JP3547733B2 - 鋳型造型方法及びその装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、鋳型の造型方法及びその方法を実施するための鋳型造型装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、模型が取付けられた模型定盤をスクイズテーブル上に設け、該模型定盤上に鋳枠及び上盛枠を重合して重合鋳枠を構成し、鋳物砂を蓄えた計量ホッパーを前記重合鋳枠と対向する位置に移動して鋳物砂を重合鋳枠内に投入し、鋳物砂の供給後にスクイズヘッドを重合鋳枠と対向する位置に割出し移動し、重合鋳枠の上端より盛り上がった鋳物砂をスクイズヘッドの割出し移動に連動して掻き取り、その後にスクイズテーブルとスクイズヘッドとを互いに接近させて鋳物砂をスクイズして鋳型を造型していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の鋳型造型においては、重合鋳枠の上端より盛り上がって掻き取られた鋳物砂は、使用されることなく、砂再生装置に搬送されていたので、鋳物砂の消費量が多くなり、砂の再生コストが高くなる不具合があった。また、掻き取った鋳物砂を砂再生装置に搬送する搬送装置が必要となっていた。
【0004】
本発明は、かかる従来の不具合を解消するためになされたもので、重合鋳枠の上端より盛り上がって掻き取られた鋳物砂を次の鋳型の造型に使用できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明の構成上の特徴は、スクイズテーブルとスクイズヘッドを造型経路に沿って互いに対向して相対的に進退可能に設け、模型が取付けられた模型定盤を取り囲んで下盛枠を上下動可能に設け、鋳枠当接面が模型定盤の盤面よりせり出した上昇位置に前記下盛枠を位置した状態で肌砂を前記下盛枠内に投入し、鋳枠及び上盛枠を前記下盛枠上に重合して重合鋳枠を構成し、該重合鋳枠内に裏砂を供給し、鋳物砂の供給後に前記スクイズテーブルとスクイズヘッドとを互いに接近させて前記肌砂及び裏砂をスクイズして鋳型を造型することである。
【0006】
請求項2に係る発明の構成上の特徴は、スクイズテーブル上に設けられ模型が取付けられた模型定盤を取り囲んで下盛枠を上下動可能に設け、該下盛枠上に鋳枠及び上盛枠を重合して重合鋳枠を構成し、鋳物砂を蓄えた計量ホッパーを前記重合鋳枠と対向する位置に移動して鋳物砂を前記重合鋳枠内に投入し、鋳物砂の供給後にスクイズヘッドを前記重合鋳枠と対向する位置に移動し、前記スクイズテーブルと前記スクイズヘッドとを互いに接近させて前記鋳物砂をスクイズして鋳型を造型する方法において、前記スクイズヘッドが前記スクイズテーブルと対向するために水平方向に移動する動きに連動して前記重合鋳枠の上端より盛り上がった鋳物砂を掻き取って掻き砂ホッパーに蓄え、該掻き取った砂を鋳枠当接面が模型定盤の盤面よりせり出した上昇位置に位置した下盛枠内に掻き砂ホッパーから投入し、掻き取った砂を次の鋳型の造型に鋳物砂の一部として使用することである。
【0007】
請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項2に記載の鋳型造型方法において、前記掻き砂ホッパーに重量計を取り付けて前記掻き取った砂の重量を測定し、不足分を前記計量ホッパーに蓄えることである。
【0008】
請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請求項2又は3に記載の鋳型造型方法において、前記掻き取った鋳物砂を前記掻き砂ホッパーから前記鋳枠当接面が模型定盤の盤面よりせり出した上昇位置に位置した下盛枠内に投入するときに、解砕器によって解し次の鋳型の造型に肌砂として使用することである。
【0009】
請求項5に係る発明の構成上の特徴は、請求項2乃至4のいずれかに記載の鋳型造型方法において、前記スクイズテーブルの上面に着脱されるキャリアプレートに模型が取付けられた模型定盤を取り囲んで下盛枠を上下動可能に設け、鋳枠当接面が模型定盤の盤面よりせり出した上昇位置に前記下盛枠を上昇させた状態で前記キャリアプレートを前記掻き砂ホッパーの下方に移動し、前記掻き取った鋳物砂を次の鋳型造型の鋳物砂の一部として前記下盛枠内に投入し、その後に前記キャリアプレートを前記スクイズテーブル上に戻すことである。
【0010】
請求項6に係る発明の構成上の特徴は、スクイズテーブル上に設けられ模型が取付けられた模型定盤を取り囲んで下盛枠を上下動可能に設け、鋳枠当接面が模型定盤の盤面よりせり出した上昇位置に前記下盛枠を位置した状態で、該下盛枠上に鋳枠及び上盛枠を重合して重合鋳枠を構成し、鋳物砂を蓄えた計量ホッパーを前記重合鋳枠と対向する位置に移動して該鋳物砂を前記重合鋳枠内に投入し、鋳物砂の供給後にスクイズヘッドを前記重合鋳枠と対向する位置に移動し、前記鋳枠の下面が前記模型定盤の盤面と一致するように前記スクイズテーブルを前記重合鋳枠に対して相対的に上昇させるとともに、前記スクイズテーブルと前記スクイズヘッドとを互いに接近させて前記鋳物砂をスクイズして鋳型を造型する方法において、前記造型された鋳型の前記鋳枠上端から前記背面側に突出した砂付き量を計測し、前記重合鋳枠に投入された鋳物砂を掻き取る前に、前記砂付き量に応じて設定した突出量だけ前記鋳枠当接面が模型定盤の盤面よりせり出した調整位置に固定することである。
【0011】
請求項7に係る発明の構成上の特徴は、装置本体に設けられ駆動装置により造型経路に沿って互いに対向して相対的に進退移動されるスクイズテーブル及びスクイズヘッドと、模型が取付けられた模型定盤を取り囲んで上下動可能にスクイズテーブル上に設けられた下盛枠と、前記下盛枠を鋳枠当接面が前記模型定盤の盤面と一致する後退位置と前記盤面よりせり出した上昇位置との間で昇降させる下盛枠昇降装置と、前記上昇位置に位置する下盛枠上に鋳枠及び上盛枠を重合して重合鋳枠を構成する鋳枠重合装置と、鋳物砂を蓄えた計量ホッパーと前記スクイズヘッドとを前記重合鋳枠と対向する位置に交互に割出し位置決めする割出し装置と、前記計量ホッパーから前記重合鋳枠に投入された鋳物砂の前記重合鋳枠の上端より盛り上がった鋳物砂を掻き取る手段と、前記重合鋳枠と並んで前記装置本体に設けられ前記掻き取った鋳物砂を収容する掻き砂ホッパーとを設けたことである。
【0012】
【発明の作用・効果】
上記のように構成した請求項1に係る発明においては、模型が取付けられた模型定盤を取り囲んで下盛枠を上下動可能に設け、鋳枠当接面が模型定盤の盤面よりせり出した上昇位置に位置する下盛枠内に肌砂を投入し、鋳枠及び上盛枠を下盛枠上に重合して重合鋳枠を構成し、該重合鋳枠内に裏砂を供給し、その後にスクイズテーブルとスクイズヘッドとを互いに接近させて肌砂及び裏砂をスクイズして鋳型を造型する。これにより、肌砂を使用する場合に、鋳枠をセットした後に模型に肌砂を被せていた従来方法に比して、次の鋳型の造型に用いる鋳枠を準備する間に肌砂を下盛枠内に準備することができて、肌砂を被せるための時間を別途必要とせず、鋳型の造型時間を短縮することができる。
【0013】
上記のように構成した請求項2に係る発明においては、スクイズテーブル上に設けられ模型が取付けられた模型定盤を取り囲んで下盛枠を上下動可能に設け、該下盛枠上に鋳枠及び上盛枠を重合して重合鋳枠を構成し、鋳物砂を蓄えた計量ホッパーから鋳物砂が重合鋳枠内に投入された後に、スクイズヘッドがスクイズテーブルと対向するために水平方向に移動する動きに連動して、重合鋳枠の上端より盛り上がった鋳物砂を掻き取って掻き砂ホッパーに蓄え、該掻き取った砂を鋳枠当接面が模型定盤の盤面よりせり出した上昇位置に位置する下盛枠内に掻き砂ホッパーから投入するようにしたので、掻き取った鋳物砂を次の鋳型の造型に鋳物砂の一部として使用することができ、砂の再生コストを低減し、掻き砂の移送装置をなくして設備コストを下げることができる。
【0014】
上記のように構成した請求項3に係る発明においては、掻き砂ホッパーに重量計を取り付けて掻き取った砂の重量を測定し、不足分を計量ホッパーに蓄えるようにしたので、掻き取った砂を次ぎの鋳型の造型に使用できるとともに、計量ホッパーから重合鋳枠に適切な量の鋳物砂を投入することができる。
【0015】
上記のように構成した請求項4に係る発明においては、掻き取った鋳物砂を解砕器によって解して掻き砂ホッパーから重合鋳枠内に投入するので、掻き取った砂を次の鋳型の造型に肌砂として使用し、鋳肌の滑らかな鋳物を鋳造することができる。
【0016】
上記のように構成した請求項5に係る発明においては、スクイズテーブルの上面に着脱されるキャリアプレートに模型が取付けられた模型定盤を取り囲んで下盛枠を上下動可能に設け、鋳枠当接面が模型定盤の盤面よりせり出した上昇位置に下盛枠を上昇させた状態でキャリアプレートを掻き砂ホッパーの下方に移動し、掻き取った鋳物砂を次の鋳型造型の鋳物砂の一部として下盛枠内に投入した後にキャリアプレートをスクイズテーブル上に戻すようにしたので、次の造型に用いる鋳枠を準備中に、掻き取った鋳物砂を下盛枠内に投入して次の鋳型の造型に鋳物砂の一部として使用することができる。
【0017】
上記のように構成した請求項6に係る発明においては、スクイズテーブル上に設けられ模型が取付けられた模型定盤を取り囲んで下盛枠を上下動可能に設け、鋳枠当接面が模型定盤の盤面よりせり出した上昇位置に下盛枠を位置した状態で、該下盛枠上に鋳枠及び上盛枠を重合して重合鋳枠を構成し、鋳物砂を蓄えた計量ホッパーを重合鋳枠と対向する位置に移動して該鋳物砂を重合鋳枠内に投入し、鋳物砂の供給後にスクイズヘッドを重合鋳枠と対向する位置に移動し、鋳枠の下面が模型定盤の盤面と一致するようにスクイズテーブルを重合鋳枠に対して相対的に上昇させるとともに、スクイズテーブルとスクイズヘッドとを互いに相対的に接近させて鋳物砂をスクイズして鋳型を造型し、該鋳型の鋳枠上端から背面側に突出した砂付き量を計測し、該砂付き量に応じて設定した突出量だけ鋳枠当接面が模型定盤の盤面よりせり出す調整位置に下盛枠を固定するようにしたので、砂付き量を最適に制御し、別途設備を用意して過大な砂付きを切除する必要がない。
【0018】
上記のように構成した請求項7に係る発明においては、下盛枠を鋳枠当接面が模型定盤の盤面よりせり出した上昇位置に位置し、該下盛枠上に鋳枠重合装置により鋳枠及び上盛枠を重合して重合鋳枠を構成し、鋳物砂を蓄えた計量ホッパーを重合鋳枠に対向させて鋳物砂を重合鋳枠内に投入した後に、スクイズヘッドをスクイズテーブルと対向させるために水平方向に移動させる動きに連動して、重合鋳枠の上端より盛り上がった鋳物砂を掻き取って掻き砂ホッパーに蓄え、該掻き取った砂を鋳枠当接面が模型定盤の盤面よりせり出した上昇位置に位置する下盛枠内に掻き砂ホッパーから投入するようにしたので、掻き取った鋳物砂を次の鋳型の造型に鋳物砂の一部として使用することができ、砂の再生コストを低減し、掻き砂の移送装置をなくした低コストの鋳型造型装置を提供することができる。
【0019】
【実施の形態】
以下本発明の第1実施形態に係る鋳型造型方法及びこの方法を実施するための装置を図面に基づいて説明する。図1において、1は装置本体2に上下方向の造型経路に沿って移動可能に装架された断面長方形のスクイズテーブルで、装置本体2に固定されたシリンダ装置3により上下方向に進退移動されるようになっている。5は装置本体2に取付けられて水平方向に互いに平行に延在する一対のローラコンベアで、直方体のキャリアプレート6の下方フランジ部の両側下面を係脱可能に支持している。図3に示すように掻き砂ホッパー46から肌砂38bを投入された次に使用されるキャリアプレート6は、ローラコンベア5によりスクイズテーブル1上方の交換位置に搬送され、図略の停止装置によって交換位置に位置決めされ、シリンダ装置3により上昇されるスクイズテーブル1上に着脱可能に載置されるようになっている。
【0020】
キャリアプレート6の上面には模型8が取付けられた模型定盤9が固定され、外周には下盛枠10が模型定盤9を取り囲んで上下方向に昇降可能に装架されている。キャリアプレート6の下方フランジ部6aの4隅上面と下盛枠10の下面との間には、圧縮スプリング14が介装され、下盛枠10は圧縮スプリング14のばね力により上方に付勢されている。4本のロッド15が下盛枠10の下面から圧縮スプリング14を貫通して下方に突設され、ロッド15の下端に設けられた大径部15aが下方フランジ部6aに設けられた段付き穴6bの肩部に当接することにより下盛枠10が、鋳枠当接面10aが模型定盤9の盤面9aよりせり出す上昇位置に位置される。下盛枠10が圧縮スプリング14のばね力に抗して後退され、下面に突設された停止部10bが下方フランジ部6aの上面に当接すると鋳枠当接面10aが模型定盤9の盤面9aと一致する。圧縮スプリング14、ロッド15等によって下盛枠10を鋳枠当接面10aが模型定盤9の盤面9aと一致する後退位置と盤面9aよりせり出した上昇位置との間で昇降させる下盛枠昇降装置17が構成されている。
【0021】
30は装置本体2に取付けられて水平方向に互いに平行に延在する一対のローラコンベアで、鋳枠31の両側下面をキャリアプレート交換位置の上方において係脱可能に支持している。次に型込めされる鋳枠31は、ローラコンベア30上で図略の停止装置により造型経路内でスクイズテーブル1と対向する鋳枠受渡位置に位置決めされる。スクイズテーブル1がシリンダ装置3によって上昇されると、キャリアプレート6がスクイズテーブル1上に載置され、鋳枠31がローラコンベア30から下盛枠10の鋳枠当接面10a上に受け渡される。35は鋳枠31の上面に係脱可能に載置される上盛枠で、装置本体2に設けられたシリンダ装置のピストンロッドに4隅で連結されて造型経路内で上下方向に移動可能に装架されている。シリンダ装置3によるスクイズテーブル1の上昇につれて、上盛枠35が鋳枠31上に重合される。スクイズテーブル1を上昇させるシリンダ装置3、鋳枠を支持するローラコンベア30及び上盛枠支持部材などにより、上昇位置に位置する下盛枠10上に鋳枠31及び上盛枠35を重合して重合鋳枠37を構成する鋳枠重合装置39が構成されている。
【0022】
シリンダ装置3はスクイズテーブル1を図4に示す鋳物砂投入位置に停止させ、この位置で鋳物砂38が計量ホッパー40から重合鋳枠37内に投入される。図1に示すように、装置本体2の上方にはシャトル41が水平方向に移動可能に装架され、シリンダ装置42により鋳物砂投入位置とスクイズ位置に割出し位置決めされる。計量ホッパー40はシャトル41に取付けられ、シャトル41が鋳物砂投入位置に割出されたとき、重合鋳枠37に計量ホッパー40が対向し、計量された鋳物砂38を重合鋳枠37に充填する。計量ホッパー40の下端部には、図略の回動装置により水平軸線回りに夫々回動される複数枚の底板からなるシャッター43が設けられ、底板が水平状態に回動されて鋳物砂38を蓄え、垂直方向に回動されて鋳物砂38を重合鋳枠37に投入する。シャトル41にはスクイズヘッド45が計量ホッパー40と並んで装架され、シャトル41がスクイズ位置に割出されるとスクイズヘッド45がスクイズテーブル1と対向する。シャトル41及びシリンダ装置42によって鋳物砂38を蓄えた計量ホッパー40とスクイズヘッド45とを重合鋳枠37と対向する位置に交互に割出し位置決めする割出し装置36が構成されている。
【0023】
46は重量計49を介して装置本体2に取り付けられた掻き砂ホッパーで、鋳物砂投入位置に停止されたスクイズテーブル1上に載置された重合鋳枠37と並列し、上盛枠10の上面との間に隙間ができないようにブリッジ板46aが掻き砂ホッパー46の上面から上盛枠10に向かって突出されている。これにより、計量ホッパー40から重合鋳枠37に投入され、重合鋳枠37の上端より盛り上がった鋳物砂38は、スクイズヘッド45がスクイズテーブル1と対向するシャトル41のスクイズ位置への移動に連動して計量ホッパー40の内側下端面によって掻き取られ、掻き砂ホッパー46に入れられる。掻き砂ホッパー46下方の肌砂供給位置には、次に使用されるキャリアプレート6がローラコンベア5上で図略の停止装置により位置決めされ、掻き取られた砂が掻き砂ホッパー46から次に使用されるキャリアプレート6に嵌合され鋳枠当接面10aが模型定盤9の盤面9aより上昇した上昇位置に位置された下盛枠10内に投入される。計量ホッパー40から重合鋳枠37に投入された鋳物砂38の重合鋳枠37の上端より盛り上がった鋳物砂38を掻き取る手段は、スクイズヘッド45がスクイズテーブル1と対向するシャトル41のスクイズ位置への移動に連動して計量ホッパー40の内側下端面によって掻き取るものに限られるものはでなく、シャトル41に掻きプレートを設け、シャトル41のスクイズ位置への移動に連動して重合鋳枠37の上端より盛り上がった鋳物砂38を掻き取って掻き砂38aとして掻き砂ホッパー46に掻き入れるようにしてもよい。
【0024】
掻き砂ホッパー46の中央部には、図略の回動装置により水平軸線回りに夫々回動される複数枚の底板からなるシャッター47が設けられ、底板が水平状態に回動されて掻き砂38aを蓄え、垂直方向に回動されて掻き砂38aを落下させる。掻き砂ホッパー46には、シャッター47の下方に解砕器48が設けられ、シャッター47が開かれて落下する鋳物砂38を打ち砕いて解し、肌砂供給位置に位置決めされたキャリアプレート6に嵌合する下盛枠10内に肌砂38bとして供給する。解砕器48は、モータによって回転駆動される円板を水平方向に複数個並接し、各円板に2本の水平ロッドを回転中心から直径方向両側に偏心した位置で水平方向に突設し、円盤の回転により水平ロッドが偏心回転して落下する鋳物砂38を叩いて解すものである。
【0025】
シャトル41がスクイズ位置に割出し位置決めされたとき、計量ホッパー40は、鋳物砂38を搬送するベルトコンベア50の端部下方の充填位置に位置決めされ、計量された鋳物砂38が充填される。ベルトコンベア50は一定幅の鋳物砂38を一定厚さで搬送するので、ベルトコンベア50が掛けられたベルト車51の回転角度を回転角度計52により計測してベルトコンベア50を所望距離だけ移動させることによって計量した鋳物砂38を計量ホッパー40に供給している。
【0026】
スクイズヘッド45を装架するヘッド本体55にはシリンダ56が垂直に設けられ、シリンダ56に摺動可能に嵌合されたピストン57の下方に突出したピストンロッド先端にスクイズヘッド45が固定されている。スクイズヘッド45は重合鋳枠37の内側に嵌入し、重合鋳枠37に投入された鋳物砂38をスクイズする。シリンダ56の上室は切換弁により圧力源又はレリーフ弁を介してタンクに選択的に接続されるようになっている。ヘッド本体46の4隅にはストップ部材51が垂直に設けられ、上盛枠35の4隅に当接して、重合鋳枠37の上昇を規制する。
【0027】
上記のように構成した実施形態の作動を説明する。造型が完了し、鋳型58を造型された鋳枠31が鋳枠受渡位置から搬出され、空の鋳枠31が搬入される間に(図1,3)、先の造型で掻き砂ホパー46に掻き入れられた掻き砂38aの量が重量計49により計量され、次の造型に必要な鋳物砂38から掻き砂38aの量を引いた鋳物砂38が、ベルト車51の回転量を回転角度計52により計測することによりベルトコンベア50を必要距離だけ移動させて計量ホッパー40に充填される。掻き砂ホッパー46の下方の肌砂供給位置に、下盛枠10を上昇位置に位置した次に使用されるキャリアプレート6がローラコンベア5により搬送されて図略の停止装置により位置決めされると、解砕器48が回転駆動された後、シャッター47が開かれて掻き砂38aが落下され、掻き砂38aが落下の途中で解砕器48により打ち砕かれて解され、上昇位置に位置する下盛枠10内に模型8を覆うように肌砂38bとして投入される。この細かく解された肌砂38bによって模型8を覆って鋳型58が造型されるので、鋳肌が滑らかな鋳物を鋳造することができる。このとき、下盛枠10は圧縮スプリングのばね力により上方に付勢され、ロッド15の大径部15aがキャリアプレート6の下方フランジ部6aに穿設された段付き穴6bの肩部に当接し、鋳枠当接面10aが模型定盤9の盤面9aよりせり出す上昇位置に位置している。鋳型58から開離してローラコンベア5上に載置されたキャリアプレート6はローラコンベア5により交換位置から搬出され、下盛枠10内に肌砂が投入された次に使用されるキャリアプレート6が肌砂供給位置から交換位置にローラコンベア5によって搬送されて位置決めされる。
【0028】
計量ホッパー40がスクイズテーブル1と対向するように、シャトル41がシリンダ装置42により鋳物砂投入位置に割出し位置決めされる。そして、スクイズテーブル1は、シリンダ装置3により上昇されて下盛枠10内に肌砂38bを投入されたキャリアプレート6をローラコンベア5から交換位置で受取り、更に上昇されて鋳枠31を鋳枠受渡位置でローラコンベア30から下盛枠10の鋳枠当接面10a上に受取る。上盛枠35が鋳枠31上に載置されて重合鋳枠37が構成された後に、スクイズテーブル1はシリンダ装置3への圧油の給排がブロックされて鋳物砂投入位置に一旦停止される(図4)。スクイズテーブル1の上方に割出し位置決めされている計量ホッパー40のシャッター43が解放され、計量ホッパー40内に蓄えられた計量された鋳物砂38が裏砂として重合鋳枠37内に投入される(図5)。
【0029】
重合鋳枠37内に鋳物砂38の投入が完了すると、スクイズヘッド45をスクイズテーブル1と対向させるために、シャトル41がシリンダ装置42によりスクイズ位置に割出される。計量ホッパー40から重合鋳枠37に投入され、重合鋳枠37の上端より盛り上がった鋳物砂38は、シャトル41のスクイズ位置への移動に連動して計量ホッパー40の内側下端面によって掻き取られ、掻き砂ホッパー46に掻き入れられる(図6)。
【0030】
スクイズヘッド45がスクイズテーブル1と対向するように、シャトル41がシリンダ装置42によりスクイズ位置に割出されると、スクイズテーブル1がシリンダ装置3によりさらに上昇され、重合鋳枠37に充填された鋳物砂38が上昇されて、下降端に位置するスクイズヘッド45に当接して背面予備スクイズされる。このとき、シリンダ56の上室は、レリーフ弁を介してタンクに連通されているので、スクイズヘッド45は重合鋳枠37の上昇に連れて鋳物砂38をレリーフ弁のレリーフ圧に応じた圧力で背面予備スクイズしながら後退する。上盛枠35の上面がヘッド本体46の4隅に設けられたストップ部材51に当接すると、重合鋳枠37の上昇が規制され、スクイズテーブル1の上昇に連れて模型定盤9が固定されたキャリアプレート1が圧縮スプリング14のばね力に抗して重合鋳枠37に対して上昇され、鋳物砂38がレリーフ弁のレリーフ圧に応じた圧力で模型側スクイズされる。鋳枠当接面10aが模型定盤9の盤面9aと一致するまで下盛枠10が圧縮スプリング14のばね力に抗して相対的に後退され、下盛枠10の停止部10bがキャリアプレート6の下方フランジ部6aの上面に当接すると、スクイズテーブル1の上昇が規制され、シリンダ装置3の下室内の圧力が上昇する。この下室内の圧力上昇が圧力センサにより検出されると、シリンダ56の上室が切換弁により圧力源に接続されてピストン57が所定圧力で押圧され、鋳物砂38がスクイズヘッド45により背面側スクイズされる(図7)。
【0031】
背面側スクイズが完了すると、スクイズテーブル1はシリンダ装置3により下降され、鋳枠31が上盛枠35から離れる。下盛枠10が圧縮スプリング14のばね力によりキャリアプレート6に対して上昇位置に上昇され、鋳枠当接面10aに載置された鋳枠31もキャリアプレート6、模型定盤9、模型8に対して相対的に上昇されるので、鋳枠31がローラコンベア30に上に受け渡される前に、模型8は鋳枠31内に形成された鋳型58から離型する(図8)。
【0032】
スクイズテーブル1はシリンダ装置3によって更に下降され、鋳枠31がローラコンベア30上に載置されて下盛枠10から離脱し、キャリアプレート6がローラコンベア5上に受け渡されてスクイズテーブル1上面から開離し、その後にスクイズテーブル1は下降端に停止する。スクイズヘッド45は、切換弁の切換えによりピストン57が下降されて下降端に戻される(図9)。ローラコンベア30上に載置された鋳枠31はローラコンベア30により図略の注湯ステーションに搬送され、ローラコンベア5上に載置されたキャリアプレート6はローラコンベア5により交換位置から搬出され、以下同様に造型サイクルが繰り返される。
【0033】
造型された鋳型58の鋳枠31上端から背面側に突出した砂付き量t(図9参照)は、バラツキが生じたり、大き過ぎると切取り装置を別途設けて後工程で切除する必要がある。この砂付き量tは、計量ホッパー40から重合鋳枠37に投入され上端から盛り上った部分を掻き取られた重合鋳枠37内の鋳物砂38の量によって異なるので、第2実施形態においては、重合鋳枠37内の鋳物砂38の量を先に造型した鋳型58の砂付き量tに基づいて設定し、砂付き量を最適に制御している。このため、鋳型58を造型された鋳枠31がローラコンベア30上に載置されると、鋳型58の鋳枠31上端から背面側に突出している砂付き量tが寸法測定装置60によって測定され、計量ホッパー40から重合鋳枠37に投入された鋳物砂38の重合鋳枠37の上端から盛り上った部分を掻き取る前に、鋳枠当接面10aが模型定盤9の盤面9aよりせり出す突出量がこの砂付き量tに応じて設定される。即ち、図10に示すように、鋳物砂投入位置には、シリンダ装置61のピストンロッド62に4隅を連結されて下降端位置に保持された上盛枠35が位置し、スクイズテーブル1がキャリアプレート6をローラコンベア5から受取って鋳物砂投入位置まで上昇すると、下盛枠10上に載置された鋳枠31が上盛枠35に当接して重合鋳枠37を構成する。
【0034】
先に造型された鋳型58の砂付き量tが大きいことは、重合鋳枠37内の鋳物砂38の量が多いことであるので、スクイズテーブル1を上昇させて砂付き量tに応じた調整量だけ模型定盤9の盤面9aを下盛枠10に対して上昇させる。盤面9aを下盛枠10に対して上昇させる調整量は、模型8毎に砂付き量tに対応して制御装置64のメモリに登録されている。測定された鋳型58の砂付き量tに対する調整量がメモリから読み出され、位置検出装置63により検出されるスクイズテーブル1の位置が、鋳物砂投入位置でのスクイズテーブル1の停止位置に調整量を加算した調整位置と等しくなるまでスクイズテーブル1はシリンダ装置3により上昇されて停止される。
【0035】
スクイズテーブル1が調整位置まで上昇された後に、ホッパー40から鋳物砂38が重合鋳枠37内に投入されると、スクイズヘッド45をスクイズテーブル1と対向させるために、シャトル37がシリンダ装置42によりスクイズ位置に割出される。計量ホッパー40から重合鋳枠37に投入され、重合鋳枠37の上端より盛り上がった鋳物砂38は、シャトル41のスクイズ位置への移動に連動して計量ホッパー40の内側下端面によって掻き取られ、掻き砂ホッパー46に掻き入れられる。シャトル41がスクイズ位置に割出されると、シリンダ装置61への油圧の供給が遮断されピストンロッド62延いては上盛枠35が自由に上下動動可能な状態になる。スクイズテーブル1がシリンダ装置3によりさらに上昇され、前述と同様に重合鋳枠37に充填された鋳物砂38がスクイズされる。スクイズが完了して、スクイズテーブル1の下降によりローラコンベア5上に載置されたキャリアプレート6は、ローラコンベア5により交換位置から搬出される。
【0036】
上記実施形態では、下盛枠昇降装置17として、下盛枠10とキャリアプレート6との間に圧縮スプリング14を介在しているが、スクイズテーブル1の4隅にシリンダ装置を設け、このシリンダ装置のピストンロッドの昇降によって下盛枠10を上昇位置と後退位置との間で移動させるようにしてもよい。
【0037】
また、上記実施形態では、模型が取り付けられた模型定盤を取り囲んで上下動可能に下盛枠をスクイズテーブル上に設けるために、下盛枠をキャリアプレートに模型定盤を取り囲んで上下動可能に設け、該キャリアプレートをスクイズテーブル上に着脱するようにしているが、模型定盤をスクイズテーブル上に固定し、下盛枠をスクイズテーブルに模型定盤を取り囲んで上下動可能に装架してもよい。
【0038】
上記実施形態では、背面側予備スクイズ、模型面側スクイズ、背面側スクイズにより鋳物砂をスクイズして鋳型を造型しているが、背面側予備スクイズと模型面側スクイズとの組合せ、または背面側スクイズのみで鋳型を造型するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る鋳型造型装置を示す図。
【図2】下盛枠を装架したキャリアプレートを示す図。
【図3】搬送コンベアから鋳物砂を計量ホッパーに投入し、掻き砂ホッパーから肌砂を下盛枠に投入した状態を示す図。
【図4】鋳物砂投入位置に位置する重合鋳枠に計量ホッパーが対向状態を示す図。
【図5】鋳物砂投入位置に位置する重合鋳枠に計量ホッパーから鋳物砂を投入した状態を示す図。
【図6】スクイズヘッドが重合鋳枠と対向する動きに連動して重合鋳枠上端より盛り上った鋳物砂を掻き砂ホッパーに掻き入れた状態を示す図。
【図7】スクイズ状態を示す図。
【図8】離型状態を示す図。
【図9】1サイクル完了時の状態を示す図。
【図10】第2の実施形態を示す図。
【符号の説明】
1…スクイズテーブル、2…装置本体、3,42,65…シリンダ装置、6…キャリアプレート、5,30…ローラコンベア、8…模型、9…模型定盤、9a…盤面、10…下盛枠、10a…鋳枠当接面、17…下盛枠昇降装置、31…鋳枠、35…上盛枠、37…重合鋳枠、39…鋳枠重合装置、40…計量ホッパー、41…シャトル、45…スクイズヘッド、46…掻き砂ホッパー、48…解砕器、49…重量計、56…シリンダ、57…ピストン、50…ベルトコンベア、58…鋳型、60…寸法測定装置、シリンダ装置61。
Claims (7)
- スクイズテーブルとスクイズヘッドを造型経路に沿って互いに対向して相対的に進退可能に設け、模型が取付けられた模型定盤を取り囲んで下盛枠を上下動可能に設け、鋳枠当接面が模型定盤の盤面よりせり出した上昇位置に前記下盛枠を位置した状態で肌砂を前記下盛枠内に投入し、鋳枠及び上盛枠を前記下盛枠上に重合して重合鋳枠を構成し、該重合鋳枠内に裏砂を供給し、鋳物砂の供給後に前記スクイズテーブルとスクイズヘッドとを互いに接近させて前記肌砂及び裏砂をスクイズして鋳型を造型することを特徴とする鋳型造型方法。
- スクイズテーブル上に設けられ模型が取付けられた模型定盤を取り囲んで下盛枠を上下動可能に設け、該下盛枠上に鋳枠及び上盛枠を重合して重合鋳枠を構成し、鋳物砂を蓄えた計量ホッパーを前記重合鋳枠と対向する位置に移動して鋳物砂を前記重合鋳枠内に投入し、鋳物砂の供給後にスクイズヘッドを前記重合鋳枠と対向する位置に移動し、前記スクイズテーブルと前記スクイズヘッドとを互いに接近させて前記鋳物砂をスクイズして鋳型を造型する方法において、前記スクイズヘッドが前記スクイズテーブルと対向するために水平方向に移動する動きに連動して前記重合鋳枠の上端より盛り上がった鋳物砂を掻き取って掻き砂ホッパーに蓄え、該掻き取った砂を鋳枠当接面が模型定盤の盤面よりせり出した上昇位置に位置した下盛枠内に掻き砂ホッパーから投入し、掻き取った砂を次の鋳型の造型に鋳物砂の一部として使用することを特徴とする鋳型造型方法。
- 前記掻き砂ホッパーに重量計を取り付けて前記掻き取った砂の重量を測定し、不足分を前記計量ホッパーに蓄えることを特徴とする請求項2に記載の鋳型造型方法。
- 前記掻き取った鋳物砂を前記掻き砂ホッパーから前記鋳枠当接面が模型定盤の盤面よりせり出した上昇位置に位置した下盛枠内に投入するときに、解砕器によって解し次の鋳型の造型に肌砂として使用することを特徴とする請求項2又は3に記載の鋳型造型方法。
- 前記スクイズテーブルの上面に着脱されるキャリアプレートに模型が取付けられた模型定盤を取り囲んで下盛枠を上下動可能に設け、鋳枠当接面が模型定盤の盤面よりせり出した上昇位置に前記下盛枠を上昇させた状態で前記キャリアプレートを前記掻き砂ホッパーの下方に移動し、前記掻き取った鋳物砂を次の鋳型造型の鋳物砂の一部として前記下盛枠内に投入し、その後に前記キャリアプレートを前記スクイズテーブル上に戻すことを特徴とする請求項3乃至4のいずれかに記載の鋳型造型方法。
- スクイズテーブル上に設けられ模型が取付けられた模型定盤を取り囲んで下盛枠を上下動可能に設け、鋳枠当接面が模型定盤の盤面よりせり出した上昇位置に前記下盛枠を位置した状態で、該下盛枠上に鋳枠及び上盛枠を重合して重合鋳枠を構成し、鋳物砂を蓄えた計量ホッパーを前記重合鋳枠と対向する位置に移動して該鋳物砂を前記重合鋳枠内に投入し、鋳物砂の供給後にスクイズヘッドを前記重合鋳枠と対向する位置に移動し、前記鋳枠の下面が前記模型定盤の盤面と一致するように前記スクイズテーブルを前記重合鋳枠に対して相対的に上昇させるとともに、前記スクイズテーブルと前記スクイズヘッドとを互いに接近させて前記鋳物砂をスクイズして鋳型を造型する方法において、前記造型された鋳型の前記鋳枠上端から前記背面側に突出した砂付き量を計測し、前記重合鋳枠に投入された鋳物砂を掻き取る前に、前記砂付き量に応じて設定した突出量だけ前記鋳枠当接面が模型定盤の盤面よりせり出した調整位置に固定することを特徴とする鋳型造型方法。
- 装置本体に設けられ駆動装置により造型経路に沿って互いに対向して相対的に進退移動されるスクイズテーブル及びスクイズヘッドと、模型が取付けられた模型定盤を取り囲んで上下動可能にスクイズテーブル上に設けられた下盛枠と、前記下盛枠を鋳枠当接面が前記模型定盤の盤面と一致する後退位置と前記盤面よりせり出した上昇位置との間で昇降させる下盛枠昇降装置と、前記上昇位置に位置する下盛枠上に鋳枠及び上盛枠を重合して重合鋳枠を構成する鋳枠重合装置と、鋳物砂を蓄えた計量ホッパーと前記スクイズヘッドとを前記重合鋳枠と対向する位置に交互に割出し位置決めする割出し装置と、前記計量ホッパーから前記重合鋳枠に投入された鋳物砂の前記重合鋳枠の上端より盛り上がった鋳物砂を掻き取る手段と、前記重合鋳枠と並んで前記装置本体に設けられ前記掻き取った鋳物砂を収容する掻き砂ホッパーとを設けたことを特徴とする鋳型造型装置。
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