JP3547890B2 - センサレス無整流子直流モータ駆動装置 - Google Patents
センサレス無整流子直流モータ駆動装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、情報記録に用いられるディスク駆動装置に組み込まれているスピンドルモータ等に使用されるセンサレス無整流子直流モータ駆動装置に関し、特にそれの起動方式の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
情報記録に用いられるディスク駆動装置に組み込まれているスピンドルモータには一般に無整流子直流モータが採用されてきた。スピンドルモータの回転数を制御をするための位置信号検出方式には従来よりホール素子によるセンシングで対応するのが主流であった。しかし、モータの小型化、低価格化が進んだため、近年ホール素子を使わず、モータの固定子巻線と回転子の相互作用によって生じる誘起電圧によって位置信号を検出するセンサレス方式が使われるようになってきた。しかしながらこのセンサレス方式では回転子の回転速度が零の時、つまり起動時には誘起電圧が生じていないため位置信号を検出することができず、転流信号を作り出すことが困難である。そのため起動時に限ってある特定の相から励磁を始め、そこから次々と正転シーケンスの転流を行い強制的に起動する必要がある。
【0003】
図7はスピンドルモータとして使用されるセンサレス無整流子直流モータの一例を示す平面図、図8はこのスピンドルモータに装着されたディスク駆動ハブの平面図、図9はこのセンサレス無整流子直流モータの駆動装置の構成を示すブロック線図、図10はこのモータの電機子巻線駆動回路を示す回路図、図11はこのモータ駆動装置の動作を説明するためのタイムチャートである。
【0004】
図において、1はスピンドルモータ、2は16対のNS磁極からなる回転子、3は回転軸、4は駆動ピン、5は24スロット固定子、6はこの固定子5に巻回されたU,V,W相からなる電機子巻線、7はディスク駆動ハブ、8はチャッキング孔、9は駆動ピン4を嵌合する位置決め孔、10は電機子巻線駆動回路、11は回転子位置信号生成回路、12は6進カウンタ、13は切換回路、14は起動信号生成回路、15は6進カウンタ、16は入力クロック信号に応じて所定タイミングで6進カウンタ14及び切換回路13にパルス信号を出力するタイマである。
【0005】
Vccは直流電源、Gndは接地端子、Tr1,Tr2,Tr3はPチャンネルMOSトランジスタ(以下PMOSという)、Tr4,Tr5,Tr6はNチャンネルMOSトランジスタ(以下NMOSという)、Nr1,Nr2,Nr3,Nr4,Nr5,Nr6はノア素子、Ad1,Ad2,Ad3,Ad4,Ad5,Ad6はアンド素子、Iv1,Iv2,Iv3,Iv4,Iv5,Iv6はインバータ素子、a,b,cはハイレベル値H、ローレベル値Lの何れかの値である6進数各ビット値、Tuw,Tvw,Tvu,Twu,Twv,Tuvはアンド素子Ad1〜Ad6の出力信号である転流信号、Scu,Scv,Scwは電流流入駆動用ソース信号、Sku,Skv,Skwは電流流出駆動用シンク信号である。
【0006】
次にその動作について説明する。まず、スピンドルモータ1の定常回転時の動作について説明する。モータ1の回転子2が回転中は固定子5の3相Y結線の電機子巻線6の各U,V,W相には図11に示す相電圧が誘起され、この各相電圧の差、即ち相間電圧U−W,W−V,V−Uが回転子位置信号生成回路11に取り込まれ増幅されスライスされた位置信号Puw,Pwv,Pvuが6進カウンタ12に出力される。6進カウンタ12は入力位置信号Puw,Pwv,Pvuの各立上り、立下りエッジでカウントアップされ6進信号a,b,cが得られ、切換回路13を介して電機子巻線駆動回路10に印加される。
【0007】
電機子巻線駆動回路10では6進信号a,b,cが直接或はインバータ素子Iv1,Iv2,Iv3を介して各アンド素子Ad1〜Ad6に印加され、転流信号Tuw〜Tuvがノア素子Nr1〜Nr6に出力されて、ノア素子Nr1,Nr2,Nr3からPMOSTr1,Tr2,Tr3にLレベルのソース信号Scu,Scv,Scwが、ノア素子Nr4,Nr5,Nr6からインバータ素子Iv4,Iv5,Iv6を介してNMOSNr4,Nr5,Nr6にHレベルのシンク信号Sku,Skv,Skwに印加されて、PMOSTr1,Tr2,Tr3及びNMOSNr4,Nr5,Nr6を順次転流させ、直流電源Vccからの電流が電機子巻線6の各相に流入し接地端子Gndに流出する。
【0008】
次表は交流1周期中の1/6周期毎の各転流シーケンス(1)(2)(3)(4)(5)(6)における6進信号、転流信号及びU,V,W相電流の関係を示す。
【表1】
【0009】
この表に示すようにこのモータ1の電機子巻線6への駆動電流はシーケンス(1)から(6)と転流し6通りで規則的に切り換わり、6回転流すると回転子2は図7に示す角度θ=π/8だけ回転する。よって回転子2が1回転するのに16サイクル、計96回の転流を必要とすることになる。
【0010】
このような方式のモータは自己起動ができないため、起動時には起動信号生成回路14のタイマ16により、外部からのクロック信号に応じパルスが6進カウンタ12に出力されてカウントが開始され、6進信号a,b,cが切換回路13を介して電機子巻線駆動回路10に印加される。これにより電機子巻線駆動回路10により電機子巻線6がシーケンス(1)→(2)→(3)→(4)→(5)→(6)の順に切換え転流され、回転子2は強制的に正転方向に回転起動する。そして、回転子2の回転速度が上がり電機子巻線6に満足な誘起電圧が得られるようになったら、切換回路13が切換えられ回転子位置信号生成回路11及び6進カウンタ12による定常回転動作に入る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような従来のセンサレス無整流子直流モータ駆動装置では、起動時における回転子2の磁極位置と、固定子電機子巻線6の励磁開始相巻線位置との相対位置によっては、適正な正転回転力が得られなかったり、逆転方向に力が加わったりする場合が生じ、正方向に回転が修正されて回転が安定するまでに長時間を要するという問題点があった。
【0012】
また、このようなセンサレス無整流子直流モータをディスク駆動装置のスピンドルモータに使用した場合、回転子2が常に正転方向(矢印の時計回り方向)に駆動されているため、図8に示すように停止時においては回転子2に固着された駆動ピン4はディスク駆動ハブ7の位置決め孔9の回転方向側の端縁に当接している。この状態でモータ1を起動するとディスク駆動ハブ7のヘッドスティクション等の負荷が直に起動時のモータ1にかかり、これを超える駆動力がモータ1に要求され起動しにくく起動から正常回転まで時間かかるという問題点もあった。
【0013】
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、迅速かつ確実に起動することができるセンサレス無整流子直流モータ駆動装置を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る無整流子直流モータ駆動装置は、入力スタート信号及びクロック信号に応じて所定タイミングで6進カウンタに逆転、正転用クロックパルスを供給する正逆クロック制御回路を備え、回転子を逆方向に所定転流分回転させた後所定時間停止相に固定させてから正転させるよう、電機子巻線駆動回路に起動信号を供給するようにしたものである。
【0015】
また、回転子を逆方向に所定転流分回転させ所定相に固定した後、1サイクル6転流のうち速かに2回続けて転流させて正転させるよう、電機子巻線駆動回路に起動信号を供給するようにしたものである。
【0016】
また、回転子を逆方向に所定転流分回転させ所定相に固定した後、1サイクル6転流のうち2転流進んだ相から正転させるよう、電機子巻線駆動回路に起動信号を供給するようにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の一実施の形態を図を用いて説明する。図1はこの実施の形態の構成を示すブロック線図、図2はこの実施の形態の動作を説明するためのタイムチャート、図3はこの実施の形態におけるモータに装着されたディスク駆動ハブの平面図、図4はこの実施の形態におけるモータのトルクを示す図である。なお、図7及び図10はこの実施の形態にも適用される。
【0018】
図において、3は回転軸、4は駆動ピン、6は固定子5に巻回されたU,V,W相からなる電機子巻線、7はディスク駆動ハブ、8はチャッキング孔、9は駆動ピン4を嵌合する位置決め孔、10は電機子巻線駆動回路、11は回転子位置信号生成回路、12は6進カウンタ、13は切換回路、15は6進カウンタで、以上は図8、図9で示す従来例と同様のものである。17は起動信号生成回路、18は入力スタート信号及びクロック信号に応じて所定タイミングで6進カウンタ14にカウントダウン(逆転)、カウントアップ(正転)用クロックパルスCLpを、切換回路13に切換信号を供給する正逆クロック制御回路である。
【0019】
次にその動作について説明する。起動時の起動モードでは、起動信号生成回路17の正逆クロック制御回路18へのスタート信号に応じ、切換回路13が起動モードに切換えられるとともに、カウントダウンのクロックパルスCLpが6進カウンタ15に出力される。それにより6進カウンタ15からのカウントダウンの6進信号a,b,cが切換回路13を介して電機子巻線駆動回路10に印加される。これにより電機子巻線駆動回路10により電機子巻線6がシーケンス(6)→(5)→(4)→(3)→(2)→(1)の順に切換え転流され、回転子2は強制的に逆転方向に6転流分、即ち1サイクルだけ回転する。この逆転カウト領域から一定時間T0の相固定領域に入り、クロックパルスCLpが印加されなくなり、シーケンス(1)で転流が停止し、電機子巻線6のU相とW相にのみ電流が流れ、ロータ2のN極がU相の固定子極にS極がW相の固定子極に最も近接した位置で振動しながら停止する。このように逆転カウント期間の最後の転流シーケンスによってきまる相位置に確実に停止する。
【0020】
この相固定領域で振動が収まる迄1相に相固定してから正転カウント領域に入り、正逆クロック制御回路18から正転用のカウントアップのクロックパルスCLpが短い間隔で2パルス6進カウンタ15に出力される。それにより6進カウンタ15からのカウントアップの6進信号a,b,cが切換回路13を介して電機子巻線駆動回路10に印加され、電機子巻線駆動回路10により電機子巻線6がシーケンス(1)から(2),(3)に切換え転流され、回転子2は急速に正転方向に回転を開始する。そして、回転子2の回転速度が上がり電機子巻線6に満足な誘起電圧が得られるようになったら、正逆クロック制御回路18からの切換信号により切換回路13が切換えられ回転子位置信号生成回路11及び6進カウンタ12による定常モードの回転動作に入る。
【0021】
この定常モードに切り換えるタイミング、即ち上記相固定領域及び正転カウント領域時間は、回転子2のイナーシャ、モータのトルク定数などから設定できる。この時1相固定で回転子2の機械的振動が収まる時間は、回転子のイナーシャを35gcm/sec2、トルク定数を240gcm/Aとした場合、無負荷時で最大100msとすればよい。
【0022】
このように回転子2が逆方向に回転して所定相位置に停止するので、正転を開始する時点では、図3に示すように回転子2に固着された駆動ピン4はディスク駆動ハブ7の位置決め孔9の回転方向側の端縁とは離れた係合していない位置にあるので、回転子2の回転開始時の負荷は軽く速かに起動し、起動後の駆動ピン4が位置決め孔9の回転方向側の端縁にあたる衝撃力によりヘッドスティクション等の負荷に打勝ってディスク駆動ハブ7を回転駆動する。
【0023】
また、図4に示すように、回転子2が転流シーケンス(1)で停止した位置では転流シーケンス(2)のトルクは減少途中にあリ、転流シーケンス(3)のような増加傾向にあるトルクをかける方がより強い起動を促すと考えられる。このため、なるべく速くシーケンス(3)に転流させるため短い間隔で2個のクロックパルスCLpが6進カウンタ15に印加される。
【0024】
実施の形態2.
実施の形態1では相固定後2個のクロックパルスCLpを6進カウンタ15に印加して、2回転流するようにしたが、より強いトルクを生じさせるために、最初から2つ先の転流シーケンスから始動するようにしてもよい。図5はこの場合の実施の形態2の動作を説明するためのタイムチャート、図6はこの実施の形態におけるモータのトルクを示す図である。
【0025】
図より明らかなように、転流シーケンス(1)で相固定した後、2つ先の転流シーケンス(3)の6進信号a,b,cが6進カウンタ15から出力されるようクロックパルスCLpが印加され、より強いトルクが生ずる転流シーケンス(3)で回転子2の回転が開始される。そして回転子2の加速が最大となるタイミングで、その次の転流シーケンス(4)に切り換えられ、更に加速される。このように転流シーケンスが切換えられることにより、正転カウント領域においてより速い回転子2の状態で定常モードに切り換えられる。
【0026】
【発明の効果】
この発明によるセンサレス無整流子直流モータ駆動装置は以上説明したように、入力スタート信号及びクロック信号に応じて所定タイミングで6進カウンタに逆転、正転用クロックパルスを供給する正逆クロック制御回路を備え、回転子を逆方向に所定転流分回転させた後所定時間停止相に固定させてから正転させるよう、電機子巻線駆動回路に起動信号を供給するようにしたので、回転子が確実に正転方向に回転始動し、かつ、ディスク駆動ハブを駆動するスピンドルモータとして使用した場合、回転子に固着された駆動ピンが、ディスク駆動ハブの位置決め孔の端縁にあたる衝撃力が利用でき、ヘッドスティクション等の負荷に打勝ってディスク駆動ハブを回転駆動できるという効果がある。
【0027】
また、回転子を逆方向に所定転流分回転させ所定相に固定した後、1サイクル6転流のうち速かに2回続けて転流させて正転させるよう、電機子巻線駆動回路に起動信号を供給するようにしたので、回転子の正転開始時に、素早く回転子に強いトルクを与えることができ起動が確実かつ速かに行なうことができるという効果がある。
【0028】
また、回転子を逆方向に所定転流分回転させ所定相に固定した後、1サイクル6転流のうち2転流進んだ相から正転させるよう、電機子巻線駆動回路に起動信号を供給するようにしたので、回転子の正転開始時、直ちに最高のトルクを与えることができ起動が確実かつ速かに行なうことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の構成を示すブロック線図。
【図2】実施の形態1の動作を説明するためのタイムチャート。
【図3】実施の形態1におけるモータに装着されたディスク駆動ハブの平面図。
【図4】実施の形態1におけるモータのトルクを示す図。
【図5】実施の形態2の動作を説明するためのタイムチャート。
【図6】実施の形態2におけるモータのトルクを示す図。
【図7】センサレス無整流子直流モータの一例を示す平面図。
【図8】従来のディスク駆動装置のディスク駆動ハブの平面図。
【図9】従来のセンサレス無整流子直流モータの駆動装置の構成を示すブロック線図。
【図10】センサレス無整流子直流モータの電機子巻線駆動回路を示す回路図。
【図11】センサレス無整流子直流モータ駆動装置の定常動作を説明するためのタイムチャート。
【符号の説明】
1 スピンドルモータ、2 回転子、5 固定子、6 電機子巻線、10 電機子巻線駆動回路、11 回転子位置信号生成回路、17 起動信号生成回路。
Claims (3)
- 磁極からなる回転子、3相の電機子巻線を有する固定子、上記電機子巻線からの誘起電圧信号を加工して回転子位置信号を生成する回転子位置信号生成回路、この回路からの回転子位置信号に応じて、駆動電流を上記各相電機子巻線に1サイクルに6回転流させる電機子巻線駆動回路、及びモータ起動時にこの電機子巻線駆動回路に上記回転子位置信号に代え印加される起動信号を生成する起動信号生成回路を備えたセンサレス無整流子直流モータ駆動装置において、上記起動信号生成回路は、入力スタート信号及びクロック信号に応じて所定タイミングで6進カウンタに逆転、正転用クロックパルスを供給する正逆クロック制御回路を備え、上記回転子を逆方向に所定転流分回転させた後所定時間停止相に固定させてから正転させるよう、上記電機子巻線駆動回路に起動信号を供給するよう構成したことを特徴とするセンサレス無整流子直流モータ駆動装置。
- 磁極からなる回転子、3相の電機子巻線を有する固定子、上記電機子巻線からの誘起電圧信号を加工して回転子位置信号を生成する回転子位置信号生成回路、この回路からの回転子位置信号に応じて、駆動電流を上記各相電機子巻線に1サイクルに6回転流させる電機子巻線駆動回路、及びモータ起動時にこの電機子巻線駆動回路に上記回転子位置信号に代え印加される起動信号を生成する起動信号生成回路を備えたセンサレス無整流子直流モータ駆動装置において、上記起動信号生成回路は、入力スタート信号及びクロック信号に応じて所定タイミングで6進カウンタに逆転、正転用クロックパルスを供給する正逆クロック制御回路を備え、上記回転子を逆方向に所定転流分回転させ所定相に固定した後、1サイクル6転流のうち速かに2回続けて転流させて正転させるよう、上記電機子巻線駆動回路に起動信号を供給するよう構成したことを特徴とするセンサレス無整流子直流モータ駆動装置。
- 磁極からなる回転子、3相の電機子巻線を有する固定子、上記電機子巻線からの誘起電圧信号を加工して回転子位置信号を生成する回転子位置信号生成回路、この回路からの回転子位置信号に応じて、駆動電流を上記各相電機子巻線に1サイクルに6回転流させる電機子巻線駆動回路、及びモータ起動時にこの電機子巻線駆動回路に上記回転子位置信号に代え印加される起動信号を生成する起動信号生成回路を備えたセンサレス無整流子直流モータ駆動装置において、上記起動信号生成回路は、入力スタート信号及びクロック信号に応じて所定タイミングで6進カウンタに逆転、正転用クロックパルスを供給する正逆クロック制御回路を備え、上記回転子を逆方向に所定転流分回転させ所定相に固定した後、1サイクル6転流のうち2転流進んだ相から正転させるよう、上記電機子巻線駆動回路に起動信号を供給するよう構成したことを特徴とするセンサレス無整流子直流モータ駆動装置。
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1996
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