JP3555854B2 - 携帯電話機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の携帯電話機の普及は目覚しいものがあり、老若男女あらゆる世代の人が便利に使用している。
【0003】
この普及の背景にあり、無視することができない点に携帯電話機の小型軽量化がある。
【0004】
すなわち、最近では、半導体技術や液晶技術等の進歩によって、従来よりも高性能の携帯電話機が従来よりも小さなサイズで実現可能となり、携帯性に優れ、非常に便利なものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、その一方で、携帯電話機の小型軽量化が進むにつれて、携帯電話機に設けられたLCD画面の表示面積も縮小し、このため、画面の文字や絵が小さく、見ずらくなってしまうという問題が発生している。
【0006】
小さな文字等の見にくさは、人によって個人差があるが、誰にでも使いやすい携帯電話機を提供するためには、携帯電話機の小型軽量化を維持しながら小さな文字等の見にくさの問題を解決する必要がある。
【0007】
また、携帯電話機の小型軽量化にともない、キー操作部も小さくなり、誤って不要な操作キーを押下してしまったり、誤操作しやすいという問題も発生している。
【0008】
本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、小型軽量化を維持しながら小さな文字等の見にくさの問題を解決し、操作キーの誤操作をなくすことができる携帯電話機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成するために、情報表示を行う表示部を有し、該表示部に表示する情報を拡大して表示するためのレンズを設け、前記携帯電話機が一体型携帯電話機であり、前記レンズが前記携帯電話機の筐体の側面に設けられたスリットに噛み合わされて設けられ、前記スリットに沿って前記レンズが移動可能であり、前記レンズが、前記スリットに沿って移動し前記携帯電話機のキー操作部上に達することによって、前記キー操作部に設けられた操作キーの操作を不可とした。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0011】
図1は、本発明による携帯電話機の第1の実施の形態を示す平面図である。
【0012】
図1を参照すると、本実施の形態の携帯電話機1は、文字や絵を表示するLCD部2と、LCD部2に表示された文字や絵が拡大された状態で使用者が見られるようにするためのレンズ3と、キー操作部6と、マイク7と、レシーバ8と、アンテナ9とを有して構成される。また、本実施の形態において、携帯電話機1は一体型携帯電話機である。
【0013】
本実施の形態では、図1に示すように、携帯電話機1のLCD部2に表示される文字や絵を拡大して見ることができるよう、LCD部2の上にレンズ3が装着してある。
【0014】
図2は、図1に示した携帯電話機1を、図1に示した方向aから見た側面図である。
【0015】
携帯電話機1の筐体には、スリット11およびスリット12が設けられており、レンズ3は、このスリット11、スリット12に噛み合わせるように装着される。また、レンズ3は、このスリット11、スリット12に沿ってスライドすることができるように構成されている。
【0016】
また、図2に示すように、携帯電話機1の筐体の側面にスリット11および12を設け、レンズ3を噛み合わせているため、レンズ3はスリットスリット11および12に沿って移動することができるが、スリットスリット11および12に対して垂直方向に外れることはない。
【0017】
図3は、図1に示した携帯電話機1を、図1に示した方向bから見た側面図である。
【0018】
図4は、図1に示した携帯電話機1において、レンズ3を図3に示す矢印Aの方向にずらした場合を示す平面図である。
【0019】
レンズ3はスリット11、スリット12に沿ってスライドさせることができるため、たとえば図3に示す矢印Aの方向にずらしたりすることができる。
【0020】
LCD部2の位置にレンズ3をスライドさせたときには、LCD部2の画面に表示される文字や絵を拡大して見ることができる。
【0021】
また、レンズ3を図3に示す矢印Aの方向にずらして、図4に示すように、キー操作部6の位置にレンズ3をスライドさせておけば、レンズ3がキー操作部6を覆うことによって操作キーを押下することができなくすることができるので、操作キーの誤操作を防止することができる。
【0022】
次に、本発明による携帯電話機の第2の実施の形態について説明する
図5は、本発明による携帯電話機の第2の実施の形態を示す側面図である。
【0023】
本実施の形態も第1の実施の形態と同様に、携帯電話機21は一体型携帯電話機である。
【0024】
本実施の形態では、図3に示した第1の実施の形態におけるスリット12の代わりに、図5に示すスリット14を設け、図2に示した第1の実施の形態におけるスリット11の代わりに、スリット14の反対面にスリット14と同じ長さのスリットを設けた。すなわち、本実施の形態ではスリットを携帯電話機21の筐体の終端にまで延長してある。
【0025】
このように構成することによって、この第2の実施の形態によれば、レンズ3はスリット14に沿って移動し、レンズ3が不要なときにはスリット14の延長方向に移動を続けることによって、レンズ3を容易に取り外すことができる。
【0026】
次に、本発明による携帯電話機の第3の実施の形態について説明する
図6は、本発明による携帯電話機の第3の実施の形態を示す平面図である。
【0027】
図6を参照すると、本実施の形態の携帯電話機31は、文字や絵を表示するLCD部32と、LCD部32に表示された文字や絵が拡大された状態で使用者が見られるようにするためのレンズ33と、キー操作部36と、マイク37と、レシーバ38と、アンテナ39とを有して構成され、レンズ33はヒンジ部34およびヒンジ部35によって携帯電話機31の筐体に取り付けられている。また、本実施の形態において、携帯電話機31は折り畳み式携帯電話機である。
【0028】
本実施の形態では、図6に示すように、携帯電話機31のLCD部32に表示される文字や絵を拡大して見ることができるよう、LCD部32の上にレンズ33が装着してある。
【0029】
図7は、図6に示した携帯電話機31を、図6に示した方向cから見た側面図である。
【0030】
図8は、図6に示した携帯電話機31において、レンズ33を図7に示す矢印Cの方向にずらした場合を示す平面図である。
【0031】
レンズ33は、ヒンジ部34およびヒンジ部35に挿入して装着され、ヒンジ部34およびヒンジ部35を支点として、図7に示す矢印Bの方向や矢印Cの方向に回転することができ、図6に示した状態から矢印Cの方向に180度回転すると、図8に示すようにキー操作部36を覆うことができるように構成されている。
【0032】
このように、レンズ33は、ヒンジ部34およびヒンジ部35を支点として回転することができるため、レンズ33をLCD部32の方に倒しておけば、LCD部2の画面に表示される文字や絵を拡大して見ることができる。
【0033】
また、レンズ33をキー操作部36の方に倒しておけば、レンズ33がキー操作部36を覆うことによって操作キーを押下することができなくすることができるので、操作キーの誤操作を防止することができる。
【0034】
図9は、図6に示した携帯電話機31を折り畳んだときの、図6に示した方向cから見た側面図である。
【0035】
携帯電話機31の折り畳みの支点もヒンジ部34とヒンジ部35であるため、レンズ33をサンドイッチ構造で折り畳むことができ、折り畳み式携帯電話機の利点であるコンパクト化を維持することができる。
【0036】
次に、本発明による携帯電話機の第4の実施の形態について説明する
図10は、本発明による携帯電話機の第4の実施の形態を示す平面図である。
【0037】
図10を参照すると、本実施の形態の携帯電話機41は、文字や絵を表示するLCD部32と、LCD部32に表示された文字や絵が拡大された状態で使用者が見られるようにするためのレンズ43と、キー操作部36と、マイク37と、レシーバ38と、アンテナ39とを有して構成され、レンズ43はヒンジ部44によって携帯電話機41の筐体に取り付けられている。また、本実施の形態において、携帯電話機41は折り畳み式携帯電話機である。
【0038】
図11は、図10に示した携帯電話機41において、レンズ43を取り外した状態を示す平面図である。
【0039】
本実施の形態では、レンズ43の回転の支点をヒンジ部44のみとし、回転の支点を1点で行う構成にした。図11に示すように、レンズ43は、ヒンジ挿入部45をヒンジ部44に挿入して構成してあるため、レンズ43が不要なときには、容易に取り外すことができる。
【0040】
図12は、本発明による携帯電話機の第5の実施の形態を示す平面図である。
【0041】
図12を参照すると、本実施の形態の携帯電話機51は、文字や絵を表示するLCD部32と、LCD部32に表示された文字や絵が拡大された状態で使用者が見られるようにするためのレンズ53と、キー操作部36と、マイク37と、レシーバ38と、アンテナ39とを有して構成され、レンズ53はヒンジ部56によって携帯電話機51の筐体に取り付けられている。また、本実施の形態において、携帯電話機51は折り畳み式携帯電話機である。ヒンジ部54および55は携帯電話機51を折り畳む際のヒンジ部である。
【0042】
図13は、図12に示した携帯電話機51において、レンズ53をキー操作部36の上部に倒した状態を示す平面図である。
【0043】
本実施の形態では、携帯電話機51を折り畳む際のヒンジ部54および55とは別のヒンジ部56を設け、レンズ53の回転の支点をヒンジ部の中央に設けたヒンジ部56とし、このヒンジ部56を支点としてレンズ53が回転することができるように構成している。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、一体型携帯電話機のLCDをレンズで覆うことによって、LCDの文字や絵が大きくなり、見やすくなる。また、一体型携帯電話機のキー操作部をレンズで覆うことによって、誤操作による不要なキー押下を防止することができる。
【0045】
また、本発明によれば、折り畳み式携帯電話機のLCDをレンズで覆うことによって、LCDの文字や絵が大きくなり、見やすくなる。また、折り畳み式携帯電話機のキー操作部をレンズで覆うことによって、誤操作による不要なキー押下を防止することができる。
すなわち、本発明によれば、小型軽量化を維持しながら小さな文字等の見にくさの問題を解決し、操作キーの誤操作をなくすことができる携帯電話機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯電話機の第1の実施の形態を示す平面図である。
【図2】図1に示した携帯電話機を、図1に示した方向aから見た側面図である。
【図3】図1に示した携帯電話機を、図1に示した方向bから見た側面図である。
【図4】図1に示した携帯電話機1において、レンズを図3に示す矢印Aの方向にずらした場合を示す平面図である。
【図5】本発明による携帯電話機の第2の実施の形態を示す側面図である。
【図6】本発明による携帯電話機の第3の実施の形態を示す平面図である。
【図7】図6に示した携帯電話機を、図6に示した方向cから見た側面図である。
【図8】図6に示した携帯電話機において、レンズを図7に示す矢印Cの方向にずらした場合を示す平面図である。
【図9】図6に示した携帯電話機を折り畳んだときの、図6に示した方向cから見た側面図である。
【図10】本発明による携帯電話機の第4の実施の形態を示す平面図である。
【図11】図10に示した携帯電話機において、レンズを取り外した状態を示す平面図である。
【図12】本発明による携帯電話機の第5の実施の形態を示す平面図である。
【図13】図12に示した携帯電話機において、レンズをキー操作部の上部に倒した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機
2 LCD部
3 レンズ
6 キー操作部
7 マイク
8 レシーバ
9 アンテナ
11、12 スリット
Claims (2)
- 情報表示を行う表示部を有し、該表示部に表示する情報を拡大して表示するためのレンズを設け、
前記携帯電話機が一体型携帯電話機であり、
前記レンズが前記携帯電話機の筐体の側面に設けられたスリットに噛み合わされて設けられ、前記スリットに沿って前記レンズが移動可能であり、
前記レンズが、前記スリットに沿って移動し前記携帯電話機のキー操作部上に達することによって、前記キー操作部に設けられた操作キーの操作を不可とする
ことを特徴とする携帯電話機。 - 情報表示を行う表示部を有し、該表示部に表示する情報を拡大して表示するためのレンズを設け、
前記携帯電話機が折り畳み式携帯電話機であり、
前記レンズが、前記携帯電話機の折り畳み時のヒンジ部に取り付けられ、該ヒンジ部を支点として回転可能であり、
前記レンズが、前記ヒンジ部を支点として回転し前記携帯電話機のキー操作部上に達することによって、前記キー操作部に設けられた操作キーの操作を不可とする
ことを特徴とする携帯電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36214899A JP3555854B2 (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 携帯電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36214899A JP3555854B2 (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 携帯電話機 |
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JP2001174717A JP2001174717A (ja) | 2001-06-29 |
JP3555854B2 true JP3555854B2 (ja) | 2004-08-18 |
Family
ID=18476070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36214899A Expired - Fee Related JP3555854B2 (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 携帯電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3555854B2 (ja) |
-
1999
- 1999-12-21 JP JP36214899A patent/JP3555854B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2001174717A (ja) | 2001-06-29 |
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