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JP3550357B2 - 引戸用パッキン - Google Patents

引戸用パッキン Download PDF

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JP3550357B2
JP3550357B2 JP2000391911A JP2000391911A JP3550357B2 JP 3550357 B2 JP3550357 B2 JP 3550357B2 JP 2000391911 A JP2000391911 A JP 2000391911A JP 2000391911 A JP2000391911 A JP 2000391911A JP 3550357 B2 JP3550357 B2 JP 3550357B2
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sliding door
packing
mounting
door
insertion portion
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克己 水谷
常久 上村
大奉 上ノ町
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、出入口の引戸又は障子(以下これらを総称して単に引戸という)の開閉部の気密を保持するために取付けられるパッキンの改良に関する。
【0002】
上記引戸用パッキンの使用例を図6以下に示す。図6は間仕切りパネルの一部断面を示すもので、該パネル50は出入口の引戸51a備えた出入口パネル51と、ガラス障子52aを有する複数の窓枠パネル52を備えている。55は各パネル51、52を連結する方立、また56は間仕切り用パネル50の両側を形成する縦枠を示す。
【0003】
また60は引戸51a及びガラス障子52aに取付けられるパッキンを示す。このパッキン60は、出入り用引戸51a、ガラス障子52aの形状により異なるもので、その一例を図7以下に示す。図7はスチール製の障子61に取付けたパッキンを示すもので、該障子61の縦枠61aは、前端を略々リップ溝型状に屈曲成形した例を示す。61bはパッキン70の挿入穴を示す。パッキン70は戸当たり部70aと取付け部70bとよりなり、取付け部70bは、縦枠61aのパッキン挿入穴61bより挿入可能に、逆止爪70dを備えた可撓性の対をなす係止片70cを備える。
【0004】
このパッキン70の取付けに際しては、該パッキンの係止片70cを縦枠61a前面より差し込むことにより取付けるようにしたものである。
【0005】
また図8はスチール製の引き戸に取付けたパッキンの一例を示す。引き戸62の縦枠62aは、コ字状とし、引き戸両面の化粧板63の先端を折り曲げて前面を覆っている。この場合にはパッキン71の取付け部71aは化粧板63の先端折り曲げ部63aを挟むように折り曲げた対をなす支持部71bを形成する。このパッキン71の取付けに際しては、該引き戸62の上方から折り曲げ部63aを支持部71bにより挟むように差し込んで取付ける。
【0006】
また、図9は木製の化粧板65を取付けた引き戸64のパッキンの一例を示す。この例の縦枠64aは、前記図7と同様に略々リップ溝状に形成し、パッキン72の取付け部72aはL字状に屈曲形成した把持部72bを形成する。このパッキン72の取付けに際しては、該引き戸64の上方から差し込んで取付けるようにしたものである。
【0007】
また、図10は木製の障子に取付けたパッキンの一例を示す。該障子66の縦枠66aにはパッキン73の取付け溝66bを形成する。パッキン73の取付け部73aは弾性を有する対をなすバネ板73bを備え、該バネ板を溝66b内に差し込み、その弾力により保持せしめるようにしたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記各パッキンは、引戸又は障子の形状により取付け部の形状が異なる。従って引き戸又は障子の形状に応じてそれぞれを準備する必要がある。このため多数の在庫を必要とすると共に、組み立て現場において不足を生じた時、他の引戸用パッキンを転用することができない等の問題がある。
本発明は、かゝる点に鑑み、各形状の引戸に共通のパッキンを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明は、引戸の前面に取付けられる引戸用パッキンにおいて、可撓性を有する戸当たり部と、該戸当たり部の支持面に突設された、引戸の前面開口部に挿入される取付け部とからなり、前記取付け部が、上記開口部に挿入される比較的硬質の材料からなる、挿入部及び該挿入部の先端を分岐して断面錨状に屈曲させて挿入部との間に溝が形成されるようにした湾曲部からなる基部と、前記両方の湾曲部の外面に取付けられた軟質の材料からなる鋸歯状の係合部とからなることを特徴とする。
【0010】
上記の構成からなる本発明は、パッキンの取付け部は引戸の開口部に挿入する比較的硬質の挿入部と、この挿入部の両面に取付けられる軟質の係合部とより構成したことにより、引戸の開口部への挿入は容易で、かつ軟質の係合部により係合を保持せしめる。
【0011】
また、係合部は鋸歯状に形成したことにより、挿入は容易であるが、引き抜きを確実に阻止することができる。
【0012】
また、挿入部の先端を左右に分岐して断面錨状に屈曲した湾曲部とし、該湾曲部外面に鋸歯状突起を形成したことにより、パッキンに引き抜き力が作用しても、湾曲部の弾力により引き抜きを防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1乃至図5に基づいて説明する。図1において引戸用パッキン1は、戸当たり部2と、引戸Dの前面開口部Daに挿入される取付け部3とよりなる。取付け部3は基部4と係合部5とを備える。
【0014】
戸当たり部2は、比較的軟質の合成樹脂(例えば、ポリ塩化ビニル又はポリプロピレン)により周知の形状に形成され,基端は基部4に取付けられる。
【0015】
基部4は比較的硬質の合成樹脂(例えば、ポリ塩化ビニル又はポリプロピレン)で構成し、引戸Dの前面に沿う幅の支持面6と、開口部Daに挿入する挿入部7、該挿入部7の先端を左右に分岐して錨状に屈曲した湾曲部8とよりなり、湾曲部8には軟質材の係合部5を取付ける。8aは挿入部7と湾曲部8との間に形成される溝を示す。パッキン1の材質は、戸当たり部2、基部4ともに、硬度に変化をつけやすいポリ塩化ビニルを使用するのが好ましい。
【0016】
この係合部5は複数の鋸歯状突起を形成し、この鋸歯状突起は挿入に際しては許容し、引き抜きに際しては引っ掛かり、これを阻止する方向に形成する。
【0017】
図2以下は上記引戸用パッキン1の使用例を示す。図2はスチール製の引戸に本発明の引戸用パッキンを適用した例を示す。図の引戸10は、縦枠等の縦補強材のない引戸で、外板11、11は屈曲して引戸前面を覆い、間隙10aを存して引戸内方に折り曲げている。11aは折り曲げ部を示す。パッキン1は上記間隙10aに挿入部7を差し込み、外板11の折り曲げ部11aをパッキン1の溝8a内に差し込む。ただしその装着に際しては、パッキン1は引戸10の上方から差し込むことにより、簡単に取付けることができる。
【0018】
次に図3はスチール製の窓障子に本発明のパッキンを適用した例を示す。図の障子15は縦枠16を備え、この縦枠16は前面に凹部17を形成し、この凹部17に前面からパッキン1の取付け部3の挿入部7を差し込み、掛合部5を凹部17の側面17aに係合せしめることにより、抜け出すのを防止する。
【0019】
次に図4は木製の化粧板20aを添着した引戸20に本発明のパッキンを適用した例を示す。図において、縦枠21は前面に切欠溝21aを形成し、パッキン1の挿入部7を挿入し、湾曲部8及び係合部5を縦枠21の前板21bの裏側に当てて抜け止めを計るようにしたものである。なお装着に際しては、パッキン1は引戸20の上方から差し込むことにより、簡単に取付けることができる。
【0020】
次に図5は木製の窓障子25に本発明のパッキン1を適用した例を示す。木製の縦枠26の前面には凹欠溝27を形成し、この溝27内に挿入部7を挿入し、係合部5を凹欠溝27に圧接するようにしたものである。この際、湾曲部8は弾性を有し係合部5の圧着を確実にすることができる。
なお装着に際しては、パッキン1は凹欠溝27の前面から差し込み係合部5を凹欠溝27に食い込ませることにより、抜け出すことはない。
【0021】
【発明の効果】
以上の如く本発明によるときは、パッキンは可撓性の戸当たり部と、引戸の前面に形成した開口部に挿入される比較的硬質の挿入部と、この挿入部に取付けられる比較的軟質の係合部とより構成し、挿入部を引戸の開口部に挿入することにより固着するようにしたから、各種形状の引戸、窓障子に対して共通に使用することができるので、製造コストを下げ、在庫管理も容易となる。
また、係合部は、軟質材の鋸歯状突起の係合部を備え、この鋸歯状突起は挿入に際しては許容し、引き抜きに際しては引っ掛かり、これを阻止する方向に形成することにより、使用中に抜け出すことはない。
また、挿入部は、その先端を左右に分岐して断面錨状に屈曲した湾曲部とし、該湾曲部外面に鋸歯状の係合部を取付けることにより、該湾曲部は弾力を有し、係合部の係合を確実とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の引戸用パッキンの横断面図である。
【図2】図2以下は本発明の引戸用パッキンの使用例を示すもので、図2はスチール製の引戸に本発明の引戸用パッキンを適用した例を示す横断面図である。
【図3】スチール製の窓障子に本発明の引戸用パッキンを適用した例を示す横断面図である。
【図4】木製の引戸に本発明の引戸用パッキンを適用した例を示す横断面図である。
【図5】木製の窓障子に本発明の引戸用パッキンを適用した例を示す横断面図である。
【図6】図6以下は引戸用パッキンの従来例を示すもので、図6は間仕切りパネルの一部断面を示す説明図である。
【図7】スチール製窓障子に従来例のパッキンを適用した横断面図である。
【図8】スチール製引戸に従来例のパッキンを適用した横断面図である。
【図9】木製引戸に従来例の引戸用パッキンを適用した横断面図である。
【図10】木製窓障子に従来例のパッキンを適用した横断面図である。
【符号の説明】
1 引戸用パッキン
2 戸当たり部
3 取付け部
5 係合部
7 挿入部
8 湾曲部

Claims (1)

  1. 引戸の前面に取付けられる引戸用パッキンにおいて、可撓性を有する戸当たり部と、該戸当たり部の支持面に突設された、引戸の前面開口部に挿入される取付け部とからなり、前記取付け部が、上記開口部に挿入される比較的硬質の材料からなる、挿入部及び該挿入部の先端を分岐して断面錨状に屈曲させて挿入部との間に溝が形成されるようにした湾曲部からなる基部と、前記両方の湾曲部の外面に取付けられた軟質の材料からなる鋸歯状の係合部とからなることを特徴とする引戸用パッキン。
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