JP3551011B2 - 電気掃除機の吸口体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は電気掃除機の吸口体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気掃除機に使用されている吸口体には、一端を吸口体の後方に回動可能に接続され他端を上方に向かって略L字形に曲げられたケーシングと、このケーシングに接続され周方向に回動可能に接続された吸口継手とを有する接続管が配設され、手元操作部のひねり動作により吸口がそれぞれ左右に約90°回転するように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の吸口体では、略L字形に曲げられたケーシングの他端が上方に向かって曲げられ、この部分に吸口継手が接続されるように構成されていたので、吸口体の高さ方向寸法が大きくなってしまい、ベッドの下やソファーの下といった場所に吸口体を入れることができず、操作性が悪かった。
【0004】
また、略L字形に曲げられたケーシングの一部を別部材で形成していたので、組立性が悪かった。さらに、吸口体の下面に刷毛が配設されておらず、木床等を拭くことができなかった。
【0005】
そこで本発明の目的は、手元操作部のひねり動作で吸口が回転するという操作性を維持しながら、吸口体の高さ方向寸法を小さくし、かつ操作性,組立性を向上させた電気掃除機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の特徴とするところは、下面に吸込口を有する吸口本体と、一端が該吸口本体に接続され、他端が延長管を介してホース手元部に接続され、該ホース手元部のひねり動作で前記吸口本体を左右方向にそれぞれ略90度回転可能な自在継手部とを有し、前記自在継手部は、該吸口本体に対して高低方向に回動自在なケーシングと、一端が該ケーシングに対して左右方向に回動自在に接続され、他端が延長管を介してホース手元部に接続される吸口継手とを有し、前記吸口本体の下方には、該吸口本体を横方向に移動させた際に回転する横移動用車輪と、木床を拭くための刷毛と、前記横移動用車輪を軸支するとともに前記刷毛を有し、かつ前記ケーシングが上方へ回動することによって前記横移動用車輪及び前記刷毛を前記吸口本体の下面より突出させる車輪ベースを配設したことにある。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の一例を添付の図面を参照して説明する。
【0008】
図17に本発明の一実施例に係る電気掃除機の外観の斜視図を示しており、 1501は制御回路や電動送風機等が内蔵された掃除機本体、1502は掃除機本体1501の吸込口部に接続されたホース、1503は使用者が握るとともに一端側にホースを接続するホース手元部、1504はホース手元部1503の他端側に接続された延長管、1505は延長管1504に接続された吸口体、1506はホース手元部1503に設けられたスイッチ操作部を示している。
【0009】
次に本発明にかかる電気掃除機の動作について説明すると、掃除機の使用者がホース手元部1503に設けられたスイッチ操作部1506を操作すると、掃除機本体1501に内蔵されている制御回路を介して掃除機を制御するようにしている。
【0010】
吸口体1505は塵埃を吸い込むための吸込口116を備えた吸口本体101と、吸口本体101を延長管1504に連結し、延長管1504を介して伝達されるホース手元部1503の動きに対して常に吸口本体101の底面を床面に接するように動作するとともに、吸口本体101から吸い込んだ塵埃を含んだ空気流が延長管1504に導かれるように連通する自在継手部118とで構成される。
【0011】
自在継手部118は吸口体1505を中心にして、ホース手元部1503の高低方向Yと、左右方向Xに回転可能に連結するとともに、ホース手元部1503のひねり動作の回転P1をそのまま吸口本体101の回転P2に伝達する機構を備えている。
【0012】
本実施例では、自在継手部118を、吸口本体101に回動自在に取り付けられ高低方向Yの回転を可能にするケーシング203と、一端を延長管1504に取り付けられ、他端をケーシング203と左右方向Xの回転を可能にするように取り付けられる吸口継手104とから構成している。
【0013】
このようにすることで、ホース手元部1503の操作により吸口体1505の方向を変えることができる。
【0014】
すなわち、ホース手元部1503を90度(回転P1)ひねることにより、吸口体1505を図17の点線に示すように90度(回転P2)回転させることができる。
【0015】
この状態で通常の前後方向の操作を行えば、吸口本体101の短手方向の幅の隙間まで掃除する事ができる。
【0016】
またこの状態で吸口本体101の前縁を壁際に接触させ、ホース手元部1503を通常の前後方向に移動させる動作をすると、吸口本体101は壁面に沿って移動するので壁際の床面清掃を効率的に行うことができる。
【0017】
次に吸口体1505の構造について、図1〜図16を用いて説明する。
【0018】
図1は本発明の一実施例に係る吸口本体101の下面図、図2は吸口本体101 の上面図、図3は吸口本体101の前面図、図4は図2において上ケース201を外した状態の上面図、図5は図1におけるA−A断面図、図6は自在継手部 118の下面図、図7,図8は図1におけるB−B断面図、図9(a),(b)はケーシング203の下面図と側面図、図10(a),(b)は継手カバー105の断面図と下面図、図11(a),(b),(c)は継手固定部材501の下面図と断面図、図12,図13は図1におけるE−E断面図、図14は前車輪106の断面図、図15は吸口体1505を吸口継手104を持ってぶら下げた状態の側面図、図16は図1におけるF−F断面図である。
【0019】
吸口本体101は、その略中央の高さの位置で上下に二分割されており、外郭を形成する下ケース102と、この下ケース102の上部に配設される上ケース201とにより形成されている。
【0020】
下ケース102と上ケース201とが接触する位置の外周には、気密を保持するとともに家具等への傷付きを防止するバンパー103が取り付けられている。
このバンパー103は水添スチレンブタジエンラバーとポリプロピレンのアロイを基材としてフッ素樹脂パウダーとシリコーンオイルを添加した高摺動樹脂より形成されており、壁際掃除等で衝撃吸収バンパーが壁面と接触したときの高摺動性を確保している。
【0021】
本実施例では、フッ素樹脂パウダーとしてテトラフロロエチレンを5%、シリコーンオイルを5%、基材に添加しているが、必要とされる摺動性能によりフッ素樹脂パウダーを2〜20%、シリコーンオイルを2〜20%の間で調整してもよい。
【0022】
また、フッ素樹脂パウダーとしてパーフロロアルコキシ,フッ化エチレンプロピレン,フッ化エチレンプロピレンエーテル等を用いても良い。
【0023】
さらに、摺動性を得るための添加材として、タルク,チタン酸カルシウム,グラファイト,二硫化モリブデン等の無機滑材や、ワックス,有機脂肪酸金属塩,脂肪酸アミド等の有機滑材を基材に添加してもよい。
【0024】
また、基材としては上述のもののほかに、ナイロン12エラストマー,ポリウレタンエラストマー,ポリエステルエラストマー,ポリオレフィンエラストマー,ポリスチレンエラストマー,軟質ポリエチレン等を用いてもよい。
【0025】
なお、ナイロン12エラストマーは単独でも摺動性があり、添加材を加えず単独で使用してもよい。
【0026】
以上のようにバンパー103は、高摺動性材料より形成されているので、壁際での掃除時等、衝撃吸収バンパー103を壁に接触させながら吸口体1505を移動させるときの操作性を向上することができる。
【0027】
吸口本体101の後方には自在継手部118が配設されている。
【0028】
自在継手部118は略筒形状のケーシング203と吸口継手104、及び、継手カバー105,継手固定部材501より構成されている。
【0029】
ケーシング203にはケーシングフランジ部502とケーシング筒部503が形成され、吸口継手104には継手フランジ部504と継手筒部505が形成されている。
【0030】
また、図10に示すように、継手カバー105には、略コの字形状の継手固定部506と固定凹部1001が形成されている。
【0031】
さらに図11に示すように、継手固定部材501には継手抑え部507とネジボス受け部1101が形成されている。
【0032】
そして、ケーシング203のケーシング筒部503に吸口継手104の継手筒部505を挿入し、ケーシング203のケーシングフランジ部502と吸口継手104の継手フランジ部504を継手カバー105の継手固定部506に挿入しながら図5のA方向へ継手カバー105をはめ込む。
【0033】
その後、継手固定部材501を、そのネジボス受け部1101を継手カバー 105の固定凹部1001にはめ込みながら、ケーシング203のネジボス901 にはめ込み、ケーシング203にネジ止めすることで、ケーシング203と吸口継手104が図5のB及びC方向について固定され、D軸周りに回動可能に配設され、また、継手カバー105がケーシング203に対して固定される。
【0034】
このような構成とすることで、ケーシング筒部503,継手筒部505により良好な回動性を確保するとともに、ケーシングフランジ部502,継手フランジ部504のほぼ全周を継手固定部506と継手抑え部507によって挟みこんでいるので、高強度を確保することが出来る。
【0035】
また、ネジ601を外すことで吸口継手部118を分解することができるので、万が一流路内にゴミが詰まっても取り除くことができる。
【0036】
さらに、吸口継手104をケーシング203の下方に配設しているので、吸口体1505の高さ方向寸法を小さくすることが出来、ベッドやソファーの下などを掃除することが出来る。
【0037】
ケーシング203の吸口本体101側の部分には、図4に示す水平回転軸402 回りの回転を可能にする一対の回転筒部902を設けている。
【0038】
そして、上ケース201,下ケース102にそれぞれ回転軸受部701,702 を設け回転筒部902を回転軸受部701,702で挟み込むことにより、ケーシング203を吸口本体101に対し水平回転軸402回りに回動自在に連結している。
【0039】
水平回転軸402は、吸口体の矩形枠内であって、かつ吸口体の長手方向の後側端部102aよりも前側になるように配設している。
【0040】
これにより、吸口体のバランスが良好となり、吸口体を掃除面から持ち上げた際、不用意に吸口体が水平回転軸402回りに回動することなく、持ち上げ時の吸口体と接続管との角度を保持できるので、操作性が向上する。
【0041】
下ケース102には、吸口本体101を前後方向に移動させるとともに、吸口本体101の下面と掃除面との間に一定間隔を保つように一対の前車輪106と後車輪107が配設されている。
【0042】
前車輪106は、その回動軸が吸口本体101の長手方向に対して約30°の角度をもって配設されている。
【0043】
このようにすることで、吸口体1505が長手方向と短手方向のどちらの方向に操作されても、前車輪106は常に回転しているので、前車輪106の外周が偏摩耗することなく一様に摩耗していくため、操作時のゴロゴロ音を抑えることが出来る。
【0044】
また、前車輪106は図14に示すようにタイヤ部1401と軸受部1402より構成されており、タイヤ部1401は高摺動,高耐摩耗性の材料より形成されている。
【0045】
こうすることで、いかなる掃除面においても良好な走行性を確保することが出来、さらに前車輪106の耐久性を維持することができ、また掃除面への傷付きを防ぐことが出来る。
【0046】
また、水平回転軸402は、前車輪106と横移動用車輪108の間になるように位置させている。これは吸口体を横方向(吸口体の長手方向)に移動させた際、接続管に伝わってきた使用者の操作力が前車輪106と横移動用車輪108とに分散するようにするためである。これにより、吸口体を横方向に移動させた際の操作力を低減できると共に、前車輪106と横移動用車輪108の摩耗を防止することができる。
【0047】
本実施例においては、POMにて軸受部1402を成形し、ポリテトラフロロエチレンより形成されたチューブを軸受部1402に圧入することにより、前車輪106を形成しているが、軸受部1402の周囲にテトラフロロエチレン系の材料で二次成形によりタイヤ部1401を形成してもよいし、またタイヤ部1401,軸受部1402を一体にテトラフロロエチレン系の材料で形成してもよい。
【0048】
また下ケース102には、自在継手部118の両側に、後車輪107に対してほぼ直角に軸支されている横移動用車輪108と拭きハケ109を有する、一対の車輪ベース110が出没可能に軸支されている。
【0049】
車輪ベース110はばね1601により下方に付勢されており、吸口体1505が短手方向に操作されている時、すなわち図5において角度αが約25°〜80°の間にある時は、車輪ベース110に形成された回動規制突起801がケーシング203に形成された回動規制リブ904で係止されて車輪ベース110の回動範囲が規制され、木床上において横移動用車輪108が約1.5mm 浮いている状態を最下位置として、車輪ベース110が出没可能なように設定されている。
【0050】
また、吸口体1505が長手方向に操作されている時、すなわち図5において角度αが約90°である時には、車輪ベース110に形成された回動規制突起 801とケーシング203に形成された回動規制リブ904の係止が外れ、ケーシング203に形成された車輪出没突起903が車輪ベース110を下方へ押し出して、車輪ベース110が下ケース下面に出張り、角度αが最大となった時に、後車輪107が約2mm床面より浮上するように設定されている。
【0051】
このようにすることで、吸口体1505を長手方向に移動させるときにはケーシング203はほぼ最上部まで回動している、すなわち角度αが最大となるので、後車輪107が床面より浮上し、かわって、後車輪107に対してほぼ直角に軸支されている横移動用車輪108が接地するので、長手方向に移動させたときでも良好な走行性を得ることができる。
【0052】
また、吸口体1505が短手方向に操作されている時には、横移動用車輪108 は床面と約1.5mm 以上の間隔を有して浮上しているので、操作時の抵抗にならず、良好な操作性を維持することが出来る。
【0053】
また、下ケース102の略中央には吸込口116が形成されており、その左右には略半円弧形状の断面を有する吸込流路112が形成されている。
【0054】
さらに下ケース102の側面には吸込開口115を有し、また両側近傍には、吸込流路112に連通する導風溝114と導風口113が形成されている。
【0055】
吸込流路112前方には圧力制御板111が配設され、吸込流路112の後方には拭きハケ117が配設されている。
【0056】
上ケース201には吸気口202が形成されている。
【0057】
吸口本体101の内部には導風口113と吸気口202を連通させる吸気流路401が形成され、吸気流路401の中途には遮蔽リブ1201が形成されている。
【0058】
また、遮蔽リブ1201に対向し、かつ車輪ベース110一体に遮蔽板1202が形成されている。
【0059】
次にこの吸口体の集塵方法について説明する。
【0060】
木床上においては、図13のように拭きハケ109および117が木床面に当接し、吸口本体101を前後方向に動かすことにより木床上を拭くことができる。この拭きハケ109および117は図1に示すようにずれて配設している。本実施の形態では、吸口体の操作方向(進行方向)に対し拭きハケ117が前側に、拭きハケ109が後側になるように配設している。これにより、吸口体を横方向に移動させた際、拭きハケ109および117によって幅広く木床上を拭くことができる。
【0061】
この時、吸気流路401は遮蔽リブ1201と遮蔽板1202によって図13に示すようにほとんど閉じられているので、導風口113から吸込流路112には風はほとんど流れず、吸込流路112内の静圧が上昇し適正な集塵性能が得られる。
【0062】
また、本実施例では拭きハケ109及び117は連続的に毛が織り込まれているので吸込流路112内の静圧を保つ効果がある。
【0063】
なお、本実施例では拭きハケ109および117は連続的にやわらかな毛が織り込まれているハケ材としたが、起毛布やペーパータオル等でも良い。
【0064】
次に絨毯上での集塵方法について説明すると、絨毯上では絨毯の毛足に前車輪106,後車輪107が沈み込むため拭きハケ109は図12の位置まで上昇する。
【0065】
この時、遮蔽リブ1201と遮蔽板1202の関係は図12に示すようになるので吸気流路401が開かれ、導風口113から吸込流路112に上方流1203が流れ込み、同時に導風溝114から下方流1204が流れ込む。
【0066】
そして、上方流1203と下方流1205との間の風の剪断作用により、図 12における反時計方向の旋回流が生じる。
【0067】
さらに、導風口113と導風溝114は吸口本体101の中心方向へ前後方向に対し0°から60°の角度に風を導くように設けており、側面にある吸込開口115からの気流によって、吸込流路112内では左右方向の気流は阻害されることなく、螺旋上のたつまき旋回流となり吸込口116へ流れ込んでいく。
【0068】
以上のようにして、絨毯上においては吸込流路112内にたつまき旋回流が生じ、これにより塵埃を掻き上げるので集塵性能が向上する。
【0069】
また、吸気流路401が開かれるので吸込流路112内の静圧が下がり操作力を低減することができる。
【0070】
さらに拭きハケ109はばね1601により下方に付勢されているので塵埃を掻き取る効果がある。
【0071】
次に、吸口体1505を回転させる時の動作について説明する。
【0072】
図17において、ホース手元部1503を把持しE軸周りに反時計周り方向に延長管1504をひねると、ケーシング203は吸口継手104に対し反時計周り方向に回動し、又吸口本体101に対して上方に回動しはじめ、吸口本体101 が反時計周りに回動しはじめる。
【0073】
そして、ホース手元部1503を約90°までひねると、ケーシング203は吸口本体101に対し、ほぼ直立、すなわち図5においてαが約90°となり、吸口本体101は約90°回転して、吸口本体101の長手方向が操作方向とほぼ平行になる。
【0074】
このように、吸口本体101の角度をホース手元部1503のひねり角によって制御することが出来るため、吸口体1505の操作方向に対する横幅を様々に変えることが出来るので、テーブルの下やいすの下など、込み入った場所を掃除する時の効率を向上することが出来る。
【0075】
また吸口本体が90°回転した状態においては、ケーシング203が吸口本体101に対し、ほぼ直立、すなわち図5においてαが約90°となるので、前述のように車輪ベース110が下ケース102より突出し、後車輪107が浮上し横移動用車輪108が接地するので、良好な操作性を得ることができる。
【0076】
また、この状態で吸口本体101の前縁を壁面に当接させて前後に操作すれば、壁際の掃除を効率良く行うことが出来る。
【0077】
また本実施例においては、ケーシング203の吸口本体101に対する回動中心を、短手方向のほぼ中央に設定したので、吸口体1505を掃除面より持ち上げると図16に示すように吸口本体101の下面がほぼ下方を向く。
【0078】
このようにすることで、掃除の際に吸口体1505を持ち上げても、常に吸口下面が下方を向いているので、そのまま置いて掃除を続けることができるので、取扱性が向上する。
【0079】
以上のように本実施例によれば、吸口体1505の高さ方向寸法を低くすることができるので、ベッドやソファーの下などの掃除をすることができ、また横移動用車輪108が適宜下ケースより突出してくるので、通常方向の操作性を阻害することなく、横方向操作の操作性を向上することができ、更に、拭きハケにより木床上を拭くことができるので掃除効率を向上することができる。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、吸口本体の下方に、接続管の動きによって前記吸口本体の下方に向かって突出する車輪及び刷毛を配設したので、木床等を拭くことができ、操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例に係る吸口本体101の下面図である。
【図2】吸口本体101の上面図である。
【図3】吸口本体101の前面図である。
【図4】図2において上ケース201を外した状態の上面図である。
【図5】図1におけるA−A断面図である。
【図6】自在継手部118の下面図である。
【図7】図1におけるB−B断面図である。
【図8】図1におけるB−B断面図である。
【図9】ケーシング203の下面図と側面図である。
【図10】継手カバー105の断面図と下面図である。
【図11】継手固定部材501の下面図と断面図である。
【図12】図1におけるE−E断面図である。
【図13】図1におけるE−E断面図である。
【図14】前車輪106の断面図である。
【図15】吸口体1505を吸口継手104を持ってぶら下げた状態の側面図である。
【図16】図1におけるF−F断面図である。
【図17】本発明の実施の形態の一例に係る電気掃除機の外観の斜視図である。
【符号の説明】
101…吸口本体、102…下ケース、103…バンパー、104…吸口継手、105…継手カバー、106…前車輪、107…後車輪、108…横移動用車輪、109,117…拭きハケ、110…車輪ベース、111…圧力制御板、 201…上ケース、202…吸気口、203…ケーシング、401…吸気流路。
Claims (1)
- 下面に吸込口を有する吸口本体と、一端が該吸口本体に接続され、他端が延長管を介してホース手元部に接続され、該ホース手元部のひねり動作で前記吸口本体を左右方向にそれぞれ略90度回転可能な自在継手部とを有し、
前記自在継手部は、該吸口本体に対して高低方向に回動自在なケーシングと、一端が該ケーシングに対して左右方向に回動自在に接続され、他端が延長管を介してホース手元部に接続される吸口継手とを有し、
前記吸口本体の下方には、該吸口本体を横方向に移動させた際に回転する横移動用車輪と、木床を拭くための刷毛と、前記横移動用車輪を軸支するとともに前記刷毛を有し、かつ前記ケーシングが上方へ回動することによって前記横移動用車輪及び前記刷毛を前記吸口本体の下面より突出させる車輪ベースを配設したことを特徴とする電気掃除機の吸口体。
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