JP3561558B2 - 運転状態表示装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、複数のユニットそれぞれの運転状態を各ユニットを構成する主要な複数の機器の運転状態と共に表示する表示装置に関するものであり、特に詳しくは吸収冷温水機用ワイヤードリモコンなどに設ける表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、図6に示したような複数台の吸収式冷温水機(以下、空調機と云う)による並列システム用のリモコン100として、ランプ(LEDを含む)類60による表示装置50を備えたものが従来から周知である。この表示装置50においては、横方向に空調機番号が割り付けられ、縦方向には表示したい項目を割り付けることで、何番目の空調機が運転しているか分かり易くしていた。
【0003】
しかし、ランプそのものには名称などの文字を書き込むことができないため、横方向の空調機番号を示す位置に数字を印刷し、縦方向の表示項目を示す位置に名称を印刷していた。また、これらがマトリックス状に割り付けられていることを明確にするため、補助線70を印刷表記していた。
【0004】
また、このリモコン100の表示部には、予め設定した最大の制御台数、例えば5台分の表示ランプなどが設置され、補助線70も最大台数の5台分が印刷されていた。このため、5台未満の空調機台数で使用する場合は、リモコン100を操作する人が意識して未使用の部分を無視するか、制御台数に対応したリモコンを製作して使用する必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のリモコン100の表示装置50を、液晶表示器に置き換えると横方向の空調機番号、縦方向の表示項目名称などの表示は印刷ではなく液晶表示となるため、必要な数だけ表示できる。例えば、最大制御台数が5台の表示装置50において、空調機を3台を接続して制御するときには4番目と5番目を表示しないので表示内容がすっきりする。しかし、位置関係を明確にする補助線70を最大制御台数に対応して予め印刷すると、制御台数が少なくても最大数の補助線70が残り、不自然になると云った問題点があり、この点の解決が課題となっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来技術の課題を解決するための具体的手段として、複数のユニットそれぞれの運転状態を各ユニットを構成する主要な複数の機器の運転状態と共に表示する表示装置において、運転状態を表示する表示部がマトリックス状に割り付けられた液晶表示手段からなると共に、各液晶表示手段に添設されてマトリックスの位置を示す補助液晶表示手段を備え、且つ、対応ユニットが実在する補助液晶表示手段は電源投入時は常時表示動作状態に設け、対応ユニットが実在しない補助液晶表示手段は電源投入時も常時非表示動作状態に設けるようにした第1の構成の運転状態表示装置と、
【0007】
前記第1の構成の運転状態表示装置において、補助液晶表示手段が水平ラインと垂直ラインとからなる第2の構成の運転状態表示装置と、
【0009】
前記第1または第2の構成の運転状態表示装置において、ユニットの番号を表示する表示部が液晶表示手段によって形成された第3の構成の運転状態表示装置と、
を提供することにより、前記した従来技術の課題を解決するものである。
【0010】
【作用】
運転状態を表示する表示部がマトリックス状に割り付けられた液晶表示手段からなると共に、マトリックスの位置を示す補助液晶表示手段を備え、さらに実在ユニットに対応する補助液晶表示手段は常時表示動作状態に設けられ、実在ユニットに対応しない補助液晶表示手段は常時非表示動作状態に設けられるので、実在ユニットに対応する補助液晶表示手段を例えば常時暗転動作させておくことによって、液晶表示手段が斑模様に暗転動作しても、動作した液晶表示手段の位置関係が容易に把握でき、運転しているユニット・機器を見間違えることがない。
【0011】
また、第3の構成の表示装置においては、ユニットの番号を表示する部分も液晶表示手段によって形成されているので、例えば5ユニットの運転状態の表示ができるように作成した表示装置に、例えば4ユニットを接続して表示するときには、1〜4ユニットに相当する部分を例えば暗転動作させて表示し、5番目のユニットの表示を行わないようにすることができるので、表示内容がすっきりする。
【0012】
【実施例】
以下、本発明を図1〜図5に基づいてさらに詳細に説明する。なお、これらの図において前記図6の符号と同一符号で示した部分は、図6によって説明したものと同様の機能を持つ部分であり、本発明の理解を妨げない範囲で説明は省略した。
【0013】
図1に示したリモコン100の液晶表面部100Aには、表面全体を領域A・B・C・Dに区分するために3本の横線40が適宜の間隔で印刷によって形成され、領域Bに本発明の表示装置50が設けられている。
【0014】
この表示装置50においては、左の部分に空調機であるユニット1、運転中2、各ユニットの主要な構成機器、例えば冷温水ポンプを意味する冷温水P3、冷却水ポンプを意味する冷却水P4の印刷表記が、図のようになされている。
【0015】
そして、ユニット1の印刷表記の右側に、所要の電圧が印加されると例えば暗転動作して[1]、[2]、[3]、[4]、[5]をそれぞれ表示することのできる、液晶表示手段からなるユニット番号表示手段5・6・7・8・9を横方向に列設すると共に、リモコン100の電源スイッチS1を投入したとき、繋がれている空調機の台数に相当する数字までが暗転動作して表示できるように、ユニット番号表示手段5・6・7・8・9の配線を行っている。また、S2は冷/暖房の指定スイッチである。
【0016】
したがって、例えば図示しない4台の空調機が接続された4ユニット制御の場合に、リモコン100の電源スイッチS1が投入されると、ユニット番号表示手段9には所定の電圧が印加されず、ユニット番号表示手段5・6・7・8にのみ所定の電圧が印加されるので、これらの液晶が暗転動作して[1]、[2]、[3]、[4]の数字がユニット1の印刷表記の右側に表示される。
【0017】
また、運転中2・冷温水P3・冷却水P4の印刷表記それぞれの右側の、ユニット番号表示手段5・6・7・8・9の下方には、所定の電圧が印加されると例えば暗転動作するタイプの液晶表示手段10をマトリックス状に配設し、且つ、液晶表示手段10それぞれに近接して、所定の電圧が印加されると例えばL字状に暗転動作するタイプの補助液晶表示手段11を配設してある。
【0018】
運転中2の印刷表記の右側に配設した液晶表示手段10は、リモコン100の電源S1が投入され、且つ、図示しない空調機の再生器で冷媒の蒸発分離作用を開始する熱源の供給(例えば、燃焼装置の起動・高温蒸気の供給など)が始まったことを示す信号を、リモコン100が空調機の例えば制御盤から入力すると、所定の電圧が印加されて暗転動作するように配線してあり、
【0019】
冷温水P3と冷却水P4の印刷表記右側に配設した液晶表示手段10は、リモコン100の電源S1が投入され、且つ、図示しないそれぞれのポンプが起動していることを示す信号をリモコン100が入力すると、所定の電圧がそれぞれに印加されて暗転動作するように配線してある。
【0020】
一方、補助液晶表示手段11は、繋がれている空調機に対応するものにだけ、リモコン100の電源S1が投入されると所定の電圧が常時印加され、電源投入中は常に暗転動作するように配線してある。
【0021】
したがって、本発明の表示装置50の場合、図1のように表示されていると、リモコン100には4台の空調機が制御可能に接続されているが、ユニット番号表示手段5・6・7・8・9の下方の液晶表示手段10は何れも暗転動作していないので、何れのユニットも駆動していないことが一目で分かる。
【0022】
そして、表示装置50が例えば図2のように表示されていると、暗転動作している液晶表示手段10はユニット番号表示手段8に対応するもののみであり、ユニット番号表示手段5・6・7に対応して配設してある補助液晶表示手段11の部分には暗転動作している液晶表示手段10がないことが一目で分かるので、運転しているユニットの番号を見間違えることがない。
【0023】
なお、領域Aには運転モード、例えば冷房運転中か暖房運転中かを点灯表示などする運転モード表示部12を設けてあり、領域Cには現在の時刻が例えばデジタル表示できる時刻表示部13を設けてあり、領域Dには図示しない延長タイマ、警告などの表示手段が適宜設置される。
【0024】
ところで、本発明は上記実施例に限定されるものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【0025】
例えば、補助液晶表示手段11としては、図3に示したように水平ライン11aと垂直ライン11bとを分離するように構成したり、水平ライン11aまたは垂直ライン11bの何れか一方で構成することも可能である。
【0026】
また、図4に示したように水平ライン11aを見掛け上連続させたり(連続しているかのように見える程間隔を詰める)、また、図5に示したように水平ライン11aを見掛け上連続させ、垂直ライン11bを短く構成することなども可能である。
【0027】
また、液晶表示手段としては、所定の電圧が印加すると明転動作するタイプのものであっても良い。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の表示装置は、運転状態を表示する表示部がマトリックス状に割り付けられた液晶表示手段からなると共に、マトリックスの位置を示す補助液晶表示手段を備え、さらに実在ユニットに対応する補助液晶表示手段は常時表示動作状態に設けられ、実在ユニットに対応しない補助液晶表示手段は常時非表示動作状態に設けられるので、実在ユニットに対応する補助液晶表示手段を例えば常時暗転動作させておくことによって、液晶表示手段が斑模様に暗転動作しても、動作した液晶表示手段の位置関係を容易に把握することが可能であり、運転しているユニット・機器を見間違えることがない。
【0029】
また、第3の構成の表示装置においては、ユニットの番号を表示する部分も液晶表示手段によって形成されているので、例えば5ユニットの運転状態の表示ができるように作成した表示装置に、例えば4ユニットを接続して表示するときには、1〜4ユニットに相当する部分を例えば暗転動作させて表示し、5番目のユニットの表示を行わないようにすることができるので、表示内容がすっきりすると云った利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のリモコンの説明図である。
【図2】リモコンの液晶表示部の説明図である。
【図3】変形実施例の液晶表示部の説明図である。
【図4】変形実施例の液晶表示部の説明図である。
【図5】変形実施例の液晶表示部の説明図である。
【図6】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 ユニット
2 運転中
3 冷温水P
4 冷却水P
5・6・7・8・9 ユニット番号表示手段
10 液晶表示手段
11 補助液晶表示手段
12 運転モード表示部
13 時刻表示部
40 横線
50 表示装置
60 ランプ類
70 補助線
100 リモコン
100A 液晶表示部
Claims (3)
- 複数のユニットそれぞれの運転状態を各ユニットを構成する主要な複数の機器の運転状態と共に表示する表示装置であって、運転状態を表示する表示部がマトリックス状に割り付けられた液晶表示手段からなると共に、各液晶表示手段に添設されてマトリックスの位置を示す補助液晶表示手段を備え、且つ、対応ユニットが実在する補助液晶表示手段は電源投入時は常時表示動作状態に設けられ、対応ユニットが実在しない補助液晶表示手段は電源投入時も常時非表示動作状態に設けられることを特徴とする運転状態表示装置。
- 補助液晶表示手段が、水平ラインと垂直ラインとからなる請求項1記載の運転状態表示装置。
- ユニットの番号を表示する表示部が、液晶表示手段によって形成された請求項1または2記載の運転状態表示装置。
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---|---|---|---|
JP17690195A JP3561558B2 (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 運転状態表示装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP17690195A JP3561558B2 (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 運転状態表示装置 |
Publications (2)
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JPH099374A JPH099374A (ja) | 1997-01-10 |
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ID=16021742
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JP17690195A Expired - Fee Related JP3561558B2 (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 運転状態表示装置 |
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JP (1) | JP3561558B2 (ja) |
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CN109556239B (zh) * | 2018-11-26 | 2021-01-19 | 奥克斯空调股份有限公司 | 一种空调控制器功能自定义的方法及空调器 |
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- 1995-06-21 JP JP17690195A patent/JP3561558B2/ja not_active Expired - Fee Related
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