離散フーリエ変換(DFT)を用いることにある。本発明によれば、単に対応的に該DFTの“サイズ”を、即ち選択されたサブキャリアの個数を調整することにより、各受信者は、自分にとって興味のあるデータを抽出することができる。
【0013】
一般的に言えば、フレームの階層ランクは“DS”(英語の”Data Significance(データ重要度)”))と称されるパラメータによって便利に特定される。Nに等しい最小のDFTマトリクスは、本発明に従ってDS=1と関連する最大サイズのフレームに含まれている基本記号を再生することを可能にする。次に大きなDFTマトリクスは、DS=1と関連するフレームに加えて、DS=2と関連する重要度の劣る一定数のフレームを再生することを可能にする。次のDFTマトリクスは、Mに等しい最大サイズのマトリクスに達するまで同様に定義され、これは明らかに、データの各ブロックの全ての基本記号を再生することを可能にする。
【0014】
本発明の方法は、1ブロックあたりのフレームの数Kが2の累乗であるときに特に有利である。その理由は、この場合には本発明のIDFT及び/又はDFTが、専門家に良く知られているように非常に有効な手法である“高速フーリエ変換”の形で実施されることができることにある。
【0015】
本発明の方法は基本記号の賢明な割当を必要とすることが分かる。その理由は、DFTのサイズがrで割られる毎に、r個のサブキャリアの各グループの第1サブキャリアだけが割り当てられた帯域幅に沿って保存されることにある。従って、基本記号を割り当てることはできず、連続する周波数に従って異なるサブキャリアまでフレームの階層ランクを辿って、適当にインターリーブされなければならない。
【0016】
本発明の特別の特徴に従って、その第1の面において、サブキャリアの前記系列への基本記号の割り当てを次の連続するステップにより定義するのが便利である。即ち、
− 最高の階層ランクのフレームの基本記号を割り当てる第1ステップと、
− 各々の新しいステップは、1からqまでの値を連続的にとる整数pと関連していて、前のステップで割り当てられたフレームのランクより低い階層ランクを有する(rp−rp−1)個の新しいフレームの基本記号を割り当て、そして各ステップは、
− 利用できないサブキャリア、即ち前のステップで基本記号が既に割り当てられているサブキャリアを除いて、その一連番号が0である第1サブキャリアから始まるrq−pの倍数である一連番号を有するサブキャリアに前記の新しいフレームの基本記号を割り当て、
− 他のフレームの基本記号を割り当てる前に各フレームの全ての基本記号を割り当て、
− 利用できるものの中で最低の一連番号を有するサブキャリアに各フレームの第1基本記号を割り当てる。
【0017】
特別の補足的特徴に従って、各フレームの連続する基本記号は一連番号の差がKの倍数であるサブキャリアに割り当てられる。
【0018】
他の補足的な特別の特徴に従って、連続するフレームの割当は、各階層ランク内で、ソースでのフレームの順序をたどる。
【0019】
必要なサブキャリアが受信され抽出された後、抽出された各フレームを、それがソースにおいてそうであった通りに再構成するために、インターリーブ解除することも必要であることに留意するべきである。その理由は、以下で提案される例を読めば容易に分かるように、本発明に従って得られる基本記号の順序は、(唯一のフレームだけが抽出される場合を除いて)それらがインターリーブされる前の順序とは異なっていることにある。
【0020】
本発明は、その第2の態様において、本発明の方法に含まれているインターリーブ及びインターリーブ解除を考慮する種々の装置に関する。
【0021】
これは第1に、上で簡潔に記述された方法により送信されるべきデータをインターリーブするための装置に関し、前記装置は、
− 1ブロック当たりM個の基本記号の前記インターリーブに通じる順列を蓄積又は計算するための手段と、
− この順列に従って、各基本記号を、対応するサブキャリアを変調するために該サブキャリアに割り当てるための手段とを有することを特徴とする。
【0022】
相関的に本発明は、第2に、上で簡潔に記述された方法により受信されているデータをインターリーブ解除するためのインターリーブ解除装置に関し、
前記装置は、前記復調の結果としての該基本記号を、それらのソースにおけるそれぞれのフレーム内での順序に戻すために必要な順列を蓄積又は計算するための手段と、
− この順列に従って、前記復調の時にサブキャリアから前記基本記号を復元するための手段とを有することを特徴とする。
【0023】
本発明は、第3に、信号変調装置に関し、前記装置は、
−上で簡潔に記述された少なくとも1つのデータインターリーブ装置と、
− 少なくとも1つのOFDM変調器とを含むことを特徴とする。
【0024】
相関的に、本発明は、第4に、信号復調装置に関し、前記装置は、
− 少なくとも1つのOFDM復調器と、
− 上で簡潔に記述された少なくとも1つのデータインターリーブ解除装置とを包含することを特徴とする。
【0025】
本発明は、
− 上で簡潔に記述された信号変調装置と、前記信号を送信するための手段とを有する、変調されている信号を送信する装置と、
− 上で簡潔に記述された信号復調装置と、前記信号を受信するための手段とを有する、変調されている信号を受信する装置と、
− 上で簡潔に記述された少なくとも1つの装置を含む電気通信ネットワークと、
− コンピュータプログラムの命令を蓄積するコンピュータ又はマイクロプロセッサにより読まれ得るようになっていて、上で簡潔に記載された方法の1つを実行することを可能にするデータ蓄積手段と、
− コンピュータプログラムの命令を蓄積するコンピュータ及び/又はマイクロプロセッサにより読まれ得るようになっていて、上で簡潔に記載された方法の1つを実行することを可能にする、部分的に又は全部を除去できるデータを蓄積する手段と、
− コンピュータプログラムに関し、該コンピュータプログラムは、前記プログラムがプログラマブルデータ処理装置を制御するとき、前記命令は前記データ処理装置が上で簡潔に記述された方法の1つを実行することを意味することとなるように命令を含んでいる。
【0026】
これらの装置、電気通信ネットワーク、データ記憶媒体及びコンピュータプログラムにより提供される利点は、本発明の方法及び装置により提供される利点と本質的に同じである。
【0027】
本発明の他の面及び利点は、非限定的な例として与えられる、特定の実施態様についての以下の詳しい記述を読めば明らかとなろう。その記述は、それに伴う図面を参照する。
【0028】
【発明の実施の形態】
始めに、OFDM変調が何から成っているかを手短に述べる。送信されるべきデータは、始めに“基本記号”、即ち、序論において説明したように、一定の振幅−位相変調方法に従う複素数di、の形で表される。これらの基本記号は、M個の基本記号のブロック毎に処理され、それらは各々、その連続する周波数が所定量(1/T)だけ離されているM個のサブキャリアの集合の中の1つの“サブキャリア”を変調する。持続時間T:
kT≦t≦(k+1)T
の時間間隔tと関連する基本記号di、i=0,…,(M−1)、の各ブロックから、前記時間間隔内では式:
Dk(t)=Σdi exp{j2πi(t−kT)/T} …式(1)
ここで、Σは、i=0乃至(M−1)までの総和である。
により定義され、この間隔の外側では0である“OFDM記号”Dk(t)が構成され、ここでkは整数である。
【0029】
数学的に言えば、式(1)は離散フーリエ変換に他ならない。変調されている信号が受信された後にこのフーリエ変換を反転することにより、与えられたブロックに関連するOFDM記号からの、その与えられたブロックの個々の各基本記号を計算することが可能である。
【0030】
より詳しくは、“無線マルチメディア通信のためのOFDM”と題された書籍(the book by R. van Nee and R. Prasad entitled ”OFDM for Wireless Multimedia Communications”(Artech House, Boston and London, 2000)),或いは“無線通信システムの設計−同期化、チャネル評価、マルチキャリアシステムに関する問題点”と題された学位論文(the thesis by F. Tufvesson entitled ”Design of Wireless Communication Systems − Issues on Synchronization, Channel Estimation and Multi−Carrier Systems” (Department of Applied Electronics, University of Lund, Sweden, August 2000))を参照することができる。
【0031】
図1は、例えばJPEG2000符号器の出力で圧縮された画像を表すデータなどの、送信されるべきデータの特定の階層を描いており、この場合には、1ブロック当りのフレームの数Kは22=4である。与えられたメッセージのブロックを構成するフレームは、全て、同じ所定数N(厳格に正の整数)個の基本記号からなる。
【0032】
第1フレームは、1に等しいDSの値を有し、第2フレームは、2に等しいDSの値を有し、最後の2つのフレームは共に3に等しいDS値を有する。
【0033】
図2は、本実施の形態に係るインターリービングに従ってOFDM記号を構成するサブキャリアへの図1の基本記号の割当を描いており、これについて図4及び5を参照して詳しく説明する。
【0034】
図2のトップラインは、問題のブロック中の基本記号の数を示す。該図の底部の括弧はサブキャリアを示し、それらは、ここでは4×4個ずつにまとめられている。その理由は、本発明の好ましい実施態様のこのインターリービングでは、各フレームの連続する基本記号が、その一連番号がKとは異なるサブキャリアに割り当てられ、それがこの場合には4に等しいことにある。
【0035】
図3は、OFDMにより変調されている信号の受信後の、DFTのサイズに応じた図2の基本記号の復元を描いている。この図は、図2において図解されているように、OFDMにより変調されている信号の送信の前に基本記号がインターリーブされる理由を明らかに示している。
【0036】
その理由は、サイズM/4のDFTマトリクスを用いて、受信者は、もしそれを望むならば、最高階層ランク(DS=1)のフレームだけを復元することができることにある。
【0037】
サイズM/2のDFTマトリクスを用いて、受信者は、もしそれを望むならば、最高階層ランク(DS=1)のフレームと、その直ぐ下の階層ランク(DS=2)のフレームとだけを復元することができる。
【0038】
最後に、サイズMのDFTマトリクスを用いて、受信者は、もしそれを望むならば、データのブロックの全て(DS=1〜3)を復元することができる。最後の2つのフレーム(3に等しいDSを有する)のために取って置かれるサブキャリアは適切に確定されているけれども、これらの最後の2フレームの基本記号の、これらのサブキャリアへの割り当ては、重要ではなく、該メッセージの送信者及び受信者間の協定により本発明内の数種類の異なるインターリーブ方法を使用する原因となることがあるということが分かる。
【0039】
また、受信者が1フレームだけを復元する場合を除いて、受信者は、原メッセージを(選ばれた質のレベルで)再構成するために基本記号をインターリーブ解除することが必要となることがあるということも分かる。
【0040】
この例に基づいて、本実施の形態に係る方法をどの様にしてrqに等しいKの値にまで拡張できるか分かり、この場合にはqは厳格に正の整数であり、rは1より大きい整数である。該インターリーブの目的は、OFDMにより変調されている信号が受信されるとき、サイズN・rpの(1+q)個の異なるDFTマトリクスから選択することができるようにすることであり、ここでpは0とqとの間にある。これらのDFTの各々は、受信された信号から、DSの値が1から(p+1)に等しい最大値までにわたる全フレームを抽出することを可能にする。
【0041】
理解可能なメッセージ、或いは、より一般的には、受信者が見たときに充分な品質のメッセージを得るために、(p+1)(ここでpは(M−1)より小さい)より大きなDSのフレームが重要ではないと受信者が考えるならば、彼は在来の送信方法でするので、M個のキャリアの復調を省くことができる。従って、本実施の形態では、時間及び/又は設備を節約することができる。
【0042】
一般的な場合に(K=rq)データの各ブロックの基本記号の適当なインターリーブに到達することを一系列のステップが可能にすることが上で簡潔に記述されている。
【0043】
図4は、同じ結果に到達するために特に好都合なマトリクス方法の主なステップを図解している。ステップE1で、N個の基本記号のK個のフレームが階層的重要度の順にサイズ(K、N)のマトリクス
【0044】
【数1】
に配列される。最も重要なフレームは第1行にあり、最も重要でないフレームは最後の(K番目の)行にある。
【0045】
ステップE2において、N個のベクトルvn ̄(ここで、“ ̄”はベクトルを示す。以下同様)を得るためにマトリクスVは列毎に第1行から最後まで読み出され、ここでnは0からN−1まで変化し、各々K個のエレメント:
【0046】
【数2】
を有し、ここで[.]Tは転置を意味する。
【0047】
ステップE3において、ベクトルUn ̄を得るために、サイズ(K、K)のインターリーブマトリクスAがベクトルv ̄に乗じられ(その計算については図5を参照して説明する)、ここでnは0からN−1まで変化し、各々K個のエレメント:
【0048】
【数3】
を含み、ここで、Un ̄=[Un,0 … Un,K−1]Tである。
【0049】
ステップE4において、各ベクトルの第1成分Un,0を第1行に置き、最後の(K番目の)成分Un,k−1を最後の行に置いて(ステップE2の逆)、ベクトルUu ̄がサイズ(K、N)のマトリクスU:
【0050】
【数4】
に配列される。
【0051】
ステップE5において、その複素成分がOFDM記号のM個のサブキャリアを変調する長さK・N=Mの行ベクトルを得るために、サイズ(K,N)のマトリクスUが行毎に読み出される。
【0052】
図5は、1ブロック当りのフレームの数が2の累乗:K=2qである特別の場合について、上記ステップE3で使用されるマトリクスAの組立の主な連続するステップを示している。
【0053】
このアルゴリズムにおいて、項ai,jは、マトリクスAのi番目の行とj番目の列との交点にあるエレメントを表し、i及びjは0から(K−1)まで変化する。
【0054】
ステップE6は初期化ステップである。マトリクスVの列ベクトルのエレメントの数を示すKの値が読み出され、同様にサイズ(K、K)のゼロマトリクスで初期化される。qの値は、Aを計算するために必要な反復の数を決定する。
【0055】
ステップE7は、常にマトリクスV及びUの第1行にとどまる最も重要なフレームの順序が修正されないという事実を表している。
【0056】
ステップE8において、指数pが1に初期化され、この指数からループが開始され、それはpが値qに達するまで続く。
【0057】
ステップE9において、計算指数Lが0に初期化される。この指数Lは、マトリクスAからの行及び列の指数を特定することを可能にする。ステップE10により決定され、この指数からループが開始される。もしこの条件が満たされなければ、pの値が1だけ大きくされ、pがqを上回っているか否か調べた後にステップE9に戻る。もし後者の条件も満たされなければ、このことは、マトリクスAのK個のエレメントが値1を受け取っていて、Aの計算が終わりにされることを意味する。
【0058】
ステップE11において、指数p及びLにより、与えられたp及びLについて1にセットされているマトリクスAの唯一のエレメントの指数i及びjが計算される。L、q及びpについての条件が満たされる限り、Aの新しいエレメントを1にセットするために、このステップは次にLを増大させる。
【0059】
マトリクスAを計算するこの方法の利点はスピードである。計算されるマトリクスのエレメントはK・K個ではなくて、単にK個である。
【0060】
例えば、K=4については、マトリクスAは次の通りであり:
【0061】
【数5】
そして、K=8については
【0062】
【数6】
である。
【0063】
図6は、本実施の形態の変調されている信号を送信する装置22をごくおおざっぱに示している。
【0064】
データソース20は、例えばデータベースであり、或いはディジタルカメラ、ファクシミリ機、スキャナ或いはディジタル写真装置などの、コンピュータ化されたデータ処理周辺装置である。装置22に入る前に、これらのデータに対して例えばJPEG2000規格に準拠した画像圧縮等の特定の処理が施されるが、それは、階層構造をそれらに与える。
【0065】
変調信号送信装置22は、本実施の形態の信号変調装置24と在来の送信ユニット38とを有し、この送信ユニットは、無線送信に適合されているこの実施態様では、送信装置、1つ以上のミキサー、1つ以上の増幅器、種々のフィルタ及び無線アンテナを含む無線モジュールを備える。
【0066】
信号変調装置24は、在来のOFDM変調器18と、本実施の形態に係るデータインターリーブ装置16とを有する。
【0067】
このデータインターリーブ装置16は、ソース20から来る2進ワードを受け取り、これらの2進ワードを所定の振幅−位相変調方法に従って基本記号に変換し、これらの基本記号を、ユニット12により案内されながら、OFDM変調のサブキャリアに割り当てるユニット14を備える。
【0068】
このユニット12は、ブロックで0と(M−1)との間の各基本記号番号を0と(M−1)との間のサブキャリア一連番号に関連づける、図4に示されているもの等の、本実施の形態の順列に基づいてユニット14に供給する。番号同士のこの結合は、本実施の形態に係るデータ送信方法の実行中に計算され得るけれども、それは、送信が始まる前に有利に計算されてユニット12に置かれているか、又はそれに対してユニット12がアクセスを有する参照用テーブルに蓄積されることができる。
【0069】
図7は、図6の装置の好ましい実施態様を描いている。
【0070】
信号変調装置24は、この実施の態様では、ランダムアクセスメモリ(RAM)28等の一時データ蓄積手段と、読み出し専用メモリ(ROM)30等の永久データ蓄積手段と、例えばキーボード等の文字入力手段32と、スクリーン等のデータ表示手段34と、データ入力/出力手段36と、例えばマイクロプロセッサ等の中央処理装置(CPU)26とを備える。
【0071】
RAMメモリ28は、特に、
− ソース20から供給された入力データが一時的に蓄積される記憶領域“data1_in”と;
− 本実施の形態に従って構成されたOFDM記号が、それらが送信ユニット38に伝達される前に、一時的に蓄積される記憶領域“data1_out”とを含んでいる。
【0072】
ROMメモリ30は、
− 本実施の形態に係るデータ送信方法を実行するプログラムが蓄積される記憶領域“P1”と、
− 本実施の形態に従って基本記号のためのインターリーバと関連する、前記の参照用テーブルが記録される記憶領域“LUT1”とを含んでいる。
【0073】
図8のブロック図は、本実施の形態の変調信号受信装置21を非常におおざっぱに示している。
【0074】
変調信号受信装置21は、本実施の形態の信号復調装置23と、在来の受信ユニット72とを有しており、該ユニット72は、無線送信に適合されているこの実施態様では、受信装置と、1つ以上のミキサと、1つ以上の増幅器と、種々のフィルタと無線アンテナとを含む無線モジュールを備える。
【0075】
信号復調装置23は、在来のOFDM復調器17と、本発明のデータインターリーブ解除装置15とを有している。ユーザは、公知の態様で、OFDM復調器17へのDFTのサイズを調節することができる。ユーザは、本実施の形態のインターリーブを考慮してOFDM変調で作られた信号のN・rp個のサブキャリアを抽出する。
【0076】
データインターリーブ解除装置15は、ユニット11により案内されて一定の順序でサブキャリアから基本記号を復元し、復調を実行する、即ち前記の所定振幅−位相変調を反転することによって、それらの基本記号を2進ワードに変換するユニット13を備える。
【0077】
ユニット11は、ユニット13により送信される流れの中の正しい場所に基本記号を挿入することができるように、抽出されたサブキャリアに作用する、本実施の形態の順列に基づいてユニット13に供給し、完全なデータフレームを、該データが前に送信された順序で再構成する。この順列は、ユーザにより、本実施の形態に従って、選択されたDFTのサイズに依存することに留意するべきである。
【0078】
例えば、図3に図解されている場合には、Kは4に等しく、DFTのサイズはM/2であり、元は一連番号4iを有し、今は(抽出されたサブキャリアの中で)一連番号2iを有するサブキャリアを復調することにより、基本記号番号iが得られ、ここでiは0と(N−1)との間にある。元は一連番号(4(i−N)+2)を有し、今は(抽出されたサブキャリアの中で)一連番号(2(i−N)+1)を有するサブキャリアを復調することにより基本記号番号iが得られ、ここでiはNと(2N−1)との間にある。
【0079】
1ブロック当たりに、0と(N・rp−1)との間の各基本記号番号とサブキャリア一連番号とのこの結合は、本実施の形態のデータ受信方法の実行中に計算され得るけれども、それは、送信の開始前に計算されて、ユニット11に置かれているか、或いはユニット11がそれへのアクセスを有する参照用テーブルに蓄積されるのが有利である。
【0080】
図9は、図8の装置の好ましい実施態様を描いている。
【0081】
信号復調装置23は、本実施の態様では、ランダムアクセスメモリ(RAM)27等の一時データ蓄積手段と、読み出し専用メモリ(ROM)29等の永久データ蓄積手段と、例えばキーボードなどの文字入力手段31と、例えばスクリーン等のデータ表示手段33と、データ入力/出力手段35と、例えばマイクロプロセッサ等の中央処理装置(CPU)25とを有する。
【0082】
RAMメモリ27は、特に:
− 受信ユニット72により供給された入力データが一時的に蓄積される記憶領域“data2_in”と、
− 本実施の形態に従って選択され再構成されたフレームの2進ワードがユーザに伝達される前に、適当な処理のために(例えばJPEG2000に準拠する画像解凍)、該2進ワードが一時的に蓄積される記憶領域“data2_out”とを含んでいる。
【0083】
別形として、これらのデータフレームを、後で必要に応じて使用するために、装置23に含まれているハードディスク(図示されていない)に蓄積することができる。
【0084】
ROMメモリ29は、
− 本実施の形態のデータ受信方法を実行するプログラムが記録される記憶領域“P2”と、
− 本実施の形態に従って基本記号のインターリーブ解除と関連する、前記の参照用テーブルが記録される記憶領域“LUT2”とを有する。
【0085】
一定のアプリケーションでは、本実施の形態に従って信号を送受信するために同じコンピュータ装置(“デュアル”モードで機能する)を使用するのが好都合であり、この場合には装置21と22とは物理的に同一である。
【0086】
本実施の形態に係る方法は、図10に示されているように、電気通信ネットワーク内で実行されることができる。例えばHIPERLAN2ネットワークなどの将来の通信ネットワークの1つを含むことのできる、描かれているネットワークは、参照符64により示されているいわゆる“基地局”SBと、それぞれ参照符661,662,…,66nで示されている数個の“周辺”局SPi(i=1,…,n、ここでnは1以上の整数である))とを含む。周辺局661,662,…,66nは、基地局SBから遠く離れていて、各々無線リンクにより基地局SBと接続され、後者に関して移動することができる。
【0087】
基地局SBと各周辺局SPiとは、本実施の形態の変調信号送信装置22及び/又は変調信号受信装置21とを含むことができる。
【0088】
基地局SBと周辺局SPiとは必要に応じて、ディジタルカメラ、コンピュータ、プリンタ、サーバ、ファクシミリ機、スキャナ又はディジタル写真装置から成ることもできる。
【0089】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、選択されたサブキャリアの個数を調整することにより、各受信者は、自分にとって興味のあるデータを抽出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】送信されるべきデータの特定の階層を説明する図であり、ここで、1ブロックあたりのフレームの数は4である。
【図2】本実施の形態のインターリーブに従って、図1の基本記号の、OFDM記号を構成するサブキャリアへの割り当てを説明する図である。
【図3】DFTのサイズに応じた図2の基本記号の復元を説明する図である。
【図4】本実施の形態に係る、データの各ブロックの基本記号のインターリーブの主な処理ステップを表すフローチャートである。
【図5】1ブロック当りのフレームの数が2の累乗である特別の場合における、図4に現れるマトリクスAの構築する主な連続するステップを表すフローチャートである。
【図6】本実施の形態に係る、変調されている信号を送信する変調信号伝送装置のブロック図である。
【図7】図6の装置の好ましい実施の態様を示す図である。
【図8】本実施の形態に係る、変調されている信号を受信する変調信号受信装置のブロック図である。
【図9】図8の装置の好ましい実施の態様を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る無線電気通信ネットワークの概略を説明する図である。
Claims (10)
- データがK個のフレームのブロックに編成され、前記フレームの各々はN個の2進ワードで構成され、これらの2進ワードの各々は基本記号と関連付けられ、1ブロック当たりM=K・N個の基本記号の各々はOFDM変調を形成する一系列のサブキャリヤの中の異なるサブキャリアを変調し、各基本記号の、与えられたサブキャリアへの割り当ては、OFDM信号の受信後に該OFDM信号が復調されるときに前記K個のフレームの中から選択された部分集合が抽出されるように行われるデータ送信方法であって、
各ブロック中のK個のフレームは階層に編成され、K=r q であり、ここでqは正の整数、rは1より大きい整数であり、
最高階層ランクのフレームの基本記号を割り当てる第1ステップと、
1からqまでの値を連続的にとる整数pと関連づけられ、前のステップで割り当てられたフレームのランクより低い階層ランクを有する(r p −r p-1 )個の下層フレームの基本記号を割り当てる割当てステップとを有し、
前記割当てステップの各ステップは、
前のステップで基本記号が既に割り当てられているサブキャリアを除いて、一連番号0を有する第1サブキャリアから始まるr q-p の倍数である一連番号を有するサブキャリアに前記下層フレームの基本記号を割り当て、
他の下層フレームの基本記号を割り当てる前に前記下層フレームの全ての基本記号を割り当て、
前のステップで基本記号が割り当てられていないサブキャリアで最低の一連番号を有するサブキャリアに各下層フレームの最初の基本記号を割り当てることを特徴とするデータ送信方法。 - 各フレームの連続する基本記号は、それらの一連番号の差がKの倍数であるサブキャリアに割り当てられることを特徴とする請求項1に記載のデータ送信方法。
- 連続するフレームの割り当ては、各階層ランク内で、それらのデータのソースにおける該フレームの順序をたどることを特徴とする請求項1に記載のデータ送信方法。
- データが請求項1に記載のデータ送信方法に従って送信されており、前記OFDM記号が受信された後の当該OFDM記号の前記復調の時に、最高階層ランクのrp個のフレームに属する基本記号が、前記復調を行うためにサイズN・rpの離散フーリエ変換を用いて抽出されることを特徴とするデータ受信方法。
- 請求項1に記載のデータ送信方法により送信されるべきデータをインターリーブするためのデータインターリーブ装置であって、
1ブロック当たりにM個の基本記号のインターリーブに通じる順列を蓄積又は計算するための手段と、
前記順列に従って、各基本記号を、対応するサブキャリアに、それを変調するために、割り当てるための手段と、
を有することを特徴とするデータインターリーブ装置。 - 請求項4に記載のデータ受信方法により受信されたデータをインターリーブ解除するためのデータインターリーブ解除装置であって、
前記復調の結果として得られた基本記号を、ソースにおいてそれらがそれぞれのフレーム内にあった順序に戻すために必要とされる順列を蓄積又は計算するための手段と、
前記順列に従って、前記復調の時に対応するサブキャリアから前記基本記号を復元するための手段と、
を有することを特徴とするデータインターリーブ解除装置。 - 少なくとも1つの請求項5に記載のデータインターリーブ装置と、
少なくとも1つのOFDM変調器と、
を有することを特徴とする信号変調装置。 - 少なくとも1つのOFDM復調器と、
少なくとも1つの、請求項6に記載のデータインターリーブ解除装置と、
を有することを特徴とする信号復調装置。 - 請求項7に記載の信号変調装置と、前記信号変調装置により変調された信号を送信するための手段とを有することを特徴とするデータ送信装置。
- 請求項8に記載の信号復調装置と、前記信号復調装置により復調された信号を受信するための手段とを有することを特徴とするデータ受信装置。
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