JP3555832B2 - 基地局信号時分割送信システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、基地局信号時分割送信システムに関し、特に移動通信システムにおける基地局信号時分割送信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、移動通信システムにおける無線基地局と網の接続に係る技術としては、特開平6−152601号公報(以下、従来例1という。)に開示されているものが挙げられる。従来例1は、図25に示されるような、無線基地局2000及び2001とネットワーク3000の接続状態を想定したものである。従来例1は、無線端末1000乃至1002から送られる信号は無線基地局2000において受信され、無線端末1003乃至1005から送られる信号は無線基地局2001において受信され、無線基地局2000及び2001に接続されているループ状のネットワーク3000を経由して目的の端末に対して信号を転送する機構を有している。また、従来例1に示される方式において、無線端末1000等からの信号はネットワーク3000に同報信号という形態で供給され、それぞれの無線基地局2000及び2001は宛先アドレスに基づいて信号の取り込みを行う。
【0003】
また、基地局と移動交換局との間の信号伝送について記述されたものとしては、従来、International Conference on Universal Personal Communication(ICUPC’95;p.863〜867;以下、従来例2という。)が挙げられる。従来例2は、基地局(BS)と移動交換局(MSC)の間の信号伝送をATM回線で行なうシステムについて開示したものであり、また、従来例2においては、移動局からの音声信号が、図26に示されるように、端末毎に異なるセルに分割されて転送されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来例1及び2を含め、従来の移動通信システムにおける基地局と移動交換機との間の伝送に係る技術によっては、以下に示すような問題が生じていた。
【0005】
第1に、従来技術においては、基地局と移動交換機の間の伝送手段がパケットやATM或いはフレームリレー等の間欠的な転送方式によるものであった場合、特定パケットの破棄又は消滅によって原信号を再生出来ないといった問題を有していた。
【0006】
詳しくは、基地局と移動交換機の間の伝送手段が上記したような間欠的な転送方式によるものであった時、伝送手段としてのパケット等が該伝送路の瞬時的輻輳によって破棄されたり、又は、所定の時間までに到着しなかった場合等が想定される。この場合においては、伝送されるべきパケットが得られない為に、移動端末から送られたり又は移動端末に対して送られる信号の連続性が保証されない。
【0007】
例えば、移動端末の通信形態が音声であった場合、この連続性が保証されないと言うことは、受信者である人間がその音声の不連続性を察知し得ることを意味する。
【0008】
更には、音声がビットレートの高低に関わらず実時間性の高い信号であるから、破棄されたパケット等に係る信号を再送信したとしても時間的に間に合わない。
【0009】
尚、この種の音声のとぎれを補正する方法として、「デジタル移動通信のための高能率音声符号化技術;トリケップス」の124ページに示されているような再生音のミュートという手法や直前の音声フレームを繰り返すという手法が既に知られているが、それらのいずれを用いたとしても、上記した問題を本質的に解決するものではない。
【0010】
第二に、上述したようなパケットの消失等が生じる可能性があり、その問題を解決し得る手段を有していないことから、従来技術によっては、移動端末から送られたり又は移動端末に対して送られる信号の品質が保証できないという問題があった。
【0011】
更には、移動端末の通信形態がファクシミリで用いられるような複数データであった場合、上述した音声のケースとは異なり、破棄又は消滅した信号パケットを再送信させることで受信できなかった信号パケットを得る事が可能である。しかし、このような再送信は、移動端末と基地局間を含めた伝送路に対し新たな負荷を掛けることとなり、限られた資源を有効に使用することができないという問題を新たに生じさせることとなる。
【0012】
そこで、本発明は、これら従来技術の有する問題点を克服し、基地局と移動交換機間の伝送手段として間欠的な転送方式を採用した場合においてパケットが消失等した場合であっても、移動端末に対する送受信の信号の連続性及び品質を保証すると共に、通信資源の浪費の低減を図ることのできる基地局信号時分割送信システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の発明者は、上述した従来技術の問題点、即ち、伝送手段が間欠的な転送方式を採用している場合において特定の信号パケットの破棄又は消滅が生じると原信号を再生出来ないことを解決するために、伝送される信号の形態として信号パケット間に冗長性を持たせることとした。
【0014】
即ち、本発明による基地局信号時分割送信システムは、基地局と、当該基地局に対して伝送路を介して接続される移動交換機とを備え、前記基地局と前記移動交換機間の伝送手段として間欠的な転送方式を採用した基地局信号時分割送信システムであって、前記移動交換機から前記基地局に対して信号を送信する基地局信号時分割送信システムにおいて、前記移動交換機は、前記信号を冗長化した符号を含む信号として前記基地局に対して送信する機能を備えている。
【0015】
また、本発明による他の基地局信号時分割送信システムは、基地局と、当該基地局に対して伝送路を介して接続される移動交換機とを備え、前記基地局と前記移動交換機間の伝送手段として間欠的な転送方式を採用した基地局信号時分割送信システムであって、前記基地局から前記移動交換機に対して信号を送信する基地局信号時分割送信システムにおいて、前記基地局は、前記信号を冗長化した符号を含む信号として前記移動交換機に対して送信する機能を備えている。
【0016】
更に、本発明による基地局信号時分割送信システムは、前記基地局と前記移動交換機間の伝送手段として複数の伝送路を設け、当該伝送路のどちらか、あるいは複数の伝送路に信号を転送する機能を備えている。
【0020】
このような処理を行なうことにより、移動端末から受信した信号は、基地局において復号された後に、信号パケットとして移動交換機に送られることとなるが、移動交換機に送られる単位時間当たりの信号パケットは、一つの移動端末の信号パケットで構成されずに複数の移動端末の信号パケットで構成されることになり、且つ、それぞれの信号パケットに含まれる符号は、冗長符号化されているので、基地局と移動交換機の伝送区間において信号パケットが破棄されるか又は消滅した場合であっても、移動交換機において受信した他の信号パケットを用いて、基地局で復号された信号を再生することが出来る。
【0022】
このような処理を行なうことによって、移動交換機から基地局に送られる単位時間当たりの信号パケットは、一つの移動端末の信号パケットで構成されずに複数の移動端末の信号パケットで構成されることになり、且つ、それぞれの信号パケットに含まれる符号は、冗長符号に符号化されているので、移動交換機と基地局の伝送区間において信号パケットが破棄されるか又は消滅した場合であっても、基地局において受信した他の信号パケットを用いて、移動交換機が送信した信号を再生することが出来る。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態による基地局信号時分割送信システムについて、図面を用いて説明する。
【0024】
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態による基地局信号時分割送信システムは、図1に示されるように、移動端末(図示せず)との信号の送受信を行なう基地局200と、有線の伝送路300により基地局200に接続され、基地局200との間で送受信を行なう移動交換機400とを備えている。
【0025】
基地局200は、夫々固有のエリアを割り当てられており、当該エリア内で複数の移動端末(図示せず)が同時に通信を行なうことを実現するための装置である。
【0026】
一方、移動交換機400は、一つ又は複数の基地局200と伝送路300によって接続され、一つ又は複数の基地局200のエリア内に存在する移動端末の通信を実現するための装置である。
【0027】
以下においては、まず、本実施の形態による基地局信号時分割送信システムの内、基地局200から移動交換機400に転送される信号に係る構成・動作について説明し、その後、移動交換機400から基地局200に転送される信号に係る構成・動作について説明する。
【0028】
(基地局200から移動交換機400に転送される信号に係る構成)
本実施の形態における基地局200は、図2に示されるように、分配器210、畳み込み符号復号器220〜畳み込み符号復号器229、畳み込み符号器230〜畳み込み符号器239、インタリーバ250〜インタリーバ259、パケットデータ生成器280とを有している。
【0029】
分配器210は、移動端末毎の信号を分配するためのものであり、畳み込み符号復号器220〜畳み込み符号復号器229は、夫々、対応する移動端末毎の畳み込み符号化された信号を復号するためのものである。また、畳み込み符号器230〜畳み込み符号器239は、夫々、基地局200から移動交換機400に対して送られる信号パケットの再生能力を増加させるために、対応する移動端末からの信号を再び符号化するためのものである。更に、インタリーバ250〜インタリーバ259は、夫々、畳み込み符号器230〜畳み込み符号器239の各々で生成された符号を、異なった信号パケットに分散配置させるために、複数の分割単位に分割し、並べ替えを行うためのものであり、パケットデータ280は、インタリーバ250〜インタリーバ259により並び替えられた符号から、信号パケットを生成するためのものである。
【0030】
本実施の形態における移動交換機400は、図3に示されるように、分配器410、パケット蓄積キュー420〜パケット蓄積キュー429、畳み込み符号復号器440〜畳み込み符号復号器449を備えている。
【0031】
分配器410は、基地局200より受信した信号パケットの中に含まれる個々の移動端末の符号を、それぞれの移動端末に応じて、対応する蓄積キュー420〜パケット蓄積キュー429に対して、分配するためのものである。パケット蓄積キュー420〜パケット蓄積キュー429は、夫々、対応する移動端末に係る符号であって、複数の信号パケットから分配器410によって抽出された符号を蓄積するためのものである。畳み込み符号復号器440〜畳み込み符号復号器449は、夫々、基地局200から送られてきた符号の内、対応する移動端末に係る符号を復号するためのものである。
【0032】
(移動交換機400から基地局200に転送される信号に係る構成)
移動交換機400は、図4に示されるように、畳み込み符号器730〜畳み込み符号器739、インタリーバ750〜インタリーバ759、パケットデータ780を備えている。
【0033】
畳み込み符号器730〜畳み込み符号器739は、夫々、移動交換機400から基地局200に対して送られる信号パケットの再生能力を増加させるために、畳み込み符号を行なうものであり、前述の移動端末の各々に対応している。インタリーバ750〜インタリーバ759は、夫々、畳み込み符号器730〜畳み込み符号器739の各々で生成された符号を、異なった信号パケットに分散配置させるために、複数の分割単位に分割し、並べ替えを行うためのものである。パケットデータ生成器780は、インタリーバ750〜インタリーバ759に並べ替えられた符号から、信号パケットを生成するためのものである。
【0034】
一方、基地局200は、図5に示されるように、分配器810、パケット蓄積キュー820〜パケット蓄積キュー829、畳み込み符号復号器830〜畳み込み符号復号器839、畳み込み符号器840〜畳み込み符号器849、合成器880を備えている。
【0035】
分配器810は、移動交換機400より受信した信号パケットの中に含まれる個々の移動端末の符号を、それぞれの移動端末に応じて、対応するパケット蓄積キュー820〜パケット蓄積キュー829に対して分配するためのものである。パケット蓄積キュー820〜パケット蓄積キュー829は、夫々、移動端末の各々に対応して、複数の信号パケットから分配器810により抜き出された符号を蓄積するためのものである。畳み込み符号復号器830〜畳み込み符号復号器839は、夫々、移動交換機400から送られてきた符号の内、対応する移動端末に係る符号を復号するためのものである。畳み込み符号器840〜畳み込み符号器849は、夫々、畳み込み符号復号器830〜畳み込み符号復号器839の各々によって復号された信号を、対応する移動端末に送信するために、再度、符号化するためのものである。合成器880は、畳み込み符号器840〜畳み込み符号器849の夫々から送出された符号を合成して、基地局200より送出するためのものである。
【0036】
このような構成を備えた本実施の形態による基地局信号時分割送信システムにおける動作について、前述の図面に加え、図6乃至図10を参照して説明する。尚、以下においては、移動端末から送られる信号の形態の変化を詳細に説明するために、図6として、移動端末内における構成をも示し、併せて説明する。
【0037】
移動端末100〜移動端末109は、夫々、図6に示されるような、内部機構を備えている。即ち、移動端末100は、畳み込み符号器110、インタリーバ130、送信器140とを備えており、移動端末101〜移動端末109も、夫々、畳み込み符号器111〜畳み込み符号器119、インタリーバ131〜インタリーバ139、及び送信器141〜送信器149を備えている。畳み込み符号器110は、移動端末100と基地局200の伝送区間において重畳する雑音によって信号が再生出来なくなる事を避けるために、当該信号に対して冗長度を持たせるための畳み込み符号化を行なうものである。インタリーバ130は、畳み込み符号器110によって生成された符号の位置を入れ替えるためのものである。送信器140は、インタリーバにより位置の入れ替えの行われた符号を基地局200に対して送信するためのものである。該符号を送信する送信器140を含んでいる。尚、畳み込み符号器111〜畳み込み符号器119、インタリーバ131〜インタリーバ139、及び送信器141〜送信器149は、夫々、移動端末100の備える畳み込み符号器110、インタリーバ130、及び送信器140と同一の機構を有するものである。
【0038】
以下においては、説明の便宜上、移動端末100〜移動端末109が基地局200のカバレッジエリア内で通信中であると想定する。また、移動端末100は、基地局200の内部に設けられた移動端末100用の装置、即ち畳み込み符号復号器220と畳み込み符号器230及びインタリーバ250に対応しており、移動端末101は、基地局200の内部に設けられた畳み込み符号復号器221と畳み込み符号器231及びインタリーバ251に対応しており、更に、移動端末109は、基地局200の内部に設けられた畳み込み符号復号器229と畳み込み符号器239及びインタリーバ259に対応しているものとする。
【0039】
更に、移動端末100は、移動交換機400の内部に設けられたパケット蓄積キュー420及び畳み込み符号復号器440に対応しており、移動端末101は、移動交換機400の内部に設けられたパケット蓄積キュー421及び畳み込み符号復号器441に対応しており、更に、移動端末109は、移動交換機400の内部に設けられたパケット蓄積キュー429及び畳み込み符号復号器449に対応しているものとする。
【0040】
尚、移動端末100〜移動端末109が音声通信機能を提供している場合、ユーザの音声はデジタルデータとして変換されるものとし、移動端末100〜移動端末109がデータ通信機能を提供している場合もまた、当該通信信号は、デジタルデータとして変換されるものとする。
【0041】
このような想定の下、このデジタルデータは、次のようにして、処理され、基地局200に対して送信される。移動端末100から基地局200に信号を送信する際に、移動端末100と基地局200の伝送区間において送信される信号に雑音が重畳し、当該信号が干渉を受ける場合もある。このような場合であっても、受信側である基地局200乃至は移動交換機400において正常に信号が再生出来るように、その信号に冗長性を持たせて該伝送区間に送信するという手段を講じる。この手段のために畳み込み符号器110は、図6を用いての説明でも述べたように、信号(デジタルデータに)に対して畳み込み符号化を行なう。符号化された信号は、該伝送区間におけるバースト誤り特性等の雑音特性を考慮して、その符号の位置をインタリーバ130によって変更され、送信器140から基地局200に対して送信される。
【0042】
一方、基地局200は、移動端末100からの信号を受けると、以下の様にして処理する。まず、分配器210は、受信した信号の内、移動端末100に対応する符号を移動端末100に対応する装置、即ち畳み込み符号復号器220に分配する。畳み込み符号復号器220は、移動端末100と基地局200の伝送区間上で重畳された雑音により発生しうる符号誤りを訂正し、移動端末100の内部の畳み込み符号器110の入力であるデジタルデータに復号する。
【0043】
この復号化されたデジタルデータについても、基地局200から伝送路300を経て移動交換機400に転送される間に一時的な輻輳によって信号パケットの一部が破棄されたり消滅する可能性があるのは、従来技術における課題を解決するための考察において、述べた通りである。
【0044】
そこで、本実施の形態においては、基地局200から伝送路300を経て移動交換機400に対して、移動端末100に係るデータを転送する際に、移動交換機400において、当該データを正常に再生するために以下の処理を行なうこととした。
【0045】
即ち、畳み込み符号復号器220において復号化されたデジタルデータは、畳み込み符号器230において再度符号化され、その後、インタリーバ250において、符号の順序の入れ替えを行われる。畳み込み符号器230は、特定の信号パケットの破棄或いは消滅によって移動端末100の信号が移動基地局400側において再生出来なくならないように、復号化されたデジタルデータに対して再度畳み込み符号化を行ない冗長性を持たせる。また、インタリーバ250も、畳み込み符号器230と同様に、移動基地局400側における正常な再生を確保するために、データに含まれる符号の順序を入れ替える。尚、インタリーバ250における具体的な処理及びその作用については、別図面を用いて後述する。
【0046】
また、上述の処理は、移動端末101〜移動端末109、及び夫々に関る装置においても、同様にして行われる。即ち、移動端末101に係る情報は、畳み込み符号復号器221、畳み込み符号器231及びインタリーバ251によって、上述と同様に処置され、また、移動端末109に係る情報は、畳み込み符号復号器229、畳み込み符号器239及びインタリーバ259によって、上述と同様に処置される。
【0047】
この様にして複数の移動端末100〜移動端末109の信号パケットは、パケットデータ生成器280の入力として集められ、パケットデータ生成器280によってそれぞれの移動端末の信号データが複数の信号パケットに分配され伝送路300を経て移動交換機400に送られる。
【0048】
移動交換機400においては、まず、伝送路300を経て基地局200より受信した移動端末100〜移動端末109の信号パケットを分配器410によってそれぞれの移動端末に対応した装置に対する分配が行われる。
【0049】
分配器410は、例えば、到着した信号パケットの内容の中から移動端末100に対応する符号を取り出しパケット蓄積キュー420に転送する。パケット蓄積キュー420は、移動端末100に対応する符号を蓄積した後に、それまでに受信した移動端末100の複数の符号を畳み込み符号復号器440に転送する。畳み込み符号復号器440は、パケット蓄積キュー420からの符号を受けて、基地局200と移動交換機400の伝送区間上、即ち伝送路300上において信号パケットの破棄又は消滅により発生しうる符号欠損を訂正し、移動端末100の内部の畳み込み符号器110の入力であるデジタルデータに復号する。
【0050】
これらの処理は、移動端末101〜移動端末109に係る信号に関しても同様にして、行われる。例えば、分配器410は、到着した信号パケットの内容の中から移動端末101に対応する符号を取り出しパケット蓄積キュー421に転送する。パケット蓄積キュー421は、移動端末101に対応する符号を蓄積した後に、それまでに受信した移動端末101の複数の符号を畳み込み符号復号器441に転送する。畳み込み符号復号器441は、パケット蓄積キュー421からの符号を受けて、伝送路300上での信号パケットの破棄又は消滅によって発生しうる符号欠損を訂正し、移動端末101の内部の畳み込み符号器111の入力であるデジタルデータに復号する。
【0051】
次に、基地局200内にあるインタリーバ250〜インタリーバ259における具体的な処理及びその作用について、図7を用いて詳細に説明する。
【0052】
まず、図7を用いて、各インタリーバ250〜インタリーバ259に設けられたインタリーブメモリ450の構造を説明する。各インタリーバ250〜インタリーバ259は、畳み込み符号器220〜畳み込み符号器229において符号化(生成)された符号を、インタリーブメモリ450の枠内に記述している。畳み込み符号器220〜畳み込み符号器229は、夫々、基地局200と移動交換機400の間における信号パケットの破棄或いは消滅による移動端末の信号再生を可能とするために符号化を行なっているが、更なる保証を行なうために、インタリーバ250〜インタリーバ259は、以下に示す、符号入れ替えを行なう。尚、図7には、インタリーブメモリ450内の符号が示されている。
【0053】
畳み込み符号器230〜畳み込み符号器239で符号化された符号は、符号1、符号2、符号3という順序で生成されるものとする。ここで、例えば符号1及び符号2といった隣接した符号は、互いに、複数の同一の情報ビットあるいは複数の隣接情報ビットに基づいて生成されたものである。従って、これらの隣接した符号を同一の信号パケットに含めて転送した場合に、該信号パケットの破棄又は消滅が生じると、それによって、この該符号区間に対応する情報ビット、特に、それらの符号に共通に含まれている情報ビットの再生は、不可能となる。このような再生不可能な事態を避けるため、本実施の形態においては、上述したように隣接して生成された符号を異なった信号パケットに含めて転送することとした。具体的には、畳み込み符号器によって生成された符号1乃至符号100は、符号1符号2符号3乃至符号100という順序でインタリーブメモリに書き込まれ、その一方で、符号1符号11符号21というような順序で読み出される。このように符号の順序を変更することによって隣接して生成された符号を異なった信号パケットに含めて転送することができる、即ち、符号の位置を入れ替えることができる。
【0054】
畳み込み符号器230が生成し、インタリーバ250により順序を並べ替えられた移動端末100に係る符号は、パケット生成器280に対して入力される。同様にして、畳み込み符号器231〜畳み込み符号器239が生成し、インタリーバ251〜インタリーバ259により順序を並べ替えられた移動端末101〜109に係る符号も、パケット生成器280に対して入力される。
【0055】
パケットデータ生成器280は、これらの符号を受けて、図8に示されるように、適当な分割単位に分割する。
【0056】
例えば、移動端末100に係る符号は、図8に示されるように、分割単位500〜分割単位509に分割・蓄積される。詳しくは、分割単位500には、符号1、符号11、符号21、符号31等という様に、一の位が1の順番の各符号が分配されて蓄積される。同様に、分割単位501には、符号2、符号12、符号22、符号32等というように一の位が2の順番の各符号が分配されて蓄積される。更に、分割単位502〜分割単位509には、一の位が3〜0の順番の各符号が、分配されて蓄積される。このようにすることで、分割単位500〜分割単位509のそれぞれには、隣接した符号、即ち、上述したように、互いに同じ情報ビットを含んで畳み込み符号化された符号が入らないようになる。
【0057】
同様に、移動端末101の信号は、分割単位510〜分割単位519に、移動端末102の信号は、分割単位520〜分割単位529に、並びに、移動端末109の信号は分割単位590〜分割単位599に分配される。
【0058】
次いで、各分割単位は、図9に示されるようにして、各信号パケット内に配置される。即ち、信号パケット600は、分割単位識別子601、移動端末100に係る分割単位500、移動端末101に係る分割単位510乃至移動端末109に係る分割単位590を順番に含んでいる。ここで、分割単位識別子601は、信号パケット600に含まれる分割単位の識別を示すものである。また、信号パケット610は、分割単位識別子611、移動端末100に係る分割単位501、移動端末101に係る分割単位511乃至移動端末109に係る分割単位591とを含み、同様にして、信号パケット690は、分割単位識別子691、移動端末100に係る分割単位509、移動端末101に係る分割単位519乃至移動端末109に係る分割単位599とを含む。尚、分割単位識別子611は、信号パケット610に含まれる分割単位の識別を示すものであり、分割単位識別子691は、信号パケット690に含まれる分割単位の識別を示すものである。
【0059】
このような構成を備える信号パケット600乃至信号パケット690は、図10に示されるように、夫々、異なる時間に伝送路300を経て基地局200より移動交換機400に対して転送される。
【0060】
移動交換機400は、転送されてきた信号パケット600乃至信号パケット690を受けて、各移動端末ごとに処理を行なう。即ち、信号パケットを受信すると、分配器410は、信号パケット600乃至信号パケット690内に含まれる各移動端末毎の分割単位500乃至分割単位599を、対応するパケット蓄積キュー420乃至パケット蓄積キュー429に分配する。パケット蓄積キュー420乃至429は、分配器410から受けた信号パケットを一時的に蓄積し、対応する畳み込み符号復号器440乃至畳み込み符号復号器449に出力する。畳み込み符号復号器440乃至畳み込み符号復号器449は、対応するパケット蓄積キュー420乃至429から信号パケットを受けて、夫々、復号化する。
【0061】
次に、基地局200から移動交換機400に対して伝送路300を介して信号パケットが送られる際に、その信号パケットの一部が失われた場合における各異動端末100乃至109に係る情報、即ち、各分割単位に含まれる符号の再生方法について説明する。ここでは、図11に示されるように、信号パケット620が伝送路300の瞬時的輻輳等によって破棄されたり、所定の時間までに到着しなかった場合を想定して説明する。この場合、基地局200から送出された信号パケットのうち、移動交換機400に到着する信号パケットは、言うまでもなく、信号パケット600乃至信号パケット690から信号パケット620が除かれたものである。これらの信号パケットは、移動交換機400内の分配器410によって、図8及び図9を用いて説明した手順と逆の手順で、移動端末毎の分割単位符号に分配され、対応するパケット蓄積キュー420乃至429に対して送出される。
【0062】
図12は、移動端末101に係る各分割単位及びそれらに含まれる符号を例示している。ここで、信号パケット620が失われていることから、移動端末101に係る分割単位510乃至519の内、分割単位512及びそれに含まれる符号が失われていることについては、前述の図9を用いての説明における手順と逆の手順により考えれば理解される。分割単位510、511、513、514乃至519に含まれている複数の符号は、図10に示されるように、デインタリーバ(図示せず)によって転置される。図10を参照すれば、移動端末101に係る符号の内、縦方向に配置される符号3乃至93が失われていることが理解される。しかしながら、縦方向に配置される符号2乃至92や符号4乃至94が無事に存在していることから、即ち、符号3乃至符号93と同じ情報ビットに基づいて符号化された符号が存在していることから、畳み込み符号復号器441における復号化の段階において、移動端末101の内部の畳み込み符号器111の入力であるデジタルデータに復号しうる。
【0063】
以上、基地局200から移動交換機400に対して送出される信号の形態変化について説明してきたが、移動交換機400から基地局200に対して送出される信号の形態についても図4及び図5に示される構成から同様にして理解されることは言うまでもない。
【0064】
(第2の実施の形態)
以下に、本発明の第2の実施の形態による基地局信号時分割送信システムについて、図14及び図15を用いて説明する。
【0065】
図14及び図15を参照すれば理解されるように、本実施の形態による基地局信号時分割送信システムは、上述の第1の実施の形態におけるシステムに対して、パンクチュアド符号化及び復元化に係る構成を付加した変形例である。
【0066】
本実施の形態による基地局信号時分割送信システムは、基地局200に対してパンクチュアド符号生成器240乃至パンクチュアド符号生成器249を備え、且つ、移動交換機400に対してパンクチュアド符号復元器430乃至パンクチュアド符号復元器439を備えている。
【0067】
即ち、本実施の形態における基地局200は、図14に示されるように、分配器210、畳み込み符号復号器220乃至畳み込み符号復号器229、畳み込み符号器230乃至畳み込み符号器239、パンクチュアド符号生成器240乃至パンクチュアド符号生成器249、インタリーバ250乃至インタリーバ259、及びパケットデータ生成器280を備えている。
【0068】
一方、本実施の形態における移動交換機400は、伝送路300により基地局200に接続されており、図15に示されるように、分配器410、パケット蓄積キュー420乃至パケット蓄積キュー429、パンクチュアド符号復元器430乃至パンクチュアド符号復元器439、畳み込み符号復号器440乃至畳み込み符号復号器440を備えている。
【0069】
この構成により行ないうるパンクチュアド符号化によれば、生成される符号のビット数を減少させることが可能となる。
【0070】
従って、このような構成を備えている本実施の形態によれば、伝送路300の区間における情報伝送量を削減することができる。
【0071】
尚、移動交換機400から基地局200に対して送出される信号に関しても、同様の概念により、図4及び図5に示される装置に対して、パンクチュアド符号化に係る装置を付加することにより、実現できることは、言うまでもない。
【0072】
(第3の実施の形態)
以下に、本発明の第3の実施の形態による基地局信号時分割送信システムについて、図16及び図17を用いて説明する。
【0073】
図16及び図17を参照すれば理解されるように、本実施の形態による基地局信号時分割送信システムは、上述の第1の実施の形態におけるシステムから、畳み込み符号復号器および畳み込み符号器を取り除いてなる変形例である。
【0074】
本実施の形態における基地局200は、図2における基地局から、畳み込み符号復号器220乃至畳み込み符号復号器229、及び畳み込み符号器230乃至畳み込み符号器239を除いた構成を備えている。即ち、本実施の形態における基地局200は、分配器210、インタリーバ250乃至インタリーバ259、及びパケットデータ生成器280を備えている。
【0075】
一方、本実施の形態における移動交換機400は、図3に示される移動交換機において、畳み込み符号復号器440乃至畳み込み符号復号器449に代えて、畳み込み符号復号器220乃至畳み込み符号復号器229を備えている。即ち、本実施の形態における移動交換局400は、分配器410、パケット蓄積キュー420乃至パケット蓄積キュー429、畳み込み符号復号器220乃至畳み込み符号復号器229を備えている。
【0076】
ここで、畳み込み符号復号器220乃至畳み込み符号復号器229は、夫々、対応する移動端末から送られてくる信号を、移動端末において符号化された状態から復号するものである。
【0077】
本実施の形態においては、上述の第1の実施の形態と異なり、基地局200で一旦、復号化した後、再度符号化するというステップを有しない。従って、移動交換機400が基地局200から受信する信号パケットは、各移動端末において符号化された符号を含んで構成されている。移動交換機400は、このような信号パケットを受信すると、畳み込み符号復号器220乃至畳み込み復号器229によって各々の移動端末に対応して復号する。
【0078】
このような構成とすると、基地局200における構成の簡略化が図られることとなる。
【0079】
尚、移動交換機400から基地局200に対して送出される信号に関しても、同様の概念により、図4及び図5に示される構成から見て、構成の簡略化を図ることができることは、言うまでもない。
【0080】
(第4の実施の形態)
以下に、本発明の第4の実施の形態による基地局信号時分割送信システムについて、図18及び図19を用いて説明する。
【0081】
図18及び図19を参照すれば理解されるように、本実施の形態による基地局信号時分割送信システムは、上述の第2及び第3の実施の形態におけるシステムを組み合わせた変形例である。即ち、上述の第1の実施の形態におけるシステムから、基地局における再畳み込み符号化に係る構成を取り除き、パンクチュアド符号化に係る構成を付加したものである。
【0082】
本実施の形態における基地局200は、図1における基地局から、畳み込み符号復号器220乃至畳み込み符号復号器229、及び畳み込み符号器230乃至畳み込み符号器239を除き、且つ、パンクチュアド符号生成器240乃至パンクチュアド符号生成器249を付加した構成を備えている。即ち、本実施の形態における基地局は、分配器210、パンクチュアド符号生成器240乃至パンクチュアド符号生成器249、インタリーバ250乃至インタリーバ259、及びパケットデータ生成器280を備えている。
【0083】
一方、本実施の形態における移動交換機400は、図3に示される移動交換機において、畳み込み符号復号器440乃至畳み込み符号復号器449に代えて、畳み込み符号復号器220乃至畳み込み符号復号器229を備え、且つ、パンクチュアド符号復元器430乃至パンクチュアド符号復元器439を備えている。即ち、本実施の形態における移動交換局400は、分配器410、パケット蓄積キュー420乃至パケット蓄積キュー429、パンクチュアド符号復元器430乃至パンクチュアド符号復元器439、畳み込み符号復号器220乃至畳み込み符号復号器229を備えている。
【0084】
このような構成を備えた本実施の形態においては、第2の実施の形態と比較して構成の簡略化が図られていると共に、第3の実施の形態に比較して、伝送路300を伝送する情報量の削減が図られることとなる。
【0085】
尚、移動交換機400から基地局200に対して送出される信号に関しても、同様の概念により、図4及び図5に示される装置に対して変更を加えることにより、実現できることは言うまでもない。
【0086】
(第5の実施の形態)
以下に、本発明の第5の実施の形態による基地局信号時分割送信システムについて、図20乃至図22を用いて説明する。
【0087】
図20及び図22を参照すれば理解されるように、本実施の形態による基地局信号時分割送信システムは、基地局及び移動交換機の間に中継的な機能を有する中継装置350を接続する形態を有するものである。
【0088】
基地局200は、図20に示されるように、分配器210及び畳み込み符号復号器220を備えている。分配器210は、移動端末100からの信号を対応する装置、即ち畳み込み符号復号器220に対して分配する。畳み込み符号復号器220は、分配器からの信号(符号)を受けて、符号の復号化を行ない、移動端末100内部の畳み込み符号器110の入力であるデジタルデータに復号する。この符号・復号化により、移動端末100と基地局200との間の伝送区間上で、送信信号に重畳された雑音により発生した符号誤りがあったとしても、訂正されることとなる。畳み込み符号復号器220により複合化されたデジタルデータは、伝送路310を通じて、中継装置350に対して送出される。基地局201は、基地局200と同様にして、移動端末101にかかる信号を伝送路311を通じて中継装置350に対して送出する。
【0089】
中継装置は、図21に示されるように、分配器351、畳み込み符号器230及び畳み込み符号器231、インタリーバ250及びインタリーバ251、並びにパケットデータ生成器280を備えている。このような構成を備えた中継装置350は、基地局200及び基地局201から信号を受信すると、夫々の基地局から受信した信号を次のような手順により処理する。
【0090】
即ち、基地局200又は基地局201から信号を受けると、分配器351は、夫々、対応する装置、即ち畳み込み符号器230又は畳み込み符号器231に対して信号を分配する。畳み込み符号器230及び231、並びにインタリーバ250及び251は、中継装置350から移動交換機400に対して伝送路300を介して信号伝送する際に、一時的な輻輳などにより信号パケットの一部が消滅などした場合であっても移動交換機400側で正常な再生を行ないうるように、畳み込み符号化をし、符号化して得られる符号の並び替えを行なう。パケットデータ生成器280は、インタリーバ250及び251から受けた符号を、前述のように、信号パケットにして、移動交換機400に対して送出する。
【0091】
移動交換機400は、図22に示されるように、分配器410、パケット蓄積キュー420及びパケット蓄積キュー421、並びに畳み込み符号復号器440及び畳み込み符号復号器441を備えており、第1の実施の形態における移動交換機と同様にして、夫々の移動端末にかかるデータを復号する。
【0092】
尚、移動交換機400から基地局200に対して送出される信号に関しても、同様に概念により、図4及び図5に示される装置に対して変更を加えることにより、実現できることは、言うまでもない。
【0093】
また、本実施の形態においては、基地局において復号化し、中継装置において、再度符号化することとして説明してきたが、基地局において、復号化した後、再度符号化し、中継装置に送出し、中継装置においては、前述の符号化を行なわないものとしても良い。更に、基地局において、復号化を行なわずに中継装置に対して伝送し、中継装置において復号化した後、再度符号化するものとしても良い。
【0094】
(第6の実施の形態)
以下に、本発明の第6の実施の形態による基地局信号時分割送信システムについて、図23及び図24を用いて説明する。
【0095】
図23及び図24を参照すれば理解されるように、本実施の形態による基地局信号時分割送信システムは、上述の第3の実施の形態において、基地局200および移動交換機400の間に複数の伝送路300及び301を接続したものである。
【0096】
本実施の形態における基地局200は、図23に示されるように、分配器210、インタリーバ250乃至259により、上述の第3の実施の形態と同様にして処理し、更に、パケットデータ生成器280によって、伝送路300および伝送路301のどちらか、あるいは複数の方路に信号パケットを転送する。
【0097】
一方、本実施の形態における移動交換機400は、図24に示されるように、複数の伝送路300及び301を介して伝送されてきた信号を受けて、分配器410、パケット蓄積キュー420乃至パケット蓄積キュー429、並びに畳み込み符号復号器220乃至畳み込み符号復号器229により、第3の実施の形態と同様に処理する。
【0098】
このような構成を備えた本実施の形態においては、夫々の信号パケットを空間的に異なる伝送路に送ることができることから、信号パケットの消失確率を異ならせることが出来る。
【0099】
尚、移動交換機400から基地局200に対して送出される信号に関しても、同様に概念により、図4及び図5に示される装置に対して変更を加えることにより、実現できることは、言うまでもない。
【0100】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、基地局と移動交換機との間で転送される信号パケット等の伝送担体に含まれるデータが冗長性を有しているために、例えば、それらパケットの一部が消失等しても他のパケットによって原信号が再生できる。従って、本発明によれば、基地局と移動交換局の間の伝送手段がパケットやATMあるいはフレームリレー等の間欠的な転送方式によるものであり、その上で、該パケット等が伝送路の瞬時的輻輳によって破棄されたり又は所定の時間までに到着しなかった場合であっても、移動端末から送られてきた、又は、移動端末に対して送られる信号の連続性が保証でき、信号の実時間性が保証できる。
【0101】
また、本発明によれば、上述の同様に理由により、基地局と移動交換機の間で、伝送手段として、間欠的な転送方式により、伝送が行なわれ、その伝送上において、該パケット等が破棄等された場合であっても、移動端末から送られた、又は移動端末に送られる信号の品質性が保証でき、信号再送等を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による基地局信号時分割送信システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態における基地局の送信に係る構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態における移動交換機の受信に係る構成を示すブロック図である。
【図4】第1の実施の形態における移動交換機の送信に係る構成を示すブロック図である。
【図5】第1の実施の形態における基地局の受信に係る構成を示すブロック図である。
【図6】第1の実施の形態における各移動端末の構成を示すブロック図である。
【図7】インタリーバの備えるインタリーブメモリの構成及び符号の配置を示すブロック図である。
【図8】各分割単位に含まれる符号を示す図である。
【図9】各信号パケットに対する分割単位の分配及びその構成を示す図である。
【図10】信号パケットの送出順序例を示す図である。
【図11】図10に示される送出順序例に従って送出した場合における特定の信号パケットの欠損例を示す図である。。
【図12】図11における特定の信号パケット欠損に伴い特定の分割単位欠損の状態を示す図である。
【図13】図12に示されるような特定の分割単位が欠損した場合における有効符号等を示す図である。
【図14】第2の実施の形態における基地局の構成を示すブロック図である。
【図15】第2の実施の形態における移動交換機の構成を示すブロック図である。
【図16】第3の実施の形態における基地局の構成を示すブロック図である。
【図17】第3の実施の形態における移動交換機の構成を示すブロック図である。
【図18】第4の実施の形態における基地局の構成を示すブロック図である。
【図19】第4の実施の形態における移動交換機の構成を示すブロック図である。
【図20】第5の実施の形態における基地局の構成を示すブロック図である。
【図21】第5の実施の形態における中継装置の構成を示すブロック図である。
【図22】第5の実施の形態における移動交換機の構成を示すブロック図である。
【図23】第6の実施の形態における基地局の構成を示すブロック図である。
【図24】第6の実施の形態における移動交換機の構成を示すブロック図である。
【図25】従来の技術を示す図である。
【図26】従来の技術を示す図である。
【符号の説明】
100〜109 移動端末
110〜119 畳み込み符号器
130〜139 インタリーバ
140〜149 送信器
200 基地局
201 基地局
210 分配器
211 分配器
220〜229 畳み込み符号復号器
230〜239 畳み込み符号器
240〜249 パンクチュアド符号生成器
250〜259 インタリーバ
280 パケットデータ生成器
300,301 伝送路
310,311 伝送路
350 中継装置
351 分配器
400 移動交換機
410 分配器
420〜429 パケット蓄積キュー
430〜439 パンクチュアド符号復元器
440〜449 畳み込み符号復号器
450,460 インタリーブメモリ
500〜509 分割単位
510〜519 分割単位
600〜690 信号パケット
601〜691 分割単位識別子
730〜739 畳み込み符号器
750〜759 インタリーバ
780 パケットデータ生成器
810 分配器
820〜829 パケット蓄積キュー
830〜839 畳み込み符号復号器
840〜849 畳み込み符号器
880 合成器
Claims (12)
- 伝送路を介して基地局と移動交換機とが接続され、前記基地局と前記移動交換機との間で転送される信号がパケット形態を成す移動通信システムであって、
前記移動交換機は、異なる移動端末に対するデジタルデータを入力して畳み込み符号化する複数の畳み込み符号器と、
前記複数の畳み込み符号器のそれぞれに対応して備えられ、前記複数の畳み込み符号器が出力する符号の位置をそれぞれ置換して出力する複数の位置置換手段と、
前記複数の位置置換手段各々の出力の一部を集めて順次信号パケットを生成し、前記伝送路を介して前記基地局に送信するパケット生成ユニットとを有し、
前記基地局は、受信した前記信号パケットに対して前記パケット生成ユニットでの処理を復元して出力する分配手段と、
前記分配手段からの出力を入力して、前記複数の位置置換手段により置換された符号を元の位置に戻すとともに、前記移動交換機から転送された畳み込み符号化された符号を畳み込み復号化する複数の符号復号器と、
前記複数の符号復号器の出力を合成し、複数の前記移動端末に対して送出する送出手段とを有することを特徴とする移動通信システム。 - 伝送路を介して基地局と移動交換機とが接続され、前記基地局と前記移動交換機との間で転送される信号がパケット形態を成す移動通信システムであって、
前記基地局は、異なる移動端末からのデジタルデータを同時に受信することのできる受信手段と、
前記受信した異なる移動端末からのデジタルデータをそれぞれ入力して畳み込み符号化する複数の畳み込み符号器と、
前記複数の畳み込み符号器毎のそれぞれに対応して備えられ、前記複数の畳み込み符号器が出力する符号の位置をそれぞれ置換して出力する複数の位置置換手段と、
前記複数の位置置換手段各々の出力の一部を集めて順次信号パケットを生成し、前記伝送路を介して前記移動交換機に送信するパケット生成ユニットとを有し、
前記移動交換機は、受信した前記信号パケットに対して前記パケット生成ユニットでの処理を復元して出力する分配手段と、
前記分配手段からの出力を入力して、前記複数の位置置換手段により置換された符号を元の位置に戻すとともに、前記基地局から転送された畳み込み符号化された符号を畳み込み復号化する複数の符号復号器とを有することを特徴とする移動通信システム。 - 伝送路を介して基地局と移動交換機とが接続され、前記基地局と前記移動交換機との間で転送される信号がパケット形態を成す移動通信システムであって、
前記移動交換機は、異なる移動端末へのデジタルデータを入力して畳み込み符号化する複数の畳み込み符号器と、
前記複数の畳み込み符号器のそれぞれに対応して備えられ、前記複数の畳み込み符号器が出力する符号の位置をそれぞれ置換して出力する複数の位置置換手段と、
前記複数の位置置換手段各々の出力の一部を集めて順次信号パケットを生成し、前記伝送路を介して前記基地局に送信するパケット生成ユニットとを有し、
前記基地局は、受信した前記信号パケットに対して前記パケット生成ユニットでの処理を復元して出力する分配手段と、
前記分配手段からの出力を入力して、前記複数の位置置換手段により置換された符号を元の位置に戻す位置復元手段と、
前記複数の位置復元手段から出力された符号をそれぞれ畳み込み復号器を有する移動端末に対して送信する送信手段とを有することを特徴とする移動通信システム。 - 伝送路を介して基地局と移動交換機とが接続され、前記基地局と前記移動交換機との間で転送される信号がパケット形態を成す移動通信システムであって、
前記基地局は、異なる移動端末からの畳み込み符号化された符号を同時に受信することのできる受信手段と、
前記受信した畳み込み符号化された符号の位置をそれぞれ置換して出力する複数の位置置 換手段と、
前記複数の位置置換手段各々の出力の一部を集めて順次信号パケットを生成し、前記伝送路を介して前記移動交換機に送信するパケット生成ユニットとを有し、
前記移動交換機は、受信した前記信号パケットに対して前記パケット生成ユニットでの処理を復元して出力する分配手段と、
前記分配手段からの出力を入力して、前記複数の位置置換手段により置換された符号を元の位置に戻すとともに、前記基地局から転送された畳み込み符号化された符号を畳み込み復号化する複数の符号復号器とを有することを特徴とする移動通信システム。 - 前記基地局と前記移動交換機間の伝送手段として複数の伝送路を設け、当該伝送路のいずれか一つ、あるいは複数の伝送路に信号を転送する機能を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1の請求項に記載の移動通信システム。
- 前記基地局と前記移動交換機との間で伝送される前記畳み込み符号において、前記畳み込み符号器の符号化率によって生成符号を変化させたり、或いは前記畳み込み符号器により生成された符号のビット数を減少させることが前記基地局毎及び/又は時間的に可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1の請求項に記載の移動通信システム。
- 伝送路を介して基地局と移動交換機とが中継装置を挟んで接続され、前記中継装置と前記移動交換機との間で転送される信号がパケット形態を成す移動通信システムであって、
前記移動交換機は、異なる移動端末に対するデジタルデータを入力して畳み込み符号化する複数の畳み込み符号器と、
前記複数の畳み込み符号器のそれぞれに対応して備えられ、前記複数の畳み込み符号器が出力する符号の位置をそれぞれ置換して出力する複数の位置置換手段と、
前記複数の位置置換手段各々の出力の一部を集めて順次信号パケットを生成し、前記伝送路を介して前記中継装置に送信するパケット生成ユニットとを有し、
前記中継装置は、受信した前記信号パケットに対して前記パケット生成ユニットでの処理を復元して出力する分配手段と、
前記分配手段からの出力を入力して、前記複数の位置置換手段により置換された符号を元の位置に戻すとともに、前記移動交換機から転送された畳み込み符号化された符号を畳み込み復号化する複数の符号復号器と、
前記複数の符号復号器の出力を合成し、前記基地局を介して複数の前記移動端末に対して送出する送出手段とを有することを特徴とする移動通信システム。 - 伝送路を介して基地局と移動交換機とが中継装置を挟んで接続され、前記中継装置と前記移動交換機との間で転送される信号がパケット形態を成す移動通信システムであって、
前記中継装置は、異なる移動端末からのデジタルデータを、前記基地局を介して同時に受信することのできる受信手段と、
前記受信した異なる移動端末からのデジタルデータをそれぞれ入力して畳み込み符号化する複数の畳み込み符号器と、
前記複数の畳み込み符号器毎のそれぞれに対応して備えられ、前記複数の畳み込み符号器が出力する符号の位置をそれぞれ置換して出力する複数の位置置換手段と、
前記複数の位置置換手段各々の出力の一部を集めて順次信号パケットを生成し、前記伝送路を介して前記移動交換機に送信するパケット生成ユニットとを有し、
前記移動交換機は、受信した前記信号パケットに対して前記パケット生成ユニットでの処理を復元して出力する分配手段と、
前記分配手段からの出力を入力して、前記複数の位置置換手段により置換された符号を元の位置に戻すとともに、前記中継装置から転送された畳み込み符号化された符号を畳み込み復号化する複数の符号復号器とを有することを特徴とする移動通信システム。 - 伝送路を介して基地局と移動交換機とが中継装置を挟んで接続され、前記中継装置と前記移動交換機との間で転送される信号がパケット形態を成す移動通信システ ムであって、
前記移動交換機は、異なる移動端末へのデジタルデータを入力して畳み込み符号化する複数の畳み込み符号器と、
前記複数の畳み込み符号器のそれぞれに対応して備えられ、前記複数の畳み込み符号器が出力する符号の位置をそれぞれ置換して出力する複数の位置置換手段と、
前記複数の位置置換手段各々の出力の一部を集めて順次信号パケットを生成し、前記伝送路を介して前記中継装置に送信するパケット生成ユニットとを有し、
前記中継装置は、受信した前記信号パケットに対して前記パケット生成ユニットでの処理を復元して出力する分配手段と、
前記分配手段からの出力を入力して、前記複数の位置置換手段により置換された符号を元の位置に戻す位置復元手段と、
前記複数の位置復元手段から出力された符号をそれぞれ畳み込み復号器を有する移動端末に対して前記基地局を介して送信する複数の送信手段とを有することを特徴とする移動通信システム。 - 伝送路を介して基地局と移動交換機とが中継装置を挟んで接続され、前記中継装置と前記移動交換機との間で転送される信号がパケット形態を成す移動通信システムであって、
前記中継装置は、異なる移動端末から前記基地局を介して畳み込み符号化された符号を同時に受信することのできる受信手段と、
前記受信した畳み込み符号化された符号の位置をそれぞれ置換して出力する複数の位置置換手段と、
前記複数の位置置換手段各々の出力の一部を集めて順次信号パケットを生成し、前記伝送路を介して前記移動交換機に送信するパケット生成ユニットとを有し、
前記移動交換機は、受信した前記信号パケットに対して前記パケット生成ユニットでの処理を復元して出力する分配手段と、
前記分配手段からの出力を入力して、前記複数の位置置換手段により置換された符号を元の位置に戻すとともに、前記中継装置から転送された畳み込み符号化された符号を畳み込み復号化する複数の符号復号器とを有することを特徴とする移動通信システム。 - 前記中継装置と前記移動交換機間の伝送手段として複数の伝送路を設け、当該伝送路のいずれか一つ、あるいは複数の伝送路に信号を転送する機能を有することを特徴とする請求項7乃至請求項10のいずれか1の請求項に記載の移動通信システム。
- 前記中継装置と前記移動交換機との間で伝送される前記畳み込み符号において、前記畳み込み符号器の符号化率によって生成符号を変化させたり、或いは前記畳み込み符号器により生成された符号のビット数を減少させることが前記中継装置毎及び/又は時間的に可能であることを特徴とする請求項7乃至請求項10のいずれか1の請求項に記載の移動通信システム。
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