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JP3550667B2 - 映像データ表示装置 - Google Patents

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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオ映像情報を表示可能な映像ウィンドウシステムに関し、特にマルチウィンドウ化された映像データ表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、マイクロプロセッサを用いたパーソナルコンピュータや、ワークステーションなどのコンピュータシステムでは、より高い性能と、より良いユーザインタフェースを求めてマルチウィンドウ化の傾向にある。このような映像ウィンドウシステムでは、ワークステーションの操作性の向上や新しい応用方法の開拓が大きな問題となっており、中でも、NTSC信号等の一般のビデオ信号を、マルチウィンドウシステムでいかに扱うかが大きな問題の一つとなっている。
【0003】
従来、マルチウィンドウシステムでは、主にテキスト情報のみを扱うにすぎなかったが、近年では、ワークステーションのディスプレイ上に、一般のビデオ信号に基づく映像を動画として表示するウィンドウを設けたウィンドウシステムも提案されている (たとえば、荒木他「VP−150高精細自然画プロセッサ」,NEC技法VOL.40No.7/1987,pp.28−33」参照) 。
【0004】
この文献に記載の装置においては、ビデオ信号がA/D変換された後、一次メモリに蓄積され、次いで所定の画像処理が施された後、二次メモリに蓄積される。二次メモリの内容は、ディスプレイの同期信号に同期して読み出され、D/A変換された後、パーソナルコンピュータからのビデオ信号と合成されてディスプレイに出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記文献に記載の装置においては、パーソナルコンピュータによる表示画像の一部或いは全部を、VTR,ビデオカメラ等の他の映像信号源からのビデオ信号で置換して表示するだけであり、表示された画像を見ながら、ビデオ信号自体に対して、記録,編集等の処理を行うことはできなかった。
【0006】
本発明は、前記問題点を解決するために案出されたものであって、ビデオ信号を複数画面分一旦メモリに記録しておき、このメモリの内容に対して所定の操作を加えることにより、映像ウィンドウシステムの応用分野を広げ、かつ、より良い操作性を有する映像データ表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の映像データ表示装置は、連続した一連の動画像から選択された一画像を表示する第1の映像ウインドウと、前記動画像に含まれ、かつ時間順に記録された複数の映像データを表示する第2の映像ウインドウとを備え、前記第2の映像ウインドウの複数の映像データをドラッグ操作により連続的に変化させることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
【0009】
【実施例】
以下、図面を参照しながら実施例に基づいて本発明の特徴を具体的に説明する。
【0010】
第1図は本発明の映像ウィンドウシステムの第1の実施例の原理的な構成を示すブロック図である。
【0011】
第1の実施例の映像ウィンドウシステムは、第1図に示すように、少なくとも、VTR,ビデオカメラ等の映像再生装置1から出力されるビデオ信号による画像(以下、ビデオ映像という)を表示可能な映像ウィンドウ2と、この映像ウィンドウ2に表示されたビデオ映像に対応するビデオ信号を実時間でメモリに記録する映像データ記録手段3と、キーボード4及びマウス5より入力された信号を解釈するインタフェース手段6と、このインタフェース手段6によって解釈された信号により、映像データ記録手段3に記録されている複数の映像データの集合からユーザの意図する任意の映像データを選択し映像ウィンドウ2或いは他の映像ウィンドウ7に表示するための映像データ再生表示手段8とから構成されている。
【0012】
この映像ウィンドウシステムにおいては、モニタモードと再生モードの2種類の表示モードをとることができる。通常は、モニタモードとなっており、映像ウィンドウ2には、映像再生装置1からのビデオ映像が表示されており、また、再生モードでは、映像データ再生表示手段8からのビデオ映像が表示される。
【0013】
また、キーボード4及びマウス5より入力された信号は、インターフェース手段6によって映像データ再生表示手段8の制御信号として出力され、映像データ記録手段3に記録された複数の映像データから一画面分の映像データを選択する。選択された映像データは、映像データ再生表示手段8により前記映像ウィンドウ2または他の映像ウィンドウ7に表示される。
【0014】
次に、上記第1の実施例の具体的な構成について、第2図のブロック図を参照して説明する。また、本実施例のディスプレイ画面の例を第3図に示す。
【0015】
第2図の例では、ビデオ映像表示手段9において、ビデオ入力端子10より入力されたビデオ信号を、A/D変換器11によりディジタル信号に変換し、ビデオ信号のフィールドレートに従って書込み制御器12によりビデオメモリ13に書き込む。ビデオメモリ13の内容は、表示するディスプレィの走査レートに従って制御された読出し制御器14により読み出されてディジタルビデオ信号とされる。このディジタルビデオ信号は、ビデオ入力をモニタするモニタモードと、記録された画像データを表示する再生モードとを切り替えるための切替器15を経由し、更に、表示される映像ウィンドウのサイズに応じて、折返し雑音を防ぐために空間フィルタ16を通してバッファ17に保存される。
【0016】
一方、テキスト情報を表示するためのコンピュータ, ワークステーション等からのディスプレイ入力も、ディスプレイ入力端子18を介して画像合成器19に入力されて表示のための同期が取られ、バッファ17に保存されたディジタルビデオ信号と合成され、ビデオ出力端子20からビデオ出力としてディスプレイ装置に出力される。
【0017】
第3図は、ディスプレイ画面の一例を示しており、ディスプレイ装置の表示部51には、キーボード4(第1図参照)から入力されたコマンド等をエコーバックして表示したり、システムからの応答を表示するテキストウィンドウ52, 後述する映像データ記録手段21の映像データメモリバンク22から読み出された1画面分の画像データを表示するビデオ表示ウィンドウ53, 画像データの一部を切り出して表示してテキストデータとともに表示するテキストウィンドウ54等が表示されている。なお、テキストウィンドウ54においては、たとえば、ビデオ表示ウィンドウ53に表示されている画像の一部領域をマウス5等により指定し、キーボード4から入力された文字列が表示されるテキストウィンドウ54内にコピーすることにより、文書中にビデオ映像中の任意のシーンの一部分を切り出して組み込んだマルチメディアドキュメントを作成することが可能となる。
【0018】
また、映像データ記録手段21は、ビデオ入力端子10より入力されたビデオ信号を記録するために、ディジタル信号に変換されたビデオ映像データD0,D1,D2, ・・をビデオメモリ13より入力し、書込み制御器12により、0から始まりフィールドごとに増加するフィールド番号0,1,2,・・をつけて映像データメモリバンク22に保存する。映像データメモリバンク22への格納状態の一例を第1表に示す。
【0019】
【表1】
Figure 0003550667
また、インタフェース手段23において、マウス5(第1図参照)からマウス入力端子24を介して供給される位置情報は、座標計数器25で数えられマウスカーソル55(第3図参照)の座標として保持される。また、マウスボタン検出器26により、マウスボタンのオン/オフ情報を検出し、映像データ再生表示手段28に出力する。この実施例では、第4図に示すように右ボタン5R,中ボタン5C, 左ボタン5Lの3種類のボタンを具有するマウス5を考える。また、第3図に示すように、マウスカーソル55は、表示部51上のスクロールバー56の一部を指示しているとする。なお、スクロールバー56はビデオ表示ウィンドウ53の右辺に隣接して配置されており、同ビデオ表示ウィンドウ53の高さと略等しい長さを有している。座標計数器25は、マウスボタン5L, 5C, 5Rが押されたことを検出して、その時の座標を正規化器27に出力する。正規化器27は、該座標値からスクロールバー56の全体の長さLに対するスクロールバー56上の指示された地点の起点からの距離1の比を計算し、0から1までの値αとして映像データ再生表示手段28に出力する。
【0020】
映像データ再生表示手段28においては、前記映像データメモリバンク22に記録されている画像データの数Mを記録画像数保持器29に保持している。また、記録した映像データを再生してビデオ表示ウィンドウ53に表示する際に、前記映像データメモリバンク22に記録された画像データのうち、どのフィールドがビデオ表示ウィンドウ53に表示されているかを示す画像計数器30と、前記インタフェース手段23の正規化器27の出力αと記録画像数保持器29からの出力Mから表示すべき画像に対応するフィールド番号Fを求める乗算器31とを備えている。
【0021】
前記マウス5の右ボタン5Rが押されたことがマウスボタン検出器26により検出されると信号CUが発生し、この信号CUにより、前記画像計数器30はカウントアップされ、その結果、すぐ後に記録されているフィールドの画像データがビデオ表示ウィンドウ53に表示される。
【0022】
また、左ボタン5Lが押された事を検出する信号CDにより、前記画像計数器30はカウントダウンされ、その結果、直前に記録されたフィールドの画像データがビデオ表示ウィンドウ53に表示される。
【0023】
また、前記インタフェース手段23の正規化器27より出力された0から1までの値αと、前記記録画像数保持器29の内容Mとを乗算器31で乗算することにより、マウス5で指示された画像データのフィールド番号Fが求められており、中ボタン5Cが押された事を検出する信号LDにより、該フィールド番号Fを前記画像計数器30にロードする。ロードの結果、前記映像データメモリバンク22に記録された当該フィールド番号の画像データがビデオ表示ウィンドウ53に表示される。
【0024】
これにより、たとえば、マウス5の右または左ボタン5R, 5Lにより、あたかもビデオテープレコーダのコマ送りを行うかのように、記録された映像データを見ることができる。また、マウス5の中ボタン5Cにより、記録された映像データのうち特定の一場面を直接的に選択し表示することができる。さらに、マウス5の中ボタン5Cを押したまま、マウスカーソル55をスクロールバー56上でずらすことにより、マウス5で指示された画像データのフィールド番号Fが変化しながら連続的に前記画像計数器30にロードされるので、ビデオ表示ウィンドウ53にはスクロールバー56上でマウス5により指示された位置に対応する映像データが連続的に表示され、あたかもビデオテープレコーダの早送り再生や巻戻し再生のような処理が、簡単にできるようになる。
【0025】
これにより、一連の動画像から任意のシーンを必要に応じて簡単な操作で取り出すことができ、たとえば、コンピュータグラフィックによる映像とビデオテープレコーダからのビデオ画像とを合成して新たな画像を創作するようなマルチメディアドキュメントの編集作業において、より良いユーザインタフェースを提供することが可能となる。
【0026】
次に、本発明の第2の実施例について、第5図の原理ブロック図及び第6図の具体ブロック図を参照して説明する。なお、第1図〜第3図に示す第1の実施例と対応する部材等には同一符号を付し、重複説明は省略する。
【0027】
第5図に示す第2の実施例の原理ブロック図は、第1図に示す第1の実施例の原理ブロック図と比較して、映像データ再生表示手段8と映像ウィンドウ2との間に、プレビューデータ表示手段32が設けられている点が異なっている。このプレビューデータ表示手段32は、映像データ記録手段3に記録されている複数の映像データの集合から、連続した一連複数の映像データを表示するためのものであり、映像データ再生表示手段8からの指示に基づき、着目する映像データ及びこの前後の複数の映像データを記録するためのメモリを備えている。
【0028】
この第5図に示す第2の実施例においても、第1の実施例と同様に、映像ウィンドウ2には、通常は映像再生装置1からのビデオ映像が表示されており、また、再生表示のときには、映像データ再生表示手段8からのビデオ映像を表示することもできる。また、プレビューデータ表示手段32に記録されている画像データを読み出すことにより、着目する映像データと並んで前後に記録された複数の映像データが、記録された時間順に映像ウィンドウ2に表示される。本実施例では、この映像ウィンドウを特にプレビューウィンドウと呼んで区別する。一方、マウス5及びキーボード4より入力された信号は、インターフェース手段6によって映像データ再生表示手段8の制御信号として出力され、映像データ記録手段3に記録された複数の映像データから一画面分の映像データを選択する。選択された映像データは、映像データ再生表示手段8により前記映像ウィンドウ2等に表示されると同時に、プレビューウィンドウには、該選択された映像データの前後に記録された複数の映像データと共に表示される。なお、第5図の例では、プレビューウィンドウは映像ウィンドウ2に含まれている。
【0029】
第6図は第2の実施例の具体的なブロック図を示しており、第2図に示す第1の実施例の具体ブロック図と比較して異なっているのは、映像データメモリバンク22の出力が空間フィルタ34を介してプレビューデータメモリ35に供給され、このプレビューデータメモリ35の出力がバッファ36を介して画像合成器19に供給されていることである。なお、プレビューデータメモリ35には、書込み制御器12, 読出し制御器14から制御信号が供給されている。なお、第7図は第2の実施例によるディスプレイ画面の例を示す。
【0030】
本実施例では、第7図に示すように、ビデオ表示ウィンドウ53とは別にプレビューウィンドウ57が表示され、このプレビューウィンドウ57には、着目する映像データとその前後5フィールド分、すなわち、合計11個の映像データDn−5,Dn−4,・・, Dn,・・,Dn+4,Dn+5を表示できるものを考える。
【0031】
空間フィルタ34, プレビューデータメモリ35を備えたプレビューデータ表示手段33は、前記映像データ再生表示手段28から出力された前記フィールド番号Fを入力し、映像データメモリバンク22から、当該フィールド番号Fに対応する映像データ及び前後5フィールド、合計11フィールドの画像データを、空間フィルタ34を経由してプレビューデータメモリ35に格納する。格納された11フィールド分の画像データは、ビデオ映像表示手段9に出力され、プレビューウィンドウ57として表示される。
【0032】
これにより、第7図に示すように、プレビューウィンドウ57に表示された複数の映像データを同時に見ることで、映像データの前後の関係や流れを把握することができるようになる。更に、プレビューウィンドウ57上で、マウス5を操作し、右ボタン5R又は左ボタン5Lを押せば、画像計数器30により指示されるフィールド番号が、1だけ増加又は減少するので、当該フィールド番号に対応する画像データが映像データメモリバンク22から読み出されてビデオ表示ウィンドウ53に表示されるとともに、変更後のフィールド番号を中心とした11フィールド分の画像データがプレビューウィンドウ57に表示される。これにより、マウス5を操作してあたかもビデオテープレコーダのコマ送りを行うかのように記録された映像データを見ることができる。また、マウス5の中ボタン5Cを操作して、乗算器31により得られたフィールド番号Fを直接画像計数器30にロードすることにより、記録された映像データのうち特定の一場面を直接的に選択して表示することができる。
【0033】
更に、マウス5の中ボタン5Cを押したままマウスカーソル58をスクロールバー59上でずらすことにより、ビデオ表示ウィンドウ53及びプレビューウィンドウ57には、スクロールバー59上でマウス5により指示された対応する映像データが連続的に表示され、あたかもビデオテープレコーダの早送り再生や巻戻し再生のような処理が簡単にできるようになる。
【0034】
なお、第2の実施例においては、インタフェース手段23は、プレビューウィンドウ57に対応したものに変更されているものとする。
【0035】
次に、本発明の第3の実施例について、第8図の原理ブロック図及び第9図の具体ブロック図を参照して説明する。なお、第5図〜第7図に示す第2の実施例と対応する部材等には同一符号を付し、重複説明は省略する。また、第10図は第3の実施例によるディスプレイ画面の例である。
【0036】
第8図に示す第3の実施例の原理ブロック図は、第5図に示す第2の実施例の原理ブロック図と比較して、映像データ再生表示手段8とプレビューデータ表示手段32との間に、画像キュー部37が設けられている点が異なっている。この画像キュー部37は、映像データに一意に対応する数を記憶するためのキュー構造をしたメモリである。
【0037】
この第3の実施例においても、前述した第1及び第2の実施例と同様に、映像ウィンドウ2には、通常は映像再生装置1からのビデオ映像が表示されており、また、再生表示のときには、映像データ再生表示手段8からのビデオ映像を表示することもできる。また、第2の実施例と同様に、プレビューデータ表示手段32により、着目する映像データと並んで前後に記録された複数の映像データが、記録された時間順にプレビューウィンドウに表示される。
【0038】
一方、マウス5及びキーボード4より入力された信号は、インターフェース手段6によって映像データ再生表示手段8の制御信号として出力され、映像データ記録手段3に記録された複数の映像データから一画面分の映像データを選択する。選択された映像データは、映像データ再生表示手段8により前記映像ウィンドウ2に表示されると同時に、プレビューウィンドウには、選択された映像データが前後に記録された複数の映像データと共に表示される。
【0039】
ここで、この第3の実施例においては、マウス5を用いて、プレビューウィンドウ上で望む映像データの範囲を選択する操作をすると、その一連の映像データに一意に対応する一連の数が画像キュー部37にストアされる。この操作を繰り返すことにより、前記映像データ記録手段3に蓄えられた任意の映像データをユーザの意図する任意の順につなぎ合わせた動画像データを得ることができる。また、この動画像は、前記画像キュー部37に蓄えられた数をもとに、プレビューウィンドウ及び映像ウィンドウ2に表示される。
【0040】
第9図は上記第3の実施例の具体的なブロック図を示しており、第6図に示す第2の実施例と比較して異なっているのは、インタフェース手段23に、マウス位置を判別するための座標比較器40、マウスカーソル58により指示されたスクロールバー59上の範囲から複数の画像データのフィールド番号の範囲に変換する範囲指示器41が設けられていること、及び、この範囲指示器41の出力が供給されて記憶され、その出力がプレビューデータメモリ35に供給されるキューメモリ38を備えた画像キュー部39が設けられていることである。
【0041】
画像キュー部39には、範囲指示器41及び画像計数器30からのフィールド番号が供給され、また、画像キュー部39からは、フィールド番号が映像データメモリバンク22及びプレビューメモリ35に出力される。更に、プレビューウィンドウ57上でマウスにより指示された画像に対応するフィールド番号へ画像計数器30の内容を変更するための信号が、画像キュー部39から出力される。
【0042】
この第3の実施例においても、前記第1及び第2の実施例と同様に、映像データメモリバンク22に記憶されている複数の画像データの中から、マウス5により選択された画像データをビデオ画像ウィンドウ53に表示し、更に、この目的の画像データを含めて前後の11フィールド分の画像データをプレビューデータ表示手段33によりプレビューウィンドウ57に表示する。
【0043】
いま、マウスカーソル58がプレビューウィンドウ57上に存在している状態で、該プレビューウィンドウ57に表示されている一連の映像データのうち、ユーザの望む範囲の領域の開始をマウス5の左ボタン5Lで指示し、終了を右ボタン5Rで指示すると、各ボタン5L, 5Rが押されたときのマウスカーソル58の座標値がそれぞれ座標比較器40に供給される。座標比較器40では、プレビューウィンドウ57上の特定の一連映像データが選択されたことが検出され、範囲指示器41にマウスカーソル58の座標値を出力する。範囲指示器41は、前記プレビューデータメモリ35の出力から選択された一連映像データの個々の映像データに対応するフィールド番号を知り、時間順に一連のフィールド番号としてキューメモリ38に書き込む。ここで、各映像データに対応するフィールド番号は、このシステムでは、一意に定まることに注目すべきである。
【0044】
前述の、プレビューウィンドウ57に表示されている一連の映像データを選択して、対応する一連のフィールド番号を画像キュー部39に書き込む、という操作を繰り返すことにより、動画像データを繋ぎあわせ、新たな動画像データを作成する。
【0045】
一方、前記キューメモリ38に書き込まれた一連のフィールド番号を、前記プレビューデータメモリ35に出力することにより、キューメモリ38に書き込まれたフィールド番号に対応する画像データをプレビューウィンドウ57に表示する。また同様に、一連のフィールド番号のうち特定のフィールド番号を映像データメモリバンク22に出力することにより、該フィールド番号に対応する画像データをビデオ表示ウィンドウ53に表示する。
【0046】
これにより、第1及び第2の実施例と同様に、プレビューウィンドウ57に表示された複数の映像データを同時に見ながら、映像データの前後の関係や流れを把握し、更に、プレビューウィンドウ57上でマウス5を操作することにより、あたかもビデオテープレコーダのコマ送り, 早送り再生, 巻戻し再生を行うかのように、記録された映像データを見ることができる。
【0047】
特に、第3の実施例においては、画像キュー部39を設けることにより、動画像データを参照し、検討の上、マウス5によりユーザが希望する一連の動画像を切り出してつなぎ合わせ、新たな動画像データとすることが簡単にできるようになる。
【0048】
また、キューメモリ38の最大容量に対して実際に書き込まれているフィールド番号を示すデータの量の割合を、表示画面上51にマーカ60として表示することにより、画像を切り出してつなぎ合わせるという編集作業をしながら、あとどれくらいの編集を行うことができるのかをユーザが知ることができる。このマーカ60を表示するには、たとえば、キューメモリ38と画像合成器19との間の信号経路に、キューメモリ38内のデータ量に応じてマーカ信号の発生タイミングが変更されるマーカ発生器(図示せず)を設ければよい。
【0049】
上述のように、メモリに蓄積された複数の画像データのうちの表示すべき画像データに付与されたフィールド番号等の識別番号をキューメモリに格納しておき、再生時にこの識別番号に基づいてメモリ内の画像データを読み出すことにより、上述のコマ送りなどの動作をさせて映像の流れを検討した上でユーザが希望する一連の動画像を切り出して繋ぎ合わせ、新たな動画像データを創作することができる。しかも、フィルムやビデオテープによる編集と異なり、編集個所の変更が極めて容易であり、また、処理がディジタル的に行われるので、編集作業による画質の劣化もない。
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば、第一の映像ウインドウに加え第2の映像ウインドウを備えたので、映像データの前後の流れの把握が容易になる。また、映像データの編集も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像ウィンドウシステムの第1の実施例の原理ブロック図
【図2】第1の実施例の具体ブロック図
【図3】第1の実施例によるディスプレイ画面の例を示す説明図
【図4】マウスの模式的な平面図
【図5】本発明の映像ウィンドウシステムの第2の実施例の原理ブロック図
【図6】第2の実施例の具体ブロック図
【図7】第2の実施例によるディスプレイ画面の例を示す説明図
【図8】本発明の映像ウィンドウシステムの第3の実施例の原理ブロック図
【図9】第3の実施例の具体ブロック図
【図10】第3の実施例によるディスプレイ画面の例を示す説明図
【符号の説明】
1:映像再生装置 2,7:映像ウィンドウ 3:映像データ記録手段 4:キーボード 5:マウス 6,23:インタフェース手段 8,28:映像データ再生表示手段 9:ビデオ映像表示手段 10:ビデオ入力端子 11:A/D変換器 12:書込み制御器 13:ビデオメモリ 14:読出し制御器 15:切替器 16,34空間フィルタ 17:バッファ 18:ディスプレイ入力端子 19:画像合成器 20:ビデオ出力端子 21:映像データ記録手段 22:映像データメモリバンク 24:マウス入力端子 25:座標計数器 26:マウスボタン検出器27:正規化器 29:記録画像数保持器30:画像計数器 31:乗算器 32,33:プレビューデータ表示手段35:プレビューデータメモリ 36:バッファ 37,39:画像キュー部38:キューメモリ 40:座標比較器 41:範囲指示器 51:表示部 52,54:テキストウィンドウ 53:ビデオ表示ウィンドウ 55,58:マスカーソル56,59:スクロールバー 57:プレビューウィンドウ 60:マーカ

Claims (1)

  1. 連続した一連の動画像から選択された一画像を表示する第1の映像ウインドウと、
    前記動画像に含まれ、かつ時間順に記録された複数の映像データを表示する第2の映像ウインドウとを備え
    前記第2の映像ウインドウの複数の映像データをドラッグ操作により連続的に変化させることを特徴とする映像データ表示装置。
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